JP2009301750A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単且つ経済的な構成で、端部セパレータの変形によるシール性の低下を良好に抑制することを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタック10は、複数の単位セル12が水平方向に積層された積層体14を備える。積層体14の積層方向一端部に配置される端部単位セル12aは、第1金属セパレータ32の外周端縁部を周回して端部シール部材54aを設ける。端部シール部材54aの積層方向の厚さは、単位セル12に設けられる第1シール部材54の積層方向の厚さよりも大きく設定され、前記端部シール部材54aは、前記第1シール部材54よりも弾性率が小さく設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、一対の電極が電解質の両側に設けられた電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持した単位セルを有し、前記単位セルが水平方向に複数積層された積層体を備える燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜(電解質)を採用している。この電解質膜の両側にアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体を、セパレータによって挟持することにより、燃料電池が構成されている。通常、この燃料電池は、所望の発電力を得るために、所定数(例えば、数十〜数百)だけ積層した燃料電池スタックとして使用されている。
この場合、セパレータは、燃料ガス、酸化剤ガス及び冷却媒体の漏れを防止するために、気密性及び液密性が要求されている。このため、例えば、特許文献1には、セパレータにシール部材を一体成形するシリコーン樹脂−金属複合体が開示されている。
この従来技術では、図6に示すように、セパレータ1、電極2及びスペーサ3が組み合わされて単電池ユニット4が構成されている。セパレータ1は、セパレータ本体5の両面にシリコーン樹脂層からなるシール材6a、6bが一体成形されるとともに、前記シール材6aには、凸状のリブ7が形成されている。
特開平11−129396号公報
ところで、上記の単電池ユニット4は、積層方向両端にエンドプレート等の端部部材が配設されて燃料電池スタックを構成している。その際、燃料電池スタックに外部からの荷重が付与されると、各セパレータ1同士は、シール材6a、6bが変形することによって衝撃を吸収することが可能である。
しかしながら、積層方向端部に配置されている端部セパレータ1は、剛体である端部部材に隣接している。このため、端部セパレータ1自体では、十分な衝撃吸収機能を有することができない場合がある。これにより、端部セパレータ1は、衝撃荷重により変形した際に、シール材6a、6bによるシール性が低下するという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的な構成で、端部セパレータの変形によるシール性の低下を良好に抑制することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、一対の電極が電解質の両側に設けられた電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持した単位セルを有し、前記単位セルが水平方向に複数積層された積層体を備える燃料電池スタックに関するものである。
積層体の少なくとも積層方向一端部に配置される端部単位セルは、前記端部単位セルに隣接する端部部材との間に端部シール部材を設け、前記端部シール部材は、前記積層体の内方に配置される他の単位セルに設けられるシール部材よりも弾性率が小さく設定されている。
また、端部シール部材は、端部単位セルに設けられるとともに、前記端部シール部材は、他の単位セルに設けられるシール部材よりも積層方向の寸法が大きく設定されることが好ましい。
さらに、端部シール部材は、端部単位セルに設けられるシール部材と、前記端部単位セルに隣接する端部部材に設けられ、前記端部単位セルの前記シール部材が当接する弾性部材とを有することが好ましい。
さらにまた、端部部材は、エンドプレート又は絶縁プレートであることが好ましい。
本発明では、端部単位セルと端部部材との間に設けられる端部シール部材は、他の単位セルに設けられるシール部材よりも弾性率が小さく設定されるため、外部からの荷重が付与された際、前記端部シール部材の変形量が比較的大きくなって衝撃荷重を容易に吸収することができる。これにより、簡単且つ経済的な構成で、端部セパレータの変形によるシール性の低下を良好に抑制することが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタック10の一部分解概略斜視図であり、図2は、前記燃料電池スタック10の一部断面側面図である。
