JP2008225910A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一種類の商品搬出機構により大きさの異なる商品を確実に搬出することが可能な自動販売機の商品収納装置を提供する。
【解決手段】傾斜して配設された商品収納ラックの商品収納通路に出没可能な第1のゲート手段30および第2のゲート手段40を有し、商品搬出時に第1のゲート手段30が進出位置から退避位置に移動して最前列の商品を搬出する一方、第2のゲート手段40が退避位置から進出位置に移動して次販商品を保持する商品搬出機構23とを備えた自動販売機の商品収納装置であって、前記第2のゲート手段40の設置位置を第1のゲート手段30から販売商品の整列方向の寸法Hに対し、1/2Hより大きくHより小さい範囲に定め、第2のゲート手段40が退避位置から進出位置に移動する際、最前列の商品の後方位置に当接して付勢力を蓄え、最前列の商品の搬出に伴い最前列の商品と次販商品の間に割り込んで次販商品を保持する。
【選択図】図4

Description

この発明は、多数の商品を一列に整列して収納する商品収納通路を形成するとともにその一端に商品搬出口を有し、この商品搬出口が低くなるように傾斜して配設された商品収納ラックと、前記商品収納ラックの商品収納通路に進出して商品搬出口を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して商品搬出口を開放する退避位置に出没可能な第1のゲート手段、前記商品収納ラックの商品収納通路に進出して当該商品収納通路を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して当該商品収納通路を開放する退避位置に出没可能な第2のゲート手段を有し、商品払出時に第1のゲート手段が進出位置から退避位置に移動して最前端の商品を搬出する一方、第2のゲート手段が退避位置から進出位置に移動して次販商品を保持する商品搬出機構とを備えた自動販売機の商品収納装置に関する。
この種の自動販売機は、自動販売機の左右幅方向に複数の商品コラムを備えた商品収納ラックが上下方向に複数段配設されている。商品収納ラックはその一端の商品搬出口が低くなるように所定の勾配をもって傾斜して配設されている(スラント式またはスラントシェルフ式と呼ばれている)。商品収納ラックには底板部(または底面に設置した平板状の載置板)に販売する商品の大きさに応じた所定の間隔をもって隔壁が並設されている。前記隔壁の間に商品コラムの商品収納通路が画成されるとともに、その商品収納通路の一方の端部に商品搬出口が形成されている。前記商品収納通路の商品搬出口には最前列の商品を保持する商品搬出機構が配設されている。この商品搬出機構によって最前列の商品を保持することにより商品収納通路には前後方向に複数の商品が収納される。
前記商品搬出機構は商品収納通路に出没する第1のゲート手段と第2のゲート手段を備え、販売待機時に第1のゲート手段が商品収納通路に進出して最前列の商品を保持し、第2のゲート手段が商品収納通路から退避している。前記商品搬出機構は商品販売時に第1のゲート手段を商品収納通路から退避させて最前列の商品を搬出する一方、第2のゲート手段を商品収納通路に進出させて次販商品を保持することにより次販商品が最前列の商品とともに搬出されるのを防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−255143号公報
前記商品収納ラックに搭載された商品搬出機構は第1のゲート手段と第2のゲート手段を商品収納通路に交互に出没させ、商品販売時には第1のゲート手段を商品収納通路から退避させて最前列の商品を搬出し、第2のゲート手段を商品収納通路に進出させて次販商品を保持して次販商品が最前列の商品とともに搬出されないようにしなければならない。このため、第2のゲート手段の設置位置は第1のゲート手段により保持された最前列の商品と次販商品との間に進出するように定められている。ところで、この種の自動販売機においては缶入り飲料、壜入り飲料、ペットボトル入り飲料などの複数種類の商品を販売可能とすることが望まれており、然も商品の大きさ(径)が一様ではなく異なる大きさの商品を販売可能とすることが望まれている。一方、前記商品搬出機構は第2のゲート手段の設置位置が固定されていることから、一つの商品搬出機構により販売可能な商品は限られてしまう。このため、多種多様で様々な大きさの商品の販売を可能とするには、第2のゲート手段の設置位置が異なる多種の商品搬出機構を用意し、販売する商品に応じた商品搬出機構を選択して使用するようにされている。しかしながら、この場合には販売する商品に応じた多種の商品搬出機構を用意せねばならないという問題を有する。そこで、多種の商品搬出機構を用意する代わりに、第2のゲート手段の設置位置を可変に調整可能とすることが考えられる。しかしながら、この場合には販売する商品の大きさが異なるごとに第2のゲート手段の位置を調整する設定作業が必要となる。