JP2009543275A - クッキングプレートを介して温度が検出される調理器具 - Google Patents

クッキングプレートを介して温度が検出される調理器具 Download PDF

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Abstract

本発明は、導電性材料によって形成された感熱手段(130)が設けられた底部(101)を有する調理器具(100)に関する。本発明によると、感熱手段(130)は、温度可変抵抗率(ρ)を有する非強磁材料により形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、調理器具の分野に関し、特にクッキングプレートを介して温度が検出される調理器具に関する。本発明は概して、調理器具の温度を決定することにより器具のサイズにかかわらず食材の調理を最適化すること、または調理道具を保護することを含む。
本発明はより厳密には、導電材料により形成された感熱手段が設けられた底部を有する、調理器具に関する。
このような器具は、特に従来技術の例を含む文献、すなわち特許文献1に記載された例により当業者には周知である。上記文献には、調理器具とクッキングプレートとを備えた調理システムが記載されている。この調理器具には感熱手段と2次コイルとが設けられており、2次コイルは感熱手段と共に閉回路を形成している。クッキングプレートには1次コイルと、2次コイル内に電流を誘導する高周波を生成する手段と、1次コイル内を流れる電流の大きさに応じて調理器具の温度を決定する温度検出手段とが設けられている。
このような構成の欠点は、第1に取り外し可能な容器にコイルを組み込む必要があること、第2に容器底部の上面中央にある保護容器内に2次コイルと感熱手段とを配置する必要があることである。
特許文献2もよく知られている。この文献には、調理器具とクッキングプレートとを備えたクッキングシステムが記載されている。調理器具は底部にセンサを含み、センサはクッキングプレート内またはクッキングプレート上に設けられた第2のセンサと相互作用する。調理器具のセンサは本質的にいわゆる「バイナリ」多層セラミックセンサであり、誘電率が目標温度で突然変化することによって目標温度に達したことを検出するために用いられる。クッキングプレートは1組のセンサまたは電極を含み、これらは調理器具の底部に設けられたセンサの誘電体と容量結合している。
このような構成の欠点は、目標値に対する制限のために用途が容量測定に限られてしまうこと、および精密な温度測定ができないことである。
最後に特許文献3に、食材のグリル用プレートが記載されている。この誘導式クッキングプレートには、グリルすべき食材を載せるプレートが設けられており、このプレートには温度測定用強磁材料が設けられている。
このような構成の欠点は、誘導式加熱手段および測定手段を配置する特定の立体構造を必要とすることである。さらに加熱コイル1つにつき2つの測定コイルを必要とする。
JP5344926 DE4413979 米国特許出願2005/0258168号
本発明の目的は、使い易く維持し易い簡易なデバイスを提案することにより、これらの欠点を克服することである。
本発明の調理器具は上記を目的とし、実際上記前提部に沿っており、本質的に、感熱手段が、温度に応じて変化する抵抗率を有する非強磁材料によって形成されていることを特徴とする。
これにより、抵抗率が温度に応じて連続的に変化することを前提として調理器具の温度を正確に測定することができる。この測定値はクッキングプレートからではなく調理器具から直接得られるため、食材の温度をよりよく表している。
温度測定は、クッキングプレート内の離れた位置にあり器具と接していない測定手段によって調理器具の加熱中に行うことができる。クッキングプレートの電子部品によって直接処理されるため、これらの電子回路(例えば測定、伝導用)を調理器具のハンドルに組み込んだり温度プローブを調理器具およびプレートの電子部品と接触させて設けたりする必要がない。調理器具の温度調節は、クッキングプレートと器具との間で赤外線または無線で通信するなどの信号伝達を含まない。
さらに温度測定は離散して行われ、その周波数は規則的であることが好ましく、非強磁材料の温度またはタイプに応じて選択することができ、またさらには変調することができる。
