JP2010018103A - 車両のシートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルト装置の静粛性を向上する。
【解決手段】ベルトを巻回したベルトリールと、ベルトリールを回転駆動してベルトの引き込みを可能にするモータ10と、モータ10とベルトリールとの間に設けられたクラッチと、モータ10を制御するモータ制御装置21と、ベルトリールの回転位置を検出する回転角度センサ37と、ベルトの装着状態を判定するバックルスイッチ35と、を備え、バックルスイッチ35がOFFの間にモータ10を駆動してベルトの収納を行なうシートベルト装置であって、モータ制御装置21は、ベルトを収納する制御を実行しているときに、回転角度センサ37により検出されるベルトの巻き取り速度が、モータ10の駆動力によるベルトの巻き取り速度よりも所定値以上大きい場合に、モータ10の巻き取り方向への駆動を停止し、さらに逆方向に回転駆動する。
【選択図】図2

Description

この発明は、車両のシートベルト装置に関するものである。
車両に装備されるシートベルト装置は乗員拘束用のベルトがリトラクタ内のベルトリールに巻回され、装着時にリトラクタから引き出されるようになっている。この種のシートベルト装置には、スプリングの付勢力とモータの駆動力を併用してベルトを引き込み可能に構成し、シートベルト装置のバックルが外されたことを検知すると、前記モーターによりベルトを巻き取り、リトラクタに収納するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、、乗員検知装置が車内に乗員がいなくなったことを検知したときや、ドアスイッチがドアが開いたことを検知したときや、エンジンキースイッチがエンジンキーが抜かれたこと若しくはオフ状態にあることを検知したときのいずれかの時点で、前記モーターによるベルトの巻き取りを再度行い、ベルトを確実に巻き取ってリトラクタに収納するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、衝突予測など車両の緊急時に、ベルトをモータで巻き取って乗員を拘束するようにした車両のシートベルト装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−27587号公報 特開2001−163186号公報 特開2005−28970号公報
ところで、モータの駆動力によりベルトリールを回転駆動可能に構成した車両のシートベルト装置では、ベルトの引き出し時などモータの駆動力を必要としない場合にモータとベルトリールとの間の駆動力伝達を遮断可能にするクラッチを備えるのが一般的である。その場合に、ベルトリールとモータとの相対回転により係脱するように構成されたクラッチを用いたときには、モータ側がベルトリールよりも早く巻き取り方向に回転しなければ、クラッチを係合することができない。
例えば、スプリングの付勢力とモータの駆動力を併用してベルトを引き込み可能に構成したシートベルト装置において、ベルトが巻き取られているときに、乗員がベルトのタングをドア側(アウターアンカ側)に接近移動させたときなどには、スプリングの弾性によるベルトリールの巻き取り方向の回転速度が、モータ制御によるベルトリールの巻き取り方向の回転速度よりも速くなる場合がある。
このような状況になると、クラッチが非係合状態となるため、モータ駆動力の伝達経路が有効とならず、モータ駆動によるベルトの巻き取りは行われなくなり、スプリングの弾性によるベルトの巻き取りが行われることとなる。一方で、モータの駆動力によりクラッチが係合しようとするため、クラッチが非係合と係合を繰り返し、それにより打音を誘発し、シートベルト装置の商品性を低下させる虞があった。
そこで、この発明は、ベルト収納時にモータの駆動力がベルトリールに伝達されないときの静粛性を向上することができる車両のシートベルト装置を提供するものである。
この発明に係る車両のシートベルト装置では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、ベルト(例えば、後述する実施例におけるベルト5)を巻回したベルトリール(例えば、後述する実施例におけるベルトリール12)と、前記ベルトリールを回転駆動し前記ベルトの引き込みを可能にするモータ(例えば、後述する実施例におけるモータ10)と、前記モータと前記ベルトリールとの間に設けられ、前記モータが前記ベルトリールに対して巻き取り方向に相対回転することにより係合して前記モータの駆動力を前記ベルトリールに伝達し、前記モータが前記ベルトリールに対して引き出し方向に相対回転することにより開放して前記駆動力の伝達を遮断するクラッチ(例えば、後述する実施例におけるクラッチ20)と、前記モータを制御する制御手段(例えば、後述する実施例におけるモータ制御装置21)と、前記ベルトリールの回転位置を検出する回転位置検出手段(例えば、後述する実施例における回転角度センサ37)と、前記ベルトの装着状態を判定するベルト装着状態判定手段(例えば、後述する実施例におけるバックルスイッチ35)と、を備え、前記ベルト装着状態判定手段が前記ベルトの非装着状態を検出している間に前記モータを駆動して前記ベルトの収納を行なう車両のシートベルト装置であって、前記制御手段は、前記ベルトを収納する制御を実行しているときに、前記回転位置検知手段により検出されるベルトの巻き取り速度が、前記モータの駆動力によるベルトの巻き取り速度よりも所定値以上大きい場合に、前記モータの巻き取り方向への駆動を停止することを特徴とする車両のシートベルト装置である。
このように構成することにより、回転位置検知手段により検出されるベルトの巻き取り速度が、モータの駆動力によるベルトの巻き取り速度よりも所定値以上大きい場合に、モータの巻き取り方向への回転駆動を停止するので、クラッチを確実に非係合状態にすることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、前記モータの巻き取り方向への駆動を停止した後、逆方向に回転駆動することを特徴とする。
このように構成することにより、回転位置検知手段により検出されるベルトの巻き取り速度が、モータの駆動力によるベルトの巻き取り速度よりも所定値以上大きい場合に、クラッチを開放する方向に動作させることができる。
請求項1に係る発明によれば、回転位置検知手段により検出されるベルトの巻き取り速度が、前記モータの駆動力によるベルトの巻き取り速度よりも所定値以上大きい場合に、クラッチを確実に非係合状態にすることができるので、クラッチにおいて係合、非係合の繰り返し動作を防止し、打音等の発生を防止することができ、車両のシートベルト装置の商品性を向上することができる。
請求項2に係る発明によれば、回転位置検知手段により検出されるベルトの巻き取り速度が、モータの駆動力によるベルトの巻き取り速度よりも所定値以上大きい場合に、クラッチを開放する方向に動作させることができるので、クラッチの係合、非係合の繰り返し動作を確実に防止することができる。
以下、この発明に係る車両のシートベルト装置の実施例を図1から図10の図面を参照して説明する。
図1は、この発明にかかるシートベルト装置1の概略構成を示すものであり、シートベルト装置1はシート2に着座する乗員3を拘束するためのものである。この実施例のシートベルト装置1は、いわゆる三点式のシートベルト装置であり、図示しないセンタピラーに取り付けられたリトラクタ4からベルト5が上方に引き出され、そのベルト5がセンタピラーの上部側に支持されたスルーアンカ6に挿通されるとともに、ベルト5の先端がシート2の車室外側寄りのアウタアンカ7を介して車体フロアに固定されている。そして、ベルト5のスルーアンカ6とアウタアンカ7の間にはタングプレート8が挿通されており、そのタングプレート8は、シート2の車体内側寄りの車体フロアに固定されたバックル9に対して脱着可能となっている。
バックル9はバックルスイッチ(ベルト装着状態判定手段)35を備えており(図2参照)、バックルスイッチ35は、バックル9にタングプレート8が係合しているときにONとなり、タングプレート8がバックル9から離脱しているときにOFFとなる。
ベルト5は、リトラクタ4のスプリング34とモータ10により引き込み可能に構成されていて、初期状態でリトラクタ4のベルトリール12に巻き取られており、乗員3が手で引き出してタングプレート8をバックル9に固定することにより、乗員3の主に胸部と腹部をシート2に対して拘束する。また、乗員3がタングプレート8をバックル9から離脱し(以下、「バックル9を解除する」ということもある)、バックルスイッチ35がOFFになると、ベルト5はスプリング34およびモータ10によって巻き取られてリトラクタ4に収納される。
さらに、このシートベルト装置1では、衝突等の緊急時にモータ10によるベルト5の緊急引き込みが行われ、乗員に対する拘束効果を強めており、このモータ10がプリテンション機構を構成している。
リトラクタ4は、図3〜図5に示すようにケーシング11に回転可能に支持されたベルトリール12にベルト5が巻回されるとともに、ケーシング11の一端側に突出したベルトリール12の軸12aに遊星歯車式の減速機構13が係合され、その減速機構13が複数の歯車群から成るモータ側動力伝達系22を介してモータ10の回転軸10aに連係されている。また、ケーシング11の他端側からスプリングケース33内に突出したベルトリール12の軸12bにスプリング34が係合し、このスプリング34によりベルトリール12は巻き取り方向に付勢されている。
減速機構13は、サンギヤ14が駆動入力用の外歯15に一体に結合されるとともに、複数のプラネタリギヤ16を支持するキャリア17がベルトリール12の軸12aに結合されている。そして、プラネタリギヤ16に噛合したリングギヤ18の外周側には複数のラチェット歯19が形成され、このラチェット歯19が後述するクラッチ20の一部を構成するようになっている。このクラッチ20は、モータ制御装置21による制御によってモータ10とベルトリール12の間の動力伝達系を適宜、接続・遮断する。
モータ側動力伝達系22は、サンギヤ14と一体の外歯15に常時噛合される小径の第1コネクトギヤ23と、この第1コネクトギヤ23と同軸にかつ一体に回転し得るように設けられた大径の第2コネクトギヤ24と、この第2コネクトギヤ24とモータギヤ25(モータ10の回転軸10aと一体)の間にあって動力伝達可能に常時噛合される第1,第2アイドラギヤ26,27と、を備えている。モータ10の正転方向の駆動力は、図3中の実線矢印で示すように各ギヤ25,27,26を通して第2,第1コネクトギヤ24,23へと伝達され、さらに外歯15を介してサンギヤ14に伝達された後にプラネタリギヤ16とキャリア17を介してベルトリール12に伝達される。このモータ10の正転方向の駆動力は、ベルト5を引き込む方向(すなわち、巻き取り方向)にベルトリール12を回転させる。ただし、サンギヤ14からプラネタリギヤ16に伝達された駆動力は、リングギヤ18が固定されているときに前記のようにすべてキャリア17側に伝達されるが、リングギヤ18の回転が自由な状態においては、プラネタリギヤ16の自転によってリングギヤ18を空転させる。クラッチ20は、リングギヤ14の回転のロックとロック解除を制御することによって、ベルトリール12(キャリア17)に対するモータ駆動力の伝達をオン・オフ操作する。
ここで、クラッチ20について図4,図5を参照して説明する。
クラッチ20は、図示しないケーシングに回動可能に支持され、先端部に係止爪28を有するパウル29と、このパウル29を操作するクラッチスプリング30と、パウル29の係止爪28に係合可能な前記リングギヤ14のラチェット歯19と、を備え、係止爪28は、パウル29がラチェット歯19方向に操作されたときに、ラチェット歯19の傾斜面とほぼ直交する面に突き当たり、リングギヤ14の一方向の回転をロックするようになっている。
また、クラッチスプリング30は付根部側が円弧状に湾曲し、その湾曲部31が第1コネクトギヤ23の軸部の外周に巻き付いた状態で係止されている。そして、クラッチスプリング30の先端部はパウル29方向に延出し、パウル29の操作窓32に係合するようになっている。なお、クラッチスプリング30の湾曲部31は摩擦によって第1コネクトギヤ23の軸部に係合しており、第1コネクトギヤ23との間に設定値以上のトルクが作用すると、そのトルクによって第1コネクトギヤ23との間で滑りを生じる。
したがって、このクラッチ20は、モータ10が正転方向(図4における実線矢印参照。)に回転すると、クラッチスプリング30が、図5の実線で示す姿勢から鎖線で示す姿勢に変化し、これによってパウル29の係止爪28が図4に示すようにラチェット歯19に噛合してリングギヤ18の回転をロックする。なお、このときラチェット歯19は一方の回転方向に傾斜しているため、リングギヤ18の一方向の回転を確実にロックすることができるが、リングギヤ18が逆方向に回転しようとしたときにも、ラチェット歯19が係止爪28を押し上げるためにある程度以上の力が必要となる。このため、クラッチスプリング30は、リングギヤ18の逆方向の回転に対してもある程度以上の抵抗力を付与する。
このようにリングギヤ18の回転がロックされると、前述のようにサンギヤ14に伝達された回転力がすべてキャリア17の回転となってベルトリール12に伝達されるようになる(クラッチ係合状態)。
