JP2010016066A - 基板検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降機構と位置決め機構の一つの機構で構成し、駆動機構を小型化して、真空室内に昇降機構と位置決め機構と共に駆動モータを設け、シール機構を不要とする。
【解決手段】真空室内で基板を検査する基板検査装置において、真空室は、基板を支持するZステージと、ZステージをZ軸方向に昇降するステージ昇降機構と、Zステージ上に載置される基板を検査する検査機構とを備える。ステージ昇降機構は、水平方向位置に対してZ軸方向の接触位置を異にする接触面を有する昇降カムと、昇降カムの接触面と回転しながら接触する昇降ローラと、昇降ローラ又は昇降カムを水平方向に移動させる駆動機構と備え、駆動機構の駆動によって昇降ローラ又は昇降カムを相対的に水平方向に移動させ、この水平方向の移動により昇降ローラ又は昇降カムを相対的にZ軸方向に移動させ、このZ軸方向の移動によってZステージを昇降させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶ディスプレイや有機ELディスブレイなどに使われる基板を検査する基板検査装置に関し、特に、真空室内において基板を支持するZステージのZ軸方向高さを位置決めするステージ昇降機構に関する。
液晶基板や薄膜トランジスタアレイ基板(TFTアレイ基板)は、ガラス基板等の基板上に薄膜トランジスタ(TFT)がマトリックス状に配置されてなるTFTアレイと、この薄膜トランジスタに駆動信号を供給する信号電極とを備え、薄膜トランジスタは走査信号電極端子,映像信号電極端子からの信号により駆動される。
基板に形成されるTFTアレイや液晶基板を検査する装置としてTFTアレイ検査装置や液晶基板検査装置等の基板検査装置が知られている。基板検査装置は、走査信号電極端子,映像信号電極端子と電気的に接続する検査用プローバと検査回路を備える。検査回路は、検査用プローバを通して液晶基板に所定の電圧を印加し、このときの液晶基板の駆動状態を検出することによってゲート−ソース間の短絡、点欠陥、断線等を調べる。
液晶基板の駆動状態の検出は、例えば、電子ビーム等の荷電粒子ビームを液晶基板に照射し、液晶基板から放出される二次電子を検出することによって行う。液晶基板から放出される二次電子は液晶基板の電圧に応じて変化するため、二次電子を検出することによって検査信号に応じて変化する電圧を検出し、これによって液晶基板の欠陥等を検出する。この基板検査は、真空室内に基板を導入し、真空状態において行われる。
真空室内において、基板はステージ上に載置された状態で検査を行う。この検査の際、基板をZ軸方向に移動し、Z軸方向の所定位置で位置決めする場合がある。例えば、大気側からロードロック室や基板搬送室の真空室内に基板を導入した後、検査室に基板を搬入する際に、ステージ上の基板を真空室室内で昇降させる場合がある。また、基板と検査機構との間の距離を調整する必要から、基板の検査部位や基板の厚さ等に応じて、ステージ上の基板を真空室室内で昇降させる場合がある。
真空室内に駆動機構を組み込む際、真空室の内容量に制約がある場合には、真空室外部の大気側に駆動モータを設置し、トルク伝達手段によって真空室内にトルクを伝達する構成とし、大気側と真空室との間のトルク伝達は、磁気シール等のシール機構が用いられる。
従来の基板検査装置は、真空室内において、基板をZ軸方向に移動させる昇降機構と、Z軸方向の所定位置で位置決めする位置決め機構の二つの機構を設けている。
図7は従来の説明するための図である。図7において、基板検査装置は、真空室120内にXYステージ104とZステージ105を備えると共に、Zステージ105をZ軸方向に昇降させる昇降機構110と、Zステージ105のZ軸方向の位置を位置決めする位置決め機構103を備える。
昇降機構110は、Zステージ105の下端に当接して支持することで、Zステージ105を昇降させる。
位置決め機構103は、高さ調整用部材103aと第1の高さ位置決め部材103bと第2の高さ位置決め部材103cとをXYステージ104上に重ねて設け、第1の高さ位置決め部材103bの高さと第2の高さ位置決め部材103cの高さを異ならせ、Zステージ105を何れの高さ位置決め部材上に載置するかによって、Zステージ105のZ軸方向の位置決めを行っている。
位置決め機構103によって位置決めを行う際には、昇降機構110によるZステージの昇降動作と、XYステージ104による第1の高さ位置決め部材103b又は第2の高さ位置決め部材103cの選択動作との組み合わせによって行う。
図7は昇降機構と位置決め機構の動作の一例を示している。位置決め機構103の第2の高さ位置決め部材103c上にZステージ105を載置した状態において(図7(a))、昇降機構110を上昇させてZステージ105を持ち上げて第2の高さ位置決め部材103cから分離する(図7(b))。XYステージ104を駆動して位置決め機構103の水平方向に移動した後(図7(c))、昇降機構110を下降させてZステージ105を下げて第1の高さ位置決め部材103bに載置する(図7(d))。さらに、Zステージ105を下げた後(図7(e))、XYステージ104を駆動する(図7(f))。
従来構成の基板検査装置では、真空室の内容量の制約から、駆動モータを真空室外に設置し、磁気シール等のシール機構を介して真空室内にトルクを伝達する構成が必要であるため、シール機構が必要となるという問題がある。
また、従来構成では、真空室内において、基板をZ軸方向に移動させる昇降機構と、Z軸方向の所定位置で位置決めする位置決め機構をそれぞれ独立して備える必要があり、機構が複雑となるという問題があり、真空室の内容量によっては、昇降機構と位置決め機構の二つの機構を設けることは困難となるおそれも生じる。
そこで、本発明は前記した従来の問題点を解決し、昇降機構と位置決め機構を一つの機構で構成することを目的とする。
また、駆動機構を小型化して、真空室内に昇降機構と位置決め機構と共に駆動モータを設け、シール機構を不要とすることを目的とする。
本発明は、昇降機能および位置決め機能を有するカム機構を用いてステージ昇降機構を構成する。これによって、昇降機構と位置決め機構の一つの機構で構成する。昇降機構と機構の一つの機構で構成することによって駆動機構の小型化が可能となり、真空室内に昇降機構と位置決め機構と共に駆動モータを設けることができ、シール機構を不要とすることができる。
本発明の基板検査装置は、真空室内で基板を検査する基板検査装置において、真空室は、基板を支持するZステージと、当該ZステージをZ軸方向に昇降するステージ昇降機構と、Zステージ上に載置される基板を検査する検査機構とを備える。
本発明のステージ昇降機構は、水平方向位置に対してZ軸方向の接触位置を異にする接触面を有する昇降カムと、昇降カムの接触面と回転しながら接触する昇降ローラと、昇降ローラ又は昇降カムを水平方向に移動させる駆動機構と備え、駆動機構の駆動によって昇降ローラ又は昇降カムを相対的に水平方向に移動させ、この水平方向の移動により昇降ローラ又は昇降カムを相対的にZ軸方向に移動させ、このZ軸方向の移動によってZステージを昇降させる。
昇降カムの一形態は、その接触面を階段状とする構成であり、水平方向位置に対してZ軸方向の高さを異にする複数の段部と、この段部間を繋ぐ傾斜部とを備える。昇降カムと昇降ローラとの接触において、昇降ローラ又は昇降カムを相対的に水平方向に移動させ、昇降ローラを昇降カムの接触面の何れかの段部に接触させる。
この水平方向の移動において、昇降ローラ又は昇降カムは、昇降ローラが接触する昇降カムの段部のZ軸方向の高さで定まる位置に昇降する。Zステージは、この昇降ローラ又は昇降カムの昇降に応じて昇降する。したがって、昇降ローラを昇降カムの何れかの段部に保持することによって、ZステージのZ軸方向の位置決めをその段部のZ軸方向の高さに位置決めすることができる。位置決めしたZ軸方向の高さの保持は、昇降ローラを昇降カムの段部への保持によって行うことができる。
昇降ローラ又は昇降カムの昇降動作は、昇降ローラ又は昇降カムを相対的に水平方向に移動することで行うことができ、一方、昇降ローラ又は昇降カムの位置決め動作は、昇降ローラ又は昇降カムを水平方向の所定位置で固定することで行うことができる。したがって、昇降動作および位置決め動作は、一つのステージ昇降機構によって行うことができる。
昇降カムの他の形態は、その接触面を傾斜部とする構成であり、傾斜部は水平方向位置に対して接触位置のZ軸方向の高さが直線状又は曲線状に変化する。昇降カムと昇降ローラとの接触において、昇降ローラ又は昇降カムを相対的に水平方向に移動させ、昇降ローラを昇降カムの接触面の傾斜部に接触させる。
