JP6492555B2 - 異常診断方法、異常診断装置及び異常診断プログラム - Google Patents

異常診断方法、異常診断装置及び異常診断プログラム Download PDF

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Description

本発明は、異常診断方法、異常診断装置及び異常診断プログラムに関する。
従来の異常診断方法に関する技術として、例えば特許文献1には、複数の評価項目があるプラントの運転状態を監視するプラント監視方法が記載されている。特許文献1に記載された方法では、複数の評価項目毎の状態量(パラメータ値)の集まりである状態量の束(データセット)が記憶された状態量ファイルから、評価対象とする状態量の束を抽出する。そして、単位空間ファイルに記憶されたデータ(単位データ)を基準として、抽出した状態量の束のマハラノビス距離を求め、このマハラノビス距離が所定の閾値以内であるか否かに応じて、プラントの運転状態が正常か否かを判定する。
特開2012−252556号公報
上記従来技術では、診断を行う際に基準となる単位データの選定には、明確な方法が存在していない。通常、単位データとしては、診断対象に異常が発生していない期間のデータセットや、診断対象における複数のセンサの各センサ値(パラメータ値)が正常範囲にあるデータセット等が選定される。しかし、このような単位データの選定では、選定作業が選定者の経験や感覚に依存する可能性がある。また、例えば数百もの多数のセンサが存在すると、これらのセンサのセンサ値が正常範囲にあるか否かを判別すべき場合があることから、選定作業に多大な手間及び時間がかかる可能性がある。
そこで、本発明は、選定者による依存を低減して簡易に単位データを選定することができる異常診断方法、異常診断装置及び異常診断プログラムを提供することを課題とする。
本発明に係る異常診断方法は、診断対象に関する複数項目のパラメータ値を有するデータセットに基づき、パラメータ値が正規分布に従うことを前提にした診断手法を用いて、診断対象の異常を診断する異常診断方法であって、複数のデータセットを含む選定用データから、診断を行う際に基準となる単位データを選定するデータ選定工程を備え、データ選定工程は、選定用データに含まれる複数のデータセットにおいて、複数項目別に、パラメータ値の標準偏差に基づく第1範囲を算出する工程と、選定用データに含まれる複数のデータセットのうち、複数項目の全てにおいてパラメータ値が第1範囲内に存在するデータセットを、単位データとして選定する工程と、を含む。
本発明に係る異常診断装置は、診断対象に関する複数項目のパラメータ値を有するデータセットに基づき、パラメータ値が正規分布に従うことを前提にした診断手法を用いて、診断対象の異常を診断する異常診断装置であって、複数のデータセットを含む選定用データから、診断を行う際に基準となる単位データを選定する単位データ選定部を備え、単位データ選定部は、選定用データに含まれる複数のデータセットにおいて、複数項目別に、パラメータ値の標準偏差に基づく第1範囲を算出する第1算出部と、選定用データに含まれる複数のデータセットのうち、複数項目の全てにおいてパラメータ値が第1範囲内に存在するデータセットを、単位データとして選定する選定部と、を含む。
このような異常診断方法及び異常診断装置では、選定用データに含まれる複数のデータセットのうち、複数項目の全てにおいてパラメータ値が第1範囲内に存在するデータセット(つまり、第1範囲から外れたパラメータ値を有するデータセット以外)が、単位データとして選定される。よって、選定者の判断を介さずに、且つ、各パラメータ値毎に正常範囲にあるかどうかを判定することなく、選定用データから単位データを選定することができる。したがって、選定者による依存を低減して簡易に単位データを選定することが可能となる。
本発明に係る異常診断方法は、選定用データの一部を除外するデータ除外工程をさらに備え、データ除外工程は、選定用データに含まれる複数のデータセットにおいて、複数項目別に、パラメータ値の尖度とパラメータ値の標準偏差に基づく第2範囲とを算出する工程と、尖度が所定値以上の場合、選定用データに含まれる複数のデータセットから、第2範囲から外れたパラメータ値を有するデータセットを除外する工程と、を含んでいてもよい。
