JP2009512184A - 静電気放電保護デバイス - Google Patents

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Abstract

本発明は、少ないデバイス面積で以って、ESD発生電流の放電性能を増強した静電放電(ESD)保護デバイスを提供する。ESD保護デバイスは、第2の半導体型の第1のウエル領域(7)により介挿された、第1の半導体型のソース領域(3)とドレーン領域(4)を含むゲート接地MOSトランジスタ(1)を備える。第1ウエル領域(7)により介挿される、第1の半導体型の第2のウエル領域(6)は、ソース領域(3)とドレーン領域(4)の下方に設けられる。隣接したウエル領域(6、7)とそれぞれ同じ半導体型からなる重度にドーピングされた埋め込み領域(8、9)、がウエル領域(6、7)の下方に設けられる。

Description

本発明は静電気放電(ESD)保護デバイスに関する。
高密度大規模集積(VLSI)回路の開発の進歩に伴って、デバイスは小型化を続け、その結果、CMOS(相補型金属酸化膜半導体)デバイスのゲート酸化物の厚さおよび接点の深さが減少している。この傾向は、ESD現象などによる過剰な電圧の印加により生じた障害に対する感受性を強くする結果につながっている。ESDが発生している間、電荷は、集積回路の1本またはそれ以上のピンもしくは外部の電極と、他の導電性物質との間で、短時間のうちに、通常は1マイクロ秒未満のうちに移動する。電荷の移動は、MOSFET(MOS電界効果トランジスタ)デバイスにおけるゲート酸化物等の絶縁膜を破壊するのに十分な電圧を生じさせ、かつ、デバイスの電気熱による故障を引き起こすのに十分なエネルギーを浪費し得る。そのような故障は接点スパイク、シリコン融解、または金属相互接続融解を含む。結果として、一時的なESDパルスに対処するためには、集積回路は好ましくはすべてのピンに保護回路が組み込まれているべきである。
オフセットトランジスタは通常、CMOS及びBiCMOS(バイポーラCMOS)技術におけるESD保護構造内でクランピングデバイスとして用いられる。そのようなオフセットトランジスタをゲート接地型nチャンネルMOSトランジスタ(ggNMOSTs)またはゲート結合型nチャンネルMOSトランジスタ(gcNMOSTs)とすることができる。通常のNMOSTs(軽度にn型のドープされたドレーンを有する)と比較すると、これらのデバイスは、より強固かつ効果的に、内部のトランジスタをESD現象から保護することが示されている。
すべてのMOSTデバイスは、ESD現象の際に、いわゆるスナップバックと呼ばれる挙動をする。スナップバックとはMOSTの一部がMOSの挙動からバイポーラの挙動に切り替わることを意味し、これは、MOSTが低い保持電圧で大きな電流を伝導することを可能にする。図1はNMOSオフセットトランジスタの概略図である。ゲート、ソース、ドレーンおよび基板電極はそれぞれG、S、DおよびBで示される。ここではpドープ基板が用いられているという事実に基づくと、横形のNPN構造が形成され、その結果、図中に破線のトランジスタ記号で表されている、寄生バイポーラトランジスタ構造PTとなる。寄生バイポーラトランジスタPTのベース電極は象徴基板レジスタを介して基板すなわちベース電極Bに接続されている。
図2は、ゲート、ソースおよび基板を0Vで接地したggNMOST、すなわち図1に示されたNMOSTの典型的なI−V特性を示している。接地に対するドレーンからの正の電圧パルスを含むESD現象がおきると、ドレーン電圧はVt1に到達するまで上昇し、その電圧では、p型基板に対するn型ドレーンの接合において電子なだれまたは第1の破壊が起きる。衝突イオン化により形成されたホールは、基板接合に向かってドリフトし、ソース基板接点がドレーンとソースの間でバイポーラアクションをはじめる為に十分な順方向バイアスとなるまで、基板ポテンシャルを増加させる。その結果、寄生横型NPNトランジスタにおいてスナップバックが起こり、ドレーン電圧がスナップバック保持電圧Vspまで落ちる。さらに電流が増加すると、熱破壊または第2の破壊が電圧Vt2において発生し、これは漏電の増加という形で永続的な障害が起き始めたことを意味する。したがって、ggNMOSTのようなESD保護デバイスが、ESD現象により生成された電流を可能な限りシンク可能で、熱または第2の破壊の発生を防止し得ることは重要である。
