JP2010003267A - プラント監視装置およびプラント状態表示方法 - Google Patents

プラント監視装置およびプラント状態表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010003267A
JP2010003267A JP2008163771A JP2008163771A JP2010003267A JP 2010003267 A JP2010003267 A JP 2010003267A JP 2008163771 A JP2008163771 A JP 2008163771A JP 2008163771 A JP2008163771 A JP 2008163771A JP 2010003267 A JP2010003267 A JP 2010003267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
value
display device
sensor
calculated value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008163771A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5091780B2 (ja
Inventor
Masaru Murayama
大 村山
Masuo Yamazaki
益男 山崎
Minoru Iino
穣 飯野
Shoyu Nakai
昭祐 中井
Akinori Tani
明憲 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008163771A priority Critical patent/JP5091780B2/ja
Publication of JP2010003267A publication Critical patent/JP2010003267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5091780B2 publication Critical patent/JP5091780B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】複数のセンサの値と物理的現象に基づく知見とを利用してプラントの機器の変化を的確に捉えることができるようにすること。
【解決手段】プラント監視装置100は、プラント10を構成する機器の各所に設置された複数のセンサ1,2,…,nにより検出される複数のプロセスデータの測定値に基づいて当該プラント10の運転状態を示す情報を表示装置15に表示するものである。このプラント監視装置100は、センサ1,2,…,nから得られる複数の測定値を表示装置15に表示させる表示処理装置11を含む。表示処理装置11は、第1のセンサの測定値と、この第1のセンサ以外の第2のセンサ群の各測定値から所定の数理モデルを用いて計算される、前記第1のセンサの測定値に相当する計算値とを、一緒に表示装置15に表示させる機能を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラントの各所に設置された複数のセンサにより検出される複数のプロセスデータの測定値に基づいて当該プラントの運転状態を示す情報を表示装置に表示するプラント監視装置およびプラント状態表示方法に関する。
プラント監視装置は、プラントを監視し安全に運転するために種々の測定値を表示する。従来、プラントの主要な箇所に複数のセンサを設置し、これらのセンサから得られる測定値やその測定値から計算される計算値をプラント監視装置によりモニタリングすることでプラントの状態の変化を推定することが行われている。
一般のプラントの監視用に実装されるプラント監視装置は、プラント運転の目標値(例:ボイラマスタ)、プロセスデータの測定値(例:主蒸気温度、圧力、流量などの測定値)、計算値(例:測定値から計算した発電効率など)の現在値、時間変化に対するトレンドなどを表示する機能を有する。このため、センサ値や性能値などが大きく変化した場合には、表示結果からその変化を確認することができる。例えば、1年前の流量と現在の流量の平均値を比較することで、その変化からプラントの状態の変化を知ることができる。
また、プロセスデータの測定はセンサを用いて行われるため、その測定値には必ず誤差が生じる。このため、同一箇所に複数のセンサを設置し、例えば上限が定められた温度の監視が必要な場合に最も高い温度を示したセンサ値を採用する手法が取られることがある。
関連する技術の代表的なものとしては、以下に示す特許文献1〜4などが挙げられる。
特許文献1には、複数のデータを2次元マップ上に表示する手法によりデータ表示方法を工夫し、特に計算手段を用いて透過度を変えて表示することでプラント監視装置を用いるオペレータに分かりやすくデータを表示することが記載されている。
特許文献2には、プラントの状態が異常であるか正常であるかを判断するために、データベースにアクセス可能な特徴量抽出部により尖度または歪度を抽出して監視を行うことが記載されている。
特許文献3には、実プラントのヒストリカルデータをそのまま異常検知ロジックの検証に利用することで、検証精度を向上せしめることが可能となる旨が記載されている(段落0027など)。
特許文献4には、測定を行っている監視点でのセンサ値を用いてセンサが設置されていない点の値を演算により求めることでプラントを監視することが記載されている。