この水平方向の移動において、昇降ローラ又は昇降カムは、昇降ローラが接触する昇降カムの傾斜部のZ軸方向の高さで定まる位置に昇降する。Zステージは、この昇降ローラ又は昇降カムの昇降に応じて昇降する。したがって、昇降ローラを昇降カムの傾斜部に保持することによって、ZステージのZ軸方向の位置決めをその傾斜部のZ軸方向の高さに位置決めすることができる。位置決めしたZ軸方向の高さの保持は、昇降ローラを昇降カムの傾斜部への保持によって行うことができる。
昇降ローラ又は昇降カムの昇降動作は、昇降ローラ又は昇降カムを相対的に水平方向に移動することで行うことができ、一方、昇降ローラ又は昇降カムの位置決め動作は、昇降ローラ又は昇降カムを水平方向の所定位置で固定することで行うことができる。したがって、昇降動作および位置決め動作は、一つのステージ昇降機構によって行うことができる。
傾斜部のZ軸方向の位置が直線状に変化する場合には、水平方向の移動に対してZ軸方向の位置を直線的に変化させることができる。また、傾斜部のZ軸方向の位置が曲線状に変化する場合には、水平方向の移動に対してZ軸方向の位置を曲線形状に応じて任意の変化させることができる。
また、昇降カム又は昇降ローラとZステージとの固定において、一つの形態では、Zステージの下面に昇降カムを固定し、真空室側に昇降ローラおよび駆動機構を固定し、駆動機構によって昇降ローラを水平方向に移動し、この昇降ローラの水平方向の移動によって昇降カムをZ軸方向に昇降させることによって、ZステージをZ軸方向に昇降させる。
また、他方の形態では、Zステージの下面に昇降ローラを回転自在に固定し、真空室側に昇降カムおよび駆動機構を固定し、駆動機構によって昇降カムを水平方向に移動し、この昇降カムの水平方向の移動によって昇降ローラをZ軸方向に昇降させることによって、ZステージをZ軸方向に昇降させる。
本発明の基板検査装置は、Zステージおよびステージ昇降機構をXYステージ上に設置する構成とする。この構成とすることによって、XYステージの位置に係わらずステージ昇降機構を駆動させることができる。
本発明によれば、昇降機構と位置決め機構の一つの機構で構成することができる。
本発明によれば、駆動機構を小型化して、真空室内に昇降機構と位置決め機構と共に駆動モータを設け、シール機構を不要とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の基板検査装置の概略構成を説明するための図である。
図1において、基板検査装置1は、真空室2内において基板20を検査する装置であり、基板20を検査する検査機構(図1には示していない)、真空室2内を真空排気する排気機構(図1には示していない)、真空室2と大気側あるいは隣接するチャンバとの間を開閉するゲート(図1には示していない)等を備える。
例えば、真空室2は、大気側から真空側との間で基板を導出入するロードロック室、ロードロック室と検査室(メインチャンバ)との間に設けられる搬送室等に適用することができる。
真空室2は、ベース3上に、水平方向に移動するXYステージ4を備え、XYステージ4上にステージ昇降機構10とZステージ5を備える。Zステージ5は、ステージ昇降機構10によってXYステージ4に対して昇降自在としている。Zステージ5上には、基板20が載置されて支持される。
ステージ昇降機構10は、Zステージ5をZ軸方向に昇降させると共に、Zステージ5をZ軸方向の所定位置に位置決めする。ステージ昇降機構10は、水平方向位置に対してZ軸方向の接触位置を異にする接触面を有する昇降カム11と、昇降カム11の接触面と回転しながら接触する昇降ローラ12と、昇降ローラ12(又は昇降カム11)を水平方向に移動させる駆動機構と備える。この駆動機構は、駆動モータ14と駆動軸13により構成することができる。
図1に示す昇降カム11は、Z軸方向の位置を異にする複数の段部と、これら段部を繋ぐ傾斜部とにより構成される。この段部および傾斜部は、昇降ローラ12と接触する接触面を構成する。昇降ローラ12の回転に伴って、昇降ローラ12が昇降カム11の接触面11aと接触すると、昇降カム11は、接触面11aのZ軸方向の位置(高さ)に応じて、Z軸方向の位置(高さ)が変化する。
駆動機構の駆動によって昇降ローラ12(又は昇降カム11)を相対的に水平方向に移動させ、この水平方向の移動により昇降ローラ12(又は昇降カム11)を相対的にZ軸方向に移動させ、Z軸方向の移動によってZステージ5を昇降させる。図1に示す構成は、駆動モータ14によって駆動軸13を回転させ、この駆動軸13の回転によって昇降ローラ12を水平方向に移動させる構成例を示している。駆動モータ14および駆動軸13はXYステージ4上に固定されているため、駆動軸13の回転によって昇降ローラ12のみが水平方向に移動する。
昇降ローラ12には、昇降カム11の接触面11aが接触しており、昇降ローラ12が水平方向に移動すると共に、昇降カム11の接触面11aの接触位置が位置する。接触面11aは、水平方向の位置によってZ軸方向の位置(高さ)が異なるため、昇降ローラ12が接触する昇降カム11の接触位置によって、昇降カム11のZ軸方向の高さが変化する。昇降カム11上には、Zステージ5が設けられているため、昇降カム11のZ軸方向の高さが変化することによって、Zステージ5を昇降させ、Zステージ5の高さを変更することができる。
以下、図2〜図4を用いて、本発明のステージ昇降機構の昇降動作および位置決め動作について説明する。図2〜図4は、昇降カムがZ軸方向に3段の異なる高さを有する構成例を示している。
図2はZステージの下降動作例を示している。図2(a)および図4(a)は3段の昇降カム11の接触面11aの中段に昇降ローラ12が接触している状態を示し、図2(b)および図4(b)は3段の昇降カム11の接触面11aの上段に昇降ローラ12が接触している状態を示している。
接触面11aの中段から上段への接触位置の移動は、駆動モータ14による駆動軸13の回転によって昇降ローラ12を図2(b)および図4(b)中の横方向に示す矢印方向に移動させることで行う。昇降ローラ12が接触する昇降カム11の接触面11aの位置を変えることで、昇降カム11およびこの昇降カム11上に載置されるZステージ5は下降する。
図3はZステージの上昇動作例を示している。図3(a)は、図2(a)と同様に、3段の昇降カム11の接触面11aの中段に昇降ローラ12が接触している状態を示している。図3(b)および図4(c)は3段の昇降カム11の接触面11aの下段に昇降ローラ12が接触している状態を示している。
接触面11aの中段から下段への接触位置の移動は、駆動モータ14による駆動軸13の回転によって昇降ローラ12を図3(b)および図4(c)中の横方向に示す矢印方向に移動させることで行う。この昇降ローラ12の水平方向の移動は、図2(b)および図4(c)の移動方向と逆方向である。昇降ローラ12が接触する昇降カム11の接触面11aの位置を変えることで、昇降カム11およびこの昇降カム11上に載置されるZステージ5は上昇する。
次に、本発明のステージ昇降機構の別の構成例を図5,図6を用いて説明する。
図5に示す構成例は、昇降カムの形状を別の形状とするものである。図1〜図4で示した昇降カムは段部を備える構成であるのに対して、図5に示す昇降カムは傾斜部のZ軸方向の高さが直線状又は曲線状に変化する構成である。
昇降カム11が備える接触面11bは、水平方向位置に対してZ軸方向の高さが直線状又は曲線状に変化する傾斜部を備える。
この傾斜部は、前記した構成例と同様に、昇降ローラ12と接触し、その接触位置での昇降カム11のZ軸方向の高さによってZステージ5のXYステージ4からの高さを定めることができる。
傾斜部はZ軸方向の高さが直線状又は曲線状に変化しているため、昇降ローラ12の水平方向の位置に応じて直線的あるいは曲線的にZ軸方向の高さを変化させることができる。
図6に示す構成例は、昇降カムと昇降ローラを入れ替えた構成である。図1〜図5で示した構成では、昇降カム11をZステージ5の下面に固定し、昇降ローラ12をXYステージ4に対して水平方向に移動する構成である。これに対して、図6に示す構成は、昇降ローラ12をZステージ5の下面に回転自在に固定し、昇降カム11をXYステージ4に対して水平方向に移動する構成とする。
駆動モータ14によって駆動軸13を回転させることにより、昇降カム11は水平方向に移動する。この昇降カム11の水平方向の移動によって、昇降カム11と接触する昇降ローラ12は、昇降カム11の接触部のZ軸方向の高さに応じて昇降する。
前記した各構成例は、昇降ローラあるいは昇降カムの水平方向の移動方向に対して、2つのステージ昇降機構10を設け、この2つのステージ昇降機構10によるZ軸方向の高さを同じ高さとすることで、Zステージの水平方向の傾きを同一としたまま昇降させている。図1〜図5では、Zステージは水平状態を保持したまま昇降させている。