ESD保護デバイスの電流をシンクする容量を増強するための解決策のひとつとしては、より多くの均一放電またはESD発生電流のシンクを可能にし、結果的に、ESD保護デバイスに有害となり得る局所的加熱効果を抑えることを可能にする抵抗バラストをドレーン領域に含むことである。
米国特許出願公開第2005/0045954号明細書は、ggMOSTを備えるESD保護デバイスの製造方法について開示している。これに従って製造されたggMOSTは、ポリシリコンゲート構造と、pウエル領域に形成されたソースおよびドレーン領域を備える。シリサイド層がポリシリコンゲート構造ソースおよびドレーン領域の表面に形成されている。さらに、高濃度にドープされた拡張したブロック領域が、ドレーン領域を封入し、かつ、p型ウエル領域内を横方向に、ドレーン領域の下方を垂直方向に延在するように形成される。延在するブロック領域は、ドレーン接点とポリシリコンゲートの間のESD電流に対する抵抗バラストとしての働きをする。抵抗バラストはドレーンの下方にあり、ドレーン領域自体よりもpウエル領域において深いので、ESD電流はより均一に放電され、それ故に、ESD発生電流をシンクまたは放電する性能を増強させる。しかし、抵抗バラストの領域が小さすぎると、ドレーン領域付近で局所加熱を引き起こし、ESDデバイスに障害を与えることになるので、均一なESD電流の流れを可能にするためには、未だに比較的に大きな領域が必要とされている。
米国特許出願公開第2005/0045954号明細書
本発明の目的は、小さいデバイス面積で以って、ESD発生電流の放電性能を増強したESDデバイスを提供することである。本発明によると、この目的は、請求項1に記載の静電気放電保護デバイスにより達成される。
本発明によるESDデバイスは、第2の半導体型の半導体基板の中に設けられ、第2半導体型の第1のウエル領域の上延在するゲート領域を有する。第1ウエル領域は、いずれも第1の半導体型であるソース領域とドレーン領域の間に介挿されている。さらに、ESDデバイスは、ソース領域の下方およびドレーン領域の下方に、第1半導体型の第2のウエル領域を備え、第1ウエル領域は、ソース領域の下方の第2ウエル領域とドレーン領域の下方の第2ウエル領域の間に介挿される。さらに、第1半導体型の第1の埋め込み領域が第1ウエル領域の下方に設けられ、また、第2半導体型の第2の埋め込み領域が第2ウエル領域の下方に設けられる。第1および第2の埋め込み領域は、第1および第2ウエル領域電子なだれ破壊よりも高いドーピングレベルを有しており、第1埋め込み領域と第2埋め込み領域の間での電子なだれまたは第1の破壊が可能となる。本発明によるESD保護デバイスは、第1ウエル領域の中へ横方向に広がる抵抗バラストがないため、デバイス面積が小さい。ESD発生電流は、第1および第2埋め込み領域に流れ込むが、これは、これらの領域が第1及び第2ウエル領域よりも重度にドープされているためである。このように、低い抵抗電流パスをドレーン領域から埋め込み領域にまで設けることで、ドレーン領域から第2ウエル領域を通り第2埋め込み領域へと延びる垂直抵抗バラストを設けて、ESD保護デバイスがより多くのESD電流をシンクすることができる。
本発明に従うESD保護デバイスの好適な実施形態では、第1の分離領域によって他のデバイスから電気的に絶縁されている。このように、ESD保護デバイスの絶縁は、第1または第2の埋め込み領域と半導体基板の間の接点における破壊電圧により決定され、ESD保護デバイスの第2の埋め込み領域と他の隣接するデバイスの第1埋め込み領域の間の接点における破壊電圧に拠らない。第1および第2埋め込み領域のドーピングレベルが比較的高いため、後者の破壊電圧は前者の破壊電圧よりも低い。
本発明に従うESD保護デバイスの他の実施形態では、第1絶縁領域は深トレンチ絶縁領域を有する。深トレンチ絶縁領域は、第1および第2埋め込み領域の下方の半導体基板の中へ延在しているので、ESD保護デバイスの第2埋め込み領域は、深トレンチ絶縁領域により、他の隣接するデバイスの第1埋め込み領域から離間され、したがって電気的に隔離されている。
本発明に従うESD保護デバイスの他の実施形態では、ESD保護デバイスは半導体基板に電気的に接続する基板接点領域を備え、この基板コンタクト領域は、第2の絶縁領域により、ソースおよびドレーン領域より電気的に絶縁されている。基板接点領域は半導体基板に電気的に接続する役割をする。ESD現象中に、基板接点領域に対してソースもしくはドレーン領域が破壊することを防止するために、基板接点領域はソースおよびドレーン領域から電気的に隔離されている。