特開2007−164800号公報 特開2006−277247号公報 特開2006−058983号公報 特許第3604568号公報
ところで、プラント監視においては、例えば、配管の欠損などの異常や、センサの異常などに起因する流量、熱量、温度の変化も的確に把握できるようにすることが望まれる。しかしながら、従来のプラント監視装置では、このような変化を捉えるために必ずしも適切なデータを有効に使用しているとはいえない。
過去のプラントデータと現在のプラントデータを比較する場合、例えば1年前の流量と現在の流量の平均値を比較する場合、他の条件が同一とは限らないため、単純に比較することはできない。他の条件(例えばプラント出力など)が同一であるデータを探して比較することもできるが、同一条件のデータ検索は容易ではない。また、同一条件のデータが十分にそろわないこともある。
また、複数のセンサの値をそれぞれ独立して観測するだけでは、上述したような変化を的確に捉えることはできない。実際にプラントの機器に変化が生じた際には、複数のセンサの測定値に連動した変化が生じるものである。複数のセンサの測定値の間の関係を考慮しないと、問題のある変化を的確に捉えることは難しい。また、複数のセンサの測定値の間の関係を把握するには、プラントの熱量、流量などの物理的現象に基づく知見も必要である。
しかしながら、上述の特許文献1〜3のいずれにも、そのような技術思想は示されていない。一方、特許文献4では、測定点におけるセンサ値を用いて、測定していない点のデータを演算することが示されているが、複数の測定点におけるセンサ値の関係については触れておらず、やはり、プラントの変化を的確に捉えることは困難である。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、複数のセンサの値と物理的現象に基づく知見とを利用してプラントの機器の変化を的確に捉えることのできるプラント監視装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によるプラント監視装置は、プラントを構成する機器の各所に設置された複数のセンサにより検出される複数のプロセスデータの測定値に基づいて当該プラントの運転状態を示す情報を表示装置に表示するプラント監視装置であって、前記複数のセンサから得られる複数の測定値を前記表示装置に表示させる表示処理手段を具備し、前記表示処理手段は、第1のセンサの測定値と、この第1のセンサ以外の第2のセンサ群の各測定値から所定の数理モデルを用いて計算される、前記第1のセンサの測定値に相当する計算値とを、一緒に前記表示装置に表示させる手段を有することを特徴とする。
また、本発明の他の態様によるプラント監視装置は、プラントを構成する機器の各所に設置された複数のセンサにより検出される複数のプロセスデータの測定値に基づいて当該プラントの運転状態を示す情報を表示装置に表示するプラント監視装置であって、前記複数のセンサから得られる複数の測定値を前記表示装置に表示させる表示処理手段を具備し、前記表示処理手段は、第1のセンサ群の各測定値から第1の数理モデルを用いて計算される計算値と、前記第1のセンサ群以外の第2のセンサ群の各測定値から第2の数理モデルを用いて計算される、前記第1のセンサ群の計算値に対応する計算値とを、一緒に前記表示装置に表示させる手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のセンサの値と物理的現象に基づく知見とを利用してプラントの機器の変化を的確に捉えることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態におけるプラント監視装置が適用されるシステムの構成の一例を示す図である。なお、この図1は、後述する第2の実施形態においても使用する。
同図に示されるシステムは、プラント10、複数のセンサ1,2,…,n、およびプラント監視装置100を含む。
プラント10は、例えば発電プラントであり、給水加熱器などを含む各種の機器を有する。センサ1,2,…,nは、プラント10を構成する機器の各所に設置され、蒸気や水などの温度、圧力、流量といった各種のプロセスデータの諸量を連続して測定する温度センサ、圧力センサ、流量センサなどに相当するものである。センサ1,2,…,nで測定された値は、リアルタイムにプラント監視装置100側へ送られる。
プラント監視装置100は、センサ1,2,…,nにより検出される各種のプロセスデータの測定値に基づき、プラント10の運転状態を示す情報を表示装置に表示するものである。このプラント監視装置100は、所定のプログラムを実行可能なコンピュータの機能を有する。
上記プラント監視装置100は、表示処理装置11、入力装置12、プラントデータベース13、計算値生成装置14、および表示装置15を含む。なお、これらの要素11〜15は、全てが1台の筐体に収められていてもよいし、いくつかの要素が外付けの形態を成していてもよい。また、表示処理装置11の機能および計算値生成装置14の機能を、一纏まりのプログラムの形態で実現するようにしてもよい。
表示処理装置11は、逐次、センサ1,2,…,nから送られてくる複数の測定値を受け、それらの表示単位などを調整した上で、それらの値をプラントデータベース14に記憶させたり、また、それらの値を過去の測定値と共にグラフ等の形で表示装置15に表示させたりする機能を有する。
また、表示処理装置11は、プラント10を構成する機器の中の所定の物理的現象に基づく知見に基づいて作成された数理モデル(以下、「モデル式」と称す。)を用いて、プラント10の変化を的確に捉えるために有効な情報を生成し、それをグラフ等の形で表示装置15に表示させたりする機能を有する。
