JP2009526360A5

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Publication number: JP2009526360A5
Application number: JP2008553876A
Authority: JP
Filing date: 2007-02-07
Publication date: 2010-03-25
Anticipated expiration: 2027-02-07

Claims

少なくとも第１の発光素子と第２の発光素子とを有する発光デバイスであって、
前記第１の発光素子が第１の光を放出し、前記第２の発光素子が第２の光を放出し、
前記各発光素子がＯＬＥＤであり、
該ＯＬＥＤは、基板と、第１の電極と、第２の電極と、前記第１の電極と前記第２の電極の間に設けられている有機層とを備えたサンドイッチ構造を有し、
光が前記発光デバイスから出て、該光の少なくとも一部は、前記第１の光と前記第２の光の重ね合わせによって提供される、
ことを特徴とする発光デバイス。
前記第１の電極は、前記有機層と前記基板の間に位置決めされ、前記第１の発光素子の前記第２の電極は、前記第２の発光素子の前記第２の電極に向けられており、キャビティが、前記第１の発光素子と前記第２の発光素子との間に設けられ、前記第１の発光素子及び前記第２の発光素子の前記第２の電極は、互いに規定された距離を置いて配置されている、
請求項１に記載の発光デバイス。
前記第２の電極は、前記有機層と前記基板との間に位置決めされ、前記第１の発光素子の前記基板は、前記第２の発光素子の前記基板に向けられ、両方の前記基板は、透明媒体に光結合されている、
請求項１に記載の発光デバイス。
前記第１の発光素子の前記基板は、第１の屈折率ｎ₁を有し、前記第２の発光素子の前記基板は、第２の屈折率ｎ₂を有し、前記透明な媒質は、前記第１及び前記第２の基板の屈折率とほぼ同じ大きさの屈折率ｎ_mを有する、
請求項３に記載の発光デバイス。
前記透明媒体と接触している少なくとも１つの散乱要素は、両方の前記基板相互間に位置決めされ、光出力を増大させる、
請求項３又は４に記載の発光デバイス。
前記散乱要素は、前記透明な媒質中に埋め込まれた散乱粒子である、
請求項５記載の発光デバイス。
前記屈折率ｎ_mは、１．１〜２．０、好ましくは１．４〜１．６である、
請求項１ないし６の何れか１項に記載の発光デバイス。
前記散乱粒子の粒径は、５０ｎｍ〜５０μｍ、好ましくは２００ｎｍ〜１、０００ｎｍである、
請求項１ないし７の何れか１項に記載の発光デバイス。
前記透明な媒質の粒子濃度は、１％〜６０％、好ましくは５％〜３０％である、
請求項１ないし８の何れか１項に記載の発光デバイス。
前記散乱要素は、異形表面として形成されている、
請求項５又は６に記載の発光デバイス。
前記異形表面は、ピラミッド形、円錐形、ドーム形、又は入射光を屈折させ又は回折させるレンズ形のものである、
請求項１０に記載の発光デバイス。
前記透明な媒質は、ｎ_m＞１．３の屈折率ｎ_mを有し、前記屈折率ｎ_mは、前記基板の屈折率のうちの少なくとも一方とは異なる、
請求項１０又は１１に記載の発光デバイス。
前記基板の少なくとも１つの表面は、前記異形表面である、
請求項１ないし１２の何れか１項に記載の発光デバイス。
前記キャビティは、特に乾燥状態の不活性ガスで満たされている、
請求項２に記載の発光デバイス。
前記キャビティは、不活性隔離液で満たされている、
請求項２に記載の発光デバイス。
前記キャビティは、透明な接着剤で満たされている、
請求項２に記載の発光デバイス。
前記液体は、ゲッタ材料、分散材料、又は蛍光体を含む、
請求項１５に記載の発光デバイス。
前記第１の発光素子及び前記第２の発光素子の前記第１の電極及び前記第２の電極は、透明である、
請求項１ないし１７の何れか１項に記載の発光デバイス。
前記第１の発光素子の前記第１の電極及び前記第２の電極は、透明であり、前記第２の発光素子の前記第１の電極は、反射性であり、前記第２の発光素子の前記第２の電極は、透明である、
請求項１ないし１７の何れか１項に記載の発光デバイス。
前記透明な材料は、ＩＴＯ（酸化インジウムスズ）から成る、
請求項１ないし１９の何れか１項に記載の発光デバイス。
前記反射性の材料は、アルミニウム層である、
請求項１ないし２０の何れか１項に記載の発光デバイス。
前記第１の発光素子及び前記第２の発光素子は各々、個別の駆動回路に接続されている、
請求項１ないし２１の何れか１項に記載の発光デバイス。
対向した前記基板相互間の距離Ｄは、１．５μｍ≦Ｄ≦１５０μｍ、好ましくは５μｍ≦Ｄ≦１００μｍ、より好ましくは１０μｍ≦Ｄ≦５０μｍである、
請求項１ないし２２の何れか１項に記載の発光デバイス。
前記基板は、接着剤によって互いに連結されており、前記接着剤は、前記キャビティを囲んでいる、
請求項１ないし２３の何れか１項に記載の発光デバイス。
前記接着剤は、前記基板相互間の距離Ｄをもたらす添加剤を含む、
請求項２４に記載の発光デバイス。
前記第１の発光素子は、第１の蓋で覆われ、前記第２の発光素子は、第２の蓋で覆われ、前記第２の蓋は、透明な材料で作られている、
請求項１ないし２５の何れか１項に記載の発光デバイス。
第１のゲッタ要素が、前記第１の発光素子の側方に設けられ、第２のゲッタ要素が、前記第２の発光素子の前記第１の電極に向いている前記第２の蓋の内側に配置されている、
請求項２６に記載の発光デバイス。