JP2009503094A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2009503094A5
JP2009503094A5 JP2008525134A JP2008525134A JP2009503094A5 JP 2009503094 A5 JP2009503094 A5 JP 2009503094A5 JP 2008525134 A JP2008525134 A JP 2008525134A JP 2008525134 A JP2008525134 A JP 2008525134A JP 2009503094 A5 JP2009503094 A5 JP 2009503094A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mmhg
blood pressure
substituted
compound
pharmaceutical composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008525134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009503094A (ja
JP5242393B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2006/030023 external-priority patent/WO2007019153A2/en
Publication of JP2009503094A publication Critical patent/JP2009503094A/ja
Publication of JP2009503094A5 publication Critical patent/JP2009503094A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5242393B2 publication Critical patent/JP5242393B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Claims (97)

  1. 高血圧前症の治療を必要とする対象における高血圧前症を治療するための医薬組成物であって、治療的有効量の少なくとも1つの化合物を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である、前記医薬組成物。
  2. キサンチン酸化還元酵素阻害剤が、
    2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
    2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
    1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
    ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、
    8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、
    3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール
    および、この医薬的に許容される塩からなる群から選択される、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項1に記載の医薬組成物。
  4. 高血圧症の治療を必要とする対象における高血圧症を治療するための医薬組成物であって、治療的有効量の少なくとも1つの化合物を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である、前記医薬組成物。
  5. キサンチン酸化還元酵素阻害剤が、
    2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
    2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
    1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
    ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、
    8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、
    3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール
    および、この医薬的に許容される塩からなる群から選択される、請求項4に記載の医薬組成物。
  6. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項4に記載の医薬組成物。
  7. 対象における血圧を低下させるための医薬組成物であって、治療的有効量の少なくとも1つの化合物を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である、前記医薬組成物。
  8. キサンチン酸化還元酵素阻害剤が、
    2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
    2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
    1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
    ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、
    8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、
    3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール
    および、この医薬的に許容される塩からなる群から選択される、請求項7に記載の医薬組成物。
  9. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項7に記載の医薬組成物。
  10. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項7に記載の医薬組成物。
  11. 前記少なくとも1つの化合物が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧、または収縮期血圧および拡張期血圧の組合せを低下させる、請求項7に記載の医薬組成物。
  12. 対象における高血圧前症の血圧または血圧上昇を減少させるための医薬組成物であって、治療的有効量の少なくとも1つの化合物を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である、前記医薬組成物。
  13. キサンチン酸化還元酵素阻害剤が、
    2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
    2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
    1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
    ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、
    8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、
    3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール
    および、この医薬的に許容される塩からなる群から選択される、請求項12に記載の医薬組成物。
  14. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項12に記載の医薬組成物。
  15. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項12に記載の医薬組成物。
  16. 対象が、160mmHgの収縮期血圧、少なくとも95mmHgの拡張期血圧、または160mmHgの収縮期血圧および少なくとも95mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項12に記載の医薬組成物。
  17. 前記少なくとも1つの化合物が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧、または収縮期血圧および拡張期血圧の組合せを低下させる、請求項12または13に記載の医薬組成物。
  18. 高血圧前症または高血圧症の病歴を有する対象の血圧を正常化するための医薬組成物であって、治療的有効量の少なくとも1つの化合物を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である、前記医薬組成物。
  19. キサンチン酸化還元酵素阻害剤が、
    2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
    2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
    1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
    1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
    ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、
    8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、
    3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール
    および、この医薬的に許容される塩からなる群から選択される、請求項18に記載の医薬組成物。
  20. 前記少なくとも1つの化合物が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧、または収縮期血圧および拡張期血圧の組合せを正常化する、請求項18に記載の医薬組成物。
  21. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項18に記載の医薬組成物。
