JP6362165B2 - スポイト付き容器 - Google Patents
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Description
上記蓋本体12は、
口頸部の外面に螺合した装着筒部16の上部からフランジ状壁部26を介して容器体2内へスポイト管38を垂下するとともに、上記フランジ状壁部26の上面から案内筒部34を起立した蓋基部14と、
頂壁部46の外周部から垂下する昇降筒部42を、上記案内筒部34へ螺合させて蓋基部14に対して昇降可能に設けた可動蓋部40と、
を具備するとともに、
スポイト管38を介して容器体2の液体を吸い上げる負圧化手段Vを設けており、
上記蓋カバー70は、上記蓋基部14及び可動蓋部40を囲んでいるとともに、蓋基部14の外面に対して、昇降不能に、かつ一定の摩擦抵抗を存して回転可能に嵌合するとともに、可動蓋部40に対しては、昇降可能かつ回動不能に設けており、
容器体2の表面の一部である圧接面S1を、蓋基部14の表面の対応する一部である被圧接面S2に当接し、
容器体2の圧接面S1に対する蓋基部14の被圧接面S2の摩擦力を、蓋基部14に対する蓋カバー70の摩擦力より大として、蓋カバー70を摘まんで閉方向に回転させるとき、蓋基部14は可動蓋部40に比べて遅れて下降するように構成したスポイト付き容器である。
上記圧接面S1を、口頸部4のネジ山6の先端面とし、かつ
上記被圧接面S2を、装着筒部16の内面のネジ溝20の底から内方突出した摩擦突条22の端面とした。
上記圧接面S1を、口頸部4の内面に設けたシゴキ部9の内面とし、上記被圧接面S2を、スポイト管38の外周面とした。
上記可動蓋部40の頂壁部46に負圧化手段Vとして弾性圧搾部58を形成するとともに、上記蓋カバー70の上部に弾性圧搾部押下げ用の押釦60を取り付けており、
上記蓋基部14に対して可動蓋部40が下限位置にあるときに、押釦60と弾性圧搾部との間に間隙Gをとって押釦60を押し下げても弾性圧搾部58が圧搾されることがないように、かつ、蓋基部14に対して可動蓋部40が上限位置にあるときに、弾性圧搾部が押釦60の下側に近接して押釦60の押下げにより弾性圧搾部58が圧搾されるように構成している。
第1の手段に係る発明によれば、上記圧接面S1を、口頸部4のネジ山6の先端面とし、かつ上記被圧接面S2を、装着筒部16の内面のネジ溝20の底から内方突出した摩擦突条22の端面としたから、既存の容器体のスポイト付き容器の構成を大きく変更することなく、容器体2に対する蓋基部14の摩擦力を高めることができる。
第2の手段に係る発明によれば、上記圧接面S1を、口頸部4の内面に設けたシゴキ部9の内面とし、上記被圧接面S2を、スポイト管38の外周面としたから、既存の容器体のスポイト付き容器の構成を大きく変更することなく、容器体2に対する蓋基部14の摩擦力を高めることができる。
第3の手段に係る発明によれば、蓋基部14に対して可動蓋部40が下限位置にあるときに、押釦60と弾性圧搾部との間に間隙Gをとったから、例えば他物との接触などで押釦60が不意に押し下げても、それにより弾性圧搾部が圧搾されて内容液が吐出されることを回避できる。
また図8は、蓋基部が口頸部を閉鎖した後に蓋基部に対して可動蓋部が下降する参考例の吐出操作回数と吐出量との関係を表したものである。
前者の場合には、口頸部を閉鎖する前に空気を外部に逃がすので、そうした吐出量のブレは生じにくい。
8a…筒壁本体 8b…脚部 8c…フランジ部 8d…連結片
9…シゴキ部 9a…挟持腕部
10…蓋 12…蓋本体 14…蓋基部 16…装着筒部 18…外向きフランジ部
18a…環状リブ 20…ネジ溝 22…摩擦突条
26…フランジ状壁部 28…フランジ孔 30…嵌合筒部 32…筒状弁座
34…案内筒部 36…第1縦筒部 38…スポイト管 38a…膨出突部
39…鍔部
40…可動蓋部 42…昇降筒部 44…係止部 45…縦筒部 46…頂壁部
48…嵌合溝 50…陥没部 52…第2縦筒部 54…弁筒部 56…通気孔
57…ピストン 57a…筒壁部 57b…スカート状部
57c…環状突部 58…弾性圧搾部
60…押釦 62…天板部 64…周壁部 65…上向き段部 66…係止突部
67…(周壁部の)大径端部 67a…抜け止め用リング体 68…押下げ部
70…蓋カバー 72…カバー筒壁 74…縦リブ 76…係止リブ
78…環状凹部 80…下向き段部
A…空気通路 G…隙間 g…切欠き
P…パッキン S1…圧接面 S2…被圧接面
T…回り止め手段 V…負圧化手段
Claims (3)
- 口頸部(4)を起立する容器体(2)と、蓋本体(12)及び蓋カバー(70)を備える蓋(10)とからなり、
上記蓋本体(12)は、
口頸部の外面に螺合した装着筒部(16)の上部からフランジ状壁部(26)を介して容器体(2)内へスポイト管(38)を垂下するとともに、上記フランジ状壁部(26)の上面から案内筒部(34)を起立した蓋基部(14)と、
頂壁部(46)の外周部から垂下する昇降筒部(42)を、上記案内筒部(34)へ螺合させて蓋基部(14)に対して昇降可能に設けた可動蓋部(40)と、
を具備するとともに、
スポイト管(38)を介して容器体(2)の液体を吸い上げる負圧化手段(V)を設けており、
