JP2010020447A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動販売機の商品搬出装置において、下から2本目の商品を次期商品支持部材と商品通路板で一旦保持する際に生じる下から2本目の飲料商品の変形によって正常に動作しなくなることを防止する。
【解決手段】本発明の自動販売機1の商品収容棚3に取り付けられている商品搬出装置17は、次期商品保持部材20の先端部に商品保持補助板34を回転可能に取り付け、商品を保持する保持面に隙間を有することなく保持することで、下から2本目の商品を次期商品支持部材20と商品通路板18で一旦保持する際に保持商品の変形が生じても正常に販売することが可能となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、自動販売機に内蔵されて飲料商品を収容する商品収容棚内に取り付けられている商品搬出装置に関するものである。
従来の自動販売機用の商品収容棚内に取り付けられている商品搬出装置として、下記特許文献1に開示されているものが知られている。
缶商品や近年ではPETボトル商品などのさまざまな飲料商品を扱う自動販売機は、次のような構造となっているのが一般的である。
以下、図面を参照しながら特許文献1に記載の自動販売機の商品収容棚内に取り付けられている商品搬出装置について説明する。
図10は従来の自動販売機の商品搬出装置の要部断面図である。図において、自動販売機内には、投入口傾斜板などで構成される商品投入口部と、蛇行上に上下方向に伸びた商品通路100、可動側板および商品搬出装置101とで構成される商品収容棚が複数収納されている。
自動販売機で販売される飲料商品102は、この商品収容棚に一旦収容され、その後販売される構造となっており、収容から販売までの流れとしては、商品投入口部に水平状態で投入された飲料商品102は投入口傾斜板から水平状態を保持しながら商品通路100へ収容され、収容された商品は商品通路100の下端部に取り付けられた商品搬出装置の主商品支持部材107の上に水平状態で積み上げられていき販売待機状態となる。
その後、販売信号に応じて下から2本目の飲料商品102を次期商品支持部材103と商品通路板104で一旦保持し、その間に最下部商品を商品搬出装置101の主商品支持部材107の回動動作により払い出すことで購入者に飲料商品102を提供する構造となっている。
その際、下から2本目の飲料商品102には、上方に積み上げられた飲料商品の荷重がかかるため変形を生じる。
自動販売機で販売される飲料商品は、缶商品やPETボトル商品やびん商品といった容器種類の違い、中身飲料の容量の違いからさまざまな種類の飲料商品が販売されており、また、一方で原材料の削減を目的とした缶商品やPETボトル商品の容器の薄肉化が進んでいる。
そのため、自動販売機では前述したような多種多様な飲料商品が販売可能であることが望まれている。
前述のような多種多様な飲料商品、特に薄肉化の進んだ脆弱容器を商品収容棚で正常に販売するためには、販売信号に応じて下から2本目の飲料商品を、次期商品支持部材103と商品通路板104で一旦保持する際に生じる下から2本目の飲料商品102の変形によっても、異常を発生することなく正常に販売することのできる商品搬出装置が必要とされている。
図10に示す従来の商品搬出装置101においては、商品搬出装置101のフレーム105に商品保持補助板106が取り付けられており、次期商品支持部材103が商品通路100の壁面側から中央側に向かって突出した時に、商品保持補助板106を次期商品支持部材103の商品保持面を覆うように配置させ、商品保持面の有する隙間を小さくする構造となっている。
特開2003−196726号公報
上記特許文献1に開示されている商品搬出装置101は、商品搬出装置101のフレーム105に商品保持補助板106が取り付けられており、次期商品支持部材103が商品通路100の壁面側から中央側に向かって突出した時に、商品保持補助板106を次期商品支持部材103の商品保持面を覆うように配置させ、商品保持面の有する隙間を小さくする構造となっている。
しかしながら、上記従来の構造の商品搬出装置101では、商品保持補助板106が販売時に次期商品支持部材103が商品通路100の壁面側から中央側に向かって突出する動作を妨げないような大きさにする必要があるため、次期商品支持部材103の先端にある商品保持面を完全に覆うことができない。
また、次期商品支持部材103の商品保持面は、商品搬出装置101に収納される際に、他の部品との干渉をさけるため、本体部と爪部によって構成されている。
