JP2003348097A - 無線lan装置 - Google Patents
無線lan装置Info
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- JP2003348097A JP2003348097A JP2002155109A JP2002155109A JP2003348097A JP 2003348097 A JP2003348097 A JP 2003348097A JP 2002155109 A JP2002155109 A JP 2002155109A JP 2002155109 A JP2002155109 A JP 2002155109A JP 2003348097 A JP2003348097 A JP 2003348097A
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- JP
- Japan
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- frame
- mac
- transmission
- control
- reception
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線LANにおけるCPUの負荷を軽減す
る。 【解決手段】 RAM(11)とMAC層コントローラ
(20)との間でMACフレームのDMA転送を行うた
めのDMAコントローラ(17)を設け、CPUの負荷
軽減を図る。また、MACフレーム単位の個別制御情報
として送信付加情報を上記メモリから上記MAC層コン
トローラへ転送可能な第1制御手段(31,32,3
3)と、上記第1制御手段を介して転送された上記送信
付加情報に基づいて、送信すべきフレームの生成制御及
び物理層処理における送信パラメータ設定処理を行う第
2制御手段(37)を設け、MACフレームの送信にお
いてフレーム単位での制御を可能とする。
る。 【解決手段】 RAM(11)とMAC層コントローラ
(20)との間でMACフレームのDMA転送を行うた
めのDMAコントローラ(17)を設け、CPUの負荷
軽減を図る。また、MACフレーム単位の個別制御情報
として送信付加情報を上記メモリから上記MAC層コン
トローラへ転送可能な第1制御手段(31,32,3
3)と、上記第1制御手段を介して転送された上記送信
付加情報に基づいて、送信すべきフレームの生成制御及
び物理層処理における送信パラメータ設定処理を行う第
2制御手段(37)を設け、MACフレームの送信にお
いてフレーム単位での制御を可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線LAN技術に
関し、例えばパーソナルコンピュータのスロットに装着
可能に形成された無線LANカードに適用して有効な技
術に関する。
関し、例えばパーソナルコンピュータのスロットに装着
可能に形成された無線LANカードに適用して有効な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】端末内蔵型の無線LAN装置の一例とさ
れる無線LANカードは、パーソナルコンピュータのス
ロットに差し込み、パーソナルコンピュータ上にドライ
バソフトをインストールするだけで、別のパーソナルコ
ンピュータとの無線通信が可能とされる。無線LANで
は、標準規格IEEE802.11に従って、MAC
(物理)フレームが転送される。
れる無線LANカードは、パーソナルコンピュータのス
ロットに差し込み、パーソナルコンピュータ上にドライ
バソフトをインストールするだけで、別のパーソナルコ
ンピュータとの無線通信が可能とされる。無線LANで
は、標準規格IEEE802.11に従って、MAC
(物理)フレームが転送される。
【0003】無線LANにおける一般的なMACフレー
ムは、複数のフィールドから成る。すなわち、MACフ
レームは、フレームタイプ(Frametype)を特
定する情報が含まれているフレームコントロール(Fr
ame Control)、デュレーション(Dura
tion)ID、アドレス(Address)、シーケ
ンスコントロール(Sequence Contro
l)が含まれるMACヘッダと、可変長フレームボディ
(Frame Bod)と、誤り検出のためのIEEE
32ビットCRCを含む。
ムは、複数のフィールドから成る。すなわち、MACフ
レームは、フレームタイプ(Frametype)を特
定する情報が含まれているフレームコントロール(Fr
ame Control)、デュレーション(Dura
tion)ID、アドレス(Address)、シーケ
ンスコントロール(Sequence Contro
l)が含まれるMACヘッダと、可変長フレームボディ
(Frame Bod)と、誤り検出のためのIEEE
32ビットCRCを含む。
【0004】上記フレームコントロールフィールドに
は、タイプ(Type)とサブタイプ(Subtyp
e)が含まれ、それらの組み合わせによって25種類の
フレーム機能識別が可能とされる。例えばビーコンや、
PS−Poll、データは、上記フレーム機能の一例と
される。フレーム機能がビーコンである場合、そのフレ
ーム(これを「ビーコンフレーム」という)は所定間隔
で送信される。フレーム機能がPS−Pollである場
合のフレーム(これを「PS−Pollフレーム」とい
う)が受信された場合、それの応答フレームが送信され
る。応答フレームは、データフレーム(これを「データ
フレーム」という)とされる。データフレームは、PS
−Pollフレームが受信された後に送信される。
は、タイプ(Type)とサブタイプ(Subtyp
e)が含まれ、それらの組み合わせによって25種類の
フレーム機能識別が可能とされる。例えばビーコンや、
PS−Poll、データは、上記フレーム機能の一例と
される。フレーム機能がビーコンである場合、そのフレ
ーム(これを「ビーコンフレーム」という)は所定間隔
で送信される。フレーム機能がPS−Pollである場
合のフレーム(これを「PS−Pollフレーム」とい
う)が受信された場合、それの応答フレームが送信され
る。応答フレームは、データフレーム(これを「データ
フレーム」という)とされる。データフレームは、PS
−Pollフレームが受信された後に送信される。
【0005】また、MACフレームにおけるアドレスフ
ィールドには、MACサブレイヤアドレスとして、個別
アドレス(ユニキャストアドレス)とグループアドレス
とが含まれる。ユニキャストアドレスはネットワーク上
のある固有なステーションのアドレスに関連づけられ
る。グループアドレスは、ネットワーク上の二つ以上の
アドレスアドレスに関連づけられるアドレスで、これに
はマルチキャストグループアドレスと、ブロードキャス
トアドレスが含まれる。マルチキャストグループアドレ
スは、論理的に関連しているグループにおいて上位レベ
ルの規定で関連づけられるアドレスである。ブロードキ
ャストアドレスは、上記マルチキャストアドレスとは区
別され、無線LAN上の全てのステーションのセットを
常に示している。
ィールドには、MACサブレイヤアドレスとして、個別
アドレス(ユニキャストアドレス)とグループアドレス
とが含まれる。ユニキャストアドレスはネットワーク上
のある固有なステーションのアドレスに関連づけられ
る。グループアドレスは、ネットワーク上の二つ以上の
アドレスアドレスに関連づけられるアドレスで、これに
はマルチキャストグループアドレスと、ブロードキャス
トアドレスが含まれる。マルチキャストグループアドレ
スは、論理的に関連しているグループにおいて上位レベ
ルの規定で関連づけられるアドレスである。ブロードキ
ャストアドレスは、上記マルチキャストアドレスとは区
別され、無線LAN上の全てのステーションのセットを
常に示している。
【0006】尚、無線LANについて記載された文献の
例としては、特開平7−58749号公報がある。
例としては、特開平7−58749号公報がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】無線LANにおけるM
AC層制御は、MAC層コントローラによって行われ
る。従来装置において、MAC層制御の大部分は、中央
処理装置(CPU)によってソフトウェア処理される。