例えば、表示処理装置11は、オペレータが入力装置12を介して指定するあるセンサ(以下、「第1のセンサ」と称す。)の測定値と、この第1のセンサ以外のセンサ群(以下、「第2のセンサ群」と称す。)の各測定値からモデル式を用いて計算される、上記第1のセンサの測定値に相当する計算値とを、一緒に表示装置15に表示させることができる。モデル式で求めた計算値と実際の測定値との偏差が一定値を超える場合、プラント10に何らかの問題(機器における配管の欠損、センサ異常など)が生じていることが推定される。そのような場合、上記表示処理装置11は、表示もしくは音声により警報を発する。
更に、表示処理装置11は、表示装置15に一緒に表示させる測定値と計算値との差もしくは比についても表示装置15に一緒に表示させる機能や、入力装置12の操作に応じて、表示装置15に計算値を表示するモードと当該計算値を非表示にするモードとの間の切り替えを行う機能、更には、表示装置15に計算値を表示するモードと当該計算値を非表示にするモードとの間の切り替えの操作を可能とするボタンを表示装置15に表示させる機能なども備えている。
入力装置12は、表示装置15に表示させる各種情報の設定や切替などを行うためにオペレータが使用するものである。
プラントデータベース13は、不揮発性記憶装置により実現される記憶手段であり、表示処理装置11がセンサ1,2,…,nから得た複数の測定値や、後述する計算値生成装置14が生成する複数の計算値、それらの時系列データなど、各種の情報を記憶するものである。
計算値生成装置14は、表示処理装置11が表示処理に際して必要とする計算値を生成するものである。この計算値生成装置14は、プラント10の過去の運転もしくは試運転中の特定期間においてセンサ1,2,…,nにより事前に計測して得られた個々の測定値を用いて、センサ毎のモデル式の作成もしくは設定を行う機能を有する。例えば、計算値生成装置14は、各センサの測定値と対応する計算値とが極力近づくように、各モデル式に含まれる係数などのパラメータを設定する。センサ毎のモデル式は、所定の記憶媒体に記憶される。
また、計算値生成装置14は、プラント1の通常運転中、センサ1,2,…,nの測定値のうち、例えばある第1のセンサに関し、当該第1のセンサ用のモデル式を用いて、第2のセンサ群の各測定値から上記第1のセンサの測定値に相当する計算値を算出する機能を有する。算出された計算値は、表示処理装置11へ送られる。
表示装置15は、表示処理装置11がセンサ1,2,…,nから得た複数の測定値や、計算値生成装置14が生成した複数の計算値や、それらの時系列データなどを、画面上にグラフ等の形で表示するものである。
上記表示処理装置11は、測定値取得部21、表示情報生成部22、表示切替部23、警報部24などの各種機能を有する。
測定値取得部21は、センサ1,2,…,nから伝送されてくる複数の測定値を取得する機能である。
表示情報生成部22は、表示装置15に表示する情報を生成する機能であり、例えば、各センサの測定値とモデル式による計算値の両方を含むグラフの画面を生成したり、更に、計算値を表示するモードと当該計算値を非表示にするモードとの間の切り替えの操作を可能とするボタンの情報を当該画面上に生成したりすることができる。
表示切替部23は、表示装置15に計算値を表示するモードと当該計算値を非表示にするモードとの間の切り替えの操作を可能とするボタンを表示装置15に表示させると共に、入力装置12の操作に応じ、表示装置15に計算値を表示するモードと当該計算値を非表示にするモードとの間の切り替えを行う機能である。
警報部24は、表示装置15に一緒に表示される測定値と計算値との差もしくは比が一定値を超える場合に、表示や音声などにより警報を発する機能である。
図2は、プラント10の一部を構成する給水加熱器の構成の一例を示す図である。なお、この図2は、後述する第2の実施形態においても使用する。
同図に示される給水加熱器30には、配管a,b,c,x,yが設けられている。
この給水加熱器30においては、配管aから蒸気、配管bからは高温の水が流入し、配管xから流入した高温の水が加熱され、配管yから送り出される。また、配管cからは水が排出される。
また、配管a,b,c,x,yには、それぞれ、図示しない温度センサ、流量センサ、圧力センサが設置されているものとする。これらのセンサは、図1中のセンサ1,2,…,nに相当するものである。
ここで、任意の配管の温度センサ、流量センサ、圧力センサで測定される温度、流量、圧力の測定値を、それぞれ、T、F、P(但し、iは、a,b,c,x,yのいずれかに相当する)とする。
給水加熱器30は熱交換を行うため、個々の配管におけるプロセスデータの値は、独立しておらず、相互に関連性がある。このため、ある配管におけるプロセスデータは、他の配管のプロセスデータを用いたモデル式で表現することができ、当該モデル式の計算により求めることができる。
ここで、任意の配管の温度センサ、流量センサ、圧力センサに対応する温度、流量、圧力の計算値を、それぞれ、T 、F 、P (但し、iは、a,b,c,x,yのいずれかに相当する)とする。
例えば、配管yにおける温度の計算値T は、モデル式fにより次のように表すことができる。
=f(T,F,P,T,F,P,T,F,P,T,F,P
