JP2010017006A - 充電監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気自動車等の使用者が行う可能性のある盗電行為を特定したり盗電を未然に防止するのに役立つ充電監視装置を提供すること。
【解決手段】電源側電力線通信部25と車両側電力線通信部141の間で通信路が確立された場合に、車両ID保持部143に記憶されている車両側識別情報を情報として含む認証要求信号を電源側電力線通信部25に送信するよう車両側電力線通信部141を制御し、その後、電源側電力線通信部25から受信した、該認証要求信号に対する認証成功または認証失敗を通知する応答信号に応じて、充電スイッチの短絡開放を指示する制御信号をドライバ回路145に出力して該ドライバ回路145を制御する車両側通信制御部142を備えること。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば電気自動車やハイブリッドカーのような車両のバッテリを充電する動作を監視するための充電監視装置に関する。
例えば近年の自動車業界においては、二酸化炭素の排出削減やエネルギーの効率的な利用の観点から、電気のみをエネルギーとして利用し走行する電気自動車や、エンジンと電気モータとの両方を搭載したハイブリッドカーが実用化されている。一般的なハイブリッドカーにおいては、車両が減速する際に運動エネルギーを電気エネルギーに変換して回収してバッテリに充電し、回収した電気エネルギーを走行時に利用してガソリン等の燃料の消費を抑制する。しかし、減速する際の運動エネルギーを回収するだけでは、燃料の消費を抑制する効果が小さく、二酸化炭素の削減効果も小さい。
そこで、二酸化炭素の削減効果を高めるためにプラグインハイブリッドカー(プラグインHV)が開発されている。プラグインハイブリッドカーは、自動車側に設置したプラグを家庭用の電源コンセント等に差し込むことにより、家庭用の電源(商用交流電源:AC100V等)から自動車側のバッテリに充電する機能を備えている。従って、減速の際に回収可能な運動エネルギーの他に、家庭用の電源から充電によって得た電気エネルギーを自動車の走行に利用することができるので、電気モータの使用頻度を高めて燃料の消費を抑制すると共に、効率の高い電気モータを高い頻度で使用して二酸化炭素の削減効果を高めることが可能になる。
一方、このようなプラグインハイブリッドカーが将来的に一般に普及した場合を想定すると、電力の盗難行為(盗電)が行われる可能性がある。つまり、プラグインハイブリッドカーの場合には、電源のコンセントがある場所であれば、公共の電源設備、車両所有者の自宅の電源コンセント、他人の家の電源コンセントなど、どこでもプラグを差し込むことにより充電を行うことができるので、プラグインハイブリッドカーの所有者等が電源設備の権利者に許可を得ることなく、あるいは料金を払うことなく無断で不正に充電(盗電)を行う可能性も考えられる。
屋外等で行われる不正な充電等を防止するための従来技術としては、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3に開示された技術が知られている。
特許文献1においては、例えば電動車椅子のように小型のバッテリを搭載している小型電動車両から携帯機器に対して電力を供給するための技術が開示されている。
特許文献2においては、立体駐車場で駐車している各電気自動車に対して充電する処理を集中的に管理するための技術を開示している。
特許文献3においては、電力供給ケーブルの被覆を剥がして外部から負荷を接続し盗電を行う行為を防止するための技術を開示している。具体的には、電圧変動をモニタリングし、長期間にわたって異常な電圧降下が認められた場合に盗電などの異常が生じていることを検出することを提案している。
特開2001−157301号公報 特開2001−359203号公報 特開2003−21649号公報
例えば特許文献3に開示されている技術を採用すれば、長期間にわたる電源電圧の異常低下を監視することにより、盗電の有無を検出することができる。しかし、例えばプラグインハイブリッドカーのバッテリに対して電源コンセントから充電する場合を想定すると、1回あたりの充電時間は数時間程度の比較的短い時間のみに限定されるので、不正な充電行為を長期間にわたって何回も繰り返し行わない限り、特許文献3の技術では不正な充電の有無を検出することができない。つまり、特定の犯人がプラグインハイブリッドカーを運転して移動しながら、様々な移動先の互いに異なる電源コンセントからプラグインハイブリッドカーに対して不正に充電を行うような行為を行った場合には、この盗電行為を検知することができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、電気自動車等の使用者が行う可能性のある盗電行為を特定したり盗電を未然に防止するのに役立つ充電監視装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る充電監視装置は、下記(1)〜(7)を特徴としている。
(1) バッテリを搭載し、該バッテリから供給される電力を走行のための駆動源とする車両とは別体に設けられた電源設備からの前記バッテリへの電力の供給を監視する充電監視装置であって、
前記車両に固有に割り当てられた車両側識別情報を記憶する車両ID保持部と、
前記電源設備から前記バッテリへ電力を伝送するための電源ラインに接続され、且つ前記電源設備に備わる電源側電力線通信部との間で、該電源ラインを通信路とする電力線通信により情報を送受信する車両側電力線通信部と、
前記バッテリへの電力の供給の可否を切り替えるために前記電源ラインの一部を短絡開放する充電スイッチを駆動するドライバ回路と、
前記電源側電力線通信部と前記車両側電力線通信部の間で前記通信路が確立された場合に、前記車両ID保持部に記憶されている前記車両側識別情報を情報として含む認証要求信号を前記電源側電力線通信部に送信するよう前記車両側電力線通信部を制御し、その後、前記電源側電力線通信部から受信した、該認証要求信号に対する認証成功または認証失敗を通知する応答信号に応じて、前記充電スイッチの短絡開放を指示する制御信号を前記ドライバ回路に出力して該ドライバ回路を制御する車両側通信制御部と、
を備えること。
(2) 上記(1)の構成の充電監視装置において、
前記電源設備に固有に割り当てられた電源側識別情報を記憶する車両側充電履歴保持部をさらに備え、
前記車両側通信制御部は、前記電源側電力線通信部と前記車両側電力線通信部の間で通信路が確立された場合に、該車両側電力線通信部により受信した前記電源側識別情報を前記車両側充電履歴保持部に記憶する、
こと。
(3) 上記(2)の構成の充電監視装置において、
前記車両側充電履歴保持部は、前記電源側識別情報とともに、前記電源側電力線通信部から周期的に送信される該電源側識別情報を受信した受信回数を記憶し、
前記車両側通信制御部は、前記電源側電力線通信部と前記車両側電力線通信部の間で通信路が確立された場合に、該車両側電力線通信部により受信した前記電源側識別情報を前記車両側充電履歴保持部に記憶するとともに、該車両側電力線通信部により該電源側識別情報を周期的に受信する度に計数する前記受信回数を前記車両側充電履歴保持部に記憶する、
こと。
(4) バッテリを搭載し、該バッテリから供給される電力を走行のための駆動源とする車両とは別体に設けられた電源設備からの前記バッテリへの電力の供給を監視する充電監視装置であって、
前記バッテリへの電力の供給が許可された前記車両を識別するための登録済み車両側識別情報を記憶する車両側識別情報データベースと、
前記電源設備から前記バッテリへ電力を伝送するための電源ラインに接続され、且つ前記車両に備わる車両側電力線通信部との間で、該電源ラインを通信路とする電力線通信により情報を送受信する電源側電力線通信部と、
前記車両側電力線通信部と前記電源側電力線通信部の間で前記通信路が確立された場合に、前記車両に固有に割り当てられた車両側識別情報を情報として含む認証要求信号を受信すると、前記車両側識別情報データベースに記憶された前記登録済み車両側識別情報に該認証要求信号に含まれる前記車両側識別情報と一致するものがあるか否かを判別し、その判別結果に応じた、認証成功または認証失敗を通知する応答信号を送信するよう前記電源側電力線通信部を制御する電源側通信制御部と、
を備えること。
(5) 上記(4)の構成の充電監視装置において、
前記車両に固有に割り当てられた車両側識別情報を記憶する電源側充電履歴保持部をさらに備え、
前記電源側通信制御部は、前記車両側電力線通信部と前記電源側電力線通信部の間で通信路が確立された場合に、該電源側電力線通信部により前記車両から受信した前記車両側識別情報を前記電源側充電履歴保持部に記憶する、
こと。
(6) 上記(4)または(5)の構成の充電監視装置において、
前記電源設備に固有に割り当てられた電源側識別情報を記憶する電源ID保持部をさらに備え、
前記電源側通信制御部は、前記車両側電力線通信部と前記電源側電力線通信部の間で通信路が確立された場合に、前記電源ID保持部に記憶されている前記電源側識別情報を前記車両側電力線通信部に送信するよう前記電源側電力線通信を制御する、
こと。
(7) 上記(5)の構成の充電監視装置において、
前記電源側充電履歴保持部は、前記車両側識別情報とともに、前記車両側電力線通信部から周期的に送信される該車両側識別情報を受信した受信回数を記憶し、
前記電源側通信制御部は、前記車両側電力線通信部と前記電源側電力線通信部の間で通信路が確立された場合に、該電源側電力線通信部により受信した前記車両側識別情報を前記電源側充電履歴保持部に記憶するとともに、該電源側電力線通信部により該車両側識別情報を周期的に受信する度に計数する前記受信回数を前記電源側充電履歴保持部に記憶する、
こと。
上記(1)の構成の充電監視装置によれば、車両側通信制御部から電力供給元(家庭内の電源コンセントや公共の電力供給設備など)に対して車両側識別情報を送信するので、電力供給元ではこの識別情報を認証し、その認証の結果に応じた動作、すなわち、電力の供給の許可禁止を決定することになる。そのため、車両側では、盗電などの場合には充電スイッチを遮断して充電動作を禁止するので、盗電を未然に防止することが可能になる。更に、盗電を試みた車両の車両側識別情報を電力供給元が把握して履歴を残すこともできるので、盗電の検出に役立つ。
また、上記(2)の構成の充電監視装置によれば、車両上の充電履歴保持部に充電動作の履歴が保存されることになり、この履歴には電源設備を特定可能な情報が含まれているので、車両側でも電力供給元(一般家庭内の電源コンセント等)を特定することができ、盗電等の検出に役立つ。
また、上記(3)の構成の充電監視装置によれば、電源側から周期的に電源側識別情報が送信される場合に、該電源側識別情報を受信した受信回数をカウントしておくことによって、車両に搭載されたバッテリにどの程度の電力が供給されたかを特定することができる。これを利用すれば、簡易な構成で、ある電源設備から車両に供給された電力量を特定することができる。
また、上記(4)の構成の充電監視装置によれば、電力供給元では車両から受信した車両側識別情報を認証し、その認証の結果に応じた動作、すなわち、電力の供給の許可禁止を決定することになる。そのため、車両側では、盗電などの場合には充電スイッチを遮断して充電動作を禁止するので、盗電を未然に防止することが可能になる。
また、上記(5)の構成の充電監視装置によれば、電力供給側において、車両側から受信した車両側識別情報を記録することによって、電力供給相手(車両)を特定することが可能になり、盗電等の検出に役立つ。
また、上記(6)の構成の充電監視装置によれば、車両側充電履歴保持部に充電動作の履歴が保存されることになり、この履歴には電源設備を特定可能な情報が含まれているので、車両側でも電力供給元(一般家庭内の電源コンセント等)を特定することができ、盗電等の検出に役立つ。
また、上記(7)の構成の充電監視装置によれば、車両側から周期的に車両側識別情報が送信される場合に、該車両側識別情報を受信した受信回数をカウントしておくことによって、車両に搭載されたバッテリにどの程度の電力が供給されたかを特定することができる。これを利用すれば、簡易な構成で、ある電源設備から車両に供給された電力量を特定することができる。
本発明によれば、電気自動車等の使用者が行う可能性のある盗電行為を特定したり盗電を未然に防止することが可能になる。
本発明の充電監視装置及び充電監視方法に関する具体的な実施の形態について、図1〜図7を参照しながら以下に説明する。
図1は実施の形態におけるプラグインハイブリッドカー及び充電に利用する電源設備の構成例を示すブロック図である。図2は図1に示すPLCユニットの構成を示すブロック図である。図3は図1に示すプラグインハイブリッドカー側に設けたPLCユニットの制御の内容を示すフローチャートである。図4は図1に示す電源設備側に設けた電源側充電監視装置の制御の内容を示すフローチャートである。図5は充電用電気ケーブルを経由して伝送される信号の構成例を示すタイムチャートである。図6はプラグインハイブリッドカー側のPLCユニット上の充電履歴保持部に保持される情報の構成例を示す模式図である。図7は電源設備側の充電履歴保持部27に保持される情報の構成例を示す模式図である。
本実施の形態では、図1に示すようにプラグインハイブリッドカー(HV)10を充電用電気ケーブル15を介して電源設備20と接続し、電源設備20側からプラグインハイブリッドカー10に供給される電力を利用してバッテリ13に充電する場合を想定している。
プラグインハイブリッドカー10は、一般家庭用の電源コンセントから取り出すことのできる商用交流電力(例えばAC100V)を利用してバッテリ13の充電を行う機能を搭載しているので、電源設備20については、必要とされる商用交流電力を供給可能な設備であれば、公共の場所に設置される設備であっても良いし、一般家庭用の設備であっても良い。電源設備20には、所定の電力供給施設30から電力が供給される。電力供給施設30は、一般的には電力会社側の設備であり、変電所や柱上変圧器等に相当する。
一般家庭内の電源設備の場合には、プラグインハイブリッドカー10に電力を供給するために例えば課金装置のような特別な設備は備えていないので、図1に示す電源設備20のように、電源コンセント21aに充電用電気ケーブル15の電源プラグ15aを接続すれば、プラグインハイブリッドカー10側は電源設備20からいつでも電力の供給を受けることができる。従って、プラグインハイブリッドカー10の所有者等は電源設備20の所有者の使用許可を受けることなく、あるいは電気料金を支払うことなく充電動作を行うことが可能であり、プラグインハイブリッドカー10の所有者等によって不正な充電(盗電)行為が行われる可能性もある。
そこで、電源設備20側における盗電等の不正行為の対策として、電源側充電監視装置22が設けてある。この電源側充電監視装置22は、PLC(電力線通信:Power Line Communications)モデム25、パーソナルコンピュータ26及び充電履歴保持部27を備えており、PLCモデム25の電源コードに設けられた電源プラグ28は1つの電源コンセント21c(又は21a,21b)と接続される。
パーソナルコンピュータ26には、電源側充電監視装置22の機能を実現するためのプログラムが組み込んであるので、このプログラムをパーソナルコンピュータ26が実行することにより図4に示すような監視制御を行うことができる。また、パーソナルコンピュータ26上には、電源設備20を特定するための固有の識別情報(電源側ID)が予め登録され、更に認証のために必要な後述するデータベースが備わっている。
パーソナルコンピュータ26の制御によって、プラグインハイブリッドカー10の充電動作に関する履歴情報が生成され充電履歴保持部27に蓄積される。充電履歴保持部27に蓄積される履歴情報の具体例が図7に示されている。
なお、パーソナルコンピュータ26の代わりに予めプログラムを組み込んだシングルチップのマイクロコンピュータを利用しても良いし、その機能をPLCモデム25の内部に組み込んでも良い。
プラグインハイブリッドカー10側には、バッテリ13を充電するための充電回路12とPLCユニット14が設けてある。PLCユニット14は車両側コンセント11の電源ラインと接続されている。後述するように、PLCユニット14には盗電等の不正な充電動作に対処するための機能が搭載されている。
充電回路12の入力側の電源ラインは、充電スイッチSWを介して車両側コンセント11と接続されている。従って、充電用電気ケーブル15を介して電源設備20側の電源コンセント21aと車両側コンセント11とを電気的に接続すると、電源設備20側から供給される商用交流電力が充電スイッチSWを経由して充電回路12に印加される。充電回路12は、入力される商用交流電力から充電に必要な所定の直流電力を生成し、この直流電力をバッテリ13に供給し充電する。充電スイッチSWは、例えばリレーのように接続状態を電気的に制御可能なスイッチである。