本発明に係る異常診断装置は、選定用データの一部を除外する選定用データ除外部をさらに備え、選定用データ除外部は、選定用データに含まれる複数のデータセットにおいて、複数項目別に、パラメータ値の尖度とパラメータ値の標準偏差に基づく第2範囲とを算出する第2算出部と、尖度が所定値以上の場合、選定用データに含まれる複数のデータセットから、第2範囲から外れたパラメータ値を有するデータセットを除外する除外部と、を含んでいてもよい。
このような異常診断方法及び異常診断装置では、尖度が所定値以上の場合、第2範囲から外れたパラメータ値(いわゆる外れ値)を有するデータセットが、選定用データから除外される。これにより、選定用データの正規性を高めることができる。
本発明に係る異常診断方法は、診断対象から診断用のデータセットである診断用データを取得するデータ取得工程と、単位データ及び診断用データに基づき、診断対象が異常か或いは正常かを診断する診断工程と、単位データを選定用データとして複製し、診断工程で診断対象が正常と診断されている場合に当該選定用データに診断用データを追加するデータ更新工程と、を備えてもよい。
本発明に係る異常診断装置は、診断対象から診断用のデータセットである診断用データを取得する診断用データ取得部と、単位データ及び診断用データに基づき、診断対象が異常か或いは正常かを診断する異常診断部と、単位データを選定用データとして複製し、異常診断部で診断対象が正常と診断されている場合に当該選定用データに診断用データを追加する選定用データ更新部と、を備えてもよい。
このような異常診断方法及び異常診断装置では、異常診断の都度、選定用データを更新することが可能となる。
本発明に係る異常診断方法及び異常診断装置において、診断手法は、マハラノビスタグチメソッドであり、単位データは、マハラノビス距離を算出する際に基準となる単位空間を構成してもよい。この場合、マハラノビスタグチメソッドによる異常診断において、マハラノビス距離を算出する際に基準となる単位空間を構成する単位データを、選定者による依存を低減して簡易に選定できる。
本発明に係る異常診断プログラムは、コンピュータに、上記異常診断方法を実行せしめる。この異常診断プログラムにおいても、上記異常診断方法における作用効果と同様な作用効果が奏される。
本発明によれば、選定者による依存を低減して簡易に単位データを選定することができる異常診断方法、異常診断装置及び異常診断プログラムを提供することが可能となる。
一実施形態に係る異常診断装置の構成を示すブロック図である。 MT法の概念を示す図である。 選定用データの一例を説明する図である。 パラメータ値の分布例を示すグラフである。 異常診断処理を示すフローチャートである。 単位データ決定処理を示すフローチャートである。 (a)は選定用データ除外処理を示すフローチャートである。(b)は単位データ選定処理を示すフローチャートである。 選定用データ更新処理を示すフローチャートである。 異常診断プログラムを説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る異常診断装置の構成を示すブロック図である。図2は、MT法の概念を示す図である。図3は、選定用データの一例を説明する図である。図4は、選定用データに含まれる複数のデータセットにおいて、一の項目のパラメータ値の分布例を示すグラフである。
図1に示すように、異常診断装置100は、診断対象に関する複数項目のパラメータ値を有するデータセットに基づいて、診断対象の異常を診断する。診断対象としては、特に限定されるものではなく、例えばガスタービン発電プラントをはじめとした各種のプラント、及び、複数の機器を有する機械システム等が挙げられる。本実施形態では、ガスタービンを備えた発電用のプラントが診断対象として適用されている。
データセットは、複数項目のパラメータ値が集まってなるデータ群であって、サンプルデータとも称される。複数項目のパラメータ値とは、複数種の特徴量(変数)に係るデータ値である。パラメータ値の項目としては、例えば、診断対象が備える複数種の機器(バルブ、ポンプ等)の制御値、指令値及び応答値、並びに、診断対象に設けられた複数種のセンサの各センサ値等が挙げられる。パラメータ値の項目数は、特に限定されるものではないが、ここでは数百以上とされている。
本実施形態における異常診断では、データセットの各パラメータ値が正規分布に従うことを前提にした診断手法を用いている。当該診断手法では、正常時のデータである単位データが診断の基準として用いられ、単位データの内容が診断精度に影響する。このような診断手法としては、MT(Mahalanobis Taguchi)法が挙げられる。なお、パラメータ値が正規分布に従うことを前提にした診断手法として、上記の他に、例えば回帰分析等に用いてもよい。