そのため、次期商品支持部材103の先端に形成される商品保持面は均一な面で形成することができず、次期商品支持部材103の本体部と爪によって構成されるため、商品保持面に空間を有することが避けられない構造となっている。
以上のことから、前記従来の自動販売機の商品搬出装置101では、次期商品支持部材103の最大突出時に商品保持面の有する隙間を完全に埋めることができずに、次期商品支持部材103の先端部と商品保持補助板間106に隙間が残ってしまう。
そのため、販売信号に応じて下から2本目の飲料商品を、次期商品支持部材103と商品通路板104で一旦保持する際に生じる下から2本目の飲料商品102の変形によって、飲料商品が次期商品支持部材103の本体部と爪部によって形成される商品保持面に存在する隙間に入り込み、次期商品支持部材103が動作不能になるといった販売異常が発生する可能性がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、販売信号に応じて下から2本目の飲料商品を、次期商品支持部材103と商品通路板104で一旦保持する際に生じる下から2本目の飲料商品の変形が発生しても、正常に販売を行うことのできる自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の商品搬出装置は、自動販売機の商品収容棚の商品通路に取り付けられ、商品通路の壁面側から中央側に向かって突出・後退して最下流側に位置する商品を保持する主商品支持部材と、前記主商品支持部材の上流側に位置して、揺動軸を中心として揺動し、商品通路中央側へ突出・後退することによって下流側から二番目の商品を保持する次期商品支持部材を備えた商品搬出装置において、次期商品支持部材に商品保持補助板を取り付けたものである。
これによって、次期商品支持部材の商品保持面を隙間なく構成することができ、販売信号に応じて下から2本目の飲料商品を、次期商品支持部材と商品通路板で一旦保持する際に生じる下から2本目の飲料商品の変形を防止することができる。
本発明の自動販売機の商品搬出装置は、次期商品支持部材に商品保持補助板を取り付けたことにより、商品保持面を隙間のない面によって構成することで、販売信号に応じて下から2本目の飲料商品を、次期商品支持部材と商品通路板で一旦保持する際に生じる下から2本目の飲料商品の変形を防止できるので、多種多様な飲料商品を正常に販売を行うことのできる自動販売機の商品搬出装置が提供できる。
請求項1に記載の発明は、自動販売機の商品収容棚の商品通路に取り付けられ、商品通路の壁面側から中央側に向かって突出・後退して最下流側に位置する商品を保持する主商品支持部材と、前記主商品支持部材の上流側に位置して、揺動軸を中心として揺動し、商品通路中央側へ突出・後退することによって下流側から二番目の商品を保持する次期商品支持部材を備えた商品搬出装置において、次期商品支持部材に商品保持補助板を設けたものであり、商品保持面の隙間を減らすことができ、販売信号に応じて下から2本目の飲料商品を、次期商品支持部材と商品通路板で一旦保持する際に生じる下から2本目の飲料商品の変形を防止でき、多種多様な飲料商品を正常に販売を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、次期商品支持部材の先端部に商品保持補助板を回動自在に取り付けたものであり、簡素な構造で商品保持面の隙間を減らすことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、次期商品支持部材の先端部に商品保持補助板回転ピンを取り付け、商品保持補助板回転ピンを軸に回転自在に商品保持補助板を設けたものであり、簡素な構造で商品保持補助板の回動を支持しながら、商品保持面の隙間を減らすことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、商品保持補助板の回転域において次期商品支持部材に干渉させることで回転規制を設けたものであり、簡素な構造で商品保持補助板の回動を規制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、商品保持補助板を次期商品支持部材の後退動作時の回転方向に付勢させる付勢手段を備えたものであり、次期商品支持部材を商品通路中央側へ突出・後退する際の動作に連動して、確実に商品保持補助板を動作させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、付勢手