JP6292620B2 - スポイト容器 - Google Patents

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Description

本発明は、スポイト容器、特に定量の液体の吐出に適したスポイト容器に関する。
この種のスポイト容器として、口頸部を有する容器体と、当該口頸部に装着された蓋とからなり、蓋は、口頸部を介してスポイト管の下半部を容器体内に挿入するとともに、スポイト管の上端部にドーム状の弾性圧搾部を取り付け、かつ弾性圧搾部を押下げるための押釦を設けてなる(特許文献1)。
実公平6−42735 特表2013−533172
特許文献1のスポイト容器は、指で弾性押圧部を圧搾することで液体を吸い上げるために指での押し下げ距離次第で液体の吸上げ量が変化する。しかしながら、スポイト容器に収納する液体の種類によっては、より確実に一定量の液体を吸い上げ、吐出することができるようにすることが望まれる。
これに対して、容器体の口頸部から蓋を螺脱させるときの蓋の上昇距離に応じて一定量の液体を吸い上げ、吐出することが可能なスポイト容器も提案されている(特許文献2)。
この容器の蓋は、口頸部上に載置される蓋基部と、蓋基部に対して昇降可能な可動蓋部とからなり、可動蓋部を垂直方向に付勢する手段を設けるとともに、蓋基部と可動蓋部との間に、スポイト管と連通する負圧発生用のポンプ室を形成し、口頸部から可動蓋部を上昇させ、離脱させるときに、その上昇距離に応じた一定の負圧を生じさせ、定量液体をスポイト管内へ吸い上げるものである。
しかしながら、この種の容器でも、蓋基部が口頸部の上面に載置された後に可動蓋部が蓋基部に対して下降することで蓋内の空気が容器体内へ押し込まれるために吐出量にばらつきを生ずる可能性がある。
本発明の目的は、スポイト付きの蓋を容器体の口頸部に装着する際に蓋内のポンプ室が拡張して液体を吸い上げるようにすることで、吐出量のばらつきの少ないスポイト容器を提供することである。
第1の手段は、
口頸部4を起立する容器体2と、
スポイト管14付きの蓋基部12に対して昇降可能な可動蓋部40を有し、蓋基部12と可動蓋部40との間にスポイト管14と連通するポンプ室Pを内蔵する蓋10とを具備し、
上記蓋基部12は、上記口頸部4の上面を液密に閉塞する蓋底部Bを貫通して容器体2内へスポイト管14を垂設するとともに、蓋底部Bの上面から、スポイト管14と連続する連結管部18を起立して、この連結管部18の上端に押釦24を付設してなり、
上記可動蓋部40は、上記口頸部4に嵌着した装着筒部44を有し、この装着筒部44の上端から上記連結管部18を囲むシリンダ筒部48を起立しており、
このシリンダ筒部48と連結管部18との間に上記ポンプ室Pを形成し、
口頸部4に対して蓋10を嵌合する際に、上記蓋底部Bに口頸部4の上端部が当接した後に、装着筒部44を口頸部4に対して下限位置まで下降させることで上記ポンプ室Pの内容積が拡張して、スポイト管14へ容器体2内の液体を吸い込むことが可能に構成している。
本手段は、図1に示すように、スポイト管14付きの蓋基部12と可動蓋部40とからなる蓋10内に、スポイト管14と連通するポンプ室Pを形成し、蓋10を容器体2の口頸部4に装着する際に、蓋基部12に対して可動蓋部40が下降することでポンプ室Pが拡張して、スポイト管14内へ液体を吸い込むように構成することを提案している。これにより、スポイト管14内に容器体2に挿入する際に容器体2内へ空気が押し込まれることがなくなり、吐出量が安定する。従って定量の液体の取出しに適している。
本明細書でいう「定量」とは、口頸部4へ装着筒部44を嵌合させるときの嵌合深さ(螺合の場合にはネジの掛かり)に応じた一定の量の液体を吐出できる、という意味である。
「蓋底部に口頸部の上端部が当接した」とは、例えば図1に示すように口頸部と蓋底部Bとの間に他物(図1では鍔部)が介在している形態を含む。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
上記可動蓋部40と蓋基部12との間の摩擦力により可動蓋部40に対して蓋基部12が上昇した状態を維持できるようにしている。