本実施形態では、診断手法としてMT法を採用している。MT法は、品質工学において提案されているパターン認識手法の一つであって、いつもと同じ状態であるかどうかを診断する。MT法では、数百以上の特徴量(項目)を有するデータセットでも一つの判断指標に集約して扱い得る。図2に示すように、MT法による異常診断は、単位空間を単位データから生成し、この単位空間を診断の基準として、診断したい診断用データとのマハラノビス距離(Mahalanobis Distance、以下「MD値」という)を用いて異常か或いは正常かを判断する。
MD値が閾値よりも小さい場合、単位空間から近い状態、すなわち正常状態であるとして、正常と診断される。一方、MD値が閾値以上の場合、単位空間から遠い状態、すなわち正常状態から離れている状態であるとして、異常と診断される。単位空間は、目的に対して均質な正常な集団(ユニフォームな集団)であり、均質性を有する。この単位空間は、「定常且つ普通の状態」、「頻度の多い状態」又は「平均的な状態」ともいえる。
図1に示すように、異常診断装置100は、記憶装置10及びCPU(Central Processing Unit)20を備えている。記憶装置10は、選定用データD1及び単位データD2を記憶している。記憶装置10としては、ROM、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD、或いはUSBメモリ等の記録媒体、又は半導体メモリ等が例示される。
選定用データD1は、単位データD2の選定に用いられるデータであって、複数のデータセットを含んでいる。ここでの選定用データD1は、過去にプラントから入力されて蓄積された複数のデータセットにより形成される。図3に示す例において、選定用データD1は、所定時間毎にプラントから入力されて蓄積された複数のデータセットdにより形成されている。なお、選定用データD1は、プラントから入力されたデータセットによらずに形成されもよく、別途に外部入力されて形成されてもよい。
選定用データD1に含まれるデータセットdの数は、特に限定されるものではなく、適宜設定することができる。図示する選定用データD1は、所定時間毎のデータセットdを含んでいるが、複数のデータセットを含んでいればよい。図1に戻り、単位データD2は、診断を行う際に基準となるデータであって、単位空間を構成する。単位データD2は、単位空間の生成に用いる正常な場合のデータセットを複数含んでいる。
CPU20は、その機能的構成要素として、単位データ選定部21と選定用データ除外部22と診断用データ取得部23と異常診断部24と選定用データ更新部25とを有している。単位データ選定部21は、記憶装置10から選定用データD1を取得し、この選定用データD1から単位データD2を選定する。単位データ選定部21は、第1算出部21a、選定部21b及び修正部21cを含んでいる。
第1算出部21aは、選定用データD1に含まれる複数のデータセットにおいて、その複数項目別に、パラメータ値の平均値Av、標準偏差σ及び第1範囲R1を含む統計量を算出する。第1範囲R1は、標準偏差σに基づく指定範囲である。具体的には、第1範囲R1は、指定値mと標準偏差σとの乗数からなる区間m・σに基づく範囲である。より具体的には、第1範囲R1は、平均値Avを中心とし当該平均値Avから正負側それぞれに区間m・σ拡がる信頼区間(=Av±m・σ)である(図4参照)。
指定値mは、予め記憶された設定値である。指定値mは、不図示の入力装置を介して選定者(ユーザ)により指定されてもよいし、固定値として指定されていてもよい。指定値mは、パラメータ値の全項目で一律に同じ値とされてもよいし、少なくとも一部の項目で異なる値とされてもよい。指定値mは、例えば各項目別の正常時の分布情報に応じて、各項目で異なる値とされてもよい。また、指定値mは、診断対象の実際の運転状況に合わせて、各項目の変動範囲において適時修正してもよい。ここでの指定値mは、全ての項目で正の実数値である「2」が設定されており、その結果、複数項目の全てにおいて、「Av±2・σ」の範囲が第1範囲R1とされている。