このモデル式fから得られる計算値T は、配管xから配管yに流れる水が得た熱量から計算される値である。一方、配管yには温度センサが設置されているため、配管yにおいて温度の測定値Tが計測される。モデル式fが給水加熱器30内で生じる物理的現象を完全に模擬し、且つ、モデル式fへの入力値に誤差がまったく含まれないのであれば、測定値Tと計算値T とは完全に一致する。しかし、実際には、センサにおける測定値の誤差や、モデル式fではモデル化していない要素も存在する場合があるため、測定値Tと計算値T とは完全に一致するとは限らない。これら2種類の値の時間的推移を対比させてグラフの形で表示装置15に表示させた場合の画面の一例を、図3に示す。
図3の画面には、配管yにおける温度の測定値Tと計算値T とが時間の経過と共に変化する様子が示されている。このとき、測定値Tと計算値T との差分T を「T−T 」の演算で求め、この演算で求めた差分T を、図4に示されるように、測定値T,計算値T と一緒に表示装置15に表示するようにしてもよい。あるいは、差分T の代わりに、測定値Tと計算値T との比率を「T/T 」の演算で求め、この演算で求めた比率を、測定値T,計算値T と一緒に表示装置15に表示するようにしてもよい。これにより、オペレータは、測定値Tと計算値T との乖離の程度を目視で確認しやすく、配管yの状態変化を把握しやすくなる。
図3の画面では、双方の値は同じような変化を示すが、双方の値のずれが大きい時間帯が長いと、微細な変化を捉えにくくなる。そこで、計算値を測定値に極力近づけるため、計算値T に代えて、例えば調整後の計算値T を用いてもよい。その場合、調整後の計算値T は、計算値T を用いて次のように表すことができる。
=g(T )=a+a×T
ここで、gは、T の値を補正するための調整式である。また、調整式gのパラメータa,aは、過去の特定期間のデータを用いて計算値T と測定値Tとの誤差が最小となるように最小自乗法などを用いて計算される。ここでは説明を理解しやすくするために、調整式gを1次の多項式で示したが、これ以外の形式であっても構わない。
図3の画面の例に示した測定値T,計算値T に加え、計算値T をも一緒に表示装置15に表示させた場合の画面の一例を、図5に示す。
図5の画面に示されるように、調整式gから算出された計算値T と測定値Tとは、時間全体にわたってほぼ一致する。これは、調整式gがセンサ誤差のうちバイアス成分やモデル式fのモデル化誤差など、定常的に大きく変化しない要素を模擬しているためである。これにより、プラント10の通常運転中は、計算値T と測定値Tとはほぼ一致した値を示すことになる。通常運転を開始してから一定時間が経過した後、例えば、図5中の期間Kのような安定した期間において、計算値T や測定値Tを有効なデータとして採取する。採取したデータはモデル式の更なる調整などに使用するもできる。
ここで、例えば給水加熱器30における配管の欠損などの異常やセンサの異常などが生じた場合には、図5の画面において計算値T と測定値Tとの間に一定以上のずれが生じるため、オペレータは、微細な変化を画面を通じて容易に認識することができる。
また、上述の差分もしくは比率に上限値や下限値などの閾値を予め設定しておき、差分もしくは比率が閾値を越えたときに警報のメッセージを表装置15に表示させるようにしてもよい。これにより、オペレータは、問題が生じていることを確実に知ることができる。
また、図6に示されるように、画面に「計算値非表示」ボタンを設け、このボタンが押下操作されなければ、T と共にT が表示され、一方、ボタンが押下操作されれば、T が表示されないように切り替え制御するようにしてもよい。これにより、オペレータは、従来と同様な測定値のみの表示形態も設定することでき、目的に応じて所望の表示状態を自由に選択することができる。
従来、複数のセンサをそれぞれ単独に観測していた場合は、各センサの測定値に少しずつ変化が生じても、微細な変化を確実に捉えるのが困難な場合があったが、本実施形態によれば、あるセンサの測定値を表示する際に、それ以外の複数のセンサの測定値の組み合わせからモデル式により推定される計算値を一緒に表示するため、微細な変化を容易に捉えることが可能となる。
次に、図7を参照して、本実施形態におけるプラント監視装置100の動作の一例を説明する。
システムが起動すると(ステップS11)、計算値生成装置13は、プラント10の過去の運転もしくは試運転中の特定期間においてセンサ1,2,…,nにより計測して得られた個々の測定値を用いて、センサ毎の温度、圧力、流量を計算するためのモデル式を作成もしくは設定する(ステップS12)。
そして、プラント10の通常運転中、表示処理装置11が各センサの測定値を取得すると(ステップS13)、計算値生成装置14は、センサ毎に、モデル式を用いて、測定値に対応する計算値を算出する(ステップS14)。
計算値非表示の指示がなされていれば(ステップS15のYes)、表示処理装置11は、計算値を非表示の状態にして測定値を表示装置15に表示させる(ステップS16)。一方、計算値非表示の指示がなされていなければ(ステップS15のNo)、表示処理装置11は、測定値と計算値とを、一緒に表示装置15に表示させる(ステップS17)。
計算値と測定値との偏差が一定値を超えなければ(ステップS18のNo)、特に問題はないものとみなし、前述のステップS13からの処理を繰り返す。一方、プラント10の運転中、計算値と測定値との偏差が一定値を超えたら(ステップS18のYes)、表示処理装置11は、プラント10に何らかの問題(機器における配管の欠損、センサ異常など)が生じたものとみなし、表示もしくは音声により警報を発する(ステップS19)。
