JP6541978B2 - 取出口付き包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、側壁に設けられた取出口から被包装物品を取り出すことが可能となる取出口付き包装箱に関する。
例えば、医療用小物等の個別包装された製品は、所定の数量を段ボール箱等の包装箱に収容して使用者に提供される。この種の包装箱においては、天面の蓋を開閉させることなく包装箱内から製品を取り出すことができるように、横面となる側壁に取出口を設けたものが知られている(下記特許文献1参照)。
取出口は、側壁に形成された破断可能線に沿って側壁を破断することにより、側壁の一部から遊離片が遊離して形成される。このため、取出口は遊離片に対応する形状に形成される。側壁から遊離した遊離片は、側壁の取出口に戻すことにより取出口を塞ぐ状態となる。
このとき、取出口から一部が露出するように側壁の内面側に板部材を固定しておくことで、側壁の取出口に戻した遊離片の一部を板部材の裏側に係止させることができ、遊離片による取出口の閉塞状態を維持することができる。
実公昭49−38518号公報
しかし、取出口に戻した遊離片を係止するために側壁に前記板部材を設けると、包装箱のコストが増加する不都合がある。
しかも、側壁の板部材に係止された状態の遊離片は、その一部が取出口を介して側壁の内側に入り込んでしまい、再び取出口を開放しようとしたときに取出口から遊離片を引き出す作業が困難となる不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、構造が簡単でありながら、遊離片による取出口の閉塞状態を容易に形成し維持することができ、しかも遊離片による取出口の開閉を極めて容易に行うことができる取出口付き包装箱を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、被包装物を収容する筒状の胴部を構成する側壁の一部を破断可能線に沿って破断することにより側壁から遊離する遊離片と、遊離片が側壁から遊離することにより遊離片の形状に対応して側壁に開口形成される取出口とを備え、側壁から遊離した遊離片が、当該側壁との連結状態を維持する基端部をヒンジとして外側方向に回動自在となる取出口付き包装箱において、遊離片を側壁から遊離させたときに該側壁から切離されることにより、遊離片の回動方向に対して交差する方向に突出する凸部が遊離片の先端部に形成され、遊離片の先端部を折り曲げ可能とすべく遊離片の基端部と凸部との間に折目線を備え、折目線を介して遊離片の先端部を側壁の内側方向に折り曲げたとき、凸部が取出口の周縁部に係止されて、遊離片による取出口の閉塞状態が維持されることを特徴とする。
本発明における前記凸部は、前記破断可能性によって前記遊離片と一体に形成されるので、他の部材が不要であり、構造簡単である。
また、側壁から遊離した遊離片を取出口に戻し、前記折目線により遊離片の先端部を側壁の内側に向かって折り曲げると、凸部が取出口の周縁部に係止され、側壁の外側方向への遊離片の回動が規制される。よって、遊離片による取出口の閉塞状態を容易に形成し維持することができる。
また、凸部が取出口の周縁部に係止されている状態から遊離片を回動させて取出口を開放する場合には、遊離片の先端部の折り曲げ度合いを変更して、凸部を、取出口の一部に形成されている凸部を切り抜いた部分に合わせるだけで、側壁の外側方向への遊離片の回動を容易に行うことができる。よって、遊離片による取出口の開閉を極めて容易に行うことができる。
本発明の取出口付き包装箱の実施形態を示す斜視図。 本実施形態の包装箱の取出口を示す説明図。 本実施形態の包装箱の取出口を開放させた状態を示す斜視図。 遊離片による取出口の閉塞状態を示す説明図。 取出口への凸部の係止状態を示す説明図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の包装箱1は、厚紙或いは段ボール等により形成され、図1に示すように、四角筒状の胴部2と、胴部2の天面を閉塞する天蓋3と、胴部2の底面を閉塞する図示されない底蓋とにより構成されている。胴部2の4つの面となる側壁4の一部には、破断可能線5が形成されている。
破断可能線5は、図2に示すように、上方から下方に向かって次第に離間して延びる一対の第1破断部5aと、各第1破断部5aの上端に連続して形成された一対の第2破断部5bと、両第2破断部5bの上端を繋ぐ第3破断部5cとによって構成されている。
また、側壁4には、両第1破断部5aの下端を互いに繋ぐようにして第1折目線6が形成されており、両第1破断部5aの上端部の間には第2折目線7が形成されている。第2折目線7は、本発明の折目線に相当する。
