JP2009303461A - 電流制御型電力変換器及び電流制御型電力変換器の出力電流波形改善方法 - Google Patents

電流制御型電力変換器及び電流制御型電力変換器の出力電流波形改善方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 出力電流波形の歪みを改善することができる三相4線式の電流制御型電力変換器を提供する。
【解決手段】 高調波シフト部4は、相電圧波形Vuを基準とした場合の第3次高調波電圧成分V3を所定時間Δtシフトして得たシフトされた第3次高調波電圧成分V3′を得る。信号減算部4は、第3次高調波電圧成分V3′にゲインK1を乗算して減算信号ΔI3を得て、フィードバック制御に用いる三相分の電流指令信号Iu_ref〜Iw_refから減算信号ΔI3をそれぞれ減算して三相分の補正された電流指令信号Iux〜Iwxを得る。ゲート信号発生回路2は、三相分の補正された電流指令信号Iux〜Iwxに基づいて三相インバータ回路IVの6個の半導体スイッチング素子にゲート信号を出力する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、三相4線式の電流制御型電力変換器及びこの変換器の出力電流波形の歪みを改善する電流制御型電力変換器の出力電流波形改善方法に関するものである。
特開2000−224862号公報(特許文献1)には、三相4線式の電圧制御型電力変換器の従来が示されている。この電圧制御型電力変換器では、直流電源の一対の直流出力端子間に、直列接続された一対のコンデンサを備え、一対のコンデンサの接続点を中性相としている。
また特開2007−274825号公報(特許文献2)には、三相電力変換器に対して2組の半導体スイッチング素子を直列接続した中性相アームを設け、さらに一端が中性相アームの中間点に接続され、他端が中性線として取り出されるリアクトルを備えた三相4線式の電圧制御型電力変換器が示されている。中性相アームはデューティ50%で交互にスイッチングされる。そして中性相アームのスイッチング素子をPWM制御することにより、第3次高調波がキャンセルされる。
特開2000−224862号公報 特開2007−274825号公報
前者の三相4線式の電圧制御型電力変換器では、出力電流波形に比較的大きな歪みが発生する。また後者の電圧制御型電力変換器では、出力電圧波形の歪みは小さくなるものの、中性相アームを設けて、中性相アームをPWM制御する必要があり、構成が複雑になる。さらに従来の電圧制御型電力変換器では、出力電圧を一定に制御する電力変換器であるため、出力電流波形の歪みを積極的に改善することは難しかった。
本発明の目的は、出力電流波形の歪みを改善することができる電流制御型電力変換器及び電流制御型電力変換器の出力電流波形改善方法を提供することにある。
本発明が改良の対象とする電流制御型電力変換器は、直流電源の一対の直流出力端子間に直列接続された一対のコンデンサと、三相インバータ回路と、電流指令信号発生回路と、ゲート信号発生回路とを備えている。三相インバータ回路は、ブリッジ接続された6個の半導体スイッチング素子を含んで構成されて直流電源の一対の直流出力端子に接続されている。また電流指令信号発生回路は、6個の半導体スイッチング素子をフィードバック制御するための三相分の電流指令信号を発生する。さらにゲート信号発生回路は、三相分の電流指令信号に基づいて6個の半導体スイッチング素子をPWM制御するためのゲート信号を発生する。この電流制御型電力変換装置では、一対のコンデンサの接続点を中性相とする。
本願発明者は、三相4線式の電流制御型電力変換器で出力電流の波形に比較的大きな歪みが発生することの原因が、出力電流に含まれる第3次高調波電流成分にあることを見出した。発明者は、出力電流に含まれる第3次高調波電流成分を除去することができる補正された三相分の電流指令信号をゲート回路に与えることにより、出力電流に含まれる第3次高調波成分を除去する技術的思想を発案し、効果があることを確認した。
そこで本発明においては、電流指令信号発生回路を第3次高調波電圧成分作成部と、高調波シフト部と、信号減算部とから構成する。第3次高調波電圧成分作成部は、三相インバータ回路の三相出力電圧に基づいて三相の相電圧のすべてと同期した第3次高調波電圧成分を作成する。また高調波シフト部は、第3次高調波電圧成分を時間的に遅れる方向に所定時間シフトして得たシフトされた第3次高調波電圧成分を出力する。
さらに信号減算部は、シフトされた第3次高調波電圧成分に所定のゲインを乗算した減算信号を三相分の電流指令信号からそれぞれ減算して三相分の補正された電流指令信号としてゲート信号発生回路に出力する。減算信号は、出力電流に含まれる第3次高調波電流成分の原因成分である。したがって減算信号を三相分の電流指令信号から減算して得た三相分の補正された電流指令信号を用いてゲート信号発生回路がゲート信号を発生すれば、三相インバータ回路から出力される三相の出力電流波形には、高調波成分が含まれなくなる。よって本発明の電流制御型電力変換装置によれば、出力電流波形の歪みを改善することができる。
前述の「所定時間」及び「所定のゲイン」は、三相インバータ回路の三相出力電流に第3次高調波電流成分に基づく電流波形歪みが発生するのを抑制するようにそれぞれ定められている。「所定時間」及び「所定のゲイン」は、本発明を適用していない従来の電流制御型電力変換器の出力電流波形から第3次高調波電流成分を解析により抽出し、その第3次高調波電流成分の波形に基づいて、定めればよい。具体的には、所定時間は、三相出力電圧に対する三相出力電流に含まれる第3次高調波電流成分の時間遅れ分に相当する時間である。また所定のゲインは、シフトされた第3次高調波電圧成分の振幅を三相出力電流に含まれる第3次高調波成分の振幅と一致させるように定めればよい。このようにすれば高い精度で、出力電流波形の歪みを改善することができる。
本発明は、上記電流制御型電力変換装置における三相出力電流の波形歪みを改善する方法としても把握することができる。すなわち本発明の方法では、三相分の電流指令信号を、三相出力電流に含まれる第3次高調波成分を除去するように補正することにより、三相出力電流の波形歪みを改善する。
具体的な方法では、まず三相インバータ回路の三相出力電圧に基づいて三相の相電圧に同期した第3次高調波電圧成分を三相の相電圧から作成する。次に、第3次高調波電圧成分の位相を三相出力電流に含まれる第3次高調波成分の位相と一致させるように、第3次高調波電圧成分をそれぞれ時間的に遅れる方向にシフトされた第3次高調波電圧成分を作る。またシフトされた第3次高調波電圧成分の振幅を三相出力電流に含まれる第3次高調波電流成分の振幅と一致させる所定のゲインを、シフトされた第3次高調波電圧成分に乗算して減算信号を作る。そして最後に、減算信号を三相分の電流指令信号からそれぞれ減算して三相分の補正された電流指令信号を作って、ゲート信号発生回路に出力する。このようにすれば三相出力電流波形に第3次高調波電流成分が含まれなくなるため、出力電流波形の歪みを改善することができる。
本発明の電流制御型電力変換装置によれば、三相分の電流指令信号から第3次高調波成分を発生させる原因となる信号を除去した三相分の補正された電流指令信号をゲート信号発生回路に入力するので、三相インバータ回路の出力電流からは実質的に第3次高調波電流成分を含まない出力電流波形を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の電流制御型電力変換装置の実施の形態の一例の構成を示す回路図であり、図2は電流指令信号発生回路及びゲート信号発生回路の構成の一例を示す図である。図1に示す三相4線式の電力変換器は、直流電源DCの一対の直流出力端子間に、直列接続された一対のコンデンサC1及びC2を備えている。また一対の直流出力端子間には、三相インバータ回路IVが接続されている。三相インバータ回路IVは、ブリッジ接続された6個の半導体スイッチング素子Tr1〜Tr6と、6個の半導体スイッチング素子Tr1〜Tr6に逆並列接続された6個のダイオードD1〜D6とを含んで構成されている。三相インバータ回路IVの3つの出力端子は、それぞれリアクトルL1〜L3を介して交流源ACの三相交流ラインに接続されている。また一対のコンデンサC1及びC2の接続点が交流源ACの中性相ラインに接続されている。三相交流ラインと中性相ラインとの間にはそれぞれコンデンサC3〜C5が接続されている。そして電流指令信号発生回路1は、6個の半導体スイッチング素子Tr1〜Tr6をフィードバック制御するための三相分の電流指令信号を発生する。さらにゲート信号発生回路2は、三相分の電流指令信号に基づいて6個の半導体スイッチング素子Tr1〜Tr6をPWM制御するためのゲート信号を発生する。
図2示すように、本実施の形態の電流指令信号発生回路1は、第3次高調波電圧成分作成部3と、高調波シフト部4と、信号減算部5とを含んでいる。電流指令信号発生回路1には、3台の電流検出器CT1〜CT3によって検出された三相交流出力電流が入力され、また三相交流出力ラインからの出力電圧(U相電圧,V相電圧,W相電圧)が入力されている。さらに中性相ラインの電圧が、三相の相電圧Vu,Vv,Vwを検出して、制御するときの0Vの基準点として電流指令信号発生回路1に入力されている。尚図2には、中性相ラインは図示していない。