  22. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項18に記載の医薬組成物。
  23. 高血圧前症の治療を必要とする対象における高血圧前症を治療するための医薬組成物であって、治療的有効量の下記化合物またはこの医薬的に許容される塩を含み、前記化合物は、式
    Figure 2009503094
    [式中、
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素または以下に示すA、B、CもしくはD
    Figure 2009503094
    であり、TはA、B、CまたはDを、R、R、RまたはRにおいて、上記芳香族環に結びつけており;
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
    は、非置換ピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
    10は、水素または低級アルキル基またはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している]を有することを特徴とする、前記医薬組成物。
  24. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の医薬組成物。
  25. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の医薬組成物。
  26. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の医薬組成物。
  27. 化合物が、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の医薬組成物。
  28. 化合物が、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の医薬組成物。
  29. 化合物が、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の医薬組成物。
  30. 化合物が、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)である、請求項23に記載の医薬組成物。
  31. 化合物が、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の医薬組成物。
  32. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項23に記載の医薬組成物。
  33. 高血圧症の治療を必要とする対象における高血圧症を治療するための医薬組成物であって、治療的有効量の下記化合物またはこの医薬的に許容される塩を含み、前記化合物は、式
    Figure 2009503094
    [式中、
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素または以下に示すA、B、CもしくはD
    Figure 2009503094
    であり、TはA、B、CまたはDを、R、R、RまたはRにおいて、上記芳香族環に結びつけており;
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
    は、非置換ピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
    10は、水素または低級アルキル基またはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している]を有することを特徴とする、前記医薬組成物。
  34. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の医薬組成物。
  35. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の医薬組成物。
  36. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の医薬組成物。
  37. 化合物が、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の医薬組成物。
  38. 化合物が、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の医薬組成物。
  39. 化合物が、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の医薬組成物。
  40. 化合物が、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)である、請求項33に記載の医薬組成物。
  41. 化合物が、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の医薬組成物。
  42. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項33に記載の医薬組成物。
  43. 対象の血圧を低下させるための医薬組成物であって、治療的有効量の下記化合物またはこの医薬的に許容される塩を含み、前記化合物は、式
    Figure 2009503094
    [式中、
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素または以下に示すA、B、CもしくはD
    Figure 2009503094
    であり、TはA、B、CまたはDを、R、R、RまたはRにおいて、上記芳香族環に結びつけており;
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
    は、非置換ピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
    10は、水素または低級アルキル基またはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している]を有することを特徴とする、前記医薬組成物。
  44. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の医薬組成物。
  45. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の医薬組成物。
  46. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の医薬組成物。
  47. 化合物が、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の医薬組成物。
  48. 化合物が、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の医薬組成物。
  49. 化合物が、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の医薬組成物。
  50. 化合物が、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)である、請求項43に記載の医薬組成物。
  51. 化合物が、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の医薬組成物。
  52. 少なくとも1つの化合物が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧、または収縮期血圧および拡張期血圧の組合せを低下させる、請求項43に記載の医薬組成物。
  53. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項43に記載の医薬組成物。
  54. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項43に記載の医薬組成物。
  55. 対象の血圧上昇を減少させるための医薬組成物であって、治療的有効量の下記化合物またはこの医薬的に許容される塩を含み、前記化合物は、式
    Figure 2009503094
    [式中、
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素または以下に示すA、B、CもしくはD
    Figure 2009503094
    であり、TはA、B、CまたはDを、R、R、RまたはRにおいて、上記芳香族環に結びつけており;
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
    は、非置換ピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
    10は、水素または低級アルキル基またはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している]を有することを特徴とする、前記医薬組成物。
  56. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の医薬組成物。
  57. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の医薬組成物。
  58. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の医薬組成物。
  59. 化合物が、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の医薬組成物。
  60. 化合物が、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の医薬組成物。
  61. 化合物が、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の医薬組成物。
  62. 化合物が、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)である、請求項55に記載の医薬組成物。
  63. 化合物が、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこの医薬的に許容される塩である、請求項55記載の医薬組成物。
  64. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項55に記載の医薬組成物。
  65. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項55に記載の医薬組成物。