本発明のステージ昇降機構10は、昇降ローラあるいは昇降カムの水平方向の移動方向に対して、2つのステージ昇降機構10によるZ軸方向の高さを異ならせることで、Zステージの水平方向の傾きを変化させながら昇降させることもできる。
また、本発明のステージ昇降機構10は、昇降ローラあるいは昇降カムの水平方向の移動方向に対して、1つのステージ昇降機構10を設けることで、Zステージの水平方向の傾きを変化させながら昇降させることもできる。
本発明のステージ昇降機構は、TFTアレイ検査装置や液晶基板検査装置等の真空室を備える基板検査装置に適用することができる。
本発明の基板検査装置の概略構成を説明するための図である。 本発明のステージ昇降機構の昇降動作および位置決め動作について説明するための図である。 本発明のステージ昇降機構の昇降動作および位置決め動作について説明するための図である。 本発明のステージ昇降機構の昇降動作および位置決め動作について説明するための図である。 本発明のステージ昇降機構の昇降カムの別の構成例を説明するための図である。 本発明のステージ昇降機構において昇降カムと昇降ローラを入れ替えた構成を説明するための図である。 従来のステージ昇降の昇降機構と位置決め機構の動作の一例を示す図である。
符号の説明
1…基板検査装置、2…真空室、3…ベース、4…XYステージ、5…Zステージ、10…ステージ昇降機構、11…昇降カム、11a…接触面、11b… 接触面、12…昇降ローラ、13…駆動軸、14…駆動モータ、20…基板、103…ステージ昇降機構、103a…高さ調整用部材、103b…第1の高さ位置決め部材、103c…第2の高さ位置決め部材、104…XYステージ、105…Zステージ、110…昇降機構、120…真空室。

Claims (6)

  1. 真空室内で基板を検査する基板検査装置において、
    前記真空室は、基板を支持するZステージと、当該ZステージをZ軸方向に昇降するステージ昇降機構と、Zステージ上に載置される基板を検査する検査機構とを備え、
    前記ステージ昇降機構は、
    水平方向位置に対してZ軸方向の接触位置を異にする接触面を有する昇降カムと、
    前記昇降カムの接触面と回転しながら接触する昇降ローラと、
    前記昇降ローラ又は前記昇降カムを水平方向に移動させる駆動機構と備え、
    前記駆動機構の駆動によって前記昇降ローラ又は前記昇降カムを相対的に水平方向に移動させ、当該水平方向の移動により前記昇降ローラ又は前記昇降カムを相対的にZ軸方向に移動させ、当該Z軸方向の移動によってZステージを昇降させることを特徴とする基板検査装置。
  2. 前記昇降カムの接触面は、水平方向位置に対してZ軸方向の高さを異にする複数の段部と、当該段部間を繋ぐ傾斜部とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の基板検査装置。
  3. 前記昇降カムの接触面は、水平方向位置に対してZ軸方向の異なる高さが直線状又は曲線状に変化する傾斜部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の基板検査装置。
  4. 前記Zステージの下面に前記昇降カムを固定し、
    前記真空室側に昇降ローラおよび前記駆動機構を固定し、
    前記駆動機構は前記昇降ローラを水平方向に移動し、当該昇降ローラの水平方向の移動によって前記昇降カムをZ軸方向に昇降させることにより、前記ZステージをZ軸方向に昇降させることを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか一つに記載の基板検査装置。
  5. 前記Zステージの下面に前記昇降ローラを回転自在に固定し、
    前記真空室側に昇降カムおよび前記駆動機構を固定し、
    前記駆動機構は前記昇降カムを水平方向に移動し、当該昇降カムの水平方向の移動によって前記昇降ローラをZ軸方向に昇降させることにより、前記ZステージをZ軸方向に昇降させることを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか一つに記載の基板検査装置。
  6. 前記Zステージおよび前記ステージ昇降機構をXYステージ上に設置することを特徴とする、請求項1から5の何れか一つに記載の基板検査装置。
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