選定部21bは、選定用データD1に含まれる複数のデータセットのうち、複数項目の全てにおいてパラメータ値が第1範囲R1内に存在するデータセット(すなわち、第1範囲R1から外れたパラメータ値を有するデータセット以外)を、単位データD2として選定する。換言すると、データセットにおける複数のパラメータ値全てが第1範囲R1内に在る場合に、そのデータセットが単位データD2に選定され、データセットにおける複数のパラメータ値の少なくとも1つでも第1範囲R1外に在る場合、そのデータセットは単位データD2に選定されない。第1範囲R1内に選定部21bは、選定した単位データD2を記憶装置10へ出力する。
修正部21cは、選定部21bで選定され記憶装置10へ出力される単位データD2を、データ修正ユニット30を介して入力されたユーザによる操作入力に応じて修正する。データ修正ユニット30は、キーボードや操作ボタン等の入力部30aと、ディスプレイ等の表示部30bと、を有している。データ修正ユニット30では、選定部21bで選定され記憶装置10へ出力される単位データD2を表示部30bに表示すると共に、当該単位データD2を修正すべくユーザにより入力部30aを介して操作入力がなされた場合、その操作入力を修正部21cへ出力する。
選定用データ除外部22は、診断開始時から未だ単位空間が生成されていない(異常診断部24において単位空間を生成する際、当該生成が初回となる)場合、記憶装置10から選定用データD1を取得し、この選定用データD1の一部を除外する。選定用データ除外部22は、第2算出部22a及び除外部22bを含んでいる。
第2算出部22aは、選定用データD1に含まれる複数のデータセットにおいて、その複数項目別に、パラメータ値の平均値Av、標準偏差σ、尖度γ及び第2範囲R2を含む統計量を算出する。尖度γは、パラメータ値の分布がどれほど平均値Av周辺に集中しているかを表すものである。尖度γは、他の値から大きく外れた値である外れ値がパラメータ値として含まれると、大きな値を示す傾向を有する。尖度γは、下式により求めることができる。
γ=((a−Av+(a−Av
+…(a−Av)/(n・σ
〜a:パラメータ値
第2範囲R2は、標準偏差σに基づく指定範囲である。具体的には、第2範囲R2は、指定値kと標準偏差σとの乗数からなる区間k・σに基づく範囲である。より具体的には、第2範囲R2は、平均値Avを中心とし当該平均値Avから正負側それぞれに区間k・σ拡がる信頼区間(=Av±k・σ)である。
指定値kは、予め記憶された指定値である。指定値kは、不図示の入力装置を介してユーザにより指定されてもよいし、固定値として指定されていてもよい。指定値kは、パラメータ値の全項目で一律に同じ値とされてもよいし、少なくとも一部の項目で異なる値とされてもよい。指定値kは、例えば各項目別の正常時の分布情報に応じて、各項目で異なる値とされてもよい。また、指定値kは、診断対象の実際の運転状況に合わせて、各項目の変動範囲において適時修正してもよい。ここでの指定値kは、パラメータ値の全項目で、指定値mよりも大きい正の実数値である「3」が設定されており、その結果、複数項目の全てにおいて、「Av±3・σ」の範囲が第2範囲R2とされている。
除外部22bは、第2算出部22aで算出した尖度γが所定値以上の場合、選定用データD1に外れ値が含まれていると判定し、第2範囲R2から外れたパラメータ値を外れ値とし、当該外れ値を有するデータセットを選定用データD1から除外する。換言すると、データセットにおける複数のパラメータ値全てが第2範囲R2内に在る場合に、そのデータセットは選定用データD1から除外されない一方、データセットにおける複数のパラメータ値の少なくとも1つでも第2範囲R2外に在る場合、そのデータセットは選定用データD1から除外される。除外部22bは、外れ値を有するデータセットを除外した選定用データD1を、記憶装置10へ出力する。所定値は、外れ値の有無を判定する上で一般的又は経験的に予め設定される値である。所定値は、例えば5以上の値とされ、より確実に判定する場合には10以上の値とされる。
診断用データ取得部23は、診断用のデータセットである診断用データを、診断対象から取得する。診断用データ取得部23は、取得した診断用データを異常診断部24及び選定用データ更新部25へ出力する。
異常診断部24は、記憶装置10から単位データD2を取得すると共に、診断用データ取得部23から診断用データを取得し、取得した単位データD2及び診断用データに基づいて診断対象が異常か或いは正常かを診断する。