  66. 前記少なくとも1つの化合物が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧、または収縮期血圧および拡張期血圧の組合せを低下させる、請求項55に記載の医薬組成物。
  67. 高血圧症の病歴を有する対象の血圧を正常化するための医薬組成物であって、治療的有効量の下記化合物またはこの医薬的に許容される塩を含み、前記化合物は、式
    Figure 2009503094
    [式中、
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素または以下に示すA、B、CもしくはD
    Figure 2009503094
    であり、TはA、B、CまたはDを、R、R、RまたはRにおいて、上記芳香族環に結びつけており;
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
    およびRは、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、非置換もしくは置換されたC−C10アルキル基、非置換もしくは置換されたC−C10アルコキシ、非置換もしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
    は、非置換ピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
    10は、水素または低級アルキル基またはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している]を有することを特徴とする、前記医薬組成物。
  68. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の医薬組成物。
  69. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の医薬組成物。
  70. 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の医薬組成物。
  71. 化合物が、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の医薬組成物。
  72. 化合物が、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の医薬組成物。
  73. 化合物が、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の医薬組成物。
  74. 化合物が、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)である、請求項67に記載の医薬組成物。
  75. 化合物が、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の医薬組成物。
  76. 少なくとも1つの化合物が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧、または収縮期血圧および拡張期血圧の組合せを正常化する、請求項67に記載の医薬組成物。
  77. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項67に記載の医薬組成物。
  78. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項67に記載の医薬組成物。
  79. 高血圧前症の治療を必要とする対象の高血圧前症を治療するための医薬組成物であって、治療的有効量の下記化合物またはこの医薬的に許容される塩を含み、前記化合物は、式
    Figure 2009503094
    [式中、
    11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルである、或いはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員〜8員の炭素環を形成してもよく;
    13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
    14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SONR1717’{式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである}からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
    15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
    Aは、1個〜5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
    Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
    Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
    Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
    点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す]を有することを特徴とする、前記医薬組成物。
  80. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項79に記載の医薬組成物。
  81. 高血圧症の治療を必要とする対象の高血圧症を治療するための医薬組成物であって、治療的有効量の下記化合物またはこの医薬的に許容される塩を含み、前記化合物は、式
    Figure 2009503094
    [式中、
    11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルである、或いはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員〜8員の炭素環を形成してもよく;
    13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
    14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SONR1717’{式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである}からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
    15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
    Aは、1個〜5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
    Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
    Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
    Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
    点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す]を有することを特徴とする、前記医薬組成物。
  82. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項81に記載の医薬組成物。
  83. 対象の血圧を低下させるための医薬組成物であって、治療的有効量の下記化合物またはこの医薬的に許容される塩を含み、前記化合物は、式
    Figure 2009503094
    [式中、
    11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルである、或いはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員〜8員の炭素環を形成してもよく;
    13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
    14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SONR1717’{式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである}からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
    15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
    Aは、1個〜5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
    Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
    Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
    Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
    点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す]を有することを特徴とする、前記医薬組成物。
  84. 少なくとも1つの化合物が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組合せを低下させる、請求項83に記載の医薬組成物。
  85. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項83に記載の医薬組成物。
  86. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項83に記載の医薬組成物。
  87. 対象の血圧上昇を減少させるための医薬組成物であって、治療的有効量の下記化合物またはこの医薬的に許容される塩を含み、前記化合物は、式
    Figure 2009503094
    [式中、
    11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルである、或いはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員〜8員の炭素環を形成してもよく;
