JP2010011888A - 通気式薬剤容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時に所定量の薬剤のみを外気にさらし、残りの薬剤を外気から遮断できるようにした通気式薬剤容器を提供する。
【解決手段】垂直杆4の下端から外向きフランジ状底壁8を介して外周壁10を起立するベース部材2と、頂壁38の中央部から垂下する上端開口の通気管42を、上記垂直杆4の上部外面に、また頂壁38の外周から垂下する装着筒20を、上記外周壁10の表面にそれぞれ気密かつ摺動自在に嵌合した作動部材16とを具備し、上記装着筒20から内方突出する仕切り壁28の内端を、上記垂直杆4の下部外面に気密かつ摺動自在に嵌合させ、この仕切り壁を底壁として外部から遮断された薬剤貯蔵室52を、装着筒20の内面と垂直杆4及び通気管42の各外面との間に形成し、垂直杆4の上面を薬剤受面6とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、通気式薬剤容器、特に芳香剤容器に関する。なお、通気式薬剤容器とは、薬剤が外気に通気している状態で使用する容器をいうものとする。
芳香・消臭などを目的とする通気式の薬剤容器では、従来、容器体の広口の開口部に、密閉シートを介して通気孔付きの蓋体を装着し、使用時には密閉シートを除去するようにしたものが知られている(特許文献1)。
特開平10−155881号
特許文献1の容器では、使用時において容器体中の全ての薬剤が外気に晒されるために、その全ての薬剤が使用期間中の早い段階で湿気を含んでしまうことになり易い。このため、使用期間中の初期には揮発作用が強く、使用期間の終わりには揮発作用が弱くなり易い。
本発明の第1の目的は、使用時に所定量の薬剤のみを外気にさらし、残りの薬剤を外気から遮断できるようにした通気式薬剤容器を提供することにある。
本発明の第2の目的は、各使用操作時毎にほぼ定量の薬剤を外気に露出させるようにすることである。
第1の手段は、
垂直な棒状体4の下端から外向きフランジ状底壁8を介して外周壁10を起立するベース部材2と、
頂壁38の中央部から垂下する上端開口の通気管42を、上記棒状体4の上部外面に、また頂壁38の外周から垂下する装着筒20を、上記外周壁10の表面にそれぞれ気密かつ摺動自在に嵌合した作動部材16とを具備し、
上記装着筒20から内方突出する仕切り壁28の内端を、上記棒状体4の下部外面に気密かつ摺動自在に嵌合させ、
この仕切り壁を底壁として外部から遮断された薬剤貯蔵室52を、装着筒20の内面と棒状体4及び通気管42の各外面との間に形成し、
また棒状体4の上面を薬剤受面6とし、
この薬剤受面6から通気管42の内部を経て外部へ至る通気路43が、ベース部材2に対する作動部材16の上昇により、薬剤貯蔵室52と連続し、この薬剤貯蔵室内の薬剤が薬剤受面6上へ流れ込むように構成している。
本手段では、ベース部材に対して作動部材を昇降自在に設け、ベース部材の底側から起立する棒状体と作動部材の頂部側から垂下する通気管とが継合して通気路を形成し、作動部材内方に形成した薬剤貯蔵室が作動部材とともに上昇して薬剤貯蔵室内の薬剤が通気路の一部である薬剤受面上に流れ込む構造を提案している。
「ベース部材」は、容器の基部を形成しており、中央部から起立する棒状体と周辺部から起立する外周壁とで、後述の作動部材を支えている。外周壁は、作動部材の昇降を一定のストローク幅内において案内するガイド筒の機能を有する。また、棒状体は、通気管との嵌め合いにより通気路を形成する。「棒状体」は、通気管と嵌り合って通気路を形成すると共に、薬剤を支受することで主たる機能とするものであり、その機能を発揮できればどのようなものでもよい。棒状体の形状は、外観が棒状であれば足り、好適な図示例のように筒状のものを含む。また、棒状体は少なくとも上記ストローク幅よりも長く設ける。
「作動部材」は、上記ベース部材の棒状体との間に薬剤貯蔵室を形成する。この薬剤貯蔵室は後述の如く棒状体を囲むように形成することが有利であるが、棒状体の水平方向一側(又は両側)にだけ形成してもよい。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
上記仕切り壁28を、装着筒20の上部側から下内方へ斜行する傾斜壁とし、作動部材16を上限位置まで移動させたときに、仕切り壁28の内端が上記薬剤受面6とほぼ同じ高さに位置するように構成している。
本手段では、上記仕切り壁を下内方への傾斜壁としている。例えば薬剤が粒状である場合には、作動部材を上昇させたときに粒状薬剤が傾斜面を転がり、或いは滑って薬剤受面側に集まるので、薬剤を残らず使い切ることができる。また、薬剤収納室内に多数の薬剤があるときには、本願図3に示す如く必要以上の数の薬剤が薬剤受面側に流れ込む場合がある。しかしながら、本手段では、作動部材を上限位置から下降させるときに、その上昇過程と逆の作用で薬剤受面に多量に乗った薬剤のうち過剰分が薬剤貯蔵室内へこぼれ落ちる。これによりおおよそ一定の量の錠剤が薬剤受面上に残り、外気に露出されることになる。
第3の手段は、第2の手段を有し、かつ上記薬剤受面6を、下方への弯曲面としている。
このようにすることで薬剤受面は、受け皿として所要量の薬剤を載置する機能を有する。
第4の手段は、第2の手段又は第3の手段を有し、かつ薬剤貯蔵室52を、棒状体4の周囲全体に囲成させている。
このようにすることで、作動部材の装着筒内のスペースを有効利用することができ、また作動部材を上限位置から戻すときに薬剤受面の全周から過剰な薬剤が脱落するので、より的確な定量が可能となる。
第5の手段は、第2の手段から第4の手段を有し、かつ、
上記ベース部材2と作動部材16との各外面の間に封緘帯14を設け、この封緘帯を除去しない限り、ベース部材2に対して作動部材16を引き上げできないように形成している。
本手段では、通気管と棒状体の上部とのシール性を高めるために、ベース部材と作動部材との間に封緘帯を設けることを提案している。商品の流通時に上記通気管が外気と連通しているときには、ベース部材に対する作動部材の嵌め合いが不完全であると、例えば内容物である芳香剤の芳香が外気に流入して薬効が低下してしまう。また、好適な図示例のように通気管の先端が破断線付き栓板で閉塞されていると、流通過程で誰かが悪戯に作動部材を引き上げたとしても、芳香が洩れることがない。しかしながら作動部材を引き上げることで薬剤貯蔵室内の薬剤の一部が通気管内にこぼれ落ちる可能性があり、そうなると商品を購入した利用者が栓板を開封したときに、通気管内にこぼれた薬剤を見て商品の品質に不安を感じるおそれがある。本手段では、そうした不都合を回避できるようにしている。
第6の手段は、第2の手段から第5の手段の何れかを有し、かつ
上記通気管42の上端面を、この上端部に破断線46を介して連続した栓板48で閉塞し、この栓板に引き抜き用のプルリング50を付設している。
本手段では、第1の手段で述べた通り、棒状体と気密に嵌合させた通気管の上端部をさらに栓板で閉塞することを提案している。すなわち通気路経由での薬剤貯蔵室への連通を2段階でシールしている。従って、何者かが本願容器に悪戯をしようとしても2段階のシールを両方を破らなければ薬剤の品質を損なうに至らない。
第7の手段は、第2の手段から第6の手段の何れかを有し、かつ
作動部材16を、上記装着筒20及び仕切り壁28を含む装着部18と、頂壁38及び通気管42を含む頂部36と、頂壁上方の通気管42部分に螺合させたキャップ部54との、少なくとも3つのパーツで形成し、ベース部材2と装着部18との間に第1の回り止めリブ58a、58bを、また装着部18と頂部36との間に第2の回り止めリブ60a、60bをそれぞれ形成している。
本手段では、頂壁上方の通気管部分にキャップ部を螺合するとともに、キャップ部の螺着・螺脱を確実にするために、ベース部材と装着部との間、及び、装着部と頂部との間の無駄回りを防止するための回り止めリブを提案している。
第1の手段に係る発明によれば次の効果を奏する。
○薬剤貯蔵室52は、通常は外部から遮断されており、ベース部材2に対して作動部材16を上昇させたときだけ通気管42と連続するから、通気路43内に入った薬剤以外の薬剤は湿気を帯びることなく、良好な状態で貯蔵される。
○作動部材16が有する仕切り壁28を底壁として薬剤貯蔵室52を形成し、作動部材16の上昇により薬剤貯蔵室52も高い位置に移動して外部と開通するようにしたので、従来技術の如く密閉シートを除去する必要がなく、操作が簡単である。
○薬剤貯蔵室が外気と連通しているときには、容器の背が高く、遮断状態との差異が外観上明瞭であるから、作動部材16を密閉位置(下限位置)に戻すことを失念することを防止できる。
第2の手段に係る発明によれば、次の効果を奏する。
○仕切り壁28を下内方への傾斜壁としたから、薬剤貯蔵室52内の薬剤を最後まで薬剤受面6側へ移行させ、残らず使い切ることを確実にする。
○作動部材16の上限位置で仕切り壁28の内端が薬剤受面6とほぼ同じ位置となるようにしたから、薬剤受面6上に載った薬剤のうち過剰分を作動部材16の下降過程で薬剤貯蔵室52に戻すことができ、定量作用を発揮することができる。
第3の手段に係る発明によれば、薬剤受面6を下方への弯曲面としたから、より確実に所要量の薬剤を薬剤受面6上に留めることができる。
第4の手段に係る発明によれば、薬剤貯蔵室52を、棒状体4の周囲全体に囲成させており、定量以上の薬剤が薬剤受面6上に乗っていると、作動部材16の下降過程で薬剤受面6全周のどこからでも薬剤が薬剤貯蔵室52側へこぼれるようにしたから、定量機能が向上する。
第5の手段に係る発明によれば、ベース部材2と作動部材16との各外面の間に封緘帯14を設けたから、封緘が除去されるまでの間の通気管42と棒状体4の上部とのシールを確実とすることができる。
第6の手段に係る発明によれば、通気管42の上端部を栓板で、通気管の残り部分を棒状体との気密な嵌合により2重に閉塞しているので、薬剤貯蔵室52の気密性をさらに高めることができる。
第7の手段に係る発明によれば、回り止めリブを設けたから、通気管42に対するキャップ部54の着脱を確実に行うことができる。
本発明の通気式薬剤容器は、ベース部材2と作動部材16とで形成されている。
ベース部材2は、上面を薬剤受面6とする棒状体4と、棒状体の下端に付設した外向きフランジ状底壁8と、この外向きフランジ状底壁の周縁から起立する外周壁10とで形成されている。
上記棒状体4は、外周壁10と同じ程度か或いはそれ以上の長さに形成する。図示例では、中空の直筒形としているが、突棒状に形成することもできる。棒状体4の上面は薬剤受面6として浅皿状に下方に弯曲している。
上記外周壁10は上端内面に第1リブ12を付設している。また、外周壁10の上部外面には封緘帯14を付設している。この封緘帯14は、外周壁の外面からフランジ状の横壁を介して垂壁を起立した断面L字形のものであり、この垂壁内面に付設した係止リブを、後述の鍔部の上面に抜け出し不能に固着している。この封緘帯の適所、例えば横壁は引っ張りにより破断可能に形成する。
作動部材16は、装着部18と、頂部36と、キャップ部54とで形成している。
