JP2006096392A - トリガー式液体噴出容器 - Google Patents
トリガー式液体噴出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006096392A JP2006096392A JP2004285518A JP2004285518A JP2006096392A JP 2006096392 A JP2006096392 A JP 2006096392A JP 2004285518 A JP2004285518 A JP 2004285518A JP 2004285518 A JP2004285518 A JP 2004285518A JP 2006096392 A JP2006096392 A JP 2006096392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- type liquid
- trigger type
- mounting cap
- peripheral wall
- sealing cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
【解決手段】 容器の口筒部に、トリガー式液体噴出器を取付キャップにより装着したトリガー式液体噴出容器において、トリガー式液体噴出器の上方より、取付キャップの外周を覆う封緘用カバーを取付キャップの下端に係合させ、取付キャップを回転操作不能とさせ、取付キャップの開封を防止するようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
また、上記特許文献記載の別実施例のようにカバーの高さが低いと、取付キャップを簡単に掴むことができ、悪意の第三者が、容器からトリガー式液体噴出器を外し、不正行為を行い、再びトリガー式液体噴出器を容器に装着させたとしても、販売者や消費者にはわからないという問題もあった。
また、封鎖用の帯部材と周壁との係合を解いて、封緘用カバーを外したら帯部材の嵌合部が切断され、再度装着することができなくなるので、販売者や消費者が、第三者による不正な開封を直ちに知ることができるようになった。
トリガー式液体噴出器Cは、噴出器基体C1と、該噴出器基体C1の先端に取着されるノズル部材C2とからなる従来周知の構造を有しており、トリガー式液体噴出器Cは、容器Aの口筒部1に、外周に滑り止めのローレットを設けた取付キャップBを介して装着されている。
取付キャップBの下端と容器Aの肩部上段との間には、トリガー式液体噴出器Cを、容器Aの口筒部1に取着した際に、間隙dができようになっている。
また、カバー体2内には、トリガー4が廻動自在に取着されており、ポンプ部3のピストン部材は、トリガー4によって作動されるようになっている。
カバー体2は、上壁5と側壁6とを有している。
内容液の使用時には、外周壁8を把持し、ノズル部材C2を廻動させることによって、噴出器基体C1内の吐出管と、ノズル部材C2内の流路を接続、または遮断し、不用意な噴出を防ぐようになっている。
周壁11の側周の前後側は、切込み部12a、12bにより下端まで切開かれ、トリガー式液体噴出器Cの一部に、噴出器基体C1のカバー体2の上方より封緘用カバーDを装着できるようになっている。
周壁11の側壁11a、11bの内周下端部には、容器Aの口筒部1に螺着した取付キャップBと容器Aの肩部上段との間の間隙dに入り込み、取付キャップBの下端と係合する係合突条13が設けられている。
周壁11の側壁11aの切込み部12b側下方には嵌合孔18が設けられている。
帯部材16のつまみ部15を引張ると切断溝21が切断され、嵌合部20が帯部材16から切り取られるようになっている。
容器Aの口筒部1にトリガー式液体噴出器Cを取付キャップBにより螺着し、トリガー式液体噴出器Cに封緘用カバーDを装着し、封緘用カバーDの帯部材16の嵌合部20の裏面の嵌合突起19を、周壁11の側壁11aに設けた嵌合孔18に嵌入させることにより、図1に示すように、封緘用カバーDの周壁11と帯部材16とでトリガー式液体噴出器Cの取付キャップBの外周を覆うようになっている。
また、封緘用カバーDの周壁11の切込み部12aは、取付キャップBの外周を覆われていないが、トリガー式液体噴出器Cのトリガー4があるため手指などで掴みにくくなっている。
取付キャップBを回転させるためには、封緘用カバーDを外さなくてはならず、その際には、封緘用カバーDの帯部材16と側壁11aの係合を外さなくてはならない。
したがって、封緘用カバーDの帯部材16と側壁11aの嵌合を一度外すと再度嵌合させることができないし、また、嵌合部20が切断されていることを容易に視認することができる。
実施例1と同様の構成部分は、同一の符号をもって図示し、以下相違点を中心に説明する。
周壁11の側壁11bの切込み部12a側と、側壁11aの切込み部12b側の下方には、嵌合孔18が設けられ、それぞれの帯部材16a、16bの嵌合部20と嵌合されるようになっている。
実施例1では、封緘用カバーDの後側だけにトリガー式液体噴出器Cの取付キャップBを覆う帯部材16を取着したが、本実施例では、封緘用カバーDaの前後側両方に帯部材16a、16bを設けているため、図5(b)に示すように、封緘用カバーDaの周壁11と前後の帯部材16a、16bで取付キャップBの全周を覆うことができるようになり、帯部材16a、16bの嵌合部20と周壁11の嵌合孔18との嵌合を外さなければ取付キャップBを回転させることはできない。
したがって、トリガー式液体噴出容器の流通時や店頭などでの不正行為の防止は、より一層効果的になる。
実施例1と同様の構成部分は、同一の符号をもって図示し、以下相違点を中心に説明する。
帯部材25は、図6(b)に示すように、切込み部12a、12bの下方を覆い、周壁11の全周を覆うように、嵌合部20が側壁11bに設けた嵌合孔18と嵌合するように形成されている。
