JP2009519524A - データ伝送バスにアクセスする方法、対応する装置およびシステム - Google Patents

データ伝送バスにアクセスする方法、対応する装置およびシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、一次マスタ(22)および二次マスタ(32)に接続可能で、周辺装置間でデータを伝送するために使用されるバス(10)に関する。一次マスタが、バスで利用できる時間の僅かな割合しか使用しない場合に、二次マスタの間での最低速度および/または最大待ち時間を保証するため、一次マスタは、高い優先度を付与され、そして媒体に無線でアクセスする手段を備える。バスにアクセスするための本発明の方法は、バスへの要求に際して、一次マスタがバスにアクセスすることを承認するステップ、および一次マスタ周辺装置がバスへのアクセスを要求しないとき、バスへのアクセスを二次マスタについて選択するステップを含む。

Description

本発明は電子回路分野およびコンピュータ分野に関し、より具体的には決定論的高性能バスに関する。
従来技術によれば、インターナショナル・ビジネス・マシーン株式会社によって出願された特許申請(特許文献1)の図9に関して述べられたプロセッサ・ローカル・バス(Processor Local Bus、PLB)は、幾つかのスレーブ(slave)およびマスタ(master)を備える。また、バスへのアクセス優先度がマスタに対して規定されている。PLBでは、最低の優先度を持つマスタは、バスにアクセスしている別のマスタがそれを解放したときのみ、バスにアクセスできる。
米国特許第6,587,905号明細書
この技術には、各マスタに対して伝送帯域および待ち時間を保証しないという不便さがある。また、このバスは、(とりわけ、物理層タイプ、すなわちPHYの)低レベル通信またはメディア・アクセス制御(MAC)として知られる通信チャンネルへのアクセスに適合しない。また、ソフトウェア資源とハードウェア資源との間の分割にも適合しない。
本発明の目的は、従来技術の難点を克服することである。
より詳細には、本発明の目的は、高い優先度の主マスタ(principle master)周辺装置へのおよび二次マスタ(secondary master)周辺装置へのリンクのための決定論的バスを可能にし、その結果、主マスタがバス上で利用可能な時間の僅かな割合しか使用しない場合、バスへの最小ビットレートおよび/または最大待ち時間を、二次マスタに対して保証することである。
この目的のために、本発明は、高い優先度の主マスタ周辺装置へのおよび二次マスタ周辺装置へのリンクを対象とするバス―ここで、そのバスは、周辺装置へのおよび/または周辺装置からの伝送に好適である―へのアクセスの方法を提案する。本発明によれば、本方法は、以下のステップを含む。
・主マスタ周辺装置がバスへのアクセスを要求するとき、主マスタ周辺装置にバスアクセスを承認するステップ、
・主マスタ周辺装置がバスへのアクセスを要求しないとき、二次マスタ周辺装置の1つをバスアクセスに選択するステップ。
好ましい特徴によれば、選択するステップは、以下のステップを含む。
・二次マスタ周辺装置の各々に対して循環トークン(revolving token)を割り当てるステップ、
・二次マスタ周辺装置がバスへのアクセスを要求するとき、トークンを持つ二次マスタ周辺装置にバスアクセスを承認するステップ。
有利には、選択するステップは、トークンを持つ二次周辺装置がバスへのアクセスを要求しないとき、バスへのアクセスについて二次マスタ周辺装置間を調停(arbitration)するステップを含む。
別の特徴によれば、調停するステップは、以下のステップを含む。
・バスへのアクセスを要求する二次周辺装置を無作為に選択するステップ
・バスへのアクセスを要求する、最後にバスにアクセスした二次周辺装置を選択するステップ、
・バスへのアクセスを要求しかつ最も長時間にわたってバスにアクセスしていない二次周辺装置を選択するステップ、または
・最も長時間にわたってバスへのアクセスを要求している二次周辺装置を選択するステップ。
特定の特徴によれば、本方法は、リード(read)タイプまたはライト(write)タイプのアクセスを選択するステップを含む。
他の特定の特徴によれば、本方法は、以下のステップを含む。
・主マスタ周辺装置がバスへのリードアクセスを要求するとき、主マスタ周辺装置にバスリードアクセスを承認するステップ、
・主マスタ周辺装置がバスへのリードアクセスを要求しないとき、二次マスタ周辺装置の1つをバスリードアクセスに選択するステップ、
・主マスタ周辺装置がバスへのライトアクセスを要求するとき、それにバスライトアクセスを承認するステップ、および
・主マスタ周辺装置がバスへのライトアクセスを要求しないとき、二次マスタ周辺装置の1つをバスライトアクセスに選択するステップ。
さらなる特徴によれば、バスは少なくとも1つのスレーブ周辺装置を含み、本方法は、その少なくとも1つのスレーブ周辺装置へのまたはそれからのデータの伝送を承認された周辺装置用の、バスへのリードアクセスおよび/またはライトアクセスを含む。
本発明はまた、高い優先度の主マスタ周辺装置へのおよび二次マスタ周辺装置へのリンクのためのバスへのアクセス装置に関しており、ここで、当該バスは周辺装置間でのデータの伝送に好適であって、有利には、以下の手段を備える。