さらに調理器具は従来のタイプの加熱器具(誘導式、放射式、ガスなど)のいずれにも用いることができ、感熱手段を損なう危険がない。
本発明の他の特徴および利点は、以下の記載を読むことにより、より明らかとなる。以下の記載は実施例により且つ添付の図面を参照することにより行われる。以下の実施例は本発明を限定するものではない。
図1は、本発明の一実施形態による調理器具と、クッキングプレートとを含む調理システム(動作中)の一部を示す断面図であり、クッキングプレートの加熱手段が加熱状態にあり測定手段が停止状態にある様子を示す図である。 図2は、図1に類似しているが、加熱手段が停止状態にあり測定手段が誘導モードにある様子を示す図である。 図3は、測定手段の電圧および加熱手段の電流の挙動の概略的原理を示す図である。
図1および図2に示すように、食材を調理する調理システム(1)は、調理器具(100)とクッキングプレート(200)とを含む。調理器具(100)は食材または調理用液体(水、油など)を受け取るように設計されており、フライパンまたはソースパンなどである。クッキングプレート(200)は、調理器具(100)を支持し、調理器具(100)内の食材を調理するために必要なエネルギーを調理器具(100)に伝導するように設計されている。
図1および図2に示すように、調理器具(100)はベース本体(150)を含む。ベース本体(150)は、アルミニウムなどの熱伝導性ベース材料により形成されている。このベース本体は、調理器具の大まかな形状的構造を決定し、任意の内部および/または外部カバー(エナメル、塗料、テフロン(登録商標)コーティングなど)のベースとして作用し得る。
調理器具(100)は、調理用食材を受け取るだけの容積を有する。調理器具(100)は底部(101)と側壁(102)とによって規定されている。調理器具(100)の底部(101)はここでは円形状であり、食材と接することになる内面(または上面)(110)とクッキングプレート(200)と接することになる外面(または下面)(120)とを有する。
底部(101)の面(110、120)の少なくとも一方の少なくとも一部は実質的に平坦な外観を有し、調理器具(100)を水平面(クッキングプレート(200)、テーブルなど)上に置いた場合に調理器具(100)を安定させるようになっている。ここでは底部(101)の面(110、120)は全体的に平坦であり、底(101)の厚みは一定である。
さらにここでは、底部(101)は主にベース本体(150)の材料で形成されている。
調理器具(100)は導電性の感熱手段(130)を含む。感熱手段は調理器具(100)の温度を決定するために設けられている。
感熱手段(130)用として選ばれる材料としては、所与の温度範囲(好ましくは20℃〜300℃)に亘って抵抗率(ρ)の可変性が高く、正確な温度測定を可能にするものが好ましい。さらに温度の決定に用いる計算を容易にするために、温度(所与の温度範囲内)に対する抵抗率(ρ)の変化が線形であることが好ましく、温度測定を非常に精密に行うために、温度係数(TC)が高いことが好ましい。さらに後述する理由のために、感熱手段(130)は非強磁性であることが好ましい。これらすべての理由のために、本実施形態では感熱手段はチタンにより形成されている。
感熱手段(130)は調理器具(100)の底部(101)に組み込まれている。本実施形態では、感熱手段(130)の厚みは一定である。ここでは感熱手段(130)は感熱部材(130)(ベース本体(150)に組み込まれた挿入部)により形成されている。後述する理由のために図1および図2に示すように、感熱手段(130)(ここでは挿入部(130)の一方の面)は調理器具(100)の底部(101)の外壁(102)の一部(ここでは中央部分)を構成していることが好ましい。
本実施形態において、感熱手段(130)は回転対称形状を有し、その軸(S)は底部(101)の面に対して直交する。この場合、挿入部(130)は、調理器具(100)の底部(101)に対して同心円状のディスクという外観を有する。
さらに本実施形態では図1および図2に示すように、調理器具(100)は強磁手段(140)をさらに含む。強磁手段(140)は調理器具(100)を載せたクッキングプレート(200)が磁気誘導式プレートである場合に食材を加熱するために設けられており、クッキングプレート(200)からの磁界(図1において磁界線211で示す)をジュール効果(フーコー電流(渦電流)により起こる)により熱に変換するように構成されている。