このように実施形態によれば、あるセンサの測定値を表示する際に、それ以外の複数のセンサの測定値の組み合わせからモデル式により推定される計算値を一緒に表示するため、微細な変化を容易に捉えることが可能となる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態におけるプラント監視装置が適用されるシステムの基本構成は、前述の第1の実施形態で使用した図1に示される構成と同じである。但し、表示処理装置11の機能、計算値生成装置13の機能、表示装置15の表示情報が、第1の実施形態とは異なる。以下、第1の実施形態と共通する部分の説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分について説明する。
前述の第1の実施形態では、表示処理装置11が、第1のセンサの測定値と、この第1のセンサ以外のセンサ群の各測定値から所定のモデル式を用いて計算される計算値とを、一緒に表示装置15に表示させる場合について説明した。一方、この第2の実施形態では、表示処理装置11は、第1のセンサ群の各測定値から第1のモデル式を用いて計算される計算値と、これら第1のセンサ群以外の第2のセンサ群の各測定値から第2のモデル式を用いて計算される、上記第1のセンサ群の計算値に対応する計算値とを、一緒に表示装置15に表示させる機能を有する。
上記第1のモデル式は、ある機器で使用される第1の媒体から奪われる第1の熱量を、第1のセンサ群の測定値を使って求めるための計算式である。一方、上記第2のモデル式は、同機器で使用される第2の媒体に与えられる第2の熱量を、第2のセンサ群の測定値を使って求めるための計算式である。ここでは、第1の媒体から第2の媒体へ一定の熱量が移動することを想定している。第1のモデル式で求めた計算値と第2のモデル式で求めた計算値との偏差が一定値を超える場合、プラント10に何らかの問題(機器における配管の欠損、センサ異常など)が生じていることが推定される。そのような場合、上記表示処理装置11は、表示もしくは音声により警報を発する。
更に、表示処理装置11は、表示装置15に一緒に表示させる第1の熱量の計算値と第2の熱量の計算値との差もしくは比についても表示装置15に一緒に表示させる機能も備えている。
計算値生成装置14は、プラント10の過去の運転もしくは試運転中の特定期間においてセンサ1,2,…,nにより事前に計測して得られた個々の測定値を用いて、第1のモデル式および第2のモデル式の作成もしくは設定を行う機能を有する。例えば、計算値生成装置14は、双方のモデル式の計算値が互いに極力近づくように、双方のモデル式もしくは片方のモデル式に含まれる係数などのパラメータを設定する。双方のモデル式は、所定の記憶媒体に記憶される。
また、計算値生成装置14は、プラント1の通常運転中、ある機器のいくつかの配管を通過する媒体から奪われる第1の熱量を第1のモデル式を用いて算出すると共に、同機器の残りの配管を通過する媒体に与えられる第2の熱量を第2のモデル式を用いて算出する機能を有する。算出された計算値は、表示処理装置11へ送られる。
また、上記表示処理装置11に備えられる表示情報生成部22は、例えば、第1のモデル式による第1の熱量の計算値と第2のモデル式による第2の熱量の計算値の両方を含むグラフの画面を生成する。また、警報部24は、表示装置15に一緒に表示される2つの計算値の差もしくは比が一定値を超える場合に、表示や音声などにより警報を発する。
図2に示した給水加熱器30においては、配管a,b,cを通過する蒸気や水から、配管x,yを通過する水に熱が移動する。配管a,b,cを通過する蒸気や水からは熱量Q が失われ、配管x、yを通過する水には熱量Q が与えられる。熱量Q ,Q は、それぞれ、モデル式f,fにより次のように表現することができる。
=f(T,F,P,T,F,P,T,F,P
=f(T,F,P,T,F,P
モデル式f,fが給水加熱器30内で生じる物理的現象を完全に模擬し、且つ、モデル式f,fへの入力値に誤差がまったく含まれないのであれば、熱量の計算値Q と計算値Q とは完全に一致する。しかし、実際には、センサにおける測定値の誤差や、モデル式f,fではモデル化していない要素も存在する場合があるため、熱量の計算値Q と計算値Q とは完全に一致するとは限らない。これら2種類の値の時間的推移を対比させてグラフの形で表示装置15に表示させた場合の画面の一例を、図8に示す。
図8の画面には、熱量の計算値Q と計算値Q とが時間の経過と共に変化する様子が示されている。この画面では、双方の値は同じような変化を示すが、双方の値のずれが大きい時間帯が長いと、微細な変化を捉えにくくなる。そこで、双方の値を極力近づけるため、計算値Q ,Q に代えて、例えば調整後の計算値Q ,Q を用いてもよい。その場合、調整後の計算値Q ,Q は、計算値Q ,Q を用いて次のように表すことができる。
=g1(Q )=a0+a1×Q
=g2(Q )=Q
ここで、g1はQ の値を補正するための調整式であり、g2はQ の値を補正するための調整式である(但し、この例ではQ の値は変わらない)。また、調整式g1のパラメータa,aは、過去の特定期間のデータを用いて計算値T と測定値Tとの誤差が最小となるように最小自乗法などを用いて計算される。ここでは説明を理解しやすくするために、調整式g1を1次の多項式で示し、調整式g2については入力値をそのまま出力する形式としたが、これ以外の形式であっても構わない。
図8の画面の例に示した計算値Q ,Q を、調整後の計算値Q ,Q に代えた場合の画面の一例を、図9に示す。
図9の画面に示されるように、調整式g1,g2から算出された計算値Q ,Q は、時間全体にわたってほぼ一致する。これは、調整式g1がセンサ誤差のうちバイアス成分やモデル式f1のモデル化誤差など、定常的に大きく変化しない要素を模擬しているためである。これにより、プラント10の通常運転中は、計算値Q ,Q はほぼ一致した値を示すことになる。
