JP6249220B2 - 流量調整でき、液垂れしない注出ノズル付き容器 - Google Patents
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Description
更に、容器の首部先端の注出口部分に切欠き状の注ぎ口を設けただけでは、酢醤油等の液体調味料を注ぎ難く、良好な液切れをも出来ず、しかも、正確に流量の調整もし難く、液垂れ防止も出来ないものである。
そして、流量調整でき、液垂れしない注出ノズルが付設された注出ノズル付き容器は、キャップ本体と、一部をヒンジ部として残して剥取り出来る環状の帯体でなる剥取帯と、注出ノズル付き容器の首部のアンダーカット溝部に係合する係合部とでなるヒンジキャップが被蓋されるので、注出ノズル付き容器としては困難であったヒンジキャップの被蓋が出来るようになり、注ぎ口に塵等が付着されずに、また、搬送時の注出ノズルが保護されることになり、その上、衛生的である。そして、ヒンジキャップの剥取帯を剥取らない限り、キャップ本体がヒンジ部を介して回動されず、開閉されないので効果的なピールプルーフ機能及びタンパーエビデント機能を齎すことになる。
剥取帯30が剥取られて、キャップ本体10をヒンジ部20で回動させて開蓋されると、シールリング12も首部A内周面8をシール摺動しながら上昇され、それと共に、キャップ本体10の側周壁14下端内側面に形成された開閉アウターリング15が首部Aの上方アウターリング5を外れ、注出ノズル1を顕出するようなキャップ本体10の開度で位置決めアウターリング3に当接して位置決めされ、且つ、空気抜き孔2が導通されて注出ノズル1より注出を可能にする。
また、キャップ本体10の閉蓋の際は、空気抜き孔2が前記シールリングによって注出ノズル1の注出口を塞がない中には、シールリング12で閉じられないようにする。
剥取帯30の一端に剥取り摘み31を設け、該剥取り摘みを摘み、剥取ることによって剥取帯30が剥取られ、その結果、ヒンジ部20を残すことになって、該ヒンジ部によるキャップ本体10の回転でヒンジキャップBの開閉が出来ることになる。
以上のように、キャップ本体10と剥取帯30と係合部40とでなるヒンジキャップBは、剥取帯30が剥取られることによってキャップ本体10の開蓋可能状態になり、この剥取帯30の剥取り行為過程がピールプルーフ機能及びタンパーエビデント機能を備え得ることになる。
このキャップ本体10のヒンジ部20による回動で、その頂壁面11に垂下するインナーリング13も追従して回動し、これに備えられたシールリング12も首部A内周面8をシール摺動する。
そして、キャップ本体10のヒンジ部20による回動の際、インナーリング13のヒンジ部20側部分が首部Aの周壁先端縁で押圧され、その撓みで首部Aの注出ノズル2側内周面8のシールを向上し、更に、強く押圧されると、シールリング12のヒンジ部20側部分に隙間を生じ、空気抜き孔2とで首部A内に空気を導通させることになる。
キャップ本体10の開蓋がされて、首部Aの内周面8にシールリング12をシール摺動させて注出ノズル1上方に至らしめたものを、閉蓋する際には、シールリング12を首部Aの内周面8にシール摺動させて注出ノズル1位置を越えるまでは、シールリング12のヒンジ部20側部分に形成された隙間を塞がないようにし、且つ、塞がないようにした空気抜き孔2の位置にすることにある。
B ヒンジキャップ
1 注出ノズル
2 空気抜き孔
3 位置決めアウターリング
4 ネックリング
5 上方アウターリング
6 下方アウターリング
7 アンダーカット溝部
8 内周面
9 段差部
10 キャップ本体
11 頂壁面
12 シールリング
13 インナーリング
14 側周壁
141 シール面
142 突起部
15 開閉アウターリング
20 ヒンジ部
30 剥取帯
31 剥取り摘み
40 係合部
Claims (3)
- 首部に流量調整できて液垂れしない注出ノズルを設け、その首部の周壁の該注出ノズルとの相対位置に空気抜き孔を穿設し、首部先端外周縁には位置決めアウターリングを、首部根幹部にはネックリングを形成し、更に、これら間には上方アウターリング、下方アウターリングが形成され、そして、該下方アウターリングと前記ネックリングとでアンダーカット溝部が形成され、キャップ本体と、一部をヒンジ部として残して剥取り出来る剥取帯と、係合部とでなるヒンジキャップが被蓋された際には、該係合部を前記アンダーカット溝部に係合し、剥取帯を剥取り、キャップ本体が開蓋される際には、キャップ本体の開閉アウターリングが係合される上方アウターリングを外れ、注出ノズルを顕出するようなキャップ本体の開度で位置決めアウターリングに当接制止されることを特徴とする流量調整でき、液垂れしない注出ノズル付き容器。
- 頂壁面より垂下する首部内周面とのシ−ルがされるシールリングを備えられたインナーリングが設けられたキャップ本体と、該キャップ本体の下端に一部をヒンジ部として残して剥取り出来る環状の帯体でなる剥取帯と、該剥取帯の下端に形成された係合部とでなるヒンジキャップが注出ノズル付き容器の首部に被蓋されると、該係合部をアンダーカット溝部に係合し、剥取帯が剥取られて、キャップ本体をヒンジ部で回動させて開蓋されると、シールリングも首部内周面をシール摺動しながらインナーリングが上昇され、それと共に、キャップ本体の側周壁下端内周面に形成された開閉アウターリングが首部の上方アウターリングを外れ、注出ノズルを顕出するようなキャップ本体の開度で位置決めアウターリングに当接して制止され、且つ、空気抜き孔を導通して注出ノズルよりの注出を可能にし、また、キャップ本体の閉蓋の際は、空気抜き孔が前記シールリングによって注出ノズルの注出口を塞がない中には、前記シールリングで閉じられないようにすることを特徴とする請求項1記載の流量調整でき、液垂れしない注出ノズル付き容器。
- ヒンジキャップが被蓋されたそのキャップ本体を開蓋する際、キャップ本体の開閉アウターリングが首部の上方アウターリングより外れ易くさせる為に、上方アウターリングの注出ノズル側半分を削いで、その高さを低くし、注出ノズルを顕出するようなキャップ本体の開度に位置決めさせる為に、位置決めアウターリングは、その注出ノズル側を削いで、その高さを低くし、キャップ本体の開閉アウターリングが当接されてキャップ本体の回転を制止させる段差部が形成され、そして、上方アウターリング及び位置決めアウターリングの注出ノズル位置は、液垂れ防止の為に切除くことを特徴とする請求項2記載の流量調整でき、液垂れしない注出ノズル付き容器。
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