JP2009545187A - 常温動作単電子素子及びその製作方法 - Google Patents

常温動作単電子素子及びその製作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、常温動作単電子素子及びその製作方法に関し、特に、多数個のシリサイド金属点を直列に形成し、金属点を多重量子ドットとして用いて、常温で動作する単電子素子及びその製作方法に関する。
【解決手段】
ソース13とドレイン14との間に金属膜42を蒸着し、熱処理で多数個の金属点シリサイドを形成して、量子ドット41として用いることにより、非常に小さい電気容量を有する多数個の量子ドット41の構成が可能であり、これにより、常温でも素子の動作機能性が向上され、低電力、高集積度を有する常温動作単電子素子及びその製作方法を提供する。
【選択図】図18

Description

本発明は、常温動作単電子素子及びその製作方法に関し、特に、多数個のシリサイド金属点を直列に形成し、金属点を多重量子ドットとして用いて、常温で動作する単電子素子及びその製作方法に関する。
単電子素子は、消費電力が非常に小さいため、既存の素子に比べて回路の集積度を向上させることができる。特に、単電子素子はゲート電圧によって、ドレイン電流が周期的に増減するという非常に特別な特性を有している。
これを更に詳細に説明すると、ゲート電圧の増加で量子ドットに誘導電荷が増えて、量子ドットの誘導電荷量が基本電荷に到逹すると、ソースから一つの電子がトンネリング(tunneling)して、誘導電荷量を相殺させて、量子ドットのポテンシャルエネルギーを最小化させる。このように、ゲート電圧によって増加される量子ドット内の連続的な値の誘導電荷量が、ソースからのトンネリング電子によって相殺されて、エネルギーを最小化しようとする現象は、ゲート電圧をスウィーピング(sweeping)しながら、周期的に繰り返すようになり、このような現象をクーロン振動と呼ぶ。すなわち、クーロン振動は、ゲート電圧の変化によるドレイン電流の周期的なオン/オフで観測される。クーロン振動において、クーロン・ブロッケード(Coulomb blockade)領域とトンネリング領域とが規則的に振動することで、各々の領域に対して、”0”、”1”の信号を周期的に現わす。
単電子素子は、クーロン・ブロッケード效果により、一つの電子を電極から加えるか、電極から減ずることができる素子であって、電力消耗が少なく、集積度において既存の相補形金属酸化膜半導体(Complementary metal−oxide−semiconductor:CMOS)に代わる次世代素子として台頭してきている。
現在は、単一量子ドットの大きさのみを小さくして、電気容量を減らす形態で素子の動作温度を高めているが、金属点を用いた多重量子ドットを形成すると、単電子素子自体の電気容量が減少されるので、これで単電子素子の動作温度を常温に上げることができる。量子ドットが直列に配列されると、同じ電気容量の量子ドットの個数が増加することによって、全体電気容量は減少するようになる。
一般的に、シリサイドの主な用途は、次の通りである。半導体素子のデザインルール(design rule)が、更に厳しくなることにより、ゲートでの高いシート抵抗(sheet resistance)は、素子の動作速度を低下させる主な原因となる。したがって、低抵抗のゲート電極の製造が素子動作の速度改善に必須的である。このような抵抗改善のために、比抵抗値が低い耐熱金属で形成されたシリサイド(refractory metal silicide)を有するゲート電極として使用された。
上記の従来の単電子素子は、具体的に図示されていなかったが、次の二つの形態で示すことができる。一つは、チャンネルを形成した後、チャンネルの形態により熱酸化工程によって、量子ドットを形成する方式であるが、この方式を通じて、常温で動作する素子を製作するためには、非常に小さい量子ドットが必要であり、接合部分の電気容量を調節することが容易ではないので、製作が容易ではない。
また、もう一つは、単一基板に電子線リソグラフィと反応性イオンエッチングとを通じて、多数個の量子ドットを直列に形成して、量子ドットの全体電気容量を減らす形態であって、常温で動作する単電子素子を具現する方式であるが、常温で動作する素子を形成するために、単一量子ドットの大きさが大きく形成されるから、アクティブ領域の長さがμm領域まで大きくなり、単電子素子の基本的な特性である集積度の向上に多くの困難があった。