・主マスタ周辺装置がバスへのアクセスを要求するとき、主マスタ周辺装置にバスアクセスを承認する手段、および
・主マスタ周辺装置がバスへのアクセスを要求しないとき、二次マスタ周辺装置の1つをバスアクセスに選択する手段。
本発明はまた、以下の装置を備えるシステムに関し、
・バス、
・バスにリンクされた高い優先度の主マスタ周辺装置、
・バスにリンクされた優先度が同じ二次マスタ周辺装置、および
・本発明によって上記で定義された、バスアクセス装置、
ここで、バスは、周辺装置間のデータの伝送に好適である。
有利には、システムは、バスにリンクされた少なくとも1つのスレーブ周辺装置を備え、ここで、スレーブ周辺装置(複数可)は、バスへのアクセスは要求できない。
細目にわたる特徴によれば、周辺装置(複数可)はメモリである。
有利には、主マスタ周辺装置はマイクロプロセッサを備える。
特定の特徴によれば、主マスタ周辺装置は無線媒体へのアクセス手段を備える。
好ましい特徴によれば、システムは、バスおよび少なくとも1つの二次マスタ周辺装置、および場合によっては主マスタ周辺装置、を備えるコンポーネントを備える。
以下の説明を読むことで、本発明はよりよく理解され、そしてその他の特有の特徴および利点が明らかになるであろう。説明では、添付の図面を参照する。
図1は、本発明の特定の実施形態による通信システム1を図式的に表現したものである。
システム1は、以下のものを備える。
・バス10、
・バス10へのアクセスを管理するアービタ13、
・バス10にアクセスする最高の優先度を持つ主マスタ周辺装置100
・バス10に接続された二次マスタ周辺装置110乃至112、および
・スレーブ120乃至123。
マスタ110乃至112は、リードモードおよび/またはライトモードでバスでのデータ転送を開始するのに好適である。それらは、バスへのアクセスに、主マスタ100よりも低い優先度を持つ。有利には、マスタの数には制限がなく、かつ任意の値(例えば、3、10または100)を取ることができる。マスタの数が多いほど、バスがうまく管理されるべきアクセス承認が多くなり、マスタの各々に割当てられる時間および伝送帯域幅は平均的に低下する。本発明は、マスタの数が大きいとき、アクセスにおける流動性を顕著に高める。
スレーブ120乃至123は、バス10でデータを受信および/または送信するが、データ転送を開始することはできない。通常、本発明によれば、少なくとも1つのスレーブがバス10に接続される。
図2は、システム1の層構造を図式的に示す。より正確には、システム1は、以下の層を含む少なくとも3つの層を実装する。
・物理層、すなわちPHY、
・メディアアクセス制御(Media Access Control)すなわちMAC層、および
・アプリケーション層。
媒体は、例えば、無線通信層(例えば、赤外、無線―特に、WiFi、IEEE802.11、IEEE802.16および/またはIEEE802.15標準による―、または電力線による)または有線である。転送データのビットレートは、特に、数百メガビットにも達し得る。
図2は、特に、ハードウェア/ソフトウェアパーティショニングとして知られる、ハードウェア(すなわち電子部品)とソフトウェア要素との間の区分けを示す。システム1は、特に、以下のものを備える。
・バス10を含むMACコア(core)20、ここで、MACコアはデータ伝送媒体(物理層)および/またはアプリケーション層に接続される、
・MAC CPU(中央処理ユニット)22、
・アプリケーション層23、および
・双方向リンク28を介して層23に接続されたランダムアクセスメモリまたはSDRAM24。
物理層20とMAC層とは、以下のものを備えるPHY−MACインタフェース25によって接続される。
・層20とCPU22との間の双方向制御リンク252、および
・層20とMACコア20との間の2つの単方向データ伝送リンク250および251。
アプリケーション層23は、データ伝送バス10(インタフェース26)および双方向制御リンク270を介して、それぞれ、コア20およびCPU22に接続される。
バス10は、優先度が等しい複数のマスタ(図2に図示せず)および少なくとも1つのスレーブ(図2に図示せず)に接続され、またCPU22―これは、そのバスの主マスタ周辺装置であり、二次マスタ周辺装置として知られる他のマスタより優先度が高い―に接続される。従って、CPU22は、バスへのアクセスの優先度が高い(これは、バスへのアクセスについて、CPUの優先度がマスタより低い従来技術と反対である)。
図3は、MAC層について、データ交換装置に適用されたシステム1の詳細を示す。
図3において、示されたシステムによれば、バス10―バスへのアクセスはアービタ13に制御される―は以下のものを接続する。
・バス10をユニット22に内蔵のバス221に接続するインタフェース220、ここで、インタフェース220およびバス221はCPU22に属する、
・スレーブメモリ30、
・物理層の2つの制御ユニット―それぞれ、送信201(リンク251に接続)および受信202(リンク250に接続)に関する―、
・2つのDMAユニット―それぞれ、セキュリティエンコーダ32(例えば、データを暗号化する)中の送信321および受信322に関する、
・2つのDMAユニット―それぞれ、セキュリティデコーダ31(例えば、データを復号化する)中の送信311および受信312に関する、