上記装着部18は、上記外周壁10内面に摺動自在に嵌合された装着筒20を有する。装着筒20の外面下端部には、作動部材16の抜止めのために、上記第1リブ12と係合可能な第2リブ22を付設している。装着筒20の上部外面から鍔部24を突出する。この鍔部の下面に外周壁10の上端面を突き当てるとともに、鍔部の上面側に上記封緘帯14を係合する。装着筒の上端部外面には係合凸部26を周設する。
さらに上記装着筒20の内面の上端よりやや下方から、下内方に緩やかに傾斜する漏斗状の仕切り壁28を棒状体4の外面まで突出している。この仕切り壁28の水平面に対する傾斜角θは、図3に示すように傾斜壁上の薬剤が薬剤受面側へ滑り落ちる程度の大きさであればよい。傾斜が過剰に過ぎると、薬剤が薬剤受面側に滑落する力が強くなり、後述の作動部材の下降過程で薬剤が薬剤貯蔵室へ戻るという作用が生じにくくなる。図示例では傾斜角θを45度よりも小さくしている。
上記仕切り壁28の内周端は、棒状体の外面に気密に接する第1シール突条30に形成している。さらに傾斜壁の下面内周からスリーブ筒32を垂下して、その筒壁下面を外向きフランジ状底壁8の上面に当接させている。
上記頂部36は、頂壁38から垂下する肩部40の下端部を、上記装着筒の係合凸部に着脱自在に係合させている。また頂壁の中央部には、上下に貫通して通気管42を縦設している。また、この通気管の内面下端部に気密に接する第2シール突条44を、棒状体4の外面上端部に形成している。この第2シール突条44は、作動部材16の昇降により第1シール突条を強制的に乗り越え可能とし、かつ図3に示す乗り越え状態で第1シール突条30が第2シール突条44の上面に係止することが可能に形成する。また通気管の内面上端には破断線46を介して管孔を閉塞する栓板48を連続形成し、この栓板の上面にプルリング50を付設している。
また、上記頂壁38の下面と装着筒20の上部内面と仕切り壁28の上面と棒状体の上半部外面と通気管42の下部外面とで、薬剤貯蔵室52を画成している。
上記キャップ部54は、上半部を帽子状として、帽子の鍔に相当する部分を図3に示す如く指当て55として水平方向に延設している。そして、その帽子部分に複数の通気孔56を穿設し、さらに鍔部分から垂下する嵌合筒を、通気管42の上半部外面に螺合させている。
なお、ベース部材と装着部との間、及び、装着部と頂部との間には回り止め手段を設けるが、これらについては説明の都合上後の実施例で解説する。
上記構成において、図1の状態からキャップ部54を外し、図2に示す如くプルリング50を引っ張って栓板48を除去する。さらに再びキャップ部54を装着するとともに封緘帯14を外すと、使用可能な状態となる。この状態で薬剤貯蔵室52は、棒状体4への第1シール突条30の当接と、通気管42への第2シール突条44の当接と、係合凸部への肩部40下端の係合とによって、外気から遮断されている。次に図3に示すように作動部材16を引き上げると、図3に示すように薬剤Dが薬剤受面6上に流入する。図4のように作動部材16を元の位置に下降させる過程の途中で、薬剤受面6が仕切り壁28よりも高くなり、薬剤受面6に載りきらない余剰の薬剤Dが薬剤貯蔵室側へ零れ落ちる。これによりおおよそ一定量の薬剤が薬剤受面6上に残る。さらに作動部材16を押し上げると、第2シール突条44がシールされ、薬剤受面6上の薬剤Dから薬効成分が通気孔56から外気へ流入する。
図6は、本発明の第1の実施例であり、ベース部材2の外向きフランジ状底壁8と装着部18のスリーブ筒32とに、相互に係合する第1回り止めリブ58a、58bを形成したものである。
図7は、本発明の第2の実施例であり、装着部18の装着筒20上端部分と頂部36の肩部40とに、相互に係合する第2回り止めリブ60a、60bを形成したものである。
本発明の容器の縦断面図である。 図1の容器の開封過程を示す説明図である。 図1の容器の使用時の操作の一過程を示す説明図である。 図1の容器の使用時の操作の次の過程を示す説明図である。 図1の容器の使用状態を示す図である。 図1の容器の第1の実施例の拡大図である。 図1の容器の第2の実施例の拡大図である。
符号の説明
2…ベース部材 4…棒状体 6…薬剤受面 8…外向きフランジ状底壁
10…外周壁 12…第1リブ 14…封緘帯 16…作動部材
18…装着部 20…装着筒 22…第2リブ 24…鍔部 26…係合凸部
28…仕切り壁
30…第1シール突条 32…スリーブ筒 36…頂部 38…頂壁 40…肩部
42…通気管 43…通気路
44…第2シール突条 46…破断線 48…栓板
50…プルリング 52…薬剤貯蔵室 54…キャップ部 55…指当て
56…通気孔 58a、58b…第1回り止めリブ
60a、60b…第2回り止めリブ

Claims (7)

  1. 垂直な棒状体4の下端から外向きフランジ状底壁8を介して外周壁10を起立するベース部材2と、
    頂壁38の中央部から垂下する上端開口の通気管42を、上記棒状体4の上部外面に、また頂壁38の外周から垂下する装着筒20を、上記外周壁10の表面にそれぞれ気密かつ摺動自在に嵌合した作動部材16とを具備し、
    上記装着筒20から内方突出する仕切り壁28の内端を、上記棒状体4の下部外面に気密かつ摺動自在に嵌合させ、
    この仕切り壁を底壁として外部から遮断された薬剤貯蔵室52を、装着筒20の内面と棒状体4及び通気管42の各外面との間に形成し、
    また棒状体4の上面を薬剤受面6とし、
    この薬剤受面6から通気管42の内部を経て外部へ至る通気路43が、ベース部材2に対する作動部材16の上昇により、薬剤貯蔵室52と連続し、この薬剤貯蔵室内の薬剤が薬剤受面6上へ流れ込むように構成したことを特徴とする、通気式薬剤容器。
  2. 上記仕切り壁28を、装着筒20の上部側から下内方へ斜行する傾斜壁とし、作動部材16を上限位置まで移動させたときに、仕切り壁28の内端が上記薬剤受面6とほぼ同じ高さに位置するように構成したことを特徴とする、請求項1記載の通気式薬剤容器。
  3. 上記薬剤受面6を、下方への弯曲面としたことを特徴とする、請求項2記載の通気式薬剤容器。
  4. 薬剤貯蔵室52を、棒状体4の周囲全体に囲成させたことを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載の通気式薬剤容器。
  5. 上記ベース部材2と作動部材16との各外面の間に封緘帯14を設け、この封緘帯を除去しない限り、ベース部材2に対して作動部材16を引き上げできないように形成したことを特徴とする、請求項2から請求項4の何れかに記載の通気式薬剤容器。
  6. 上記通気管42の上端面を、この上端部に破断線46を介して連続した栓板48で閉塞し、この栓板に引き抜き用のプルリング50を付設したことを特徴とする、請求項2から請求項5の何れかに記載の通気式薬剤容器。
  7. 作動部材16を、上記装着筒20及び仕切り壁28を含む装着部18と、頂壁38及び通気管42を含む頂部36と、頂壁上方の通気管42部分に螺合させたキャップ部54との、少なくとも3つのパーツで形成し、ベース部材2と装着部18との間に第1の回り止めリブ58a、58bを、また装着部18と頂部36との間に第2の回り止めリブ60a、60bをそれぞれ形成したことを特徴とする、請求項2から請求項6の何れかに記載の通気式薬剤容器。


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