具体的には、異常診断部24は、次の処理を実行する。すなわち、記憶装置10から単位データD2を取得し、この単位データD2から単位空間を生成する。診断用データ取得部23から診断用データを取得し、生成した単位空間を利用してMD値を演算する。MD値が閾値よりも小さい場合、プラントの状態が正常であると診断する一方、MD値が当該閾値以上の場合、診断対象の状態が異常であると診断する。閾値は、予め設定されて記憶された値である。なお、このような単位データD2及び診断用データに基づく異常診断の手法としては、公知手法を用いることができる。
異常診断部24は、診断結果を選定用データ更新部25へ出力する。また、異常診断部24は、診断結果を外部のディスプレイやスピーカ等の報知装置(不図示)へ出力して報知する。
選定用データ更新部25は、診断開始時から少なくとも1度は単位空間が生成されている(異常診断部24において単位空間を生成する際、当該生成が初回以外となる)場合、選定用データD1を更新する。具体的には、記憶装置10から単位データD2を取得し、この単位データD2を選定用データD1として複製する。そして、異常診断部24で診断対象が正常と診断されている場合、複製してなる選定用データD1に診断用データを追加して記憶装置10へ出力する一方、異常診断部24で診断対象が正常と診断されていない場合、複製してなる選定用データD1をそのままを記憶装置10へ出力する。
次に、異常診断装置100により実施される異常診断方法について説明する。
図5は、異常診断処理を示すフローチャートである。図5に示すように、異常診断装置100では、CPU20において次の異常診断処理を所定時間周期で繰り返し実行し、診断対象の異常を所定時間周期で診断する。すなわち、まず、単位データ決定処理を実行して単位データD2を決定し、当該単位データD2を異常診断部24で取得する(S1)。診断対象から出力された診断用データを、診断用データ取得部23を介して異常診断部24で取得する(S2:データ取得工程)。
続いて、異常診断部24により、単位データD2に基づいて単位空間を生成する(S3)。具体的には、単位データD2の複数項目それぞれにおいて、平均値及び標準偏差を求めると共に、パラメータ値と平均値と標準偏差とから規準化値を求めて、相関行列を生成する。生成した相関行列の逆行列を求めて、単位空間を生成する。そして、異常診断部24により、単位空間を利用して、診断用データに基づきMD値を算出する(S4)。
続いて、算出したMD値が閾値よりも小さいか否かを判定する(S5)。MD値が閾値よりも小さい場合、診断用データは正常時データであり、診断対象の状態が正常であると診断する(S6)。一方、演算したMD値が閾値以上の場合、診断用データは異常時データであり、診断対象の状態が異常であると診断する(S7)。なお、上記S3〜上記S7の処理が診断工程を構成する。
ここで、本実施形態の異常診断装置100においては、上述したように、診断対象の異常を診断するに当たり、単位空間の生成前に単位データ決定処理を実行する。以下、単位データ決定処理について詳説する。
図6は、単位データ決定処理を示すフローチャートである。図6に示すように、単位データ決定処理では、まず、単位空間の生成が初回か否かを判定する(S11)。ここでは、例えば、上記S3の処理の実行に初回判定フラグを持たせておき、この初回判定フラグが立っているか否かによって判定することができる。
上記S11でYESの場合、選定用データ除外部22により、選定用データD1から外れ値を除外する選定用データ除外処理を実行する(S12:データ除外工程)。続いて、単位データ選定部21により、選定用データD1から単位データD2を選定する単位データ選定処理を実行する(S13:データ選定工程)。
上記S11でNOの場合、選定用データ更新部25により、選定用データD1を更新する選定用データ更新処理を実行する(S14:データ更新工程)。続いて、上記S14と同様に、単位データ選定部21により、選定用データD1から単位データD2を選定する単位データ選定処理を実行する(S15:データ選定工程)。
上記S13又はS15の後、選定した単位データD2に関する情報を、データ修正ユニット30の表示部30bに表示する。そして、例えば単位データD2の項目別の分散や過去の経験等から、選定者によってデータ修正ユニット30の入力部30aを介して操作入力がなされた場合、その操作入力に応じて単位データD2を修正する(S16)。以上により、単位データD2が決定され、この単位データD2が記憶装置10に出力されて記憶されることとなる。