本発明は、従来の問題点を解決するためのものであって、特に、ソースとドレインとの間に金属膜を蒸着し、熱処理で多数個のシリサイド金属点を形成して、量子ドットとして用いることにより、非常に小さい電気容量を有する多数個の量子ドットの構成が可能であり、これにより、常温でも素子の動作機能性が向上され、低電力、高集積度を有する常温動作単電子素子及びその製作方法を提供することに、その目的がある。
上記のような目的を達成するための手段として、本発明による常温動作単電子素子の製作方法は、シリコン基板12上に、絶縁層11とシリコン層10とが順次に積層されてなされたSOI基板の前記シリコン層10をエッチングして、アクティブ領域10aを形成する第1の段階と、前記アクティブ領域10aの中央チャンネル部にマスク20を形成し、前記アクティブ領域10aの一部に不純物イオンを注入して、ソース領域とドレイン領域とを形成する第2の段階と、前記SOI基板の上部全面に、シリコン酸化膜30を形成する第3の段階と、前記アクティブ領域10aのチャンネル部分をエッチングして、シリサイド・トレンチ31を形成する第4の段階と、前記SOI基板の上面全体に、酸化膜40を成膜する第5の段階と、前記酸化膜40の上面全体に、金属膜42を成膜する第6の段階と、前記金属膜42の一部を熱処理して、シリサイドを形成し、前記シリコン酸化膜30とシリサイド化されていない前記金属膜42とを除いて、直列のシリサイド量子ドット41を形成する第7の段階と、前記SOI基板の上部全面に、ゲート酸化膜50a、50bを成膜する第8の段階と、前記アクティブ領域10aの両端に形成されたソース13とドレイン14との上部に位置した前記ゲート酸化膜50a、50bの一部をエッチングして、各々コンタクトホールを形成し、前記コンタクトホールが埋め立てられるように金属膜42を成膜して、ソース・パッド60とドレイン・パッド61とを形成する第9の段階と、前記シリサイド・トレンチ31の上部に、レジストパターンを形成して、ゲートを形成する第10の段階と、を含むことを特徴とする。
そして、前記アクティブ領域10aの長さは1〜100nmであり、幅は10〜15nmで構成することができる。
また、前記アクティブ領域10aは、フォトリソグラフィ、電子線リソグラフィ、または、反応性イオンエッチング方法によって形成することができる。
尚、前記シリコン酸化膜30は、厚さが2〜10nmになるように成膜することができる。
また、前記第3の段階における前記シリコン層10の厚さは、40〜45nmであり、幅は6〜10nmになるように処理することが望ましい。
そして、前記第4の段階は、前記アクティブ領域10aのチャンネル部分の厚さが2〜10nmになるように、反応性イオンエッチングによることができる。
そして、前記第5の段階の前記酸化膜40は、過酸化水素水、または空気中に放置する方式で形成することができる。
また、前記第6の段階の前記金属膜42は、コバルトを用いることが望ましい。
尚、前記第6の段階の前記金属膜42は、厚さが0.1〜1nmになるように、電子線蒸着機、または、分子線エピタキシーで成膜することができる。
そして、前記第7の段階は、電子線リソグラフィ方式を用いて熱処理することにより、前記シリサイド量子ドット41を形成することができる。
また、前記第7の段階の前記シリコン酸化膜30は、BOEによって除かれ、前記シリサイド化されていない前記金属膜42は、硫酸と過酸化水素との混合溶液によって除くことができる。
そして、前記第7の段階の前記シリサイド量子ドット41は、直径が2〜10nmで、1〜50個形成されることが望ましい。
また、前記第8の段階の前記ゲート酸化膜50a、50bの厚さは、30〜50nmで、化学気相蒸着法によって形成することができる。
そして、前記第8の段階で、前記ゲート酸化膜50a、50bの厚さは、100〜300mmであり、前記シリサイド・トレンチ31上の前記ゲート酸化膜の厚さは、30〜50mmになるように、化学気相蒸着法によって形成することができる。
そして、前記ゲートは、コントロールゲート62、または、T型ゲート63で構成可能である。
尚、前記ゲートの厚さは、100〜500nmになるようにする。
上記のような本発明の目的は、シリコン基板12上に、絶縁層11とシリコン層10とが順次に積層されてなされたSOI基板の前記シリコン層10をエッチングして、アクティブ領域10aを形成する第1の段階と、前記アクティブ領域10aの中央チャンネル部にマスク20を形成し、前記アクティブ領域10aに不純物イオンを注入する第2の段階と、前記SOI基板の上部全面に、シリコン酸化膜30を形成する第3の段階と、前記アクティブ領域10aのチャンネル部分のシリコン酸化膜30をマスクとして用いて、チャンネル部分をエッチングして、シリサイド・トレンチ31を形成する第4の段階と、前記SOI基板の上面全体に、金属膜42を蒸着して、シリサイド化する第5の段階と、前記シリコン酸化膜30、及びシリサイド化されていない前記金属膜42を除いて、直列のシリサイド量子ドット41を形成する第6の段階と、前記SOI基板の上部全面にかけて、保護膜70を形成する第7の段階と、前記アクティブ領域10aの両端に形成されたソース、及びドレインの上部に位置した保護膜70をエッチングして、各々コンタクトホールを形成し、前記各コンタクトホールが埋め立てられるように金属膜を蒸着して、ソース・パッド60、及びドレイン・パッド61を形成する第8の段階と、前記SOI基板の底面に金属膜を蒸着して、ボトムゲート64を形成する第9の段階と、を含むことを特徴とする常温動作単電子素子の製作方法によって、達成可能である。