燃料電池スタック10は、複数の単位セル12が水平方向(矢印A方向)に積層された積層体14を備える。積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a、絶縁プレート18a及びエンドプレート20aが外方に向かって、順次、配設される。積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、絶縁プレート18b及びエンドプレート20bが外方に向かって、順次、配設される。燃料電池スタック10は、縦長の長方形状に構成されるエンドプレート20a、20bを端板として含む箱状のケーシング24により一体的に保持される。
図2及び図3に示すように、各単位セル12は、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)30と、前記電解質膜・電極構造体30を挟持する薄板波形状の第1及び第2金属セパレータ32、34とを備える。電解質膜・電極構造体30と第1及び第2金属セパレータ32、34とは、縦長の長方形状に構成される。なお、第1及び第2金属セパレータ32、34に代えて、カーボンセパレータを用いてもよい。
単位セル12の長辺方向(図3中、矢印C方向)の一端縁部(上端縁部)には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔36a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔38aが設けられる。
単位セル12の長辺方向の他端縁部(下端縁部)には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔38b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔36bが設けられる。
単位セル12の短辺方向(矢印B方向)の一端縁部には、冷却媒体を供給するための冷却媒体供給連通孔40aが設けられるとともに、前記単位セル12の短辺方向の他端縁部には、前記冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔40bが設けられる。
電解質膜・電極構造体30は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜42と、前記固体高分子電解質膜42を挟持するアノード側電極44及びカソード側電極46とを備える。
アノード側電極44及びカソード側電極46は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜42の両面に形成される。
第1金属セパレータ32の電解質膜・電極構造体30に向かう面32aには、燃料ガス供給連通孔38aと燃料ガス排出連通孔38bとを連通する燃料ガス流路48が矢印C方向に沿って形成される。第1金属セパレータ32の面32bには、冷却媒体供給連通孔40aと冷却媒体排出連通孔40bとを連通する冷却媒体流路50が矢印B方向に沿って形成される。
第2金属セパレータ34の電解質膜・電極構造体30に向かう面34aには、矢印C方向に沿って酸化剤ガス流路52が設けられるとともに、この酸化剤ガス流路52は、酸化剤ガス供給連通孔36aと酸化剤ガス排出連通孔36bとに連通する。第2金属セパレータ34の面34bには、第1金属セパレータ32の面32bと重なり合って冷却媒体流路50が一体的に形成される。
第1金属セパレータ32の面32a、32bには、この第1金属セパレータ32の外周端縁部を周回して第1シール部材54が一体成形される。第2金属セパレータ34の面34a、34bには、この第2金属セパレータ34の外周端縁部を周回して第2シール部材56が一体成形される。
図2に示すように、積層体14の積層方向一端部(エンドプレート20a側)に配置される端部単位セル12aは、第1金属セパレータ32の外周端縁部を周回して端部シール部材54aを設ける。端部シール部材54aは、ターミナルプレート16a(又は絶縁プレート18a)に接着されることが好ましい。衝撃が付与された際にずれを防止することができ、燃料ガスや酸化剤ガスの漏れを阻止することが可能になるからである。
端部シール部材54aは、積層体14の内方に配置される単位セル12に設けられる第1シール部材54よりも弾性率が小さく設定される。すなわち、端部シール部材54aは、第1シール部材54よりも大きな変形量を有する。
第1の実施形態では、端部シール部材54aは、第1シール部材54と同一の材質で構成されるとともに、前記端部シール部材54aの積層方向(矢印A方向)の厚さt1は、単位セル12に設けられる第1シール部材54の積層方向の厚さt2よりも大きく設定される(t1>t2)。
なお、積層体14の積層方向他端部に配置される端部単位セル12bは、上記の端部単位セル12aと同様に構成してもよい。また、端部シール部材54aは、第1シール部材54と異なる材質で構成されることにより、同一厚さで且つ前記第1シール部材54よりも小さな弾性率に設定することができる。
第1及び第2シール部材54、56間には、固体高分子電解質膜42の外周が、直接、ケーシング24に接触することを阻止するために、シール57が介装される。
図1に示すように、ターミナルプレート16a、16bの中央部側には、積層方向に突出する棒状の端子部58a、58bが設けられる。端子部58a、58bは、エンドプレート20a、20bの長手方向及び短手方向の中央部に形成された孔部59a、59bを通って外部に突出するとともに、前記端子部58a、58bには、例えば、車両走行用モータ等の負荷が接続される。
