JP2009505912A - 積層体を含む開口容易な包装体及び前記積層体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 易引裂き性多層積層体を含む開口容易な包装体(1)を提供する。
【解決手段】 この積層体は少なくとも二つのポリマー層を含み、前記ポリマー層の少なくとも一つが引掻き傷を付けたポリマー層(11)を形成する引掻き傷を付けた表面(6,6′)を含み、前記引掻き傷を付けた表面が前記引掻き傷を付けたポリマー層の押出し方向(2)に平行な多数の引掻き線を含み、これらの引掻き線が包装体の予め決められた引裂き方向を作ることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、少なくとも二つのポリマー層並びにおそらく遮断層を持つ弱化されかつ容易に引裂き可能な積層体を含む開口容易な包装体、及び前記積層体の製造方法に関する。
現在、消費者が調理のために少ししか時間を持たない傾向が増大している。“テーブルレディーミール”のような加工食品や便利さに対する増大した要求がますます重要となっている。
これらの進展は包装産業に大きく影響している。今や、包装は多機能化されることを必要とし、易開口性、再密閉性、包装体(トレー、袋等)中での調理可能性または配膳皿としての包装体の使用のような特性は、消費者により要求されている幾つかの例にすぎない。
便利さに関連した主要な問題の一つは包装体の開口性である。柔軟な蓋を持つトレーのような柔軟なまたは硬いことさえある包装体による多くの用途のためには、はがすことのできるシールポリマー層が一般的である。というのもそれらは熱シール包装体の容易な再開口を可能とするからである。更に、包装体の上部を引裂くことにより袋の開口を可能とする袋の側方シールに引裂き切欠きを付与することも一般的である。しかし、簡単な引裂き切欠きを用いる一つの欠点は、フィルムの引裂きがフィルム/積層体の特性により大きく影響されること、及び袋の前面及び背面積層体が異なる方向に裂けて希望のように直線状に裂けないことである。
低い引裂き伝播力を持つ特別に設計されたフィルムを使用することに加えて、更に引裂き性能(直線性)を改善するために幾つかの方法が知られている。一つの選択はEP0540184またはEP0357841に記載されているようにレーザー穿孔を使用することである。この方法により、積層体は部分的に切断されることができ(ほとんどの場合積層体の一層)、そこでは引裂きはこの切断線に追従するであろう。
レーザーを使用することに加えて、“案内線”を機械的に作る他の方法がDE10320429に記載されており、そこではシール層が機械的手段により切欠かれ、またはUS2005/0123724におけるように、少なくとも一つの外部層が溝を作られ、これはJP4267750に極めて似ている。全てのこれらのタイプの解決策には、積層体の少なくとも一つの層が一度でまたは数回でほぼ完全に切断されることが共通している。
概説された易引裂き解決策は、積層体構成及び用途に依存して包装体の開口性に関して極めて効果的に働くけれども、この処理は遮断性(酸素透過率)に大きく影響し、従って包装された製品の保存寿命を短くしうる。更に、例えば直立袋が電子レンジ中で加熱されるとき、まだ熱い積層体の処理された領域内の引裂き性能は劇的に低下されうる。
本発明の目的は、説明された従来技術の欠点を克服すること、及び開口容易な柔軟な包装体並びにその製造方法を提供することであり、それらは包装製品の追加の熱滅菌後でさえ、包装体の遮断性を維持しながら低コストで実現されることができ、従って加熱された包装積層体の最適な引裂き性を生みだす。
本発明は、易引裂き性多層積層体を含む開口容易な包装体を開示し、前記積層体は少なくとも二つのポリマー層を含み、前記ポリマー層の少なくとも一つは引掻き傷を付けたポリマー層を形成する引掻き傷を付けた表面を含み、前記引掻き傷を付けた表面は前記引掻き傷を付けたポリマー層の押出し方向に平行な多数の引掻き線を含み、これらの引掻き線が包装体の予め決められた引裂き方向を作る。引掻き線はポリマー層をわずかに弱化するが層を通しての切断ではない。
本発明の種々の好適実施態様によれば、次の追加の特徴の一つまたは幾つかが開示される:
− 引掻き線の深さは前記引掻き傷を付けたポリマー層の厚さの50%未満を示す;
− 前記引掻き線の深さは前記引掻き傷を付けたポリマー層の厚さの20%未満を示す;