本発明に従うESD保護デバイスの好適な実施形態においては、基板コンタクト領域、ソース領域およびゲート領域は互いに電気的に接続している。このように、ESD保護デバイスは、ゲート接地型MOSトランジスタを備えると有利である。
図を参照して、本発明のこれらの態様及び他の態様を更に明らかにして説明および詳述する。
図は、一定の縮小比で描かれていない。概して、図中では、同一の要素は、同じ参照番号により示される。
図3は、p型基板領域2内に形成され、本実施例においてはggNMOSトランジスタ1を備える、本発明に従うESD保護デバイスの実施形態の断面図を示す。ggNMOSトランジスタ1はn型ソース領域3、n型ドレーン領域4およびゲート電極5を備える。ソース領域3の下方でドレーン領域4の下方にn型ウエル領域6が形成されている。p型ウエル領域7がソース領域3とドレーン領域4の間およびソースおよびドレーン領域3、4の下方のn型ドレーン領域6の間に介挿されている。n型埋め込み領域8がn型ウエル領域6の下方に形成され、p型埋め込み領域9がp型ウエル領域7の下方に形成されている。さらに、ESD保護デバイスは、p型ウエル領域7とp型埋め込み領域9を介して基板領域2に電気的に接続しているp型接点領域10を備える。本実施例においては、接点領域10は深トレンチ絶縁領域11を介して、ggNMOSトランジスタ1から電気的に絶縁されているが、例えば浅トレンチ絶縁体などの他の種類の絶縁体も適用可能である。ESD保護デバイスは、ディープトレンチ絶縁領域12により、隣接するデバイスから電気的に絶縁されており、そのため、ggNMOSトランジスタ1のp型埋め込み領域9とn型埋め込み領域8を、深トレンチ絶縁領域12に隣接する他の隣接デバイスのp型埋め込み領域9とn型埋め込み領域8から電気的に絶縁する。ドレーン領域4は、ドレーン接点23を介して第1導電層26(例えばアルミニウムや銅のような金属)に電気的に接続しているので、ドレーン領域4に電圧を印加することができる。ゲート領域5、ソース領域3および接点領域10は、第2導電層25(例えばアルミニウムや銅のような金属)に、それぞれゲート接点21、ソース接点22および基板接点24を介して電気的に接続している。通常の操作においては、第2導電層25は接地電圧に接続している。
図4に示されるように、ESD保護デバイス1は3つの平行な寄生バイポーラ横型NPNトランジスタT1、T2、T3を備え、エミッタ、ベースおよびコレクタはそれぞれ共通の接続を有する。バイポーラトランジスタT1のベースはp型ウエル領域7を備え、エミッタまたはコレクタはn型ソース領域3を備え、コレクタまたはエミッタはn型ドレーン領域4を備える。バイポーラトランジスタT2のベースはp型ウエル領域7を備え、エミッタとコレクタはn型ウエル領域6を備える。バイポーラトランジスタT3のベースはp型埋め込み領域9を備え、エミッタとコレクタはn型埋め込み領域8を備える。
ESD現象の際には、ゲート領域5、ソース領域3および基板接点領域10に印加される接地電圧に対して、正の電圧パルスがドレーン領域4に印加される。n型ドレーン領域4にかかった電圧は、n型ドレーン領域6およびn型埋め込み領域8にも存在し、最も低い崩壊電圧を持つ接点(本実施例においてはn型埋め込み領域8とp型埋め込み領域9の間の接点)が電子なだれや第1の破壊を起こすまで上がり続ける。衝撃イオン化により生成されたホールはp型埋め込み領域9に向かってドリフトし、p型埋め込み領域9とn型埋め込み領域8の間の接点が十分に順方向バイアスされてNPNトランジスタT3のバイポーラ作用が始まるまで、p型埋め込み領域9の電圧を増幅させる。結果として、寄生横型バイポーラNPNトランジスタT3でスナップバックが引き起こされ、ドレーン領域4の下方のn型埋め込み領域8の電圧がスナップバック保持電圧まで落ちる。ESD電流は主にバイポーラトランジスタT3を介して流れるため、ESD保護デバイス1に損傷を与え得る局所加熱がドレーン領域4の周辺で発生するのを防止する、n型ドレーン領域4からn型ウエル領域6を介しn型埋め込み領域8にまで広がる、大きな垂直抵抗バラストを形成する。また、局所加熱は、従来技術ではドレーン領域の表面にあった伝導路に対して、埋め込み領域の間にあり、高い電流密度に対する許容損失を増加させる比較的大きな伝導路によって緩和される。T3の活性化の後に、バイポーラトランジスタT1およびT2も同様に垂直抵抗バラストを介して活性化される。このように、ESD保護デバイス1の電流搬送能力は増強され、それによりESD保護デバイス1がより大きなESD電流をシンクすることが可能となる。破壊電圧は例えば、ドレーン領域4からp型ウエル領域7の間の接点については9Vであり、ドレーン領域4からp型ウエル領域7の間の接点については14Vであり、n型埋め込み領域8からp型基板領域2の間の接点については85Vである。