図7(a)は、選定用データ除外処理を示すフローチャートである。図7(a)に示すように、選定用データ除外処理においては、記憶装置10から選定用データD1を取得し、選定用データD1に含まれる複数のデータセットの複数項目別に、パラメータ値の平均値Av、標準偏差σ、尖度γ及び第2範囲R2を含む統計量を算出する(S21)。何れかの項目で尖度γが所定値以上であるか否かに基づいて、選定用データD1に含まれる複数のデータセットのパラメータ値に外れ値が存在する否かを判定する(S22)。
尖度γが所定値以上ではない場合、選定用データD1に含まれる複数のデータセットのパラメータ値に外れ値が無いとして、そのまま処理を終了する。一方、尖度γが所定値以上の場合、外れ値を有するデータセットを選定用データD1から除外する(S23)。具体的には、第2範囲R2から外れたパラメータ値を外れ値として、選定用データD1に含まれているデータセットのうち当該外れ値を有するデータセットを、選定用データD1から除外する。外れ値を除外した後、再度統計量を算出し(上記S21)、尖度γに基づき外れ値が存在するか否かを判定し(上記S22)、外れ値を有するデータセットを選定用データD1から除外する(上記S23)という処理を、外れ値が存在しなくなるまで(上記S22の判定処理がNOとなるまで)繰り返し行う。そして、選定用データD1を記憶装置10へ出力する。
図7(b)は、単位データ選定処理を示すフローチャートである。図7(b)に示すように、単位データ選定処理においては、記憶装置10から選定用データD1を取得し、選定用データD1に含まれる複数のデータセットの複数項目別に、パラメータ値の平均値Av、標準偏差σ、第1範囲R1を含む統計量を算出する(S31)。選定用データD1に含まれる複数のデータセットのうち、複数項目の全てにおいてパラメータ値が第1範囲R1内に存在するデータセット(すなわち、第1範囲R1から外れたパラメータ値を有するデータセット以外)を、単位データD2として選定する(S32)。
図8は、選定用データ更新処理を示すフローチャートである。図8に示すように、選定用データ更新処理においては、記憶装置10から単位データD2を取得し、この単位データD2を選定用データD1として複製する(S41)。続いて、異常診断部24による診断結果が正常か否か(上記S5の判定処理がYESか否か)を判定する(S42)。診断結果が正常の場合、当該診断に用いられた診断用データ(上記S2で取得した診断用データ)を選定用データD1に追加し、この選定用データD1を記憶装置10へ出力する(S43)。一方、診断結果が正常ではない場合、診断用データを選定用データD1に追加せずに、選定用データD1をそのまま記憶装置10へ出力する。
次に、上述した一連の異常診断に係る処理をCPU(コンピュータ)20に実行せしめる異常診断プログラムを説明する。
図9は、異常診断プログラムを説明するための図である。図9に示すように、異常診断プログラムPは、CPU20に挿入されてアクセスされるものであり、記憶装置10に形成されたプログラム格納領域12内に格納されている。異常診断プログラムPは、単位データ選定モジュール51と、選定用データ除外モジュール52と、異常診断モジュール53と、診断用データ取得モジュール54と、選定用データ更新モジュール55と、を備えて構成される。
単位データ選定モジュール51により実現される機能は、上述した単位データ選定部21の機能と同様である。選定用データ除外モジュール52により実現される機能は、上述した選定用データ除外部22の機能と同様である。異常診断モジュール53により実現される機能は、上述した異常診断部24の機能と同様である。診断用データ取得モジュール54により実現される機能は、上述した診断用データ取得部23の機能と同様である。選定用データ更新モジュール55により実現される機能は、上述した選定用データ更新部25の機能と同様である。
以上、本実施形態に係る異常診断装置100、異常診断方法、及び異常診断プログラムPでは、選定用データD1に含まれる複数のデータセットにおいて、複数項目別に、パラメータ値の標準偏差σに基づく第1範囲R1が算出される。そして、選定用データD1に含まれる複数のデータセットのうち、複数項目の全てにおいてパラメータ値が第1範囲R1内に存在するデータセットが、単位データD2として選定される。