本手段では、図2に示すように、可動蓋部40と蓋基部12との静止摩擦力で可動蓋部40に対して蓋基部12が上昇した状態(ポンプ室が拡張した状態)を維持できるようにしている。既存のスポイト容器の如く蓋基部12に対して可動蓋部40を垂直方向に付勢する弾性部材(スプリングなど)を省略できるので、構造が簡易となり、安価に製造できる。
第3の手段は、第2の手段を有し、かつ
連結管部18の外面上部に取り付けた第1仕切り板部38の外周を、上記シリンダ筒部48へ、また上記シリンダ筒部48の内面下部に取り付けた第2仕切り板部60の内周を、上記連結管部18へ、それぞれ液密に摺接させるように形成し、これら第1仕切り板部38と第2仕切り板部60との間にポンプ室Pを形成し、このポンプ室Pの内部と連結管部18の内部とを連通させる切欠き20を上記連結管部18に形成している。
本手段では、図1に示すように、第1仕切り板部38及び第2仕切り板部60のポンプ室Pを形成することを提案している。ポンプ室Pを簡易な構成で形成することができ、第1仕切り板部38の内周を連結管部18へ、第2仕切り板部60の外周をシリンダ筒部48へそれぞれ摺接させるので、蓋基部12と可動蓋部40との間に適度の摩擦力を確保することができる。
第4手段は、第1の手段から第3の手段のいずれかを有し、かつ
上記口頸部4の外面に第1ネジ部N1を、また装着筒部44の内面に第2ネジ部N2をそれぞれ形成し、第2ネジ部N2の下部及び第1ネジ部N1の上部のみが相互に係合した状態で、上記蓋底部Bの裏面に口頸部4の上面が当接するように構成している。
本手段では、図1又は図6に示すように、第2ネジ部N2の下部と第1ネジ部N1の上部とのみが係合した状態(ネジの掛かりが少ない状態)でも蓋底部Bが口頸部4を閉塞するように構成している。これにより、ネジの掛かり具合に応じて吐出量を制御できる。
第5手段は、第4の手段を有し、かつ
ポンプ室Pが拡張した状態で装着筒部44内に口頸部4を挿入し、第1ネジ部N1が第2ネジ部N2に当たるまで装着筒部44を回転させずに下降したときに、可動蓋部40を回転させずに、口頸部4の上端面が蓋底部Bを突き上げることができるように、第1ネジ部N1と掛かり合う第2ネジ部N2の形成箇所を設定した。
本手段では、図6に示す第1ネジ部N1と掛かり合う第2ネジ部N2の形成箇所の好適な構成を提案している。この構成では、図7に示すように可動蓋部40を回転させずに装着筒部44内に口頸部4を挿入して、第1ネジ部N1が第2ネジ部N2に当たるまで装着筒部44を回転させずに下降したときに、口頸部4の上端面が蓋底部Bを突き上げることが可能である。このため、前述の定量の液体吐出の操作とは別に、ごく少量の液体を吐出させることができる。具体的には、図6〜図7実施形態で述べる。
第1の手段に係る発明によれば、口頸部4に対して蓋10を嵌合する際に、上記蓋底部Bに口頸部4の上端部が当接した後に、装着筒部44を口頸部4に対して下限位置まで下降させることで上記ポンプ室Pの内容積が拡張して、スポイト管14へ容器体2内の液体を吸い込むことが可能に構成したから、口頸部4に蓋10を装着するときに、容器体2の内部が加圧されて吐出量がばらつくことを防止できる。
第2の手段に係る発明によれば、可動蓋部40と蓋基部12との間の摩擦力により可動蓋部40に対して蓋基部12が上昇した状態を維持できるようにしたから、可動蓋部40に対して蓋基部12を上方付勢させるためのバネ部材を省略することができ、構成を簡易とすることができる。
第3の手段に係る発明によれば、シリンダ筒部48の内面下部に付設した第1仕切り板部38と、連結管部18の外面上部に付設した第2仕切り板部60との間にポンプ室Pを形成したから、さらに構成を簡易とすることができる。
第4の手段に係る発明によれば、上記口頸部4の外面に第1ネジ部N1を、また装着筒部44の内面に第2ネジ部N2をそれぞれ形成し、第2ネジ部N2の下部及び第1ネジ部N1の上部のみが相互に係合した状態で、上記蓋底部Bの裏面に口頸部4の上面が当接するように構成したから、ネジの掛かり合いに応じて吐出量を的確に制御できる。
