JP2009516160A - 少なくとも3つのひずみゲージを備える変形センサベアリング - Google Patents

少なくとも3つのひずみゲージを備える変形センサベアリング Download PDF

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Abstract

本発明のベアリングは、回転時に引き起こされる固定レースの1つの領域の変形による擬似正弦波の振幅Aを判定するための判定システムであって、少なくとも3つのひずみゲージ(7)からなる少なくとも1つの判定システムと、各ゲージ(8)で生成された信号の時間的変動にそれぞれ依存した3つの信号Vを測定して、それぞれ同じ角度および同じ振幅を有する2つの信号SIN,COSを形成することができる測定デバイスと、領域(7)の変形の振幅Aを時間の関数として計算するための計算デバイスであって、式SIN+COSを計算することにより振幅Aを推定するように構成された計算デバイスとを備える。

Description

本発明は、固定レースと、回転レースと、それらが相対回転可能となるように両レース間のレースウェイ内に配置された少なくとも1列の転動体とを含むベアリングに関する。
ベアリングは通常、自動車のホイール・ベアリングに応用される。固定レースは自動車の車体と一体化されており、ホイールは回転レースに関連付けられている。
ホイールと、回転するホイールが接する道路との間の界面に加えられる応力を知ることが望ましい場合、タイヤレベルまたは車体レベルで応力を測定することが知られている。しかし、タイヤレベルで測定する場合には、タイヤ回転基準系と計算固定基準系との間で信号を伝送する際に、回転基準系でも計算が可能となるように回転基準系を固定基準系に対して固定的に配置しなければならないため、大きな問題が生じる。車体レベルの測定に関しては、ホイールを車体に連結する種々の要素間で応力が分散されるため、このような車体レベルの測定が困難となる。
したがって、文献FR−2 839553および文献FR−2 812356に記載されているように、ホイールと車体との間の第1の連結要素である固定レースは、自動車が進行しているときにホイールと道路との間の界面に加えられる応力を判定するための支えとして、多くに使用されている。
具体的に、応力の判定は、転動体の通過によって引き起こされる、固定レースの変形を測定することにより行われる。実際、このような変形の振幅は、判定するのに適した応力を表している。
上記のような応力判定法に関する従来の問題の1つは、変形信号が回転速度に依存していることである。実際、低速度の測定品質は十分なものとはいえず、判定は、少なくとも2つの連続した転動体の通過によって引き起こされた変形を測定した後でなければ利用することができない。
したがって、例えばABSまたはESPのような車両力学を制御するシステムで必要とされるような、リアルタイムまたは最短遅延時間での応力測定の実行が必要とされる場合には、この問題は一層重大となる。
本発明は、このような問題に対処するものであって、その目的は、固定レースの変形の振幅を判定するためのシステムであって、任意の時間に、かつ回転速度とは無関係に固定レースの変形を測定して応力判定することができるシステムを備えたベアリングを提供することにある。
上記問題に対処するために、本発明では、固定レースの変形の振幅を判定するためのシステムを備えたベアリングにおいて、上記システムが、任意の時間に、かつ回転速度とは無関係に固定レースの変形を測定して応力判定することができるように変形信号の空間的補間を実施するように構成されている。
上記目的に関して、第1の実施形態によれば、本発明は、固定レースと、回転レースと、それらの相対回転が可能となるように、該固定レースおよび回転レース間に形成されたレースウェイ内に角距離λで均一に分散して配置された少なくとも1列の転動体とを含むベアリングであって、回転時に引き起こされた前記固定レースの領域の変形による疑似正弦波の振幅Aを判定するための少なくとも1つの判定システムを備えるベアリングにおいて、前記判定システムが、λ/4に等しい間隔で前記領域上に均一に分散された3つのひずみゲージであって、各ひずみゲージで受けた前記変形に応じた信号をそれぞれ送出する3つのひずみゲージと、回転時に各ひずみゲージで生成された前記信号の時間的変動にそれぞれ依存した3つの信号Vを測定し、該3つの信号Vの組み合わせにより、それぞれ同じ角度および同じ振幅の2つの信号SIN,COSを形成することができる測定デバイスであって、前記2つの信号の振幅がAに依存している、測定デバイスと、前記領域の前記変形の前記振幅Aを時間の関数として計算する計算デバイスであって、式SIN+COSを計算して前記振幅Aを推定するように構成された計算デバイスとを備える。