− 積層体は遮断層を更に含む;
− 遮断層は金属、金属酸化物、蒸着ポリマーフィルム、SiOx、有機遮断層被覆ポリエステル、ポリプロピレンまたはポリアミド、EVOH、PVOH、ポリアミド、ポリビニリデンクロライド、ポリビニリデンフルオライド、ポリアクリロニトリルからなる群から選ばれる;
− ポリマー層は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニリデンクロライド、ポリビニリデンフルオライド、ポリビニルクロライド、ポリアクリレート、ポリメタクリレート及びそれらの共重合体または混合物からなる群から選ばれる;
− 引掻き傷を付けたポリマー層は積層体の外側層である;
− 引掻き傷を付けたポリマー層は積層体の内側に埋封されている;
− 接着剤層は引掻き傷を付けたポリマー層の引掻き傷を付けた表面上に直接付与される;
− 多数の引掻き線は機械的な引掻き手段により得られる;
− 引掻き手段はサンドペーパーである;
− 包装体はフローパック(flow pack)、直立袋または三/四辺シール袋である;
− 包装体の前面及び背面からの引掻き線は互いの上にかつ平行に位置される;
− 包装体は引掻き傷を付けた表面の領域内に少なくとも一つの引裂き切欠きを含む;
− 引掻き線は包装体の酸素透過率に影響を持たない;
− 包装体の一方向引裂き性は前記包装体の滅菌前後で同じである。
本発明は更に、請求項1の積層体の製造のための方法を開示し、
a)予備積層体をその構成ポリマー層の少なくとも一つの表面の一部を引掻くために引掻き手段で処理する;
b)引掻き傷を付けた表面上に直接接着剤を付与する;
c)接着剤を付与された引掻き傷を付けた表面上に追加層を積層する;
工程を含む。
本発明の製造方法の好適実施態様では、追加の特徴の一つまたは幾つかは:
− 追加層がポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリアクロニトリル及び共重合体または混合物からなる群から選ばれたポリマー層であること、
− 工程b)及びc)がポリマー分散/乳化液からなるコールドシール(cold seal)またはホットシール(hot seal)の付与により置き換えられること、
− 接着剤(10,10′)が押出し積層または押出し被覆により付与されること、
である。
図面の簡略説明
図1はサンドペーパー処理層を含む開口容易な袋を示す。
図2は各側に引掻き傷を持つ積層体を示す。
図3は引掻き傷を持つ一つの層を含む積層体構造の断面を示す。
図4はサンドペーパー処理を有する積層体の製造方法の概略的概観図を示す。
機械方向(押出し方向)にサンドペーパーにより積層体(例えばPETP/PE,OPA/PE,PETP/ALU/PP,PETP/ALU/OPA/PPまたはPETP/OPA/PP‐‐‐‐‐)の表面に“引掻き傷をつける”ことが“引掻き傷”からもたらされる平行線に沿って完全な直線引裂きをもたらすことが発見された。これは、全ての前に与えられた解決策が少なくとも一つの層中の深い切込みまたは多数の深い切込みに基づいていたのに、この引掻き傷が層中への“切込み”なしに層の表面にほんのわずかに侵入するだけなので、驚くべきことであった。
積層体を同じ方向に引裂くとき、この引掻き傷は案内線またはレールのように機能する。多数の線は、もし出発線の一つで真直ぐな引裂きが停止しても、隣接する引掻き傷が再度案内線として機能することを保証する。
しかし、完全に目に見える表面上の“引掻き傷”を持つことは魅惑的ではない。この問題を解決するために、“引掻き傷”が積層体の内側に位置されることができるかどうかを決定する試験が行われた。
酸化アルミニウムを被覆されたポリエステル/ポリアミド予備積層体のポリアミド側を、まず同じ方法(サンドペーパーによる引掻き)で処理した。この処理は予想されたように引掻き傷に沿って改善された引裂きをもたらさなかった。予備積層体はどのような優先もなしに全ての方向に容易に引裂かれた。溶剤系接着剤を、次いで予備積層体の処理されたポリアミド側に付与し、乾燥トンネル内での溶剤の蒸発後に、ポリプロピレンフィルムを同じ側に積層した。接着剤の硬化後に、この積層体が外側処理された積層体による上述と同じ確実な引裂き特性を示すことを見出したことは全く驚くべきことであった。引掻き傷を付けた表面上に接着剤を直接位置させることが好ましいことが見出された。というのもそれを他のフィルム上に位置させることにより空気が閉じ込められるからである。