プラグインハイブリッドカー10側に搭載されているPLCユニット14には、図2に示すようにPLCモデム141、制御部142、車両ID保持部143、充電履歴保持部144及びドライバ回路145が備わっている。
PLCモデム141は、市販されている一般的なPLCモデムと同様に、同じ電力線に接続されている他局(他のPLCモデム)との間でこの電力線を介して情報を伝送することが可能である。この情報の伝送には周波数の高い搬送波(キャリア)を使用するので、電力の供給に影響を及ぼすことなく情報を伝送することができる。
車両ID保持部143は、不揮発性メモリであり、予め定めた固有の識別情報(車両側ID)の情報を保持している。車両ID保持部143が保持しているIDは書き換えできないようになっている。
充電履歴保持部144は不揮発性メモリであり、充電履歴保持部144が保持する充電履歴情報の内容については、充電動作を行うときに制御部142の制御によって生成される履歴情報により逐次追加もしくは更新される。
制御部142は、PLCユニット14の動作を制御するためのマイクロコンピュータであり、制御部142に接続されているPLCモデム141、車両ID保持部143、充電履歴保持部144、ドライバ回路145を用いて図3に示すような制御を実施する。この制御によって、充電動作に関する履歴情報が生成され、この履歴情報が充電履歴保持部144に蓄積される。充電履歴保持部144に蓄積される履歴情報の具体例が図6に示されている。
プラグインハイブリッドカー10に搭載されているPLCユニット14の動作の概要は図3に示す通りである。図3を参照しながらPLCユニット14の動作について以下に説明する。
ステップS11では、制御部142はPLCモデム141を起動する。
ステップS12では、制御部142は充電用電気ケーブル15を介してプラグインハイブリッドカー10と電源設備20とが接続されたかどうかを調べる。つまり、充電用電気ケーブル15の電源プラグ15aが電源コンセント21aと接続され、電源プラグ15bが車両側コンセント11と接続されて充電可能な状態になったかどうかを調べる。実際には、車両側コンセント11の近傍で電源プラグ15bが挿入されたかどうかをスイッチやセンサ等で検出しても良いし、車両側コンセント11の電極に所定の電源電圧が現れているかどうかを調べても良いし、電源設備20側のPLCモデムから送出される搬送波の有無を調べても良い。
ステップS13では、制御部142は、PLCモデム141が電源設備20側のPLCモデムとの間で通信可能な状態か否かを調べる。図1に示すように、電源設備20側の電源コンセント21cに電源側充電監視装置22が接続されている場合には、後述するように電源側充電監視装置22内のPLCモデム25が動作するため、プラグインハイブリッドカー10上のPLCモデム141は電源設備20側と通信可能な状態(通信が確立された状態)になる。通信可能な状態になると次のステップS14に進む。
ステップS14では、制御部142は車両ID保持部143が保持している識別情報(車両ID)を読み取り、このIDを車両側IDとしてPLC通信により送信する。つまり、車両側IDをPLCモデム141から電源ライン−車両側コンセント11−充電用電気ケーブル15−電源コンセント21aの電力線経路を介してPLCモデム25に送る。
プラグインハイブリッドカー10上のPLCユニット14が車両側IDを送出した後で、後述するように電源設備20側に接続されている電源側充電監視装置22から電源側IDがPLC通信により送出される。そこで、次のステップS15では、制御部142はPLCユニット14が電源側IDを受信するのを待つ。電源側IDを受信すると次のステップS16に進む。
ステップS16では、制御部142はステップS15で受信した電源側IDを充電履歴保持部144上に記録する。
ステップS17では、電源設備20の使用許可を得るために制御部142は所定の認証願いの信号(認証要求信号)をPLCモデム141によりPLC信号として電源側充電監視装置22に送出する。
ステップS18では、制御部142はPLCモデム141の受信状態、つまり、上記認証願いの信号(認証要求信号)に対する電源側充電監視装置22からの応答信号を監視することにより、ステップS17で送出した認証願いに対する電源側充電監視装置22からの応答(つまり、認証成功か認証失敗か)を調べる。これにより、認証の結果がOKかNGかを識別できる。認証の結果がOKの場合には次のステップS19に進み、NGの場合は処理を終了する。
ステップS19では、制御部142はドライバ回路145を介して充電スイッチSWを制御し、充電が可能なオン状態に切り替える。つまり、電源設備20側から充電用電気ケーブル15を経由して車両側コンセント11に供給される電力を充電回路12に与える。従って、この時点で充電回路12はバッテリ13の充電を開始する。
ステップS20では、制御部142は充電が終了したか否かを調べる。例えば、図示しない終了ボタンをユーザが操作した場合や、バッテリ13に十分な電力が蓄積されて充電回路12からバッテリ13に流れる電流が所定以下になった場合や、充電用電気ケーブル15が取り外された場合や、相手側のPLCモデムから送出される搬送波が検出されなくなった場合などを充電の終了とみなすことができる。充電中は、ステップS20〜S24の処理を繰り返し実行する。