第5の手段に係る発明によれば、第1ネジ部N1と掛かり合う第2ネジ部N2の形成箇所を、可動蓋部40を回転させずに装着筒部44内に口頸部4を挿入して、第1ネジ部N1が第2ネジ部N2に当たるまで装着筒部44を回転させずに下降したときに、口頸部4の上端面が蓋底部Bを突き上げることが可能に設定したから、少量の液体吐出も可能となる。
本発明の第1実施形態に係るスポイト容器の半断面図である。 図1のスポイト容器から外した蓋の半断面図である。 図2の蓋の押釦を押し下げた状態を説明するための図である。 図2の蓋を容器体の口頸部へ装着する作業において、口頸部の上部を蓋内へ挿入した段階を示す説明図である。 図4の状態から図1の状態まで可動蓋部を下降させる途中の段階を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るスポイト容器の半断面図である。 図6のスポイト容器から蓋を外して、押釦を押し下げた状態を示す説明図である。
図1から図5は、本発明の第1の実施形態に係るスポイト容器を示している。このスポイト容器は、容器体2と蓋10とで構成されている。これら各部材は、合成樹脂材で形成することができる。
容器体2は、胴部から肩部を介して口頸部4を起立している。口頸部4の外面には第1ネジ部N1が形成されている。容器体2は、口頸部4に付設したシゴキ部材6を有する。このシゴキ部材6は、口頸部4内面に嵌着した固定筒部7を有し、固定筒部7の上端に付設した鍔部7aを口頸部4の上端面に係止させている。また固定筒部7の内面からは、シゴキ部8を内方突出している。
蓋10は、図1に示す如く、蓋基部12と、可動蓋部40とで構成されている。
蓋基部12は、スポイト管14及び連結管部18と、押釦24と、第1仕切り部材34とで構成している。本実施形態において、スポイト管14は、その管壁上部から突出する外向きフランジ16を有する。図示例では、外向きフランジ16の裏面にパッキン22を付設し、これら外向きフランジ16とパッキン22とで蓋底部Bを形成している。蓋底部Bは、口頸部4の上面を液密に閉塞する機能を有する。もっとも蓋底部Bの構造は適宜変更することができる。上記スポイト管14は、容器体2の底部付近まで垂下している。スポイト管14の下端部14aは斜めに傾斜している。またスポイト管14の上端からは、連結管部18を上方へ延設する。この連結管部18の上部には切欠き20を穿設している。
上記押釦24は、連結管部18の上端部に付設されている。押釦24は、頂壁部26の外周部から周壁部28を、また頂壁部26の裏面中央部から嵌合筒部30をそれぞれ垂下している。嵌合筒部30は、連結管部18の上端部外面に嵌合している。また嵌合筒部30の上部内面には当接リブ32を縦設して、この当接リブ32の下面に連結管部18の上端が突き当たるようにしている。
上記第1仕切り部材34は、連結管部18の上部外面に設けられている。図示例において、第1仕切り部材34は、上記嵌合筒部30の外面に嵌合した第1取付筒部36を有し、この第1取付筒部36の下端に第1仕切り板部38を付設している。第1仕切り板部38の内端部は、環状ピストンである第1シール部38aに形成している。図示例の第1シール部38aは、上下両側へ延びる一対のスカート状部からなるが、その形状は適宜変更することができる。
可動蓋部40は、図示例において、図1に示す如く、蓋周壁42と、第2仕切り部材56と、操作筒64とで構成している。
上記蓋周壁42は、口頸部4外面へ嵌合可能な装着筒部44を有し、この装着筒部44の上端から内向きフランジ状壁部46を介してシリンダ筒部48を起立している。シリンダ筒部48の内面には、係止突部50を付設している。係止突部50は、シリンダ筒部48の上下方向ほぼ中間に位置している。上記装着筒部44の下端からは、フランジ板部52を介して垂下筒部54を垂下している。また装着筒部44の下部外面からフランジ板部52の上面に亘って、第1縦リブ62を形成している。
好適な図示例では、上記装着筒部44の内面に、口頸部4の第1ネジ部N1と係合することが可能な第2ネジ部N2を形成している。ここで「係合」とは、相互に隣接し、或いはかみ合うことという程度の意味である。これら第1ネジ部N1及び第2ネジ部N2は、ネジの掛かり具合が完全でない状態(第1ネジ部N1の上部と第2ネジ部N2の下部のみがかみ合っている状態)で上記蓋底部Bが口頸部4の上面を液密に閉塞できるように形成するとよい。
