JP2010001554A - 堆積物除去方法 - Google Patents

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    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
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    • C23C16/4405Cleaning of reactor or parts inside the reactor by using reactive gases

Abstract

【課題】 簡便な方法で短時間に反応室内壁及び/又は前記反応室内部の部材表面に堆積する堆積物を除去する堆積物除去方法を提供する。
【解決手段】 堆積膜を形成する反応室内壁及び/又は前記反応室内部の部材表面に堆積する堆積物の少なくとも一部を前記内壁及び/又は前記反応室内部の部材表面から剥離する第1の工程と、剥離した前記堆積物を物理的に除去する第2の工程とを有することを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラズマCVDや熱CVD、スパッタリング等により反応室内において堆積膜を形成する際に、概反応室内に堆積する堆積物を除去する堆積物除去方法に関する。
プラズマCVD法は、反応室内に原料ガスを導入し、また排気ポンプにより減圧にして、直流電力または高周波、マイクロ波電力を印加して原料ガスをプラズマ様に電離、解離、励起させて、基板上に堆積膜を形成させるものである。従来、プラズマCVD法においては、平行平板電極を用い、グロー放電やあるいは高周波を用いたRF放電を使用してきた。
これら平行平板電極を用いた放電法の他に、熱エネルギーにより化合物ガスを分解し堆積させる方法も利用されてきた。熱エネルギーを利用する方法では、原材料としてSi等の比較的分解温度の低いガスを使用し、反応室自体を加熱してガス分解を行うHot Wall法や、基板を加熱し同様の効果を得る熱CVD法がある。さらに、シリコン結晶の融点以上に加熱したタングステンフィラメントのような金属フィラメントを用いることで薄膜堆積を行うホットワイヤCVD法がある。また基板表面に紫外線等の光を照射することで、原料ガスを分解し、堆積膜を形成する光CVD法がある。
CVD装置においては、CVD反応によって基板上に所望のシリコン系薄膜が形成される間に、反応室内壁や、高周波電極に代表される反応室内部の部材表面にも当該シリコン系薄膜又はポリシラン等の不要な堆積物が堆積することが避けられない。そして、この堆積物の付着量が成膜時間の累積に伴って増大したとき、不安定に付着している堆積物は原料ガスの流れや排気系ポンプからの振動などの影響によって剥がれ落ちる、或いは飛散する場合がある。それらの剥がれ落ち、或いは飛散した堆積物は、基板上に飛来することがあり、所望のシリコン系薄膜中の欠陥の原因となり得る。
またプラズマCVD装置においては、高周波電極表面に付着した堆積物は電気的な抵抗成分ともなるため、プラズマ中の電気抵抗等が変化しプラズマ状態が変化してしまうこともある。
したがってCVD装置の成膜時間の累積が所定量に達したとき、一般にはその装置が人手によって分解されてクリーニングされる。その場合には、反応室内壁や反応室内部の部材に不安定に付着している堆積物のみならず強固に付着している堆積物をも除去するために、たとえばサンドブラストのような機械的クリーニングも利用される。またアルカリ溶液を用いたクリーニングも行われる。
しかし、このように人手によってCVD装置を分解してクリーニングする方法は、装置の分解、クリーニング、および組立のための長時間を要するとともに多額の人件費をも必要とする。また、クリーニングにより反応室内部にクリーニング用のガス(例えばCF4ガスやClFガス等の弗素系のガス)やNaOH等のアルカリ性薬液)等の一部が吸着する場合がある。このように反応室内部にクリーニングガスや薬液等が吸着すると、堆積膜の形成を再開した場合に、これらのガスや薬液がコンタミネーションとして堆積膜中に取り込まれ、膜特性を悪化させる場合がある。従ってこれらのガスや薬液を十分に除去するための工程(例えばパージ工程等)がさらに必要になる。この為、装置のダウンタイムの増加及び装置コストの増加を招く。