・2つのDMAユニット―それぞれ、送信205および受信203に関し、両方ともバスアプリケーション23の主インタフェース204に接続され、ユニット203およびユニット205さらに主インタフェース204は、アプリケーションとのインタフェースであるモジュール206に属する。
バス221は、システムのその他のユニットの制御バスである(例えば、初期化用)。それは、例えば、AMBA(登録商標)バスのAPB部の形式で実現される。それはリンク252に接続される。
ユニット201乃至203、205、エンコーダ32およびデコーダ31は、MACコア20の一部である。
図示のために与えられた一例のシステムは、従って、以下の装置を備える。
・MAC CPU22に相当する主マスタ周辺装置、
・同じ優先度を持つ、8つのマスタ201乃至205、321、322、311および312(例えば、図1のマスタ110乃至112に対応する)、または二次マスタ周辺装置、および
・スレーブ30。
有利には、本発明は、ハードウェア資源とソフトウェア資源との間の区分けを可能にするが、この区分けは別のハードウェア構成により別様に行うこともできる。
実際の、好ましい実施形態によれば、MACコア20を備える唯一のコンポーネントは、プログラム可能コンポーネント(例えば、PGA “Programmable Gate Array”、プログラム可能ゲートアレイ)、PLD(Programmable Logic Device、プログラム可能論理装置)、専用コンポーネントすなわちASIC(Application Specific Integrated Circuit、特定用途向け集積回路)またはマイクロコントローラである。従って、本発明は、非常にコンパクトなバスが、1つのコンポーネント内で幾つかのマスタを接続するという利点を持つ。ちなみに、従来技術では、コンポーネント内のバスの効率レベルを保証するために、バスは個別の完全なサブバス(データ、アドレスおよび制御を備える)に分けられ、各サブバスが1つのマスタに割当てられる。
別の変形例によれば、MAC CPU22およびMACコア20は同じコンポーネント内に存在する。
別の変形例によれば、MACコア20および、必要な場合にはMAC CPU22、を備えるコンポーネントはメモリ30をも備える。
他の変形例によれば、MAC CPU22、ユニット201、202、モジュール206、コーダ32およびデコーダ31は、全てまたは一部分が、別個のコンポーネント内に存在する。
図示されない実施形態によれば、バス10は2つのスレーブメモリに接続される。勿論、バス10は、もっと多くのスレーブにも接続できる。
図4は、多数のマスタ(ユニット22およびコーダ32)およびスレーブ(メモリ30および別のメモリ301が、接続、共有の有無をわかり易くしている)を持つバス10を示す。
ユニット22(または32)は、以下のものを介して、マスタからアービタ方向で、アービタ13に接続される。
・16ビット(または変異形によれば20ビット)のaddress−writeバス400(または410)、
・32ビット(または、変異形によれば16ビットまたは64ビット)のdata−writeバス401(または、data−writeバス411)、
・2ビットのsize−writeリンク402(または412)、
・1ビットのwrite−enableリンク403(または413)、
・16ビット(変異形によれば20ビット)のaddress−readバス404(または414)
・2ビットのsize−writeリンク405(または415)、および
・1ビットのwrite−enableリンク406(または416)。
ユニット22(または、コーダ32)は、以下のものを介して、アービタから二次マスタ周辺装置の意味で、アービタ13に接続される。
・bus−grantリンク408(または418)、および
・バス10に接続された全てのマスタに共有される、32ビット(または、変異形によれば16ビットまたは64ビット)のdata−readバス407。
図4において開示された実施形態によれば、bus−grantリンクは二次マスタ周辺装置をアービタ13に接続し、この場合、主マスタ周辺装置が制御に当たらないならば、二次マスタ周辺装置はライトバスおよびリードバスに同時にアクセスできる。
本発明の変形例によれば、主マスタ周辺装置がリードアクセス(または、ライトアクセス)するのと同時に、二次マスタ周辺装置もライトアクセス(または、リードアクセス)できるが、二次マスタ周辺装置と主マスタ周辺装置とによるアクセスタイプは異なる。
別の変形例によれば、2つのbus−grantリンク―それぞれ、リードモード409乃至419およびライトモード4010乃至4110に相当―は、二次マスタ周辺装置をアービタ13に接続する。この場合、2つの二次マスタ周辺装置は、一方はライトモード他方はリードモードで、同時にバスにアクセスできる。この変形例は、バスへのアクセスを明快にし、より迅速なアクセスおよび/またはより高いビットレートを可能にする利点を持つ。
スレーブ301(または30)は、以下のものを介して、アービタからスレーブの方向で、アービタ13に接続される。
・バス10に接続された全てのスレーブによって共有される、16ビット(または変異形によれば20ビット)のaddress−writeバス420、
・全てのスレーブによって共有される、32ビット(または、変異形によれば16ビットまたは64ビット)のdata−writeバス421、
・2ビットのsize−writeリンク423(または、size−writeリンク433)、