このため、上下左右に複数の商品コラムを備えた自動販売機ではその設定作業が煩雑であるとともに、設定ミスにより販売不能となるおそれや複数本の商品が同時に搬出されてしまうおそれがある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、第2のゲート手段における設置位置の設定作業を不要とし、一種類の商品搬出機構により大きさの異なる商品を確実に搬出することが可能な自動販売機の商品収納装置を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、多数の商品を一列に整列して収納する商品収納通路を形成するとともにその一端に商品搬出口を有し、この商品搬出口が低くなるように傾斜して配設された商品収納ラックと、前記商品収納ラックの商品収納通路に進出して商品搬出口を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して商品搬出口を開放する退避位置に出没可能な第1のゲート手段、前記商品収納ラックの商品収納通路に進出して当該商品収納通路を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して当該商品収納通路を開放する退避位置に出没可能で、かつ、常時進出方向に付勢された第2のゲート手段を有し、商品搬出時に第1のゲート手段が進出位置から退避位置に移動して最前列の商品を搬出する一方、第2のゲート手段が退避位置から進出位置に移動して次販商品を保持する商品搬出機構とを備えた自動販売機の商品収納装置において、前記商品搬出機構における第2のゲート手段の設置位置を第1のゲート手段から販売商品の整列方向の寸法Hに対し、1/2Hより大きくHより小さい範囲に定めたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1の自動販売機において、第1のゲート手段および第2のゲート手段が単一の駆動源に伝動連結されていることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は請求項1または請求項2の自動販売機において、商品搬出機構は、第1ゲート板および軸方向に1条の軌条を有する第1カム部材からなる第1のゲート手段と、第2ゲート板、軸方向に1条の軌条を有する第2カム部材および第2ゲート板と第2カム部材とを連結し、第2ゲート板に常時進出方向の付勢力を付与するコイルばねからなる第2のゲート手段と、駆動源に伝動連結され、かつ、前記第1カム部材および第2カム部材のそれぞれの軌条と係合するカムガイドを有するスライダとからなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る自動販売機によれば、多数の商品を一列に整列して収納する商品収納通路を形成するとともにその一端に商品搬出口を有し、この商品搬出口が低くなるように傾斜して配設された商品収納ラックと、前記商品収納ラックの商品収納通路に進出して商品搬出口を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して商品搬出口を開放する退避位置に出没可能な第1のゲート手段、前記商品収納ラックの商品収納通路に進出して当該商品収納通路を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して当該商品収納通路を開放する退避位置に出没可能で、かつ、常時進出方向に付勢された第2のゲート手段を有し、商品搬出時に第1のゲート手段が進出位置から退避位置に移動して最前列の商品を搬出する一方、第2のゲート手段が退避位置から進出位置に移動して次販商品を保持する商品搬出機構とを備えた自動販売機の商品収納装置において、前記商品搬出機構における第2のゲート手段の設置位置を第1のゲート手段から販売商品の整列方向の寸法Hに対し、1/2Hより大きくHより小さい範囲に定めたことにより、第2のゲート手段は退避位置から進出位置に移動する際、最前列の商品の後方位置に衝突して一旦停止するとともに付勢力を蓄え、第1のゲート手段が進出位置から退避位置に移動して最前列の商品の搬出が開始されると第2のゲート手段は蓄えられた付勢力により最前列の商品を商品搬出口に向けて押し出すとともに、最前列の商品と次販商品の間に割り込んで次販商品を保持する。このように第2のゲート手段が退避位置から商品収納通路に進出する際に最前列の商品に当接させることにより大きさの異なる商品を一種類の商品搬出機構により販売することが可能となる。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機によれば、第1のゲート手段および第2のゲート手段が単一の駆動源に伝動連結されていることによって、駆動源の数を減らすことができコスト低減が可能となる。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機によれば、第1ゲート板および軸方向に1条の軌条を有する第1カム部材からなる第1のゲート手段と、第2ゲート板、軸方向に1条の軌条を有する第2カム部材および第2ゲート板と第2カム部材とを連結し、第2ゲート板に常時進出方向の付勢力を付与するコイルばねからなる第2のゲート手段と、駆動源に伝動連結され、かつ、前記第1カム部材および第2カム部材のそれぞれの軌条と係合するカムガイドを有するスライダとにより商品搬出機構を構成することにより、第1カム部材と第2カム部材を軸線方向に縦列させることができるので、商品搬出機構を薄型化することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に示す実施例に基づいて説明する。まず、本発明の実施の形態である商品収納装置を適用した自動販売機の全体構成を図1、図2により説明する。図1は本発明が対象とする缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などを販売する自動販売機の正面図、図2は図1の横断面図である。