一方、このクラッチ係合状態からモータ10が逆転すると、第1コネクトギヤ23が、図4において点線矢印で示すように回転して、クラッチスプリング30を図5において実線で示すように回動させる。これにより、パウル29の係止爪28がラチェット歯19から引き離され、リングギヤ18のロックが解除される。
このようにリングギヤ18のロックが解除されると、前述のようにサンギヤ14に伝達された回転力がプラネタリギヤ16を自転させ、このときリングギヤ18を空転させてキャリア17(ベルトリール12)側に動力が伝達されないようにする(クラッチ開放状態)。
次に、モータ10の制御について、図2の制御ブロック図を参照して説明する。
モータ10はモータ制御装置21によって制御され、バックル9の解除時にベルト5を巻き取るために駆動されるとともに、走行状態検出手段41により所定の走行状態(例えば、車体前後方向あるいは左右方向の加速度など車両の運動に関わる物理量を検出するセンサの出力値が所定の閾値を越えた場合や、ナビゲーションシステム等の通信情報を基に走行環境の変化が検知された場合など)が検出されたときにベルト5に所定の張力を与えたり、所定の位置で乗員を支持したり、走行中に発生したベルト5の弛みを取り除くときにも駆動される。
モータ制御装置(制御手段)21には、前述したバックルスイッチ35の出力信号、自車両の車速を検出する車速センサ36の出力信号、ベルトリール12の回転位置を検出する回転角度センサ(回転位置検出手段)37の出力信号、モータ10に流れる電流を検出する電流センサ38の出力信号、シートベルト装置1に近いドア(図示略)が開かれているときにONとなり閉じられているときにOFFとなるドア開センサ39の出力信号、イグニッションスイッチ(IG SW)40の出力信号などが入力され、また、走行状態検出手段41により前記所定の走行状態が検出されたときに警報トリガが入力される。モータ制御装置21は、これら入力信号に基づいてモータ10の駆動・停止タイミングや目標電流を設定し、電流調整手段42へ出力する。
電流調整手段42は、モータ制御装置21から入力した指令信号に基づいてモータ10の駆動・停止タイミングやモータ10の通電量を調整し、電源43からモータ10へ電力を供給する。
このように構成されたシートベルト装置1においては、タングプレート8がバックル9から解除され、バックルスイッチ35がOFFになると、前述したようにモータ10が正転方向に回転駆動されてベルトリール12が巻き取り方向に回転駆動され、ベルト5の巻き取りが行われてリトラクタ4に収納される。ここで、乗員がバックル9からタングプレート8を離脱した後、タングプレート8から手を放したときには、ベルト5の巻き取り時に、ベルト5およびタングプレート8の自重や、ベルト5およびタングプレート8が接触している物体との間に生じる摩擦などにより、巻き取り抵抗が発生する。このシートベルト装置1では、この巻き取り抵抗に抗してベルト5を巻き取り可能にするために、スプリング34のバネ力に加えてモータ10の駆動力による巻き取りアシストを行っている。
しかしながら、例えば、乗員がバックル9からタングプレート8を解除した後、タングプレート8を手から放さずにドア側(アウターアンカ7側)へ移動させたときなどには、巻き取り抵抗が低下するため、スプリング34のバネ力だけでベルトリール12を巻き取り方向に回転させることが可能となり、ベルトリール12の回転速度がモータ10の駆動力によりベルトリール12を巻き取るときの回転速度よりも大きくなる。
このようにベルトリール12の回転速度がモータ10の駆動による巻き取り速度を越える状態になると、スプリング34による巻き戻し方向の回転力が、ベルトリール12、減速機構13のキャリア17、プラネタリギヤ16を介してリンクギヤ18に伝達され、リンクギヤ18を図4における矢印R方向へ回転させる。これによりクラッチ20は非係合状態となり、モータ10の駆動力の伝達経路が有効とならず、モータ10の駆動力によるベルト5の巻き取りは行われなくなり、スプリング34のバネ力によるベルト5の巻き取りが行われることとなる。
ところが、モータ10が正転している限り、クラッチ20のクラッチスプリング30は、パウル29の係止爪28をリンクギヤ18のラチェット歯19に接近する方向へ付勢する。
そのため、係止爪28とラチェット歯19の接触状態が維持され、リンクギヤ18がR方向に回転すると、係止爪28はラチェット歯19を乗り越えて落下し、次のラチェット歯19に突き当たり、その際に打音を誘発する場合がある。このような打音の発生は商品性の低下を招く。