各第2破断部5bは、両第1破断部5a間の中央を通る仮想直線xから離れる方向に膨らむ半円形状に形成されている。第3破断部5cは上記仮想直線xに沿って上方に膨らむ円弧状に形成されている。
第1破断部5aと第2折目線7とは、夫々、上記仮想直線xに直交して延びている。
破断可能線5に沿って側壁4を破断すると、図3に示すように、側壁4から遊離片8が遊離して、遊離片8と同一形状に開口する取出口9が形成される。取出口9が形成されることにより、包装箱1の胴部2の内部に収容された図示しない被包装物を容易に取り出すことができる。
遊離片8は、その基端部に相当する両第1破断部5aの下端の間に形成された第1折目線6をヒンジとして外側方向に回動自在となっている。これにより、遊離片8を、取出口9が開放された状態となる位置から、取出口9が閉塞された状態となる位置に戻すことが容易に行える。
側壁4から遊離した遊離片8には、第2破断部5bによって側壁4から切離された一対の凸部10が設けられる。そして、遊離片8を取出口9に戻したとき、図4に示すように、第2折目線7を介して遊離片8の先端部を側壁4の内側方向に折り曲げると、図4及び図5に示すように、凸部10が取出口9の周縁部に係止される。
即ち、凸部10は第2破断部5bの切離により形成されるが、第2破断部5bは前述した通り、両第1破断部5a間の中央を通る仮想直線xから離れる方向に膨らむ半円形状に形成されている(図2参照)。これにより、凸部10の突出方向は、遊離片8の回動方向に対して交差する方向となる。このため、第2折目線7を介して遊離片8の先端部を側壁4の内側方向に折り曲げた状態では、取出口9の横幅よりも両凸部10を含めた遊離片8の先端部の横幅が大きい。従って、凸部10が取出口9の周縁部に係止されて遊離片8が取出口9から脱離することが防止され、取出口9の閉塞状態が維持される。
そして、図4に示すように、凸部10が取出口9の周縁部に係止しているときには、第2折目線7の上方に開口部分が残余するので、この開口部分に手指を差し込んで遊離片8を引っ張るだけで、容易に取出口9を開放することができる。
また、図1を参照して、破断可能線5の破断開始時に、第3破断部5c、両第2破断部5b、及び第2折目線7で包囲された遊離片8の先端部となる部分を手指で押圧すると、第3破断部5c、両第2破断部5bに沿って側壁4が破断され、遊離片8の先端部が第2折目線7を介して胴部2の内方に折れ曲がる。これによって、遊離片8の先端部に対応する形状に取出口9の上部が開口し、この開口部分に手指を差し込み遊離片8の先端部を手指で引っ掛けることで、破断可能線5に沿った側壁4の破断(遊離片8の切離)作業を容易に行うことができる。
なお、図5に示すように、第2折目線7を折り曲げることで凸部10を取出口9の周縁部に係止させるので、第2折目線7は、遊離片8の基端部と凸部10との間に配設する必要があるが、本実施形態では、図2に示すように、両第1破断部5aの上端部の間に第2折目線7を形成したことにより、第2折目線7が一対の第2破断部5bの下端の間に極めて近い位置に設けられている。これにより、図4に示すように、取出口9の内周縁と遊離片8の外周縁との間に形成される隙間を小さくして遊離片8による取出口9の閉塞状態を形成することができる。
また、本実施形態においては、2つの凸部10を設けた遊離片8を示したが、凸部10は1つでもよい。遊離片8に2つの凸部10を設けることにより、取出口9の周縁部に係止し易くしているが、一方の凸部10のみであっても、取出口9の周縁部に係止することが可能である。
1…包装箱、2…胴部、4…側壁、5…破断可能線、7…第2折目線(折目線)、8…遊離片、9…取出口、10…凸部。

Claims (1)

  1. 被包装物を収容する筒状の胴部2を構成する側壁4の一部を破断可能線5に沿って破断することにより側壁4から遊離する遊離片8と、遊離片8が側壁4から遊離することにより遊離片8の形状に対応して側壁4に開口形成される取出口9とを備え、側壁4から遊離した遊離片8が、当該側壁4との連結状態を維持する基端部をヒンジとして外側方向に回動自在となる取出口付き包装箱において、
    遊離片8を側壁4から遊離させたときに該側壁4から切離されることにより、遊離片8の回動方向に対して交差する方向に突出する凸部10が遊離片8の先端部に形成され、
    遊離片8の先端部を折り曲げ可能とすべく遊離片8の基端部と凸部10との間に折目線7を備え、
    折目線7を介して遊離片8の先端部を側壁4の内側方向に折り曲げたとき、凸部10が取出口9の周縁部に係止されて、遊離片8による取出口9の閉塞状態が維持されることを特徴とする取出口付き包装箱。
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