また、上記のような本発明の目的は、上記のような製作方法によって製作された常温動作単電子素子によっても達成可能である。
本発明による常温動作単電子素子は、ソースとドレインとの間に多数個の金属点シリサイド量子ドットを直列に形成して、単電子素子の全体電気容量を減らすことができるため、単電子素子の作動効率を向上させることができる。
特に、チャンネル上部にT型ゲートを形成し、量子ドット領域でのみポテンシャルを調節することができるようになり、ソース、及びドレイン領域との電気的干渉が生じないので、常温でも単電子素子を作動させることができるようになる。
そして、コバルトを用いて金属点シリサイドを形成することにおいて、酸化膜が形成された金属膜を用いて、シリサイド量子ドットを均一な大きさと一定の密度分布で形成し、より安定的な量子ドットを形成することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明による常温動作単電子素子の製作方法に対する望ましい実施例を説明する。
(第1の実施例)
図1乃至図18は、本発明による常温動作単電子素子の製作方法による状態を示した図面である。
第1の段階は、SOI基板にアクティブ領域10aを形成する段階である。ここで、アクティブ領域10aは、後述するソース13とドレイン14と、これらを連結するチャンネルとを含んで構成される。SOI基板は、シリコン基板12上に絶縁層11とシリコン層10とが、順次に積層された構造からなる基板である。アクティブ領域10aは、SOI基板のシリコン層10をエッチングして形成する。
シリコン層10の厚さは約50nmになるようにし、アクティブ領域10aを形成するためのエッチングは、フォトリソグラフィ(Photolithography)、電子線リソグラフィ、または、反応性イオンエッチング方式を用いる。シリコン層10のエッチングで形成されたアクティブ領域10aは、図1に示したように、長さが約1〜100nmになり、幅が約10〜15nmになるようにエッチングすることが望ましい。
第2の段階は、アクティブ領域10aの一部に不純物を注入して、ソース領域とドレイン領域とを形成する段階である。不純物注入のために、アクティブ領域10aの上部、望ましくは、図2に示したように、チャンネル部分の上部にマスク20を形成し、その両側に不純物イオンを注入して、ソース13とドレイン14とを形成する。このとき用いるマスク20としては、ドーピング・マスキング用のフォトレジストパターンを用いることが望ましく、不純物の注入が終了した後、マスク20を除く。マスク20を除く方法は、当業者の範囲で自明であるため、以下で詳細な説明は省略する。
第3の段階は、シリコン酸化膜30を形成する段階である。図3及び図4に示したように、シリコン酸化膜30は、SOI基板のシリコン層10の上に、約2〜10nmの厚さで形成される。シリコン酸化膜30は、熱酸化工程を用いることができる。シリコン酸化膜30を形成することにより、シリコン層10の厚さが薄くなることを考慮し、シリコン層10の厚さが40〜45nm、幅が6〜10nmになるように、シリコン酸化膜30を形成する。シリコン酸化膜30を形成する方法で、熱酸化工程は、チャンネル部分に注入された不純物イオンを熱処理するという意味も有する。
第4の段階は、シリサイド・トレンチ31を形成する段階である。まず、シリサイド・トレンチ31を形成する前に、アクティブ領域10aのチャンネル部分に形成されたシリコン酸化膜30をエッチングする。次いで、残っているシリコン酸化膜30をマスクとして用いて、チャンネル部分のシリコン層10をエッチングすると、図5及び図6に示したように、シリサイド・トレンチ31が形成される。エッチングは、チャンネル部分のシリコン層10の厚さが2〜10nmになるように、反応性イオンエッチング方式でエッチングすることができる。シリサイド・トレンチ31は、後述する金属点シリサイド量子ドットが形成される領域である。