図に示す実施の形態の自動販売機は硬貨若しくは紙幣などの貨幣を投入し、その投入金額が商品の販売価格と一致するなどの条件を満たした場合に商品の販売を可能とし、商品選択ボタンが操作されることにより缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などの商品の販売を行うものであり、断熱筐体として形成された本体キャビネット1(図2参照)を有している。図1では、前記本体キャビネット1は外扉2の背後に位置していることから外扉2に隠れて見えない。前記本体キャビネット1は前面が開口した箱形に形成され、断熱筐体に囲まれた庫内に商品を収納している。
前記本体キャビネット1の前面開口を覆う外扉2は、前記本体キャビネット1の左端側にヒンジ結合された片開き式の扉として形成されている。前記外扉2はこの実施例では前方から見て左側に内部を透視可能な大きなガラス窓3を有し、右端側に接客操作部とを有する。前記接客操作部は、硬貨を投入するための硬貨投入口4、紙幣を挿入するための紙幣挿入口5、硬貨投入口4に投入された硬貨,紙幣挿入口5に挿入された紙幣若しくは釣銭返却のために操作される返却レバー6、貨幣の投入金額,当該自動販売機が商品を販売可能な状態であることを表す販売中,釣銭切れ若しくは操作内容を表示する表示器7、購入する商品を選択する商品選択ボタン8、前記返却レバー6が操作された際に返却される硬貨が送出される硬貨返却口9、販売した商品が送出される商品取出口10などを備えている。なお、扉ロック装置を構成する手動操作ハンドルや冷凍機コンデンシングユニットの吸気口などは図示を省略している。
上記本体キャビネット1の庫内には上下方向に沿って複数段の商品収納ラック20が設けられ、各段には商品コラム201が左右幅方向に複数列設けられている。各商品収納ラック20は図2に示すように、前方側が低くなるように所定の勾配をもって傾斜して設置されおり、ガラス窓3側の庫内前方域に所定の空間を有している。前記商品収納ラック20の前端は商品搬出口として形成され、当該商品搬出口に隣接して商品搬出機構23が設けられている。前記商品収納ラック20と商品搬出機構23とにより商品収納装置が構成されている。この商品収納ラック20と商品搬出機構30については後述にて細部を説明する。
前記商品収納ラック20の前方域の空間には商品収納ラック20から搬出された商品を受容して商品取出口10に搬送するバケット24が設けられている。このバケット24は縦断面凹状に形成されるとともに、その凹状部を商品通路として形成され、当該商品通路の前端に左右一対のゲート241,241を備えている。この左右一対のゲート241,241は販売待機状態で商品通路を閉鎖するように閉じており、商品収納ラック20から搬出された商品をゲート241,241で受け止めて保留する。また、前記バケット24は既に良く知られているX−Y搬送機構のX軸搬送機構242に連結されている。前記X−Y搬送機構は、前記X軸搬送機構242と、このX軸搬送機構242の一端が連結されるY軸搬送機構243(図2参照)とからなる。前記X−Y搬送機構は商品選択ボタン8の操作による商品販売指令に基づいて指定された商品収納ラック20(商品コラム201)の前方域にバケット24を移動させて一旦停止し、当該バケット24に商品が受容されるとバケット24を商品取出口10の位置まで移動させる。そして、当該バケット24が備えるモータにより前記ゲート241,241を回動させて商品を送出した後、X−Y搬送機構は当該バケット24を所定の販売待機位置に移動させて一連の商品販売動作を終了するよう構成されている。
さて、前述した商品収納ラック20の細部を図3および図4に示している。図3および図4において、21は商品収納ラック20の底面を形成する平板状の商品棚であり、この商品棚は一枚の金属材料から形成されている。この商品棚21の左右両端にはレール211が形成され、このレール211を本体キャビネット1の庫内に敷設した棚枠(不図示)に架け渡し、これにより商品棚21は庫内に格納・引き出し自在に構成されている。前記商品棚21には左右幅方向に所定の間隔(販売する商品のそれぞれ大きさ:径:応じた間隔)を有する係合孔212が前後方向に複数条穿孔されている。22はプラスチックからなる隔壁であり、その下端面に前記係合孔212に対応した係合突起(不図示)が形成され、当該係合突起を前記係合孔212に係合させることにより商品棚21に立設されている。図における右端の隔壁22は商品棚21の右端に形成された係合孔212に係合突起を係合させて立設され、この右端の隔壁212の左側に隣接する隔壁22は販売する商品の大きさ(径)の間隔を隔てて形成された係合孔211に係合突起を係合させて立設されている。これと同様に図では示されていない左側の隔壁も販売する商品の大きさ(径)に応じて対応するそれぞれ係合孔に係合突起を係合させて立設される。商品棚21に立設された一対の隔壁212の間に商品収納通路(商品コラム201)が形成される。この商品収納通路の底面にはプラスチックからなり、前後方向に延在する複数の凹凸面を有する載置板213が敷設され、この載置板213の上に商品が起立状態で収納される。