袋は、上述の積層体から、袋の前面及び背面からの処理線が互いの上にかつ平行に正確に位置されるような方法で作られた。引裂き切欠きは処理された積層体の領域内の袋の左右シールに付与された。図1はかかる袋(処理された領域6;引裂き切欠き7,7′)を示す。袋を作るための二つの平行な処理領域6,6′を持つ積層体は図2に略記されている。図3は積層体(AlOx被覆ポリエステル9、接着剤層10及び10′、ポリアミド11、ポリプロピレン12及び処理されたポリアミド表面6)の断面を示す。
袋は、水で満たされ、オートクレーブ中で121℃で30分間滅菌された。満たされた袋を電子レンジ中で加熱した後、熱い袋の開口性が試験された。袋は低い引裂き力で開口され、前面及び背面側の両方の引裂き伝播は正確に真直ぐな平行線であった。
処理の有り無しの滅菌された袋の酸素透過の比較は、遮断性が影響を受けなかったことを証明した。
図4は上述の積層体を作るための好適な方法を示す。予備積層体13の内表面がステーション14(平行な二つの処理領域)内でサンドペーパーにより処理される。サンドペーパーバンドが巻出ステーション15から巻取りステーション16にゆっくりと巻戻される。サンドペーパーはリール17によりフィルム輸送ローラー18に対して押圧される。接着剤がステーション19内で処理された表面上に付与され、溶剤が乾燥チャネル21内で予備積層体20から除去される。予備積層体は積層ステーション23内でポリプロピレン層12と組み合わされ、最終積層体が巻取り器24内で巻上げられる。
接着剤層10,10′は押出し積層または押出し被覆により付与されることができ、押出し積層の場合、溶剤及び従って乾燥段階は必要ではない。
以下の実施例は本発明の代表的実施態様であるが、ポリマーまたは遮断層を実施例中に列挙されたものに限定することを意図していない。
実施例1
15μm二軸延伸ポリアミド(Biaxis(登録商標)15)に接着剤積層(Liofol(登録商標)UR3640/UR6055により)され、再度70μmポリプロピレンフィルム(Vistalux(登録商標)PP210.60)に接着剤積層(Liofol(登録商標)UR3640/UR6055により)された酸化アルミニウム被覆の12μmポリエステル(Camclear(登録商標)800)から作られた積層体PETP−AlOx 12μm/OPA 15μm/PP 70μmのポリエステル側を、予め決められた引裂き線を作るために引掻く。これを行なうために、互いに適当な距離のサンドペーパー(等級320)の二つのストライプを、図4に示される処理ステーション14でバイパス積層体に対して押圧する。図1に示されたような袋をこの積層体から製袋機で作る。電子レンジ中で加熱された時でさえ、この袋は低い力で直線的に開口する。引掻き処理有り無しの袋の酸素透過率は23℃/50r.h.で<3cm/md barである。
実施例2
実施例1と同じ積層体構造PETP−AlOx 12μm/OPA 15μm/PP 70μmが作られたが、サンドペーパー処理は図4に示される積層時の予備積層体(PETP−AlOx 12μm/OPA 15μm)のポリアミド側にインラインで実施される。最終積層体は再度図1のような袋に加工される。開口及び遮断試験の結果は実施例1と似ているが、処理は積層体内に埋封されているので、引掻き傷は見えず、従って袋はきれいに見える。
実施例3
予備積層体PETP 12μm/ALU 9μm/OPA 15μm(ポリエステル12μm Mylar(登録商標)800、9μmアルミニウム8079、Liofol(登録商標)UR3640/UR6055で接着剤積層された15μm二軸延伸ポリアミドBiaxis(登録商標))のポリアミド側を、サンドペーパー(等級220)で引掻き、図4に示されるようにPP(Vistalux(登録商標)PP 210.60)に接着剤積層(Liofol(登録商標)UR3640/UR6055)する。最終積層体は再度図1のような袋に加工される。開口及び遮断試験の結果は実施例1に似ている。非常に重要であるが、処理は積層体内に埋封されているので引掻き傷は見えない。袋の酸素透過率は、遮断が通常の測定器具に対して高過ぎるので、測定できない(23℃/50r.h.で<0.1cm/md bar)。
実施例4
