JP2010006248A - 荷室付き車両 - Google Patents

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慎二 久保田
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Abstract

【課題】 荷室のトレーによって区分される各部を、当該各部に収容すべき物品の大きさに対応して調節することができるようにする。
【解決手段】荷室3の左右方向の両側部に、一対のコンソールボックス4,4を設ける。コンソールボックス4,4により、二つのトレー9,9の左右両端部を上下方向へ位置調節可能に支持させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、車内の内部の後端部に荷室が設けられた荷室付き車両に関する。
一般に、荷室付き車両の荷室には、物品を載置するためのトレーが設けられている。トレーは、車両の床から一定の高さに配置されており、荷室を上下に二分している。
特開2000−108788号公報
上記従来の荷室付き車両においては、トレーの高さを変えることができなかった。したがって、トレーによって区分された上下の空間の大きさが一定であり、荷室に収容すべき荷物の大きさに対応して空間の大きさを調節することができないという問題があった。
この発明は、上記の問題を解決するために、車体の内部の後部に荷室が設けられ、この荷室内にトレーが水平に配置され、このトレーの左右の両端部が上記荷室に臨む上記車体の左右の両側部にそれぞれ支持された荷室付き車両において、上記トレーが上記車体に上下方向へ位置調節可能に支持されていることを特徴としている。
この場合、上記トレーが、上下方向に複数設けられていることが望ましい。
上記車体の上記荷室に臨む左右の両側部には、上下方向へ互いに離間した複数の第1係合部がそれぞれ設けられ、上記トレーの左右の両端部には、上記第1係合部に係脱可能に係合し、係合時には上記トレーの上下方向の位置を固定する第2係合部がそれぞれ設けられ、上記第2係合部が係合する第1係合部を選択することにより、上記トレーの上下方向の位置が調節されることが望ましい。
上記トレーが上記車体に着脱可能に取り付けられていることが望ましい。
上記特徴構成を有するこの発明によれば、トレーの位置を上下方向に調節することにより、トレーによって区分される荷室内の各部の高さを調節することができる。つまり、荷室内の各部の高さを、当該各部に収容すべき物品の大きさに応じて調節することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、添付の図1〜図5を参照して説明する。
図1は、この発明に係る荷室付き車両Aの後部を後方から見た斜視図である。この図に示すように、車体1によって形成される車内の後端部、つまり後部座席2とバックドア(図示せず)との間の車内には、荷室3が設けられている。荷室3は、後方に向って開放されており、その開放部がバックドアによって開閉される。
荷室3内には、一対のコンソールボックス4,4が設けられている。一対のコンソールボックス4,4は、荷室3の左右両側部に左右方向に対向した状態で配置されている。一対のコンソールボックス4,4は、対称に構成されている。そこで、以下においては、図1の右側に配置されたコンソールボックス4を説明することとし、左側に配置されたコンソールボックス4については、その説明を省略ないしは簡単にする。コンソールボックス4は、図2に示すように、一対のアウタープレート5,5、インナープレート6及び蓋部7を有している。
一対のアウタープレート5,5は、各下端部が荷室3の床部Fに固定されるとともに、各背面部(左右方向において外側を向く面部)が車体1の荷室3に臨む側壁内面に固定されている。図5に示すように、一対のアウタープレート5,5は、前後方向(図5において上下方向)へ互いに離間して配置されており、両アウタープレート5,5の荷室3側の端部間には、前後方向に所定の幅を有する開口8が形成されている。この開口8は、その前部及び上部が荷室3に向って開放されている。
インナープレート6は、開口8と対向するようにしてアウタープレート5,5の荷室3側の端部間に配置されている。インナープレート6の前後方向の両端部は、アウタープレート5,5の開口8に隣接する部分の背面部にそれぞれ固定されている。図3及び図5に示すように、インナープレート6には、一対のガイド凹部61,61及び複数(通常は3つ以上)の係合孔(第1係合部)62が形成されている。一対のガイド凹部61,61は、インナープレート6の開口8と対向する部分の前後方向における両端部に配置されている。ガイド凹部61は、インナープレート6の上端から下端まで延びている。したがって、ガイド凹部61の上端部は、荷室3に向って開放されている。一方、複数の係合孔62は、前後方向において一対のガイド凹部61,61間に位置するよう、インナープレート6の前後方向の中央部に配置されている。しかも、各係合孔62は、上下方向に所定の間隔だけ互いに離間して配置されている。係合孔62については、それに代えて係止凹部を形成してもよい。
蓋部7は、一対のアウタープレート5,5及びインナープレート6の上端部に着脱可能に取り付けられている。この蓋部7により、一対のアウタープレート5,5、インナープレート6及び車体1の後端部の側壁内面とによって囲まれる空間が外部から目視することができないように遮蔽されている。勿論、開口8及び一対のガイド凹部61,61の上部も蓋部7によって遮蔽されている。なお、蓋部7の上面には、小物入れとして利用される収容凹部71が二つ形成されているが、収容凹部71は形成されないこともあり、一つ又は三つ以上形成されることもある。
図1に示すように、左右一対のコンソールボックス4,4間には、複数(この実施の形態では2つ)のトレー9が設けられている。各トレー9は、水平に、かつ上下に離間して配置されている。トレー9の左右方向の両端部は、コンソールボックス4,4のインナープレート6,6により、上下方向へ位置調節可能に、かつ着脱可能に支持されている。
すなわち、トレー9は、図4に示すように、本体部91を有している。本体部91は、板状をなす上部91A及び下部91Bを上下に重ねて固定することによって構成されており、本体部91全体としても板状をなし、水平に配置されている。本体部91の左右方向の両端部は、一対のコンソールボックス4,4の各開口8,8内に上下方向へ移動可能に挿入されている。
本体部91には、連結部材92が四つ設けられている。各連結部材92は、本体部91の開口部8,8内に挿入された両端部のうちの、前後方向の両端部にそれぞれ配置されている。連結部材92は、略「コ」字状をなしており、本体部91に対し左右方向及び上下方向へは移動不能であるが、前後方向へは所定範囲だけ移動可能になっている。各連結部材92のインナープレート6との対向面には、インナープレート6に向って突出するガイド突起93が設けられている。ガイド突起93には、スライダ94が固定されている。本体部91の右端部でその前後方向の両端部に配置されたガイド突起93,93は、右側に配置されたコンソールボックス4のガイド凹部61,61にスライダ94,94を介して上下方向へそれぞれ摺動可能に挿入されている。本体部91の左端部でその前後方向の両端部に配置されたガイド突起93,93は、左側に配置されたコンソールボックス4のガイド凹部61,61にスライダ94,94を介して上下方向へそれぞれ摺動可能に挿入されている。これにより、トレー9が左右のコンソールボックス4,4に上下方向へ移動可能に設けられている。
なお、連結部材92が前後方向へ移動可能であるので、ガイド凹部61,61の前後方向の位置に誤差があったとしても、連結部材92を前後方向へ移動させることによってその誤差を吸収し、ガイド突起93をガイド凹部61に確実に挿入することができる。また、ガイド突起93は、蓋部7をアウタープレート5,5及びインナープレート6から取り外してガイド凹部61の上端部を上方に向って開放することにより、ガイド凹部61から上方へ脱出させることができる。これにより、トレー9が一対のコンソールボックス4,4に対して着脱可能になっている。
本体部91の左右の両端部の中央部には、係合部材(第2係合部)95設けられている。係合部材95は、その一部を本体部91の左右の端面からインナープレート6に向って外部に突出させた係合位置と、係合部材95全体が本体部91の内部に入り込んだ解除位置との間を左右方向へ移動可能に設けられている。係合部材95は、本体部91の内部に設けられたコイルばね等の付勢手段(図示せず)によって解除位置から係合位置に向って付勢されている。係合部材95が係合位置に移動すると、係合部材95の本体部91から突出した部分が、係合孔62に入り込む。この結果、本体部91の両端部がインナープレート6,6に位置固定した状態で支持される。しかも、係合部材95が入り込む係合孔62を変えることにより、本体部91の上下方向の位置を変えることができる。このようにしてトレー9が左右一対のコンソールボックス4,4に上下方向へ位置調節可能に支持されている。
本体部91の後端面(図4において下端面)の中央部には、操作片96が設けられている。この操作片96は、閉位置と開位置との間を変位可能であり、本体部91の内部に設けられた連動機構(図示せず)を介して係合部材95に連結されている。すなわち、操作片96を閉位置に位置させると係合部材95が係合位置に位置し、操作片96を開位置に位置させると、係合部材95が解除位置に位置するように、操作片96が係合部材95に連動機構を介して連結されている。ここで、トレー9がコンソールボックス4,4によって支持された状態では、係合部材95が付勢手段によって係合位置に位置させられているので、操作片96は閉位置に位置している。閉位置に位置している操作片96を手動で開位置に変位させると、係合部材95が付勢手段の付勢力に抗して係合位置から解除位置まで移動する。