段が次期商品支持部材の商品通路側に突出しない構造としたものであり、商品搬出時に商品通路を阻害することがなく、確実に多種多様な飲料商品を正常に販売を行うことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、次期商品支持部材が販売待機状態で商品搬出装置のフレーム内に存在する時に、商品保持補助板が前記フレームの表面に沿うように収納するものであり、商品搬出時に商品保持補助板が商品通路を阻害することがなく、確実に多種多様な飲料商品を正常に販売を行うことができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、フレームに段差部を設け、前記段差部に商品保持補助板を収納するものであり、商品保持補助板の収納性を向上しながら、商品搬出時に商品保持補助板が商品通路を阻害することがなく、確実に多種多様な飲料商品を正常に販売を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1にかかる自動販売機の商品搬出装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、特に断りのない限り上下方向、幅方向、奥行き方向等の位置関係については、自動販売機やこれに組み込まれる商品収納棚の通常の設置状態を基準として説明する。
図1は本発明の実施の形態1における自動販売機を示す斜視図である。自動販売機1は、図1に示すように断熱性を有する箱状の本体部2の内部に複数の商品収納棚3や、図示しない商品搬出装置、制御装置等を内蔵した構成とされている。
図2は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収容棚の斜視図である。商品収容棚3は、図2に示すように、対向して配置され商品収容棚3を構成する各部品を取り付けるための複数の穴を設けた側壁4と、商品収容棚3の前面に上下方向に複数配置された投入口傾斜板5と、上下方向に連続して配置された商品通路6を形成するセグメント7と、搬出口部8によって構成されている。
図3は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収容棚の側面図である。
図3に示すように、商品収容棚3は飲料商品9が収容される複数の商品通路6によって構成されている。
商品投入口部11は飲料商品9が自重で転がるまたは滑ることのできる程度の傾斜を有し、側壁4に設けた異形溝12内を動作可能に係合された投入口傾斜板5と、投入口傾斜板5上を幅方向に移動可能に係合された投入口幅規制部材13と、投入口傾斜板5と商品通路6の境界部に設けた投入口規制部材14によって構成される。
図3に示す商品通路6は、上下方向に複数蛇行するように配置された円弧状のセグメント7と、飲料商品9が商品通路6内を落下する際の落下速度の抑制と姿勢制御の機能を有したフラッパ15、収容される飲料商品9の全長にあわせて商品通路幅を変えるために、投入口幅規制部材13を設定するのと連動するように投入口幅規制部材13に係合された可動側板16、商品通路6の最下部には商品搬出装置17と商品搬出装置17に対向するように配置された通路規制板18で構成された搬出口部8によって構成されている。
ここで、飲料商品9が商品収容棚3に収容され販売されるまでの一連の流れについて説明する。
図3に示すように、投入口傾斜板5の上端部から水平状態で投入された飲料商品9は、水平状態を保ちながら投入口傾斜板5上を転動し投入口傾斜板5の下端部に至る。投入口傾斜板5の下端部から投げ出された飲料商品9は、進行方向を変え商品通路6内を落下し始める。
投入口傾斜板5から商品通路6への移行の際に進行方向が大きく変わり飲料商品9は姿勢を崩しやすいため、投入口傾斜板5の下端部上方に投入口規制部材14が設けられている。
この投入口規制部材14を介することで、投入口傾斜板5から商品通路6への移行の際に、飲料商品9は水平状態を保つことができる。
商品通路6は前述したように、上下方向に複数蛇行するように配置された円弧状のセグメント7とフラッパ15によって構成されており、飲料商品9はセグメント7とフラッパ15によって落下速度を抑制すると同時に、姿勢制御されながら商品通路6内を蛇行上に水平状態を保ちながら落下していく。
次に、飲料商品9は商品通路6を経て商品通路6の下部に設けられた搬出口部8に移行する。
前述したように、搬出口8は商品搬出装置17と商品搬出装置17に対向するように配置された通路規制板18で構成されており、飲料商品9は商品搬出装置17のストッパーによって落下の終点を迎える。