本願発明者の検討によれば、MAC層制御の大部分をC
PUで行うことは、CPUの負担が大きく、CPUを別
のソフトウェア処理に使用することができないことが見
いだされた。
AC層制御は、MAC層コントローラによって行われ
る。従来装置において、MAC層制御の大部分は、中央
処理装置(CPU)によってソフトウェア処理される。
本願発明者の検討によれば、MAC層制御の大部分をC
PUで行うことは、CPUの負担が大きく、CPUを別
のソフトウェア処理に使用することができないことが見
いだされた。
【0008】本発明の目的は、無線LANにおけるCP
Uの負担を軽減するための技術を提供することにある。
Uの負担を軽減するための技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0011】すなわち、無線LANで取り扱われるMA
Cフレームと、上記MACフレームに対応して形成さ
れ、上記MACフレームの転送制御のためのディスクリ
プタとを記憶可能なメモリと、無線LANにおけるMA
C層についての制御を行うMAC層コントローラと、上
記メモリと上記MAC層コントローラとの間のDMA転
送を制御可能なDMAコントローラとを含んで上記無線
LAN装置が構成されるとき、上記DMAコントローラ
は、MACフレーム単位の個別制御情報としての送信付
加情報を上記メモリから上記MAC層コントローラへ転
送可能な第1制御手段を含んで構成され、上記MAC層
コントローラは、上記第1制御手段を介して転送された
上記送信付加情報に基づいて、送信すべきフレームの生
成制御、及び物理層処理における送信パラメータ設定処
理を行う第2制御手段を含んで構成される。
Cフレームと、上記MACフレームに対応して形成さ
れ、上記MACフレームの転送制御のためのディスクリ
プタとを記憶可能なメモリと、無線LANにおけるMA
C層についての制御を行うMAC層コントローラと、上
記メモリと上記MAC層コントローラとの間のDMA転
送を制御可能なDMAコントローラとを含んで上記無線
LAN装置が構成されるとき、上記DMAコントローラ
は、MACフレーム単位の個別制御情報としての送信付
加情報を上記メモリから上記MAC層コントローラへ転
送可能な第1制御手段を含んで構成され、上記MAC層
コントローラは、上記第1制御手段を介して転送された
上記送信付加情報に基づいて、送信すべきフレームの生
成制御、及び物理層処理における送信パラメータ設定処
理を行う第2制御手段を含んで構成される。
【0012】上記の手段によれば、メモリとMAC層コ
ントローラとの間でMACフレームのDMA転送が行わ
れる。このDMA転送は、DMAコントローラにより、
CPUの介在無しで行われるため、その分、CPUの負
荷軽減を図ることができる。
ントローラとの間でMACフレームのDMA転送が行わ
れる。このDMA転送は、DMAコントローラにより、
CPUの介在無しで行われるため、その分、CPUの負
荷軽減を図ることができる。
【0013】また、MACフレーム単位の個別制御情報
として上記ディスクリプタに付加されている送信付加情
報を上記メモリから上記MAC層コントローラへ転送可
能な第1制御手段を設け、上記第1制御手段を介して転
送された上記送信付加情報に基づいて、送信すべきフレ
ームの生成制御、及び物理層処理における送信パラメー
タ設定処理を行う第2制御手段を設けることにより、M
ACフレームの送信においてフレーム単位での制御を可
能とする。それにより、フレーム毎にそれに応じた転送
制御を行うことができるので、MACフレームの円滑な
送信が達成される。
として上記ディスクリプタに付加されている送信付加情
報を上記メモリから上記MAC層コントローラへ転送可
能な第1制御手段を設け、上記第1制御手段を介して転
送された上記送信付加情報に基づいて、送信すべきフレ
ームの生成制御、及び物理層処理における送信パラメー
タ設定処理を行う第2制御手段を設けることにより、M
ACフレームの送信においてフレーム単位での制御を可
能とする。それにより、フレーム毎にそれに応じた転送
制御を行うことができるので、MACフレームの円滑な
送信が達成される。
【0014】上記送信付加情報には、転送レートを示す
情報、ポーリング制御が必要か否かの識別情報、フレー
ム間隔を示す情報、ACT応答フレームが必要か否かの
識別情報、RTS/CTS制御が必要か否かの識別情
報、ヘッダ変調の識別情報、セキュリティのための暗証
キー情報のうちの少なくとも一つが含まれる。
情報、ポーリング制御が必要か否かの識別情報、フレー
ム間隔を示す情報、ACT応答フレームが必要か否かの
識別情報、RTS/CTS制御が必要か否かの識別情
報、ヘッダ変調の識別情報、セキュリティのための暗証
キー情報のうちの少なくとも一つが含まれる。
【0015】また、無線LANで取り扱われるMACフ
レームと、上記MACフレームに対応して形成され、上
記MACフレームの転送制御のためのディスクリプタと
を記憶可能なメモリと、無線LANにおけるMAC層に
ついての制御を行うMAC層コントローラと、上記メモ
リと上記MAC層コントローラとの間のDMA転送を制
御可能なDMAコントローラとを含んで無線LAN装置
が構成されるとき、上記MAC層コントローラは、MA
Cフレーム単位の個別制御情報としての受信付加情報
を、物理層処理における受信パラメータに基づいて収集
可能な第3制御手段を含んで構成され、上記DMAコン
トローラは、上記第3制御手段によって収集された受信
付加情報を上記メモリに転送するための第4制御手段を
含んで構成される。
レームと、上記MACフレームに対応して形成され、上
記MACフレームの転送制御のためのディスクリプタと
を記憶可能なメモリと、無線LANにおけるMAC層に
ついての制御を行うMAC層コントローラと、上記メモ
リと上記MAC層コントローラとの間のDMA転送を制
御可能なDMAコントローラとを含んで無線LAN装置
が構成されるとき、上記MAC層コントローラは、MA
Cフレーム単位の個別制御情報としての受信付加情報
を、物理層処理における受信パラメータに基づいて収集
可能な第3制御手段を含んで構成され、上記DMAコン
トローラは、上記第3制御手段によって収集された受信
付加情報を上記メモリに転送するための第4制御手段を
含んで構成される。
【0016】上記の手段によれば、MACフレーム単位
の個別制御情報としての受信付加情報を、物理層処理に
おける受信パラメータに基づいて収集可能な第3制御手
段を含んで上記MAC層コントローラを構成し、上記第
3制御手段によって収集された受信付加情報を上記メモ
リに転送するための第4制御手段を含んでDMAコント
ローラを構成することにより、MACフレームの受信に
おいてフレーム単位での制御が可能となる。例えば受信
付加情報として電波強度情報を収集することにより、受
信時の電波強度を把握することができる。
の個別制御情報としての受信付加情報を、物理層処理に
おける受信パラメータに基づいて収集可能な第3制御手
段を含んで上記MAC層コントローラを構成し、上記第
3制御手段によって収集された受信付加情報を上記メモ
リに転送するための第4制御手段を含んでDMAコント
ローラを構成することにより、MACフレームの受信に
おいてフレーム単位での制御が可能となる。例えば受信
付加情報として電波強度情報を収集することにより、受
信時の電波強度を把握することができる。
【0017】そして、上記DMAコントローラは、複数
種類のMACフレームにおける所定フレームに対応して
複数個配置することができる。例えば上記複数種類のM
ACフレームに、ブロードキャストフレームとユニキャ
ストフレームとPS−Pollフレームとが含まれると
き、上記複数のDMAコントローラは、上記ブロードキ
ャストフレームのDMA転送を制御可能なブロードキャ
ストフレーム用DMAコントローラと、上記ユニキャス
トフレームのDMA転送を制御可能なユニキャスト用D
MAコントローラと、PS−PollフレームのDMA
転送を制御可能なPS−Pollフレーム用DMAコン
トローラとを含めることができる。
種類のMACフレームにおける所定フレームに対応して
複数個配置することができる。例えば上記複数種類のM
ACフレームに、ブロードキャストフレームとユニキャ
ストフレームとPS−Pollフレームとが含まれると
き、上記複数のDMAコントローラは、上記ブロードキ
ャストフレームのDMA転送を制御可能なブロードキャ
ストフレーム用DMAコントローラと、上記ユニキャス
トフレームのDMA転送を制御可能なユニキャスト用D
MAコントローラと、PS−PollフレームのDMA
転送を制御可能なPS−Pollフレーム用DMAコン
トローラとを含めることができる。
【0018】このとき、上記MAC層コントローラに
は、上記複数のDMAコントローラからの送信要求の競
合を調停するための送信調停回路と、受信されたMAC
フレームのタイプを判定して当該フレームの転送に使用
されるDMAコントローラを決定する受信フレームタイ
プ判定回路とを設けることができる。
は、上記複数のDMAコントローラからの送信要求の競
合を調停するための送信調停回路と、受信されたMAC
フレームのタイプを判定して当該フレームの転送に使用
されるDMAコントローラを決定する受信フレームタイ
プ判定回路とを設けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1には本発明にかかる無線LA
N装置の一例である無線LANカードが示される。図1
に示される無線LANカード500は、カード状に形成
され、パーソナルコンピュータのスロットに装着可能と
される。無線LANカード500は、標準規格IEEE
802.11に従ってMACフレームの送受信を行う送
受信回路100が内蔵され、一方の端部には、この無線
LANカード500がパーソナルコンピュータのスロッ
トに装着された状態でパーソナルコンピュータに電気的
に結合可能なコネクタ部300が設けられ、他方の端部
には、電波の送受信を可能とするアンテナ部400が設
けられる。
N装置の一例である無線LANカードが示される。図1
に示される無線LANカード500は、カード状に形成
され、パーソナルコンピュータのスロットに装着可能と
される。無線LANカード500は、標準規格IEEE
802.11に従ってMACフレームの送受信を行う送
受信回路100が内蔵され、一方の端部には、この無線
LANカード500がパーソナルコンピュータのスロッ
トに装着された状態でパーソナルコンピュータに電気的
に結合可能なコネクタ部300が設けられ、他方の端部
には、電波の送受信を可能とするアンテナ部400が設
けられる。
【0020】ここで、MACフレームフォーマットにつ
いて説明する。
いて説明する。
【0021】図2にはMACフレームのフォーマットが
示される。
示される。
【0022】フレームタイプ(Frametype)を
特定する情報が含まれているフレームコントロール(F
rame Control)41、デュレーション(D
uration)ID42、アドレス(Addres
s)43〜45,47、シーケンスコントロール(Se
quence Control)46が含まれるMAC
ヘッダと、可変長フレームボディ(Frame Bo
d)48と、誤り検出のためのIEEE32ビットCR
C49を含む。フレームコントロール41は、タイプ
(Type)とサブタイプ(Subtype)が含ま
れ、それらの組み合わせによって25種類のフレーム機
能識別が可能とされる。代表的なフレーム機能には、ビ
ーコンや、PS−Poll、データがある。フレーム機
能がビーコンである場合、そのフレームは所定間隔で送
信される。フレーム機能がPS−Pollである場合の
フレームが受信された場合、それの応答フレームが送信
される。応答フレームは、データフレームとされる。デ
ータフレームは、PS−Pollフレームが受信された
後に送信される。
特定する情報が含まれているフレームコントロール(F
rame Control)41、デュレーション(D
uration)ID42、アドレス(Addres
s)43〜45,47、シーケンスコントロール(Se
quence Control)46が含まれるMAC
ヘッダと、可変長フレームボディ(Frame Bo
d)48と、誤り検出のためのIEEE32ビットCR
C49を含む。フレームコントロール41は、タイプ
(Type)とサブタイプ(Subtype)が含ま
れ、それらの組み合わせによって25種類のフレーム機
能識別が可能とされる。代表的なフレーム機能には、ビ
ーコンや、PS−Poll、データがある。フレーム機
能がビーコンである場合、そのフレームは所定間隔で送
信される。フレーム機能がPS−Pollである場合の
フレームが受信された場合、それの応答フレームが送信
される。応答フレームは、データフレームとされる。デ
ータフレームは、PS−Pollフレームが受信された
後に送信される。
【0023】また、MACフレームにおけるアドレスフ
ィールドには、MACサブレイヤアドレスとして、個別
アドレス(ユニキャストアドレス)とグループアドレス
とが含まれる。ユニキャストアドレスはネットワーク上
のある固有なステーションのアドレスに関連づけられ
る。グループアドレスは、ネットワーク上の二つ以上の
アドレスアドレスに関連づけられるアドレスで、これに
はマルチキャストグループアドレスと、ブロードキャス
トアドレスが含まれる。マルチキャストグループアドレ
スは、論理的に関連しているグループにおいて上位レベ
ルの規定で関連づけられるアドレスである。ブロードキ
ャストアドレスは、上記マルチキャストアドレスとは区
別され、無線LAN上の全てのステーションのセットを
常に示している。ブロードキャストアドレスは、全て一
つのアドレスが事前に定義されている。このグループは
各コミュニケーションメディアに対してメディアに接続
されている全ての活動しているステーションで事前に定
義されている。そしてそれはメディア上の活動している
ステーションの全てにブロードキャストするために使用
される。
ィールドには、MACサブレイヤアドレスとして、個別
アドレス(ユニキャストアドレス)とグループアドレス
とが含まれる。ユニキャストアドレスはネットワーク上
のある固有なステーションのアドレスに関連づけられ
る。グループアドレスは、ネットワーク上の二つ以上の
アドレスアドレスに関連づけられるアドレスで、これに
はマルチキャストグループアドレスと、ブロードキャス
トアドレスが含まれる。マルチキャストグループアドレ
スは、論理的に関連しているグループにおいて上位レベ
ルの規定で関連づけられるアドレスである。ブロードキ
ャストアドレスは、上記マルチキャストアドレスとは区
別され、無線LAN上の全てのステーションのセットを
常に示している。ブロードキャストアドレスは、全て一
つのアドレスが事前に定義されている。このグループは
各コミュニケーションメディアに対してメディアに接続
されている全ての活動しているステーションで事前に定
義されている。そしてそれはメディア上の活動している
ステーションの全てにブロードキャストするために使用
される。
【0024】図3には上記送受信処理回路100の構成
例が示される。
例が示される。
【0025】送受信処理回路100は、RAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)11と、DMA(ダイレクト・
メモリ・アクセス)コントローラ17、MAC層コント
ローラ20、及び物理層処理回路21を含んで成る。
ム・アクセス・メモリ)11と、DMA(ダイレクト・
メモリ・アクセス)コントローラ17、MAC層コント
ローラ20、及び物理層処理回路21を含んで成る。
【0026】上記RAM11には、送信フレームを管理
するための送信ディスクリプタ12、送信フレームデー
タ13、受信フレーム格納エリア14、及び受信フレー
ムを管理するための受信ディスクリプタ15が格納され
る。
するための送信ディスクリプタ12、送信フレームデー
タ13、受信フレーム格納エリア14、及び受信フレー
ムを管理するための受信ディスクリプタ15が格納され
る。
【0027】DMAコントローラ17は、RAM11と
MAC層コントローラ20との間でやりとりされるデー
タのDMA転送を制御する。
MAC層コントローラ20との間でやりとりされるデー
タのDMA転送を制御する。
【0028】MAC層コントローラ20は、IEEE8
02.11に従ってMACプロトコル処理及びMACフ
レーム処理を行う。
02.11に従ってMACプロトコル処理及びMACフ
レーム処理を行う。
【0029】物理層処理回路21は、IEEE802.
11に従って信号の変復調、及びアンテナ部400を介
してRF(無線周波数)信号の送受信を行う。
11に従って信号の変復調、及びアンテナ部400を介
してRF(無線周波数)信号の送受信を行う。
【0030】図4には、送受信回路100の主要構成が
送信機能に着目して示される。
送信機能に着目して示される。
【0031】DMAコントローラ17は、特に制限され
ないが、RAM11からの情報読み出しを制御するため
のメモリ制御回路31と、RAM11から読み出された
情報を先入れ先出しの形式で記憶可能な送信FIFO
(先入れ先出し)34、この送信FIFO34への情報
書き込みを制御可能な送信FIFO書き込み制御回路3
2、及び送信FIFO34からの情報読み出しを制御可
能な送信FIFO読み出し制御回路33が含まれる。
ないが、RAM11からの情報読み出しを制御するため
のメモリ制御回路31と、RAM11から読み出された
情報を先入れ先出しの形式で記憶可能な送信FIFO
(先入れ先出し)34、この送信FIFO34への情報
書き込みを制御可能な送信FIFO書き込み制御回路3
2、及び送信FIFO34からの情報読み出しを制御可
能な送信FIFO読み出し制御回路33が含まれる。
【0032】MAC層コントローラ20は、特に制限さ
れないが、フレーム生成制御などを行う送信制御回路3
7と、この送信制御回路37の制御下でフレーム生成処
理を行うフレーム生成処理回路39とを含む。
れないが、フレーム生成制御などを行う送信制御回路3
7と、この送信制御回路37の制御下でフレーム生成処
理を行うフレーム生成処理回路39とを含む。
【0033】RAM11とDMAコントローラ17と
は、データバス16によって接続されており、送信ディ
スクリプタ12内に格納されているフレーム制御付加情
報及び送信フレームデータ13が、メモリ制御回路31
及び送信FIFO書き込み制御回路32の制御によって
送信FIFO34に格納される。
は、データバス16によって接続されており、送信ディ
スクリプタ12内に格納されているフレーム制御付加情
報及び送信フレームデータ13が、メモリ制御回路31
及び送信FIFO書き込み制御回路32の制御によって
送信FIFO34に格納される。
【0034】また、DMAコントローラ17とMAC層
コントローラ20は、送信付加情報パス35と、送信フ
レームパス36を介して結合され、送信FIFO34に
格納された送信フレーム制御付加情報は、送信FIFO
読み出し制御回路33によって、送信付加情報パス35
を介して送信制御回路37へ転送される。送信FIFO
34に格納された送信フレームデータは、送信フレーム
データパス36を介してフレーム生成処理回路39へ転
送される。
コントローラ20は、送信付加情報パス35と、送信フ
レームパス36を介して結合され、送信FIFO34に
格納された送信フレーム制御付加情報は、送信FIFO
読み出し制御回路33によって、送信付加情報パス35
を介して送信制御回路37へ転送される。送信FIFO
34に格納された送信フレームデータは、送信フレーム
データパス36を介してフレーム生成処理回路39へ転
送される。
【0035】ここで、メモリ制御回路31、送信FIF
O書き込み制御回路32、及び送信FIFO読み出し制
御回路33が、本発明における第1制御回路の一例とさ
れる。
O書き込み制御回路32、及び送信FIFO読み出し制
御回路33が、本発明における第1制御回路の一例とさ
れる。
【0036】また、MAC層コントローラ20と物理層
処理回路21は、送信パラメータ設定パス40と、送信
フレームデータ転送パス41を介して接続されており、
付加情報の内容によって、送信制御回路37から送信パ
ラメータ設定パス40を介して物理処理回路21の設定
が行われる。送信フレームデータがフレーム生成処理回
路39に与えられると、このフレーム生成処理回路39
によってIEEE802.11所定のフレームが生成さ
れる。生成されたフレームは、送信フレームデータ転送
バス41を介して物理処理回路21へ転送される。
処理回路21は、送信パラメータ設定パス40と、送信
フレームデータ転送パス41を介して接続されており、
付加情報の内容によって、送信制御回路37から送信パ
ラメータ設定パス40を介して物理処理回路21の設定
が行われる。送信フレームデータがフレーム生成処理回
路39に与えられると、このフレーム生成処理回路39
によってIEEE802.11所定のフレームが生成さ
れる。生成されたフレームは、送信フレームデータ転送
バス41を介して物理処理回路21へ転送される。
【0037】このとき、送信制御回路37は、フレーム
の生成時に付加する情報を、生成制御パス38を介して
フレーム生成処理回路39へ転送するとともに、フレー
ム生成処理回路39でのフレーム生成処理を制御する。
ここで、送信制御回路37が本発明における第2制御手
段の一例とされる。
の生成時に付加する情報を、生成制御パス38を介して
フレーム生成処理回路39へ転送するとともに、フレー
ム生成処理回路39でのフレーム生成処理を制御する。
ここで、送信制御回路37が本発明における第2制御手
段の一例とされる。
【0038】図5には、送信ディスクリプタ及びフレー
ム付加情報の具体例が示される。
ム付加情報の具体例が示される。
【0039】送信ディスクリプタ12は互いに同一形式
の個別情報A、B、C、Dを含む。この個別情報A、
B、C、Dは、それぞれ一つの送信フレームに対応して
おり、そのうちのひとつであるAについての詳細が代表
的に示されるように、ディスクリプタ制御に関する「デ
ィスクリプタ制御情報」、MACフレーム単位の個別制
御情報とされる「付加情報」、MACフレームが格納さ
れているアドレスを示す「フレームデータ格納アドレ
ス」、MACフレームの長さを示す「フレーム長」とさ
れる。そして上記付加情報には、特に制限されないが、
「転送レート」、「ポーリング制御」、「フレーム間
隔」、「ACK応答フレーム」、「RTS/CTS制
御」、「ヘッダ変調」、「WEP Key番号」が含ま
れる。
の個別情報A、B、C、Dを含む。この個別情報A、
B、C、Dは、それぞれ一つの送信フレームに対応して
おり、そのうちのひとつであるAについての詳細が代表
的に示されるように、ディスクリプタ制御に関する「デ
ィスクリプタ制御情報」、MACフレーム単位の個別制
御情報とされる「付加情報」、MACフレームが格納さ
れているアドレスを示す「フレームデータ格納アドレ
ス」、MACフレームの長さを示す「フレーム長」とさ
れる。そして上記付加情報には、特に制限されないが、
「転送レート」、「ポーリング制御」、「フレーム間
隔」、「ACK応答フレーム」、「RTS/CTS制
御」、「ヘッダ変調」、「WEP Key番号」が含ま
れる。
【0040】ここで、「転送レート」とは、無線LAN
における複数の転送レートについての識別情報とされ
る。「ポーリング制御」とは、DMA転送においてポー
リング制御を行うか否かの識別情報とされる。「フレー
ム間隔」とは、先に転送されるフレームとそれに続くフ
レームとの間隔とされる。「ACK応答フレーム」と
は、フレームを受け取った後にその応答フレームを返す
必要があるか否かの識別情報とされる。RTS/CTS
制御」とは、RTS/CTS制御が必要か否かの識別情
報とされる。「ヘッダ変調」とは、ショートプリアンブ
ル及びロングプリアンブルの識別情報とされる。「WE
P Key番号」とは、セキュリティのための暗号キー
情報とされる。
における複数の転送レートについての識別情報とされ
る。「ポーリング制御」とは、DMA転送においてポー
リング制御を行うか否かの識別情報とされる。「フレー
ム間隔」とは、先に転送されるフレームとそれに続くフ
レームとの間隔とされる。「ACK応答フレーム」と
は、フレームを受け取った後にその応答フレームを返す
必要があるか否かの識別情報とされる。RTS/CTS
制御」とは、RTS/CTS制御が必要か否かの識別情
報とされる。「ヘッダ変調」とは、ショートプリアンブ
ル及びロングプリアンブルの識別情報とされる。「WE
P Key番号」とは、セキュリティのための暗号キー
情報とされる。
【0041】尚、付加情報として、図5に示される全て
の情報が不可欠とされるものではない。DMA転送を行
うに際して必要となる情報を適宜に選択して、それを付
加情報として設定することができる。
の情報が不可欠とされるものではない。DMA転送を行
うに際して必要となる情報を適宜に選択して、それを付
加情報として設定することができる。
【0042】図6には送受信回路100の主要構成が受
信機能に着目して示される。
信機能に着目して示される。
【0043】DMAコントローラ17は、メモリ制御回
路31、受信FIFO読み出し制御回路60、受信FI
FO書き込み制御回路62、及び受信FIFO61を含
む。
路31、受信FIFO読み出し制御回路60、受信FI
FO書き込み制御回路62、及び受信FIFO61を含
む。
【0044】MAC層コントローラ20は、特に制限さ
れないが、受信制御回路65とフレーム受信処理回路6
6とを含む。
れないが、受信制御回路65とフレーム受信処理回路6
6とを含む。
【0045】MAC層コントローラ20と物理層処理回
路21とは、受信パラメータ設定パス67と、受信フレ
ームデータ転送パス68によって接続されており、物理
層処理回路21によって受信されたフレームデータは、
受信フレームデータ転送パス68を介してフレーム受信
処理回路66へ転送される。受信フレームに関する情報
は、受信パラメータパス67を介して受信制御回路65
へ転送される。受信制御回路65では、物理層処理回路
21からの受信パラメータに基づいて受信付加情報を収
集する。ここで、受信制御回路65が本発明における第
3制御手段の一例とされる。また、上記メモリ制御回路
31、受信FIFO読み出し制御回路60、受信FIF
O書き込み制御回路62が、本発明における第4制御手
段の一例とされる。
路21とは、受信パラメータ設定パス67と、受信フレ
ームデータ転送パス68によって接続されており、物理
層処理回路21によって受信されたフレームデータは、
受信フレームデータ転送パス68を介してフレーム受信
処理回路66へ転送される。受信フレームに関する情報
は、受信パラメータパス67を介して受信制御回路65
へ転送される。受信制御回路65では、物理層処理回路
21からの受信パラメータに基づいて受信付加情報を収
集する。ここで、受信制御回路65が本発明における第
3制御手段の一例とされる。また、上記メモリ制御回路
31、受信FIFO読み出し制御回路60、受信FIF
O書き込み制御回路62が、本発明における第4制御手
段の一例とされる。
【0046】また、DMAコントローラ17とMAC層
コントローラ20は、受信付加情報パス63と、受信フ
レームデータパス64を介して結合され、受信されたフ
レームデータは、受信フレームデータパス64を介し
て、受信FIFO書き込み制御回路62に転送され、受
信FIFO61へ格納される。同時に受信付加情報パス
63を介してフレームの情報をが受信FIFO書き込み
制御回路62へ転送され、受信FIFO61へ格納され
る。
コントローラ20は、受信付加情報パス63と、受信フ
レームデータパス64を介して結合され、受信されたフ
レームデータは、受信フレームデータパス64を介し
て、受信FIFO書き込み制御回路62に転送され、受
信FIFO61へ格納される。同時に受信付加情報パス
63を介してフレームの情報をが受信FIFO書き込み
制御回路62へ転送され、受信FIFO61へ格納され
る。
【0047】メモリ11とDMAコントローラ17はデ
ータバス16を介して結合され、受信FIFO61に格
納された受信フレームデータは、受信FIFO読み出し
制御回路60によって読み出され、メモリ制御回路31
を介して受信フレーム格納エリア14へ転送される。受
信フレームの付加情報は、FIFO読み出し制御回路6
0によって読み出され、メモリ制御回路31を介して受
信ディスクリプタ15へ転送される。
ータバス16を介して結合され、受信FIFO61に格
納された受信フレームデータは、受信FIFO読み出し
制御回路60によって読み出され、メモリ制御回路31
を介して受信フレーム格納エリア14へ転送される。受
信フレームの付加情報は、FIFO読み出し制御回路6
0によって読み出され、メモリ制御回路31を介して受
信ディスクリプタ15へ転送される。
【0048】図7は、受信ディスクリプタ及びフレーム
付加情報の具体例が示される。
付加情報の具体例が示される。
【0049】受信ディスクリプタ15は、互いに同一形
式の個別情報A、B、C、Dを含む。この個別情報A、
B、C、Dは、それぞれ一つの受信フレームに対応して
おり、そのうちのひとつである個別情報Aについての詳
細が代表的に示されるように、ディスクリプタ制御に関
する「ディスクリプタ制御情報」、MACフレーム単位
の個別制御情報とされる「付加情報」、MACフレーム
が格納されているアドレスを示す「フレームデータ格納
アドレス」、MACフレームの長さを示す「フレーム
長」が含まれる。そして、上記付加情報には、特に制限
されないが、「電波強度」が含まれる。電波強度情報が
物理層処理回路21で収集され、それがDMAコントロ
ーラ17を介してRAM11内の対応するディスクリプ
タに付加される。この電波強度情報は、物理層処理回路
21や図示されないホストシステム(無線LANカード
500が装着されたパーソナルコンピュータ)での処理
に反映される。例えばホストシステムでは、電波強度が
著しく弱い場合の受信データを処理に使わないようにし
て処理の信頼性の向上を図ることができる。
式の個別情報A、B、C、Dを含む。この個別情報A、
B、C、Dは、それぞれ一つの受信フレームに対応して
おり、そのうちのひとつである個別情報Aについての詳
細が代表的に示されるように、ディスクリプタ制御に関
する「ディスクリプタ制御情報」、MACフレーム単位
の個別制御情報とされる「付加情報」、MACフレーム
が格納されているアドレスを示す「フレームデータ格納
アドレス」、MACフレームの長さを示す「フレーム
長」が含まれる。そして、上記付加情報には、特に制限
されないが、「電波強度」が含まれる。電波強度情報が
物理層処理回路21で収集され、それがDMAコントロ
ーラ17を介してRAM11内の対応するディスクリプ
タに付加される。この電波強度情報は、物理層処理回路
21や図示されないホストシステム(無線LANカード
500が装着されたパーソナルコンピュータ)での処理
に反映される。例えばホストシステムでは、電波強度が
著しく弱い場合の受信データを処理に使わないようにし
て処理の信頼性の向上を図ることができる。
【0050】上記の例によれば、以下の作用効果を得る
ことができる。
ことができる。
【0051】(1)RAM11とMAC層コントローラ
20との間でMACフレームのDMA転送が行われる。
このDMA転送は、DMAコントローラ17により、C
PUの介在無しで行われるため、その分、CPUの負荷
軽減を図ることができる。
20との間でMACフレームのDMA転送が行われる。
このDMA転送は、DMAコントローラ17により、C
PUの介在無しで行われるため、その分、CPUの負荷
軽減を図ることができる。
【0052】(2)MACフレーム単位の個別制御情報
として上記ディスクリプタに付加されている送信付加情
報を上記メモリから上記MAC層コントローラへ転送可
能な第1制御手段として、メモリ制御回路31、送信F
IFO書き込み制御回路32、送信FIFO読み出し制
御回路33を含んでDMAコントローラ17を構成し、
上記第1制御手段を介して転送された上記送信付加情報
に基づいて、送信すべきフレームの生成制御、及び物理
層処理における送信パラメータ設定処理を行う第2制御
手段として送信制御回路37を含んでMAC層コントロ
ーラ20を構成することにより、MACフレームの送信
においてフレーム単位での制御が可能となる。それによ
り、フレーム毎にそれに応じた転送制御を行うことがで
きるので、MACフレームの円滑な送信が可能とされ
る。
として上記ディスクリプタに付加されている送信付加情
報を上記メモリから上記MAC層コントローラへ転送可
能な第1制御手段として、メモリ制御回路31、送信F
IFO書き込み制御回路32、送信FIFO読み出し制
御回路33を含んでDMAコントローラ17を構成し、
上記第1制御手段を介して転送された上記送信付加情報
に基づいて、送信すべきフレームの生成制御、及び物理
層処理における送信パラメータ設定処理を行う第2制御
手段として送信制御回路37を含んでMAC層コントロ
ーラ20を構成することにより、MACフレームの送信
においてフレーム単位での制御が可能となる。それによ
り、フレーム毎にそれに応じた転送制御を行うことがで
きるので、MACフレームの円滑な送信が可能とされ
る。
【0053】(3)MACフレーム単位の個別制御情報
としての受信付加情報を、物理層処理における受信パラ
メータに基づいて収集可能な第3制御手段としての受信
制御回路65を含んで上記MAC層コントローラ20を
構成し、上記第3制御手段によって収集された受信付加
情報を上記メモリに転送するための第4制御手段として
のメモリ制御回路31、受信FIFO読み出し制御回路
60、受信FIFO書き込み制御回路62を含んでDM
Aコントローラ17を構成することにより、上記受信付
加情報を無線LANにおけるホストシステム(無線LA
Nカード500が装着されたパーソナルコンピュータ)
での処理に反映させることができる。例えば受信付加情
報として電波強度情報を収集することにより、受信時の
電波強度を把握することができ、それを物理層処理回路
21や図示されないホストシステムでの処理に反映させ
ることができる。
としての受信付加情報を、物理層処理における受信パラ
メータに基づいて収集可能な第3制御手段としての受信
制御回路65を含んで上記MAC層コントローラ20を
構成し、上記第3制御手段によって収集された受信付加
情報を上記メモリに転送するための第4制御手段として
のメモリ制御回路31、受信FIFO読み出し制御回路
60、受信FIFO書き込み制御回路62を含んでDM
Aコントローラ17を構成することにより、上記受信付
加情報を無線LANにおけるホストシステム(無線LA
Nカード500が装着されたパーソナルコンピュータ)
での処理に反映させることができる。例えば受信付加情
報として電波強度情報を収集することにより、受信時の
電波強度を把握することができ、それを物理層処理回路
21や図示されないホストシステムでの処理に反映させ
ることができる。
【0054】図8には、無線LANカードにおける送受
信処理回路100の別の構成例が示される。
信処理回路100の別の構成例が示される。
【0055】図8に示される送受信処理回路100にお
いては、複数種類のMACフレームにおける所定フレー
ムに対応して複数個のDMAコントローラ118,11
9,120が配置される。
いては、複数種類のMACフレームにおける所定フレー
ムに対応して複数個のDMAコントローラ118,11
9,120が配置される。
【0056】ユニキャスト用DMAコントローラ118
は、主としてユニキャストフレームについてRAM11
とMAC層コントローラ20との間のDMA転送を制御
する。PS−Poll用DMAコントローラ119は、
主としてPS−PollフレームについてRAM11と
MAC層コントローラ20との間のDMA転送を制御す
る。ブロードキャスト用DMAコントローラ120は、
主としてブロードキャストフレームについてRAM11
とMAC層コントローラ20との間のDMA転送を制御
する。
は、主としてユニキャストフレームについてRAM11
とMAC層コントローラ20との間のDMA転送を制御
する。PS−Poll用DMAコントローラ119は、
主としてPS−PollフレームについてRAM11と
MAC層コントローラ20との間のDMA転送を制御す
る。ブロードキャスト用DMAコントローラ120は、
主としてブロードキャストフレームについてRAM11
とMAC層コントローラ20との間のDMA転送を制御
する。
【0057】RAM11には、上記ユニキャスト用DM
Aコントローラ118、PS−Poll用DMAコント
ローラ119、ブロードキャスト用DMAコントローラ
120によって送受信されるフレームの格納エリアや、
その送受信の際に参照されるディスクリプタ(図示せ
ず)の格納エリアが含まれる。
Aコントローラ118、PS−Poll用DMAコント
ローラ119、ブロードキャスト用DMAコントローラ
120によって送受信されるフレームの格納エリアや、
その送受信の際に参照されるディスクリプタ(図示せ
ず)の格納エリアが含まれる。
【0058】ユニキャストフレームを送信する場合、ユ
ニキャスト用DMAコントローラ118はユニキャスト
用送信フレーム格納エリア106からパス112を介し
てフレームデータを読み出してそれをMAC層コントロ
ーラ20に転送する。転送されたフレームデータは、物
理層処理回路21においてRF信号に変換されてから無
線LANネットワークへ送信される。
ニキャスト用DMAコントローラ118はユニキャスト
用送信フレーム格納エリア106からパス112を介し
てフレームデータを読み出してそれをMAC層コントロ
ーラ20に転送する。転送されたフレームデータは、物
理層処理回路21においてRF信号に変換されてから無
線LANネットワークへ送信される。
【0059】PS−Pollフレームを送信する場合、
PS−Poll用DMAコントローラ19はユニキャス
ト用送信フレーム格納エリア8からパス14を介してフ
レームデータを読み出してそれをMAC層コントローラ
20に転送する。転送されたフレームデータは、物理層
処理回路21においてRF信号に変換されてから無線L
ANネットワークへ送信される。
PS−Poll用DMAコントローラ19はユニキャス
ト用送信フレーム格納エリア8からパス14を介してフ
レームデータを読み出してそれをMAC層コントローラ
20に転送する。転送されたフレームデータは、物理層
処理回路21においてRF信号に変換されてから無線L
ANネットワークへ送信される。
【0060】ブロードキャストフレームを送信する場
合、ブロードキャスト用DMAコントローラ120はブ
ロードキャスト用送信フレーム格納エリア110からパ
ス116を介してフレームデータを読み出してそれをM
AC層コントローラ20に転送する。転送されたフレー
ムデータは、物理層処理回路21においてRF信号に変
換されてから無線LANネットワークへ送信される。
合、ブロードキャスト用DMAコントローラ120はブ
ロードキャスト用送信フレーム格納エリア110からパ
ス116を介してフレームデータを読み出してそれをM
AC層コントローラ20に転送する。転送されたフレー
ムデータは、物理層処理回路21においてRF信号に変
換されてから無線LANネットワークへ送信される。
【0061】このように複数種類のMACフレームにお
ける所定フレームに対応して複数個のDMAコントロー
ラ118,119,120を設けた場合においても、個
々のDMAコントローラ118,119,120は、図
4や図6に示されるように構成される。それにより、上
記の例の場合と同様の作用効果を得ることができる。
ける所定フレームに対応して複数個のDMAコントロー
ラ118,119,120を設けた場合においても、個
々のDMAコントローラ118,119,120は、図
4や図6に示されるように構成される。それにより、上
記の例の場合と同様の作用効果を得ることができる。
【0062】また、MAC層コントローラ21には、ビ
ーコン制御回路や送信調停回路を含めることができる。
ビーコン制御回路は、ビーコンフレームの送信制御を行
う。ビーコン制御回路からビーコン制御情報が出力され
る。ビーコンが送信されたか否かはこのビーコン制御情
報によって把握することができる。
ーコン制御回路や送信調停回路を含めることができる。
ビーコン制御回路は、ビーコンフレームの送信制御を行
う。ビーコン制御回路からビーコン制御情報が出力され
る。ビーコンが送信されたか否かはこのビーコン制御情
報によって把握することができる。
【0063】送信調停回路は、ユニキャスト用DMAコ
ントローラ118、PS−Poll用DMAコントロー
ラ119、及びブロードキャスト用DMAコントローラ
120からそれぞれ出力された送信要求信号に基づいて
送信要求が競合した場合の調停を行う。このとき、送信
調停回路は、ビーコン制御情報によりビーコンが送信さ
れたか否かを判断する。ブロードキャスト用DMAコン
トローラ120によって送信要求がなされ、且つ、ビー
コン制御回路によりビーコンが送信された場合に、送信
調停回路30は、ブロードキャスト用DMAコントロー
ラ120に対して送信許可信号27をアサートして送信
許可を与える。また、PS−Poll用DMAコントロ
ーラ119からの送信要求は、ユニキャストフレーム用
DMAコントローラからの送信要求よりも優先して処理
される。このような送信調停が送信調停回路によって行
われる。
ントローラ118、PS−Poll用DMAコントロー
ラ119、及びブロードキャスト用DMAコントローラ
120からそれぞれ出力された送信要求信号に基づいて
送信要求が競合した場合の調停を行う。このとき、送信
調停回路は、ビーコン制御情報によりビーコンが送信さ
れたか否かを判断する。ブロードキャスト用DMAコン
トローラ120によって送信要求がなされ、且つ、ビー
コン制御回路によりビーコンが送信された場合に、送信
調停回路30は、ブロードキャスト用DMAコントロー
ラ120に対して送信許可信号27をアサートして送信
許可を与える。また、PS−Poll用DMAコントロ
ーラ119からの送信要求は、ユニキャストフレーム用
DMAコントローラからの送信要求よりも優先して処理
される。このような送信調停が送信調停回路によって行
われる。
【0064】さらに、MAC層コントローラ20には、
受信フレームタイプを判定するための受信フレームタイ
プ判定回路を設けることができる。受信フレームタイプ
がPS−Pollの場合、PS−Poll用DMAコン
トローラ119の制御により、当該受信フレームは、R
AM11におけるPS−Poll用受信フレーム格納エ
リアへ格納される。
受信フレームタイプを判定するための受信フレームタイ
プ判定回路を設けることができる。受信フレームタイプ
がPS−Pollの場合、PS−Poll用DMAコン
トローラ119の制御により、当該受信フレームは、R
AM11におけるPS−Poll用受信フレーム格納エ
リアへ格納される。
【0065】MACフレームのタイプは、ビーコン、P
S−Poll、データなどを含んで25種類ある。フレ
ームタイプ判定回路は、取り込まれたフレームタイプを
判定して当該フレームの転送に使用されるDMAコント
ローラを決定する。例えば、受信フレームタイプがPS
−Poll以外の場合、その受信フレームは、ユニキャ
スト用DMAコントローラ118又はブロードキャスト
用DMAコントローラ120の制御によりRAM11に
転送される。
S−Poll、データなどを含んで25種類ある。フレ
ームタイプ判定回路は、取り込まれたフレームタイプを
判定して当該フレームの転送に使用されるDMAコント
ローラを決定する。例えば、受信フレームタイプがPS
−Poll以外の場合、その受信フレームは、ユニキャ
スト用DMAコントローラ118又はブロードキャスト
用DMAコントローラ120の制御によりRAM11に
転送される。
【0066】このように複数のDMAコントローラ11
8,119,120を設けることにより、RAM11と
MAC層コントローラ20との間のDMA転送を円滑に
行うことができる。
8,119,120を設けることにより、RAM11と
MAC層コントローラ20との間のDMA転送を円滑に
行うことができる。
【0067】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である無線L
ANカードに適用した場合について説明したが、本発明
はそれに限定されるものではなく、各種無線LAN装置
に適用することができる。
なされた発明をその背景となった利用分野である無線L
ANカードに適用した場合について説明したが、本発明
はそれに限定されるものではなく、各種無線LAN装置
に適用することができる。
【0068】本発明は、少なくともMACフレームによ
るデータ通信を行うことを条件に適用することができ
る。
るデータ通信を行うことを条件に適用することができ
る。
【0069】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0070】すなわち、RAM11とMAC層コントロ
ーラ20との間でMACフレームのDMA転送が行われ
る。このDMA転送は、DMAコントローラ17によ
り、CPUの介在無しで行われるため、その分、CPU
の負荷軽減を図ることができる。
ーラ20との間でMACフレームのDMA転送が行われ
る。このDMA転送は、DMAコントローラ17によ
り、CPUの介在無しで行われるため、その分、CPU
の負荷軽減を図ることができる。
【0071】MACフレーム単位の個別制御情報として
送信付加情報をメモリからMAC層コントローラへ転送
可能な第1制御手段と、この第1制御手段を介して転送
された上記送信付加情報に基づいて、送信すべきフレー
ムの生成制御及び物理層処理における送信パラメータ設
定処理を行う第2制御手段を有することにより、MAC
フレームの送信において上記送信付加情報に基づくフレ
ーム単位での制御を行うことができる。
送信付加情報をメモリからMAC層コントローラへ転送
可能な第1制御手段と、この第1制御手段を介して転送
された上記送信付加情報に基づいて、送信すべきフレー
ムの生成制御及び物理層処理における送信パラメータ設
定処理を行う第2制御手段を有することにより、MAC
フレームの送信において上記送信付加情報に基づくフレ
ーム単位での制御を行うことができる。
【0072】MACフレーム単位の個別制御情報として
の受信付加情報を、物理層処理における受信パラメータ
に基づいて収集可能な第3制御手段と、この第3制御手
段によって収集された受信付加情報を上記メモリに転送
するための第4制御手段を有することにより、受信時に
おける受信付加情報を無線LANにおけるホストシステ
ムでの処理に反映させることができる。
の受信付加情報を、物理層処理における受信パラメータ
に基づいて収集可能な第3制御手段と、この第3制御手
段によって収集された受信付加情報を上記メモリに転送
するための第4制御手段を有することにより、受信時に
おける受信付加情報を無線LANにおけるホストシステ
ムでの処理に反映させることができる。
【図1】本発明にかかる無線LAN装置の一例である無
線LANカードの平面図である。
線LANカードの平面図である。
【図2】上記無線LANで取り扱われるMACフレーム
のフォーマット説明図である。
のフォーマット説明図である。
【図3】上記無線LANカードにおける送受信処理回路
の構成例ブロック図である。
の構成例ブロック図である。
【図4】送信機能に着目した場合の上記送受信回路にお
ける主要部の構成例ブロック図である。
ける主要部の構成例ブロック図である。
【図5】送信ディスクリプタ及びフレーム付加情報の具
体例説明図である。
体例説明図である。
【図6】受信機能に着目した場合の上記送受信回路にお
ける主要部の構成例ブロック図である。
ける主要部の構成例ブロック図である。
【図7】受信ディスクリプタ及びフレーム付加情報の具
体例説明図である。
体例説明図である。
【図8】上記無線LANカードにおける送受信処理回路
の別の構成例ブロック図である。
の別の構成例ブロック図である。
100 送受信処理回路
300 コネクタ部
400 アンテナ部
500 無線LANカード
11 RAM
12 送信ディスクリプタ
13 送信フレームデータ
14 受信フレーム格納エリア
15 受信ディスクリプタ
17 DMAコントローラ
20 MAC層コントローラ
21 物理層処理回路
31 メモリ制御回路
32 送信FIFO書き込み制御回路
33 送信FIFO読み出し制御回路
34 送信FIFO
37 送信制御回路
39 フレーム精製処理回路
60 受信FIFO読み出し制御回路
61 受信FIFO
62 受信FIFO書き込み制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 当麻 貴則
東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株
式会社日立超エル・エス・アイ・システム
ズ内
(72)発明者 高橋 陸洋
東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株
式会社日立超エル・エス・アイ・システム
ズ内
Fターム(参考) 5K033 CA01 DA17 DB12 DB14
Claims (5)
- 【請求項1】 無線LANで取り扱われるMACフレー
ムと、上記MACフレームに対応して形成され、上記M
ACフレームの転送制御のためのディスクリプタとを記
憶可能なメモリと、 無線LANにおけるMAC層についての制御を行うMA
C層コントローラと、 上記メモリと上記MAC層コントローラとの間のDMA
転送を制御可能なDMAコントローラと、を含み、 上記DMAコントローラは、上記MACフレーム単位の
個別制御情報としての送信付加情報を上記メモリから上
記MAC層コントローラへ転送可能な第1制御手段を含
み、 上記MAC層コントローラは、上記第1制御手段を介し
て転送された上記送信付加情報に基づいて、送信すべき
フレームの生成制御、及び物理層処理における送信パラ
メータ設定処理を行う第2制御手段を含むことを特徴と
する無線LAN装置。 - 【請求項2】 上記送信付加情報には、転送レートを示
す情報、ポーリング制御が必要か否かの識別情報、フレ
ーム間隔を示す情報、ACT応答フレームが必要か否か
の識別情報、RTS/CTS制御が必要か否かの識別情
報、ヘッダ変調の識別情報、セキュリティのための暗証
キー情報のうちの少なくとも一つが含まれる請求項1記
載の無線LAN装置。 - 【請求項3】 無線LANで取り扱われるMACフレー
ムと、上記MACフレームに対応して形成され、上記M
ACフレームの転送制御のためのディスクリプタとを記
憶可能なメモリと、 無線LANにおけるMAC層についての制御を行うMA
C層コントローラと、 上記メモリと上記MAC層コントローラとの間のDMA
転送を制御可能なDMAコントローラと、を含み、 上記MAC層コントローラは、MACフレーム単位の個
別制御情報としての受信付加情報を、物理層処理におけ
る受信パラメータに基づいて収集可能な第3制御手段を
含み、 上記DMAコントローラは、上記第3制御手段によって
収集された受信付加情報を上記メモリに転送するための
第4制御手段を含むことを特徴とする無線LAN装置。 - 【請求項4】 上記受信付加情報には、受信時の電波強
度情報が含まれる請求項3記載の無線LAN装置。 - 【請求項5】 上記DMAコントローラは、複数種類の
MACフレームにおける所定フレームに対応して複数個
配置されて成る請求項1乃至4の何れか1項記載の無線
LAN装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002155109A JP2003348097A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 無線lan装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002155109A JP2003348097A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 無線lan装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003348097A true JP2003348097A (ja) | 2003-12-05 |
Family
ID=29771704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002155109A Pending JP2003348097A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 無線lan装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003348097A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009519524A (ja) * | 2005-12-14 | 2009-05-14 | トムソン ライセンシング | データ伝送バスにアクセスする方法、対応する装置およびシステム |
JP2010056940A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Kyocera Corp | 無線通信装置およびパケット送信方法 |
WO2022060647A3 (en) * | 2020-09-16 | 2023-03-23 | Hughes Network Systems, Llc | Data frame interface network device |
-
2002
- 2002-05-29 JP JP2002155109A patent/JP2003348097A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009519524A (ja) * | 2005-12-14 | 2009-05-14 | トムソン ライセンシング | データ伝送バスにアクセスする方法、対応する装置およびシステム |
JP2010056940A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Kyocera Corp | 無線通信装置およびパケット送信方法 |
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