実施例1では、封緘用カバーDにトリガー式液体噴出器Cの取付キャップBの後方を覆う帯部材16を取着したが、本実施例では、封緘用カバーDbに周壁11に設けた切込み部12を覆う帯部材25を設け、取付キャップBの全周を覆っているため、帯部材25の嵌合部20と周壁11の嵌合孔18との嵌合を外さなければ取付キャップBを回転させることができない。
実施例1と同様の構成部分は、同一の符号をもって図示し、以下相違点を中心に説明する。
周壁30には、前側には装着孔31が設けられ、後側には切込み部32により下端まで切り開かれ、図8に示すように、トリガー式液体噴出器Cの一部に、上方より封緘用カバーDcを装着できるようになっており、周壁30の内周下端部には、取付キャップBと容器Aの肩部上段との間の間隙dに入り込み、取付キャップBの下端と係合する係合突条33が設けられている。
本実施例は、トリガー式液体噴出器Cの一部に、上方より封緘用カバーDcを装着した後に、実施例1と同様に、封緘用カバーDcの後側に設けた帯部材16を周壁30に嵌合させるだけで取付キャップBの全周を覆うことができ、帯部材16の嵌合部20と周壁30の嵌合孔18との嵌合を外さなければ、取付キャップBを回転させることはできない。
したがって、前記第1、第2例と同様の作用効果を得ることができる。
B 取付キャップ
C トリガー式液体噴出器
C1 噴出器基体
C2 ノズル部材
D、Da、Db、Dc 封緘用カバー
d 間隙
1 口筒部
2 カバー体
3 ポンプ部
4 トリガー
5 上壁
6 側壁
7 噴霧ノズル
8 外周壁
10 頂壁
11、30 周壁
11a、11b 側壁
12a、12b、32 切込み部
13、33 係合突条
15 つまみ部
16、16a、16b、25 帯部材
17 ヒンジ部
18 嵌合孔
19 嵌合突起
20 嵌合部
21 切断溝
31 装着孔
Claims (5)
- 容器の口筒部に、トリガー式液体噴出器を取付キャップにより装着したトリガー式液体噴出容器において、
トリガー式液体噴出器の上方より、取付キャップの外周を覆う封緘用カバーを取付キャップの下端に係合させ、取付キャップを回転操作不能とさせ、取付キャップの開封を防止するようにしたことを特徴とするトリガー式液体噴出容器。 - 封緘用カバーが、頂壁と周壁からなり、周壁の前後に切込み部を設け、少なくとも一方の切込み部の下方に薄肉のヒンジ部を介して封鎖用の帯部材が連設されていることを特徴とする請求項1記載のトリガー式液体噴出容器。
- 封鎖用の帯部材の先端部に、嵌合用の突起と、該突起の周辺に切断溝を設けた嵌合部を形成し、封鎖用の帯部材に対向する反対側の周壁に前記突起が嵌挿される嵌合孔が設けられていることを特徴とする請求項2記載のトリガー式液体噴出容器の封緘用カバー。
- 封鎖用の帯部材が、取付キャップの全周を覆う長さで形成され、
嵌合孔が周壁のヒンジ部に近い位置に穿設されたことを特徴とする請求項2、3記載のトリガー式液体噴出容器の封緘用カバー。 - 封緘用カバーの周壁の前面に装着孔が穿設され、後方に切込み部が設けられ、
後方の切込み部に封鎖用の帯部材を設けたことを特徴とする請求項1記載のトリガー式液体噴出容器の封緘用カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004285518A JP4574309B2 (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | トリガー式液体噴出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004285518A JP4574309B2 (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | トリガー式液体噴出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006096392A true JP2006096392A (ja) | 2006-04-13 |
JP4574309B2 JP4574309B2 (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=36236596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004285518A Expired - Fee Related JP4574309B2 (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | トリガー式液体噴出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4574309B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010011888A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-21 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 通気式薬剤容器 |
JP2018070240A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59126956U (ja) * | 1983-02-17 | 1984-08-27 | 株式会社吉野工業所 | 液体吐出容器 |
JPH0161960U (ja) * | 1987-10-14 | 1989-04-20 | ||
JPH10146542A (ja) * | 1996-11-20 | 1998-06-02 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式液体噴出器 |