これにより、単位データD2を選定者(人)が選定する必要が無くなり、選定者による判断の介入を低減して、且つ、各パラメータ値毎に正常範囲にあるかどうかを判定することもなく、単位データD2を選定することができる。したがって、単位データD2の選定を自動的に選定可能なレベルまで定式化し、当該選定の安定化を図ることができ、選定者による依存を低減して簡易に単位データD2を選定することが可能となる。その結果、人の経験によるところが大きくて手間がかかるという問題(例えば、選定者次第で異常データが単位データD2に混ざってしまうことや、項目が多いと各項目別にパラメータ値を確認するのは難しい等)を解消することが可能となる。
本実施形態では、選定用データD1に含まれる複数のデータセットにおいて、複数項目別に、パラメータ値の尖度γとパラメータ値の標準偏差σに基づく第2範囲R2とが算出される。尖度γが所定値以上の場合、選定用データD1に含まれる複数のデータセットから、第2範囲R2から外れたパラメータ値を有するデータセットが除外される。これにより、外れ値を有するデータセットを選定用データD1から除外でき、選定用データD1の正規性を高めることができる。
特に本実施形態では、選定用データD1に含まれる数百以上の項目のパラメータ値の各分布において、平均値Avからm・σに亘る第1範囲R1に入るものが「正常」と判断され、自動的に単位データD2として選定される。また、平均値Avからk・σに亘る第2範囲R2に入らない外れ値を含むデータセットが、選定用データD1から除外される。よって、数百以上の項目数を含む選定用データD1からでも、指定値m,kを設定するだけで、選定者による依存を低減して単位データD2を自動的に得ることができる。
本実施形態では、単位データD2が選定用データD1として複製され、診断対象が正常と診断されている場合、当該選定用データD1に診断用データが追加される。これにより、異常診断の都度、選定用データD1を自動更新して単位データD2を選定することができる。その結果、例えば、正常時データとみなされるパラメータ値が時間的に変化する場合や、単位空間の初回生成時に選定用データD1にデータセットが十分に含まれていない場合でも、異常診断の都度、単位データD2を適正化することができる。
本実施形態では、データ修正ユニット30の入力部30aを介して修正の操作入力がなされた場合、その操作入力に応じて、上記S32で選定した単位データD2が修正される。これにより、選定者が実用に合わせて個別にチューニングする(項目別の分散や人の経験を考慮してデータを追加/削除修正する)ことができ、診断精度を向上させることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、上記実施形態において、第1範囲R1及び第2範囲R2は、パラメータ値の平均値Av,Avを中心に分布しているが、パラメータ値の最頻値を中心に分布してもよい。上記実施形態において、外れ値を含むデータセットを選定用データD1から除外する工程(選定用データ除外処理)は、人により行われてもよい。
上記実施形態において、単位データ選定部21、選定用データ除外部22、診断用データ取得部23、異常診断部24及び選定用データ更新部25は、1つのCPU20により構成されているが、これらの少なくとも何れかが別の情報処理装置により構成されていてもよいし、それぞれ別の情報処理装置により構成されてもよい。同様に、上記実施形態において、選定用データD1及び単位データD2は同じ記憶装置10に記憶されているが、互いに別の記憶装置に記憶されてもよい。
上記実施形態において、単位データ選定部21、選定用データ除外部22、診断用データ取得部23、異常診断部24、選定用データ更新部25、データ修正ユニット30、選定用データD1及び単位データD2における各間の入力又は出力は、有線で行ってもよいし無線で行ってもよい。
21 単位データ選定部
21a 第1算出部
21b 選定部
22 選定用データ除外部
22a 第2算出部
22b 除外部
23 診断用データ取得部
24 異常診断部
25 選定用データ更新部
100 異常診断装置
d データセット
D1 選定用データ
D2 単位データ
P 異常診断プログラム
R1 第1範囲
R2 第2範囲

Claims (9)

  1. 診断対象に関する複数項目のパラメータ値を有するデータセットに基づき、前記パラメータ値が正規分布に従うことを前提にした診断手法を用いて、前記診断対象の異常を診断する異常診断方法であって、
