JP2010001536A - 溶銑の脱りん方法 - Google Patents

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【課題】蛍石を使用せず、生産性を低下させず、しかも低P鋼を効率よく製造する。
【解決手段】蛍石を使用せずに、上底吹き転炉を用いて溶銑からりんを除去する方法である。脱りん吹錬終了後にスラグを分析して得られる実塩基度(前記スラグ中のCaO質量濃度とSiO2質量濃度との比)が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用する。
【効果】実塩基度が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用することで、蛍石を使用せず、かつ生産性を低下させずに、低P鋼を効率よく製造することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、溶銑の脱りん処理において、蛍石に代表されるハロゲン化物を用いることなく、脱りん処理の効率を向上させることができる方法に関するものである。
近年、りん(P)の含有量が低い低P鋼の需要増加に伴い、溶銑段階で予備脱りんを行って溶銑中のりんを除去した後、転炉で脱炭吹錬を実施する製鋼方法が発展してきた。この際の予備脱りん処理は、トーピードカーや溶銑鍋、或いは転炉等の設備を使用し、CaO系の精錬剤と酸素源を添加して行われる。
この予備脱りん処理において、脱りん反応を効率的に行わせるには、スラグ組成やスラグ量等の調整が重要である。特に、蛍石を精錬剤に添加することで、スラグの溶融性が向上することは従来から知られており、実操業において、幅広く利用されてきた。
しかしながら、スラグの利材化という観点において、最近では、環境問題によりフッ素に関わる法規制が厳格化され、製鋼スラグ製品にもフッ素の溶出量及び濃度の規制が行われる状況にある。
このため、スラグ中のフッ素濃度を厳格な規制値を超えないレベルまで低下させる必要があり、蛍石等のハロゲン化物を使わない溶銑脱りん技術の開発が強く望まれている。
ハロゲン化物を用いない溶銑の脱りん方法として、少なくとも一部に化合したCaOとFeOを含んだ、主成分をCaOとFeOとする精錬剤を添加する方法が、特許文献1で開示されている。
特開2005−314760号公報
この特許文献1で開示された発明は、処理前の溶銑中Si濃度が0.20質量%以下のものを対象とし、その脱りん剤中の成分や、全CaO分のうちでその精錬剤により添加されるべき比率などを規定している。
また、CaO源の粉末と酸化鉄粉末を、CaO/FeOの割合が特定の範囲になるように混合して成形し、好ましくはそれを加熱処理して少なくとも一部にカルシウムフェライトを生成させたものを脱りん用フラックスとして用いる低りん溶銑の製造方法が、特許文献2に開示されている。
特開2001−181723号公報
この特許文献2で開示された発明も、脱りん処理前の溶銑中Si濃度が0.20質量%以下のものを対象とし、その脱りん用フラックスの成分や、溶銑への供給方法などを規定している。
しかしながら、特許文献1では、わずかにスラグ塩基度が1.2を超える場合に適すると説明されているのみで、精錬剤の使用方法については殆ど開示されていない。また、特許文献2でも、そのフラックスの使用方法は殆ど開示されていない。
本発明が解決しようとする問題点は、従来、提案されている蛍石等のハロゲン化物を使わない溶銑の脱りん方法においては、精錬剤の使用方法について、具体的に開示されたものはなかったという点である。
蛍石を使用しないで、効率よく脱りんする方法として、発明者らは、低融点化合物であるカルシウムフェライトを利用し、更にそれをコスト面、生産性を考慮した上で効率良く使用する方法について検討した。
その結果、スラグの実塩基度、精錬剤の粒度、組成、及びCaO成分の投入方法が重要であることを知見した。ここで、スラグの実塩基度とは、スラグ中のCaO質量濃度とSiO2質量濃度との比で、脱りん吹錬終了後に転炉内からスラグサンプルを採取し、それを分析して得られるCaOの質量濃度とSiO2の質量濃度との比である。
本発明の溶銑の脱りん方法は、発明者らの知見に基づいてなされたものであり、
蛍石を使用せず、生産性を低下させず、しかも低P鋼を効率よく製造するために、
蛍石を使用せずに、上底吹き転炉を用いて溶銑からりんを除去する方法において、
脱りん吹錬終了後にスラグを分析して得られる実塩基度が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用することを最も主要な特徴としている。
本発明におけるカルシウムフェライトとは、CaOとFe23との化合物であって、CaOとFe23との割合は4:6〜3:7のものをいう。
また、カルシウムフェライトを含んだ精錬剤とは、前記カルシウムフェライトを90質量%以上、Al23を5質量%以上含むプリメルト精錬剤である。不純物として、カルシウムフェライト以外の形態で含まれるCaOや、MgOなどを含んでいる。
本発明では、実塩基度が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用することで、蛍石を使用せず、かつ生産性を低下させずに、低P鋼を効率よく製造することができる。
以下、発明者らによる知見から課題解決に至るまでの過程と共に、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を用いてさらに詳細に説明する。
P濃度(以下、[P]とも記す。)が0.025質量%以下の低P溶銑を溶製する場合、脱りん処理後の実塩基度(CaO/SiO2)が1.8未満と低い場合は、脱りん処理に有効なCaOの存在量が少ないので、脱りん処理の能力が低い。
従って、図1に示したように、P濃度が0.025質量%を超える溶銑も少なからず溶製されて、目標としている[P]≦0.025質量%の低P溶銑を安定して得ることができない。
以上より、脱りん処理後の[P]≦0.025質量%の低P溶銑を、安定的に得るためには、脱りん処理後の実塩基度が高くなるようにすれば良いことが分かる。
しかしながら、脱りん処理後の実塩基度が高くなるようにして脱りん処理を促進させようとしても、蛍石を用いない場合は、精錬剤であるCaOの溶融性が低下するため、脱りん処理後の実塩基度が高くなり難い。装入する生石灰量を増やして装入塩基度を高めても、脱りん処理後の実塩基度が2.0以上になることはなく、未溶解のCaOが多く存在することになる(図2中の○印参照)。
そこで、発明者らは、脱りん処理後の実塩基度が高くなるようにするための手段として、カルシウムフェライトを90%以上、及びAl23を5%以上含んだ精錬剤(以下、単にカルシウムフェライトを含む精錬剤と言う。)を利用することに着目した。
このようなカルシウムフェライトを含む精錬剤は、融点が1400℃前後と低いため、容易に溶融することが可能である。よって、この精錬剤を投入することで、蛍石を投入しなくても、容易に脱りん処理後の実塩基度が1.8以上となるようにできる(図2の●印参照)。
図2中の○印は塩基度の調整に係るCaOの供給を、すべて粒径が20〜35mmの生石灰で行った場合のもの、●印は装入塩基度が1.5までを粒径が20〜35mmの生石灰で行い、残りはカルシウムフェライトを用いて調整したものである。
しかしながら、図2によれば、2.6を超える実塩基度を確保するためには、3.5以上の装入塩基度が必要となり、コストの上昇と共に、未溶解のCaOが多く存在して、路盤材特性に必要な水浸膨張率を得ることができず、処理後のスラグの利材化が困難になる。
よって、処理後の実塩基度が1.8以上、2.6以下になるように、精錬剤として生石灰等を用いて溶銑にCaO成分を添加するに際し、少なくとも一部のCaO源としてカルシウムフェライトを用いることが必要となる。これが、請求項1に係る発明である。
より具体的には、カルシウムフェライトを含む精錬剤を除く、生石灰等の副原料を装入塩基度が1.5となるように投入した後、それ以上の塩基度にするため、溶融が容易なカルシウムフェライトを装入して、実塩基度を1.8以上、2.6以下に調整するのである。
ところで、カルシウムフェライトを含む精錬剤はコストが高いので、投入量を極力低減することが必要である。
そこで、発明者らは、蛍石を用いずに脱りん処理をする場合においても、粒径が5mm以下の生石灰を用いた場合は、装入塩基度が1.5以下の場合については、溶融性(滓化率)がほぼ100%であることに着目し(図3参照)、以下のようにすることとした。
すなわち、装入塩基度が1.5以下の場合は、粒径が5mm以下の安価な生石灰を投入する。一方、装入塩基度が1.5を超える場合は、生石灰を投入しても脱りん剤の融点が高くなってCaOの溶融がすすまないので、所定の処理後の塩基度を得るための残りのCaOを融点の低いカルシウムフェライトで補うこととする(図4の▲印)。これが請求項2に係る発明である。
ここで、装入塩基度とは、(使用する生石灰に含まれるCaOの質量)/(使用する溶銑とスクラップに含有されるSi質量×2.14+使用する副原料に含まれるSiO2の質量)をいう。
使用する副原料のうち、生石灰にはCaOが一般に92〜98質量%含まれており、他の成分は、CO2の外、微量の不純物としてAl23、MgO等が含まれている。しかしながら、本願発明の実施においては、操業管理上は生石灰を「CaOを95質量濃度含むもの」として扱えば十分である。なお、生石灰の代替物として、石灰石やドロマイトや転炉スラグを使用する場合には、それらに含まれているCaO含有濃度に基づいて生石灰相当量に換算し、装入塩基度を計算すればよい。「カルシウムフェライトを含む精錬剤」に含まれるCaOも、装入塩基度の計算に係る生石灰に換算する。
また、スクラップに含まれるSi質量は、使用するスクラップの種類毎にスクラップ質量とSi質量濃度を求めて計算してもよいが、操業管理上は使用するスクラップの全質量とそのSi質量濃度として0.20質量%とを用いて計算できる。スクラップ代替品として冷銑を用いる場合もあるが、この場合も、上記したスクラップの場合に準じて計算すればよい。
なお、使用する副原料は、溶銑やスクラップ等の鉄源を除いたもので、生石灰を含む転炉内装入物の総称であって、鉄鉱石、スケール、転炉スラグなどが含まれる。
次に、発明者らは、カルシウムフェライトを含む精錬剤の投入時期について検討した。
吹錬初期は、生石灰による脱りん処理を行うので、カルシウムフェライトを含む精錬剤の投入はその後になるが、この精錬剤の投入が吹錬の末期になると、精錬剤が溶融するまでの時間が足りなくなって、脱りん処理後に1.8以上、2.6以下の実塩基度が得られなくなる。一方、転炉における精錬時間は10分程度である。
以上の点を考慮した結果、前記精錬剤の投入時期は吹錬時間の35%〜80%までの間に投入することが望ましいことが分かった。これが請求項3に係る発明である。
また、吹錬初期に精錬剤として投入する生石灰の溶融性(滓化率)を良くするためには、生石灰の粒径をより細かくすることが有効的である。しかしながら、粒径が5mm以下のさらに細かい粒度分布の生石灰を転炉の上方から投入した場合、集塵ロスが増加してしまう。
よって、粒径が5mm以下のより細かい粒度の生石灰を投入する場合には、上吹きランスから酸素と共に溶銑に吹き付けることが望ましい。このようにすれば、集塵ロスの増加を解消することができると共に、CaOの溶解性がさらに良くなる(図5中の△印参照)。これが請求項4に係る発明である。このとき吹き付ける生石灰の量は多いほど良く、供給する全生石灰の30質量%以上とすることが好ましい。
また、前記生石灰を吹き付ける期間は、精錬剤の溶融時間を考慮して、吹錬時間の80%までとすることが望ましい。これが請求項5に係る発明である。
以下、本発明の効果を確認するために行った試験結果について説明する。
高炉から出銑された下記表1に示す化学組成の溶銑に、取鍋内で脱硫剤を加え、羽根で攪拌して脱硫処理をした後(KR法)、この脱硫処理後の溶銑を、脱りん処理用の上底吹きの230ton転炉に装入した。
Figure 2010001536
上吹きランスは内径が50mmの4孔のものを使用し、送酸速度は25000Nm3/hr〜30000Nm3/hrの間で変化させた。また、底吹きは4本の羽口からN2ガスを5400Nm3/hrで供給することで行った。
上吹きランスから粒径が3mm以下の粉体CaOを吹き付ける場合の吹き込み速度は500kg/分とした。また、吹錬時間は8〜10分で、処理後の温度は1290〜1300℃となるように制御した。
精錬剤の投入条件を種々変化して試験を行った。脱りん処理後の溶銑の化学組成を、下記表2に示す。また、試験に使用したCaO・Fe23の組成は、CaO=35質量%、Fe23=65質量%のものである。
Figure 2010001536
試験条件を下記表3に、試験結果を下記表4に示す。
試験1〜試験4は本発明の実施例、試験5〜試験7は比較例で、いずれの実施例、比較例も蛍石を投入せずに行った。
このうち、試験1は粒径が20〜35mmの生石灰を投入した後、吹錬の10%の時期にカルシウムフェライトを投入した請求項1に対応する例である。試験2は粒径が5mm以下の生石灰を投入して塩基度を1.47にした後、吹錬の10%の時期にカルシウムフェライトを投入した請求項2に対応する例である。
また、試験3は粒径が5mm以下の生石灰を投入して塩基度を1.48にした後、吹錬の50%の時期にカルシウムフェライトを投入した請求項3に対応する例である。試験4は粒径が3mm以下の生石灰を粉体で吹き付けて塩基度を1.48にした後、吹錬の50%の時期にカルシウムフェライトを投入した請求項4、5に対応する例である。
一方、試験5〜7は、何れもカルシウムフェライトを投入せずに、全量、生石灰を投入した例である。このうち、試験5は粒径が20〜35mmの、試験6は粒径が5mm以下の生石灰を投入した例で、試験7は粒径が3mm以下の生石灰を上吹きで吹き付けた例である。
Figure 2010001536
Figure 2010001536
表4より明らかなように、本発明によれば、蛍石を使用しなくても、実塩基度が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を、少なくとも一部に使用することで、生産性を低下させずに、[P]≦0.025質量%の低P鋼を効率よく製造することができる。
その際、試験1より試験2、試験2より試験3、試験3より試験4になるほど、溶銑中のP濃度が少なくなっていることが分かる。
一方、比較例の場合、何れも実塩基度が1.8未満であったため、溶銑中のP濃度は0.025質量%を超えている。
本発明は上記の最良の形態例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範囲内で、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
実塩基度と脱りん後のりん濃度の関係を示した図である。 装入塩基度と実塩基度の関係を示した図で、粒径が20〜35mmの生石灰にカルシウムフェライトを投入した場合の効果を示したものである。 装入塩基度と実塩基度の関係を示した図で、投入するCaOの粒径の変化による関係を示したものである。 装入塩基度と実塩基度の関係を示した図で、図2の関係に粒径が5mm以下のCaOとカルシウムフェライトを投入した例を加えたものである。 装入塩基度と実塩基度の関係を示した図で、図4に粒径が3mm以下のCaOを上吹きし、カルシウムフェライトを投入した例を加えたものある。

Claims (5)

  1. 蛍石を使用せずに、上底吹き転炉を用いて溶銑からりんを除去する方法において、
    脱りん吹錬終了後にスラグを分析して得られる実塩基度(前記スラグ中のCaO質量濃度とSiO2質量濃度との比)が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用することを特徴とする溶銑の脱りん方法。
  2. 前記脱りん吹錬に際し、使用する各種原料中の化学成分含有質量から計算される装入塩基度{(使用する生石灰に含まれるCaOの質量)/(使用する溶銑とスクラップに含有されるSi質量×2.14+使用する副原料に含まれるSiO2の質量)}が1.5となるように、粒径が5mm以下の生石灰を使用し、
    装入塩基度が1.5を超える量のCaO成分を、前記カルシウムフェライトを含む精錬剤によって供給することを特徴とする請求項1に記載の溶銑の脱りん方法。
  3. 前記カルシウムフェライトを含む精錬剤の添加を、上吹きランスによる酸素供給の開始後に、酸素供給時間の35%以上、80%以下の間に行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の溶銑の脱りん方法。
  4. 前記の粒径が5mm以下の生石灰を粒径が3mm以下となるようにして、上吹きランスより酸素と共に溶銑へ吹き付けることを特徴とする請求項2又は3に記載の溶銑の脱りん方法。
  5. 前記の粒径が3mm以下の生石灰を溶銑へ吹き付ける期間を、上吹きランスから溶銑へ酸素を吹き付ける期間の80%までに終了することを特徴とする請求項4に記載の溶銑の脱りん方法。
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