そこで、このシートベルト装置1においては、ベルトリール12の回転速度がモータ10の駆動による巻き取り速度よりも所定値以上大きいときには、モータ10の正転方向の回転を停止することにより、パウル29をリンクギヤ18に接近する方向へ付勢しているクラッチスプリング30の付勢力を開放し、係止爪28がラチェット歯19に接近する方向へ戻らないようにし、これにより前記打音の発生を防止して、商品性を向上させるようにした。
さらに、この実施例では、モータ10の正転回転を停止させた後、さらに、モータ10を逆転させることにより、クラッチスプリング30を図5において実線で示す姿勢に変化させ、これによりパウル29図5において実線で示す位置に移動させてクラッチ20を開放し、係止爪28とラチェット歯19を確実に離間させ、非接触な状態にする。これにより、打音の発生をより確実に防止することができるとともに、リンクギヤ18の回転抵抗を低減することができるようにした。
次に、この実施例におけるベルト収納制御について、図6から図9のフローチャートに従って説明する。
図6に示すフローチャートは、ベルト収納制御メインルーチンを示すものであり、このベルト収納制御メインルーチンは、モータ制御装置21によって実行される。
まず、ステップS01において、シートベルト装置1がシステム起動されたか否かを判定する。例えば、車両のドアが閉状態から開状態となったときに、シートベルト装置1の制御電源がONとなってシステム起動となる。
ステップS01における判定結果が「NO」である場合には、本ルーチンの実行を終了する。
ステップS01における判定結果が「YES」である場合には、ステップS100に進み、起動時制御を実行する。起動時制御は、システム起動時におけるベルト5の収納制御であり、詳細は後述する。
次に、ステップS200に進み、バックル状態監視制御を実行する。バックル状態監視制御は、システム起動後にバックル5の状態に応じて実行されるベルト5の収納制御であり、詳細は後述する。
次に、ステップS02に進み、イグニッションスイッチがOFFで、且つ、イグニッションスイッチがOFFされてから所定時間が経過したか否かを判定する。
ステップS02における判定結果が「NO」である場合には、ステップS200に戻ってバックル状態監視制御を継続する。したがって、イグニッションスイッチがOFFにされても、前記所定時間が経過するまでは、バックル状態監視制御が実行されることとなる。
ステップS02における判定結果が「YES」である場合には、本ルーチンの実行を終了する。
次に、図6のフローチャートのステップS100において実行される起動時制御を図7のフローチャートに従って説明する。図7に示す起動時制御ルーチンは、モータ制御装置21によって繰り返し実行される。
初めに、ステップS101において、前回シートベルト装置1がシステム停止したときに記憶しておいたバックルスイッチ(バックルSW)35の状態がOFFであり、且つ、今回のシステム起動時のバックルスイッチ35の状態がOFFであるか否かを判定する(OFF→OFF)。
ステップS101における判定結果が「YES」である場合には、ステップS102に進み、タイマを初期化し(t=t0)、シートベルト装置1を起動してからの経過時間tの計時をスタートする。
次に、ステップS103に進み、シートベルト装置1を起動してからの経過時間tが所定時間t1以下であり、且つ、全巻き取り位置からのベルト5の引き出し量Xが所定値X1より大きく、且つ、バックルスイッチ35がOFFであるか否かを判定する。
ステップS103における判定結果が「YES」(3つの条件を全て満足)である場合には、乗員がベルト5を装着する前に、一旦、ベルト5を全巻き取り位置まで巻き取る必要があるので、ステップS104に進み、収納実行フラグをONとする。
一方、ステップS101における判定結果が「NO」である場合には、ステップS105に進み、前回シートベルト装置1がシステム停止したときに記憶しておいたバックルスイッチ35の状態がONであり、且つ、今回のシステム起動時のバックルスイッチ35の状態がOFFであるか否かを判定する(ON→OFF)。
ステップS105における判定結果が「YES」である場合には、ステップS106に進み、収納実行フラグをONとする。これは、ベルト5が引き出されたままの状態で今回のシステム起動が行われた可能性が大きく、そのため、乗員がベルト5を装着する前に、一旦、ベルト5を全巻き取り位置まで巻き取る必要があるからである。