第5の段階は、SOI基板の上面全体に、酸化膜40を成膜する段階である。酸化膜40を形成することにより、均一な大きさと高い密度を有するシリサイド量子ドット41を形成することができる。酸化膜40は、過酸化水素水(H)に約10分間放置するか、空気中に放置する方法などで形成する。
第6の段階は、酸化膜40が形成されたSOI基板全体に金属膜42を成膜する段階である。酸化膜40が形成されたシリサイド・トレンチ31をシリサイド化するために、金属膜42を成膜する。このとき用いられる金属膜42の材質は、シリコン層10とシリサイド化ができる金属であれば、どのようなものを用いても構わないが、望ましくは、コバルト(Co)が良い。金属膜42の成膜は、熱処理工程を通じて成されるが、このとき、電子線蒸着機、または、分子線エピタキシー(molecular beam epitaxy:MBE)を用いて、厚さが0.1〜1nmになるようにする。
第7の段階は、シリサイド量子ドット41の形成段階である。金属膜42は、電子線リソグラフィ工程を通じた熱処理によって、金属点シリサイド化される。このときの金属膜42の下部には、酸化膜40が形成された状態である。金属点シリサイド化は、図8を参考して見るに、金属膜42とシリコン層10であるアクティブ領域10aとが当接する部分、すなわち、シリサイド・トレンチ31の部分でのみ成される。シリコン酸化膜30は、金属膜42と結合しないから、この部分の金属膜42はシリサイド化されていない。シリサイド量子ドット41を形成するために、シリサイド化されていない金属膜42とシリコン酸化膜30とを除く。シリサイド化されていない金属膜42は、硫酸と過酸化水素との混合溶液を用いて除き、シリコン酸化膜30は、BOE(Buffered Oxide Echant)を用いて除く。図11は、このような段階を経って、ソース13とドレイン14との間にシリサイド量子ドット41が形成された状態を示す。
このようなシリサイド量子ドット41は、大きさが約2〜10nmである各金属点の約1〜50個が直列に形成されることが望ましい。単電子素子の全体の電気容量を減らすためである。
第8の段階は、ゲート酸化膜50a、50bの形成段階である。図12に示したように、SOI基板の上面全体にゲート酸化膜50a、50bを蒸着する。ゲート酸化膜50a、50bは、低温で化学気相蒸着装置を用いて蒸着することができるが、ソース13とドレイン14と、シリサイド量子ドット41との間の干渉を考慮して、厚さを異なるようにして形成することができる。
その一例として、図13に示したように、ゲート酸化膜50aの厚さは約30〜50nmで、均一に形成することができる。このようなゲート酸化膜50aの厚さは、その上に形成されるコントロールゲート62によって、ソース13とドレイン14と、シリサイド量子ドット41との間の干渉を避けることができるようにするためである。
また、他の例として、図14に示したように、ゲート酸化膜50bの厚さは100〜300nmの範囲で形成され、特に、シリサイド・トレンチ31の領域上のゲート酸化膜50bは、電子線リソグラフィ方式を用いて、厚さが約30〜50nmになるように形成することができる。これは、シリサイド化する過程で、熱処理によって発生することができる変形を最小化するためである。
第9の段階は、ソース・パッド60とドレイン・パッド61とを形成する段階である。まず、フォトリソグラフィ方式でゲート酸化膜50a、50bをエッチングする。このとき、ソース13、及びドレイン14が現われるように、第1と第2のコンタクトホール(Contact Hole)(図示せず)を形成する。その後、第1と第2のコンタクトホールが埋め立てられるように金属膜42を蒸着し、フォトレジストを除いて、ソース・パッド60とドレイン・パッド61とを形成する。フォトレジストを除く方法は、当業者の範囲で自明であるため、詳細な説明は以下では省略する。
第10の段階は、ゲートを形成する段階である。ゲートは、約100〜500nmの厚さを有するように形成することが望ましく、ゲート酸化膜50a、50bによって、コントロールゲート62(図16、図17に示す)、または、T型ゲート63(図18に示す)で形成される。
コントロールゲート62の場合を説明すると、次の通りである。電子線リソグラフィ、または、フォトリソグラフィを用いて、金属点シリサイド量子ドット41の上部のゲート酸化膜50a、50bの上にレジストパターンを形成する。この後、図17に示したように、シリサイド量子ドット41の上部が埋め立てられるように金属膜42を蒸着した後に、レジストパターンを除いて、コントロールゲート62を形成する。このようなコントロールゲート62は、金属点シリサイド量子ドット41の領域と一部のソース13、及びドレイン14領域とのポテンシャルを変化させるので、容易に製造することができる。