本実施形態では、強磁手段(140)は調理器具(100)の底部(101)に組み込まれており、より厳密にはベース本体(150)に組み込まれている。本実施形態では、強磁手段(140)は冠(140)の形状で延びているが、グリルまたは熱溶接カプセルの形状を取っていてもよい。
本発明によると、感熱手段(130)と強磁手段(140)との相対的配置が、強磁手段(140)によって発生した熱が熱伝導によって感熱手段(130)に伝導されるようになっている。ここでは強磁材料の冠(140)が、それを取り囲む感熱材料の円形挿入部(130)と接している。
図1および図2に示すようにクッキングプレート(200)は、調理器具(100)(より厳密には、底部(101)の下面(120))を受け取るように設計された受取面(201)を含む。クッキングプレート(200)は少なくとも1つの加熱中心(この場合は1つのみ)を含む。
クッキングプレート(200)は、加熱システム(202)と温度測定システム(203)とを含む。
加熱システム(202)は加熱手段(210)と調節手段(230)とを含む。各加熱中心に対して専用の加熱手段(210)がある。
マイクロコントローラおよびその動作プログラムなどの調節手段(230)は、例えば加熱手段(210)をセットポイント近傍に調節するため、タイマーカウントを開始させるためなど、に用いられる。
本実施形態では図1および図2に示すように、加熱手段(210)は誘導式である。これを達成するために、加熱手段(210)はインダクタを含み、インダクタはこの場合、誘導式加熱コイル(210)である。各加熱中心は少なくとも1つの(この場合は1つのみ)誘導式加熱コイル(210)を含む。さらにクッキングプレート(200)は第1の熱的保護手段を含み、第1の熱的保護手段は加熱手段(210)が誘導式である場合に加熱手段(210)を熱的に保護するために用いられる。
本実施形態において加熱システム(202)は、加熱手段(210)が時間的に継続して加熱を行い、調理用エネルギーを生成し伝導する加熱状態と、このエネルギーを生成しない停止状態とに連続的かつ交互に切り替わるように構成されている。この場合、加熱手段(210)は誘導式であるため、周波数f1の交流電流であって周波数f3で変調した振幅を有する交流電流がこれに供給される。変調ゼロ(および後述するように隣接する領域)が停止状態に対応し、その他が加熱状態に対応する。周波数f1は典型的には例えば18〜25kHzである。典型的な変調は50〜60Hzの周波数f3で行われ、整流後は100Hzまたは120Hzで行われる。
温度測定システム(203)は測定手段(220)と制御手段(240)とを含む。
測定手段(220)は電気回路(219)を含み、電気回路(219)は加熱手段(210)の性質(誘導式か否か)とは無関係に、少なくとも1つの誘導性部材(221)を含む。本実施形態では、誘導性部材はインダクタ(221)であり、この場合インダクタ(221)は誘導式測定コイル(221)である。図1および図2に示すように、誘導式測定コイル(221)は誘導式加熱コイル(210)の中央に設けられている。
誘導式測定コイル(221)によって発生する磁界(図2において磁界線(222)で示す)は、誘導式測定コイル(210)によって発生するものよりもはるかに小さい振幅を有し、誘導によって強磁材料を加熱するわけではない。
誘導式測定コイル(221)は、調理器具(100)が受取面(201)上にあるときに、調理器具(100)の感熱部材(130)内を流れる電流の振幅を誘導によって測定するために用いられる。実際、誘導式測定コイル(221)は変圧器の1次回路に匹敵し得、調理器具(100)の感熱手段(130)は2次回路である。
測定原理は、感熱部材(130)の温度変化に対する、電気回路(219)(この場合、誘導式測定コイル(221)とキャパシタとからなるLCR回路であり、キャパシタの値(C)が誘導式測定コイル(221)と直列に接続している)のインピーダンス(Z)変化に基づく。測定コイル(221)は、インダクタンス(LB)(温度によるインダクタンスの変化は無視できるほど小さい)と抵抗(RB)とによって特徴づけられる。電気回路(119)(1次回路)のインピーダンス(Z)値は、誘導式測定コイル(221)の抵抗(RB)(値が公知である)と感熱材料(130)によって形成された2次回路の抵抗(RS)(値が温度に依存する)とに応じて変化する。電気回路(119)に付与された電圧(U)値およびインピーダンス(Z)値は、誘導式測定コイル(221)内を流れる電流の振幅(I)に対しU=Z*Iの関係を有する。
