JPH06341430A - センサー付転がり軸受 - Google Patents
センサー付転がり軸受Info
- Publication number
- JPH06341430A JPH06341430A JP15603893A JP15603893A JPH06341430A JP H06341430 A JPH06341430 A JP H06341430A JP 15603893 A JP15603893 A JP 15603893A JP 15603893 A JP15603893 A JP 15603893A JP H06341430 A JPH06341430 A JP H06341430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strain gauge
- outer ring
- rolling
- bearing
- output signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/52—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with devices affected by abnormal or undesired conditions
- F16C19/522—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with devices affected by abnormal or undesired conditions related to load on the bearing, e.g. bearings with load sensors or means to protect the bearing against overload
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 転がり軸受の外輪に歪ゲージを貼付し、転動
体通過に伴う出力信号の変調をなくし、特別な信号処理
を必要とせず、動的な荷重を直接検出することを目的と
している。 【構成】 内外輪間に複数の転動体を等間隔に配置し
て、前記外輪外周に歪ゲージを貼付し、歪ゲージの出力
信号により軸受に加わる荷重を検出するセンサー付転が
り軸受に於て、歪ゲージは外輪外周円周方向に貼付し、
該歪ゲージの外輪外周円周方向有効測定長さを転動体間
隔角度に相当する長さとしたことを特徴とするセンサー
付転がり軸受。
体通過に伴う出力信号の変調をなくし、特別な信号処理
を必要とせず、動的な荷重を直接検出することを目的と
している。 【構成】 内外輪間に複数の転動体を等間隔に配置し
て、前記外輪外周に歪ゲージを貼付し、歪ゲージの出力
信号により軸受に加わる荷重を検出するセンサー付転が
り軸受に於て、歪ゲージは外輪外周円周方向に貼付し、
該歪ゲージの外輪外周円周方向有効測定長さを転動体間
隔角度に相当する長さとしたことを特徴とするセンサー
付転がり軸受。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外輪外周に歪ゲージを
貼付し、歪ゲージの出力信号により軸受に加わる荷重を
検出するセンサー付転がり軸受に関する。
貼付し、歪ゲージの出力信号により軸受に加わる荷重を
検出するセンサー付転がり軸受に関する。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は先に特開平１−２０６１１３
号公報に示すようなセンサー付転がり軸受を発明した。
上記センサー付転がり軸受は、転がり軸受の外輪外周円
周方向に歪ゲージを貼付し、その出力信号により軸受に
加わる荷重を検出するようになっている。この出力信号
は転動体が通過する度に周期的に変化し、転がり軸受の
荷重を示すものであるが、変動成分を含むのでこれを取
り除き表示回路に荷重として表示するようになってい
る。
号公報に示すようなセンサー付転がり軸受を発明した。
上記センサー付転がり軸受は、転がり軸受の外輪外周円
周方向に歪ゲージを貼付し、その出力信号により軸受に
加わる荷重を検出するようになっている。この出力信号
は転動体が通過する度に周期的に変化し、転がり軸受の
荷重を示すものであるが、変動成分を含むのでこれを取
り除き表示回路に荷重として表示するようになってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、出力信号は転動体位置変化による出力感度
の変化のため歪ゲージ位置に対する転動体位置を求めて
やらなければならず、転動体位置の検出装置を必要と
し、出力信号の補正に手間がかゝり不安定な境界値にお
ける誤差も大きくなるという問題点があった。
にあっては、出力信号は転動体位置変化による出力感度
の変化のため歪ゲージ位置に対する転動体位置を求めて
やらなければならず、転動体位置の検出装置を必要と
し、出力信号の補正に手間がかゝり不安定な境界値にお
ける誤差も大きくなるという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、内外輪間に複数の転動体を等間
隔に配置して、前記外輪外周に歪ゲージを貼付し、歪ゲ
ージの出力信号により軸受に加わる荷重を検出するセン
サー付転がり軸受に於て、歪ゲージは外輪外周円周方向
に貼付し、該歪ゲージの外輪外周円周方向有効測定長さ
を転動体間隔角度に相当する長さとしたことを特徴とす
る。ここで、転動体間隔角度とは、隣接する転動体の各
中心と軸受中心との角度である。
決することを目的とし、内外輪間に複数の転動体を等間
隔に配置して、前記外輪外周に歪ゲージを貼付し、歪ゲ
ージの出力信号により軸受に加わる荷重を検出するセン