具体的には、前記3つのひずみゲージ(7)は複数の抵抗素子に基づくものであり、各ひずみゲージはそれが受けた前記変形に応じて変化する電気抵抗Rを有する。
また、前記測定デバイスは前記3つのひずみゲージ間における電流ループ接続を含み、該電流ループ接続は第1段の3つの可変利得G差動増幅器を含む。
回転時にベアリングの変形領域に配置されているひずみゲージにより生成された信号の周波数領域分析から種々の干渉信号の存在を確認することができる。特に、ボールの通過によって引き起こされる信号は、回転欠陥の存在に対応する周波数において乱れる。回転レースの真円度欠陥に対応する回転周波数の2倍の周波数を有する信号を識別可能であるとともに、回転レースの偏心欠陥に対応する回転周波数と同一周波数を有する信号を識別可能である。
追加の態様では、本発明は、回転時に引き起こされるベアリングの固定レースの領域の変形による擬似正弦波の振幅の測定結果の信号の品質を高めるために、上記のような干渉信号の影響をなくすことを目的とする。
この目的に関して、第1の実施形態に相補的な第2の実施形態によれば、本発明は、第4のひずみゲージであって、同ゲージで受けた前記変形に応じた信号を送出する第4のひずみゲージをさらに備え、前記第4のひずみゲージは、他の前記3つのひずみゲージのうちの1つからλ/4に等しい距離だけ隔てられており、前記電流ループ接続は、回転時に各ひずみゲージで生成された前記信号の時間的変動にそれぞれ依存した4つの信号Vを送出するように前記第4のひずみゲージと前記第1段内における第4の可変利得G差動増幅器とを含み、前記測定デバイスはさらに、差V−V、差V−V、および差V−Vの信号を形成するように接続された3つの差動増幅器を含む第2段の複数の差動増幅器を備えるとともに、該第2段からの3つの信号を組み合わせて前記信号SIN,COSを送出するための少なくとも第3段の複数の差動増幅器を備える。
第2の実施形態に相補的な第3の実施形態によれば、本発明は、第5のひずみゲージであって、同ゲージで受けた前記変形に応じた信号を送出する第5のひずみゲージをさらに備え、前記第5のひずみゲージは、他の前記4つのひずみゲージのうちの1つからλ/4に等しい距離だけ隔てられており、前記電流ループ接続は、回転時に各ひずみゲージで生成された前記信号の時間的変動にそれぞれ依存した5つの信号Vを送出するように前記第5のひずみゲージと前記第1段内における第5の可変利得G差動増幅器とを含み、前記測定デバイスはさらに、差V−V、差V−V、差V−V、および差V−Vの信号を形成するように接続された4つの差動増幅器を含む第2段の複数の差動増幅器を備えるとともに、該第2段からの4つの信号を組み合わせて前記信号SIN,COSを送出するための少なくとも第3段の複数の差動増幅器を備える。
第2および第3の実施形態では、前記測定デバイスが、第3段および第4段の複数の差動増幅器を備え、前記第3段が前記第2段からの信号を組み合わせ、前記第4段が前記第2段および/または前記第3段からの信号を組み合わせることにより、信号SIN,COSを送出する。
第2の実施形態に相補的な第4の実施形態によれば、本発明は、3つの追加のひずみゲージであって、同ゲージで受けた前記変形に応じた信号をそれぞれ送出する3つの追加のひずみゲージをさらに備え、前記3つの追加のひずみゲージは、λ/8に等しい間隔で前記領域上に均一に分散された7つのひずみゲージからなる1セットのゲージ群を形成するように他の前記4つのひずみゲージ間に介在され、前記電流ループ接続は、回転時に各ひずみゲージで生成された前記信号の時間的変動にそれぞれ依存した7つの信号Vを送出するように前記1セットのゲージ群と前記第1段内における7つの可変利得G差動増幅器とからなり、前記測定デバイスはさらに、差V−V、差V−V、差V−V、差V−V、差V−V、および差V−Vの信号を形成するように接続された6つの差動増幅器を含む第2段の複数の差動増幅器を備えるとともに、該第2段からの6つの信号を組み合わせて前記信号SIN,COSを送出するための少なくとも第3段の複数の差動増幅器を備える。