誘導式測定コイル(221)内を流れる電流(I)の振幅測定値は電気回路(119)のインピーダンス(Z)を決定するために用いられ、従って、この回路(119)の抵抗(R)を決定するために用いられ、さらにこれから感熱手段(130)の抵抗(RS)を導くために用いられ、従ってその抵抗率(ρ)(感熱手段(130)の形状・寸法は公知である)および温度を導くために用いられる。
制御手段(240)は、誘導式測定コイル(221)内を流れる電流の振幅(I)測定値から調理器具(100)の温度を決定するために用いられる。この際、測定手段(220)が制御手段(240)に対して、回路(119)のインピーダンス(Z)値を表す信号を送信する。(この場合、この信号は誘導式測定コイル(221)内を流れる電流の振幅(I)を表す。)
制御手段(240)は、調理器具(100)の底部に組み込まれた感熱材料(130)の抵抗率(ρ)の熱的挙動の少なくとも1つのモデルを含む。感熱手段(130)を調理器具(100)の動作温度範囲内において一定の温度係数(TC)(完全に一定、または受容可能な近似範囲)で用いると、抵抗率(ρ)の値から温度を決定することが非常に容易になることが簡単に理解できる。なぜならこのモデルは、この場合線形だからである。この決定を行うために、制御手段(240)はマイクロプロセッサを含むことが有利である。
温度の決定を容易にするためには(より厳密には、抵抗(R)の変化と振幅(I)の変化とを容易に相関づけるためには)、1/(2π√LB・C)から計算される電気回路(119)の共振周波数(fr)を周波数(f2)として有する電圧(U)(この場合、矩形パルス電圧)により誘導式測定コイル(221)に電力が供給されることが有利である。この周波数において、電気回路(119)のインピーダンス(Z)はその抵抗(R)に等しく、この回路(119)の印加電圧(U)および電流振幅(I)は比例関係を有する(U=R*I)。実際、キャパシタ(C)は使用可能な電源の周波数(f2)と誘導式測定コイル(221)のインダクタンス(LB)とに従って選択される。そのため、誘導式測定コイル(221)は、調理器具(100)の温度変化に相関し得る抵抗(R)変化を測定するために用いることができる。
さらに、感熱手段(130)の抵抗(RS)は、誘導式測定コイル(221)により発生する磁界の透過(δ)の深さに特に依存する。この透過(δ)の深さは、式δ=√(ρ/π.μor.f)で表されるように、感熱手段(130)の抵抗率(ρ)および導磁性(μr)の両方に依存する。式中、μoは真空の導磁性であり、fは誘導式測定コイル(221)の周波数(ここではf2)である。これら2つの特性(δおよびμr)が同時に変化するならば、誘導式測定コイル(221)によって測定された抵抗率(R)の変化(実際は振幅I)と調理器具(100)の温度とを関連づけることは非常に困難である。このため感熱手段(130)が非強磁性であることが非常に有利であることが容易にわかる。強磁性材料の場合とは異なり、導磁性(μr)は1に匹敵し、温度に依存しないからである。
実際、感熱手段(130)の非強磁性材料の性質が一旦決定されると、その厚み(E)は、誘導式測定コイル(221)に電力を供給する電圧(U)の周波数(f2)に応じて、この周波数(f2)に関連する透過(δ)の深さよりも大きくなるように選択される。
逆もまたしかりであり、誘導式測定コイル(221)に電力を供給する電圧(U)の周波数(f2)は、感熱手段(130)の厚み(E)と透過(δ)の所望の深さとに応じて決定することができる。本実施形態では、非強磁性であるチタンの感熱手段(130)は周波数(f2)50kHzで1.2mmの厚みを有する。
感熱手段(130)として非強磁性材料を用いる別の利点は、この場合、誘導式測定コイル(221)のインダクタンス(LS)(公知である)が非強磁性材料の存在下においてほとんど変化しないことである。