T型ゲート63は、コントロールゲート62と同じ方法で成る。ただ、ゲート酸化膜50a、50bの厚さの違いにより、図18に示したように、T字状となる。このようなT型ゲート63は、金属点シリサイド量子ドット41の上部に位置して、金属点シリサイド量子ドット41のポテンシャルのみ変化させるので、シリサイド量子ドット41とソース13、及びドレイン14領域との干渉を最小化させる長所がある。
本発明の望ましい実施例では、ソース・パッド60とドレイン・パッド61とを先に形成し、ゲートを後工程で製造する場合を説明しているが、ゲートを先に形成し、ソース・パッド60とドレイン・パッド61とを製造することも可能である。
(第2の実施例)
図21は、本発明による常温動作単電子素子の製作方法に対する第2の実施例によって製作された単電子素子の斜視図である。本発明による第2の実施例の第1の段階乃至第4の段階は、第1の実施例の第1の段階乃至第4の段階と同様であるため前述した内容を参照する。
本第2実施例の第5の段階は、シリサイド・トレンチ31が形成されたSOI基板の上面全体に金属膜42を成膜して、シリサイド化する。このとき、金属膜42の材質は、シリコン層とシリサイド化ができる金属であれば、どのようなものでも可能である。本発明の望ましい実施例では、例えば、コバルト(Co)、エルビウム(Er)、チタン(Ti)などがあり、ニッケル(Ni)を用いることができる。
このような金属膜42は、熱処理工程を通じて形成するが、形成時は、電子線蒸着機、または、分子線エピタキシーを用いて、0.1nm〜1nmの厚さくらいに成膜する。
このように形成された金属膜42は、熱処理過程を通じて、金属点シリサイド化される。金属点シリサイド化は、図20と同様に、金属膜42とシリコン層10であるアクティブ領域10aとが当接する部分、すなわち、シリサイド・トレンチ31の部分でのみ成る。シリコン酸化膜30は、金属膜42と結合しないから、残りの部分ではシリサイド化されていない。
第6の段階は、シリサイド量子ドット41を形成する段階である。シリサイド量子ドット41を形成するために、シリコン酸化膜30とシリサイド化されていない金属膜42を除く。シリコン酸化膜30とシリサイド化されていない金属膜42とを除く方法は、前述した第1の実施例で使用した方法と同様である。
第7の段階は、保護膜70を形成する段階である。保護膜70は、シリサイド量子ドット41を含むアクティブ領域10aを保護するためのものであり、シリコン基板12の上部に一定の厚さで形成するようになる。この保護膜70は、第1の実施例のゲート酸化膜50a、50bに該当する。
第8の段階は、ソース・パッド60、及びドレイン・パッド61を形成する段階である。この段階は、ゲート酸化膜に該当する保護膜70に第1と第2のコンタクトホールを形成し、ここに金属膜を蒸着して、ソース・パッド60、及びドレイン・パッド61を形成する。
最後に、第9の段階は、ゲートを形成する段階である。このときのゲートは、シリコン基板12の下部、望ましくは、量子ドットの下に位置するように形成されたボトムゲート(Bottom gate)64である。このボトムゲート64は、シリサイド量子ドット41を制御するゲートで、追加工程無しに製作することができる。特に、金属点シリサイド量子ドットが形成された後、シリサイドに熱処理がされると変形が生じるので、変形を最小限にすることができる。このとき、ゲートの厚さは100nm〜500nmで製作する。
多数個の金属点シリサイド量子ドット41が直列に配列されると、一つの量子ドットに定義される単電子素子に比べて、低い電気容量となるので、本発明による単電子素子は、常温で動作することができる。
一方、本発明は、前述した製作方法によって製造された常温動作単電子素子を含む。
本発明の望ましい実施例を説明したが、発明の要旨と範囲から外れることなく、多様な修正や変形をすることができる。したがって、添付した特許請求の範囲は、本発明の要旨の範囲内において、修正や変形が可能である。