予備積層体PETP 12μm/ALU 9μm/OPA 15μm(ポリエステル12μm Mylar(登録商標)800、9μmアルミニウム8079、Liofol(登録商標)UR3640/UR6055で接着剤積層された15μm二軸延伸ポリアミドBiaxis(登録商標))のポリアミド側を、サンドペーパー(等級220)により引掻き、図4に示されるようにPE(Groflex(登録商標)K0040.010)に接着剤積層(Liofol(登録商標)UR3640/UR6055)する。最終積層体は製袋充填機で図1のような袋に加工される。開口及び遮断試験の結果は実施例1に似ている。非常に重要であるが、処理は積層体内に埋封されているので引掻き傷は見えない。袋の酸素透過率は、遮断が通常の測定器具に対して高過ぎるので、測定できない(23℃/50r.h.で<0.1cm/md bar)。
実施例5
予備積層体PETP 12μm/met.−PETP 12μm(12μm蒸着ポリエステル Mylar(登録商標)800の蒸着された側にLiofol(登録商標)UR3640/UR6055により接着剤積層されたポリエステル12μm Mylar(登録商標)800)のPETP−met.側を、サンドペーパー(等級220)で引掻き、図4に示されるようにPE(Groflex(登録商標)K0040.010)に接着剤積層(Liofol(登録商標)UR3640/UR6055)する。最終積層体は製袋充填機で図1のような袋に加工される。開口の結果は実施例1に似ている。非常に重要であるが、処理は積層体内に埋封されているので引掻き傷は見えない。袋の酸素透過率は非処理袋に関して、23℃/50r.h.で<1cm/md barである。
実施例6
予備積層体OPP20μm/OPP白色30μm(20μm Trespaphan(登録商標)GNDの印刷側にTrespaphane(登録商標)GND UK2615/UR5020で接着剤積層された30μm白色Trespaphane(登録商標)RND)の白色OPP側を、サンドペーパー(等級220)で引掻き、図4に示されるように3g/m cold seal swale IP4180で被覆する。コールドシールは接着剤付与ステーション19内で付与され、乾燥トンネル21内で乾燥され、更なる層を付加することなく直接巻上げられる。最終積層体は製袋充填機でフローパックに加工される。このパックは非常に容易に開口されることができ、かつ開口は直線的である。
ここに概説された本発明は包装体の前面及び背面側の両方で直線状開口線を持つ開口容易な包装体の製造を可能とする。包装体が電子レンジから取り出された直後のまだ熱いときでさえ、開口は機能的である。遮断性は影響を受けない。
サンドペーパー処理層を含む開口容易な袋を示す。 各側に引掻き傷を持つ積層体を示す。 引掻き傷を持つ一つの層を含む積層体構造の断面を示す。 サンドペーパー処理を有する積層体の製造方法の概略的概観図を示す。
符号の説明
1 直立袋
2 ポリマーフィルムの押出し方向
3 袋の前面側
3′ 袋の背面側
4;4′ 左右側シール
5 ガセットシール
6;6′ 引掻き傷を付けた表面(多数の引掻き線)
7,7′ 引裂き切欠き
8 積層体
9 外側層
10;10′ 接着剤層
11 中間層
12 シール層
13 予備積層体
14 処理ステーション
15 サンドペーパーのための巻出
16 サンドペーパーのための巻上
17 サンドペーパー
18 加圧リール
19 接着剤付与ステーション
20 接着剤で処理された予備積層体
21 乾燥トンネル
22 シール層のための巻出装置
23 積層ステーション
24 製袋のための積層体リール

Claims (20)

  1. 易引裂き性多層積層体(8)を含む開口容易な包装体(1)であって、前記積層体が少なくとも二つのポリマー層を含み、前記ポリマー層の少なくとも一つが引掻き傷を付けたポリマー層(11)を形成する引掻き傷を付けた表面(6,6′)を含み、前記引掻き傷を付けた表面(6,6′)が前記引掻き傷を付けたポリマー層(11)の押出し方向(2)に平行な多数の引掻き線を含み、これらの引掻き線が包装体(1)の予め決められた引裂き方向を作ることを特徴とする開口容易な包装体(1)。