従ってこの特定の場合、回路(119)のインピーダンス(Z)の中で温度に応じて変化する唯一の要素は感熱手段(130)の抵抗率(ρ)である。(従って、感熱手段(130)が非強磁性材料で形成されている場合、感熱手段(130)の特性のうち温度測定に関わる唯一の特性は抵抗率(ρ)の変化である。)これにより容易に正確な測定をすることができる。測定を向上させるために、感熱手段(130)は誘導式測定コイル(221)に対して相対的に配置されることが有利である。さらに感熱手段(130)の面積は誘導式測定コイル(221)のそれよりも大きいことが好ましく、これにより測定の信頼性が向上する。
このように調理器具(100)の温度測定が該器具の加熱とは無関係になされ、調理器具(100)がクッキングプレート(200)上に配置されるとすぐに、加熱手段(210)の作動および調理器具(100)のサイズとは無関係に行うことができる。
さらに本実施形態では、クッキングプレート(200)は第2の熱的保護手段を含み、第2の熱的保護手段は測定手段(220)を熱的に保護するために用いられる。第2の熱的保護手段は別に設けられてもよいし、第1の熱的保護手段によって提供されてもよい。
本実施形態において、加熱手段(210)は誘導式である。従って調理器具の温度測定が妨害されないように、加熱手段(210)の電源電流変調がゼロを通過する近傍で調理器具の温度測定を行うことにより誘導式加熱手段(210)と誘導式測定手段(220)との間の誘導現象を回避することが好ましい。しかし、それぞれの周波数(f1、f2)は大幅に異なることが好ましい(実際は周波数は異なっても異ならなくてもよい)。
上記を達成するため、およびダメージを与えないために、誘導式測定コイル(221)は動作中、ゼロ電圧により電力が供給される停止モード(開回路)と、周波数f2の矩形パルス電圧(U)により電力が供給される誘導モードとに連続的かつ交互に切り替わる。図3は、ある任意の時間単位における、周波数f2での誘導式測定コイル(221)端部の電圧の挙動と、周波数f3により変調された周波数f1での誘導式加熱コイル(210)内の変調電流の挙動とを示す。
この図は模式的でありシミュレーションによるものであるが、主に、誘導式加熱コイル(210)の周波数(f1)と誘導式測定コイル(221)の周波数f2との差を示し、さらに誘導式測定コイル(221)には、ほぼ誘導式加熱コイル(210)の変調電流がゼロを通過する期間のみ電力が供給されるという事実を示している。
図3は変調がゼロを通過する近傍の動作原理を示しているが、本実施形態では図3とは対照的に、変調周波数f3を発生させるインバータの電圧がある限界値(例えば30〜40V)未満である場合、インバータを意図的に停止させる(変調波は図3に示すほど規則的ではない)。その結果、理論的に変調がゼロを通過する近傍で、誘導式加熱コイル(210)の磁界がゼロであり従って加熱手段(210)が停止状態である期間(50Hzでの変調の場合、1〜2ミリ秒)が存在する。この期間は測定を行うに十分である。
好ましい実施形態では、クッキングプレート(200)は追加の測定手段(図示せず)を含む。追加の測定手段は受取面(201)の温度を測定するように設計されており、例えばNTCタイプの手段(電気抵抗率が負の電気係数に応じて変化する手段)である。追加の測定手段(従来はクッキングプレート(200)内で用いられていた)は温度測定システム(203)(より特定すると制御手段(240))に接続されており、誘導式測定コイル(221)によって行われる測定とそれ自体が行う測定とを相関づけるために、および温度測定システム(203)を較正するために用いられる。上記の温度比較は、調理器具(100)の加熱開始時にのみ行うことができる、または加熱プロセス中の任意の時点で行うことができる。
誘導式測定コイル(220)および/または追加の測定手段による温度検出はさらに、目標最高温度が達成されたことを決定するために用いられ、加熱を停止し、それにより調理器具(100)を保護する。
本実施形態では、調理器具(100)は使用中、誘導式クッキングプレート(200)上に配置される。例えば機能またはプログラム(煮る、湯を沸かす、油で調理する、脂肪抜きで調理する、など)の選択により加熱手段(210)が作動すると、誘導式加熱コイル(210)が、調理器具(100)底部(101)内の強磁手段(140)内に電流を誘導する磁界を発生させる。その結果、ジュール効果により強磁手段(140)が加熱され、その後熱伝導により調理器具(100)の他の部分が感熱挿入部(130)も含めて加熱される。
温度変化に応じて、感熱手段(130)の抵抗率(ρ)および(RS)ならびに電気回路(119)の抵抗(R)およびインピーダンス(Z)が変化する。感熱手段(130)に非強磁材料を用いているため、および電気回路(119)の共振周波数(fr)を周波数(f2)とする電圧(U)によって誘導式測定コイル(221)に電力を供給しているため、測定手段(220)によって制御手段(240)に送られる振幅(I)は制御手段(240)が振幅(I)から調理器具(100)の温度を容易に決定することを可能にする。
さらに、温度測定システム(203)は他の機能にも用いることができる。他の機能とは、例えばクッキングプレート(200)上に調理器具(100)があることを検出する、さらにはその中央に調理器具(100)があることを検出する、調理器具(100)のタイプを認識する、または調理器具(100)とクッキングプレート(200)との適合性を認識するなどであり、これらの機能は、例えばエラー信号の発生または加熱手段が動作しないことと組み合わせて提供される。実際、測定手段(220)近傍に金属材料があると、回路(119)のインピーダンスが変化し、この変化は制御手段(240)によって検出されるが、必ずしもこのインピーダンス変化が温度に変換されるわけではない。
本発明はこの実施形態に限られない。
調理器具の底部に関して、その面が僅かに凹形状であってもよいし、その厚みが一定でなくてもよい。あるいは、その形状が円形以外、例えば卵形または矩形(正方形)であってもよい。
感熱手段を形成するために用いられる材料に関して、チタン、ビスマス、モリブデン(特に二珪酸モリブデン(MoSi2))、白金、銅、アルミニウム、マグネシウム、亜鉛またはニッケルなどの金属、またはこれら金属の合金を用いることができ、実際、金属セラミック、オーステナイト鋼または非鉄エナメルを用いることができる。
感熱手段に関して、該手段がディスク形状以外の形状を有していてもよく、例えば調理器具底部の中央に対し同心円状で好ましくは熱的に連結された少なくとも1つの冠部または複数の冠部を含むアセンブリが形成されていてもよい。該手段が突起または切欠部(好ましくは調理器具底部の平面内にある)を有していてもよい。該手段はさらに少なくとも部分的に、磁界に対して透過性の材料、例えばエナメルまたは塗料などで覆われていてもよい。これらは調理器具底部の下面の少なくとも一部を形成し、これにより調理器具は感熱手段を損なう危険なく容易にクリーニング可能となる。
感熱手段は挿入形態を取らなくてもよく、例えばスクリーン印刷または熱スプレーなどにより1以上の層またはコーティングとして堆積されてもよい。数層に重ねられた非強磁材料であってもよく、例えばコーティングまたは層として積層または堆積されてもよい。
強磁手段は、感熱手段が断熱されない限り感熱手段から離れていてもよい。
クッキングプレートは、各々に測定コイルが設けられた加熱中心をいくつか含んでいてもよい。この場合クッキングプレートは、全加熱中心に対し、多重化により加熱中心の様々な測定コイルに接続された僅か一つの測定システムからなっていてもよい。
制御手段は、各々が1つの所与の感熱材料に対応した熱的挙動モデルをいくつか含んでいてもよく、これによりクッキングプレートの使い方の柔軟性が増す。さらに熱的挙動モデルは、多数の測定周波数に対していくつかの熱的挙動スキームを含んでもよい。これにより調理器具の感熱材料の認識が可能となる。さらに制御手段は調節手段と連結されていてもよく、例えば電気回路という形態であってもよいし、共にマイクロプロセッサに組み込まれていてもよい。
測定システムに関して、測定手段の電源電圧は多周波数励起という形態を取ってもよいし、ディラックパルスという形態であってもよい。
電流変調が少なくとも1回ゼロを通過する近傍で温度測定値を得るために、特に温度決定用の時間が比較的長い場合、変調がゼロをN回通過する毎に測定を行い、1/2波用インバータを停止して器具の加熱を妨げることなく誘導式加熱コイル内でゼロ電流を達成することが可能である。ここでNは自然数(例えば50Hzでの変調において5〜10秒毎)である。

Claims (13)

  1. 非誘導式加熱手段を備えたプレートによって調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用であって、
    前記調理器具(100)が、前記感熱手段(130)が設けられた底部(101)を含み、
    前記感熱手段(130)が非強磁性であって温度可変抵抗率(ρ)を有する導電材料により形成されている、使用。
  2. 加熱手段とは異なる測定手段を備えたプレートによって調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用であって、
    前記調理器具(100)が、前記感熱手段(130)が設けられた底部(101)を含み、
    前記感熱手段(130)が非強磁性であって温度可変抵抗率(ρ)を有する導電材料により形成されている、使用。
  3. 前記感熱手段(130)の温度に対する前記抵抗率(ρ)の変化が前記調理器具(100)の温度を測定するために用いられる、上記請求項のいずれか一項に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。
  4. 前記感熱手段(130)が、20〜300℃の温度範囲において温度に対して線形に変化する抵抗率(ρ)を有する材料により形成されていることを特徴とする、上記請求項のいずれか一項に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。
  5. 前記感熱手段(130)が、チタン、白金、銅、アルミニウム、マグネシウム、亜鉛、ビスマス、モリブデンおよびニッケルを含む金属、またはこれらの金属の合金、または金属セラミック、オーステナイトステンレス鋼または非鉄エナメルにより形成されていることを特徴とする、上記請求項のいずれか一項に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。
  6. 前記感熱手段(130)が、前記底部(101)の中央部に配置されていることを特徴とする、上記請求項のいずれか一項に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。
  7. 前記感熱手段(130)が、前記底部(101)に挿入される挿入形態である、上記請求項のいずれか一項に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。
  8. 前記感熱手段(130)が、前記底部(101)上に堆積され感熱材料で構成される少なくとも1つの層の形態であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。
  9. 前記感熱手段(130)が、共ロールという形態であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。
  10. 前記感熱手段(130)の少なくとも一部が、前記底部(101)の面(110、120)の少なくとも一部を構成することを特徴とする、上記請求項のいずれか一項に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。
  11. 前記感熱手段(130)の少なくとも一部が、磁界に対して透過性であり且つ前記底部(101)の面(110、120)の少なくとも一部を構成する材料により覆われていることを特徴とする、上記請求項のいずれか一項に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。
  12. 強磁手段(140)が前記底部(101)に組み込まれ、且つ前記感熱手段(130)に対して相対的に配置されることにより誘導式磁界の効果によって前記強磁手段(140)が発生させた熱を前記感熱手段(130)に伝達することを特徴とする、請求項2または請求項2に従属する上記請求項のいずれか一項に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。
  13. 前記強磁手段(140)が前記感熱手段(130)から離れていることを特徴とする、請求項12に記載の調理器具(100)の温度を測定するための感熱手段(130)の使用。


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