サー付転がり軸受に於て、歪ゲージは外輪外周円周方向
に貼付し、該歪ゲージの外輪外周円周方向有効測定長さ
を転動体間隔角度に相当する長さとしたことを特徴とす
る。ここで、転動体間隔角度とは、隣接する転動体の各
中心と軸受中心との角度である。
【０００５】
【作用】外輪に貼付した歪ゲージの長さは転動体間隔角
度に相当する長さとしてあるので転動体の通過に伴う出
力変調がなくなるので、歪ゲージ出力信号を時間や転動
体位置に関与しない一定係数で補正して軸に加わる荷重
を求めることができる。
度に相当する長さとしてあるので転動体の通過に伴う出
力変調がなくなるので、歪ゲージ出力信号を時間や転動
体位置に関与しない一定係数で補正して軸に加わる荷重
を求めることができる。
【０００６】
【実施例】次に図１、図２に示した本発明の一実施例に
ついて詳細に説明する。１は本発明センサー付転がり軸
受、２はその内輪、３は外輪、４は転動体で、上記外輪
３の外周円周方向に歪ゲージ５を貼付し、該歪ゲージ５
の外輪外周円周方向の長さ２πＲ／ｎを転動体間隔角度
２π／ｎに相当する長さとしている。
ついて詳細に説明する。１は本発明センサー付転がり軸
受、２はその内輪、３は外輪、４は転動体で、上記外輪
３の外周円周方向に歪ゲージ５を貼付し、該歪ゲージ５
の外輪外周円周方向の長さ２πＲ／ｎを転動体間隔角度
２π／ｎに相当する長さとしている。
【０００７】次に作用について説明する。図３は軸受外
輪３の円周方向の歪量と、歪測定位置の関係を示す。歪
ゲージ５に作用する歪は、歪ゲージ５上にある転動体４
のみが作用するのではなく、各転動体４の荷重の影響を
受け、その影響の総和が夫々の位置に歪を生じさせる力
となる。軸受にアキシアル荷重のみが作用する場合、外
輪３の円周方向長さ２πＲ／ｎにおいて、どの位置にお
いても総歪量は等しくなる。軸に静的なアキシアル荷重
が作用する場合、歪測定有効長さ２πＲ／ｎの歪ゲージ
５を貼着した時の歪ゲージ出力信号は、転動体４の位置
変化にかゝわらず図３の如く一定となる。歪ゲージの出
力値の大きさは薄肉円環理論上において、軸に加わるア
キシアル荷重に比例した大きさとなるため、歪ゲージ出
力信号に時間や転動体位置に関与しないある一定の係数
で補正すれば軸に加わる荷重が求められる。
輪３の円周方向の歪量と、歪測定位置の関係を示す。歪
ゲージ５に作用する歪は、歪ゲージ５上にある転動体４
のみが作用するのではなく、各転動体４の荷重の影響を
受け、その影響の総和が夫々の位置に歪を生じさせる力
となる。軸受にアキシアル荷重のみが作用する場合、外
輪３の円周方向長さ２πＲ／ｎにおいて、どの位置にお
いても総歪量は等しくなる。軸に静的なアキシアル荷重
が作用する場合、歪測定有効長さ２πＲ／ｎの歪ゲージ
５を貼着した時の歪ゲージ出力信号は、転動体４の位置
変化にかゝわらず図３の如く一定となる。歪ゲージの出
力値の大きさは薄肉円環理論上において、軸に加わるア
キシアル荷重に比例した大きさとなるため、歪ゲージ出
力信号に時間や転動体位置に関与しないある一定の係数
で補正すれば軸に加わる荷重が求められる。
【０００８】
【発明の効果】本発明によると、歪ゲージは外輪外周円
周方向に貼付し、該歪ゲージの外輪外周円周方向有効測
定長さを転動体間隔角度に相当する長さとしているの
で、歪ゲージ部分を転動体が常に同一状態で通過するの
で転動体通過に伴う出力信号の変調がなくなり、従来の
ように特別な信号処理がなくとも動的な荷重が直接検出
できる。
周方向に貼付し、該歪ゲージの外輪外周円周方向有効測
定長さを転動体間隔角度に相当する長さとしているの
で、歪ゲージ部分を転動体が常に同一状態で通過するの
で転動体通過に伴う出力信号の変調がなくなり、従来の
ように特別な信号処理がなくとも動的な荷重が直接検出
できる。
【図１】本発明の一実施例要部正面図である。
【図２】本発明の歪ゲージ貼付方法の説明図である。
【図３】本発明の各転動体による歪ゲージの歪量と総歪
量とのグラフである。
量とのグラフである。
１ センサー付転がり軸受 ２ 内輪 ３ 外輪 ４ 転動体 ５ 歪ゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐枝 哲夫 大阪市中央区南船場三丁目５番８号 光洋 精工株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 内外輪間に複数の転動体を等間隔に配置
して、前記外輪外周に歪ゲージを貼付し、歪ゲージの出
力信号により軸受に加わる荷重を検出するセンサー付転
がり軸受に於て、歪ゲージは外輪外周円周方向に貼付
し、該歪ゲージの外輪外周円周方向有効測定長さを転動
体間隔角度に相当する長さとしたことを特徴とするセン
サー付転がり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15603893A JP2533831B2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | センサ―付転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15603893A JP2533831B2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | センサ―付転がり軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06341430A true JPH06341430A (ja) | 1994-12-13 |