図3および図4において、23で再び商品搬出機構を示し、この商品搬出機構23は各隔壁22の前側に連接して配設されている。前記商品搬出機構23は商品収納通路に出没して商品収納通路に収納された最前列の商品を保持する第1のゲート手段30と、商品収納通路に出没して最前列の商品と次販商品とを区切る第2のゲート手段40と、前記第1のゲート手段30および第2のゲート手段40を駆動するスライダ50を備えている。この商品搬出機構23の構成については後述する図5にて説明する。図3において、25は前記商品収納通路の前端に設けられた橋渡し部材である。この橋渡し部材25は図示のように起立した位置および商品に押されて前傾し、商品収納ラック20とバケット24との間に跨るように傾倒した位置との間を回動可能であり、常時起立状態を維持するように不図示のコイルばねによりばね付勢されて商品棚21に軸支されている。なお、この橋渡し部材25は後述する商品搬出機構におけるスライダ(往復運動を行う)により起立状態にロックされ、スライダの往動により前記ロックを解除され、スライダの復動により起立状態に復帰してロックされるように構成することもできる。
前記商品搬出機構23の構成について図5を参照して説明する。前記商品搬出機構23は図5の(a)に示すように、左右の本体枠231,231と、第1のゲート手段30と、第2のゲート手段40と、スライダ50とにより構成され、それぞれプラスチックにより形成されている。図において右側の本体枠231の前端には商品棚21(図3参照)に穿孔した係合穴212に係合する係合舌片232が設けられ、本体枠231の下端の後方側には係合片233が設けられている。なお、左側の本体枠231の下部に設けた係合片234は、左右の本体枠231,231を一体化する際に右側の本体枠231に設けた係合穴235に嵌め込まれるものである。また、右側の本体枠231に設けた係合部材236〜239は第1のゲート手段30、第2のゲート手段40、スライダ50を保持するものであり、これらの役割は後述する商品搬出機構23の組立ての説明において具体的に説明する。
前記第1のゲート手段30は板状の第1ゲート板31と、この第1ゲート板31と一体的に連結された棒状の第1カム部材32とからなり、この第1カム部材32の軸心の回りに第1ゲート板31が回動して商品収納通路に出没する。前記第1カム部材32の外周面には1条の軌条321が突設されている。前記軌条321の前後域は軸線に沿った直線部として形成されるとともに、前後域の直線部が軸線の回りに90度の角度を隔てて形成され、その前後域の直線部の間が螺旋状に形成された螺旋部により連結されている。
一方、前記第2のゲート手段40は板状の第2ゲート板41と、棒状の第2カム部材42およびコイルばね43とにより構成されている。第2ゲート板41は前後方向に延在する軸受部411を有し、軸受部411の軸心の回りに第2ゲート板41が回動商品収納通路に出没する。前記軸受部411には第2カム部材42が差し込まれる。前記軸受部411に第2カム部材42を差し込んで結合した状態の断面図を図5の(b)に示す。この(b)から分かるように前記軸受部411には差込穴412が形成され、当該差込穴412には180度の範囲でカム突起413が形成されている。また、前記第2カム部材42の外周面には第1カム部材32と同様に、90度の角度を隔てて形成された前後域の直線部とこれらの直線部を連結する螺旋部からなる1条の軌条421が突設されている。この軌条421のうち前方域における直線部の長さは第1カム部材32における軌条321の前方域における直線部の長さよりも短く、軌条421の後方域における直線部の長さは第1カム部材32における軌条321の後方域における直線部の長さよりも長く形成されている。さらに、第2カム部材42の前端には嵌合軸422が設けられている。この嵌合軸422が前記第2ゲート板41の軸受部411に形成された差込孔412に遊嵌される。ここで、前記第2カム部材42の嵌合軸422には、図5の(b)に示すように、前記差込穴412のカム突起413に対応して90度の範囲でカム突起423が形成されている。そして、第2のゲート手段40を構成するコイルばね43は前記第2カム部材42の嵌合軸422に貫挿され、その一端が第2ゲート板41の軸受部411に係止され、他端が第2カム部材42に係止されている。このコイルばね43が第の2ゲート手段40に付勢力を付与する付勢ばねとして構成されている。
図5において、50はスライダであり、このスライダ50はピストル形に形成され、銃身部分に相当する上端に第1のゲート手段30の第1カム部材32における軌条321を案内するカムガイド51と、第2のゲート手段40の第2カム部材42における軌条421を案内するカムガイド52とを有し、そして、その銃身部分に軸部材53が一体に形成されている。なお、54はスライダ50の復帰ばねである。