この一連流れで飲料商品9は商品収容棚3内に次々に収容されていき、商品搬出装置17に積みあがった状態で販売待機状態となる。
その後、販売信号に応じて商品搬出装置17は最下部の商品のみを下方に払い出すことで指定商品を消費者へと提供する。
図4は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の正面図である。
図4に示すように、商品搬出装置17の枠上のフレーム18には、開口部19が設けられており、この開口部19に次期商品支持部材20および主商品支持部材21が、フレーム18および支持棒22a、支持棒22bによって軸支されたピン23c、ピン23dによって回転自在に設けられている。
ここで、主商品支持部材21は、商品通路内の最も下流にある商品を保持し、次期商品支持部材20は商品通路内の下から2番目の商品を保持する機能を有している。
なお、主商品支持部材21には後退阻止部材24が配備されている。また、本実施の形態1の商品搬出装置17は、他にソレノイド25、連動部材26を持つ。
フレーム17aの開口部19には板状部27が設けられており、開口部19の下部の一部を閉鎖している。板状部27が設けられた位置は、フレーム17aの中心から向かって右側であり、商品搬出装置17を背中合わせに重ねた時に、相手側の商品搬出装置17に設けられた連動部材26に、動作を妨げる荷重がかかることのないように保護する位置に定められている。また、フレーム17aの正面側の開口部19の上部には、商品を後述する通路規制板側に寄せるための突起28が設けられている。
図5は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の主商品支持部材の説明図である。
図5に示すように、主商品支持部材21は略長方形の板状部材で、樹脂製の接合部材29が一体化されたものである。
主商品支持部材21の一辺側には、主商品支持部材21を回転自在に軸支するためのピン23dを挿通するための軸孔30aが設けられ、図5に示す樹脂製の接合部材29を係合するための切り欠き部21aおよび略L字型のL曲げ部21bがある。
一方、接合部材29は、板状部29aに軸孔30bが設けられており、さらに板状29aの平面に対して垂直な面にガイド溝31が設けられたものである。
このガイド溝31は、図5に示すように長穴状になっており、後退阻止部材24の一端に挿通されているピン23eをガイドするものである。
主商品支持部材21と接合部材29は、上記した主商品支持部材21の略L字型の曲げ部21bで嵌め合いによって一体化されており、主商品支持部材21の軸孔30aと接合部材の軸孔30bは、ピン23dによって挿通、回転自在に軸支されている。
図6は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の後退阻止部材の説明図である。
図6に示すように、後退阻止部材24は平面部24aと両端がL状曲げされて、L曲げ部の上下端にピンを挿通するための軸孔を設けた帯状部24bと、平面部24aに設けられた切り起こし部24cと、平面部24aに設けられた切り起こし部24cの挿通穴に回転可能に取り付けられ、支持棒22aおよび支持棒22bに設けた異形溝内22cをガイドされながら移動するピン23fを挿通するための軸孔32aを有するロック部材32によって構成される。
また、上述したようにロック部材32に挿通されたピン23fは、支持棒22aおよび支持棒22bに設けた異形溝内22cを移動可能に取り付けられており、同時に後述する連動部材26の下端部に係合され連動部材26に連動して動作する構造となっている。
連動部材26は板状の部材であり、フレーム17aに設けられたソレノイド25にプランジャー33を介して係合されており、フレーム17aに対して上下方向に往復動する。
また、連動部材26の中間部には次期商品支持部材20の突出を制御するピン23gが挿通軸支されており、ピン23gは支持棒22bに設けられた長穴およびフレーム17a内に設けられた長穴を往復動する。
図7は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の次期商品支持部材の説明図である。
図7に示すように、次期商品支持部材20は、高剛性のエンジニアリングプラスチックや金属のダイガストで成形されたものであり、本体部20aと複数の板状突起部20bと商品保持面20cとなる先端部および先端部に形成される爪部20dを持つ。