また、充電中、すなわちプラグインハイブリッドカー10と電源設備20とを接続して電源設備20からプラグインハイブリッドカー10側に電力を供給している間は、後述するように電源側充電監視装置22から電源側IDが繰り返し送信される。例えば、充電用電気ケーブル15等の電力線上には、図5に示す信号のように、電源側充電監視装置22がPLC信号として送出する電源側IDの情報が所定時間(X1秒間)に渡って繰り返し現れた後、所定時間の区切りの後、再び電源側IDの情報が所定時間(X2秒間)に渡って繰り返し現れ、更に所定時間の区切りの後、再び電源側IDの情報が所定時間(X3秒間)に渡って繰り返し現れる。なお、X1、X2、X3は同じ長さである。
ステップS21では、制御部142は、PLCモデム141が電源側充電監視装置22の送出した電源側IDの受信を継続しているか、それとも前記区切りに相当する受信の中断を検出したかどうかを調べる。受信を継続している場合は次のステップS22に進み、前記区切りを検出した場合はステップS23に進む。
ステップS22では、制御部142は車両ID保持部143から読み取った識別情報(車両ID)を車両側IDとしてPLCモデム141から再び送信する。つまり、充電中には、プラグインハイブリッドカー10側から電源設備20に対して車両側IDが繰り返し送信され、電源設備20側からプラグインハイブリッドカー10に対しては、電源側IDが繰り返し送信される。
ステップS23では、制御部142は、電源側IDの受信が一時的に途切れたことを表す区切りの検出回数を計数してこの区切り回数を充電履歴保持部144に記録する。例えば、PLCモデム141が図5に示すような信号を受信する場合には、X1の期間とX2の期間との間の区切りを1回目の区切りとして検出し、X2の期間とX3の期間との間の区切りを2回目の区切りとして検出し、X3の期間が終了した後で3回目の区切りを検出する。区切りを検出するたびに、履歴として充電履歴保持部144に記録する区切り検出回数が更新される。
ステップS24では、制御部142はPLCモデム141が最後に検出した電源側IDを履歴として充電履歴保持部144に記録する。また、最後に検出した電源側IDと充電履歴保持部144に記録されている電源側IDとを比較して一致するかどうかを調べる。一致する場合には記録を更新する必要はないが、一致しない場合には最後に検出した電源側IDを新たな履歴として充電履歴保持部144に追加記録する。
ステップS25では、制御部142はドライバ回路145を介して充電スイッチSWを制御し、充電回路12の入力を車両側コンセント11等の電源ラインから切り離して充電動作を終了する。
PLCユニット14が図3に示す処理を行うことにより、充電履歴保持部144上には例えば図6に示すような履歴情報が記録され保存される。図6に示す例では、それぞれの充電操作を表す履歴の情報として「履歴番号」、「電源側ID」、「接続時間」の情報が含まれている。「履歴番号」は、充電操作を行った順番を表す番号である。「電源側ID」は、PLCモデム141が電源設備20側から受信した識別情報である。「接続時間」は、ステップS23で記録される区切り検出回数である。つまり、一定時間おきに区切りが現れるので、区切り検出回数は接続時間あるいは充電動作を行っていた時間の長さに相当する。このように、「電源側ID」毎に「接続時間」が記録されることによって、これらの情報を記録する車両に各「電源側ID」からどの程度の電力が供給されたかを特定することができる。
従って、電源設備20側に接続されている電源側充電監視装置22が車両側IDの認証に失敗した場合には、PLCユニット14がプラグインハイブリッドカー10における充電動作を禁止するように制御することができ、盗電を防止することができる。もしも許可されていないのにプラグインハイブリッドカー10側が充電動作を行った場合であっても、電源側IDの情報が履歴としてPLCユニット14上の充電履歴保持部144に残るので、この履歴を盗電行為の検出に役立てることができる。
なお、充電回路12の充電動作のオンオフを切り替える充電スイッチSWについては省略することもできる。
電源設備20に接続されている電源側充電監視装置22内のパーソナルコンピュータ26の動作の概要が図4に示されている。図4に示す動作について以下に説明する。
ステップS31では、パーソナルコンピュータ26はPLCモデム25を起動する。
ステップS32では、パーソナルコンピュータ26はPLCモデム25がプラグインハイブリッドカー10側のPLCモデムとの間で通信可能かどうかを調べる。充電用電気ケーブル15を介してプラグインハイブリッドカー10が電源設備20に接続され、プラグインハイブリッドカー10上のPLCユニット14が動作しているときには、PLCモデム25がPLCユニット14内のPLCモデム141と通信可能な状態(通信が確立された状態)になるので、その場合には次のステップS33に進む。
ステップS33では、パーソナルコンピュータ26はPLCモデム25がプラグインハイブリッドカー10側から送出される車両側IDを受信したかどうかを調べる。車両側IDを受信すると次のステップS34に進む。ステップS34では、パーソナルコンピュータ26はステップS33で受信した車両側IDを充電履歴保持部27上に記録する。
ステップS35では、パーソナルコンピュータ26はその内部に予め登録されている電源側IDを読み込み、この電源側IDをPLCモデム25を介してPLC通信により送信しプラグインハイブリッドカー10側に送る。これにより、プラグインハイブリッドカー10側のPLCユニット14では、電源側IDを認識することができる。