前述した商品搬出機構30は図6の(a)に示すように組立てられる。図6の(a)では商品搬出機構30の一方(左側)の本体枠231を取り外した状態を示している。
まず、第1のゲート手段30の第1カム部材32を本体枠231の前方から係合部材236の開口に貫挿し、前記第1カム部材32の後端を二股状の係合部材237の間に挿入して仮固定する。このとき、第1ゲート板31は横に寝た状態(商品収納通路に進出する状態)で本体枠231に組付けられる。
次に、第2のゲート手段40における第2カム部材42の嵌合軸422にコイルばね43を貫挿させた状態で、当該嵌合軸422を第2ゲート板41の軸受部411に形成した差込穴412(図5参照)に差し込む。このとき、第2カム部材42の嵌合軸422に形成したカム突起423が第2ゲート板41の軸受部411における差込穴412に形成したカム突起413(180度)よりずれた角度位置となるように当該嵌合軸422を差込穴412に差し込む。そして、前記コイルばね43のそれぞれの両端を第2カム部材42と軸受部411と第2カム部材42に係止して一体化する。このように第2カム部材42とコイルばね43と第2ゲート板41とを一体化して形成した第2のゲート手段40を、第1のゲート手段30が仮固定された本体枠231に組付ける。
このとき、第2のゲート手段40における第2ゲート板41の軸受部411の前方域が第1のゲート手段30における第1カム部材32の後端を覆うように組付けるとともに第2ゲート板41を起立した状態(商品収納通路から退避する状態)として本体枠231の切欠き240に挿入し、第2カム部材42の後端を本体枠231のU字状の係合部材238に嵌め込む。このように第2のゲート手段40を本体枠231に組付けると、第1のゲート手段30および第2のゲート手段40がそれぞれの係合部材236〜238によって保持される。また、本体枠231に第2のゲート手段40を組付けると、第1のゲート手段30の第1カム部材32と、第2のゲート手段40の第2カム部材42との軸線が同一軸線上に位置するようになる。
前記本体枠231に第1のゲート手段30および第2のゲート手段40を組みつけて第1ゲート板31を横に寝かせた状態(商品収納通路に進出する状態)とし、第2ゲート板41を起立した状態(商品収納通路から退避する状態)とすると、第1カム部材32に形成した軌条321の前方域の直線部および第2カム部材42に形成した軌条421の前方域の直線部が下方を向く状態に占位する。このように、第1カム部材32に形成した軌条321の前方域の直線部および第2カム部材42に形成した軌条421の前方域の直線部が下方を向く状態に占位させた状態においてスライダ50を組付ける。この場合、スライダ50のカムガイド51を第1カム部材32に形成した軌条321の前方域の直線部に係合させ、スライダ50のカムガイド52を第2カム部材42に形成した軌条421の前方域の直線部に係合させ、スライダ50の軸部材53U字状の係合部材239に挿入して組付ける。
前述したように、スライダ50のカムガイド52を第2カム部材42に形成した軌条421の前方域の直線部に係合させることにより、第2カム部材42の嵌合軸422に形成したカム突起423は、図5の(b)に示したように、待機位置に占位する。そして、コイルばね43により反時計方向に付勢された第2ゲート板41は、そのカム突起413が待機位置に占位したカム突起423に当接することにより起立した状態(商品収納通路から退避した状態)に保持される。
そして、最後に左側の本体枠231を右側の本体枠231を被せる。この場合、図5に示したように、左側の本体枠231に形成した係合片234を右側の本体枠231の係合穴235に嵌合させて両者を一体化する。このように左右の本体枠231,231を一体化することにより第1のゲート手段30と第2のゲート手段40およびスライダ50が組付けられた商品搬出機構23が完成する。
前述したように組立てられた商品搬出機構23はその前端に形成した係合舌片232を商品棚21に形成した係合穴212に、後方側に形成した係合片233を不図示の係合穴に係合させることにより図3のように商品棚21に取付けられる。
ここで、商品搬出機構23における第2のゲート40の設置位置は次のように定められている。すなわち、第2のゲート40の設置位置は、図4に示すように、第1のゲート手段30(第1ゲート板31)から第2のゲート手段40(第2ゲート板41)までの距離を「S」とし、商品収納通路に収納された商品の径を「H」とすると、1/2H<S<Hの範囲に位置するように定められている。
次に、前記商品搬出機構23の動作について図6を用いて説明する。図6は前記商品搬出機構23の動作説明図であり、(a)〜(d)における図の右側が自動販売機の前面側である。