連動部材26の中間部に挿通軸支されたピン23gが連動部材26と伴って往復動する際に、ピン23gと板状突起部20bが当接することにより、次期商品支持部材20が回転、押し出される。
すなわち、次期商品支持部材20の板状突起部20bの形状によって、ピン23gが連動部材26と伴に往復動する際の次期商品支持部材20の商品通路側への突出量を決定することができる。
また、次期商品支持部材20の先端部には、次期商品支持部材20の長手方向に商品保持補助板回転ピン23hが挿通可能な軸孔が設けられており、商品保持補助板34が回転可能に商品保持補助板回転ピン23hによって次期商品支持部材20の先端部に回動自在に取り付けられている。
商品保持補助板34は、図7に示すように、板状の部品で一端に商品保持補助板回転ピン23hが挿通可能な略円弧状部35が構成されており、前述したように商品保持補助板回転ピン23hによって次期商品支持部材20の先端部を軸とし、次期商品支持部材20の先端に設けた切り欠き部20e内に回転可能に取り付けられており、さらに、次期商品支持部材20の先端に設けた切り欠き部20e内で商品保持補助板回転ピン23hに挿通されたねじりコイルバネ36によって商品保持面20cに沿う方向、すなわち、次期商品支持部材20の後退動作時の回転方向に付勢されている。
ここで、ねじりコイルバネ36のアームの一端は、商品保持補助板34の裏面に取り付けられ、他端側は次期商品支持部材20の表面側、すなわち、商品通路側に取り付けられているが、次期商品支持部材20のねじりコイルバネ36のアームの取り付け部に凹部20fを設けて、表面側にねじりコイルバネ36のアームが突出しない構造となっている。
図8は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の動作説明図である。
販売信号によって商品搬出装置に通電が行われると、商品搬出装置に取り付けられたソレノイドがプランジャーを上方に引き上げる吸引動作を始める。
この時、プランジャーに係合された連動部材26も同時に上方に引き上げられ、また、連動部材26によってピン23fおよびピン23gが上方に引き上げられる。
連動部材の中間部に挿通軸支されたピン23gが上方に引き上げられると、前述したように次期商品支持部材20に設けられた板状突起部20bにピン23gが当接することにより、次期商品支持部材20が回転、押し出される。
この動作によって、主商品支持部材21上に積み上げられた下から2本目の飲料商品が、次期商品支持部材20の先端部に設けられた商品保持面20cと商品搬出装置17に対向して配置された通路規制板18によって一旦保持される。
その際、本発明の商品搬出装置17の次期商品支持部材20の先端部には、前述したように商品保持面20cに沿うように商品保持補助板34が取り付けられているため、販売時に下から2本目の商品を保持する商品保持面に、隙間を有することなく飲料商品を保持できる構造となっている。
一方、連動部材26によってロック部材32に挿通されたピン23fが上方に引き上げられると、ピン23fは支持棒22aおよび支持棒22bに設けた異形溝内22cを上方に移動することで、後退阻止部材24によるロックが解除される。
これによって、後退阻止部材24の帯状部24bの上端側の軸孔に挿通されたピン23jが、接合部材29の板状部29aの平面に対して垂直な面に設けられたガイド溝29b内を商品通路と逆方向に移動する。
この動作に伴い、後退阻止部材24の帯状部24bの上端側の軸孔に挿通されたピン23jによって回転不能に固定されていた主商品支持部材21と接合部材29が、主商品支持部材21と接合部材29に設けられた軸孔に挿通されたピン23dを軸に図8で時計回りに回転可能な状態になる。
そして、主商品支持部材21上に積み上げられた最下部の飲料商品の自重によって、主商品支持部材21が図8で時計回りに回転し、主商品支持部材上21に積み上げられた最下部の飲料商品のみを下方に払い出し、商品収容棚の下方に設けられた搬出傾斜板を経て、飲料商品が購入者のもとに飲料商品がわたる構造となっている。
この時、販売信号は継続して出ており、次期商品支持部材20は下から2本目の飲料商品を保持する動作を継続している。
主商品支持部材21上に積み上げられた最下部の飲料商品のみを下方に払い出しが終わると、主商品支持部材21にかかる負荷がなくなることで、主商品支持部材21は商品支持部材21と接合部材29に設けられた軸孔に挿通されたピン23dに挿通軸支され、主商品支持部材21を図8で反時計回りに付勢しているねじりコイルバネによって、待機状態つまり販売前の状態に復帰することになる。