JP2002102755A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-09 | Fuji Seal Inc | トリガー式液体噴出器用のカバー及びこれを備えたトリガー式液体噴出器 |
JP2003165562A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 液体注出容器 |
-
2004
- 2004-09-29 JP JP2004285518A patent/JP4574309B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59126956U (ja) * | 1983-02-17 | 1984-08-27 | 株式会社吉野工業所 | 液体吐出容器 |
JPH0161960U (ja) * | 1987-10-14 | 1989-04-20 | ||
JPH10146542A (ja) * | 1996-11-20 | 1998-06-02 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式液体噴出器 |
JP2002102755A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-09 | Fuji Seal Inc | トリガー式液体噴出器用のカバー及びこれを備えたトリガー式液体噴出器 |
JP2003165562A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 液体注出容器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010011888A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-21 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 通気式薬剤容器 |
JP2018070240A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4574309B2 (ja) | 2010-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2331559C9 (ru) | Усовершенствование сосудов, состоящих из двух частей | |
US5395015A (en) | Dispensing closure with a modified lid for increased opening angle | |
AU2017263225B2 (en) | Push on/pull off protective cap for fire protection sprinklers | |
USD480003S1 (en) | Dispensing package | |
WO2006016531A1 (ja) | 封緘キャップ付き容器 | |
USD602120S1 (en) | Lock-out closure for a container with a corresponding lock-out dispenser insert | |
EP1561698B1 (en) | Dropper bottle | |
JP4574309B2 (ja) | トリガー式液体噴出容器 | |
CA2460732C (en) | Non-removable device for attaching a dispenser to a container | |
EP0428513A1 (en) | CONTAINER WITH SCREW CAP. | |
US20070102449A1 (en) | Anti-foreign object structure for a liquid container pump | |
JP6249220B2 (ja) | 流量調整でき、液垂れしない注出ノズル付き容器 | |
US20060213934A1 (en) | Sealing device for a container opening | |
JP4401083B2 (ja) | 注出口体 | |
KR100811087B1 (ko) | 가루 양념통 | |
JP6323803B2 (ja) | 流量調整でき、液垂れしない注出ノズル付き容器のヒンジキャップ | |
JP4525085B2 (ja) | 改ざん防止用オーバーキャップ | |
JP2000033959A (ja) | 閉鎖膜付チュ―ブ容器 | |
JP6523008B2 (ja) | 容器用口栓 | |
JP4596419B2 (ja) | 封緘式キャップ | |
JP6004990B2 (ja) | 不正開封防止機能を備えた注出栓 | |
JP6347425B2 (ja) | 流量調整でき、液垂れしない注出ノズル付き容器のヒンジキャップ | |
JP2003072826A (ja) | 噴出キャップ | |
JP6541978B2 (ja) | 取出口付き包装箱 | |
CA2629374A1 (fr) | Capsule a charniere munie d'un temoin d'effraction |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070327 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100216 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100817 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |