JP2009503094A - 高血圧症の治療方法 - Google Patents
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Abstract
Description
1実施形態において、本発明は、高血圧前症の治療を必要とする対象の高血圧前症を治療する方法に関する。この方法は、少なくとも1つの化合物の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である。上記方法で使用することができるキサンチン酸化還元酵素阻害剤の例として、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこれらの医薬的に許容される塩を含むが、これらに限定されない。上記方法に従って高血圧前症の治療を受ける対象は、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する。場合により、この方法は、対象に少なくとも1つの抗高血圧化合物の治療的有効量を、少なくとも1つのキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩と共にさらに投与することを含むことができる。
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示されるA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記式で示された1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)を含む。
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示されるA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記式で示された1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)を有する。
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示されるA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記式で示された1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)を有する。
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示されるA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ基、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記式で示された1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)を有する。
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示されるA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記式で示された1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)を有する。
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルまたはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである。)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)を有する。
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルまたはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである。)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)を有する。
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルまたはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである。)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)を有する。
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルまたはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである。)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)を有する。
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルまたはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)を有する。
序論
上に簡単に述べたように、本発明は高血圧前症または高血圧症の治療を必要とする対象の高血圧前症または高血圧症の治療方法に関する。さらにまた、本発明は対象の血圧を低下させる方法、対象の高血圧前症の血圧または血圧上昇を減少させる方法、および高血圧前症または高血圧症の病歴を有する対象の血圧を正常化する方法にも関する。上記の方法は、このような治療を必要とする対象において、治療的または予防的有効量の少なくとも1つのキサンチン酸化還元酵素阻害化合物またはこの塩を前記対象に投与することを全般に含むものである。
用語「投与する」、「投与すること」、「投与された」または「投与」は、対象または患者に薬剤(キサンチン酸化還元酵素阻害剤など)を提供する任意の方法を指す。投与経路は、当業者に既知の任意の手段によって達成することができる。このような手段としては、経口投与、頬側投与、静脈内投与、皮下投与、筋肉内投与、吸入投与などが挙げられるが、これらに限定されない。
MAP=2/3の拡張期血圧+1/3の収縮期血圧
式Iの化合物:
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示されるA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は式Iで上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)。
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニル(この式IIにおける置換フェニルは、ハロゲンまたは低級アルキルなどで置換されたフェニルを指す。例としてp−トリルおよびp−クロロフェニルが挙げられるが、これらに限定されない。)またはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニル(この式IIにおける置換フェニルは、ハロゲンまたは低級アルキル基などで置換されたフェニルを指す。例としてp−トリルおよびp−クロロフェニルが挙げられるが、これらに限定されない。)、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基である。)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)(例えば、Bがエチレンジチオである時、環状構造に示される点線は2つの単結合になることができる。)。
上に簡単に述べたように、本発明は、高血圧前症、高血圧症の治療を必要とする対象において、高血圧前症、高血圧症を治療する、血圧を低下させる、および血圧を正常化する方法に関する。本発明の発明者らは、キサンチン酸化還元酵素阻害剤として知られている種類の化合物が、前記対象の高血圧前症または高血圧症を治療する、血圧を低下させる、および血圧を正常化するために使用することができることを発見した。
実施例として、制限するものではないが、次に本発明の実施例が示される。
QA=SNGFR/SNFF(式中、SNFFは単一ネフロン濾過率である。);
SNFF=1−(Ca/Ce);
AR=(MAP−PGC/GBF)×(7.962×1010)(式中、GBFは糸球体血流量である。);
GBF=QA/(1−Hct);
ER=(PGC−Pc/GBF−SNGFR)×(7.962×1010);
TR=AR+ER;
Kf=SNGFR/EFP(式中、EFPは有効濾過圧である。);および
EFP=[(PGC−πa−FF)+(PGC−πe−FF)]/2(式中、πeは表面の輸出細動脈中で得られた血液からの血漿コロイド浸透圧である。)。
体重、食物および水分摂取量。下記の表1に示されるように、体重は群間でどの時点でも違わなかったが、4週間から8週間の期間の正常な対照ラットでは、若干の%体重増があった。正常な対照ラットと比較して、OA+Fx群は最初の週に、わずかにより多くの水を飲んだが、食物と水分摂取量も群間では類似していた。全てのラットが正常に行動し、副作用は観察されなかった。
Claims (97)
- 少なくとも1つの化合物の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である、高血圧前症の治療を必要とする対象における高血圧前症の治療方法。
- キサンチン酸化還元酵素阻害剤が、
2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、
8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、
3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール
およびこの医薬的に許容される塩からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。 - 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項1に記載の方法。
- 少なくとも1つの化合物の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である、高血圧症の治療を必要とする対象における高血圧症の治療方法。
- キサンチン酸化還元酵素阻害剤が、
2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、
8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、
3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール
およびこの医薬的に許容される塩からなる群から選択される、請求項4に記載の方法。 - 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項4に記載の方法。
- 少なくとも1つの化合物の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である、対象における血圧を低下させる方法。
- キサンチン酸化還元酵素阻害剤が、
2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、
8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、
3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール
およびこの医薬的に許容される塩からなる群から選択される、請求項7に記載の方法。 - 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項7に記載の方法。
- 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項7に記載の方法。
- 少なくとも1つの化合物の投与が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組み合わせを低下させる、請求項7に記載の方法。
- 少なくとも1つの化合物の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である、対象における高血圧前症の血圧または血圧上昇を減少させる方法。
- キサンチン酸化還元酵素阻害剤が、
2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、
8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、
3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール
およびこの医薬的に許容される塩からなる群から選択される、請求項12に記載の方法。 - 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項12に記載の方法。
- 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項12に記載の方法。
- 対象が、160mmHgの収縮期血圧、少なくとも95mmHgの拡張期血圧または160mmHgの収縮期血圧および少なくとも95mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項12に記載の方法。
- 少なくとも1つの化合物の投与が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組み合わせを低下させる、請求項12または13に記載の方法。
- 少なくとも1つの化合物の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記少なくとも1つの化合物はキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩である、高血圧前症または高血圧症の病歴を有する対象の血圧を正常化する方法。
- キサンチン酸化還元酵素阻害剤が、
2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸、
1−(3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸、
ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、
8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)、
3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール
およびこの医薬的に許容される塩からなる群から選択される、請求項18に記載の方法。 - 少なくとも1つの化合物の投与が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組み合わせを正常化する、請求項18に記載の方法。
- 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項18に記載の方法。
- 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項18に記載の方法。
- 化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記化合物は、式
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示すA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)を含む、高血圧前症の治療を必要とする対象における高血圧前症の治療方法。 - 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の方法。
- 化合物が、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の方法。
- 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の方法。
- 化合物が、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の方法。
- 化合物が、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の方法。
- 化合物が、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の方法。
- 化合物が、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)である、請求項23に記載の方法。
- 化合物が、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこの医薬的に許容される塩である、請求項23に記載の方法。
- 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項23に記載の方法。
- 化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記化合物は、式
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示すA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)を含む、高血圧症の治療を必要とする対象における高血圧症の治療方法。 - 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の方法。
- 化合物が、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の方法。
- 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の方法。
- 化合物が、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の方法。
- 化合物が、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の方法。
- 化合物が、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の方法。
- 化合物が、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)である、請求項33に記載の方法。
- 化合物が、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこの医薬的に許容される塩である、請求項33に記載の方法。
- 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項33に記載の方法。
- 化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記化合物は、式
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示すA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)を含む、対象の血圧を低下させる方法。 - 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の方法。
- 化合物が、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の方法。
- 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の方法。
- 化合物が、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の方法。
- 化合物が、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の方法。
- 化合物が、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の方法。
- 化合物が、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)である、請求項43に記載の方法。
- 化合物が、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこの医薬的に許容される塩である、請求項43に記載の方法。
- 少なくとも1つの化合物の投与が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組み合わせを低下させる、請求項43に記載の方法。
- 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項43に記載の方法。
- 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項43に記載の方法。
- 化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記化合物は、式
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示すA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)を含む、対象の血圧上昇を減少させる方法。 - 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の方法。
- 化合物が、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の方法。
- 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の方法。
- 化合物が、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の方法。
- 化合物が、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の方法。
- 化合物が、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項55に記載の方法。
- 化合物が、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)である、請求項55に記載の方法。
- 化合物が、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこの医薬的に許容される塩である、請求項55記載の方法。
