JP6292620B2 - スポイト容器 - Google Patents
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Description
口頸部4を起立する容器体2と、
スポイト管14付きの蓋基部12に対して昇降可能な可動蓋部40を有し、蓋基部12と可動蓋部40との間にスポイト管14と連通するポンプ室Pを内蔵する蓋10とを具備し、
上記蓋基部12は、上記口頸部4の上面を液密に閉塞する蓋底部Bを貫通して容器体2内へスポイト管14を垂設するとともに、蓋底部Bの上面から、スポイト管14と連続する連結管部18を起立して、この連結管部18の上端に押釦24を付設してなり、
上記可動蓋部40は、上記口頸部4に嵌着した装着筒部44を有し、この装着筒部44の上端から上記連結管部18を囲むシリンダ筒部48を起立しており、
このシリンダ筒部48と連結管部18との間に上記ポンプ室Pを形成し、
口頸部4に対して蓋10を嵌合する際に、上記蓋底部Bに口頸部4の上端部が当接した後に、装着筒部44を口頸部4に対して下限位置まで下降させることで上記ポンプ室Pの内容積が拡張して、スポイト管14へ容器体2内の液体を吸い込むことが可能に構成している。
「蓋底部に口頸部の上端部が当接した」とは、例えば図1に示すように口頸部と蓋底部Bとの間に他物(図1では鍔部)が介在している形態を含む。
上記可動蓋部40と蓋基部12との間の摩擦力により可動蓋部40に対して蓋基部12が上昇した状態を維持できるようにしている。
連結管部18の外面上部に取り付けた第1仕切り板部38の外周を、上記シリンダ筒部48へ、また上記シリンダ筒部48の内面下部に取り付けた第2仕切り板部60の内周を、上記連結管部18へ、それぞれ液密に摺接させるように形成し、これら第1仕切り板部38と第2仕切り板部60との間にポンプ室Pを形成し、このポンプ室Pの内部と連結管部18の内部とを連通させる切欠き20を上記連結管部18に形成している。
上記口頸部4の外面に第1ネジ部N1を、また装着筒部44の内面に第2ネジ部N2をそれぞれ形成し、第2ネジ部N2の下部及び第1ネジ部N1の上部のみが相互に係合した状態で、上記蓋底部Bの裏面に口頸部4の上面が当接するように構成している。
ポンプ室Pが拡張した状態で装着筒部44内に口頸部4を挿入し、第1ネジ部N1が第2ネジ部N2に当たるまで装着筒部44を回転させずに下降したときに、可動蓋部40を回転させずに、口頸部4の上端面が蓋底部Bを突き上げることができるように、第1ネジ部N1と掛かり合う第2ネジ部N2の形成箇所を設定した。
第2の手段に係る発明によれば、可動蓋部40と蓋基部12との間の摩擦力により可動蓋部40に対して蓋基部12が上昇した状態を維持できるようにしたから、可動蓋部40に対して蓋基部12を上方付勢させるためのバネ部材を省略することができ、構成を簡易とすることができる。
第3の手段に係る発明によれば、シリンダ筒部48の内面下部に付設した第1仕切り板部38と、連結管部18の外面上部に付設した第2仕切り板部60との間にポンプ室Pを形成したから、さらに構成を簡易とすることができる。
第4の手段に係る発明によれば、上記口頸部4の外面に第1ネジ部N1を、また装着筒部44の内面に第2ネジ部N2をそれぞれ形成し、第2ネジ部N2の下部及び第1ネジ部N1の上部のみが相互に係合した状態で、上記蓋底部Bの裏面に口頸部4の上面が当接するように構成したから、ネジの掛かり合いに応じて吐出量を的確に制御できる。
第5の手段に係る発明によれば、第1ネジ部N1と掛かり合う第2ネジ部N2の形成箇所を、可動蓋部40を回転させずに装着筒部44内に口頸部4を挿入して、第1ネジ部N1が第2ネジ部N2に当たるまで装着筒部44を回転させずに下降したときに、口頸部4の上端面が蓋底部Bを突き上げることが可能に設定したから、少量の液体吐出も可能となる。
8…シゴキ部
10…蓋 12…蓋基部 14…スポイト管 14a…下端部
16…外向きフランジ
18…連結管部 20…切欠き 22…パッキン
24…押釦 26…頂壁部 28…周壁部 30…嵌合筒部 32…当接リブ
34…第1仕切り部材 36…第1取付筒部 38…第1仕切り板部
38a…第1シール部
40…可動蓋部 42…蓋周壁 44…装着筒部 46…内向きフランジ状壁部
48…シリンダ筒部 50…係止突部 52…フランジ板部 54…垂下筒部
56…第2仕切り部材 58…第2取付筒部 60…第2仕切り板部
60a…第2シール部 60b…縦筒部 62…第1縦リブ
64…操作筒 66…環状の頂壁部 68…係止筒部 70…第2縦リブ
B…蓋底部 N1…第1ネジ部 N2…第2ネジ部
P…ポンプ室 S…回り留め手段
Claims (5)
- 口頸部(4)を起立する容器体(2)と、
スポイト管(14)付きの蓋基部(12)に対して昇降可能な可動蓋部(40)を有し、蓋基部(12)と可動蓋部(40)との間にスポイト管(14)と連通するポンプ室(P)を内蔵する蓋(10)とを具備し、
上記蓋基部(12)は、上記口頸部(4)の上面を液密に閉塞する蓋底部(B)を貫通して容器体(2)内へスポイト管(14)を垂設するとともに、蓋底部(B)の上面から、スポイト管(14)と連続する連結管部(18)を起立して、この連結管部(18)の上端に押釦(24)を付設してなり、
上記可動蓋部(40)は、上記口頸部(4)に嵌着した装着筒部(44)を有し、この装着筒部(44)の上端から上記連結管部(18)を囲むシリンダ筒部(48)を起立しており、
このシリンダ筒部(48)と連結管部(18)との間に上記ポンプ室(P)を形成し、
口頸部(4)に対して蓋(10)を嵌合する際に、上記蓋底部(B)に口頸部(4)の上端部が当接した後に、装着筒部(44)を口頸部(4)に対して下限位置まで下降させることで上記ポンプ室(P)の内容積が拡張して、スポイト管(14)へ容器体(2)内の液体を吸い込むことが可能に構成したことを特徴とする、スポイト容器。 - 上記可動蓋部(40)と蓋基部(12)との間の摩擦力により可動蓋部(40)に対して蓋基部(12)が上昇した状態を維持できるようにしたことを特徴とする、請求項1記載のスポイト容器。
- 連結管部(18)の外面上部に取り付けた第1仕切り板部(38)の外周を、上記シリンダ筒部(48)へ、また上記シリンダ筒部(48)の内面下部に取り付けた第2仕切り板部(60)の内周を、上記連結管部(18)へ、それぞれ液密に摺接させるように形成し、これら第1仕切り板部(38)と第2仕切り板部(60)との間にポンプ室(P)を形成し、このポンプ室(P)の内部と連結管部(18)の内部とを連通させる切欠き(20)を上記連結管部(18)に形成したことを特徴とする、請求項2記載のスポイト容器。
- 上記口頸部(4)の外面に第1ネジ部(N1)を、また装着筒部(44)の内面に第2ネジ部(N2)をそれぞれ形成し、第2ネジ部(N2)の下部及び第1ネジ部(N1)の上部のみが相互に係合した状態で、上記蓋底部(B)の裏面に口頸部(4)の上面が当接するように構成したことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載のスポイト容器。
- ポンプ室(P)が拡張した状態で装着筒部(44)内に口頸部(4)を挿入し、第1ネジ部(N1)が第2ネジ部(N2)に当たるまで装着筒部(44)を回転させずに下降したときに、可動蓋部(40)を回転させずに、口頸部(4)の上端面が蓋底部(B)を突き上げることができるように、第1ネジ部(N1)と掛かり合う第2ネジ部(N2)の形成箇所を設定したことを特徴とする、請求項4に記載のスポイト容器。
Priority Applications (1)
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JP2014176433A JP6292620B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | スポイト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014176433A JP6292620B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | スポイト容器 |
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JP2016050014A JP2016050014A (ja) | 2016-04-11 |
JP6292620B2 true JP6292620B2 (ja) | 2018-03-14 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014176433A Active JP6292620B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | スポイト容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6292620B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58188853U (ja) * | 1982-06-12 | 1983-12-15 | 釜屋化学工業株式会社 | スポイト付き蓋 |
JPS59115764U (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-04 | 株式会社吉野工業所 | スポイト付き容器 |
JPS6397663U (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-24 |
-
2014
- 2014-08-29 JP JP2014176433A patent/JP6292620B2/ja active Active
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JP2016050014A (ja) | 2016-04-11 |
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