なお、係合部材95が係合孔62に対し上下方向において異なる位置に位置しているときには、係合部材95が付勢手段の付勢力によってインナープレート6に突き当てられて。その状態において、トレー9を上下方向へ適宜の距離だけ移動させて係合部材95を係合孔62と同一位置に位置させると、係合部材95が付勢手段の付勢力によって係合孔62に自動的に入り込む。
上記構成の荷室付き車両においては、荷室3内がトレー9,9によって上中下の三つの部分に区分される。三つの部分の高さは、各トレー9の上下方向の位置を適宜に調節することにより、各部分に収容する物品の大きさに応じて変更することができる。しかも、床部Fと下側のトレー9との間に収容される物品や、上下に隣接する二つのトレー9,9間に収容される物品については、床部Fとトレー9とによって、あるいは二つのトレー9,9によって挟み込むことにより、位置固定することができる。特に、この実施の形態では、本体部91の上下両面の周縁部に突出部97が環状に形成されているので、床部Fと突出部97を除く本体部91とによって、又は上下のトレー9,9の本体部91,91(突出部97を除く部分)によって物品を挟み込むと、その物品はトレー9から水平方向へ脱出することがない。したがって、物品が荷室3から脱落するような事故を未然に防止することができる。さらに、全てのトレー9を取り外したり、できる限り下側に位置させることにより、荷室3全体を一つの空間として使用することができる。そのようにすれば、荷室3に大きな物品を収容することができる。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、荷室3内の左右両端部に一対のコンソールボックス4,4が設けられ、この一対のコンソールボックス4,4によってトレー9の左右の両端部が支持されている。換言すれば、トレー9の両端部が車体1の荷室3に臨む側壁内面にコンソールボックス4,4を介して支持されている。しかし、トレー9は、車体1の荷室3に臨む側壁内面に直接支持させてもよい。
また、上記の実施の形態においては、トレー9が上下方向へ所定間隔(上下に隣接する二つの係合孔62,62の間隔)毎に位置調節可能になっているが、トレー9は無段階に、つまり連続して位置調節可能にしてもよい。
この発明の一実施の形態の一部を省略して示す斜視図である。 同実施の形態において用いられているコンソールボックスを示す斜視図である。 同コンソールボックスにおいて用いられているインナープレートの一部を省略して示す斜視図である。 同実施の形態において用いられているトレーの一部を省略して示す斜視図である。 同実施の形態におけるトレーとインナープレートとの係合状態を示す断面図である。
符号の説明
A 荷室付き車両
1 車体
3 荷室
4 コンソールボックス(荷室に臨む車体の側部)
9 トレー
62 係合孔(第1係合部)
95 係合部材(第2係合部)

Claims (4)

  1. 車体の内部の後部に荷室が設けられ、この荷室内にトレーが水平に配置され、このトレーの左右の両端部が上記荷室に臨む上記車体の左右の両側部にそれぞれ支持された荷室付き車両において、
    上記トレーが上記車体に上下方向へ位置調節可能に支持されていることを特徴とする荷室付き車両。
  2. 上記トレーが、上下方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の荷室付き車両
  3. 上記車体の上記荷室に臨む左右の両側部には、上下方向へ互いに離間した複数の第1係合部がそれぞれ設けられ、上記トレーの左右の両端部には、上記第1係合部に係脱可能に係合し、係合時には上記トレーの上下方向の位置を固定する第2係合部がそれぞれ設けられ、上記第2係合部が係合する第1係合部を選択することにより、上記トレーの上下方向の位置が調節されることを特徴とする請求項1又は2に記載の荷室付き車両。
  4. 上記トレーが上記車体に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の荷室付き車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014213632A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 小島プレス工業株式会社 コンソールボックス

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