・全てのスレーブに共有される、16ビット(または、変異形によれば20ビット)のaddress−readバス422、
・2ビットのsize−readリンク424(または434)。
スレーブ30および301は、32ビット(または、変異形によれば16ビットもしくは64ビット)のdata−readバス425(または435)を介して、スレーブからアービタの方向で、アービタ13に接続される。
データサイズ信号402、412、405、415、423、433、424および434は、バス10上で運ばれる幾つかのデータサイズを規定できるようにする。従って、2ビットでコード化されたデータサイズでもって、事前に規定される3つのデータサイズ、例えば、8ビット、16ビットおよび32ビットが可能である。別の変形例によれば、データバスは、32ビット以上(例えば、64ビットまたは128ビット)を備え、事前に規定された値が、その後、バスのサイズ(例えば、64ビットバスについては、4つのデータサイズ値、すなわち、8ビット、16ビット、32ビットおよび64ビットを事前に規定できる)に従って選ばれる。ここで、好ましくは、事前に規定される値は、ファクタ2の等差数列に従う(事前に規定される値は、先行する値の2倍に等しい)。別の変形例によれば、事前に設定される値は等差数列に従うことなく、データバスのサイズより小さいかまたは等しい任意の値をとり得る。
実施形態の変形例によれば、データは固定サイズでコード化され、データサイズ信号(および対応するリンク)は削除される。
アービタ13は、例えば、電子回路、プログラム可能回路、ASICまたはマイクロコントローラまたはマイクロプロセッサの形で実現される。バス配線により、最高優先度のマスタCPU(すなわち主マスタ周辺装置)、同じ優先度のマスタ(すなわち二次マスタ周辺装置)およびスレーブの識別が可能である。
バス10は、バスおよびアービタ13に接続された全ての周辺装置にリンクされるクロック(CLK)信号およびリセット信号などのその他の信号を含む。クロック信号は、分かり易さを損なわないよう、図示されていない。
図5は、データのリード動作およびライト動作の同時実行が可能な実施形態による、バス10上のデータ交換の期間におけるタイミング図を示す。同時的なリード動作およびライト動作は、これらの動作を可能にするマスタ(例えば、送信と受信の一致時におけるダイレクトメモリアクセス(DMA)を持つマスタ)にうまく適合する。
全ての信号はクロック信号50に同期する。
対応する“bus−grant”信号を介してアクセス承認を受け取ったマスタについて、第1のクロックの立ち上りエッジで、ライトアドレス信号51がデータ52と同時に活性化される。これらの信号は、クロックサイクルの間、有効に持続する。
同時的に、マスタが、クロック信号50の立ち上りエッジで、バスへのアクセスを要求し(“read−enable”信号53)、そして取得する。リードアクセスがアービタ13によって認可され(信号54)、対応するデータ(例えば、スレーブにより供給される)が次のクロックサイクルで提供される(信号55)。
本発明の別の実施形態によれば、バス10は、それぞれ、リードモードおよびライトモードで機能する、2つの別個のバスに分けられる。
本発明は、物理層での高いビットレートを可能にする。例として、(FPGAの形で実現する場合)40MHzバスクロックでは、物理層上のビットレートは、32ビットのデータバスで、100Mbpsを超える。リードおよびライトの瞬間的ビットレートは2.56Gbpsに達し得る。ASICで実現すると、クロックビットレートを遥か高速(例えば、80MHz)に決定できる。そしてビットレートは比例して高くなる。二次マスタ周辺装置については、(主マスタへのアクセスを除く)バスへのアクセスの最大待ち時間は、二次マスタ周辺装置の数にサイクル当たりのクロックパルス数を乗じた積に等しい。
図6は、データのリード動作およびライト動作が順次に実行され、同時には実行されない別の実施形態による、バス10上のデータ交換の期間におけるタイミング図を示す。
要素51および52は、図5および図6と共通であり、同じ参照番号を付す。それらについては、従って、ここでは説明しない。
特定のアドレスへのread−enable信号63は、バスがリードモードで空いているときのみ実行される。
図6のタイミング図に対応する実施形態によれば、バスアービタはリードアクセスおよびライトアクセスを相互の関連付けなしで管理する。バスは、リードおよびライトで交互にアクセスされる。本発明の別の実施形態によれば、リードアクセスおよびライトアクセスは交互ではなく、リードとライトとの間の優先度が、例えば、無作為またはその反対に事前に規定された規則に従う―特に、要求の到着順に従うおよび/またはバスアクセスを要求する二次マスタ周辺装置の優先度に従うなど―任意の方法で規定される。
図7は、(例えば、アービタがプログラム可能なコンポーネントで実現される場合、VHDLで実現可能な)バス・アクセス・アルゴリズム10を示す。
リセット信号の活性化に対応する初期化ステップ70において、アービタ13が初期化され、出力信号が停止され、そして内部レジスタ(詳しくは、現時点のマスタ・レジスタ)も初期化される。次いで、データのリード/ライトのサイクルが実行される。これらのサイクルはクロック信号に同期し、クロックサイクルに対応するフローチャトにおける基本的なループである。
基本的なループはテスト71で始まり、ここで、アービタ13は中央処理ユニット22がアクセスを要求している(writa−enable信号またはread−enable信号が活性化している)かを確認する。肯定の場合は、ステップ72において、信号408の活性化によってCPU22へアクセスが付与される。
否定の場合、CPU22はアクセスを要求しておらず、そのときは、アクセスは別のマスタに付与できる。アービタ13は、同じ優先度の二次マスタ周辺装置の各々がバス10に公平にアクセスできるようにサイクルを管理する。また、アービタ13は、二次マスタ周辺装置間での序列を規定する。従って、ステップ73において、アービタ13は、序列の最後に達したかを確認する。答えが肯定の場合、ステップ740において、序列の最初に戻り、第1の二次マスタ周辺装置を現時点のマスタであると見なす。否定の場合、ステップ741において、次順の二次マスタ周辺装置に移り、それが現時点のマスタとなる。
本発明の第1の実施形態によれば、その序列は、最初に無作為に規定されたときに、またはマスタのタイプに従って、固定される。
変形例によれば、その序列は、ステップ740において無作為に修正される。従って、マスタをより公平に混ぜ合わすことができる。別の変形例によれば、その序列は、ステップ740において、外部要因によって(例えば、主マスタまたは二次マスタによって送信されたコマンドによって)修正される。
次いで、ステップ75において、アービタ13は、現時点のマスタMがバスへのアクセスを要求したかをチェックする。肯定の場合、それは、ステップ76で、バスアクセスを現時点のマスタに付与する。
否定の場合、調停ステップ77において、バスアクセスを要求したマスタの中からマスタMjを決定し、ステップ78において、それにバスアクセスを付与する。調停ステップ77は、現時点のマスタがバスアクセスを要求しない場合、特に、伝送ビットレートを増大できるようにする。
ステップ77については、幾つかの調停戦略を考えることができ、中でも、以下のものがある。
・無作為属性の戦略、
・最も最近バスにアクセスしたマスタにアクセスを付与、
・マスタの優先度番号によるアクセス(マスタは、それらの優先度の順にバスに接続される―例えば、完全な電子的実装において、ケーブルピンがマスタそれぞれの優先度に従って割り当てられて―)、
・それまでのアクセスに基づく論理的順序によるアクセス(例えば、別の所与のマスタのアクセスに続いてアクセスを要求するのが通常であるマスタにアクセスを付与)―その論理的な順序は、例えば、表にされる―、
・要求されたアクセスタイプ(リードまたはライト)に従うアクセス―2つのタイプのアクセスのうちの1つに優先度が付与される―、および/または
・バスへのアクセスを最初に要求した周辺装置にアクセスを付与。
アルゴリズムは、第一には、論理ポートを使用するハードウェア実装に対応する。ライトアクセス信号は以下のようにまとめられる、すなわち、
・bus−grant(Mp)=write−enable(Mp)
・bus−grant(M)=[write−enable(Mp)].write−enable(M);
・bus−grant(Mj)=[write−enable(Mp)].[write−enable(M)].write−enable(Mj)
ここで、
・Mpは、主マスタ(ここでは、ユニット22)を表わし、Mは現時点のマスタ、そしてMjは調停ステップによって決定されたマスタを表わし、そして
・ここで、bus−grant(X)はマスタXに対するバスアクセス認可信号を表わし、write−enable(X)はマスタXからのバスアクセス要求信号を、そして[write−enable(X)]は否定信号を表わす(これは、インバータ・ゲートを使用して得られる)。
演算子「.」は論理乗算を表わしており、ANDポートを使用して実現できる。
ステップ73はコンピュータを使用して実現できる。
上述の動作はクロックで同期がとられる。
図8および図9は、バス10への継起するアクセスを表わす。
より正確には、図8は、MAC CPUも現時点のマスタもバスを要求しない場合はバスアクセスを提供しない、簡単化した実施に対応している(この場合、ステップ77およびステップ78は存在しない)。図9は、MAC CPUも現時点のマスタもバスを要求しない場合に調停フェーズを実行する、図7で示されたアルゴリズムに従うバス10への継起するアクセスを表わす。
図8によれば、序列は(2、3、4、5、6、7)であると推測される。
図8の表の第1行で参照される要素は、現時点のマスタを時間の関数で表わしており、同じ優先度のマスタは2から7の値をとるパラメータNで番号付けされている。第1列はマスタを表わす(MAC CPUは1に等しいNパラメータを持つ)。
第1のサイクルにおいては、Nが5の値を持つマスタが現時点のマスタであり、このマスタはバスへのアクセスを要求していない。
第2のサイクル80においては、Nが2の値を持つ二次マスタ周辺装置が現時点のマスタであり、このマスタはバスへのリードアクセスを要求し(文字Rの印が付される)、そして取得する。
第3のサイクル81においては、ユニット22がリードアクセスを要求して取得し、Nが3の値を持つ二次マスタ周辺装置についてのリードアクセスを妨げる。
続くサイクル82、83、84等においては、アービタは、ライトアクセス(文字Wの印が付される)またはリードアクセスにおいて、優先度をユニット22に与えるかまたは、ユニット22がバスアクセスを要求しない場合は、現時点のマスタ(Nは、序列(2、3、4、5、6、7)の連続する値をとる)に与える。
