JP5728281B2 - ロック装置 - Google Patents
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Description
第1の部材と第2の部材との相対的な移動を規制または許容するロック装置において、
前記第1の部材に設けられたベースにスライド変位可能に配設され、通常位置と操作位置との間で移動される第1スライド部材と、
前記ベースと第1スライド部材との間に一端部が位置すると共に該ベースにスライド変位可能に配設され、連動手段によって第1スライド部材の移動に連動して他端部が前記第2の部材に係合するロック位置と他端部が該第2の部材から退避するロック解除位置との間で移動される第2スライド部材と、
前記第1スライド部材が通常位置にあると共に前記第2スライド部材がロック位置にある通常状態において、前記連動手段の連動軸部および前記第1スライド部材の当接部と当接する規制手段とを備え、
前記規制手段は、
前記第1スライド部材および第2スライド部材の間に臨む前記連動軸部に対して、該第1スライド部材の移動に伴い相対的に接離する第1規制部と、
前記第1スライド部材における第2スライド部材と反対側に臨むように前記ベースに設けられ、第1スライド部材における該第2スライド部材と反対側に設けられた前記当接部に対して該第1スライド部材の移動に伴い相対的に接離する第2規制部とを備え、
前記連動軸部と第1規制部とは、前記通常状態において弾性体を介して弾力的に当接して、該連動手段によって操作位置から通常位置に向けて付勢される第1スライド部材の移動を規制すると共に、前記当接部と第2規制部とは、前記通常状態において弾性体を介して弾力的に当接して、前記連動手段によって操作位置から通常位置に向けて付勢される第1スライド部材の移動を規制するよう構成したことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、通常状態で弾性体を介して弾力的に当接する連動軸部と第1規制部との当接組と、通常状態で弾性体を介して弾力的に当接する第1スライド部材の当接部とベースの第2規制部との当接組とが、ベース、第1スライド部材および第2スライド部材の重なり方向に離間して設けられているので、これらの2点の当接組に支持されて第1スライド部材の重なり方向のガタツキを通常状態において抑制することができる。しかも、ロック装置は、連動軸部および第1規制部の当接組と当接部および第2規制部の当接組とによって前記重なり方向に離間した2点で支持し、第1スライド部材の操作位置への移動時に当接組を構成する部位が互いに離間する構成であるので、操作位置への移動時に第1スライド部材に規制手段が当接せず、第1スライド部材および第2スライド部材をスムーズに動作させることができる。
前記第1規制部は、前記連動軸部に対して前記通常状態において弾性体を介して弾力的に当接して、該連動手段によってロック解除位置からロック位置に向けて付勢される第2スライド部材の移動を規制するよう構成されたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、連動軸部と第1規制部との当接組によって第2スライド部材の移動規制ができると共に、第1スライド部材の移動方向と交差する方向に離間する連動軸部および第1規制部の当接組と当接部および第2規制部の当接組とによって第1スライド部材の移動方向と交差する方向のガタツキを抑えることができる。
前記第2スライド部材の夫々に対応して対をなす前記第1規制部が、前記第2規制部を挟んで設けられたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、当接部および第2規制部の当接組と、当該当接組を挟んで設けられた連動軸部および第1規制部の当接組によって、通常状態でベース、第1スライド部材および第2スライド部材の重なり方向および連動軸部および第1規制部の当接組の離間方向への第1スライド部材のガタツキをバランスよく抑えることができる。
請求項4に係る発明によれば、第1スライド部材を操作位置に移動した際に、当受部に第2規制部が弾性体を介して弾力的に当接するので、第1スライド部材の操作時に干渉音の発生を防止できる。
次に、実施例に係るロック装置20の作用について説明する。コンソールボックス10は、ロック装置20における各ロッド部材40のロック片46aが本体部材12の対応するロック孔部13に挿入されることで、蓋部材14が本体部材12に対して移動規制される。ロック装置20は、操作部材30の非操作時に、コイルばね58の付勢力によって各ロッド部材40がロック位置に保持されると共に連動手段50,56を介して操作部材30も通常位置に保持される。このときロック装置20は、連動軸部56と第1規制部60とが操作部材30の本体部分の下側で弾力的に当接すると共に、操作部材30の当接部64とベース22の第2規制部62とが操作部材30の本体部分の上側で弾力的に当接している。ロック装置20は、操作部材30の本体部分を挟む上下方向に離間して設けられた2つの当接組に支持されて、操作部材30の上下方向のガタツキを抑制することができる。従って、走行時に振動するコンソールボックス10にロック装置20を用いても、操作部材30のガタツキによる異音の発生を防止することができる。
前述した実施例に限定されず、例えば以下のように変更することも可能である。