ステップS36では、パーソナルコンピュータ26は、PLCモデム25の受信状態を監視しており、プラグインハイブリッドカー10上のPLCユニット14から電源設備20の使用許可を求める認証願い(認証要求信号)を受信したかどうかを調べる。認証願いを受信すると次のステップS37に進む。
ステップS37では、パーソナルコンピュータ26は認証のために予め用意されているIDデータベース29を利用して、ステップS33で受信した車両側IDと一致するIDがIDデータベース29上に存在するか否かを調べる。IDデータベース29上には、電源設備20の所有者あるいは権利者が電力の供給を予め許可した車両を表す車両側IDが予め登録されている。なお、IDデータベース29は、例えば、パーソナルコンピュータ26が備えるHDDに作成される。
従って、ステップS33で受信した車両側IDと一致するIDがIDデータベース29上に存在する場合には、ステップS36で受信した認証願いを受け入れることができるので、次のステップS38で「認証OK」の認証結果をPLCモデム25からPLC信号として送信する。ステップS33で受信した車両側IDと一致するIDがIDデータベース29上に存在しなかった場合には、ステップS36で受信した認証願いを受け入れることができないので、次のステップS38で「認証NG」の認証結果をPLCモデム25からPLC信号として送信する。「認証OK」の認証結果を送信することにより、PLCユニット14の制御に従ってプラグインハイブリッドカー10側では充電動作を開始することができる。
なお、本実施の形態では、許可すべきIDが予め登録されているIDデータベース29を利用して認証処理を行っているが、例えば料金徴収装置あるいは課金装置などが電源設備20に接続されているような場合には、電源側充電監視装置22が受信した車両側IDを料金徴収装置あるいは課金装置に問い合わせることにより許可すべきIDかどうかを判断しても良い。
ステップS39では、パーソナルコンピュータ26は電源設備20とプラグインハイブリッドカー10との接続状態が継続中か否かを識別する。具体的には、充電用電気ケーブル15の電源プラグ15aが電源コンセント21aに接続されているかどうかを電源コンセント21a近傍のスイッチ等(図示せず)により検出したり、プラグインハイブリッドカー10側のPLCモデム141が充電用電気ケーブル15上に送出する搬送波の有無を調べる。
ステップS40では、パーソナルコンピュータ26は前記電源側IDを再びPLCモデム25を介してPLC通信により送信しプラグインハイブリッドカー10側に送る。ステップS40は繰り返し実行されるので、プラグインハイブリッドカー10が電源設備20と接続されている間は、電源側IDがPLCモデム25から短い周期で繰り返し送信される。また、前述のようにプラグインハイブリッドカー10側のPLCモデム141も車両側IDを繰り返し送信するので、パーソナルコンピュータ26はPLCモデム25が受信した車両側IDを逐次取り込んで調べる。
ステップS41では、パーソナルコンピュータ26は予め定めた一定時間(X秒)が経過したかどうかを調べ、経過してなければステップS39に進み、経過した時にはステップS42に進む。つまり、一定時間(X秒)毎にステップS42以降の処理が実行される。
ステップS42では、パーソナルコンピュータ26は電源側IDの送信を一時的に中断するための区切り期間を生成する。具体的には、所定時間の時間待ちを行うことにより、この間だけステップS40の実行を停止し、電源側IDの送信を止める。
従って、PLCモデム25がPLC通信により充電用電気ケーブル15側に送出する信号は、例えば図5に示すような状態になる。つまり、PLCモデム25がPLC信号として送出する電源側IDの情報が所定時間(X1秒間)に渡って繰り返し現れた後、所定時間の区切りの後、再び電源側IDの情報が所定時間(X2秒間)に渡って繰り返し現れ、更に所定時間の区切りの後、再び電源側IDの情報が所定時間(X3秒間)に渡って繰り返し現れる。なお、X1、X2、X3は同じ長さ(X秒)である。
また、前述のように、電源設備20側が電源側IDの情報を送信しているときには、プラグインハイブリッドカー10側のPLCユニット14も車両側IDの送信を繰り返すので、PLCユニット14が送出する信号についても図5と同様になる。つまり、PLCモデム141がPLC信号として送出する車両側IDの情報が所定時間(X1秒間)に渡って繰り返し現れた後、所定時間の区切りの後、再び車両側IDの情報が所定時間(X2秒間)に渡って繰り返し現れ、更に所定時間の区切りの後、再び車両側IDの情報が所定時間(X3秒間)に渡って繰り返し現れる。
ステップS43では、パーソナルコンピュータ26はステップS42の区切りの回数を計数すると共に、この区切り回数を履歴として充電履歴保持部27に記録する。また、最後に受信した車両側IDがそれ以前に受信した車両側IDと異なる場合には、区切り回数をクリアして0から再び計数を開始する。
ステップS44では、パーソナルコンピュータ26はPLCモデム25が最後に受信した車両側IDを履歴として充電履歴保持部27に記録する。また、最後に検出した車両側IDと充電履歴保持部27に記録されている車両側IDとを比較して一致するかどうかを調べる。一致する場合には記録を更新する必要はないが、一致しない場合には最後に検出した車両側IDを新たな履歴として充電履歴保持部27に追加記録する。
電源側充電監視装置22が図4に示す処理を行うことにより、充電履歴保持部27上には例えば図7に示すような履歴情報が記録され保存される。図7に示す例では、それぞれの充電操作(電力供給動作)を表す履歴の情報として「履歴番号」、「車両側ID」、「接続時間」の情報が含まれている。「履歴番号」は、充電操作を行った順番を表す番号である。「車両側ID」は、PLCモデム25がプラグインハイブリッドカー10側から受信した識別情報である。「接続時間」は、ステップS43で記録される区切り検出回数である。つまり、一定時間(X秒)おきに区切りが現れるので、区切り検出回数は接続時間あるいは充電動作を行っていた時間の長さに相当する。このように、「車両側ID」毎に「接続時間」が記録されることによって、各車両毎にどの程度の電力を供給したかを特定することができる。
図1に示す構成のように、プラグインハイブリッドカー10側に充電スイッチSWが備わっている場合には、PLCユニット14からの認証願いに対して電源側充電監視装置22が「認証OK」の認証結果を送信しない限りプラグインハイブリッドカー10側では充電動作が禁止される。プラグインハイブリッドカー10側が充電動作を行わなかった場合であっても、充電履歴保持部144上に電源側IDの情報が履歴として記録される。もしも、プラグインハイブリッドカー10の所有者等が電源設備20からの盗電行為を行おうと試みたような場合には、認証結果が「認証NG」になり充電ができないため、充電用電気ケーブル15がすぐに外されることになり、充電履歴保持部144上の履歴については、「接続時間」として非常に小さい値が記録される。
なお、図3、図4に示す処理においては、プラグインハイブリッドカー10側のPLCユニット14が電源側充電監視装置22に対して許可を求めるために「認証願い」を送信するように制御しているが、「認証願い」の送信を省略することもできる。例えば、PLCユニット14が最初に送信した車両側IDを「認証願い」の代わりに利用し、電源側充電監視装置22が最初の車両側IDを受信した直後に、ステップS36を省略して電源側充電監視装置22側でステップS37の認証処理を開始するように制御しても良い。
なお、プラグインハイブリッドカー10側のPLCユニット14がPLC信号として送信する車両側IDの送信タイミングや、電源設備20側の電源側充電監視装置22がPLC信号として送信する電源側IDの送信タイミングなどについては、必要に応じて変更することが可能である。しかし、接続状態や充電状態が維持されているかどうかを確認可能にするために、比較的短い周期で定期的に車両側ID及び電源側IDの送信を繰り返すのが望ましい。
図1に示すように、電源設備20側に電源側充電監視装置22を接続し、プラグインハイブリッドカー10側に監視機能を備えたPLCユニット14を搭載した場合には、充電用電気ケーブル15を介してプラグインハイブリッドカー10が電源設備20から電流の供給を受けてバッテリ13の充電を行おうとする際に、プラグインハイブリッドカー10上の充電履歴保持部144には図6に示すような履歴情報が蓄積され、電源設備20側の充電履歴保持部27には図7に示すような履歴情報が蓄積される。これらの履歴情報の内容を調べることにより、盗電などの不正行為があった場合には、それを検出することが可能になる。
例えば、充電履歴保持部144に図6に示すような履歴情報が保持されていた場合には、1番目の履歴の内容から、このプラグインハイブリッドカー10は「xyz1234」の電源側IDが割り当てられた電源設備20との間で「211」の値に相当する時間に渡って充電動作を行った、という事実関係を確認することができる。
また、例えば充電履歴保持部27に図7に示すような履歴情報が保持されていた場合には、1番目の履歴の内容から、この電源設備20は「ABC1234」の車両側IDが割り当てられた車両に対して「311」の値に相当する時間に渡って充電のための電力供給を行った、という事実関係を確認することができる。
従って、プラグインハイブリッドカー10の所有者等が電源設備20の権利者等に許可を得ることなく、あるいは料金を支払うことなく充電のための接続を行ったような場合には、電源設備20の権利者等は、この不正行為を履歴情報に基づいて確認し、プラグインハイブリッドカー10の所有者等に料金を請求したり、盗電行為の再発を防止するための行動を取ることができる。
なお、充電履歴保持部144及び充電履歴保持部27の履歴情報の中に、接続時間の長さの他に、日時の情報を追加しても良い。日時の情報を含めることにより、盗電行為が行われた日時を確認することが可能であり、充電履歴保持部144側の履歴と充電履歴保持部27側の履歴とが一致するかどうかを確認するのに役立つ。
実施の形態におけるプラグインハイブリッドカー及び充電に利用する電源設備の構成例を示すブロック図である。 図1に示すPLCユニットの構成を示すブロック図である。 図1に示すプラグインハイブリッドカー側に設けたPLCユニットの制御の内容を示すフローチャートである。 図1に示す電源設備側に設けた電源側充電監視装置の制御の内容を示すフローチャートである。 充電用電気ケーブルを経由して伝送される信号の構成例を示すタイムチャートである。 プラグインハイブリッドカー側のPLCユニット上の充電履歴保持部に保持される情報の構成例を示す模式図である。 電源設備側の充電履歴保持部27に保持される情報の構成例を示す模式図である。
符号の説明
10 プラグインハイブリッドカー
11 車両側コンセント
12 充電回路
13 バッテリ
14 PLCユニット
15 充電用電気ケーブル
15a,15b 電源プラグ
20 電源設備
21a,21b,21c 電源コンセント
22 電源側充電監視装置
25 PLCモデム
26 パーソナルコンピュータ
27 充電履歴保持部
28 電源プラグ
29 IDデータベース