ここで、例えば給水加熱器30における配管の欠損などの異常やセンサの異常などが生じた場合には、図9の画面において計算値Q ,Q の間に一定以上のずれが生じるため、オペレータは、微細な変化を画面を通じて容易に認識することができる。
また、計算値Q ,Q の差分もしくは比率に上限値や下限値などの閾値を予め設定しておき、差分もしくは比率が閾値を越えたときに警報のメッセージを表装置15に表示させるようにしてもよい。これにより、オペレータは、問題が生じていることを確実に知ることができる。
次に、図10を参照して、本実施形態におけるプラント監視装置100の動作の一例を説明する。
システムが起動すると(ステップS21)、計算値生成装置13は、プラント10の過去の運転もしくは試運転中の特定期間においてセンサ1,2,…,nにより計測して得られた個々の測定値を用いて、2つの熱量のモデル式を作成もしくは設定する(ステップS22)。
そして、プラント10の通常運転中、表示処理装置11が各センサの測定値を取得すると(ステップS23)、計算値生成装置14は、2つのモデル式を用いて、それぞれ計算値を算出する(ステップS24)。
2つの計算値の偏差が一定値を超えなければ(ステップS25のNo)、特に問題はないものとみなし、前述のステップS23からの処理を繰り返す。一方、プラント10の運転中、2つの計算値の偏差が一定値を超えたら(ステップS25のYes)、表示処理装置11は、プラント10に何らかの問題(機器における配管の欠損、センサ異常など)が生じたものとみなし、表示もしくは音声により警報を発する(ステップS26)。
この第2の実施形態のように、ある媒体から奪われる熱と別の媒体に与えられる熱とをそれぞれ計算するための2つのモデル式を用いた場合においても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
上述した実施形態で述べた本発明に係る各種の処理手順は、コンピュータプログラムとして、コンピュータ(情報処理装置)により読み取り可能な記憶媒体(例えば磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ)に記憶させておき、必要に応じてそれをプロセッサにより読み出して実行することができる。また、このようなコンピュータプログラムは、通信媒体を介してあるコンピュータから他のコンピュータに伝送することにより配布することも可能である。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の各実施形態におけるプラント監視装置100が適用されるシステムの構成の一例を示す図。 プラントの一部を構成する給水加熱器の構成の一例を示す図。 本発明の第1の実施形態における、配管yにおける温度センサの測定値Tと計算値T との時間的推移を対比させてグラフの形で表示装置に表示させた場合の画面の一例を示す図。 図3の画面の例に示した測定値T,計算値T に加え、それらの差分T も一緒に表示装置に表示させた場合の画面の一例を示す図。 図3の画面の例に示した測定値T,計算値T に加え、調整後の計算値T をも一緒に表示装置に表示させた場合の画面の一例を示す図。 「計算値非表示」ボタンが設けられた画面の一例を示す図。 本発明の第1の実施形態におけるプラント監視装置の動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態における第1の熱量の計算値Q と第2の熱量の計算値Q との時間的推移を対比させてグラフの形で表示装置に表示させた場合の画面の一例を示す図。 図8の画面の例に示した計算値Q ,Q を、調整後の計算値Q ,Q に代えた場合の画面の一例を示す図。 本発明の第2の実施形態におけるプラント監視装置の動作の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1,2,n…センサ、10…プラント、11…表示処理装置、12…入力装置、13…プラントデータベース、14…計算値生成装置、15…表示装置、21…測定値取得部、22…表示情報生成部、23…表示切替部、24…警報部、30…給水加熱器、100…プラント監視装置。

Claims (9)

  1. プラントを構成する機器の各所に設置された複数のセンサにより検出される複数のプロセスデータの測定値に基づいて当該プラントの運転状態を示す情報を表示装置に表示するプラント監視装置であって、
    前記複数のセンサから得られる複数の測定値を前記表示装置に表示させる表示処理手段を具備し、
    前記表示処理手段は、第1のセンサの測定値と、この第1のセンサ以外の第2のセンサ群の各測定値から所定の数理モデルを用いて計算される、前記第1のセンサの測定値に相当する計算値とを、一緒に前記表示装置に表示させる手段を有することを特徴とするプラント監視装置。
  2. 前記数理モデルは事前に計測して得られた測定値を用いて作成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のプラント監視装置。
  3. 前記表示装置に一緒に表示される測定値と計算値との差もしくは比が一定値を超える場合に警報を発する手段を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載のプラント監視装置。
  4. 前記表示処理手段は、前記表示装置に一緒に表示させる測定値と計算値との差もしくは比についても前記表示装置に一緒に表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