ケーシング24は、端板であるエンドプレート20a、20bと、積層体14の側部に配置される複数の側板60a〜60dと、前記側板60a〜60dの互いに近接する端部同士を連結するアングル部材62a〜62dと、前記エンドプレート20a、20bと前記側板60a〜60dとを連結するそれぞれ長さの異なる連結ピン64a、64bとを備える。
側板60a〜60dは、例えば、薄板金属製プレートで構成される。側板60a〜60dは、アングル部材62a〜62d及びボルト65を介して互いに固定され、ケーシング24が構成される(図4参照)。
エンドプレート20a、20bの上下各辺(短辺)には、それぞれ1つの第1支持部66a、66bが突出形成されるとともに、両側の各辺(長辺)には、それぞれ2つの第1支持部66c、66dが突出形成される。
積層体14の矢印B方向両側に配置される側板60a、60cの長手方向(矢印A方向)両端には、第2支持部70a、70bが3つずつ形成される。積層体14の上下両側に配置される側板60b、60dの長手方向両端には、第2支持部72a、72bが2つずつ形成される。
図4に示すように、側板60a、60cの各第2支持部70a、70b間には、エンドプレート20a、20bの両側の各辺の第1支持部66c、66dが配置されるとともに、これらに長尺な連結ピン64aが一体的に挿入される。
同様に、側板60b、60dの第2支持部72a、72bは、エンドプレート20a、20bの上辺及び下辺の第1支持部66a、66bと交互に配置されるとともに、これらに短尺な連結ピン64bが一体的に挿入される。
図1に示すように、エンドプレート20aには、酸化剤ガス供給連通孔36aに連通する酸化剤ガス入口76a、燃料ガス供給連通孔38aに連通する燃料ガス入口78a、酸化剤ガス排出連通孔36bに連通する酸化剤ガス出口76b及び燃料ガス排出連通孔38bに連通する燃料ガス出口78bが設けられる。
エンドプレート20bには、冷却媒体供給連通孔40aに連通する冷却媒体入口80aと、冷却媒体排出連通孔40bに連通する冷却媒体出口80bとが設けられる。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
図4に示すように、エンドプレート20aの酸化剤ガス入口76aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口78aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、エンドプレート20bの冷却媒体入口80aに純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。
このため、積層体14では、矢印A方向に重ね合わされた複数の単位セル12に対し、酸化剤ガス供給連通孔36a、燃料ガス供給連通孔38a及び冷却媒体供給連通孔40aに、それぞれ酸化剤ガス、燃料ガス及び冷却媒体が矢印A方向に供給される。
図3に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔36aから第2金属セパレータ34の酸化剤ガス流路52に導入され、電解質膜・電極構造体30のカソード側電極46に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔38aから第1金属セパレータ32の燃料ガス流路48に導入され、電解質膜・電極構造体30のアノード側電極44に沿って移動する。
従って、各電解質膜・電極構造体30では、カソード側電極46に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極44に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極46に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔36bに沿って流動した後、エンドプレート20aの酸化剤ガス出口76bから外部に排出される(図4参照)。同様に、アノード側電極44に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔38bに排出されて流動し、エンドプレート20aの燃料ガス出口78bから外部に排出される。
また、冷却媒体は、冷却媒体供給連通孔40aから第1及び第2金属セパレータ32、34間の冷却媒体流路50に導入され、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体30を冷却した後、冷却媒体排出連通孔40bを移動してエンドプレート20bの冷却媒体出口80bから排出される(図1参照)。
この場合、例えば、燃料電池スタック10に積層方向に外部荷重(衝撃)が付与されると、各単位セル12は、それぞれの第1及び第2シール部材54、56自体の変形や隣接する他の単位セル12の第1及び第2シール部材54、56の変形により、衝撃を吸収することができる。一方、積層体14の積層方向一端部に配置される端部単位セル12aは、剛体であるターミナルプレート(端部部材)16aに直接接しており、他の単位セル12による十分な緩衝効果を得ることができない。