本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第1の実施例で、アクティブ領域が形成された状態を示す斜視図。 本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第1の実施例で、マスクが形成された状態を示す斜視図。 本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第1の実施例で、シリコン酸化膜が形成された状態を示す斜視図。 図3のA−A線の断面図。 本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第1の実施例で、シリサイド・トレンチが形成された状態を示す斜視図。 図5のB−B線の断面図。 本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第1の実施例で、金属膜が形成された状態を示す斜視図。 図7のC−C線の断面図。 本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第1の実施例で、酸化膜が形成された状態を示す斜視図。 図9のD−D線の断面図。 本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第1の実施例で、シリサイド化されていない金属膜、及びシリコン酸化膜が除かれて、シリサイド量子ドットが形成された状態を示す斜視図。 本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第1の実施例で、ゲート酸化膜が形成された状態を示す斜視図。 コントロールゲートを形成するために、30〜50nmの厚さのゲート酸化膜が成膜された状態である場合として、図12のE−E線による断面図。 T型ゲートを形成するために、100〜300nmの厚さのゲート酸化膜が成膜された状態である場合として、図12のE−E線による断面図。 本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第1の実施例で、ソース・パッド、及びドレイン・パッドが形成された状態を示す斜視図。 本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第1の実施例で、ゲートが形成された状態を示す斜視図。 コントロールゲートが形成された状態の場合として、図16のF−F線による断面図。 T型ゲートが形成された状態の場合として、図16のF−F線による断面図。 本発明による常温動作単電子素子の製造方法の第2の実施例で、金属膜が形成された状態を示す斜視図。 図19のG−G線による断面図。 本発明による常温動作単電子素子の製作方法の第2の実施例によって製作された単電子素子の斜視図。
符号の説明
10 シリコン層
10a アクティブ領域
11 絶縁層
12 シリコン基板
13 ソース
14 ドレイン
20 マスク
30 シリコン酸化膜
31 シリサイド・トレンチ
40 酸化膜
41 シリサイド量子ドット
42 金属膜
50a、50b ゲート酸化膜
60 ソース・パッド
61 ドレイン・パッド
62 コントロールゲート
63 T型ゲート
64 ボトムゲート
70 保護膜

Claims (19)

  1. シリコン基板上に、絶縁層とシリコン層とが順次に積層されてなされたSOI基板の前記シリコン層をエッチングして、アクティブ領域を形成する第1の段階と、
    前記アクティブ領域の中央チャンネル部にマスクを形成し、前記アクティブ領域の一部に不純物イオンを注入して、ソース領域とドレイン領域とを形成する第2の段階と、
    前記SOI基板の上部全面に、シリコン酸化膜を形成する第3の段階と、
    前記アクティブ領域のチャンネル部分をエッチングして、シリサイド・トレンチを形成する第4の段階と、
    前記SOI基板の上面全体に、酸化膜を成膜する第5の段階と、
    前記酸化膜の上面全体に、金属膜を成膜する第6の段階と、
    前記金属膜の一部を熱処理して、シリサイドを形成し、前記シリコン酸化膜とシリサイド化されていない前記金属膜とを除いて、直列のシリサイド量子ドットを形成する第7の段階と、
    前記SOI基板の上部全面に、ゲート酸化膜を成膜する第8の段階と、
    前記アクティブ領域の両端に形成されたソースとドレインとの上部に位置した前記ゲート酸化膜の一部をエッチングして、各々コンタクトホールを形成し、前記コンタクトホールが埋め立てられるように金属膜を成膜して、ソース・パッドとドレイン・パッドとを形成する第9の段階と、
    前記シリサイド・トレンチの上部に、レジストパターンを形成して、ゲートを形成する第10の段階と、を含むことを特徴とする常温動作単電子素子の製作方法。