第4の実施形態では、前記測定デバイスが、第3段、第4段、および第5段の複数の差動増幅器を備え、前記第3段が前記第2段からの信号を組み合わせ、前記第4段が前記第2段および前記第3段からの信号を組み合わせ、前記第5段が前記第4段からの信号を組み合わせることにより、信号SIN,COSを送出する。
本発明の他の目的および利点は、以下の詳細な説明及び添付の図面を参照することにより理解し得る。
本発明は、固定レース1と、回転レース2と、それらの相対回転が可能となるように、両レース間に形成されたレースウェイ内に位置する少なくとも1列の転動体とを含むベアリングに関するものである。
固定レース1は固定構造に関連付けられており、回転レースは回転要素に関連付けられるている。特に、ベアリングは自動車のホイールのベアリングであり、固定構造は自動車の車体であり、回転要素はホイールである。
図1を参照して、そのようなホイール・ベアリングを説明する。ホイール・ベアリングは2列のボールを含み、固定アウターレース1と回転インナーレース2との間に設けられたレースウェイ内においてそれぞれ同軸上に配置されている。また、固定レース1には、車体に固定レース1を固定するための手段が設けられ、この手段は4つの放射状突起4を備えるフランジ3からなり、このフランジ3にはネジ留めを行うための軸孔5が形成されている。
ボールは、空間的周期とも呼ばれる角距離λで、レースウェイ内に均一に分散されている。公知の実施形態によれば、ボール間の分離距離はケージ(cage)内にボールを配置することにより保持されている。
本発明は、ホイールと、回転するホイールが接する道路との間の界面に加えられる応力を推定できるように、少なくとも固定レース1の領域6の変形の振幅を判定できるようにすることを目的とする。
実際には、レースウェイ内をボールが通過すると固定レース1の圧縮および弛緩が引き起こされる。したがって、回転時、固定レース1は、正弦曲線により近似しうる周期的な変形を受ける。以下の説明では、回転時の固定レース1の変形に関する波形を、変形による擬似正弦波という。
この変形による擬似正弦波は、ベアリングが受ける負荷に依存した振幅、すなわち界面に加えられた応力と、回転レースの回転速度およびボールの個数に比例した周波数とによって特徴付けられる。
なお、疑似正弦波の振幅が個々に判定される2列のボールを含むホイール・ベアリングに関して説明するが、当業者であれば、他の種類のベアリング、および/または少なくとも固定レース1の領域6の擬似正弦波の振幅を判定することが望ましいとされる他の用途にも本発明を直接的に適用することができる。
本発明によれば、ベアリングは、回転時に引き起こされる固定レース1の領域6の変形による擬似正弦波の振幅Aを判定するための少なくとも1つのシステムを備える。このシステムは3つのひずみゲージ7を備える。
3つのゲージ7は、各ゲージで受けた上記変形に応じた信号をそれぞれ送出することができる。図1に示されているように、これらのゲージ7は、通常回転方向に伸びる直線に沿って領域6上に均一に分散されている。
判定システムはさらに、回転時に各ゲージ7で生成された信号の時間的変動にそれぞれ依存した3つの信号Vを測定するための測定デバイスを含む。この測定デバイスは、それら3つの信号Vを組み合わせることにより、それぞれ同じ角度および同じ振幅の2つの信号SIN,COSを形成することができる。ここで、それら2つの信号SIN,COSの振幅は、振幅Aに依存する。
振幅Aは、例えばプロセッサ(図に示されていない)により形成された計算デバイスを通じて、上記2つの信号SIN,COSから、式SIN+COSを計算することにより推定することができる。
したがって、振幅の計算が回転速度とは無関係に実行される。このため、変形の時間的判定に伴う遅延または品質の問題を解消することができる。
次に、図2〜図5を参照しながら、本発明による判定システムの4つの実施形態を説明する。複数のゲージ7は、複数の抵抗素子、具体的にはピエゾ抵抗または磁歪素子に基づくものであり、各ゲージ7はそれが受ける上記変形に応じて変化する電気抵抗Rを有している。詳しくは、複数のゲージ7は、複数の抵抗からなる1つのブロックであって、該ブロック内の位置のレベルの抵抗値を表す平均抵抗値を得るために組み合わされた複数の抵抗からなる1つのブロック、すなわちただ1つの抵抗を含む。
図示された実施形態によれば、測定デバイスは、複数のゲージ7と電源iとの間に電流ループ接続を構成する。この電流ループ接続は、第1段の複数の可変利得G差動増幅器8を備える。また、測定デバイスはさらに、図示されていないが、信号をフィルタ処理するための段を備えることができる。
図2に示すように、第1の実施形態は、電流ループ内で直列に接続された3つのゲージ7を含み、第1段は、以下の信号を送出する3つの差動増幅器8を含む。
=G×(R01+ΔRsin(ωt))i
=G×(R02+ΔRsin(ωt+φ))i
=G×(R03+ΔRsin(ωt+2φ))i
ここで、Roiは抵抗Rの静止時の値であり、ΔRはゲージ7の抵抗の変動値であり、ω=2π/T(Tは周期)であり、φはゲージ7間の空間位相差であり、iはループ内の電流の強度である。
標本関数の正弦特性(時間と比較した)は、以下の計算を簡素化することを意図するが、これに制限されない。この仮説は、ベアリングが一定速度(ωが一定)で回転するものと仮定することを意味する。
図2に示す実施形態によれば、測定デバイスはさらに、差V−Vおよび差V−Vを形成するように配置された第2段の2つの差動増幅器9を含む。利得G、利得G、利得Gを調節することにより、等式GΔR=GΔR=GΔR=GΔRを得ることができる。
φ=π/2である特定の場合、つまりゲージ7がλ/4に等しい距離だけ隔てられている場合、差V−Vおよび差V−Vは以下のように表される。
Figure 2009516160
したがって、第1の実施形態では、測定デバイスにより、信号COS=V−Vおよび信号SIN=V−Vを直接得ることが可能である。
したがって、式SIN+COSを計算すると、
Figure 2009516160
が得られ、これにより、計算デバイスの出力において、時間の関数としての振幅Aを、ΔRに応じて得ることが可能である。
次に、図3〜図5を参照して、転動体の通過により引き起こされる擬似正弦波信号内における干渉信号、より具体的には、真円度(out-of-roundness)信号または偏心信号などの回転周波数に依存した周波数を有する信号の影響を、フィルタを使用することによりなくすための3つの実施形態を説明する。このような実施形態では、測定デバイスは、雑音を低減するためにフィルタ処理された信号SIN,COSを得ることができ、これにより、変形による擬似正弦波の振幅を判定する際の精度を高めることができる。
これら3つの実施形態では、ベアリングの一般的構造、すなわち、複数のひずみゲージ7やそれらのベアリング上のレイアウトは、第1の実施形態、具体的には図1で説明したものと同様である。
図3に示すように、第2の実施形態は4つのひずみゲージ7を含み、それらは各ゲージで受けた上記変形に応じた信号をそれぞれ送出する。4つのゲージ7は、λ/4に等しい間隔で領域6上に均一に分散されている。電流ループ接続は、直列に接続された4つのゲージ7を含み、第1段は、以下の信号を送出する4つの差動増幅器8を含む。
=G[R01+ΔRsin(ωt)+βsin(ωt+φ)]i
=G[R02+ΔRsin(ωt+π/2)+βsin(ωt+2φ)]i
=G[R03+ΔRsin(ωt+π)+βsin(ωt+3φ)]i
=G[R04+ΔRsin(ωt+3π/2)+βsin(ωt+4φ)]i
ここで、干渉信号は、振幅β、脈動ω、およびボールの回転により引き起こされる信号に関する位相φを有する。具体的には、干渉信号が真円度に因るものであるとき、位相差φは、14ボール・ベアリングの場合には以下のように定義できる。
φ=(λ×360)/(4×7×λ)=12.82°=定数
測定デバイスはさらに、信号V間を減算して以下の信号を形成することにより、連続成分を除去することが可能な3つの差動増幅器9を含む第2段を備える。
Figure 2009516160
ただし、Gβ=Gβ=Gβ=Gβ=βとする。
測定デバイスはさらに、第3段および第4段の複数の差動増幅器を備える。第3段は、第2段からの信号U,Uを組み合わせて信号を形成する差動増幅器10を含む。
=U−U=[−4βsin(φ/2)cos(φ)cos(ωt+5φ/2)]×i
ここで、第3段の増幅器10の利得を調節することにより、以下の信号が得られる。
=1/(2cosφ)W=[−2βsin(φ/2)cos(ωt+5φ/2)]×i
第4段は、第3段からの信号Wと第2段からの信号Uとを組み合わせて以下の信号COSを送出する増幅器11を含む。
Figure 2009516160
信号SINについては、以下の3つの解のうちの1つに従って求めることができる。
Figure 2009516160
または、
SIN=U
または、
SIN=U
なお、これらの3つの組み合わせでは、干渉周波数ωによる分散が生じるために完全な信号SINとはならない。しかしながら、このように判定された変形の振幅Aは、いくつかの用途では許容範囲にあるとみなせる誤差を有する。
図4および図5を参照して以下で説明する第3および第4の実施形態では、それぞれ、干渉なしで信号SINを得ることが可能である。
図4に示すように、第3の実施形態は5つのひずみゲージ7を含み、それらは各ゲージで受けた上記変形に応じた信号をそれぞれ送出する。5つのゲージ7は、λ/4に等しい間隔で領域6上に均一に分散されている。電流ループ接続は、直列に接続された5つのゲージ7を含み、第1段は、以下の信号を送出する5つの差動増幅器8を含む。
=G[R01+ΔRsin(ωt)+βsin(ωt+φ)]i
=G[R02+ΔRsin(ωt+π/2)+βsin(ωt+2φ)]i
=G[R03+ΔRsin(ωt+π)+βsin(ωt+3φ)]i
=G[R04+ΔRsin(ωt+3π/2)+βsin(ωt+4φ)]i
=G[R05+ΔRsin(ωt+π)+βsin(ωt+5φ)]i
ここで、干渉信号は、振幅β、脈動ω、およびボールの回転により引き起こされる信号に関する位相φを有する。
測定デバイスはさらに、信号V間を減算して以下の信号を形成することにより、連続成分を除去することが可能な4つの差動増幅器9を含む第2段を備える。
Figure 2009516160
測定デバイスはさらに、第3段および第4段の差動増幅器を備える。第3段は、第2段からの信号U〜Uを組み合わせて信号を形成する2つの差動増幅器10を含む。
=U−U=[−4βsin(φ/2)cos(φ)cos(ωt+5φ/2)]×i
=U−U=[−4βsin(φ/2)cos(φ)cos(ωt+7φ/2)]×i
ここで、第3段の増幅器10の利得を調節すると、以下の信号が得られる。
=1/(2cosφ)W=[−2βsin(φ/2)cos(ωt+5φ/2)]×i
=1/(2cosφ)W=[2βsin(φ/2)cos(ωt+7φ/2)]×i
第4段は、第3段からの信号W,Wと第2段からの信号U,Uとを以下のように組み合わせて信号COS,SINを送出する2つの増幅器11を含む。
Figure 2009516160
したがって、第3の実施形態では、測定デバイスにより、それぞれ同じ角度および同じ振幅(Aに依存する振幅)を有するフィルタ処理された信号COS,SINを直接得ることが可能である。
したがって、式SIN+COSを計算すると、
Figure 2009516160
が得られ、これにより、計算デバイスの出力において、時間の関数としての振幅Aを、ΔRに応じて得ることが可能である。
図5に示すように、第4の実施形態は7つのひずみゲージ7を含み、それらは各ゲージで受けた上記変形に応じた信号をそれぞれ送出する。7つのゲージ7は、λ/8に等しい間隔で領域6上に均一に分散されている。電流ループ接続は、直列に接続された7つのゲージ7を含み、第1段は、以下の信号を送出する7つの差動増幅器8を含む。
=G[R01+ΔRsin(ωt)+βsin(ωt+φ)]i
=G[R02+ΔRsin(ωt+π/2)+βsin(ωt+3φ/2)]i
=G[R03+ΔRsin(ωt+π)+βsin(ωt+2φ)]i
=G[R04+ΔRsin(ωt+3π/2)+βsin(ωt+5φ/2)]i
=G[R05+ΔRsin(ωt+π)+βsin(ωt+3φ)]i
=G[R06+ΔRsin(ωt+π)+βsin(ωt+7φ/2)]i
=G[R05+ΔRsin(ωt+π)+βsin(ωt+4φ)]i
ここで、干渉信号は、振幅β、脈動ω、およびボールの回転により引き起こされる信号に関する位相φを有する。