  5. 前記表示処理手段は、入力装置の操作に応じて、前記表示装置に計算値を表示するモードと当該計算値を非表示にするモードとの間の切り替えを行う手段を具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
  6. 前記表示処理手段は、前記表示装置に計算値を表示するモードと当該計算値を非表示にするモードとの間の切り替えの操作を可能とするボタンを前記表示装置に表示させる手段を具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
  7. プラントの各所に設置された複数のセンサにより検出される複数のプロセスデータの測定値に基づいて当該プラントの運転状態を示す情報を表示装置に表示するプラント監視装置であって、
    前記複数のセンサから得られる複数の測定値を前記表示装置に表示させる表示処理手段を具備し、
    前記表示処理手段は、第1のセンサ群の各測定値から第1の数理モデルを用いて計算される計算値と、前記第1のセンサ群以外の第2のセンサ群の各測定値から第2の数理モデルを用いて計算される、前記第1のセンサ群の計算値に対応する計算値とを、一緒に前記表示装置に表示させる手段を有することを特徴とするプラント監視装置。
  8. プラントを構成する機器の各所に設置された複数のセンサにより検出される複数のプロセスデータの測定値に基づいて当該プラントの運転状態を示す情報を表示装置に表示するプラント監視装置に適用されるプラント状態表示方法であって、
    第1のセンサの測定値と、この第1のセンサ以外の第2のセンサ群の各測定値から所定の数理モデルを用いて計算される、前記第1のセンサの測定値に相当する計算値とを、一緒に前記表示装置に表示させることを特徴とするプラント状態表示方法。
  9. プラントの各所に設置された複数のセンサにより検出される複数のプロセスデータの測定値に基づいて当該プラントの運転状態を示す情報を表示装置に表示するプラント監視装置に適用されるプラント状態表示方法であって、
    第1のセンサ群の各測定値から第1の数理モデルを用いて計算される計算値と、前記第1のセンサ群以外の第2のセンサ群の各測定値から第2の数理モデルを用いて計算される、前記第1のセンサ群の計算値に対応する計算値とを、一緒に前記表示装置に表示させることを特徴とするプラント状態表示方法。
JP2008163771A 2008-06-23 2008-06-23 プラント監視装置およびプラント状態表示方法 Expired - Fee Related JP5091780B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163771A JP5091780B2 (ja) 2008-06-23 2008-06-23 プラント監視装置およびプラント状態表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163771A JP5091780B2 (ja) 2008-06-23 2008-06-23 プラント監視装置およびプラント状態表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010003267A true JP2010003267A (ja) 2010-01-07
JP5091780B2 JP5091780B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=41584909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008163771A Expired - Fee Related JP5091780B2 (ja) 2008-06-23 2008-06-23 プラント監視装置およびプラント状態表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5091780B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012191A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 オムロン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06229791A (ja) * 1993-01-29 1994-08-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 異常診断方法
JPH09204218A (ja) * 1996-01-24 1997-08-05 Hitachi Ltd プラント監視装置
JPH1195833A (ja) * 1997-07-23 1999-04-09 Toshiba Corp プラント監視装置
JPH11161327A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Mitsubishi Chemical Corp プロセスの異常診断方法及び装置
JP2002062933A (ja) * 2000-08-17 2002-02-28 Yokogawa Electric Corp フィールド機器
JP2002168661A (ja) * 2000-08-21 2002-06-14 General Electric Co <Ge> センサ故障の検出、分離及び調整法