上記蓋カバー(70)は、上記蓋基部(14)及び可動蓋部(40)を囲んでいるとともに、蓋基部(14)の外面に対して、昇降不能に、かつ一定の摩擦抵抗を存して回転可能に嵌合するとともに、可動蓋部(40)に対しては、昇降可能かつ回動不能に設けており、
容器体(2)の表面の一部である圧接面(S1)を、蓋基部(14)の表面の対応する一部である被圧接面(S2)に当接し、
容器体(2)の圧接面(S1)に対する蓋基部(14)の被圧接面(S2)の摩擦力を、蓋基部(14)に対する蓋カバー(70)の摩擦力より大として、蓋カバー(70)を摘まんで閉方向に回転させるとき、蓋基部(14)は可動蓋部(40)に比べて遅れて下降するように構成したスポイト付き容器において、
上記圧接面(S1)を、口頸部(4)のネジ山(6)の先端面とし、かつ
上記被圧接面(S2)を、装着筒部(16)の内面のネジ溝(20)の底から内方突出した摩擦突条(22)の端面としたことを特徴とするスポイト付き容器。 - 口頸部(4)を起立する容器体(2)と、蓋本体(12)及び蓋カバー(70)を備える蓋(10)とからなり、
上記蓋本体(12)は、
口頸部の外面に螺合した装着筒部(16)の上部からフランジ状壁部(26)を介して容器体(2)内へスポイト管(38)を垂下するとともに、上記フランジ状壁部(26)の上面から案内筒部(34)を起立した蓋基部(14)と、
頂壁部(46)の外周部から垂下する昇降筒部(42)を、上記案内筒部(34)へ螺合させて蓋基部(14)に対して昇降可能に設けた可動蓋部(40)と、
を具備するとともに、
スポイト管(38)を介して容器体(2)の液体を吸い上げる負圧化手段(V)を設けており、
上記蓋カバー(70)は、上記蓋基部(14)及び可動蓋部(40)を囲んでいるとともに、蓋基部(14)の外面に対して、昇降不能に、かつ一定の摩擦抵抗を存して回転可能に嵌合するとともに、可動蓋部(40)に対しては、昇降可能かつ回動不能に設けており、
容器体(2)の表面の一部である圧接面(S1)を、蓋基部(14)の表面の対応する一部である被圧接面(S2)に当接し、
容器体(2)の圧接面(S1)に対する蓋基部(14)の被圧接面(S2)の摩擦力を、蓋基部(14)に対する蓋カバー(70)の摩擦力より大として、蓋カバー(70)を摘まんで閉方向に回転させるとき、蓋基部(14)は可動蓋部(40)に比べて遅れて下降するように構成したスポイト付き容器において、
上記圧接面(S1)を、口頸部(4)の内面に設けたシゴキ部(9)の内面とし、上記被圧接面(S2)を、スポイト管(38)の外周面としたことを特徴とする、スポイト付き容器。 - 上記可動蓋部(40)の頂壁部(46)に負圧化手段(V)として弾性圧搾部(58)を形成するとともに、上記蓋カバー(70)の上部に弾性圧搾部押下げ用の押釦(60)を取り付けており、
上記蓋基部(14)に対して可動蓋部(40)が下限位置にあるときに、押釦(60)と弾性圧搾部との間に間隙(G)をとって押釦(60)を押し下げても弾性圧搾部(58)が圧搾されることがないように、かつ、蓋基部(14)に対して可動蓋部(40)が上限位置にあるときに、弾性圧搾部が押釦(60)の下側に近接して押釦(60)の押下げにより弾性圧搾部(58)が圧搾されるように構成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のスポイト付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014176571A JP6362165B2 (ja) | 2014-07-31 | 2014-08-29 | スポイト付き容器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014157183 | 2014-07-31 | ||
JP2014157183 | 2014-07-31 | ||
JP2014176571A JP6362165B2 (ja) | 2014-07-31 | 2014-08-29 | スポイト付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016033056A JP2016033056A (ja) | 2016-03-10 |
JP6362165B2 true JP6362165B2 (ja) | 2018-07-25 |
Family
ID=55452158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014176571A Active JP6362165B2 (ja) | 2014-07-31 | 2014-08-29 | スポイト付き容器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6362165B2 (ja) |
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-
2014
- 2014-08-29 JP JP2014176571A patent/JP6362165B2/ja active Active
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