図2に示すように、第3次高調波電圧成分作成部3は、三相インバータ回路IVの三相出力電圧に基づいて、三相の相電圧波形Vu,Vv,Vwに同期した第3次高調波電圧成分を作成する。図3は、相電圧波形Vuを基準とした場合の第3次高調波電圧成分V3を示している。三相の相電圧波形Vu,Vv,Vwに対して、第3次高調波電圧成分V3は1つだけ存在する。したがって第3次高調波電圧成分V3の位相と三相の相電圧波形Vu,Vv,Vwの位相との位相差は、それぞれ異なっている。
高調波シフト部4は、作成した一つの第3次高調波電圧成分V3を時間的に遅れる方向に所定時間Δtシフトして、シフトされた一つの第3次高調波電圧成分V3′を出力する。なお第3次高調波電圧成分作成部3における第3次高調波電圧成分の作成方法は、周知であるため説明は省略する。信号減算部5は、シフトされた第3次高調波電圧成分V3′に所定のゲインK1を乗算した一つの減算信号ΔI3をフィードバック制御に用いる三相分の電流指令信号Iu_ref〜Iw_refからそれぞれ減算して三相分の補正された電流指令信号Iux〜Iwxとしてゲート信号発生回路2に出力する。図3は、相電圧波形Vuを基準とした場合の第3次高調波電圧成分V3を所定時間Δtシフトして得たシフトされた第3次高調波電圧成分V3′にゲインK1を乗算して得た減算信号ΔI3を示している。所定のゲインK1は、シフトされた第3次高調波電圧成分ΔI3の振幅を三相出力電流に含まれる第3次高調波電流成分の振幅と一致させるように定める。ゲインK1も固定値として予め定める。なお、ゲインK1を大きくしすぎると、電流指令信号と補正された電流指令信号との位相関係がずれるため、本実施の形態では、このゲインK1は位相関係がずれない程度の小さな値(例えば、0.02以下の値)にしている。
ここで高調波シフト部4における所定時間Δt及び信号減算部5における所定のゲインK1は、三相インバータ回路IVの三相出力電流に第3次高調波電流成分に基づく電流波形歪みが発生するのを抑制するようにそれぞれ定められている。具体的な所定時間Δt及び所定のゲインK1は、本発明を適用していない従来の電流制御型電力変換器の出力電流波形から第3次高調波電流成分を解析により抽出し、その第3次高調波電流成分の波形に基づいて、予め定めることができる。この第3次高調波電流成分は、三相出力電流のそれぞれにすべて同じ位相で含まれている。また具体的に、所定時間Δtは、三相出力電圧に対する三相出力電流に含まれる第3次高調波電流成分の時間遅れ分に相当する時間である。一般的にこの所定時間Δtは、1msec〜10msecを固定値として予め定めている。
本実施の形態では、フィードバック制御に用いる三相分の電流指令信号Iu_ref〜Iw_refを、図示しない電流指令発生手段から出力された各相の電流指令信号(U相電流指令信号,V相電流指令信号,W相電流指令信号)から電流検出器CT1〜CT3により検出したU相電流〜W相電流を減算した信号にゲインK2を乗じて得た信号にU相電圧〜W相電圧を加算することにより得ている。このフィードバック制御に用いる三相分の電流指令信号Iu_ref〜Iw_refを得る際に、U相電圧〜W相電圧を加算しているのは、出力相電流を出力相電圧に同期させるためである。
一つの減算信号ΔI3は、三相出力電流に含まれる第3次高調波成分の原因成分である。したがって減算信号ΔI3を三相分の電流指令信号Iu_ref〜Iw_refから減算して得た三相分の補正された電流指令信号Iux〜Iwxを用いて、ゲート信号発生回路2はPWM制御に必要なゲート信号Su,XSu,Sv,XSv,Sw,XSwを発生する。なおゲート信号発生回路2は、比較器CMPで搬送波と電流指令信号Iux〜Iwxとを比較してPWM制御信号に必要なゲート信号Su,XSu,Sv,XSv,Sw,XSwを発生する。なおゲート信号発生回路2では、ゲート信号Su,XSuが一対の半導体スイッチ素子を同時にオンしないようにするためのデットタイムの追加をしている。またゲート信号発生回路2では、ゲート信号間の絶縁をして、各半導体スイッチング素子Tr1〜Tr6にゲート信号を与える。
本発明の方法では、三相分の電流指令信号Iu_ref〜Iw_refを、三相出力電流に含まれる第3次高調波成分を除去するように補正することにより、三相出力電流の波形歪みを改善する。そこで、三相インバータ回路の三相出力電圧に基づいて三相の相電圧に同期した一つの第3次高調波電圧成分V3を作成する。次に、第3次高調波電圧成分V3の位相を三相出力電流に含まれる第3次高調波電流成分の位相と一致させるように、第3次高調波電圧成分V3をそれぞれ時間的に遅れる方向にシフトしてシフトされた第3次高調波電圧成分V3′を作る。またシフトされた第3次高調波電圧成分V3′の振幅を三相出力電流に含まれる第3次高調波電流成分の振幅と一致させる所定のゲインK1を、シフトされた第3次高調波電圧成分V3′に乗算して減算信号ΔI3を作る。そして最後に、減算信号ΔI3を三相分の電流指令信号Iu_ref〜Iw_refからそれぞれ減算して三相分の補正された電流指令信号Iux〜Iwxを作って、ゲート信号発生回路2に出力する。このようにすれば三相出力電流波形に第3次高調波電流成分が含まれなくなるため、出力電流波形の歪みを改善することができる。