その後、販売信号による商品搬出装置17への通電が終了し、商品搬出装置17に取り付けられたソレノイド25の吸引動作が終了し、プランジャー33が待機状態に戻り、プランジャー33に係合された連動部材26および、連動部材26に係合されているピン23fおよびピン23gも待機状態へと戻る。
これによって、次期商品支持部材20に設けられた板状突起部20bにピン23gが当接することにより、回転、押し出されていた次期商品支持部材20が、次期商品支持部材20を商品搬出装置17に収納される側、図8において反時計回りに、次期商品支持部材20の軸孔20aに挿通固定され、次期商品支持部材20を付勢したねじりコイルバネによって次期商品支持部材20が商品搬出装置17内に収納され、飲料商品の保持が終了することで、下から2本目の商品が主商品支持部材21上に落下し販売待機商品となる。
この時、主商品支持部材21はロック部材32に挿通されたピン23fが待機状態に戻り、回転不能に固定されていることで、飲料商品が主商品支持部材21上に落下しても主商品支持部材21が回転することなく飲料商品を主商品支持部材21上に積み上げることが可能となっており、販売待機状態となる。
この一連の動作を繰り返すことで、自動販売機の商品収容棚に保管されている飲料商品は、購入者へ販売されることになる。
図9は、本発明の実施の形態1における自動販売機の商品保持補助板の動作詳細説明図である。
図9に示すように、商品保持補助板34は回転可能に商品保持補助板回転ピン23hによって次期商品支持部材20の先端部に取り付けられており、販売待機状態において、商品保持補助板34は次期商品支持部材20とほぼ平行に、商品搬出装置17の商品通路側のフレーム17a上に収納されている。
また、商品保持補助板34が収納される商品搬出装置17のフレーム17aには、段差部17bが設けられており商品保持補助板34が収納される状態において、商品保持補助板34が商品通路側に突出しないようになっている。
次に、前述したように販売信号によって販売動作が開始されると、連動部材26の中間部に挿通軸支されたピン23gが上方に引き上げられ、次期商品支持部材20に設けられた板状突起部20bにピン23gが当接することにより、次期商品支持部材20が回転、押し出される。
その時、商品保持補助板34は回転可能に商品保持補助板回転ピン23hによって次期商品支持部材20の先端部に取り付けられており、商品保持補助板34の自重または商品保持補助板34の自重と次期商品保持板20の先端に設けた切り欠き部20e内で商品保持補助板回転ピン23hに挿通され、商品保持面20cに沿う方向、すなわち、次期商品支持部材20の後退動作時の回転方向に付勢しているねじりコイルバネ36によって、商品保持補助板34が次期商品支持部材20の先端部の商品保持面20cに沿う方向に回転し、その後、商品保持補助板34の商品搬出装置17のフレーム18側の端面が、商品搬出装置17のフレーム17aから離れた後、商品保持補助板34が次期商品支持部材20の先端部の商品保持面20cに沿う状態となる。
上記状態にて、前述したように主商品支持部材21に積み上げられた飲料商品の下から2番目の飲料商品を保持することによって、次期商品支持部材20の商品保持面に隙間を有することなく飲料商品を保持できる構造となっている。
その後、販売信号が終了し、前述したように次期商品支持部材20に設けられた板状突起部20bにピン23gが当接することにより、回転、押し出されていた次期商品支持部材20が販売待機状態に戻り、図8で反時計回りに回転をはじめ、待機状態へと復帰する。
その過程において、次期商品支持部材20の先端部に取り付けられた、商品保持補助板34の商品搬出装置17のフレーム17a側の端面が、商品搬出装置17のフレーム17aに当接する。
その後、次期商品支持部材20は商品搬出装置17へ収納される方向への、図9で反時計回りの回転が継続され、商品保持補助板34の商品搬出装置17のフレーム17a側の端面は、商品搬出装置17のフレーム17a上を商品搬出装置17の上方向に移動し、次期商品支持部材20と商品保持補助板34が販売待機状態に復帰する。
ここで、回転可能に商品保持補助板回転ピン23hによって次期商品支持部材20の先端部に取り付けられた商品保持補助板34は、商品保持補助板34の回転軸側の端面と、次期商品支持部材20の先端部に構成された商品保持面20cが、商品保持補助板34の回転域において当接することで、回転領域の規制がなされている。さらに、商品保持補助板34は次期商品支持部材20とほぼ平行に、つまり、商品搬出装置17の商品通路側のフレーム17a上に設けられた段差部17bに収納されている状態が回転の限度となるように形状が決定されている。
これにより、簡素な構造で商品保持補助板34の回動を規制することができるとともに、商品保持補助板34の収納性を向上しながら、商品搬出時に商品保持補助板34が商品通路を阻害することがなく、確実に多種多様な飲料商品を正常に販売を行うことができる。
以上のように、本発明の自動販売機の商品搬出装置は、商品保持補助板を次期商品保持部材の先端部に回転可能に取り付け、販売時に下から2本目の商品を保持する保持面に隙間を有することなく保持することで、次期商品支持部材と商品通路板で一旦保持する際に生じる下から2本目の飲料商品の変形によっても、正常に販売を行うことのできるので、商品搬出装置を備えたあらゆる自動販売機に適用することができる。
本発明の実施の形態1における自動販売機を示す斜視図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収容棚の斜視図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品収容棚の側面図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の正面図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の主商品支持部材の説明図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の後退阻止部材の説明図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の次期商品支持部材の説明図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の販売動作説明図 本発明の実施の形態1における自動販売機の商品搬出装置の商品保持補助板の動作説明図 従来の自動販売機の商品搬出装置の要部断面図
符号の説明
1 自動販売機
3 商品収納棚
6 商品通路
17 商品搬出装置
17a フレーム
17b 段差部
20 次期商品支持部材
21 主商品支持部材
23h 商品保持補助板回転ピン
34 商品保持補助板
36 コイルバネ(付勢手段)

Claims (8)

  1. 自動販売機の商品収容棚の商品通路に取り付けられ、商品通路の壁面側から中央側に向かって突出・後退して最下流側に位置する商品を保持する主商品支持部材と、前記主商品支持部材の上流側に位置して、揺動軸を中心として揺動し、商品通路中央側へ突出・後退することによって下流側から二番目の商品を保持する次期商品支持部材を備えた商品搬出装置において、次期商品支持部材に商品保持補助板を取り付けたことを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
  2. 次期商品支持部材の先端部に商品保持補助板を回動自在に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  3. 次期商品支持部材の先端部に商品保持補助板回転ピンを取り付け、商品保持補助板回転ピンを軸に回転自在に商品保持補助板を設けたことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  4. 商品保持補助板の回転域において次期商品支持部材に干渉させることで回転規制を設けたことを特徴とする請求項2または3に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  5. 商品保持補助板を次期商品支持部材の後退動作時の回転方向に付勢させる付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  6. 付勢手段が次期商品支持部材の商品通路側に突出しない構造としたことを特徴とする請求項5に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  7. 次期商品支持部材が販売待機状態で商品搬出装置のフレーム内に存在する時に、商品保持補助板が前記フレームの表面に沿うように収納することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  8. フレームに段差部を設け、前記段差部に商品保持補助板を収納することを特徴とする請求項7に記載の自動販売機の商品搬出装置。
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