ESD保護デバイス1は、通常のバイポーラトランジスタに必要となるので、埋め込み領域8、9を利用可能なBiCMOS技術に用いられることが好ましい。しかし、ESD保護デバイス1は、深いn型層を用いることによりCMOS技術にも組み込まれることが可能であり、埋め込み領域として、絶縁NMOStを製造するのに用いられ得る。
ESD現象の間のトリガー電圧は、p型埋め込み領域9とn型埋め込み領域8の間の接点の破壊電圧を最適化することにより必要とされる値に設定される。この破壊電圧は、とりわけp型埋め込み領域9とn型埋め込み領域8のオーバーラップ量の値に依存し、これは、設計のレイアウト時にこれら領域の距離を設定することにより特定の値に設定することができる。この場合、p型埋め込み領域9とn型埋め込み領域8はある特定の距離にあるように設計されており、従って、これらは隣接しない。しかし、インプラントステップおよびアニールステップの後に、p型埋め込み領域9とn型埋め込み領域8が隣接し、元の設計のレイアウト時におけるこれらの領域間の初期距離に応じたオーバーラップ量を持つようになる。
要約すると、本発明は、少ないデバイス面積で持って、ESD発生電流の放電機能を増強したESD保護デバイスを提供する。ESD保護デバイスは、第2の半導体型のウエル領域により介挿される、第1の半導体型のソース領域およびゲート領域を含むゲート接地型MOSトランジスタを備える。第1ウエル領域により介挿される第1半導体型の第2ウエル領域は、ソース領域およびドレーン領域の下方に設けられる。隣接するウエル領域とそれぞれ同じ半導体型からなる重度にドープされた埋め込み領域が、ウエル領域の下方に設けられる。
前記の実施形態は本発明を限定するものではなく、むしろ、例示的であり、当業者が添付の特許請求の範囲を逸脱することなく、多くの代替的実施形態を設計することが可能である点に留意すべきである。特許請求の範囲においては、括弧で囲まれたいずれの参照符号も特許請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。「備える」という語は、特許請求の範囲に列記されているもの以外の要素やステップの存在を排除するものではない。単数で述べた要素に関しても、かかる要素が複数存在する可能性を排除するものではない。
ESD保護回路に用いられるNMOSオフセットトランジスタの概略図である。 図1に示されたNMOSオフセットトランジスタ(ggNMOST)の、ゲート、ソースおよび基板を0Vに接地した状態での、典型的なI−V特性を示す図である。 本発明のESD保護デバイスの実施形態の断面図である。 本発明のESD保護デバイスの概略回路配置を示す。

Claims (5)

  1. 第2の半導体型の半導体基板に備えられた静電気放電保護デバイスであって、該静電気放電保護デバイスは、
    第1の半導体型のソース領域およびドレーン領域と、
    前記ソース領域と前記ドレーン領域の間に設けられた第2の半導体型の第1のウエル領域の上に延在するゲート領域と、
    ソース領域の下方およびドレーン領域の下方に設けられた第1半導体型の第2ウエル領域であり、前記第1ウエル領域が前記ソース領域の下方の第2ウエル領域と前記ドレーン領域の下方の第2ウエル領域の間に設けられた第2ウエル領域と、
    第1ウエル領域の下方の第2半導体型の第1埋め込み領域と、
    第2ウエル領域の下方の第1半導体型の第2埋め込み領域とを備え、
    前記第1および第2埋め込み領域は、前記第1および第2ウエル領域よりも高いドーピングレベルを有することを特徴とする静電気放電デバイス。
  2. 前記静電気放電デバイスは、第1の分離領域により他のデバイスから電気的に絶縁されている、請求項1に記載の静電気放電デバイス。
  3. 前記第1分離領域は深トレンチ絶縁領域を備える、請求項2に記載の静電気放電デバイス。
  4. 前記半導体基板に電気的に接続した第2半導体型の基板接点領域を更に備え、前記基板接点領域は第2の絶縁領域によりソース領域から電気的に絶縁される、請求項1に記載の静電気放電デバイス。
  5. 前記基板接点領域、前記ソース領域および前記ドレーン領域は相互に電気的に接続している、請求項4に記載の静電気放電デバイス。
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