| JP2533831B2 JP2533831B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=15618967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15603893A Expired - Lifetime JP2533831B2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | センサ―付転がり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2533831B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4886933A (en) * | 1988-02-15 | 1989-12-12 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Production of linear alpha-olefins |
| EP1148261A2 (de) * | 2000-04-10 | 2001-10-24 | FAG Industrial Bearings AG | Wälzlager mit fernabfragbaren Erfassungseinheiten |
| EP1843055A1 (de) | 2006-04-07 | 2007-10-10 | Schaeffler KG | Wälzlager mit Sensor |
| JP2008501959A (ja) * | 2004-06-08 | 2008-01-24 | シエフレル・コマンデイトゲゼルシヤフト | 転がり軸受における作動パラメータを求めるための方法及びコンピュータプログラムとこれにより評価可能な転がり軸受 |
| JP2009516160A (ja) * | 2005-11-09 | 2009-04-16 | エス．エヌ．エール．ルールマン | 少なくとも３つのひずみゲージを備える変形センサベアリング |
| WO2009076988A1 (en) * | 2007-12-18 | 2009-06-25 | Ab Skf | Bearing and sensor unit |
| DE102011085258A1 (de) * | 2011-10-26 | 2013-05-02 | Aktiebolaget Skf | Lagerring, Lagerringsegment, Lager und Verfahren zur Einstellung einer Vorspannung eines Wälzlagers |
| WO2013060638A1 (de) * | 2011-10-28 | 2013-05-02 | Aktiebolaget Skf | Anordnung zweier rotierender bauteile |
| US9593055B2 (en) | 2008-01-30 | 2017-03-14 | Saudi Basic Industries Corporation | Method for preparing linear alpha-olefins |
| CN114080514A (zh) * | 2019-06-21 | 2022-02-22 | 美蓓亚三美株式会社 | 轴承监视装置和轴承监视方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5967617U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-08 | 株式会社東芝 | 軸受保護装置 |
| JPH01206113A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-18 | Agency Of Ind Science & Technol | センサー付き転がり軸受 |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP15603893A patent/JP2533831B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH01206113A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-18 | Agency Of Ind Science & Technol | センサー付き転がり軸受 |
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| DE102011085258A1 (de) * | 2011-10-26 | 2013-05-02 | Aktiebolaget Skf | Lagerring, Lagerringsegment, Lager und Verfahren zur Einstellung einer Vorspannung eines Wälzlagers |
| WO2013060638A1 (de) * | 2011-10-28 | 2013-05-02 | Aktiebolaget Skf | Anordnung zweier rotierender bauteile |
| CN114080514A (zh) * | 2019-06-21 | 2022-02-22 | 美蓓亚三美株式会社 | 轴承监视装置和轴承监视方法 |
| CN114080514B (zh) * | 2019-06-21 | 2024-03-29 | 美蓓亚三美株式会社 | 轴承监视装置和轴承监视方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2533831B2 (ja) | 1996-09-11 |
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