上記シリンダ筒部48の上端部には押釦24の周壁部28が嵌合されている。この周壁部28と上記係止突部50との間のシリンダ筒部分の内面には、上記第1シール部38aを摺接させている。また内向きフランジ状壁部46の下面には、上記外向きフランジ16の上面を当接している。
上記第2仕切り部材56は、第2取付筒部58の上端より内方へ、環状の第2仕切り板部60を張設し、この第2仕切り板部60の内端側に環状ピストンである第2シール部60aを形成している。図示例では、第2仕切り板部60の内端から縦筒部60bを垂下し、この縦筒部60bの下端に第2シール部60aを形成している。しかしながら、こうした構成は適宜変更することができる。上記第2取付筒部58は、係止突部50下方のシリンダ筒部分に嵌着している。また第2シール部60aは、切欠き20下方の連結管部分の外面に摺接している。
操作筒64は、上記垂下筒部54に下端部を嵌合させた筒壁を有し、この筒壁上端から環状の頂壁部66を内方突出し、環状の頂壁部66の内周部下面から係止筒部68を垂下している。また操作筒64の筒壁内面には第2縦リブ70が縦設されている。この第2縦リブ70と上述の第1縦リブ62とは相互に係合して、回り止め手段Sを形成している。なお、操作筒64は、省略しても構わない。
可動蓋部40は、第1仕切り板部38の下面と、第2仕切り板部60の上面と、連結管部18の外面と、シリンダ筒部48の内面とで囲まれる空間でポンプ室Pを形成している。本実施形態では、可動蓋部40の装着筒部44を口頸部4へ嵌合させるときの押下げ力を利用して、ポンプ室Pが拡張され、また押釦24の押下げ力でポンプ室Pが縮小するように構成している。図2に示すようにポンプ室Pが拡張したときに、蓋10を口頸部4から外しても、上記ポンプ室の状態は、連結管部18と第1シール部38aとの間の摩擦力、及び、シリンダ筒部48と第2シール部60aとの間の摩擦力によって維持される。従って蓋基部12が重力で降下して液体がスポイト管14から流れ出すことがない。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
上記構成において、内容物を吐出するときには、図1の状態から、蓋10の操作筒64を開方向へ回転させる。そうすると、操作筒64とともに装着筒部44が回転して、容器体2の口頸部4より螺脱し、図2のように蓋10を取り外すことができる。
次に図3のように押釦24を押し下げると、蓋基部12が可動蓋部40に対して下降するので、第1仕切り板部38が第2仕切り板部60に接近することでポンプ室Pの内部が加圧され、スポイト管14から内容液が吐出される。
次に口頸部4を装着筒部44内に入れると、図4に示す如く外向きフランジ16が鍔部7aを介して口頸部4の上面に係止されるので、操作筒64を回転させると、口頸部4に対して装着筒部44が螺下降し、可動蓋部40のみが下降する。図5は、可動蓋部40が下降する途中の段階を示しており、この段階を経て図1の状態に至る。これによりポンプ室Pの容積が拡大し、スポイト管14へ容器体内の液体が吸い込まれる。
以下、本発明の他の実施形態を説明する。この説明において第1実施形態と同じ構成については、解説を省略する。
図6及び図7は、本発明の第2実施形態を示している。本実施形態は、第1実施形態に比較して、装着筒部44の第2ネジ部N2のピッチ数を少なくして、第2ネジ部N2の下端部が蓋底部Bの高さ付近に位置している。ネジ部N2と第1ネジ部との掛かりも小となっている。
消費者によっては、蓋を外して定量の内容液を吐出した後、あともう少しだけ吐出したいという要望がある。本実施形態では、先の実施形態と同様の手順で液体を吐出した後に、図7に示す蓋10の装着筒部30内に口頸部4を挿入し、口頸部4の上端面に蓋底部Bを載せる。そして可動蓋部40を回転させずに、蓋10全体を下降させると、第1ネジ部N1の上端に第2ネジ部N2が当たって蓋10の下降が停止する。このとき蓋底部Bは図7の実線位置から図7の想像線位置(図6に示す位置に対応する位置)までの僅かな距離hを突き上げられる。この操作によれば、装着筒部30を下限位置まで螺下降させる通常の操作と比較して、僅かな量の内容液を吸い上げることができ、その内容液を吐出させることができる。