  2. 前記アクティブ領域の長さは1〜100nmであり、幅は10〜15nmであることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  3. 前記アクティブ領域は、フォトリソグラフィ、電子線リソグラフィ、または、反応性イオンエッチング方法によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  4. 前記シリコン酸化膜は、厚さが2〜10nmであることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  5. 前記第3の段階における前記シリコン層の厚さは、40〜45nmであり、幅は6〜10nmであることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  6. 前記第4の段階は、前記アクティブ領域のチャンネル部分の厚さが2〜10nmになるように、反応性イオンエッチングによることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  7. 前記第5の段階の前記酸化膜は、過酸化水素水、または空気中に放置する方式で形成されることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  8. 前記第6の段階の前記金属膜は、コバルトであることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  9. 前記第6の段階の前記金属膜は、厚さが0.1〜1nmになるように、電子線蒸着機、または、分子線エピタキシーで成膜することを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  10. 前記第7の段階は、電子線リソグラフィ方式を用いて熱処理することにより、前記シリサイド量子ドットを形成することを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  11. 前記第7の段階の前記シリコン酸化膜は、BOEによって除かれ、前記シリサイド化されていない前記金属膜は、硫酸と過酸化水素との混合溶液によって除かれることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  12. 前記第7の段階の前記シリサイド量子ドットは、直径が2〜10nmで、1〜50個形成されたことを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  13. 前記第8の段階の前記ゲート酸化膜の厚さは、30〜50nmで、化学気相蒸着法によって形成されたことを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  14. 前記第8の段階で、前記ゲート酸化膜の厚さは100〜300nmであり、前記シリサイド・トレンチ上の前記ゲート酸化膜の厚さは30〜50nmで、化学気相蒸着法によって形成されることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  15. 前記ゲートは、コントロールゲート、または、T型ゲートであることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  16. 前記ゲートの厚さは、100〜500nmであることを特徴とする請求項1に記載の常温動作単電子素子の製作方法。
  17. シリコン基板上に、絶縁層とシリコン層とが順次に積層されてなされたSOI基板の前記シリコン層をエッチングして、アクティブ領域を形成する第1の段階と、
    前記アクティブ領域の中央チャンネル部にマスクを形成し、前記アクティブ領域に不純物イオンを注入する第2の段階と、
    前記SOI基板の上部全面に、シリコン酸化膜を形成する第3の段階と、
    前記アクティブ領域のチャンネル部分のシリコン酸化膜をマスクとして用いて、チャンネル部分をエッチングしてシリサイド・トレンチを形成する第4の段階と、
    前記SOI基板の上面全体に、金属膜を蒸着して、シリサイド化する第5の段階と、
    前記シリコン酸化膜、及びシリサイド化されていない前記金属膜を除いて、直列のシリサイド量子ドットを形成する第6の段階と、
    前記SOI基板の上部全面にかけて、保護膜を形成する第7の段階と、
    前記アクティブ領域の両端に形成されたソース、及びドレインの上部に位置した保護膜をエッチングして、各々コンタクトホールを形成し、前記各コンタクトホールが埋め立てられるように金属膜を蒸着して、ソース・パッド、及びドレイン・パッドを形成する第8の段階と、
    前記SOI基板の底面に金属膜を蒸着して、ボトムゲートを形成する第9の段階と、を含むことを特徴とする常温動作単電子素子の製作方法。
  18. 請求項1による製作方法で製作されたことを特徴とする常温動作単電子素子。
  19. 請求項17による製作方法で製作されたことを特徴とする常温動作単電子素子。
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