JP2004213273A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Tokyo Gas Co Ltd 故障検出装置及び故障検出方法
JP2005338049A (ja) * 2004-04-26 2005-12-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラント計装制御装置及びその方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06229791A (ja) * 1993-01-29 1994-08-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 異常診断方法
JPH09204218A (ja) * 1996-01-24 1997-08-05 Hitachi Ltd プラント監視装置
JPH1195833A (ja) * 1997-07-23 1999-04-09 Toshiba Corp プラント監視装置
JPH11161327A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Mitsubishi Chemical Corp プロセスの異常診断方法及び装置
JP2002062933A (ja) * 2000-08-17 2002-02-28 Yokogawa Electric Corp フィールド機器
JP2002168661A (ja) * 2000-08-21 2002-06-14 General Electric Co <Ge> センサ故障の検出、分離及び調整法
JP2004213273A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Tokyo Gas Co Ltd 故障検出装置及び故障検出方法
JP2005338049A (ja) * 2004-04-26 2005-12-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラント計装制御装置及びその方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012191A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 オムロン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
CN105278402A (zh) * 2014-06-27 2016-01-27 欧姆龙株式会社 信息处理装置、信息处理方法以及程序

Also Published As

Publication number Publication date
JP5091780B2 (ja) 2012-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5901140B2 (ja) システムの高い可用性のためにセンサデータを補間する方法、コンピュータプログラム、システム。
US9147018B2 (en) Method and system for use in controlling a pressure vessel
JP6304767B2 (ja) センサ監視装置、センサ監視方法、及びセンサ監視プログラム
JP5991329B2 (ja) 制御装置、管理装置、プラント制御システム、及びデータ処理方法
JP2007170021A (ja) 配水及び管路情報解析システム
EP2853972A3 (en) Device and method for detection and/or diagnosis of faults in a process, equipment and sensors
JP2013073414A (ja) プラントのセンサ診断装置およびセンサ診断方法
JP2006309570A (ja) 製油所監視システム
JP7345353B2 (ja) 故障検知システム及び故障検知方法
JP6862130B2 (ja) 異常検知装置、異常検知方法、およびプログラム
JP2010009369A (ja) フィールド機器
JP2009282804A (ja) 比較判定装置及び比較判定方法
JP2011060012A (ja) プラント監視装置およびプラント監視方法
JP6758155B2 (ja) プラントの診断システム及び診断方法
JP6492555B2 (ja) 異常診断方法、異常診断装置及び異常診断プログラム
JP2019053537A (ja) プロセス監視装置
JP5091780B2 (ja) プラント監視装置およびプラント状態表示方法
JP2009163507A (ja) 熱交換機器診断システム
JP2010517167A (ja) プロセス変量トランスミッタの検証
JP2010276339A (ja) センサ診断方法およびセンサ診断装置
JP2008204166A (ja) プラント監視制御システム
JP6734362B2 (ja) 監視装置、監視方法、プログラム
JP2015081695A (ja) 炭素含有燃料熱交換器の監視・運転方法
JP2019108881A (ja) 発電プラント性能評価方法及び発電プラント性能評価プログラム
JP6245653B2 (ja) 液体漏洩検知装置、液体漏洩検知方法、および記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5091780

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees