JP2009533591A - 高圧管路を蓄圧器部材に接続するための装置 - Google Patents

高圧管路を蓄圧器部材に接続するための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、高圧管路(16)を管状の蓄圧器部材(10)に接続するための装置(20)であって、蓄圧器部材の壁(40)に高圧管路(16)のための少なくとも1つの接続孔(42)を設けてある形式のものに関する。高圧管路(16)の一方の端部(44,64,74)は、蓄圧器部材(10)を取り囲むシェル状の固定部材(20)の1つの半割シェル(22,24)によってかぶされており、固定部材の両方の半割シェル(22,24)は相互に締め付けられている。

Description

本発明は、高圧管路を蓄圧器に接続するための装置あって、前記蓄圧器の壁に前記高圧管路のための少なくとも1つの接続孔を設けてある形式のものに関する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19948341A1号明細書には燃料蓄圧器を開示してあり、該燃料蓄圧器は殊に内燃機関のコモンレール式燃料噴射システムに用いられるものである。燃料蓄圧器は管状の蓄圧器本体を有しており、該蓄圧器本体は複数の接続開口部を備えている。燃料蓄圧器内の圧力レベルを増大するために、少なくとも2つの接続開口部を直径方向で相対して管状の本体に配置してある。さらに、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19948341A1号明細書により公知の燃料蓄圧器の壁には、閉鎖栓によって閉鎖される加工開口部を設けてある。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19948338A1号明細書に燃料蓄圧器の加工のための方法、燃料蓄圧器及び接続管片を開示してあり、燃料蓄圧器は1つの蓄圧器本体を含んでおり、該蓄圧器本体は複数の接続開口部を備えている。燃料インジェクターに接続される高圧管路(高圧導管)のための接続開口部の領域は、蓄圧器本体の壁に形成された複数の貫通孔を備えており、該貫通孔は直径の大きさの異なる2つの区分を有している。各燃料インジェクターに通じる高圧管路の接続のために、蓄圧器本体の壁内に取り付け具をねじ込んであり、該取り付け具は、高圧管路の接続端部の受容のための雌ねじを有している。
前記公知の燃料蓄圧器は、鍛造加工成形される構成部分として形成され、一体成形されている。鍛造加工素材は、加工工程中に接続孔を設けられ、かつ高圧管路の接続のために必要な取り付け具を装着される。燃料蓄圧器はさらに、複数の構造部分から溶接して成る構成部品としても形成されており、該構成部品は個別部分として前記取り付け具及び条片を含んでおり、この種の燃料蓄圧器は条片を用いて内燃機関のシリンダーヘッド領域に取り付けられるようになっている。
鍛造加工成形部品として形成された燃料蓄圧器も、複数の構成部分から溶接結合して成る燃料蓄圧器も、著しく高い製造費用を必要としている。
本発明の課題は、前述の公知技術から出発して、蓄圧器、殊に高圧貯蔵式噴射システム(コモンレール)を改善して、該蓄圧器の製作及び組立の手間を著しく簡単にし、かつ高圧管路と蓄圧器の接続孔との間の密閉をすでに組立に際して達成できるようにすることである。
前記課題を解決するために本発明の構成では、高圧管路のための接続孔の領域で蓄圧器部材の周囲にシェル状(外殻状若しくは筐体状)の固定部材を配置してあり、該固定部材(固定装置)は高圧管路の密着される領域を被って、かつ蓄圧器部材の周面に圧着している。シェル状の固定部材は有利には、一方の端部で互いに引っ掛けて結合される2つの半割シェルを含んでおり、該半割シェルは他方の端部で締め付け部材(締め付けエレメント)を用いて蓄圧器部材の周囲に沿って互いに締め付けられるようになっているか、若しくは両方の半割シェルの端部間の係合部によって蓄圧器部材の周囲に締め付けて互いに結合されるようになっている。シェル状の固定部材は、蓄圧器部材の周面に直接に取り付けられ、蓄圧器部材の周囲を取り囲む管押さえ若しくは管締め金のように作用して、蓄圧器部材の壁内の接続孔と高圧管路の端部の密閉部分との間のシール力(密閉力)を形成するようになっている。本発明に基づく構成によって、一般的に蓄圧器部材の周面に素材結合若しくは溶接結合される取り付け具の使用を不要にしている。固定部材の両方の半割シェルは、有利には薄板成形片として形成されており、これによって製造コストは節減される。
蓄圧器部材は単一の管を含んでおり、該管の壁(周壁)に複数の接続孔を加工成形してあり、接続孔の数は、内燃機関の燃料インジェクターの数に相当している。蓄圧器部材として簡単に引き抜き成形された管に、内燃機関のシリンダーヘッド領域への蓄圧器部材の取り付けのための固定条片を溶接結合することも可能である。高圧管路の取り付け及び密閉は、シェル状の固定部材の組み付けによって行われる。本発明に基づく構成により、高圧管路は横方向力を受けることなしに、蓄圧器部材に密閉した状態で接続されるようになっている。
組み付け技術上有利な実施態様では、固定部材の両方の半割シェルは、一方の端部で互いに引っ掛けて結合されている。高圧管路の端部の密閉部分に被せられて該密閉部分の押圧のために用いられる半割シェルを、予め高圧管路の端部に組み付けることも可能である。高圧管路の端部の密閉部分に被せられる半割シェルは、有利には、蓄圧器部材の周面への固定によって相対回動を防止されていて、その結果、最終組付けに際して、特に締め付け力を形成する際に高圧管路に対して横方向力を生ぜしめることはなくなっている。高圧管路の端部の密閉部分に被せられる半割シェルは、別の実施態様では個別の構成部分(構成部品)として形成され、かつ差込スリットを備えていて、該差込スリットでもって高圧管路に差しはめられつつ、接続孔の領域で蓄圧器部材に取り付けられるようになっている。高圧管路の端部の密閉部分に被せられる半割シェル内に、有利にはスペーサープレート(又はスペーサーリング)を組み込み、若しくはつば状の付加部を有するスペーサープレート(又はスペーサーリング)を組み込んである。スペーサープレート、若しくはつば状の付加部を有するスペーサープレート(スペーサー部材又はスペーサー片)によって、製作誤差を補償することができ、高圧管路の端部の密閉部分と蓄圧器部材の周面との間の密閉のために作用する力を補償しかつシール面にわたって分配することができるようになっている。
蓄圧器部材の周面へのシェル状の固定部材の固定のための両方の半割シェルの開口部のある端部間での締め付け力は、1つの実施態様ではねじ結合部によって形成され、別の実施態様では両方の半割シェルの開口部のある端部の塑性変形によって形成される。締め付け部材(緊締部材)として締め付けねじを用いる場合には、締め付けねじはナットを用いて締め付けられ、若しくは一方の半割シェルの端部の材料隆起部内に設けられた雌ねじ内にねじ込まれるようになっている。さらに別の実施態様では、一方の半割シェル、例えば下方の半割シェルの端部にねじ用つばを形成してあり、該ねじ用つばの雌ねじ内に、締め付け部材のねじ区分をねじ込んで、締め付け力を形成するようになっている。
固定部材の両方の半割シェルの開口部のある端部を塑性変形させる場合に、該両方の端部は互いに係合させられるようになっている。これによって、両方の半割シェルの互いに引っ掛けて若しくは嵌合又は係止して結合されている端部間に存在する遊びも排除され、その結果、固定部材の半割シェルは蓄圧器部材の周面に密接に接触せしめられるようになっている。
固定部材を蓄圧器部材の周面に組み付ける際にも蓄圧器部材の周面への高圧管路の、横方向力の作用を受けることのない固定を保証するために、有利には蓄圧器部材の周面に凹設部を設けてある。凹設部は、該凹設部と相補的に、つまり該凹設部と合致して上側の半割シェルと下側の半割シェルに設けられた突起部と協働し、つまり該突起部を受容するようになっている。互いに協働する凹設部と突起部とは、蓄圧器部材の周面に固定部材を組み付ける際に、殊に半割シェルの端部間のねじ結合若しくは塑性変形による締め付け力の形成に際して、固定部材の半割シェルと蓄圧器部材との間の相対回動を阻止するようになっている。
次に本発明を図示の実施例に基づき説明する。図面において、
図1は、高圧管路(高圧導管)を蓄圧器部材の周面に取り付けるためのシェル状(外殻状若しくは筐体状)の固定部材の第1の実施例の平面図であり、
図2は、図1の実施例の断面図であり、
図3は、図1及び図2の実施例の下面図であり、
図4は、高圧管路を蓄圧器部材の周面に取り付けるためのシェル状の固定部材の第2の実施例の断面図であり、
図5は、図4の実施例の下面図であり、
図5.1は、図5に示す実施例の側面図であり、
図6は、第2の実施例の平面図であり、
図7は、高圧管路を蓄圧器部材の周面に取り付けるためのシェル状の固定部材の第3の実施例の断面図であり、
図8は、図7の実施例の固定部材の力導入箇所の完成した状態を示す図であり、
図9は、図7の実施例の平面図であり、
図10は、高圧管路を蓄圧器部材の周面に取り付けるためのシェル状の固定部材の第4の実施例の断面図であり、
図10.1は、本発明に基づく固定部材に用いられるスペーサープレートの断面図であり、
図11は、図10の実施例の側面図であり、
図12は、図10の実施例の平面図であり、
図13は、シェル状の固定部材の別の実施例の断面図であり、
図13.1は、図13の実施例の側面図であり、
図13.2は、図13の実施例の平面図であり、
図14.1は、互いに相対的に移動及び係止される2つのシェルから成るシェル状の固定部材の実施例の断面図であり、
図14.2は、図14.1の実施例の側面図である。
図1には、高圧管路を蓄圧器部材の周面に取り付けるためのシェル状の固定部材の第1の実施例を、上方から見た平面図で示してある。
シェル状の固定部材20は、上側シェル22及び下側シェル24を含んでいる。上側シェル22と下側シェル24とは互いに相補的に形成されていて、それぞれ管状の蓄圧器部材10の周面を180°の角度にわたって包囲している。この場合に上側シェル及び下側シェルは、有利には、圧力管路の中心線及び管状の蓄圧器部材の中心線によって規定され仮想の平面に対して直交しかつ管状の蓄圧器部材の中心線を通って延びる仮想の平面(図2の水平の鎖線)を基準として管状の蓄圧器部材の周面を180°の角度にわたって包囲している。半割シェルなる記載は、シェル状の固定部材20が、管状に形成された蓄圧器部材10を180°よりも大きい包囲角度98(図13及び図14.1)若しくは180°よりも小さい包囲角度100で包囲するシェル状の2つの構成要素をも含んでいることを意味している。シェル構造の固定部材20は、蓄圧器部材10に組み付けられた状態では、高圧管路16に対する結合箇所を除いて、管状に形成された蓄圧器部材10の周面12をその全周にわたって包囲している。例えば、上側シェル22によって蓄圧器部材10の周面12を180°よりも大きい角度(円周角)で包囲すると、これに対応して、下側シェル24は蓄圧器部材10の周面12を180°よりも小さい角度で包囲することになる。逆に、下側シェルによって蓄圧器部材の周面を180°よりも大きい角度で包囲し、これに対応して上側シェルによって蓄圧器部材の周面を180°よりも小さい角度で包囲すること可能である。
蓄圧器部材10は、ほぼ管状に構成されていて、周面12を有している。蓄圧器部材10は、1600バールと2000バールとの間の系内圧力に耐える壁厚さで形成されている。系内圧力は、図示省略の高圧吐出装置、例えば高圧ポンプによって蓄圧器部材10内に生ぜしめられるようになっている。蓄圧器部材10は、対称軸線14に対して対称的に構成されている。蓄圧器部材10の周面12に、高圧管路16を装着してあり、該高圧管路16は所定の流過横断面18を有していて、図示省略の燃料インジェクターに通じている。蓄圧器部材10の中空部内に系内圧力で蓄えられている燃料は、高圧管路16を介して燃料インジェクターへ導かれるようになっている。図1に断面を示してある高圧管路16は、シェル状の固定部材20を用いて蓄圧器部材10の周面12に取り付けられている。シェル状の固定部材20は上側シェル22と下側シェル24とを含んでおり、これらのシェル(外殻状部材片)は横断面(図2)で見てほぼ半円形に構成されている。シェル状の固定部材20の図1に示す実施例では、上側シェル22にはスリット状の切欠部26を設けてある。上側シェル22のスリット状の切欠部26によって、上側シェル22は個別の部品として組み付けに際して密閉部分44(図2)の上側で高圧管路16の周囲に差しはめられ、つまり密閉部分(圧着部分)44上に被せはめられるようになっている。上側シェル22と下側シェル24との間の第1の結合部は、クランプ部30によって形成されており、該クランプ部では上側シェル22は下側シェル24に引っ掛けられるようになっている。クランプ部30と相対する側には、実施例ではねじから成る締め付け部材28を設けてあり、該締め付け部材28は上側シェル22及び下側シェル24の端部を貫通していて、上側シェル22と下側シェル24とを互いに締め付けるようになっている。上側シェル22は高圧管路16の構成部分であってよく、該高圧管路と一緒に予め組み立てられていてよい。この場合には、上側シェル22にスリット状の切欠部26を形成することは省略される。図1に示す実施例では、固定部材20の上側シェル22は、スリット状の切欠部26により高圧管路16の密閉部分44上で高圧管路16の周囲に差しはめられて蓄圧器部材10に取り付けられる別個の構成部分(構成部品)である。