そこで、第1の実施形態では、端部単位セル12aを構成する第1金属セパレータ32の外周端縁部を周回して、端部シール部材54aが設けられている。その際、端部シール部材54aの積層方向の厚さt1は、単位セル12に設けられる第1シール部材54の積層方向の厚さt2よりも大きく設定されている(図2参照)。
従って、燃料電池スタック10に積層方向に衝撃が付与されると、端部単位セル12aでは、第1金属セパレータ32に設けられている端部シール部材54aが、ターミナルプレート16aに対向して比較的大きく変形することができる。これにより、端部シール部材54aは、衝撃荷重を有効に吸収することが可能になり、簡単且つ経済的な構成で、第1金属セパレータ32の変形によるシール性の低下を良好に抑制することが可能になるという効果が得られる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタック90の一部断面側面図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池スタック10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池スタック90を構成する絶縁プレート92a、92bは、それぞれの内面側に凹部94a、94bを有するとともに、前記凹部94a、94bには、ターミナルプレート16a、16bが収容されている。
積層体14の積層方向一端部(エンドプレート20a側)に配置される端部単位セル12cは、第1金属セパレータ32の外周端縁部を周回して端部シール部材である第1シール部材54を設ける。絶縁プレート(端部部材)92aは、第1シール部材54が当接する弾性部材、例えば、ゴム部材96を設ける。第1シール部材54及びゴム部材96により、端部シール部材98が構成される。
このように構成される第2の実施形態では、端部単位セル12cは、他の単位セル12の第1及び第2シール部材54、56と同一の第1及び第2シール部材54、56を設けるとともに、前記第1シール部材54は、ゴム部材96に当接して端部シール部材98が構成されている。
従って、第1シール部材54は、剛体である絶縁プレート92aに直接接触することがなく、燃料電池スタック90に積層方向に衝撃が付与された際、前記第1シール部材54及びゴム部材96の変形作用下に、衝撃を有効に吸収することができる。これにより、簡単且つ経済的な構成で、第1金属セパレータ32の変形によるシール性の低下を良好に抑制することが可能になる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第1の実施形態では、絶縁プレート18a、18bに代えて、絶縁プレート92a、92bを用いてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池スタックの一部分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの一部断面側面図である。 前記燃料電池スタックを構成する単位セルの分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池スタックの一部断面側面図である。 従来技術の単電池ユニットの説明図である。
符号の説明
10、90…燃料電池スタック 12…単位セル
12a〜12c…端部単位セル 14…積層体
16a、16b…ターミナルプレート
18a、18b…絶縁プレート 20a、20b…エンドプレート
24…ケーシング 30…電解質膜・電極構造体
32、34…金属セパレータ 42…固体高分子電解質膜
44…アノード側電極 46…カソード側電極
48…燃料ガス流路 50…冷却媒体流路
52…酸化剤ガス流路 54、56…シール部材
54a、98…端部シール部材 60a〜60d…側板
64a、64b…連結ピン 92a、92b…絶縁プレート
96…ゴム部材

Claims (4)

  1. 一対の電極が電解質の両側に設けられた電解質・電極構造体を、セパレータにより挟持した単位セルを有し、前記単位セルが水平方向に複数積層された積層体を備える燃料電池スタックであって、
    前記積層体の少なくとも積層方向一端部に配置される端部単位セルは、前記端部単位セルに隣接する端部部材との間に端部シール部材を設け、
    前記端部シール部材は、前記積層体の内方に配置される他の単位セルに設けられるシール部材よりも弾性率が小さく設定されることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記端部シール部材は、前記端部単位セルに設けられるとともに、
    前記端部シール部材は、前記他の単位セルに設けられるシール部材よりも前記積層方向の寸法が大きく設定されることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記端部シール部材は、前記端部単位セルに設けられるシール部材と、
    前記端部単位セルに隣接する前記端部部材に設けられ、前記端部単位セルの前記シール部材が当接する弾性部材と、
    を有することを特徴とする燃料電池スタック。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記端部部材は、エンドプレート又は絶縁プレートであることを特徴とする燃料電池スタック。
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