    13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
    14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SONR1717’{式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである}からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
    15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
    Aは、1個〜5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
    Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
    Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
    Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
    点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す]を有することを特徴とする、前記医薬組成物。
  88. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項87に記載の医薬組成物。
  89. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項87に記載の医薬組成物。
  90. 前記少なくとも1つの化合物が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組合せを低下させる、請求項87に記載の医薬組成物。
  91. 高血圧症の病歴を有する対象の血圧を正常化するための医薬組成物であって、治療的有効量の下記化合物またはこの医薬的に許容される塩を含み、前記化合物は、式
    Figure 2009503094
    [式中、
    11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルである、或いはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員〜8員の炭素環を形成してもよく;
    13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
    14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SONR1717’{式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである}からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
    15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
    Aは、1個〜5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
    Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
    Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
    Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
    点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す]を含むことを特徴とする、前記医薬組成物。
  92. 少なくとも1つの化合物が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組合せを正常化する、請求項91に記載の医薬組成物。
  93. 対象が、120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧、または120mmHg〜139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHg〜89mmHgの範囲の拡張期血圧の組合せを有する、請求項91に記載の医薬組成物。
  94. 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧、または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組合せを有する、請求項91に記載の医薬組成物。
  95. 少なくとも1つの抗高血圧化合物の治療的有効量を、少なくとも1つのキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩と共に含む、請求項1、4、7、12または18に記載の医薬組成物。
  96. 少なくとも1つの抗高血圧化合物の治療的有効量を、少なくとも1つの前記化合物またはこの医薬的に許容される塩と共に含む、請求項23、33、43、55または67に記載の医薬組成物。
  97. 少なくとも1つの抗高血圧化合物の治療的有効量を、少なくとも1つの前記化合物またはこの医薬的に許容される塩と共に含む、請求項79、81、83、87または91に記載の医薬組成物。
JP2008525134A 2005-08-03 2006-08-02 高血圧症の治療方法 Expired - Fee Related JP5242393B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US70563505P 2005-08-03 2005-08-03
US60/705,635 2005-08-03
PCT/US2006/030023 WO2007019153A2 (en) 2005-08-03 2006-08-02 Methods for treating hypertension

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009503094A JP2009503094A (ja) 2009-01-29
JP2009503094A5 true JP2009503094A5 (ja) 2009-07-02
JP5242393B2 JP5242393B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=37727864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008525134A Expired - Fee Related JP5242393B2 (ja) 2005-08-03 2006-08-02 高血圧症の治療方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US20070167454A1 (ja)
EP (1) EP1940397A4 (ja)
JP (1) JP5242393B2 (ja)
CA (1) CA2617248C (ja)
WO (1) WO2007019153A2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1883405A4 (en) 2005-05-09 2010-01-27 Takeda Pharmaceuticals North A METHODS OF TREATING NEPHROLITHIASIS
US20090124623A1 (en) * 2006-11-13 2009-05-14 Christopher Lademacher Methods for preserving and/or increasing renal function using xanthine oxidoreductase inhibitors
WO2008064015A1 (en) * 2006-11-13 2008-05-29 Takeda Pharmaceuticals North America Methods for preserving renal function using xanthine oxidoreductase inhibitors
MX2009007680A (es) * 2007-01-19 2011-08-03 Takeda Pharmaceuticals North America Inc Metodos para prevenir o reducir el numero de expansiones graduales de gota utilizando inhibidores de oxidoreductasa de xantina y agentes anti-inflamatorios.
WO2008126772A1 (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Astellas Pharma Inc. 高血圧治療剤
US20100311756A1 (en) * 2009-01-22 2010-12-09 Takeda Pharmaceuticals North America, Inc. Methods for delaying the progression of at least one of cardiac hypertrophy, cardiac remodeling or left ventricular function or the onset of heart failure in subjects in need of treatment thereof
BRPI1011456A2 (pt) 2009-06-26 2016-03-15 Teijin Pharma Ltd droga terapeutica ou uma droga preventiva e metodo terapeutico ou um metodo preventivo para hipertensao ou pressao arterial alta-normal
IT1400311B1 (it) * 2010-05-10 2013-05-24 Menarini Int Operations Lu Sa Associazione di inibitori della xantina ossidasi e antagonisti del recettore dell'angiotensina ii e loro uso.
IT1400609B1 (it) 2010-05-10 2013-06-14 Menarini Int Operations Lu Sa Associazione di inibitori della xantina ossidasi e metformina e loro uso.