特許文献1には、非晶質薄膜太陽電池において、非晶質シリコン光電変換層は約0.3μmの厚さを有していれば十分であることが開示されている。同様に、多結晶薄膜太陽電池においては多結晶シリコン光電変換層は、その光吸収係数の関係から約3μm程度の厚さに堆積しなければならないことが開示されている。従って、CVD装置を利用して多結晶薄膜太陽電池を製造する場合には、非晶質薄膜太陽電池の場合に比べて、そのCVD装置の1バッチあたりにCVD反応室内および反応室内部の部材に付着する不要な堆積物が多くなる。その結果、CVD装置のクリーニングを必要とする頻度が高くなる。
そこで、CVD装置を分解することなく、CFとOの混合ガスやClFガスを用いたガスエッチング、プラズマエッチングによって化学的にクリーニングすることが特許文献2、特許文献3で提案されている。このようなプラズマエッチングはクリーニングされるべきCVD装置の分解を要しないという大きな利点を有している。しかし、ドライエッチング反応によって付着ダストを除去するには、依然としてかなりの反応時間を必要とする。
また、プラズマエッチングに一般に利用されるハロゲン化合物ガスは高価である。さらに、一般にハロゲン化合物ガスは有害性や燃焼性の高いガスであることが多く、プラズマエッチング後にもハロゲンを含んだ物質が反応室内に若干残留することから、取扱いには細心の注意を必要とする。またハロゲンを含んだ堆積物が残留していた場合、エッチング後に成膜した際に、残留物から揮発したハロゲンが堆積膜に取り込まれると堆積膜の特性を著しく低下させる。
これに対してハロゲンを含んだ堆積物を除去する反応室クリーニング方法の一例が特許文献4に開示されている。具体的には半導体デバイスの配線材料とハロゲンが反応した残留堆積物に、反応室内に水分を含んだガスを導入することで化学反応を起こさせ、ハロゲンの堆積物を分解、除去するとともにハロゲンを揮発させる方法が開示されている。
また、特許文献5には反応炉内のゴミ粉末(剥がれ落ちた堆積物)を除去するために、高圧力の気体を吹き付けて除去する技術が開示されている。
また特許文献6には、反応室内において基板上以外の領域において不安定に付着している気相析出粉末またはフレークを含むダストに不活性ガスを吹付けることによって吹飛ばす技術が開示されている。
特開平11−145499号公報 特開昭59−142839号公報 特開平3−157667号公報 特開平9−36096号公報 特開昭58−89944号公報 特開2001−131753号公報
上述したようにCVD装置の成膜時間の累積時間が所定量に達したとき、前記不用な堆積物を反応室内壁や、反応室内部の部材表面から除去しなければならない。堆積物除去方法としては、人手によって反応室を分解、クリーニングする方法やハロゲン化合物ガスによるドライエッチングが一般的である。
しかし、人手による方法は長時間作業であると同時に、多額の人件費をも必要とする。ドライエッチングによるクリーニングにおいては、特許文献4で提案されている方法において時間短縮には効果をあげているが、ドライエッチングの頻度を減少させなければこれ以上のタクトタイム削減は難しい。
また特許文献5及び6で開示されているように気相析出粉末またはフレークを含むダスト等に気体を吹き付けることで、これらのダストを除去することは可能である。しかし、気体を吹き付ける時点では、気相析出粉末またはフレークの状態になっておらず、反応室内壁や、反応室内部の部材表面に一定の強度で付着している堆積物は除去できない。そしてこれらの堆積物は一定の時間経過後反応室内壁や、反応室内部の部材表面から剥離し始める場合があるため、特許文献5及び6の対策では不十分な場合がある。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、簡便な方法で短時間に反応室内壁及び/又は前記反応室内部の部材表面に堆積する堆積物を除去する堆積物除去方法を提供することを目的としている。さらに当該除去工程に起因するコンタミネーションの問題も発生することが少ない堆積物除去方法を提供することを目的としている。
本発明者は上記課題を解決するために鋭意検討した結果、前記反応室内壁及び/又は前記反応室内部の部材表面に堆積する堆積物を特定の雰囲気に曝すことによって当該堆積物を容易に剥離することが可能であることを見出し、本発明の完成に至ったものである。
本願発明はその骨子とするところは、堆積膜を形成する反応室内壁及び/又は前記反応室内部の部材表面に堆積する堆積物の少なくとも一部を前記反応室内壁及び/又は前記反応室内部の部材表面から剥離する第1の工程と、剥離した前記堆積物を物理的に除去する第2の工程とを有することを特徴とするものである。
本発明の堆積物除去方法によれば、人手による反応室の分解、クリーニングやハロゲン化合物ガスによるドライエッチングの回数を減らす、又は無くすことができる。
また、装置のダウンタイム及びタクトタイムを短縮し、同時に歩留まりを向上させ、装置稼働率を向上することができる。
また堆積膜除去工程を行う際に、その後堆積膜の形成を再開した際に膜質の低下を抑制することができる。
また第2のガスとして、第1のガスよりも少ない水を含むか、水を全く含まないガスを反応室に導入することにより、第1の工程で剥離した堆積物を除去すると同時に、反応室を乾燥させ腐食の防止が可能となる。その結果、コンタミネーションを削減し、堆積物除去工程後の成膜プロセスを円滑に進める効果がある。
また第2のガスとして、第1のガスよりも少ない酸素分子を含むか、酸素分子を全く含まないガスを反応室に導入することにより、第1の工程で剥離した堆積物を除去すると同時に反応室の不必要な酸化を抑制できる。その結果、コンタミネーションを削減し、堆積物除去工程後の成膜プロセスを円滑に進める効果がある。
図1は本発明の実施例に用いられたプラズマCVD装置を模式的なブロック図で概略的に図示している。本発明を実施するための最良の形態を図1を用いて説明する。
図1のプラズマCVD装置においては、堆積膜を形成する反応室101内に基板支持電極102と対向電極(ガス吹出し電極)104が互いに対面して配置されている。アースに接続された基板支持電極102は基板103を支持し、その基板103を所定温度に加熱するためのヒータ(不図示)を内蔵している。成膜原料ガスは、バルブV101を開けることで多数の開孔を含むガス吹出し面104aを介してシャワー状に基板103へ吹出す。また成膜用排気配管106の下流には真空ポンプ(不図示)が設けられており、バルブV102を開けることで真空に排気され、真空ポンプとバルブV102の間にある圧力調整バルブ(不図示)によって反応室101は所望の圧力に保たれる。ガス吹出し電極104は絶縁部材107により反応室101とは電気的に絶縁されており、高周波電極105、DC電源(不図示)とはマッチングボックス(不図示)を介して電気的に接続されている。
このようなCVD装置において、減圧された反応室101内へたとえばシラン系ガスを含む原料ガスを導入しながら、ガス吹出し電極104に電気的に接続された高周波電源105から高周波電力を印加する。その結果、基板103とガス吹出し電極104との間でグロー放電によるプラズマが発生する。そのプラズマ反応によって原料ガスが分解し、所定温度に加熱された基板103上に所望のシリコン系薄膜が形成され得る。また図示していないが、真空排気可能な基板取り出し室が反応室101に隣接している。そして、成膜後の基板は反応室101から基板取り出し室へと移動され、基板取り出し室のみをベントし、基板交換することで反応室101は真空を保持したまま連続して成膜することが可能となっている。
成膜の累積回数が増えるにつれ、CVD反応によって反応室101内壁およびガス吹出し電極104等反応室内部の部材上に堆積する不用な堆積物の膜厚も増加する。次にこの不用な堆積物の除去方法について説明する。
成膜後バルブV101を閉じ成膜ガスを止め、反応室101内を真空排気し、バルブV102を閉じ反応室101を真空封止する。ガス配管108は窒素ガスの配管であり、バルブV103、V104を開けることで第1ガス用配管109を通りタンク110内の純水111を通過し、バブリング効果によりガスは水を含み反応室101へ導入される。その結果、水を含むガスにより反応室101内壁および反応室内部の部材に堆積した堆積物は剥離する。
反応室101の圧力が0.05MPa程度になったところでバルブV103、V104を閉じる。次いで、バルブV105を開けクリーニング用排気配管113の下流に設置されたクリーニング用ポンプ(不図示)により反応室101内の水を含んだガスをクリーニング用配管113より排気する。