本発明の電流制御型電力変換装置の実施の形態の一例の構成を示す回路図である。 電流指令信号発生回路及びゲート信号発生回路の構成の一例を示す図である。 1つの相電圧波形、第3次高調波電圧成分及び減算信号の一例を示す波形図である。
符号の説明
1 電流指令信号発生回路
2 ゲート信号発生回路
3 第3次高調波電圧成分作成部
4 高調波シフト部
5 信号減算部
Tr1〜Tr6 半導体スイッチング素子
C1〜C5 コンデンサ
CT1〜CT3 電流検出器
L1〜L3 リアクトル
D1〜D6 ダイオード
DC 直流電源
AC 商用交流電源(交流源)

Claims (5)

  1. 直流電源の一対の直流出力端子間に直列接続された一対のコンデンサと、
    ブリッジ接続された6個の半導体スイッチング素子を含んで構成されて前記一対の直流出力端子に接続された三相インバータ回路と、
    前記6個の半導体スイッチング素子をフィードバック制御するための三相分の電流指令信号を発生する電流指令信号発生回路と、
    前記三相分の電流指令信号に基づいて前記6個の半導体スイッチング素子をPWM制御するためのゲート信号を発生するゲート信号発生回路とを備え、
    前記一対のコンデンサの接続点を中性相とする電流制御型電力変換装置であって、
    前記電流指令信号発生回路は、前記三相インバータ回路の三相出力電圧に基づいて、三相の相電圧に同期した第3次高調波電圧成分を作成する第3次高調波電圧成分作成部と、
    前記第3次高調波電圧成分を時間的に遅れる方向に所定時間シフトして得たシフトされた第3次高調波電圧成分を出力する高調波シフト部と、
    前記シフトされた第3次高調波電圧成分に所定のゲインを乗算した減算信号を前記三相分の電流指令信号からそれぞれ減算して三相分の補正された電流指令信号として前記ゲート信号発生回路に出力する信号減算部とを備えていることを特徴とする電流制御型電力変換器。
  2. 前記所定時間及び前記所定のゲインは、前記三相インバータ回路の三相出力電流に第3次高調波電流成分に基づく電流波形歪みが発生するのを抑制するようにそれぞれ定められている請求項1に記載の電流制御型電力変換器。
  3. 前記所定時間は、前記三相出力電圧に対する前記三相出力電流に含まれる第3次高調波電流成分の時間遅れ分に相当する時間であり、前記所定のゲインは、前記シフトされた第3次高調波電圧成分の振幅を前記三相出力電流に含まれる前記第3次高調波電流成分の振幅と一致させるように定められている請求項1に記載の電流制御型電力変換器。
  4. 直流電源の一対の直流出力端子間に直列接続された一対のコンデンサと、
    ブリッジ接続された6個の半導体スイッチング素子を含んで構成され前記一対の直流出力端子に接続された三相インバータ回路と、
    前記6個の半導体スイッチング素子をフィードバック制御するための三相分の電流指令信号を発生する電流指令信号発生回路と、
    前記三相分の電流指令信号に基づいて前記6個の半導体スイッチング素子をPWM制御するためのゲート信号を発生するゲート信号発生回路とを備え、
    前記一対のコンデンサの接続点を中性相とする電流制御型電力変換装置から出力される三相出力電流の波形歪みを改善する方法であって、
    前記三相分の電流指令信号を、前記三相出力電流に含まれる第3次高調波電流成分を除去するように補正することを特徴とする電流制御型電力変換装置の出力電流波形改善方法。
  5. 前記三相インバータ回路の三相出力電圧に基づいて三相の相電圧に同期した第3次高調波電圧成分を作成し、
    前記第3次高調波電圧成分の位相を前記三相出力電流に含まれる第3次高調波電流成分の位相と一致させるように、前記第3次高調波電圧成分を時間的に遅れる方向にシフトして得たシフトされた第3次高調波電圧成分を作り、
    前記シフトされた第3次高調波電圧成分の振幅を前記三相出力電流に含まれる第3次高調波電流成分の振幅と一致させる所定のゲインを前記シフトされた第3次高調波電圧成分に乗算して減算信号を作り、該減算信号を前記三相分の電流指令信号からそれぞれ減算して三相分の補正された電流指令信号として前記ゲート信号発生回路に出力することを特徴とする請求項4に記載の電流制御型電力変換器の出力電流波形改善方法。
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