JP6957098B2 - 錠剤定量取出容器 - Google Patents
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Description
側壁を構成する筒状部に連設される底壁中央より起立設した支柱を備えた容器本体と、
錠剤を内部に収容した状態で該容器本体の内側に組み込まれ、該容器本体に対して昇降自在な内容器と、
該内容器の上部に設けられる受け部と、
該容器本体の上部を覆うキャップと、を有する錠剤定量取出容器であって、
該内容器の頂壁から通路部が設けられ、該通路部の内面下部には通路支持部を形成しており、該内容器の底部は、該支柱を外挿することが可能な支柱筒を有し、かつ該底部下面と該底壁上面の間に弾性変形可能な弾性部材を備えており、
該受け部の吐出口の内面上端部には吐出口支持部を形成している
ことを特徴とする。
本発明の主たる構成においては、錠剤を収容した内容器を押し下げる下降操作を行ったあと、弾性部材により内容器は上昇するため、内容器をこのような上下に昇降させるという簡単な操作を繰り返すことによって、内部に収容されている錠剤をスムーズに取り出すことができる。
図1に示すように、本発明の錠剤定量取出容器1は、例えば菓子やサプリメント等などの丸形状の錠剤Tを収容し、使用時には所定量の錠剤を容器から取り出せるようにしたものである。そして錠剤定量取出容器1は、容器本体2と、容器本体2の内部に組み込まれ錠剤Tを収納する内容器3と、定量分の錠剤Tを取り出し易い様に貯留できる受け部4と、容器本体2の上部を覆うように口筒部21でネジ嵌合するキャップ5と、容器本体2にキャップ5を組み付けた際に気密性を高めるパッキン6と、を備える構成となっている。
また、キャップ5の段部52の下面には、ゴムなどの弾性体から成る環状のパッキン6が嵌合されている。このパッキン6が、段部52と上端部21bとの間に挟み込まれることでシール性を発揮し、錠剤定量取出容器1は密封される。
図1に示される本発明の錠剤定量取出容器1の収納時にあっては、内容器3は弾性部材39による付勢によって上昇状態であり、受け皿25には錠剤Tが一粒載置している。
例えば上記実施形態では、弾性部材39を底部37下面から一体に形成しているが、底壁23上面から延設するように容器本体2と一体に形成してもよいし、弾性部材39を別体として内容器3を上昇させるように付勢させてもよい。
また、上記実施形態では、凹部34を設けて吐出口支持部45を通過した錠剤Tを貯留・保持できるようにしているが、受け部4の頂板部41に凹部を設けてもよいし、頂壁33に、受け部4を取り囲む起立壁を形成してもよい。
更に、上記実施形態では、キャップ5を別体としているが、容器本体2にヒンジ部材にて連結する蓋構造としてもよい。
また、上記実施形態において、キャップ5が閉蓋している時、キャップ5によって内容器3を押圧させ、内容器3の下降状態を保持させる構成としてもよい。内容器3が下降状態であるため錠剤Tが通路部36内に収容されている状態となり、キャップ5を開蓋した時、通路部36内の錠剤Tをすぐ取り出すことも可能となる。
また更に、上記実施形態では、容器本体2と内容器3が全体として円筒状の場合を示して説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、それぞれ楕円筒状、あるいは角筒状の容器であっても構わない。
2 ;容器本体
3 ;内容器
4 ;受け部
5 ;キャップ
6 ;パッキン
20 ;外筒部
21 ;口筒部
21a;雄ネジ部
21b;上端部
22 ;内筒部
22a;第1爪部
23 ;底壁
24 ;支柱
25 ;受け皿
30 ;周壁
31 ;第2爪部
32 ;周壁側係止部
33 ;頂壁
34 ;凹部
34a;操作部側凹部
34b;ヒンジ部側凹部
35 ;係止溝
36 ;通路部
36a;通路支持部
37 ;底部
37a;底部側係止部
37b;外縁部
37c;支柱筒
38 ;整列路
38a;側壁
38b;整列路底壁
39 ;弾性部材
39a;脚部
40 ;吐出口
41 ;頂板部
42 ;ヒンジ部
43 ;基部
44 ;係止片
44a;係止突部
45 ;吐出口支持部
46 ;操作部
51 ;天壁部
52 ;段部
52a;支持片
53 ;周壁部
54 ;雌ネジ部
T ;錠剤
Claims (5)
- 側壁を構成する筒状部に連設される底壁(23)中央より起立設した支柱(24)を備えた容器本体(2)と、
錠剤(T)を内部に収容した状態で該容器本体(2)の内側に組み込まれ、該容器本体(2)に対して昇降自在な内容器(3)と、
該内容器(3)の上部に設けられる受け部(4)と、
該容器本体(2)の上部を覆うキャップ(5)と、を有する錠剤定量取出容器であって、
該内容器(3)の頂壁(33)から通路部(36)が設けられ、該通路部(36)の内面下部には通路支持部(36a)を形成しており、該内容器(3)の底部(37)は、該支柱(24)を外挿することが可能な支柱筒(37c)を有し、かつ該底部(37)下面と該底壁(23)上面の間に弾性変形可能な弾性部材(39)を備えており、
該受け部(4)の吐出口(40)の内面上端部には吐出口支持部(45)を形成している
ことを特徴とする錠剤定量取出容器。 - 前記内容器(3)の底部(37)に、錠剤(T)が前記支柱(24)上端部の受け皿(25)に移動するための整列路(38)を形成している請求項1に記載の錠剤定量取出容器。
- 前記整列路(38)の整列路底壁(38b)は、外方から内方に向かって下方へ傾斜している請求項2に記載の錠剤定量取出容器。
- 該内容器(3)の頂壁(33)内方に断面凹状である凹部を備えている請求項1〜3のいずれかに記載の錠剤定量取出容器。
- 前記受け部(4)の頂板部(41)は、ヒンジ部(42)を支点とした回動により開蓋可能である請求項1〜4のいずれかに記載の錠剤定量取出容器。
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JP2017166741A JP6957098B2 (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 錠剤定量取出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017166741A JP6957098B2 (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 錠剤定量取出容器 |
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JP2019043581A JP2019043581A (ja) | 2019-03-22 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2017166741A Active JP6957098B2 (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 錠剤定量取出容器 |
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-
2017
- 2017-08-31 JP JP2017166741A patent/JP6957098B2/ja active Active
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