また、ステップS103における判定結果が「NO」である場合、および、ステップS105における判定結果が「NO」である場合には、ステップS107に進み、収納実行フラグをOFFとする。
そして、ステップS104,S106,S107からステップS300Aに進み、収納制御を実行し、リターンする。収納制御については後で詳述する。
次に、図6のフローチャートのステップS200において実行されるバックル状態監視制御を図8のフローチャートに従って説明する。図8に示すバックル状態監視制御ルーチンは、モータ制御装置21によって繰り返し実行される。
初めに、ステップS201において、バックルスイッチ35がONからOFFになったか否かを判定する。
ステップS201における判定結果が「YES」である場合には、ベルト5を全巻き取り位置まで巻き取る必要があるので、ステップS202に進み、収納実行フラグをONとして、ステップS203に進む。
ステップS201における判定結果が「NO」である場合には、ステップS204に進み、バックルスイッチ35がOFFか否かを判定する。
ステップS204における判定結果が「YES」(バックルスイッチ:OFF)である場合には、ステップS205に進み、ベルト5の引き出し速度ΔXが所定値ΔX1より大きいか否かを判定する。なお、ベルト5の引き出し速度ΔXは、回転角度センサ37の出力信号に基づいて算出する。
ステップS205における判定結果が「YES」(ΔX>ΔX1)である場合には、ステップS206に進み、ベルト5の引き出し速度ΔXが所定値ΔX1より大きい状態が所定時間(Δta)続いているか否かを判定する。
ステップS206における判定結果が「YES」(Δta経過)である場合には、ステップS207に進み、収納実行フラグをONとして、ステップS203に進む。つまり、この場合は、ベルト5を所定の速度で引き出しているにもかかわらず、所定時間Δta内にバックルスイッチ35がONとならないので、収納制御をすべきであると判断する。
また、ステップS204における判定結果が「NO」(バックルスイッチ:ON)である場合、および、ステップS205における判定結果が「NO」(ΔX≦ΔX1)である場合、ステップS206における判定結果が「NO」(Δta未満)である場合も、ステップS203に進む。
ステップS203では、車速Vが所定値V以下か否かを判定する。
ステップS203における判定結果が「YES」(V≦V)である場合には、ステップS300Bに進み、収納制御を実行して、リターンする。収納制御については後で詳述する。
一方、ステップS203における判定結果が「NO」(V>V)である場合には、車速Vが所定値Vよりも大きいため収納制御を実行すべきではないので、ステップS300Bの処理を実行することなくリターンする。
次に、図7のフローチャートのステップS300A、および、図8のフローチャートのステップS300Bにおいて実行される収納制御を図9のフローチャートに従って説明する。図9に示す収納制御ルーチンは、モータ制御装置21によって繰り返し実行される。
まず、ステップS301において、収納実行フラグがONか否かを判定する。
ステップS301における判定結果が「NO」(収納実行フラグ:OFF)である場合には、リターンする。
ステップS301における判定結果が「YES」である場合には、ステップS302に進み、シートベルト装置1に一番近いドアが開状態(ドア開センサ39がON)か否かを判定する。
ステップS302における判定結果が「NO」(ドア閉状態)である場合には、ステップS303に進んで所定時間taだけ待機し、さらにステップS304に進んで、モータ10を正転方向に回転させるように通電を開始する。一方、ステップS302における判定結果が「YES」(ドア開状態)である場合には、ステップS305に進んで所定時間tbだけ待機し、さらにステップS304に進んでモータ10を正転方向に回転させるように通電を開始する。モータ10を正転方向に回転させることにより、ベルトリール12が巻き取り方向に回転せしめられることとなる。
なお、所定時間tbは所定時間taよりも短い時間に設定されていて(ta>tb)、つまり、ドアが開いているときはドアが閉じているときよりも待機時間が短く、速やかにベルト5の巻き取りが実行されるようにされている。
次に、ステップS304からステップS306に進み、タイマを初期化し(T=T0)、モータ10への通電を開始してからの経過時間Tの計時をスタートする。
次に、ステップS307に進み、ベルト5の引っ掛かり判定閾値Vstackとして所定値V1を設定する。
次に、ステップS308に進み、カウント値iを初期化し、i=0とする。
次に、ステップS309に進み、カウント値iが予め設定された閾値Nより小さいか否かを判定する。
ステップS309における判定結果が「YES」(i<N)である場合には、ステップS310に進み、回転角度センサ37の出力信号の時間的変化に基づいてベルトリール12の回転角度に変化があるか否かを判定する。
ステップS310における判定結果が「YES」(変化あり)である場合には、ステップS311に進み、回転角度センサ37の出力信号の時間的変化から検出されるベルトリール12の回転角度の変化方向(すなわち、ベルトリール12の回転方向)が巻き取り方向か否かを判定する。
ステップS311における判定結果が「YES」(巻き取り方向)である場合には、ステップS312に進み、ベルトリール12の巻き取り角速度Vを算出する。ベルトリール12の巻き取り角速度Vは、今回このルーチンを実行したときに回転角度センサ37によって検出されるベルトリール12の巻き取り角度(Xt)から、前回このルーチンを実行したときに回転角度センサ37によって検出されるベルトリール12の巻き取り角度(Xti-1)を差し引くことにより算出する(V=Xt−Xti-1)。
次に、ステップS312からステップS313に進み、ステップS312で算出したベルトリール12の巻き取り角速度Vが、ステップS307において設定した引っ掛かり判定閾値Vstackよりも大きいか否かを判定する。
ステップS313における判定結果が「YES」(V>Vstack)である場合には、ベルト5が引っ掛かっていないと判断し、ステップS314に進む。
そして、ステップS314において、現在のベルトリール12の巻き取り角速度Vから目標巻き取り角速度V(t)を減算した値(差)が所定値V2よりも大きいか否かを判定する。ここで、目標巻き取り角速度V(t)は、図10に示すように、モータ10への通電を開始してからの経過時間(すなわち、ステップS306でタイマスタートしてからの経過時間)Tに応じて予め設定された速度であり、時間経過にしたがって段階的に減少するように設定されている。また、所定値V2は0より大きい正の値とする。
ステップS314における判定結果が「YES」(V−V(t)>V2)である場合には、ステップS315に進み、モータ10を正転方向に回転させる通電を停止し、さらに、ステップS316に進み、モータ10を逆転方向に回転させるように通電する。
この実施例では、ベルトリール12の巻き取り角速度Vが、目標巻き取り角速度V(t)よりも所定値V2以上大きいことから、モータ10に駆動されて回転する回転速度よりも大きな回転速度でベルトリール12が回転していると判断し、モータ10の正転方向の回転を停止し、逆転方向に回転させるのである。
モータ10の正転方向の回転を停止することにより、前述したように、クラッチ20の係止爪28がラチェット歯19に接近する方向へ戻らないようにすることができ、係止爪28がラチェット歯19を叩くのを防止することができる。したがって、打音の発生を防止することができ、商品性が向上する。
その後、モータ10を逆転方向に回転させることにより、クラッチ20が開放され、パウル29とリンクギヤ18を非接触な状態にすることができるので、打音の発生をより確実に防止することができるとともに、リンクギヤ18の回転抵抗を低減することができる。
一方、ステップS314における判定結果が「NO」(V−V(t)≦V2)である場合には、ステップS317に進み、現在のベルトリール12の巻き取り角速度Vが、目標巻き取り角速度V(t)から所定値V3を減算した値よりも小さいか否かを判定する。
ステップS317における判定結果が「YES」(V<V(t)−V3)である場合には、ステップS318に進み、モータ10への通電量Iを所定量(ΔI)だけ増加させて(I=I+ΔI)、ステップS319に進む。
ステップS317における判定結果が「NO」(V≧V(t)−V3)である場合には、モータ10への通電量を現状維持して、ステップS319に進む。つまり、ステップS317,S318の処理を実行することにより、ベルトリール12の巻き取り角速度Vがほぼ目標巻き取り角速度V(t)となるように制御する。
そして、ステップS319において、ベルトリール12の巻き取り位置が全巻き取り位置(収納位置)であるか否かを判定する。
