JP6384913B2 - スポイト容器 - Google Patents
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Description
この蓋10は、
上記口頸部4の外面に螺合する装着筒部16の上部から、内向きフランジ状の蓋底部Bを介してスポイト管26を容器体内へ垂下するとともに、蓋底部Bで容器体2の上面を閉塞し、かつ蓋底部Bの外周部から案内筒部22を起立した蓋底部材12と、
上記案内筒部22の上面を閉塞する蓋頂部材30と
蓋頂部材30と蓋底部材12との間で、蓋底部Bを覆うように案内筒部22の内面に昇降可能に嵌合された可動蓋部50と、
蓋底部材12の外面に嵌合した操作筒80と、
を具備し、かつ
蓋底部Bの内周から、上記スポイト管26と連続する連通管部28を起立し、
上記蓋10を口頸部4に装着する際に、操作筒80を閉方向へ回転させると、操作筒80と連動して可動蓋部50が上昇し、可動蓋部50の上昇の後に蓋10全体が口頸部4に対して螺下降してこの口頸部上面が蓋底部Bで閉塞されるように設け、かつ操作筒80を開方向に回転させたときに可動蓋部50が下降するように構成した。
上記案内筒部22には、傾斜溝部24cと連続する第1水平溝部24bの端部を上端開口の縦溝部24aに連続させてなる係合溝24を形成し、この係合溝24外方の操作筒80部分内面に縦係合条88を、係合溝24内方の可動蓋部50には連係突部60をそれぞれ形成し、この連係突部60を係合溝24を介して縦係合条88に当接させて、操作筒80を閉方向に回転させたときに、連係突部60が傾斜溝部24cを通過する途中で、可動蓋部50が回転しながら上昇し、連係突部60が傾斜溝部24cを通過した後に上記第1水平溝部24bの端部で係止するように形成した。
図示例では、蓋頂部材30の裏面外周から垂直筒部38を垂下しており、また可動蓋部50は、垂直筒部38に摺接する第1シール部及び連通管部に摺接する第2シール部を有するシール部材61と、上記連係突部を有する連係部材52とで形成している。
蓋底部材12の適所に容器体側に対して圧接する圧接突子Pを形成しており、この圧接突子Pと容器体2との間の摩擦力は、上記連係突部60が傾斜溝部24cを通過するときに、連係突部60が傾斜溝部24cに作用する回転方向の応力より大である。
口頸部4の内面にスポイト管26の外面に接するシゴキ部7を形成し、
上記スポイト管26の外周面に、上記圧接突子Pを形成し、蓋10を口頸部4へ嵌合する際に圧接突子Pが上記シゴキ部7を乗り越えるように構成した
上記蓋頂部材30は、案内筒部22の上部に嵌合した嵌合筒部32の上面に頂壁部34を張設し、この頂壁部34の裏面外周から垂直筒部38を垂下するとともに、頂壁部34の裏面中央部から栓棒42を垂下し、頂壁部34の上面外周に、弾性圧搾部46の下端部を連結し、連結箇所の内側の頂壁部分に透孔44を穿設してなり、
上記可動蓋部50は、垂直筒部38に摺接する第1シール部64と、連通管部28の外面に摺接する第2シール部66とを有し、第2シール部66の形成箇所より内側へ延設した蓋板部68を設け、この蓋板部68に栓孔70を開口してなり、
蓋10の閉栓状態では、上記栓孔70を栓棒42で密閉しており、蓋10を開方向へ回転することで栓棒42が栓孔70から離脱するように構成した。
第2の手段に係る発明によれば、操作筒80を閉方向に回転させたときに、連係突部60が傾斜溝部24cを通過する途中で、可動蓋部50が回転しながら上昇し、連係突部60が傾斜溝部24cを通過した後に係合溝24の端部で係止するから、操作筒80の回転力が連係突部60を介して蓋底部材12へ確実に伝わるようにすることができる。
第3の手段に係る発明によれば、蓋底部材12の適所に容器体側に対して圧接する圧接突子Pを形成したから、連係突部60が傾斜溝部24cを通過しているときに、口頸部4に対して装着筒部16が不意に回ってしまうことを防止できる。
第4の手段に係る発明によれば、スポイト管26の圧接突子を形成したから、簡易に製造することができる。
第5の手段に係る発明によれば、蓋頂部材30の栓棒42で可動蓋部50の栓孔70を密閉したから、容器を倒したときなどに、内容液が弾性圧搾部46内に流れ込むことを防止できる。
図6は、本発明の第2実施形態に係るスポイト容器を示している。本実施形態では、第1実施形態に係るシゴキ部材に代えて、シゴキ部材とネジ部形成手段とを兼ねる口部材8を口頸部4に取り付けたものである。第1実施形態の構成では、容器体をガラス製とした場合には、素材の摩擦係数が小さいので、たとえ装着筒部16側に圧接突子Pを設けても圧接箇所が滑って、操作筒80の回転操作の始めから、口頸部4に対して装着筒部16が回転してしまう可能性がある。装着筒部16が可動蓋部50とともに回転してしまうと、上述の係合溝及び連係突部による可動蓋部押し上げの機能が妨げられる。そこで、本実施形態では、ネジ部形成箇所のみを適当な摩擦係数を有する素材(例えば合成樹脂)で形成できる口部材8を提案している。
6…シゴキ部材 6a…筒壁 7…シゴキ部
8…口部材 8a…内周壁 8b…外周壁 9…係合凹部
10…蓋 12…蓋底部材 14…装着手段 16…装着筒部 16a…鍔部
17…突片 18…内向きフランジ