測定デバイスはさらに、信号V間を減算して以下の信号を形成することにより、連続成分を除去することが可能な6つの差動増幅器(図示せず)を含む第2段を備える。
=V−V=[−2GΔRcos(ωt+π/8)sin(π/8)−2βsin(φ/4)cos(ωt+5φ/4)]×i
=V−V=[−2GΔRcos(ωt+3π/8)sin(π/8)−2βsin(φ/4)cos(ωt+7φ/4)]×i
=V−V=[−2GΔRcos(ωt+5π/8)sin(π/8)−2βsin(φ/4)cos(ωt+9φ/4)]×i
=V−V=[−2GΔRcos(ωt+7π/8)sin(π/8)−2βsin(φ/4)cos(ωt+11φ/4)]×i
=V−V=[−2GΔRcos(ωt+9π/8)sin(π/8)−2βsin(φ/4)cos(ωt+13φ/4)]×i
=V−V=[−2GΔRcos(ωt+11π/8)sin(π/8)−2βsin(φ/4)cos(ωt+15φ/4)]×i
測定デバイスはさらに、第3段、第4段および第5段の差動増幅器(図示せず)を備える。
第3段は、第2段からの信号Uを組み合わせて信号を形成する3つの差動増幅器を含む。
=U+U=[−4βsin(φ/4)cos(φ)cos(ωt+11φ/4)]×i
=U+U=[−4βsin(φ/4)cos(φ)cos(ωt+9φ/4)]×i
=U+U+U+U=[−4βsin(φ/2)cos(φ)cos(ωt+5φ/2)]×i
ここで、第3段の増幅器の利得を調節することにより、以下の信号が得られる。
=1/(2cosφ)W=[−2βsin(φ/2)cos(ωt+11φ/4)]×i
=1/(2cosφ)W=[2βsin(φ/2)cos(ωt+9φ/4)]×i
=1/(2cosφ)W=[−2βsin(φ/2)cos(ωt+5φ/2)]×i
第4段は、第3段からの信号Wと第2段からの信号Uとを以下のように組み合わせて信号を送出する3つの増幅器を含む。
=U−W=[−2GΔRsin(π/8)cos(ωt+7π/8)]×i
=U−W=[−2GΔRsin(π/8)cos(ωt+5π/8)]×i
Figure 2009516160
その結果、第4段は、対応する差動増幅器の利得を調節することにより、以下の信号COSを送出する。
Figure 2009516160
増幅器を備える第5段は、第4段からの信号を組み合わせ、以下の式に従って増幅器の利得を調節することにより信号SINを送出する。
SIN=1/(4sin(π/8))*(X1−X2)=[GΔRsin(ωt+3π/4)]×i
したがって、第4の実施形態では、測定デバイスにより、それぞれ同じ角度および同じ振幅(Aに依存する振幅)を有するフィルタ処理された信号COS,SINを直接得ることが可能である。
したがって、式SIN+COSを計算すると、[GΔR]×iが得られ、これにより、計算デバイスの出力において、時間の関数としての振幅Aを、ΔRに応じて得ることが可能である。
図1に示すベアリングの配列では、複数のゲージ7は、固定レース1の変形領域6上に固定された基板12上に配置されている。基板12は、例えば、固定レース1とゲージ7との間で変形を伝達する機能も有するように、接着剤で接着するか、または溶接することにより、固定レース1に堅く固定される。
上述のすべてのゲージ7は、抵抗素子に基づいており、例えば、弾性表面波センサおよび磁界センサのうちから選択されたセンサを、変形に応じた信号を送出する場合において本発明の範囲内で使用できる。より具体的には、磁界センサは、磁気抵抗、巨大な磁気抵抗、ホール効果、トンネル効果または磁歪層タイプの磁気抵抗の感知素子に基づくことができる。
図示の実施形態では、複数のゲージ7は、例えば、セラミック製の基板12上の厚い層にスクリーン印刷される。より具体的には、ハイブリッド回路タイプの技術により、測定デバイスおよび計算デバイスを基板12上に一体化することが可能である。また、スクリーン印刷では、抵抗値を正しく調整するだけでなく、基板12上の抵抗位置を正確に位置決めしつつ正しい感度にするよう抵抗を変形することが可能である。
変形領域6は、実質的に平面となるように、かつ2列のボールの上に伸びるように機械加工される。この実施形態では、複数のゲージ7は、レースウェイ上に均一に分散されることはなく、そのため、測定された変形の振幅は、想定されるゲージ7に依存する。
ゲージ7は、固定レース1の湾曲面に直接固定してもよく、例えば、ゲージ7は、薄膜フレーム・タイプであってよい。この場合は、製作時に、ゲージ7とレースウェイとの間のすべての距離を等しくすることが可能である。
図1に示す実施形態では、2つの判定システムのゲージ7は、各レースウェイの近くに、領域6の変形の振幅を判定する少なくとも1つの判定システムが備えられるように同じ基板12上に一体化される。
具体的には、ゲージ7は、測定されるべき信号の強度を高めるために、各レースウェイに実質的に対向するようにして固定レース1の外周上に配置される。したがって、ゲージ7を載せた基板12により、同じ軸平面内で、実質的に1列のボールにより引き起こされる変形の振幅を判定することが可能である。
ベアリングはさらに、固定レース1の領域6の変形の振幅を判定するために、少なくとも3つ(図1に示す実施形態では8つ、すなわち、図示する4つと、ベアリングの背後に対称的に配置されている4つ)のシステムを備えることもできる。これら複数のシステムは、固定レース上、および/または回転レースと一体化された要素上で回転する際に加えられた応力を、判定された振幅に応じて計算することができる計算機に接続されるか、またはそのような接続が意図される。具体的には、このような計算機は、文献FR−2 839553で説明されている。
変形による擬似正弦波の振幅を判定する4つのシステムにおける、それぞれ固定レースの領域に配置された複数のゲージを示すベアリングの一実施形態の斜視図。 本発明による判定システムの第1の実施形態のブロック図。 本発明による判定システムの第2の実施形態の部分ブロック図。 本発明による判定システムの第3の実施形態のブロック図。 本発明による判定システムの第4の実施形態のブロック図。

Claims (13)

  1. 固定レース(1)と、回転レース(2)と、それらの相対回転が可能となるように、該固定レースおよび回転レース間に形成されたレースウェイ内に角距離λで均一に分散して配置された少なくとも1列の転動体とを含むベアリングであって、回転時に引き起こされた前記固定レース(1)の領域(6)の変形による疑似正弦波の振幅Aを判定するための少なくとも1つの判定システムを備えるベアリングにおいて、
    前記判定システムが、
    λ/4に等しい間隔で前記領域上に均一に分散された3つのひずみゲージ(7)であって、各ひずみゲージで受けた前記変形に応じた信号をそれぞれ送出する3つのひずみゲージ(7)と、
    回転時に各ひずみゲージ(7)で生成された前記信号の時間的変動にそれぞれ依存した3つの信号Vを測定し、該3つの信号Vの組み合わせにより、それぞれ同じ角度および同じ振幅の2つの信号SIN,COSを形成することができる測定デバイスであって、前記2つの信号の振幅がAに依存している、測定デバイスと、
    前記領域(6)の変形の前記振幅Aを時間の関数として計算する計算デバイスであって、式SIN+COSを計算することにより前記振幅Aを推定するように構成されている計算デバイスと、
    を備えることを特徴とするベアリング。
  2. 前記3つのひずみゲージ(7)は抵抗素子に基づくものであり、各ひずみゲージはそれが受けた前記変形に応じて変化する電気抵抗Rを有する、請求項1に記載のベアリング。
  3. 前記測定デバイスは前記3つのひずみゲージ(7)間における電流ループ接続を含み、該電流ループ接続は第1段の3つの可変利得G差動増幅器(8)を含むことを特徴とする請求項2に記載のベアリング。
  4. 前記測定デバイスはさらに、差V−V=COSおよび差V−V=SINを形成するように接続された第2段の複数の差動増幅器(9)を含むことを特徴とする請求項3に記載のベアリング。
  5. 第4のひずみゲージ(7)であって、同ゲージで受けた前記変形に応じた信号を送出する第4のひずみゲージ(7)をさらに備え、前記第4のひずみゲージは、他の前記3つのひずみゲージ(7)のうちの1つからλ/4に等しい距離だけ隔てられており、前記電流ループ接続は、回転時に各ひずみゲージ(7)で生成された前記信号の時間的変動にそれぞれ依存した4つの信号Vを送出するように前記第4のひずみゲージと前記第1段内における第4の可変利得G差動増幅器(8)とを含み、前記測定デバイスはさらに、差V−V、差V−V、および差V−Vの信号を形成するように接続された3つの差動増幅器(9)を含む第2段の複数の差動増幅器を備えるとともに、該第2段からの3つの信号を組み合わせて前記信号SIN,COSを送出するための少なくとも第3段の複数の差動増幅器(10,11)を備えることを特徴とする請求項3に記載のベアリング。
  6. 第5のひずみゲージ(7)であって、同ゲージで受けた前記変形に応じた信号を送出する第5のひずみゲージ(7)をさらに備え、前記第5のひずみゲージは、他の前記4つのひずみゲージ(7)のうちの1つからλ/4に等しい距離だけ隔てられており、前記電流ループ接続は、回転時に各ひずみゲージ(7)で生成された前記信号の時間的変動にそれぞれ依存した5つの信号Vを送出するように前記第5のひずみゲージと前記第1段内における第5の可変利得G差動増幅器(8)とを含み、前記測定デバイスはさらに、差V−V、差V−V、差V−V、および差V−Vの信号を形成するように接続された4つの差動増幅器(9)を含む第2段の複数の差動増幅器を備えるとともに、該第2段からの4つの信号を組み合わせて前記信号SIN,COSを送出するための少なくとも第3段の複数の差動増幅器(10,11)を備えることを特徴とする請求項5に記載のベアリング。
  7. 3つの追加のひずみゲージ(7)であって、同ゲージで受けた前記変形に応じた信号をそれぞれ送出する3つの追加のひずみゲージ(7)をさらに備え、前記3つの追加のひずみゲージ(7)は、λ/8に等しい間隔で前記領域(6)上に均一に分散された7つのひずみゲージ(7)からなる1セットのゲージ群を形成するように他の前記4つのひずみゲージ(7)間に介在され、前記電流ループ接続は、回転時に各ひずみゲージ(7)で生成された前記信号の時間的変動にそれぞれ依存した7つの信号Vを送出するように前記1セットのゲージ群(7)と前記第1段内における7つの可変利得G差動増幅器(8)とからなり、前記測定デバイスはさらに、差V−V、差V−V、差V−V、差V−V、差V−V、および差V−Vの信号を形成するように接続された6つの差動増幅器(8)を含む第2段の複数の差動増幅器を備えるとともに、該第2段からの6つの信号を組み合わせて前記信号SIN,COSを送出するための少なくとも第3段の複数の差動増幅器(10,11)を備えることを特徴とする請求項5に記載のベアリング。
  8. 前記測定デバイスが、第3段および第4段の複数の差動増幅器(10,11)を備えており、前記第3段が前記第2段からの信号を組み合わせ、前記第4段が前記第2段および/または前記第3段からの信号を組み合わせることにより、フィルタ処理された信号SIN,COSを送出することを特徴とする請求項5または6に記載のベアリング。
  9. 前記測定デバイスが、第3段、第4段、および第5段の複数の差動増幅器を備えており、前記第3段が前記第2段からの信号を組み合わせ、前記第4段が前記第2段および前記第3段からの信号を組み合わせ、前記第5段が前記第4段からの信号を組み合わせることにより、フィルタ処理された信号SIN,COSを送出することを特徴とする請求項7に記載のベアリング。
  10. 少なくとも1つの段の少なくとも1つの差動増幅器(9〜11)が可変利得を有することを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載のベアリング。
  11. 前記各ひずみゲージ(7)が、前記固定レース(1)の変形する前記領域(6)上にて固定された基板(12)上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のベアリング。
  12. 前記各ひずみゲージ(7)が、通常回転方向に伸びる直線に沿って、前記領域(6)上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のベアリング。
  13. 前記各ひずみゲージ(7)が、前記レースウェイと実質的に対向するように、前記固定レース(1)の外周上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のベアリング。
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