ステップS319における判定結果が「YES」(収納位置)である場合には、ステップS320に進み、モータ10への通電を停止して、本ルーチンの実行を一旦終了する。
ステップS319における判定結果が「NO」(収納位置でない)である場合には、ステップS307へ戻る。
また、ステップS310における判定結果が「NO」(回転角度に変化なし)である場合には、ステップS321に進み、ベルトリール12の回転角度に変化なしの状態となってから所定時間が経過したか否かを判定する。
ステップS321における判定結果が「NO」(未経過)である場合には、ステップS309へ戻る。
ステップS321における判定結果が「YES」(所定時間経過)である場合には、ステップS322に進み、ベルト5がどこかに引っ掛かっていると判断し、モータ10を一時停止し、さらにステップS323に進み、カウント値iを1つ加算して(i=i+1)、ステップS309へ戻る。
また、ステップS311における判定結果が「NO」(巻き取り方向でない)である場合、および、ステップS313における判定結果が「NO」(V≦V(t))である場合にも、ステップS322に進み、ベルト5がどこかに引っ掛かっているか、あるいは、ベルト5が引き出されていると判断して、モータ10を一時停止し、さらにステップS323に進み、カウント値iを1つ加算して(i=i+1)、ステップS309へ戻る。
そして、ステップS309における判定結果が「NO」(i≧N)である場合には、モータ10によるベルトリール12の巻き取りアシストを継続すべきでないので、ステップS320に進み、モータ10への通電を停止して、本ルーチンの実行を一旦終了する。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、クラッチ20は、前述した実施例の構成に限るものではなく、モータ10とベルトリール12の相対回転に基づいて係合・開放されるように構成されていれば、別の構成であってもよい。
この発明に係る車両のシートベルト装置の実施例における構成図である。 前記実施例のシートベルト装置におけるモータ制御のブロック図である。 前記実施例のシートベルト装置の動力伝達系を側面側から見た概略構成図である。 前記動力伝達系を正面側から見た概略構成図である。 前記動力伝達系の一部を拡大して示す図である。 実施例のシートベルト装置におけるベルト収納制御メインルーチンを示すフローチャートである。 実施例のシートベルト装置における起動時制御を示すフローチャートである。 実施例のシートベルト装置におけるバックル状態監視制御を示すフローチャートである。 実施例のシートベルト装置における収納制御を示すフローチャートである。 前記収納制御時における目標巻き取り角速度マップである。
符号の説明
1 シートベルト装置
5 ベルト
10 モータ
12 ベルトリール
20 クラッチ
21 モータ制御装置(制御手段)
35 バックルスイッチ(ベルト装着状態判定手段)
37 回転角度センサ(回転位置検出手段)

Claims (2)

  1. ベルトを巻回したベルトリールと、
    前記ベルトリールを回転駆動し前記ベルトの引き込みを可能にするモータと、
    前記モータと前記ベルトリールとの間に設けられ、前記モータが前記ベルトリールに対して巻き取り方向に相対回転することにより係合して前記モータの駆動力を前記ベルトリールに伝達し、前記モータが前記ベルトリールに対して引き出し方向に相対回転することにより開放して前記駆動力の伝達を遮断するクラッチと、
    前記モータを制御する制御手段と、
    前記ベルトリールの回転位置を検出する回転位置検出手段と、
    前記ベルトの装着状態を判定するベルト装着状態判定手段と、
    を備え、前記ベルト装着状態判定手段が前記ベルトの非装着状態を検出している間に前記モータを駆動して前記ベルトの収納を行なう車両のシートベルト装置であって、
    前記制御手段は、前記ベルトを収納する制御を実行しているときに、前記回転位置検知手段により検出されるベルトの巻き取り速度が、前記モータの駆動力によるベルトの巻き取り速度よりも所定値以上大きい場合に、前記モータの巻き取り方向への駆動を停止することを特徴とする車両のシートベルト装置。
  2. 前記制御手段は、前記モータの巻き取り方向への駆動を停止した後、逆方向に回転駆動することを特徴とする請求項1に記載の車両のシートベルト装置
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