- 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項55に記載の方法。
- 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項55に記載の方法。
- 少なくとも1つの化合物の投与が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組み合わせを低下させる、請求項55に記載の方法。
- 化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記化合物は、式
R1およびR2は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、フェニルスルフィニル基またはシアノ(−CN)基であり;
R3およびR4は、それぞれ独立して、水素または以下に示すA、B、CもしくはD
R5およびR6は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R7およびR8は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシル基、COOH基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルキル基、置換されていないもしくは置換されたC1−C10アルコキシ、置換されていないもしくは置換されたヒドロキシアルコキシ、COO−グルクロニドまたはCOO−スルファートであり;
R9は、置換されていないピリジル基または置換されたピリジル基であり;および
R10は、水素または低級アルキル基でありまたはピバロイルオキシ基で置換された低級アルキル基であり、および各場合、R10は上記した1,2,4−トリアゾール環の窒素原子の1つに結合している。)を含む、高血圧症の病歴を有する対象の血圧を正常化する方法。 - 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の方法。
- 化合物が、2−[3−シアノ−4−(3−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の方法。
- 化合物が、2−[3−シアノ−4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロポキシ)フェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の方法。
- 化合物が、2−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の方法。
- 化合物が、2−[4−(2−カルボキシプロポキシ)−3−シアノフェニル]−4−メチル−5−チアゾールカルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の方法。
- 化合物が、1−3−シアノ−4−(2,2−ジメチルプロポキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボン酸またはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の方法。
- 化合物が、ピラゾロ[1,5−a]−1,3,5−トリアジン−4−(1H)−オン、8−[3−メトキシ−4−(フェニルスルフィニル)フェニル]−ナトリウム塩(±)である、請求項67に記載の方法。
- 化合物が、3−(2−メチル−4−ピリジル)−5−シアノ−4−イソブトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾールまたはこの医薬的に許容される塩である、請求項67に記載の方法。
- 少なくとも1つの化合物の投与が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組み合わせを正常化する、請求項67に記載の方法。
- 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項67に記載の方法。
- 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項67に記載の方法。
- 化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記化合物は、式
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルまたはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである。)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)を含む、高血圧前症の治療を必要とする対象の高血圧前症の治療方法。 - 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項79に記載の方法。
- 化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記化合物は、式
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルまたはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである。)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)を含む、高血圧症の治療を必要とする対象の高血圧症の治療方法。 - 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項81に記載の方法。
- 化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記化合物は、式
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルまたはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである。)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)を含む、対象の血圧を低下させる方法。 - 少なくとも1つの化合物の投与が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組み合わせを低下させる、請求項83に記載の方法。
- 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項83に記載の方法。
- 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項83に記載の方法。
- 化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記化合物は、式
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルまたはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである。)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)を含む、対象の血圧上昇を減少させる方法。 - 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項87に記載の方法。
- 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項87に記載の方法。
- 少なくとも1つの化合物の投与が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組み合わせを低下させる、請求項87に記載の方法。
- 化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療的有効量を対象に投与する段階を含み、前記化合物は、式
R11およびR12は、それぞれ独立して、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル基、置換もしくは非置換のフェニルまたはR11およびR12は、一緒になってこれらが結合している炭素原子と共に4員から8員の炭素環を形成してもよく;
R13は、水素または置換もしくは非置換の低級アルキル基であり;
R14は、水素、ハロゲン、ニトロ基、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のフェニル、−OR16および−SO2NR17R17’(式中、R16は、水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、フェニル置換低級アルキル、カルボキシメチルもしくはこのエステル、ヒドロキシエチルもしくはこのエーテルまたはアリルであり;R17およびR17’は、それぞれ独立して、水素または置換もしくは非置換の低級アルキルである。)からなる群から選択される1つまたは2つの基であり;
R15は、水素または医薬的に活性なエステル形成基であり;
Aは、1個から5個の炭素原子を有する直鎖または分枝の炭化水素基であり;
Bは、ハロゲン、酸素またはエチレンジチオであり;
Yは、酸素、硫黄、窒素または置換された窒素であり;
Zは、酸素、窒素または置換された窒素であり;および
点線は、単結合、二重結合または2つの単結合のいずれかを示す。)を含む、高血圧症の病歴を有する対象の血圧を正常化する方法。 - 少なくとも1つの化合物の投与が、対象の収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧または収縮期血圧および拡張期血圧の組み合わせを正常化する、請求項91に記載の方法。
- 対象が、120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧、80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧または120mmHgから139mmHgの範囲の収縮期血圧および80mmHgから89mmHgの範囲の拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項91に記載の方法。
- 対象が、少なくとも140mmHgの収縮期血圧、少なくとも90mmHgの拡張期血圧、少なくとも106mmHgの平均動脈圧または少なくとも140mmHgの収縮期血圧および少なくとも90mmHgの拡張期血圧の組み合わせを有する、請求項91に記載の方法。
- 対象に少なくとも1つの抗高血圧化合物の治療的有効量を少なくとも1つのキサンチン酸化還元酵素阻害剤またはこの医薬的に許容される塩と共に投与することをさらに含む、請求項1、4、7、12または18に記載の方法。
- 対象に少なくとも1つの抗高血圧化合物の治療的有効量を少なくとも1つの化合物またはこの医薬的に許容される塩と共に投与することをさらに含む、請求項23、33、43、55または67に記載の方法。
- 対象に少なくとも1つの抗高血圧化合物の治療的有効量を少なくとも1つの化合物またはこの医薬的に許容される塩と共に投与することをさらに含む、請求項79、81、83、87または91に記載の方法。
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