2…容器体 4…口頸部 6…シゴキ部材 7…固定筒部 7a…鍔部
8…シゴキ部
10…蓋 12…蓋基部 14…スポイト管 14a…下端部
16…外向きフランジ
18…連結管部 20…切欠き 22…パッキン
24…押釦 26…頂壁部 28…周壁部 30…嵌合筒部 32…当接リブ
34…第1仕切り部材 36…第1取付筒部 38…第1仕切り板部
38a…第1シール部
40…可動蓋部 42…蓋周壁 44…装着筒部 46…内向きフランジ状壁部
48…シリンダ筒部 50…係止突部 52…フランジ板部 54…垂下筒部
56…第2仕切り部材 58…第2取付筒部 60…第2仕切り板部
60a…第2シール部 60b…縦筒部 62…第1縦リブ
64…操作筒 66…環状の頂壁部 68…係止筒部 70…第2縦リブ
B…蓋底部 N1…第1ネジ部 N2…第2ネジ部
P…ポンプ室 S…回り留め手段

Claims (5)

  1. 口頸部(4)を起立する容器体(2)と、
    スポイト管(14)付きの蓋基部(12)に対して昇降可能な可動蓋部(40)を有し、蓋基部(12)と可動蓋部(40)との間にスポイト管(14)と連通するポンプ室(P)を内蔵する蓋(10)とを具備し、
    上記蓋基部(12)は、上記口頸部(4)の上面を液密に閉塞する蓋底部(B)を貫通して容器体(2)内へスポイト管(14)を垂設するとともに、蓋底部(B)の上面から、スポイト管(14)と連続する連結管部(18)を起立して、この連結管部(18)の上端に押釦(24)を付設してなり、
    上記可動蓋部(40)は、上記口頸部(4)に嵌着した装着筒部(44)を有し、この装着筒部(44)の上端から上記連結管部(18)を囲むシリンダ筒部(48)を起立しており、
    このシリンダ筒部(48)と連結管部(18)との間に上記ポンプ室(P)を形成し、
    口頸部(4)に対して蓋(10)を嵌合する際に、上記蓋底部(B)に口頸部(4)の上端部が当接した後に、装着筒部(44)を口頸部(4)に対して下限位置まで下降させることで上記ポンプ室(P)の内容積が拡張して、スポイト管(14)へ容器体(2)内の液体を吸い込むことが可能に構成したことを特徴とする、スポイト容器。
  2. 上記可動蓋部(40)と蓋基部(12)との間の摩擦力により可動蓋部(40)に対して蓋基部(12)が上昇した状態を維持できるようにしたことを特徴とする、請求項1記載のスポイト容器。
  3. 連結管部(18)の外面上部に取り付けた第1仕切り板部(38)の外周を、上記シリンダ筒部(48)へ、また上記シリンダ筒部(48)の内面下部に取り付けた第2仕切り板部(60)の内周を、上記連結管部(18)へ、それぞれ液密に摺接させるように形成し、これら第1仕切り板部(38)と第2仕切り板部(60)との間にポンプ室(P)を形成し、このポンプ室(P)の内部と連結管部(18)の内部とを連通させる切欠き(20)を上記連結管部(18)に形成したことを特徴とする、請求項2記載のスポイト容器。
  4. 上記口頸部(4)の外面に第1ネジ部(N1)を、また装着筒部(44)の内面に第2ネジ部(N2)をそれぞれ形成し、第2ネジ部(N2)の下部及び第1ネジ部(N1)の上部のみが相互に係合した状態で、上記蓋底部(B)の裏面に口頸部(4)の上面が当接するように構成したことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載のスポイト容器。
  5. ポンプ室(P)が拡張した状態で装着筒部(44)内に口頸部(4)を挿入し、第1ネジ部(N1)が第2ネジ部(N2)に当たるまで装着筒部(44)を回転させずに下降したときに、可動蓋部(40)を回転させずに、口頸部(4)の上端面が蓋底部(B)を突き上げることができるように、第1ネジ部(N1)と掛かり合う第2ネジ部(N2)の形成箇所を設定したことを特徴とする、請求項4に記載のスポイト容器。
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