30 電力供給施設
141 PLCモデム
142 制御部
143 車両ID保持部
144 充電履歴保持部
145 ドライバ回路
SW 充電スイッチ

Claims (7)

  1. バッテリを搭載し、該バッテリから供給される電力を走行のための駆動源とする車両とは別体に設けられた電源設備からの前記バッテリへの電力の供給を監視する充電監視装置であって、
    前記車両に固有に割り当てられた車両側識別情報を記憶する車両ID保持部と、
    前記電源設備から前記バッテリへ電力を伝送するための電源ラインに接続され、且つ前記電源設備に備わる電源側電力線通信部との間で、該電源ラインを通信路とする電力線通信により情報を送受信する車両側電力線通信部と、
    前記バッテリへの電力の供給の可否を切り替えるために前記電源ラインの一部を短絡開放する充電スイッチを駆動するドライバ回路と、
    前記電源側電力線通信部と前記車両側電力線通信部の間で前記通信路が確立された場合に、前記車両ID保持部に記憶されている前記車両側識別情報を情報として含む認証要求信号を前記電源側電力線通信部に送信するよう前記車両側電力線通信部を制御し、その後、前記電源側電力線通信部から受信した、該認証要求信号に対する認証成功または認証失敗を通知する応答信号に応じて、前記充電スイッチの短絡開放を指示する制御信号を前記ドライバ回路に出力して該ドライバ回路を制御する車両側通信制御部と、
    を備えることを特徴とする充電監視装置。
  2. 前記電源設備に固有に割り当てられた電源側識別情報を記憶する車両側充電履歴保持部をさらに備え、
    前記車両側通信制御部は、前記電源側電力線通信部と前記車両側電力線通信部の間で通信路が確立された場合に、該車両側電力線通信部により受信した前記電源側識別情報を前記車両側充電履歴保持部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電監視装置。
  3. 前記車両側充電履歴保持部は、前記電源側識別情報とともに、前記電源側電力線通信部から周期的に送信される該電源側識別情報を受信した受信回数を記憶し、
    前記車両側通信制御部は、前記電源側電力線通信部と前記車両側電力線通信部の間で通信路が確立された場合に、該車両側電力線通信部により受信した前記電源側識別情報を前記車両側充電履歴保持部に記憶するとともに、該車両側電力線通信部により該電源側識別情報を周期的に受信する度に計数する前記受信回数を前記車両側充電履歴保持部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の充電監視装置。
  4. バッテリを搭載し、該バッテリから供給される電力を走行のための駆動源とする車両とは別体に設けられた電源設備からの前記バッテリへの電力の供給を監視する充電監視装置であって、
    前記バッテリへの電力の供給が許可された前記車両を識別するための登録済み車両側識別情報を記憶する車両側識別情報データベースと、
    前記電源設備から前記バッテリへ電力を伝送するための電源ラインに接続され、且つ前記車両に備わる車両側電力線通信部との間で、該電源ラインを通信路とする電力線通信により情報を送受信する電源側電力線通信部と、
    前記車両側電力線通信部と前記電源側電力線通信部の間で前記通信路が確立された場合に、前記車両に固有に割り当てられた車両側識別情報を情報として含む認証要求信号を受信すると、前記車両側識別情報データベースに記憶された前記登録済み車両側識別情報に該認証要求信号に含まれる前記車両側識別情報と一致するものがあるか否かを判別し、その判別結果に応じた、認証成功または認証失敗を通知する応答信号を送信するよう前記電源側電力線通信部を制御する電源側通信制御部と、
    を備えることを特徴とする充電監視装置。
  5. 前記車両に固有に割り当てられた車両側識別情報を記憶する電源側充電履歴保持部をさらに備え、
    前記電源側通信制御部は、前記車両側電力線通信部と前記電源側電力線通信部の間で通信路が確立された場合に、該電源側電力線通信部により前記車両から受信した前記車両側識別情報を前記電源側充電履歴保持部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の充電監視装置。
  6. 前記電源設備に固有に割り当てられた電源側識別情報を記憶する電源ID保持部をさらに備え、
    前記電源側通信制御部は、前記車両側電力線通信部と前記電源側電力線通信部の間で通信路が確立された場合に、前記電源ID保持部に記憶されている前記電源側識別情報を前記車両側電力線通信部に送信するよう前記電源側電力線通信を制御する、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の充電監視装置。
  7. 前記電源側充電履歴保持部は、前記車両側識別情報とともに、前記車両側電力線通信部から周期的に送信される該車両側識別情報を受信した受信回数を記憶し、
    前記電源側通信制御部は、前記車両側電力線通信部と前記電源側電力線通信部の間で通信路が確立された場合に、該電源側電力線通信部により受信した前記車両側識別情報を前記電源側充電履歴保持部に記憶するとともに、該電源側電力線通信部により該車両側識別情報を周期的に受信する度に計数する前記受信回数を前記電源側充電履歴保持部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の充電監視装置。
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