現時点のマスタおよび/またはユニット22によって、ライトアクセスおよびリードアクセスが同時になし得ることに留意されたい(必ずしも全てではないが、幾つかのマスタはリードアクセスおよびライトアクセスをサポートできる)。これは、例えば、サイクル85において実際に起こり、そこでは、(そのようなアクセスが起こり得る変形例に応じて)ユニット22はバスアクセスをし、また現時点のマスタ(Nは6の値を持つ)がリードアクセスをしている。これはまた、サイクル86においても起こっており、そこでは、Nが2の値を持つ二次マスタ周辺装置がリードモードおよびライトモードの両方でバスにアクセスする。
図9によれば、序列は(2、3、4、5、6、7)であることが推測される。
図9の表は以下の行を順番に含む。すなわち、
・主マスタ周辺装置が必要なアクセスタイプ、ライトWまたはリードR、でバスを要求することの表示、
・バスへのリードアクセスを要求する二次マスタ周辺装置に対応するNパラメータの値、
・バスへのライトアクセスを要求する二次マスタ周辺装置に対応するNパラメータの値、
・選択ステップの間に、アービタによって選択された二次マスタ周辺装置、ここで、主マスタ周辺装置はバスへのアクセスを要求していない、
・バスにリードアクセスするマスタ周辺装置、および
・バスにライトアクセスするマスタ周辺装置。
ここで与えられた例では、主マスタ周辺装置が制御を要求するときは、二次マスタ周辺装置はバスにアクセスすることはできない。
第1のサイクル900においては、それぞれ、Nが2および6の値を持つ2つの二次マスタ周辺装置がリードアクセスを要求する。そこで、Nが2の値を持つマスタを選択したアービタは、それにバスへのアクセスを付与する。
第2のサイクル901においては、MAC CPUがリードアクセスの制御を要求し、それを取得する。
第3のサイクル902において、Nが3の値を持つ選択されたマスタは制御を要求せず、Nが6の値を持つマスタがバスへのアクセスを要求する唯一のマスタであり、調停ステップにおいて、それはバスへのリードアクセスを取得する。
第4のサイクル903において、Nが2の値を持つマスタがバスへのアクセスをリードモードおよびライトモードの両方で要求し、このアクセスを取得し、選択されたNが4の値を持つマスタはバスへのアクセスを要求しない。
第5のサイクル904において、主マスタ、およびNが7および5の値を持つ二次マスタ周辺装置がバスへのアクセスを要求する。主マスタは、上述のように、バスアクセスを取得する。
第6のサイクル905において、Nが3の値を持つ二次マスタ周辺装置もバスへのアクセスを要求する。アービタは、Nが5の値を持つマスタを選択する。Nが5の値を持つマスタはそこでバスへのアクセスを取得する。
第7のサイクル906において、Nが6の値を持つ選択されたマスタはバスへのアクセスを要求せず、アービタは、Nが3から7の値を持つマスタ間の調停ステップにおいて、Nの値が7の周辺装置に制御を与える。
次いで、サイクル907において、Nが3の値を持つマスタがバスにアクセスする。
次いで、後続する2つのステップ908および909においては、バスへのアクセスを要求するマスタはなく、バスは空き状態に留まる。
このようにして、調停フェーズは、主マスタおよび二次マスタがバスへのアクセスを要求しない場合は、タイムスロットを使用可能なようにする。
図10は、バスへのリードアクセスおよびライトアクセスが相互に関連付けられない、アービタ13の構造を示す。
アービタ13は、以下のものを備える。
・ライトアクセス選択モジュール130、
・address−writeマルチプレクサ131、
・data−writeマルチプレクサ132、
・size−writeマルチプレクサ133、
・リードアクセス選択モジュール134、
・address−readマルチプレクサ135、
・data−readマルチプレクサ136、および
・size−readマルチプレクサ137。
アクセス選択モジュール130(または134)は、様々なマスタからwrite−enable要求エントリ信号403、413(または406、416)を受信する。それは、マスタにアクセスを付与するために、図7のアルゴリズム実行し、必要な場合は、以下のものを活性化する。
・アクセス承認を得ているマスタに関連付けられたbus−grant信号4010乃至4110(または409乃至419)のうちの1つ、および
・アクセス承認を得ているマスタに基づいて、マルチプレクサ131乃至133(または135乃至137)を操る、コマンド信号138。
アドレスマルチプレクサ131(または135)は、様々なマスタから、信号アドレス400、410(または404、414)を受信する。アドレスマルチプレクサは、受信したコマンド信号138(または139)に従ってアドレス信号420(または422)を出力に提示する。
アドレスマルチプレクサ135もまた、選択されたアドレスを含む周辺装置(スレーブ)に従ってコマンド信号1390を生成する。
データマルチプレクサ132(または136)は、様々なスレーブからデータ信号401、411(または425、435)を受信する。データマルチプレクサは、受信したコマンド信号138(または1390)に従って、データ信号421(データライト)(または、データ信号407(データリード))を出力に提示する。