20…パッキン 22…案内筒部 24…係合溝
24a…縦溝部 24b…第1水平溝部 24c…傾斜溝部 24d…第2水平溝部
26…スポイト管 26a…係止溝
28…連通管部 28a…係合リブ 28b…小外径部
30…蓋頂部材 32…嵌合筒部 34…頂壁部 36…連結溝部
38…垂直筒部 40…隆起部 42…栓棒 44…透孔
46…弾性圧搾部 46a…下端部
50…可動蓋部 52…連係部材 54…内筒部 56…外筒部 58…底壁部
60…連係突部 61…シール部材 62…シール筒
62a…大径筒部 62b…小径筒部 64…第1シール部 66…第2シール部
68…蓋板部 70…栓孔 72…テーパ状壁部
80…操作筒 82…保持突部 84…縦突条 88…縦係合条 90…摺接リブ
B…蓋底部 C…エアチャンバー N1…第1ネジ部 N2…第2ネジ部
P…圧接突子 S…負圧室
Claims (5)
- 口頸部(4)を起立する容器体(2)と、蓋(10)とからなり、
この蓋(10)は、
上記口頸部(4)の外面に螺合する装着筒部(16)の上部から、内向きフランジ状の蓋底部(B)を介してスポイト管(26)を容器体内へ垂下するとともに、蓋底部(B)で容器体(2)の上面を閉塞し、かつ蓋底部(B)の外周部から案内筒部(22)を起立した蓋底部材(12)と、
上記案内筒部(22)の上面を閉塞する蓋頂部材(30)と
蓋頂部材(30)と蓋底部材(12)との間で、蓋底部(B)を覆うように案内筒部(22)の内面に昇降可能に嵌合された可動蓋部(50)と、
蓋底部材12の外面に嵌合した操作筒(80)と、
を具備し、かつ
蓋底部(B)の内周から、上記スポイト管(26)と連続する連通管部(28)を起立し、
上記蓋(10)を口頸部(4)に装着する際に、操作筒(80)を閉方向へ回転させると、操作筒(80)と連動して可動蓋部(50)が上昇し、可動蓋部(50)の上昇の後に蓋(10)全体が口頸部(4)に対して螺下降してこの口頸部上面が蓋底部(B)で閉塞されるように設け、かつ操作筒(80)を開方向に回転させたときに可動蓋部(50)が下降するように構成したことを特徴とする、スポイト容器。 - 上記案内筒部(22)には、傾斜溝部(24c)と連続する第1水平溝部(24b)の端部を上端開口の縦溝部(24a)に連続させてなる係合溝(24)を形成し、この係合溝(24)外方の操作筒(80)部分内面に縦係合条(88)を、係合溝(24)内方の可動蓋部(50)には連係突部(60)をそれぞれ形成し、この連係突部(60)を係合溝(24)を介して縦係合条(88)に当接させて、操作筒(80)を閉方向に回転させたときに、連係突部(60)が傾斜溝部(24c)を通過する途中で、可動蓋部(50)が回転しながら上昇し、連係突部(60)が傾斜溝部(24c)を通過した後に上記第1水平溝部(24b)の端部で係止するように形成したことを特徴とする、請求項1記載のスポイト容器。
- 蓋底部材(12)の適所に容器体側に対して圧接する圧接突子(P)を形成しており、この圧接突子(P)と容器体(2)との間の摩擦力は、上記連係突部(60)が傾斜溝部(24c)を通過するときに、連係突部(60)が傾斜溝部(24c)に作用する回転方向の応力より大であることを特徴とする、請求項2に記載のスポイト容器。
- 口頸部(4)の内面にスポイト管(26)の外面に接するシゴキ部(7)を形成し、
上記スポイト管(26)の外周面に、上記圧接突子(P)を形成し、蓋(10)を口頸部(4)へ嵌合する際に圧接突子(P)が上記シゴキ部(7)を乗り越えるように構成したことを特徴とする、請求項3に記載のスポイト容器。 - 上記蓋頂部材(30)は、案内筒部(22)の上部に嵌合した嵌合筒部(32)の上面に頂壁部(34)を張設し、この頂壁部(34)の裏面外周から垂直筒部(38)を垂下するとともに、頂壁部(34)の裏面中央部から栓棒(42)を垂下し、頂壁部(34)の上面外周に、弾性圧搾部(46)の下端部を連結し、連結箇所の内側の頂壁部分に透孔(44)を穿設してなり、
上記可動蓋部(50)は、垂直筒部(38)に摺接する第1シール部(64)と、連通管部(28)の外面に摺接する第2シール部(66)とを有し、第2シール部(66)の形成箇所より内側へ延設した蓋板部(68)を設け、この蓋板部(68)に栓孔(70)を開口してなり、
蓋(10)の閉栓状態では、上記栓孔(70)を栓棒(42)で密閉しており、蓋(10)を開方向へ回転することで栓棒(42)が栓孔(70)から離脱するように構成したことを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載のスポイト容器。
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JP2594962Y2 (ja) * | 1993-09-28 | 1999-05-24 | 株式会社吉野工業所 | スポイト容器 |
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2014
- 2014-08-29 JP JP2014176644A patent/JP6384913B2/ja active Active
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