    複数の前記データセットを含む選定用データから、診断を行う際に基準となる単位データを選定するデータ選定工程と、
    前記診断対象から診断用の前記データセットである診断用データを取得するデータ取得工程と、
    前記単位データ及び前記診断用データに基づき、前記診断対象が異常か或いは正常かを診断する診断工程と、
    前記単位データを前記選定用データとして複製し、前記診断工程で前記診断対象が正常と診断されている場合に当該選定用データに前記診断用データを追加するデータ更新工程と、を備え、
    前記データ選定工程は、
    前記選定用データに含まれる複数の前記データセットにおいて、前記複数項目別に、前記パラメータ値の標準偏差に基づく第1範囲を算出する工程と、
    前記選定用データに含まれる複数の前記データセットのうち、前記複数項目の全てにおいて前記パラメータ値が前記第1範囲内に存在するデータセットを、前記単位データとして選定する工程と、を含む、異常診断方法。
  2. 前記選定用データの一部を除外するデータ除外工程をさらに備え、
    前記データ除外工程は、
    前記選定用データに含まれる複数の前記データセットにおいて、前記複数項目別に、前記パラメータ値の尖度と前記パラメータ値の標準偏差に基づく第2範囲とを算出する工程と、
    前記尖度が前記所定値以上の場合、前記選定用データに含まれる複数の前記データセットから、前記第2範囲から外れた前記パラメータ値を有するデータセットを除外する工程と、を含む、請求項1に記載の異常診断方法。
  3. 前記選定工程で選定された前記単位データを、ユーザの操作入力に応じて修正する修正工程をさらに備える、請求項1又は2に記載の異常診断方法。
  4. 前記診断手法は、マハラノビスタグチメソッドであり、
    前記単位データは、マハラノビス距離を算出する際に基準となる単位空間を構成する、請求項1〜3の何れか一項に記載の異常診断方法。
  5. 診断対象に関する複数項目のパラメータ値を有するデータセットに基づき、前記パラメータ値が正規分布に従うことを前提にした診断手法を用いて、前記診断対象の異常を診断する異常診断装置であって、
    複数の前記データセットを含む選定用データから、診断を行う際に基準となる単位データを選定する単位データ選定部と、
    前記診断対象から診断用の前記データセットである診断用データを取得する診断用データ取得部と、
    前記単位データ及び前記診断用データに基づき、前記診断対象が異常か或いは正常かを診断する異常診断部と、
    前記単位データを前記選定用データとして複製し、前記異常診断部で前記診断対象が正常と診断されている場合に当該選定用データに前記診断用データを追加する選定用データ更新部と、を備え、
    前記単位データ選定部は、
    前記選定用データに含まれる複数の前記データセットにおいて、前記複数項目別に、前記パラメータ値の標準偏差に基づく第1範囲を算出する第1算出部と、
    前記選定用データに含まれる複数の前記データセットのうち、前記複数項目の全てにおいて前記パラメータ値が前記第1範囲内に存在するデータセットを、前記単位データとして選定する選定部と、を含む、異常診断装置。
  6. 前記選定用データの一部を除外する選定用データ除外部をさらに備え、
    前記選定用データ除外部は、
    前記選定用データに含まれる複数の前記データセットにおいて、前記複数項目別に、前記パラメータ値の尖度と前記パラメータ値の標準偏差に基づく第2範囲とを算出する第2算出部と、
    前記尖度が前記所定値以上の場合、前記選定用データに含まれる複数の前記データセットから、前記第2範囲から外れた前記パラメータ値を有するデータセットを除外する除外部と、を含む、請求項5に記載の異常診断装置。
  7. 前記選定部で選定された前記単位データを、ユーザの操作入力に応じて修正する修正部をさらに備える、請求項5又は6に記載の異常診断装置。
  8. 前記診断手法は、マハラノビスタグチメソッドであり、
    前記単位データは、マハラノビス距離を算出する際に基準となる単位空間を構成する、請求項5〜7の何れか一項に記載の異常診断装置。
  9. コンピュータに、請求項1〜4の何れか一項記載の異常診断方法を実行せしめる、異常診断プログラム。
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