図6の(a)は待機状態を示し、この待機状態で商品搬出機構23は第1のゲート手段30が商品収納通路に進出して最前列の商品を保持しており、第2のゲート手段40が商品収納通路から退避している。前記第1のゲート手段30が商品収納通路に進出した状態は、第1のゲート手段30を構成する第1カム部材32の外周面に形成した軌条321における前方域の直線部がスライダ50のカムガイド51と係合していることにより保持されている。一方、第2のゲート手段40が商品収納通路から退避した状態は、次のようにして保持されている。すなわち、第2カム部材42の外周面に形成した軌条421における前方域の直線部がスライダ50のカムガイド52に係合しており、このとき、第2カム部材42の嵌合軸422に形成したカム突起423は図6の(a)に示す待機位置に保持された状態にある。これに対してコイルばね43により商品収納通路に進出する方向に付勢された第2ゲート板41はその軸受部411における差込孔412に形成したカム突起413の右端が前記カム突起423の右端に当接することに進出位置への移動が阻止されて退避位置に保持されている。
次に、商品選択ボタン8(図1参照)の操作による商品販売指令に基づきX−Y搬送機構に搭載したバケット24(図1、図2参照)が販売待機位置から移動して選択した商品コラム201の前方域に停止する。前記バケット24は既に公知(例えば、特開平10−302140号公報など)のように、押圧部材、この押圧部材を前進・後退移動させるナピアねじ機構、ナピアねじ機構を駆動するモータを内蔵している(これらの機構を図2に符号240で略示している)。そして、バケット24が選択された商品コラム201の前方域に停止した状態では前記押圧部材は商品搬出機構23におけるスライダ50と対峙するように構成され、前記モータの駆動によりナピアねじ機構を介して前記スライダ50を復帰ばね54に抗して前後に往復移動させる。
図6の(b)は商品搬出機構23のスライダ50が前後移動距離の略1/3まで押し込まれた状態を示し、この状態ではスライダ50のカムガイド51が第1カム部材32における軌条321の前方域の直線部と係合しており、一方、スライダ50のカムガイド52は第2カム部材42における軌条421の前方域の直線部およびこの前方域の直線部と後方域の直線部を結ぶ螺旋部を経て、後方域の直線部と係合している。ここで、スライダ50のカムガイド52が軌条421の前方域の直線部から螺旋部に係合し始めると第2カム部材42は序序に反時計方向に回動し、軌条421の螺旋部がスライダ50のカムガイド52を通過すると第2カム部材42は90度回転する。そして、前記第2カム部材42にコイルばね43を介して連結された第2ゲート板41は前記第2カム部材42の回転と同時に反時計方向に回動し始める。このように第2ゲート板41が反時計方向に回動したとき、第2ゲート板41の回動軌跡上には最前列の商品が存在していることから第2ゲート板41は最前列の商品に当接して回動が阻止され、その最前列の商品に当接した状態で停止する。この場合、第2カム部材42の嵌合軸422に形成したカム突起423と第2ゲート板41の軸受部411における差込孔412に形成したカム突起413との関係は、図6の(f)に示すように、カム突起413は待機位置から反時計方向に90度回動した位置に停止(軌条421の後方域の直線部がカムガイド52に係合)しており、一方、カム突起413はカム突起423により移動を阻止されることなく移動可能な状態にあるが、第2ゲート板41が最前列の商品に当接して回動を規制されていることによりコイルばね43に付勢力を蓄えながら停止した状態にある。なお、図6では第2ゲート板41が最前列の商品に当接した状態を待機状態と同様に起立した状態として示している。
更に、バケット24に備える押圧部材の前進により商品搬出機構23のスライダ50が押し込まれてその最終位置まで押し込まれた状態を図6の(c)に示している。この状態ではスライダ50のカムガイド52が第2カム部材42における軌条421の後方域の直線部と係合しており、一方、スライダ50のカムガイド51は第1カム部材32における軌条321の前方域の直線部およびこの直線部と後方域の直線部を結ぶ螺旋部を経て後方域の直線部と係合している。ここで、スライダ50のカムガイド51が軌条321の前方域の直線部から螺旋部に係合し始めると第1カム部材32は序序に時計方向に回動し、軌条321の螺旋部がスライダ50のカムガイド51を通過すると第1ゲート板31は90度回動して商品収納通路への進出位置から退避位置に移動する。この第1ゲート板31が商品収納通路への進出位置から退避位置に移動した際にも第2ゲート板41は最前列の商品に当接した状態にある。
図6の(c)に示すように、第1ゲート板31が商品収納通路への進出位置から退避位置に移動すると、商品収納通路に収納された最前列の商品は商品収納ラック20の傾斜および第2ゲート板41の付勢力により前方に移動する。このとき、商品収納通路の前端に設けられた橋渡し部材25(図3参照)は商品に押されて傾倒し、商品収納ラック20とバケット24との間に跨る。これにより最前列の商品は商品収納ラック20とバケット24との隙間を埋める橋渡し部材25により姿勢を乱すことなく確実に搬出される。このようにして最前列の商品が搬出されると、それまで最前列の商品に当接していた第2ゲート板41は支えを失うことからコイルばね43の付勢力により反時計方向に回動する。この状態を図6の(d)に示している。反時計方向に回動した第2ゲート板41はその軸受部411における差込孔412に形成したカム突起413が第2カム部材42の嵌合軸422に形成したカム突起423と当接することにより退避位置から反時計方向に90度回動した位置、すなわち、商品収納通路に進出した位置で保持される。前述したように、第2ゲート板41が最前列の商品に当接しながら商品収納通路に進出することにより、最前列の商品と次販商品との間に第2ゲート板41が割り込んで次販商品を保持する。これにより次販商品が最前列の商品とともに搬出されることを確実に防止することができる。