  2. 前記引掻き線の深さが前記引掻き傷を付けたポリマー層(11)の厚さの50%未満を示すことを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  3. 前記引掻き線の深さが前記引掻き傷を付けたポリマー層(11)の厚さの20%未満を示すことを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  4. 積層体が遮断層を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  5. 前記遮断層が金属、金属酸化物、蒸着ポリマーフィルム、SiOx、有機遮断層被覆ポリエステル、ポリプロピレンまたはポリアミド、EVOH、PVOH、ポリアミド、ポリビニリデンクロライド、ポリビニリデンフルオライド、ポリアクリロニトリルからなる群から選ばれることを特徴とする請求項4に記載の開口容易な包装体(1)。
  6. ポリマー層がポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニリデンクロライド、ポリビニリデンフルオライド、ポリビニルクロライド、ポリアクリレート、ポリメタクリレート及びそれらの共重合体または混合物からなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  7. 引掻き傷を付けたポリマー層(11)が積層体(8)の外側層(9)であることを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  8. 引掻き傷を付けたポリマー層(11)が積層体(8)の内側に埋封されていることを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  9. 接着剤層(10,10′)が引掻き傷を付けたポリマー層(11)の引掻き傷を付けた表面(6,6′)上に直接付与されることを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  10. 多数の引掻き線が機械的な引掻き手段により得られることを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  11. 前記引掻き手段がサンドペーパー(17)であることを特徴とする請求項10に記載の開口容易な包装体(1)。
  12. 前記包装体がフローパック、直立袋または三/四辺シール袋であることを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  13. 包装体の前面及び背面からの引掻き線が互いの上にかつ平行に位置されることを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  14. 前記包装体が引掻き傷を付けた表面(6,6′)の領域内に少なくとも一つの引裂き切欠き(7,7′)を含むことを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  15. 引掻き線が包装体の酸素透過率に影響を持たないことを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  16. 包装体の一方向引裂き性が前記包装体の滅菌前後で同じであることを特徴とする請求項1に記載の開口容易な包装体(1)。
  17. 請求項1の積層体の製造方法において、
    a)予備積層体(13)をその構成ポリマー層の少なくとも一つの表面の一部を引掻くために引掻き手段により処理する;
    b)引掻き傷を付けた表面(6,6′)上に直接接着剤(10,10′)を付与する;
    c)接着剤を付与された引掻き傷を付けた表面(11)上に追加層を積層する、
    工程を含むことを特徴とする積層体の製造方法。
  18. 追加層がポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリアクリロニトリル及びそれらの共重合体または混合物からなる群から選ばれたポリマー層であることを特徴とする請求項17に記載の積層体の製造方法。
  19. 工程b)及びc)がポリマー分散/乳化液からなるコールドシールまたはホットシールの付与により置き換えられることを特徴とする請求項17に記載の積層体の製造方法。
  20. 接着剤(10,10′)が押出し積層または押出し被覆により付与されることを特徴とする請求項17に記載の積層体の製造方法。
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