本発明の変形例によれば、バスはリードデータを提供するのに適したスレーブのみを受け入れる。この場合は、モジュール136および信号1390(および信号1390を生成する手段)は削除される。
サイズマルチプレクサ133(または137)は、様々なマスタから、サイズ信号402、412(または405、415)を受信する。サイズマルチプレクサは、受信したコマンド信号138(または139)に従って、サイズ信号433(または424)を出力に提示する。
図11は、与えられたサイクルの間に、主マスタ周辺装置および/または1つの二次マスタ周辺装置に対して、リードアクセスおよび/またはライトアクセスが承認されるような、本発明の別の実施形態によるアービタ14の構造を示す。
アービタ14は、1つのアドレス選択モジュール140によって置き換えられるモジュール130およびモジュール134を除いて、アービタ13と同様であり、バスは、ライト動作およびリード動作を同時に受け付けることができない。各マスタは、それに専用化されたリード/ライトアクセス承認信号141、142を受信する。その他の要素は同様であって、同じ参照番号を持っており、説明は省略する。
モジュール140は、バスに接続された様々なマスタから、ライト動作403、413およびリード動作406、416に対するバスアクセス承認要求信号を受信する。モジュール140は、以下のものを生成する。
・図7のアルゴリズムの実行によって決定されたマスタによるバスアクセス承認信号141、142、および
・上記のように決定されたマスタによるコマンド信号138および139、ならびに上記のように決定されたマスタによって要求されるアクセスタイプ(複数可)(ライトまたはリード)、
である。
当然ながら、本発明はこれまでに説明した実施形態に限定されない。
より詳細には、本発明は、これまでに説明されたのとは異なる、マスタおよび/またはスレーブの数および機能に対応可能である。
また、データビット数、アドレス、バス上を並列に伝送されるデータのサイズは固定されておらず、本発明の様々な実施形態によってこれまでに提示されたのとは別の値をとることもできる。
同時に伝送されるデータのサイズを示す信号は、伝送データのサイズが固定の場合、削除される。
さらに、これまでに説明されたのとは異なる、特に以下のものによる、信号がバスに現れてもよい。
・調停ステップにおける二次マスタ周辺装置の順序の動的な変更についての信号、
・バスにアクセスするためにアービタによって選択された二次マスタ周辺装置がアクセスを要求しない場合、調停の実行についての活性化信号または非活性化信号、
・主マスタ周辺装置がバスへのアクセスを要求しない場合、二次マスタ周辺装置のバスへのアクセスの選択順序における動的な変更についての信号。
これらの信号は、特に、CPUによって実現することができる。
本発明は、使用上の大きな自由度を可能にし、特定のアプリケーション層および/または特定の物理層向きの適応化のための再構成を容易にし、モジュラ設計によく適合する。従って、本発明はまた、(コンポーネントの形での)完全な電子的実現、またはその反対に部分的なソフトウェア実現(例えば、コンテキストに従って容易に再構成可能な「無線ソフトウェア」の場合)とも両立する。さらに、本発明は、多くの領域に適用可能であり、そして、特に、有線または無線の通信領域(特に、IEEE802.16、IEEE802.15.3(UWB)型の物理層とのインタフェース)に適用可能である。
本発明の特定の実施形態による通信システムの高度に図式的なブロック図である。 図1のシステムの層構造を図式的に示すものである。 媒体へのアクセス層を備えるデータ交換装置に適用された、図1および図2のシステムの詳細を示すものである。 図1のシステム中で実現されたバスを表したものである。 図4のバス上のデータ交換の期間のタイミング図を示すものである。 図4のバス上のデータ交換の期間のタイミング図を示すものである。 図4のバスへのアクセス・アルゴリズムを示すものである。 図4のバスへのアクセスの例を表したものである。 図4のバスへのアクセスの例を表したものである。 図4のバスへのアクセスの管理に好適なアービタを示すものである。 図4のバスへのアクセスの管理に好適なアービタを示すものである。 図4のバスに接続されたマスタを表したものである。

Claims (17)

  1. 主マスタ周辺装置(100、22)および二次マスタ周辺装置(110乃至112、201乃至205、32、321、322、311、312)への接続のためのデータバス(10)へのアクセスの方法であって、
    前記バスは、前記周辺装置へのおよび/または前記周辺装置からのデータ伝送に好適で、MAC層レベルのフレームを搬送し、
    前記主マスタ周辺装置は、最高のバスアクセス優先度を持ち、無線媒体へのアクセス手段を備え、
    前記方法は、
    前記主マスタ周辺装置が前記バスへのアクセスを要求(71)するとき、前記主マスタ周辺装置にバスアクセスを承認するステップ(72)と、
    前記主マスタ周辺装置が前記バスへのアクセスを要求しないとき、前記二次マスタ周辺装置の1つをバスアクセスに選択するステップ(75)と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記選択するステップは、
    前記二次マスタ周辺装置の各々に循環トークンを割当てる(740、741)ステップと、
    前記二次マスタ周辺装置が前記バスへのアクセスを要求する(75)とき、前記トークンを持つ前記二次マスタ周辺装置にバスアクセスを承認するステップ(76)と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記選択するステップは、前記トークンを持つ前記二次周辺装置が前記バスへのアクセスを要求しないとき(75)、前記バスへのアクセスについて、前記二次マスタ周辺装置間を調停するステップ(77)を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記調停するステップは、前記バスへのアクセスを要求する二次周辺装置を無作為に選択するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記調停するステップは、最後に前記バスにアクセスした、前記バスへのアクセスを要求する前記二次周辺装置を選択するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 前記調停するステップは、最も長期にわたって前記バスにアクセスしていない、バスアクセスを要求する前記二次周辺装置を選択するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 前記調停するステップは、最も長期にわたって前記バスへのアクセスを要求している前記二次周辺装置を選択するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  8. ライトアクセスタイプまたはリードアクセスタイプを選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記主マスタ周辺装置が前記バスへのリードアクセスを要求するとき、前記主マスタ周辺装置にバスリードアクセスを承認するステップと、
    前記主マスタ周辺装置が前記バスへのリードアクセスを要求しないとき、前記二次マスタ周辺装置の1つをバスリードアクセスに選択するステップと、
    前記主マスタ周辺装置が前記バスへのライトアクセスを要求するとき、前記主マスタ周辺装置にバスライトアクセスを承認するステップと、
    前記主マスタ周辺装置が前記バスへのライトアクセスを要求しないとき、前記二次マスタ周辺装置の1つをバスライトアクセスに選択するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記バスは、少なくとも1つのスレーブ周辺装置(120乃至123、30)を備え、 前記方法は、前記スレーブ周辺装置の1つへまたは前記スレーブ周辺装置の1つからデータを伝送することを承認された周辺装置への、前記バスへのリードアクセスおよび/またはライトアクセスを含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 主マスタ周辺装置(100、22)および二次マスタ周辺装置への接続のためのデータバス(10)へのアクセス装置(13、14)であって、
    前記バスは、前記周辺装置へのおよび/または前記周辺装置からのデータ伝送に好適で、MAC層レベルでフレームを搬送し、
    前記主マスタ周辺装置は、最高のバスアクセス優先度を持ち、無線媒体へのアクセス手段を備え、
    前記アクセス装置は、
    前記主マスタ周辺装置が前記バスへのアクセスを要求するとき、前記主マスタ周辺装置にバスアクセスを承認する手段と、
    前記主マスタ周辺装置が前記バスへのアクセスを要求しないとき、前記二次マスタ周辺装置(110乃至112、201乃至205、32、321、322、311、312)の1つをバスアクセスに選択する手段と
    を備えることを特徴とする装置。
  12. データバスと、
    前記バスに接続され、最高の優先度を持つ1つの主マスタ周辺装置と、
    前記バスに接続され、同じ優先度を持つ複数の二次マスタ周辺装置と、
    請求項11によるアクセス装置と
    を含むシステムであって、
    前記バスは、前記周辺装置へのおよび/または前記周辺装置からのデータ伝送に適していることを特徴とするシステム。
  13. 前記バスに接続された、前記バスへのアクセスを要求することができないスレーブ周辺装置を少なくとも1つ備えることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 前記周辺装置はメモリであることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 前記主マスタ周辺装置はマイクロプロセッサを備えることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載のシステム。
  16. 前記バスおよび少なくとも1つの前記二次マスタ周辺装置を備えるコンポーネントを含むことを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載のシステム。
  17. 前記コンポーネントは前記主マスタ周辺装置を備えることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
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