(1)実施例では、ロック装置のベースを蓋部材と別体に設けたが、蓋部材をベースとして用いてもよい。例えば実施例の蓋部材のロア部材をベースとして、ロック装置の構成部材を配設し、第2規制部をベースとしてのロア部材に一体形成する構成が例示される。
(2)実施例のロック装置では、使用者が操作部材を直接操作する構成であるが、別の操作片を動かすことで、操作部材が移動する構成であってもよい。
(3)実施例では、蓋部材にロック装置を配設したが、ロック装置を本体部材に配設し、ロッド部材の他端部を蓋部材に設けたロック孔部に挿脱する構成であってもよい。
(4)実施例では、付勢手段としてコイルばねを例示したが、トーションばねやその他のものを採用できる。
(5)実施例では、緩衝部を当接組を構成する一方の部材に設けたが、実施例と反対側に設けても、両方に設けてもよい。緩衝部を両方に設けた場合は緩衝部同士を当接させてもよい。また、緩衝部としては、Oリングに限定されず、プレート状やブロック状等の弾性体であってもよい。
(6)連動案内部は、実施例に示した略三角状に限るものではなく、「I字形」、「く字形」および「楕円形」等であってもよい。例えば「I字形」の連動案内部は、操作部材の通常位置から操作位置に向かうにつれて対応のロッド部材のロック解除位置からロック位置に向けて延在するよう形成される。このような「I字形」の連動案内部を採用することで、一方のロッド部材のロック位置からロック解除位置への移動に連動させて、他方のロッド部材をロック位置からロック解除位置に移動させることができる。
(7)実施例では、操作部材の移動方向とロッド部材の移動方向とが直交する形態を例示したが、操作部材とロッド部材の交差角度はこれ以外であってもよい。
(8)実施例では、操作部材に連動案内部を設けると共にロッド部材に連動軸部を設けたが、ロッド部材に連動案内部を設け、操作部材に連動軸部を設けてもよい。ロッド部材に連動案内部がある場合は、第1規制部がロッド部材に設けられ、操作部材に設けられた連動軸部に当接する構成となる。
(9)ロック装置は、コンソールボックスに限定されず、グローブボックスやその他の収納部の蓋に適用可能であり、また車両に限定されない。
30 操作部材(第1スライド部材),40 ロッド部材(第2スライド部材),
50 連動案内部(連動手段),56 連動軸部(連動手段),
58 付勢手段(連動手段),60 第1規制部(規制手段),
62 第2規制部(規制手段),64 当接部,66 当受部
Claims (4)
- 第1の部材と第2の部材との相対的な移動を規制または許容するロック装置において、
前記第1の部材に設けられたベースにスライド変位可能に配設され、通常位置と操作位置との間で移動される第1スライド部材と、
前記ベースと第1スライド部材との間に一端部が位置すると共に該ベースにスライド変位可能に配設され、連動手段によって第1スライド部材の移動に連動して他端部が前記第2の部材に係合するロック位置と他端部が該第2の部材から退避するロック解除位置との間で移動される第2スライド部材と、
前記第1スライド部材が通常位置にあると共に前記第2スライド部材がロック位置にある通常状態において、前記連動手段の連動軸部および前記第1スライド部材の当接部と当接する規制手段とを備え、
前記規制手段は、
前記第1スライド部材および第2スライド部材の間に臨む前記連動軸部に対して、該第1スライド部材の移動に伴い相対的に接離する第1規制部と、
前記第1スライド部材における第2スライド部材と反対側に臨むように前記ベースに設けられ、第1スライド部材における該第2スライド部材と反対側に設けられた前記当接部に対して該第1スライド部材の移動に伴い相対的に接離する第2規制部とを備え、
前記連動軸部と第1規制部とは、前記通常状態において弾性体を介して弾力的に当接して、該連動手段によって操作位置から通常位置に向けて付勢される第1スライド部材の移動を規制すると共に、前記当接部と第2規制部とは、前記通常状態において弾性体を介して弾力的に当接して、前記連動手段によって操作位置から通常位置に向けて付勢される第1スライド部材の移動を規制するよう構成した
ことを特徴とするロック装置。 - 前記第2スライド部材は、前記第1スライド部材の移動方向と交差する方向に移動されると共に、該第2スライド部材に対応して設けられた前記第1規制部は、前記第2規制部に対して前記第1スライド部材の移動方向と交差する方向に離間配置され、
前記第1規制部は、前記連動軸部に対して前記通常状態において弾性体を介して弾力的に当接して、該連動手段によってロック解除位置からロック位置に向けて付勢される第2スライド部材の移動を規制するよう構成された請求項1記載のロック装置。 - 前記連動手段によって前記第1スライド部材の移動方向と交差する方向へ該第1スライド部材の移動方向を挟んで互いに対称な関係で移動する一対の第2スライド部材を備え、
前記第2スライド部材の夫々に対応して対をなす前記第1規制部が、前記第2規制部を挟んで設けられた請求項1または2記載のロック装置。 - 前記第2規制部は、前記当接部に対して前記第1スライド部材の移動方向に離間配置された当受部に、第1スライド部材の操作位置において弾性体を介して弾力的に当接するよう構成された請求項1〜3の何れか一項に記載のロック装置。
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