前記バケット24に備える押圧部材が前進移動から後退移動を開始すると商品搬出機構23のスライダ50が復帰ばね54の付勢力により待機位置に復帰する。このスライダ50の復帰過程において、まず、第1カム部材32の軌条321の螺旋部により第1ゲート板31が商品収納通路から退避した退避位置から進出位置に回動し、次いで第2カム部材42の軌条421の螺旋部により第2カム部材42が時計方向に回転する。このとき、第2ゲート板41の軸受部411における差込孔412に形成したカム突起413がコイルばね43の付勢力により前記第2カム部材42の嵌合軸422に形成したカム突起423に当接した状態にあることから第2カム部材42が時計方向に回転することによって第2ゲート板41が商品収納通路に進出した進出位置から時計方向に90度回動して退避位置に復帰する。この第2ゲート板41の退避位置への復帰により前記第2ゲート板41に保持されていた次販商品が前方に移動して商品収納通路に進出した第1ゲート板31に保持される。スライダ50が待機位置に復帰するとスライダ50のカムガイド51,52が第1カム部材32,第2カム部材42のそれぞれの軌条321,421における前方域の直線部と係合することにより第1ゲート板31が商品収納通路に進出した進出位置に、第2ゲート板41が退避位置に保持されて待機状態となる。
なお、次販商品が前方に移動して第1ゲート板31に衝突した際、次販商品は第1ゲート板31を支点に底部が前方に移動するように回転して倒れようとする。しかしながら、このような次販商品の姿勢の乱れは橋渡し部材25によって抑制される。すなわち、橋渡し部材25は最前列の商品がバケット24に搬出されるまで傾倒しているが、最前列の商品がバケット24に搬出されて最前列の商品が橋渡し部材25を通過すると起立状態に復帰する。このように橋渡し部材25が起立状態に復帰すると前進してきた次販商品の底部が橋渡し部材25に当接して次販商品は姿勢の乱れを抑制される。よって、次販商品が商品収納ラック20から落下してしまうことや商品収納ラック20の前端に傾いた状態で商品詰まりを起すことをなくすことができる。なお、この橋渡し部材25はスライダ50の銃身部分と当接するように構成し、前記スライダ50の銃身部分が待機位置で橋渡し部材25に当接して起立状態にロックし、スライダ50が押し込まれることによりフリーな状態となるように構成することによって次販商品が起立した橋渡し部材25に衝突した場合にも橋渡し部材25が傾倒することがないようにすることができる。
前記実施の形態では第1のゲート手段30および第2のゲート手段40が商品収納ラックの商品収納通路に進出して商品搬出口を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して商品搬出口を開放する退避位置に回動する態様のものであるが、次に示す態様でも良い。すなわち、第1のゲート手段30および第2のゲート手段40が往復直線運動を行うように構成され、この第1のゲート手段30および第2のゲート手段40が商品収納通路を横切る方向に往復移動するように配置し、そして、例えばソレノイドの励磁・釈放により商品収納ラックの商品収納通路に進出して商品搬出口を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して商品搬出口を開放する退避位置に退避するように構成することができる。また、本発明は第1のゲート手段30および第2のゲート手段40がそれぞれ回動若しくは往復直線運動により商品収納ラックの商品収納通路に出没する態様のものに限らず、その回動若しくは往復直線運動の組み合わせを含めて商品収納ラックの商品収納通路に出没する態様のものを採用することができる。
また、前述した実施の形態では第1のゲート手段30および第2のゲート手段40がバケット24に設けた駆動手段に伝動連結される構成としてあるが、商品搬出機構自体に駆動手段を配設するもの、或いは商品収納ラック20に駆動手段を配設するものであっても良く、この場合にはバケット24が販売待機位置から移動して選択した商品コラム201の前方域に停止したことを検出して駆動手段を駆動するようにすれば良い。
さらに、前述した実施の形態では第1のゲート手段30および第2のゲート手段40が一つの駆動手段により駆動される構成としてあるが、第1のゲート手段30および第2のゲート手段40をそれぞれ個別の駆動手段により駆動するものであっても良いものである。