IT1400309B1 (it) 2010-05-10 2013-05-24 Menarini Int Operations Lu Sa Associazione di inibitori della xantina ossidasi e calcio antagonisti e loro uso.
IT1400310B1 (it) 2010-05-10 2013-05-24 Menarini Int Operations Lu Sa Associazione di inibitori della xantina ossidasi e statine e loro uso.
SG186798A1 (en) 2010-06-25 2013-02-28 Teijin Pharma Ltd Sustained-release therapeutic agent for hypertension and renal dysfunction
AU2011299153B2 (en) 2010-09-10 2014-10-30 Takeda Pharmaceuticals U.S.A., Inc. Methods for concomitant treatment of theophylline and febuxostat
JP5924699B2 (ja) 2012-01-27 2016-05-25 帝人ファーマ株式会社 糖尿病の治療薬
JP6732004B2 (ja) 2016-02-19 2020-07-29 国立大学法人鳥取大学 認知症治療薬または予防薬

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4058614A (en) * 1973-12-04 1977-11-15 Merck & Co., Inc. Substituted imidazole compounds and therapeutic compositions therewith
US4296122A (en) * 1975-07-09 1981-10-20 Merck & Co., Inc. 2,3-Dihydro-6,7-disubstituted-5-(acyl)benzofuran-2-carboxylic acids
DE2727802A1 (de) * 1977-06-21 1979-04-19 Hoechst Ag Sulfamoyl-arylketone und verfahren zu ihrer herstellung
US4510322A (en) * 1981-07-13 1985-04-09 Merck & Co., Inc. Indacrinone having enhanced uricosuric
US4632930A (en) * 1984-11-30 1986-12-30 E. I. Du Pont De Nemours And Company Antihypertensive alkyl-arylimidazole, thiazole and oxazole derivatives
JPH0366669A (ja) * 1989-08-03 1991-03-22 Shionogi & Co Ltd 複素環式化合物
CA2073981C (en) * 1990-11-30 2002-01-08 Shiro Kondo 2-arylthiazole derivatives and pharmaceutical composition thereof
US5358961A (en) * 1991-11-30 1994-10-25 Jin Ro Limited Pyrrolidine derivatives
SE9301830D0 (sv) * 1993-05-28 1993-05-28 Ab Astra New compounds
ID21775A (id) * 1996-10-25 1999-07-22 Yoshitomi Pharmaceutical Senyawa-senyawa 1-fenilpirazol dan penggunaan farmasinya
GB9824310D0 (en) * 1998-11-05 1998-12-30 Univ London Activators of soluble guanylate cyclase
US6281222B1 (en) * 1999-08-19 2001-08-28 Inotek Corporation Compositions and method for treatment of acetaminophen intoxication
JP2004517804A (ja) * 2000-06-28 2004-06-17 メルク・アンド・カンパニー・インコーポレーテッド 心臓血管病の治療法
US20050014805A1 (en) * 2001-10-12 2005-01-20 Chenzhi Zhang Phenyl substituted 5-membered nitrogen containing heterocycles for the treatment of obesity
CN1561340B (zh) * 2002-01-28 2012-05-23 株式会社富士药品 1,2,4-三唑类化合物
US20060040945A1 (en) * 2002-05-17 2006-02-23 Merckle Gmbh Annellated pyrrole compounds as proton pump inhibitors for treating ulcer
US20040131676A1 (en) * 2002-12-20 2004-07-08 Rajneesh Taneja Dosage forms containing a PPI, NSAID, and buffer
US20040121004A1 (en) * 2002-12-20 2004-06-24 Rajneesh Taneja Dosage forms containing a PPI, NSAID, and buffer
WO2005018635A2 (en) * 2003-08-07 2005-03-03 Cardiome Pharma Corp. Ion channel modulating activity i
EP1883405A4 (en) * 2005-05-09 2010-01-27 Takeda Pharmaceuticals North A METHODS OF TREATING NEPHROLITHIASIS
US20090124623A1 (en) * 2006-11-13 2009-05-14 Christopher Lademacher Methods for preserving and/or increasing renal function using xanthine oxidoreductase inhibitors
WO2008064015A1 (en) * 2006-11-13 2008-05-29 Takeda Pharmaceuticals North America Methods for preserving renal function using xanthine oxidoreductase inhibitors
MX2009007680A (es) * 2007-01-19 2011-08-03 Takeda Pharmaceuticals North America Inc Metodos para prevenir o reducir el numero de expansiones graduales de gota utilizando inhibidores de oxidoreductasa de xantina y agentes anti-inflamatorios.
US20100311756A1 (en) * 2009-01-22 2010-12-09 Takeda Pharmaceuticals North America, Inc. Methods for delaying the progression of at least one of cardiac hypertrophy, cardiac remodeling or left ventricular function or the onset of heart failure in subjects in need of treatment thereof
AU2011299153B2 (en) * 2010-09-10 2014-10-30 Takeda Pharmaceuticals U.S.A., Inc. Methods for concomitant treatment of theophylline and febuxostat

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009503094A5 (ja)
JP2010509372A5 (ja)
JP2005539088A5 (ja)
RU2009122505A (ru) Способы сохранения функции почек с использованием ингибиторов ксантин оксидоредуктазы
RU2439068C2 (ru) Модуляторы mglur5
JP2011507868A5 (ja)
JP5242393B2 (ja) 高血圧症の治療方法
JP2017523972A5 (ja)
JP2011502958A5 (ja)
JP2004517087A5 (ja)
JP2013539747A5 (ja)
JP2008513515A5 (ja)
JP2007527919A5 (ja)
JP2007523182A5 (ja)
JP2010515715A5 (ja)
JP2004517080A5 (ja)
JP2010513319A5 (ja)
JP2014532070A5 (ja)
RU2007106928A (ru) Производные бензилтриазолона в качестве ненуклеозидных ингибиторов обратной транскриптазы
CA2710409A1 (en) 6h-dibenz0 [b,e] oxepine derived nonsteroidal mineralocorticoid receptor antagonists
JP2010530431A5 (ja)
JP2006513202A5 (ja)
WO2012048181A4 (en) Novel substituted quinoline compounds as s-nitrosoglutathione reductase inhibitors
JP2002534519A5 (ja)
JP2004520292A5 (ja)