次にクリーニング用ポンプ(不図示)により真空排気しながらバルブV106、V107を開ける。こうすることで、ドライなガス(前記水を含むガスよりも少ない水を含むか、水を全く含まないガス)が第2ガス用配管112を通って反応室101に導入される。そして、反応室101内壁および反応室内部の部材から剥離した堆積物を物理的に吹飛ばす。堆積物はクリーニング用排気配管113を通ってトラップ114に捕獲される。
本発明者の知見によれば、水を含んだガスを反応室内に導入することにより、反応室内壁及び/又は反応室内部の部材表面に堆積した堆積物を強制的、かつ効率的に剥離することができる。従って、自然に剥離している堆積だけではなく、一定の時間経過後に剥離を始める堆積物を予め効率的に剥離することができる。この効果については堆積物に水が付着または浸透することで内部応力に何らかの変化が生じ、このことにより堆積物が反応室内壁及び/又は反応室内部の部材表面から剥離されるものと考えている。
また第1、第2のガスとしては希ガス、窒素、水素が使用可能であり、真空排気しながら第1のガスをフローした場合においても本発明の効果は得られる。本発明者の知見によれば、より好ましくは堆積物の剥離を促進するためには第1の工程として水を含むガスを反応室に封入して1秒以上封止することが好ましく、さらには1分以上封止することが好ましい。
水を導入する方法としては、バブリングや加熱により気化させる方法、超音波による気化によりキャリアガスに水を含ませる方法や直接水を気化し導入する方法が考えられる。
本発明者の知見によれば、堆積膜が非晶質シリコンである場合においては、第1のガスの温度が25℃で、反応室内壁の温度が25℃の場合、堆積物の単位体積あたり15g/m以上の水が反応室内に導入されることで本発明の効果が確認された。なおこの値は、第1のガスの温度、反応室内壁の温度に応じて適宜調整すれば良い。
本発明において上記反応室内に導入する水分量に上限は無いが、反応室内で液化すると反応室内部の部材や残留物等と不必要な化学反応を起こす場合がある為、液化しない範囲が望ましい。
次に本発明の別の好ましい実施形態について説明する。
図2は本発明の実施例に用いられたプラズマCVD装置を模式的なブロック図で概略的に図示している。
図2のプラズマCVD装置においては、堆積膜を形成する反応室201内に基板支持電極202と対向電極(ガス吹出し電極)204が互いに対面して配置されている。アースに接続された基板支持電極202は基板203を支持し、その基板3を所定温度に加熱するためのヒータ(不図示)を内蔵している。成膜原料ガスは、バルブV201を開けることで多数の開孔を含むガス吹出し面204aを介してシャワー状に基板3へ吹出す。また成膜用排気配管206の下流には真空ポンプ(不図示)が設けられている。バルブV202を開けることで真空に排気され、真空ポンプとバルブV202の間にある圧力調整バルブ(不図示)によって反応室201は所望の圧力に保たれる。ガス吹出し電極204は絶縁部材207により反応室201とは電気的に絶縁されており、高周波電極205、DC電源(不図示)とはマッチングボックス(不図示)を介して電気的に接続されている。
このようなCVD装置において、減圧された反応室201内へたとえばシラン系ガスを含む原料ガスを導入しながら、ガス吹出し電極204に電気的に接続された高周波電源205から高周波電力を印加する。その結果、基板203とガス吹出し電極204との間でグロー放電によるプラズマが発生する。そのプラズマ反応によって原料ガスが分解し、所定温度に加熱された基板203上に所望のシリコン系薄膜が形成され得る。また図示していないが、真空排気可能な基板取り出し室が反応室201に隣接している。そして成膜後の基板は反応室201から基板取り出し室へと移動され、基板取り出し室のみをベントし、基板交換することで反応室201は真空を保持したまま連続して成膜することが可能となっている。
成膜の累積回数又は累積時間が増えるにつれ、CVD反応によって反応室201内壁およびガス吹出し電極204等反応室内部の部材表面上に堆積する不用な堆積物の膜厚も増加する。次にこの不所望な堆積物の除去方法について説明する。
成膜後バルブV201を閉じ成膜原料ガスを止め、反応室201内を真空排気し、バルブV202を閉じ反応室201を真空封止する。バルブV203を開けることで酸素ガスが酸素ガス配管208を通り反応室201へ導入される。その結果、酸素ガスが反応室201内壁および反応室内部の部材表面に堆積した堆積物を剥離する。
反応室201の圧力が0.02MPa程度になったところでバルブV203を閉じ、バルブV204を開けクリーニング用排気配管210の下流に設置されたクリーニング用ポンプ(不図示)により反応室201内の酸素分子を含んだガスをクリーニング用配管210より排気する。
次にクリーニング用ポンプ(不図示)により真空排気しながらバルブV205を開けることで、純度99.9999%以上で酸素分子濃度0.1ppm以下の窒素ガスが窒素ガス配管209を通って反応室201に導入され、反応室201内壁および反応室内部の部材表面から剥離した堆積物を物理的に吹飛ばす。堆積物はクリーニング用排気配管210を通ってトラップ211に捕獲される。
本発明者の知見によれば、酸素分子を含んだガスを反応室内に導入することにより、反応室内壁及び/又は反応室内部の部材表面に堆積した堆積物を強制的、かつ効率的に剥離することができる。この効果については、堆積物に酸素分子が付着または浸透することで内部応力に何らかの変化が生じ、このことにより堆積物が反応室内壁及び/又は反応室内部の部材表面から剥離されるものと考えている。
また、第1のガスとしては純酸素の他に希ガス、窒素、と酸素ガスの混合気体が使用可能であり、第2のガスとしては希ガス、窒素が使用可能である。また、真空排気しながら第1のガスをフローした場合においても本発明の効果は得られる。より好ましくは堆積物の剥離を促進するためには第1の工程として酸素分子を含むガスを反応室に封入して1秒以上封止することが好ましく、さらには1分以上封止することが好ましい。
本発明者の知見によれば、堆積膜が非晶質シリコンの場合においては、第1のガスの温度が25℃、反応室内壁の温度が25℃の場合、堆積物の単位体積あたり20g/m以上の酸素分子が反応室内に導入されることで本発明の効果が確認された。なおこの値は、第1のガスの温度、反応室内壁の温度に応じて適宜調整すれば良い。
本発明において上記反応室内に導入する酸素分子量に上限は無いが、反応室内に酸化しやすい部材がある場合は、不必要な酸化を避けるために適宜酸素分子量の調整をすれば良い。また、反応室内の温度が高いときは酸化を促進する場合があるので、不必要な酸化を避ける為には酸素分子濃度を調整するか、もしくは反応室内の温度が十分下がってから酸素分子を含む第1のガスを導入すれば良い。
(実施例1)
図1のプラズマCVD装置を用いて、多結晶薄膜太陽電池を成膜した実施例を以下において説明する。
成膜原料ガスとしてシランガスと水素ガスを用いた。基板温度200℃、成膜圧力1300Paにおいて、高周波電源としてVHF60MHzを使用する。そして、これにマッチングボックス(不図示)を介してDC電源(不図示)からDC成分を重畳して基板103上に光電変換層の厚さ約3μmの多結晶シリコン太陽電池を成膜する。
このような系においては、通常DC電流値が一定となるようにDC電圧値をコントロールするが、成膜の累積回数が増加するにつれてガス吹出し電極104上に堆積する不用な非晶質シリコン堆積物の膜厚も増大し抵抗成分も増大する。このため、重畳するDC電圧値も増大しなければならない。
本実施例では成膜回数が累計1回目ではDC電流−2A流すために必要なDC電圧値が−100Vであるのに対し、成膜回数40回目では必要なDC電圧値が−300Vにまで増大する。DC電圧値が増大することは、ガス吹出し電極104と基板103との間でスパークが発生する可能性が高くなることを意味する。そして、一旦スパークが発生すれば反応室101へも甚大な被害を及ぼすため、一定値以上のDC電圧値となった場合にはガス吹出し電極104上の堆積物を除去しなければならない。
本実施例では累計40回成膜した後に基板支持電極102に内臓のヒータ(不図示)をOFFし、反応室101を室温程度に下げた後、反応室1を5Pa以下で真空封止する。そして、堆積物を剥離する第1の工程としてバルブV103、V104を開けて反応室101内に水を含んだ窒素を0.07MPaまで導入し、5分間放置する。次にバルブV103、V104を閉めV105を開けて水を含んだガスを排気する。その後堆積物を物理的に除去する第2の工程として、バルブV106を開けた状態でバルブV107を数回開閉してドライな窒素を反応室101内へ導入する。そして、反応室101およびガス吹出し電極104上の堆積物をトラップ114で捕獲するために吹き飛ばす。
堆積物除去工程終了後、再度上述の成膜条件で多結晶シリコン太陽電池を成膜するとDC電圧値は−100Vに戻る。また、得られる多結晶シリコン太陽電池の特性も良好である。このことはガス吹出し電極104上の堆積物が除去され、さらにはコンタミネーションとしての水も排除されることを意味する。そして、成膜終了後装置のパージを行い、トラップ114を取り外してトラップ114の内部を観察すると、堆積物が捕獲されていることが確認される。
このように本発明における堆積物除去方法によって、反応室1のドライエッチングや分解の必要が無くなり、タクトタイムや歩留まり、装置稼働率を大幅に改善することができる。
(比較例1)
図1のCVD装置を用いて、実施例1と同様の手順で多結晶薄膜太陽電池を累計40回成膜する。その後、堆積物を除去するための第1のガスとして水の体積%540ppb程度の十分に乾燥した窒素をガス吹出し電極104より反応室101内に0.07MPaまで導入する。そして、第2のガスとして実施例1と同様に第2ガス用配管112より窒素を導入する。
累計成膜回数40回後は実施例1同様、DC電流−2A流すために必要なDC電圧値は−300Vであるが、堆積物除去工程後はDC電圧値は−250Vとなる。
これは、第1工程としては乾燥した窒素を導入するために堆積物は剥離しないが、第2の工程において若干堆積物を吹き飛ばしたため抵抗成分が減少するものと考えている。そして、トラップ内にも実施例1の1/4程度の堆積膜の捕獲がみられる。
上記比較例1からも第1のガスとして、水を含むガスを導入することによる堆積膜の剥離効果は明白である。
なお、堆積物の膜厚、膜の構造、膜の密度、反応室内壁の温度等により、堆積物を剥離させるために必要な内部応力の変化量も異なる。よってこれらの条件により剥離に必要な水分量も変化するため、堆積物を剥離するために必要な第1のガスの湿度や、反応室へ第1のガスを導入する際の封入圧力も変化する。このため、あらかじめ予備実験等で本発明の効果を得るために必要な湿度を求めておくことが好ましい。
(実施例2)
図2のプラズマCVD装置を用いて、多結晶薄膜太陽電池を成膜した実施例を以下において説明する。
成膜原料ガスとしてシランガスと酸素ガスを用いた。基板温度200℃、成膜圧力1300Paにおいて、高周波電源としてVHF60MHzを使用する。そして、これにマッチングボックス(不図示)を介してDC電源(不図示)からDC成分を重畳して基板3上に光電変換層の厚さ約3μmの多結晶シリコン太陽電池を成膜する。
このような系においては、通常DC電流値が一定となるようにDC電圧値をコントロールする。しかし、成膜の累積回数が増加するにつれてガス吹出し電極204上に堆積する不用な非晶質シリコン堆積物の膜厚も増大し抵抗成分も増大するため、重畳するDC電圧値も増大しなければならない。
本実施例では成膜回数が累計1回目ではDC電流−2A流すために必要なDC電圧値が−100Vであるのに対し、成膜回数40回目では必要なDC電圧値が−300Vにまで増大する。DC電圧値が増大することは、ガス吹出し電極204と基板203との間でスパークが発生する可能性が高くなることを意味する。そして、一旦スパークが発生すれば反応室1へも甚大な被害を及ぼすため、一定値以上のDC電圧値となった場合にはガス吹出し電極204上の堆積物を除去しなければならない。
本実施例では累計40回成膜した後に基板支持電極202に内臓のヒータ(不図示)をOFFし、反応室201を室温程度に下げた後、反応室201を5Pa以下で真空封止し、堆積物を剥離する第1のガスとしてバルブV203を開けて反応室101内に酸素ガスを0.02MPaまで封入する。次にバルブV203を閉めV204を開けて酸素分子を含んだガスを排気する。その後堆積物を物理的に除去する第2の工程として、バルブV204を開けた状態でバルブV205を数回開閉して窒素を反応室201内へ導入する。そして、反応室201およびガス吹出し電極204上の堆積物をトラップ214で捕獲すべく吹き飛ばす。
堆積物除去工程終了後、再度上述の成膜条件で多結晶シリコン太陽電池を成膜するとDC電圧値は−100Vに戻っており、得られる多結晶シリコン太陽電池の特性も良好である。このことはガス吹出し電極204上の堆積物が除去されることを意味する。そして、成膜終了後装置のパージを行い、トラップ211を取り外してトラップ211の内部を観察すると、堆積物が捕獲されていることが確認される。
このように本発明における堆積物除去方法によって、反応室201のドライエッチングや分解の必要が無くなり、タクトタイムや歩留まり、装置稼働率を大幅に改善することができる。
(比較例2)
図2のCVD装置を用いて、実施例2と同様の手順で多結晶薄膜太陽電池を累計40回成膜する。その後、堆積物を除去するための第1のガスとして純度99.9999%以上で酸素分子濃度0.1ppm以下の窒素をガス吹出し電極204より反応室201内に0.02MPaまで導入する。そして、第2のガスとして実施例2と同様に第2ガス用配管212より第1のガスと同じ窒素を導入する。
累計成膜回数40回後は実施例1同様、DC電流−2A流すために必要なDC電圧値は−300Vである。そして、堆積物除去工程後はDC電圧値は−250Vとなる。
これは、第1工程として純窒素を導入すると堆積物は剥離しなかいが、第2の工程において若干堆積物を吹き飛ばしたため抵抗成分が減少したものと考えている。そして、実トラップ内にも実施例1の1/4程度の堆積膜の捕獲がみられる。
上記比較例2からも第1のガスとして、酸素分子を含むガスを導入することによる堆積膜の剥離効果は明白である。
なお、本実施例では酸素分子を反応室201内に封入して剥離を行ったが、また堆積物の膜厚、膜の構造、膜の密度、反応室内壁の温度等により、堆積物を剥離させるために必要な内部応力の変化量も異なる。よってこれらの条件により剥離に必要な酸素分子量も変化するため、堆積物を剥離するために必要な第1のガスの酸素分子濃度や、反応室へ第1のガスを導入する際の封入圧力も変化する。このため、あらかじめ予備実験等で本発明の効果を得るために必要な酸素分子量を求めておくことが好ましい。
本発明による堆積物除去方法を実施しうるプラズマCVD装置を図解する模式的なブロック図である。 本発明による堆積物除去方法を実施しうるプラズマCVD装置を図解する模式的なブロック図である。
符号の説明
101、201 反応室
102、202 基板支持電極、
103、201 基板
104、204 ガス吹出し電極
104a、204a ガス吹出し面
105、205 高周波電源
106、206 成膜用排気配管
107、207 絶縁部材
108 ガス配管
109 第1ガス用配管
110 タンク
111 純水
112 第2ガス用配管
113、210 クリーニング用排気配管
114、211 トラップ
V101〜V107、V201〜V205 バルブ
208 酸素ガス配管
209 窒素ガス用配管

Claims (6)

  1. 堆積膜を形成する反応室内壁及び/又は前記反応室内部の部材表面に堆積する堆積物の少なくとも一部を前記反応室内壁及び/又は前記反応室内部の部材表面から剥離する第1の工程と、剥離した前記堆積物を物理的に除去する第2の工程とを有することを特徴とする堆積物除去方法。
  2. 前記第1の工程が、前記反応室内に水を含む第1のガスを導入する工程であることを特徴とする請求項1に記載の堆積物除去方法。
  3. 前記第2の工程が、前記反応室内に前記第1のガスよりも少ない水を含むか、水を全く含まない第2のガスを導入する工程であることを特徴とする請求項2に記載の堆積物除去方法。
  4. 前記第1の工程が、前記反応室内に酸素分子を含む第1のガスを導入する工程であることを特徴とする請求項1に記載の堆積物除去方法。
  5. 前記第2の工程が、前記反応室内に前記第1のガスよりも少ない酸素分子を含むか、酸素分子を全く含まない第2のガスを導入する工程であることを特徴とする請求項4に記載の堆積物除去方法。
  6. 前記反応室内壁及び/又は前記反応室内部の部材表面に堆積する堆積物がシリコン膜であることを特徴とする請求項1から5に記載の堆積物除去方法。
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