図2は、高圧管路16を蓄圧器部材の外周面に取り付けるためのシェル状の固定部材の図1の実施例の横断面図である。図2から明らかなように、蓄圧器部材10の壁40によって中空部38を画成してある。中空部38は系内圧力で負荷され、つまり系内圧力の負荷を受けるようになっており、この場合に系内圧力の圧力レベルは、1600バールと2000バールとの間である。蓄圧器部材10の壁40には、該蓄圧器部材と接続すべき燃料インジェクターの数に相当する数の接続孔42を設けてある。図2に示してあるように、接続孔42は、壁の漏斗状に形成された面43に開口している。壁の面43は、蓄圧器部材の横断面で見て漏斗状の代わりに半円形に形成され、若しくは別の形状で形成されていてもよいものである。
蓄圧器部材10の周面12にシェル状の固定部材20を固定してあり、該固定部材は上側シェル22及び下側シェル24を含んでいる。上側シェル22と下側シェル24とは第1の力導入箇所32で締め付け力Fの形成のために互いに引っ掛けられ、若しくは互いにクランプ結合されている。第1の力導入箇所32での上側シェル22と下側シェル24との結合は、工具を用いることなしに行われている。固定部材20内に締め付け力Fを導入する、つまり固定部材20に締め付け力を形成するために、第1の力導入箇所32と相対する側の第2の力導入箇所34には、上側シェル22及び下側シェル24の端部間を延びるねじ状の締め付け部材28を設けてある。締め付け部材28のねじ区分52はナット50にねじ込まれるようになっている。締め付け部材28の締め付け力(ねじ込み力)に依存して、上側シェル22は下側シェル24に対して締め付けられ、ひいては上側シェル22と下側シェル24とは蓄圧器部材10の周面12に対して締め付けられる。この場合に、第1の力導入箇所32に存在する遊び、つまり固定部材20の上側シェル22及び下側シェル24の、第1の力導入箇所(結合部)の側の端部間の隙間は消滅(補償)される。固定部材20の上側シェル22は、締め付け部材28の締め付け力に応じて、上側シェル22の開口部46の領域で高圧管路に対して環状間隙28を形成した状態で密閉部分44の上側の肩部54に圧着している。密閉部分44は図2の実施例では円錐台の形状を有している。密閉部分44は有利には、壁40の接続孔42につながる接続面(さら穴面)43の幾何学形状と相補的に形成されている。
締め付け部材のねじ区分52の、上側シェル22及び上側シェル22の端部間に存在する軸線方向長さに応じて、締め付け力Fを形成することができ、この場合に第1の力導入箇所32及び第2の力導入箇所34に導入(形成)された締め付け力Fは、形成すべきシール力36(F)に相当している。これによって、密閉部分44と蓄圧器部材10の周面12に設けられた相補的な形状の接続面43との間の漏れのない密な結合を達成するようになっている。
図3には、本発明に基づくシェル状の固定部材の第1の実施例を下側から見て示してある。
図4にはシェル状の固定部材の第2の実施例を示してある。図4に示す第2の実施例においては、上側シェル22と下側シェル24とは、締め付け力Fの第1の力導入箇所32で係合部60によって互いに結合されている。この場合に、上側シェル22の湾曲された端部は、締め付け力Fの第1の力導入箇所32で下側シェル24の付加部(曲げ出し部分)に係合するようになっている。締め付け力Fの第2の力導入箇所34では、シェル状の固定部材20の上側シェル22及び下側シェル24の穴開けされた端部は、締め付け部材28によって互いに結合されている。図2の実施例と異なって、図4の実施例ではナット50を省略してあり、それというのは、ジェルの材料隆起部内に、実施例では下側シェルの材料隆起部66内にねじ状の締め付け部材28のための雌ねじ68を成形してあるからである。図4の実施例では高圧管路16に、丸みの付けられた密閉部分64を設けてあり、つまり高圧管路の端部に設けられた密閉部分64は、蓄圧器部材10の壁40の接続孔42の上側の接触面43に向いた側を丸く形成され若しくは球面状に形成されている。蓄圧器部材10の壁40によって画成された中空部38は、図示省略の高圧吐出装置によって形成される1600バール乃至2000バールの系内圧力の負荷を受けるようになっている。高圧管路16は、上側シェル(上側の半割シェル)22の開口部46を通って延びている。上側の半割シェル22は、接触面43と接触する側を丸く形成され、つまり球面状に形成された密閉部分64を成形する前に、高圧管路16上に差しはめられるようになっている。上側シェル22は密閉部分64の肩部54に圧着されており、上側シェル22と下側シェル24との間の締め付けに際して、高圧管路16と蓄圧器部材10の周面12に設けられた接触面43との間のシール力は、前記肩部を介して生ぜしめられるようになっている。上側シェル22は1つの平面接触部62を備えていてよく、該平面接触部は、該平面接触部に対応して蓄圧器部材10の周面12に形成された面取り部と協働する、つまり面取り部と接触するようになっており、これによって高圧管路16は横方向力を受けることなしに、蓄圧器部材10の周面12に組み付けられるようになっている。
図5は、図4の実施例の条片状(帯金状)の固定部材を上側から見て示しており、つまり平面図である。図5に示してあるように、上側シェル22は、係合部60の領域で下側シェル24の端部を包み込むように該端部の下側に係合している。圧力管路16は、該高圧管路16の外周面と上側シェル22との間に環状間隙48を形成した状態で固定されている。環状間隙48は、高圧管路16への横方向力の導入(作用)を防止しており、これによって高圧管路の耐用年数は増大されている。図5の平面図に示してあるように、締め付け部材28は上側シェル22を、締め付け力Fの第2の力導入箇所34の領域で下側シェル24に対して締め付けている。付言すると、蓄圧器部材10はほぼ管状に形成されていて、対称軸線14に対して対称的に延びている。
図5.1は、図5のシェル状の固定部材の上側シェルと下側シェルとを互いに係合結合している係合部分の側面図である。図5.1から明らかなように、係合部分60の係合結合は、図5に示してあるように、締め付け力Fの第1の力導入箇所32の領域で、工具を用いることなしに行われ、つまり上側シェル22の端部と下側シェル24の端部との間のかみ合い、若しくは相互の引っ掛けによって行われている。上側シェル22の方向を示すために高圧管路16を部分的に示してある。
図6に示す変化例において、上側シェル22は、すでに述べてあるスリット状の切欠部26を備えていて、高圧管路16と蓄圧器部材10との間の高圧接続部の別個の構成部分(構成部品)として用いられるようになっているものである。この場合にスリット状の切欠部26は、高圧管路16の端部の丸みの付けられた密閉部分64(図4、参照)の上側で、高圧管路上への上側シェル22の側方からの差しはめを可能にしている。上側シェル22と下側シェル24とは、すでに述べてあるように、締め付け力Fのための第1の力導入箇所32の領域で相互の引っ掛けによって、若しくは相互のフック係合によって互いに結合されている。シェル状の固定部材20を蓄圧器部材10の周面12に固定するための、上側シェル22と下側シェル24との間の締め付け(緊締)は、ほぼ締め付け部材28の締め付け力によって規定される。図6に示してあるように、蓄圧器部材10の壁40は、蓄圧器部材の中空部38を画成している。図6の変化例の蓄圧器部材10の壁40にも、図4の実施例と同様に接続孔を設けてあり、該接続孔も漏斗状の接触面につながっている。
図7は、蓄圧器部材の周面に高圧管路を接続するための本発明に基づくシェル状の固定部材の第3の実施例を示している。シェル状の固定部材20の図7に示す第3の実施例においても、蓄圧器部材10の周面12は上側シェル22及び下側シェル24によって取り囲まれている。図7に示してあるように、締め付け力Fのための第1の力導入箇所32に係合部60を設けてあり、この場合には係合部は、上側シェル22の折り曲げられた端部と下側シェル24の折り曲げられた端部とを互いに係合させることによって形成されている。二重矢印によって示してあるように、係合部60は、蓄圧器部材10の周面12の任意の箇所に、つまり蓄圧器部材10の中心線若しくは対称軸線14を基準として任意の角度位置に形成される。締め付け力Fのための第1の力導入箇所32と相対する第2の力導入箇所34には、締め付け部材、例えばねじを用いることのないクランプ部78を設けてあり、該クランプ部(結合部)は、上側シェル22及び下側シェル24の一方(実施例では上側シェル)の端部の開口部内に上側シェル22及び下側シェル24の他方(実施例で下側シェル)の端部を挿入して、該端部を、図8に示してあるように折り曲げることによって形成されており、この場合に前記他方の端部の折り曲げに際して、上側シェル22と下側シェル24とは周方向で相互に引き付けられて、第2の力導入箇所34で締め付け力Fを形成するようになっている。
図7に示してあるように、上側シェル22は変形された段部を有しており、該段部はスペーサープレート72を包囲している。図7に示すようにスリーブ状のつばを有することのないスペーサープレート72の代わりに、図10に示してあるように、スリーブ状のつばを有するスペーサープレート92を用いることも可能であり、シェル状の固定部材と高圧管路の密着部分(圧着部分)との間にスペーサープレート(スペーサー片若しくは座金)を挿入することによって、高圧管路16は横方向負荷を受けることなしに蓄圧器部材10の周面12に固定されて密閉されるようになっている。
図7に示す実施例において、スペーサープレート72は高圧管路16の密着部分74の肩部54に接触し、つまり支持されている。密着部分74は円錐形の外周面を有しており、該外周面は、蓄圧器部材(10)の壁40内の漏斗状の接触面43と相補的に形成されている。
さらに上側シェル22の内側に突起部84を形成してある。突起部84は、蓄圧器部材10の周面12に設けられている凹設部86内に突入(係合)している。上側シェル22の突起部84と蓄圧器部材10の周面12の凹設部86との協働(係合)により、蓄圧器部材10は、第2の力導入箇所34での固定部材の締め付けのために、上側シェル22の開口部のある端部を下側シェル24に向けて変形距離76にわたって変形させて、前記端部の開口部を下側シェルの端部に差しはめる際に、上側シェル22に対して相対回動不能にされており、それというのは相対回動は高圧管路16の横方向負荷(蓄圧器部材の周方向で高圧管路に作用する負荷)を生ぜしめることになるからである。高圧管路16は、一方ではスペーサープレート(スペーサーディスク)72によって、かつ他方では環状間隙48によって、上側シェル22による横方向力の作用から保護されている。高圧管路16の外周面は、図7のスペーサープレート72の代わりに、図10.1に示してあるように、つば状若しくはカラー状の付加部を備えたスペーサープレート92によって包囲されていてよい。
図8には、締め付け力のための第2の力導入箇所の領域での上側シェル22と下側シェル24との間の結合部を示してある。上側シェル22の端部を図7に示してあるように、下側シェル24に向けて変形距離76にわたって塑性変形させる際に、クランプ部78は第2の力導入箇所34に締め付け力Fを生ぜしめるようになっている。これによって、シェル状の固定部材20において締め付け力Fのための第1の力導入箇所32に存在する遊びも補償され、つまり取り除かれ、かつ上側シェル22及び下側シェル24の内側は、蓄圧器部材10の周面12に完全に接触させられる。
図9は、図7の第3の実施例の固定部材の平面図である。符号84は、上側シェル22の内側の突起部の位置を示しており、突起部は、組み付けの際の上側シェル22と蓄圧器部材10との間の相対回動防止手段として、蓄圧器部材10の周面12に設けられた凹設部86内に係合するようになっている。上側シェル22と、図9には示してない下側シェル24とは、締め付け力Fのための第1の力導入箇所32の領域では図7に示す係合部60によって互いに結合されている。
図10には、蓄圧器部材の周面に高圧管路16を固定するためのシェル状の固定部材の第4の実施例を示してある。図10から明らかなように、締め付け力Fのための第1の力導入箇所32の領域には、上側シェル22及び下側シェル24の端部は互いに形状係合によって、つまり互いにかみ合いによって結合されるようになっており、このためにあり継ぎを設けてある。このようなかみ合い結合部若しくはあり継ぎは、締め付け力のための第1の力導入箇所32の領域における、締め付け部材なしのクランプ結合部を成している。第1の力導入箇所32で上側シェル22及び下側シェル24の端部を互いに結合する領域において、蓄圧器部材10の周面12に向いている内側に突起部84を設けてあり、該突起部は、該突起部と合致して蓄圧器部材10の周面12に設けられた凹設部86内に係合している。これによって、図10の実施例においても、管状の蓄圧器部材10とシェル状の固定部材20との間の相対的な回動は阻止され、その結果、高圧管路16に対する横方向力の作用も防止されている。
上側シェル22は、高圧管路16の密閉部分74を覆う領域に、変形加工されて成る付加部を有していて、該付加部に開口部46を備えている。開口部46と高圧管路16の外周面との間に環状間隙48を設けてある。上側シェル22の下側にスペーサープレート92を配置してあり、該スペーサープレートはつば状の付加部を備えていて、高圧管路16を包囲している。スペーサープレート72は、一方では円錐形の密閉部分74の肩部54に支えられていて、かつ他方では上側シェル22によって取り囲まれている。図10.1のスペーサープレート92のつば状の付加部は、高圧管路16の外周面を横方向力の作用から保護していて、締め付け力の作用を分配している。図10.1に示すスペーサープレート92の開口部の内径94は、高圧管路16の外径にほぼ相当している。図10の実施例において、密閉部分74は、円錐台形の外周面を有していて、蓄圧器部材10の周面12の漏斗状の接続面43に係合している。これによって、高圧管路16と蓄圧器部材10の壁40の接続孔42、ひいては蓄圧器部材10の中空部38との間の漏れのない結合部を形成している。
図10に示す実施例において、シェル状の固定部材20の上側シェル22と下側シェル24との間のシール力F(符号36)は、締め付け部材28を介して形成されるように成っている。シェル状の固定部材20の図10に示す実施例においても、下側シェル24にねじ付きつば90を設けてあり、該ねじ付きつば内に締付け部材28のねじ区分52をねじ込むようになっている。有利には上側シェル22は高圧管路16に予め組み付けられるようになっていてよく、これによって、図1及び図6に示してある上側シェル22のスリット状の切欠部26は省略され得る。
シェル状の固定部材20の、図10に断面して示してある第4の実施例では、第1の力導入箇所32における締め付け力Fの形成は、上側シェル22及び下側シェル24の端部間の相互のかみ合い結合によって行われているのに対して、第2の力導入箇所における締め付け力Fの形成は締め付け部材28によって行われるようになっている。これによって、蓄圧器部材10の周面12に対する締め付け力Fの形成(導入)は2つの箇所で行われて有利であり、F=2Fである。
図10のシェル状の固定部材20の第4の実施例では、締め付け力Fのための第1の力導入箇所32において、連結結合部60は、半径方向で、例えば図7の係合部60、若しくは図4の係合部、若しくは図2の実施例のように上側シェル22若しくは下側シェル24を越えて突出するものではない。これによって図10の実施例は構成スペース上の利点を有しており、それというのはシェル状の固定部材20は締め付け力Fのための第2の力導入箇所34の領域でのみ所定の構成スペースを必要とするだけであるからである。
図11は、図10の第4の実施例の側面を示している。図11から明らかなように、上側シェル22及び下側シェル24の端部は相互の嵌合によって互いに接合(結合)されていて、シェル状の固定部材20の一貫した平滑な外面を成している。上側シェル22には内側に突起部84を設けてあり、該突起部は蓄圧器部材10の周面12の凹設部86内に係合し、つまり凹設部内に入り込んでいて、高圧管路16を蓄圧器部材10に接続する際に、蓄圧器部材10とシェル状の固定部材20との間の相対回動を効果的に阻止している。図11は、図10に示す高圧接続部の第4の実施例の側面図である。図11に示してあるように、突起部84並びに、蓄圧器部材10の周面12の、前記突起部84と協働する凹設部86は、対称軸線14の上側に位置しており、したがって下側シェル24は蓄圧器部材10の周面12を、上側シェル22よりも大きな円周角度にわたって取り囲んでいる。
図12は、図10に示す高圧接続部の第4の実施例の平面図である。スペーサープレート92並びに、該スペーサープレートの下側に位置する円錐形の密閉部分74は、上側シェル22によって被われており、つまり上側シェル22はスペーサープレート92及び密閉部分74にかぶさっている。符号26は、スリット状の切欠部として形成された組み付けスリットを表している。
図13には、蓄圧器部材10における高圧接続部の結合のための別の実施例を示してある。図13は図10にほぼ相当している。図13には、下側シェル24の包囲角度(円周角度)を符号98で記入してある。シェル状の固定部材20の上側シェル22の包囲角度は、下側シェル24の包囲角度を補完して、下側シェル24の包囲角度よりも小さく形成されている。図13及び図13.1に示してあるように、上側シェル22の内側面に設けられた突起部84は、係合部60の領域で蓄圧器部材10の周面12に設けられた凹設部86内に係合している。包囲角度98>180°で形成された下側シェル24は、蓄圧器部材10の周面12に装着される。上側シェル22は、組み付けスリット96に沿って傾けた状態で一方の端部を下側シェル24の一方の端部と嵌合により結合し、次いで回動防止手段84,86によって位置決めし、つまり内側の突起部84を凹設部86内に係合させて、他方の端部を下側シェル24の他方の端部と結合される。
図14.1及び図14.2には、本発明に基づく固定部材20の別の実施例を示してある。図14.1に示してあるように、上側シェル22は、180°よりも小さい包囲角度100で形成されている。これに対応して、下側シェル24は、180°よりも大きい包囲角度98で形成されている。前に述べてある実施例の半割シェル(上側シェル22及び下側シェル24)と異なって、図14.1及び図14.2に示す半割シェル22,24は、接合方向102で軸線方向に、つまり蓄圧器部材10の対称軸線14に対して平行に移動して嵌合させられるようになっている。まず下側シェル24を蓄圧器部材10の周面12に装着して軸線方向に移動させる。次いで上側シェル22は、高圧管路16を介して蓄圧器部材10に位置決めされる。その後に、下側シェル24は二重矢印102の方向で移動されて、上側シェル22と嵌合され、これによって円周方向で引っ掛けられた状態で結合される。最終的に、図14.1に示してある締め付け部材28によって、シール力Fを形成して、円錐形の密閉部分74を蓄圧器部材10の周面12内に押し込むようになっている。
固定部材の第1の実施例の平面図 図1の実施例の断面図 図1及び図2の実施例の下面図 固定部材の第2の実施例の断面図 図4の実施例の下面図 図5に示す実施例の側面図 第2の実施例の平面図 固定部材の第3の実施例の断面図 図7の実施例の固定部材の力導入箇所の完成した状態を示す図 図7の実施例の平面図 固定部材の第4の実施例の断面図 スペーサープレートの断面図 図10の実施例の側面図 図10の実施例の平面図 固定部材の別の実施例の断面図 図13の実施例の側面図 図13の実施例の平面図 固定部材のさらに別の実施例の断面図 図14.1の実施例の側面図
符号の説明
10 蓄圧器部材、 12 周面、 14 対称軸線、 16 高圧管路、 18 流過横断面、 20 固定部材、 22 上側シェル、 24 下側シェル、 26 切欠部、 28 締め付け部材、 30 クランプ部、 32,34 第1の力導入箇所、 38 中空部、 40 壁、 42 接続孔、 43 接続面、 44 密閉部分、 46 開口部、 50 ナット、 52 ねじ区分、 60 係合部、 62 平面接触部、 64 密閉部分、 66 材料隆起部、 68 雌ねじ、 72 スペーサープレート、 74 密着部分、 76 変形距離、 78 クランプ部、 84 突起部、 86 凹設部

Claims (10)

  1. 高圧管路(16)を管状の蓄圧器部材(10)に接続するための装置(20)であって、前記蓄圧器部材の壁(40)に前記高圧管路(16)のための少なくとも1つの接続孔(42)を設けてある形式のものにおいて、前記高圧管路(16)の一方の端部(44,64,74)は、前記蓄圧器部材(10)を取り囲むシェル状の固定部材(20)の1つの半割シェル(22,24)によってかぶされており、前記固定部材の複数の半割シェル(22,24)は相互に締め付けられていることを特徴とする、高圧管路を蓄圧器部材に接続するための装置。
  2. シェル状の固定部材(20)は上側シェル(22)と下側シェル(24)とを含んでおり、前記上側シェル(22)と前記下側シェル(24)とは、締め付け力(F)のための第1の力導入箇所(32)でフック係合によって、若しくは相互のかみ合いによって、若しくは相互の引っ掛けによって互いに結合されている請求項1に記載の装置。
  3. 両方の半割シェル(22,24)は締め付け力(F)のための第2の力導入箇所(34)で締め付け部材(28)を用いて相互に締め付けられ、若しくはクランプ部(78)によって蓄圧器部材(10)の周面(12)に締め付けられるようになっている請求項1に記載の装置。
  4. 蓄圧器部材(10)の周面(12)は少なくとも1つの凹設部(86)を有しており、該凹設部は、1つの半割シェル(22,24)に形成された少なくとも1つの突起部(84)を回動防止手段として受容するようになっている請求項1に記載の装置。
  5. 蓄圧器部材(10)の周面(12)の凹設部(86)と1つの半割シェル(22,24)に形成された突起部(84)とは、蓄圧器部材(10)に対する任意の周方向位置での回動防止手段を形成している請求項4に記載の装置。
  6. 締め付け力(F)のための第1の力導入箇所(32)は、一方の半割シェル(22,24)の折り曲げられた端部(80)と他方の半割シェル(24,22)の折り曲げられた端部(82)とから成る係合部(60)として形成されている請求項2に記載の装置。
  7. 高圧管路(16)の端部は、密閉部分(44)として、若しくは丸みの付けられた密閉部分(64)として、若しくは円錐台形の密閉部分(74)として形成されている請求項1に記載の装置。
  8. 高圧管路(16)の端部(44,46,74)は肩部(54)を有しており、該肩部は、シェル状の固定部材(20)からのシール力(F)を前記高圧管路(16)に伝達するようになっている請求項7に記載の装置。
  9. 高圧管路(16)の端部(44,46,74)の肩部は、スペーサープレート(72)若しくは、つば付のスペーサープレート(92)を受容している請求項8に記載の装置。
  10. 締め付け部材(28)は締め付け力(F)のための第2の力導入箇所(34)で、一方の半割シェル(22,24)のねじ用つば(90)若しくは材料隆起部(66)の雌ねじ(68)内にねじ込まれている請求項3に記載の装置。
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