前述したとおり本発明によれば、多数の商品を一列に整列して収納する商品収納通路を形成するとともにその一端に商品搬出口を有し、この商品搬出口が低くなるように傾斜して配設された商品収納ラック20と、前記商品収納ラック20の商品収納通路に進出して払出口を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して商品搬出口を開放する退避位置に出没可能な第1のゲート手段30、前記商品収納ラック20の商品収納通路に進出して当該商品収納通路を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して当該商品収納通路を開放する退避位置に出没可能で、かつ、常時進出方向に付勢された第2のゲート手段40を有し、商品搬出時に第1のゲート手段30が進出位置から退避位置に移動して最前列の商品を搬出する一方、第2のゲート手段40が退避位置から進出位置に移動して次販商品を保持する商品搬出機構23とを備えた自動販売機の商品収納装置において、前記商品搬出機構23における第2のゲート手段40の設置位置を第1のゲート手段30から販売商品の整列方向の寸法Hに対し、1/2Hより大きくHより小さい範囲に定めたことを特徴とすることにより、第2のゲート手段40は退避位置から進出位置に移動する際、最前列の商品の後方位置に当接して一旦停止するとともに付勢力を蓄え、第1のゲート手段30が進出位置から退避位置に移動して最前列の商品の搬出が開始されると第2のゲート手段40は蓄えられた付勢力により最前列の商品を商品搬出口に向けて押し出すとともに、最前列の商品と次販商品の間に割り込んで次販商品を保持する。このように第2のゲート手段40を最前列の商品に当接させることにより、図4に示した商品を最小径の商品とすると、略H<2Hの寸法までの商品を一種類の商品搬出機構23により大きさの異なる商品を販売することが可能な自動販売機を提供することができる。
なお、本発明は前述した実施の形態に記載したうような内部を透視可能な大きなガラス窓を有する自動販売機に限らず、内部を透視することのできない自動販売機にも適用することができるものである。
本発明の実施の形態に係る自動販売機の正面図である。 図1の自動販売機の横断面図である。 図1の自動販売機における商品収納ラックの主要部を示す左斜め上方から見た斜視図である。 図3の商品収納ラックの平面図である。 図1の自動販売機における商品搬出機構を示し、(a)はその分解斜視図、(b)は第2ゲート板と第2カム部材との連結構成を説明するための要部断面図である。 図5の商品搬出機構の動作状態を示し、(a)〜(d)は商品搬出機構の動作過程を、順を追って示す側面図、(e)〜(h)は第2ゲート板と第2カム部材との動作過程を説明するための要部断面図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
2 外扉
20 商品収納ラック
21 商品棚
22 隔壁
23 商品搬出機構
24 バケット
30 第1のゲート手段
31 第1ゲート板
32 第1カム部材
40 第2のゲート手段
41 第2ゲート板
42 第2カム部材
43 コイルばね
50 スライダ
51、52 カムガイド
54 復帰ばね
321、421 軌条
413、423 カム突起

Claims (3)

  1. 多数の商品を一列に整列して収納する商品収納通路を形成するとともにその一端に商品搬出口を有し、この商品搬出口が低くなるように傾斜して配設された商品収納ラックと、前記商品収納ラックの商品収納通路に進出して商品搬出口を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して商品搬出口を開放する退避位置に出没可能な第1のゲート手段、前記商品収納ラックの商品収納通路に進出して当該商品収納通路を閉鎖する進出位置および前記商品収納通路から退避して当該商品収納通路を開放する退避位置に出没可能で、かつ、常時進出方向に付勢された第2のゲート手段を有し、商品搬出時に第1のゲート手段が進出位置から退避位置に移動して最前列の商品を搬出する一方、第2のゲート手段が退避位置から進出位置に移動して次販商品を保持する商品搬出機構とを備えた自動販売機の商品収納装置において、前記商品搬出機構における第2のゲート手段の設置位置を第1のゲート手段から販売商品の整列方向の寸法Hに対し、1/2Hより大きくHより小さい範囲に定めたことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  2. 第1のゲート手段および第2のゲート手段が単一の駆動源に伝動連結されていることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 商品搬出機構は、第1ゲート板および軸方向に1条の軌条を有する第1カム部材からなる第1のゲート手段と、第2ゲート板、軸方向に1条の軌条を有する第2カム部材および第2ゲート板と第2カム部材とを連結し、第2ゲート板に常時進出方向の付勢力を付与するコイルばねからなる第2のゲート手段と、駆動源に伝動連結され、かつ、前記第1カム部材および第2カム部材のそれぞれの軌条と係合するカムガイドを有するスライダとからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動販売機。
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