JP2006179238A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図ることができる燃料電池スタックを提供する。
【解決手段】 単位セル2の積層体と、前記積層体を挟持する一対のエンドプレート16と、集電板14と、前記積層体、エンドプレートおよび集電板を積層方向に貫通するとともに、燃料ガス、酸化剤ガス、および冷媒を流通させる流路を備えた燃料電池スタックにおいて、前記積層体と集電板との間、および前記エンドプレートと集電板との間に前記流路を流通するガスおよび冷媒の漏洩を防止するガスケットを設け、このガスケットは、弾性部材と磁石とから構成され、前記ガスケットが設置される前記積層体と集電板の一方、または前記エンドプレートと集電板の一方には、前記ガスケットと接する磁性材を設置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池スタック、特に燃料電池スタックに使用するガスケットに関するものである。
通常の固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜(陽イオン交換膜)の両側にそれぞれアノードおよびカソードを高分子イオン交換膜を挟持するように構成された膜−電極アセンブリ(MEA)を、さらにセパレータによって挟持することにより構成している。アノードに供給された燃料ガス(水素含有ガス)は、触媒電極上で水素イオン化され、適度に加湿された電解質膜を介してカソードへと移動する。その間に生じた電子が外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。カソードには、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスあるいは空気が供給されているために、このカソードにおいて、前記水素イオン、前記電子および酸素ガスが反応して水が生成される。以上の反応を示す化学式は以下のようになる。
陽極反応: H2→2H++2e- (1)
陰極反応: 2H++2e-+(1/2)O2→H2O (2)
前記固体高分子型燃料電池の1組を単位セルと呼ぶ。この単位セルを所定数だけ積層することにより、積層体を構成している。
この積層体の両端には、各単位セルにより発電された電力を集電するための集電板と、前記積層体および前記集電板を積層方向に押圧保持するための絶縁性を保持するエンドプレートが配設され、燃料電池スタックが構成されている。
所定のスペースに出来得る限り多数の単位セルを積層し、出力電圧を向上させるため、燃料電池スタックでは、例えば、単位セルを所定数積層した積層体の両端に配設する、集電板及びエンドプレートの薄肉化が要求される。
また、前記積層体、前記集電板及び、前記エンドプレートには、積層方向に貫通して燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷媒を単位セルに供給するための連通孔がそれぞれ設けられている。
前記集電板と前記エンドプレートとの間隙から貫通孔を流通するガス等が外部へ漏洩することを防止するため、前記集電板と前記エンドプレートを連通する貫通孔を取り囲むガスケット材を設けている。
しかしながら前述した通り、集電板及びエンドプレートは薄肉化が望まれており、ガスケットを搭載するためのシール溝も非常に浅く設計される。このシール溝が浅く設計されることにより、ガスケット搭載時にガスケット材が相手面と接触することで容易に位置ずれを起こし、シール性能が不足するという問題や、組み付ける過程でガスケットが脱落し易く作業性が悪いといった問題がある。
そこで、ガスケット組み付け時の作業性を向上させるために、配管同士の継ぎ目に磁性を有するメタルガスケットを用い、前記メタルガスケットを設置する面に磁石を組み込み、発生する磁力によりメタルガスケットの脱落防止を図るという技術の適用が考えられる(特許文献1参照)。
特開平5−795842号公報
しかしながら、特許文献1に記載のメタルガスケットでは、シール性を発揮するために必要な面圧が、一般的に使用されるゴム系ガスケットに比べ非常に高く、集電板及びエンドプレートを、強度の向上のために厚肉化しなければならないという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、ガスケットの作業性を向上するとともに、ガスケット取り付け部の小型化を達成する燃料電池を提供することを目的としている。
本発明は、単位セルの積層体、エンドプレートおよび集電板を積層方向に貫通するとともに、セパレータの燃料ガス流路に流通させる燃料ガス、セパレータの酸化剤ガス流路に流通させる酸化剤ガス、および積層体を冷却するための冷媒を流通させる流路を備えた燃料電池スタックにおいて、積層体と集電板との間、およびエンドプレートと集電板との間に流路を流通する燃料ガス、酸化剤ガスまたは冷媒の漏洩を防止するガスケットを設け、このガスケットは、弾性部材と磁石とから構成され、ガスケットが設置される積層体と集電板の一方、またはエンドプレートと集電板の一方には、ガスケットと接する磁性材を設置した。
本発明では、磁石と弾性体からなるガスケットを、積層体、集電板またはエンドプレートに備えたので、磁石の剛性によりガスケットの位置ずれが防止され、また磁石と磁性体とが吸着し、ガスケットの脱落が防止できる。このため、シール性を向上できるとともに、何度でもガスケットの組み付けのし直しができ、作業性を向上することができる。さらには、弾性部材を用いてシール性を確保するため、集電板やエンドプレートの肉厚が増大することも抑制することができる。
本発明を適用する燃料電池スタックの構成を、図1〜3に示す。
本発明の燃料電池は、固体高分子電解質型燃料電池であり、本発明の燃料電池は、たとえば燃料電池自動車に搭載される。
図1は、燃料電池スタック1の構造を示す斜視図である。図3は、燃料電池スタック構造を示す側面図である。スタック1は、起電力を生じる単位セル2を所定数だけ積層した積層電池の形態で形成される。後述するが、積層された単位セルは、スタック内部を貫通するタイロッド3により積層方向に所定の面圧で締結されている。単位セル2は、それぞれ固体高分子型燃料電池として形成されており、各セルが1V程度の起電圧を生じる。
図2は、単位セル2の構造を示す斜視図である。単位セル2は、イオン交換膜からなる電解質膜4と、この電解質膜4の一面に配置されたガス拡散層、撥水層および触媒層からなるアノード5、および電解質膜4の対面に配置されたガス拡散層、撥水層および触媒層からなるカソード6とからなる膜−電極アッセンブリ(MEA)7を備え、さらにMEAのアノード5に燃料ガス(例えば水素)を供給するための燃料ガス流路8を形成したアノード側セパレータ9と、カソード6に酸化ガス(例えば酸素や空気)を供給するための酸化剤ガス流路10を形成したカソード側セパレータ11と、MEA7と各セパレータ間、積層した状態での単位セル間および単位セルと後述する集電板14との間のシール性を確保するためのガスケット12と備えている。
電解質膜4は、固体高分子材料、例えばフッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜であり、所定の湿潤状態で良好な電気伝導性を示す。アノード5およびカソード6は、ガス拡散電極である。ガス拡散電極は、ガス拡散層、撥水層、触媒層から成り、ガス拡散層は、炭素繊維からなる糸で織成したカーボンクロスや、カーボンペーパ、あるいはカーボンフエルトなど、充分なガス拡散性および導電性を有する部材によって構成される。撥水層は例えばポリエチレンフルオロエチレンと炭素材を含む層であり、触媒層は白金が担持されたカーボンブラックから成る。なお、触媒層は前述のようにガス拡散層に担持され電極を形成するとは限らず、電解質膜4の表面に、触媒としての白金または白金と他の金属からなる合金が担持されている場合がある。その場合には、アノード5およびカソード6は、ガス拡散層の表面に撥水層が積層されたガス拡散層接合体で形成される。
アノード側セパレータ9およびカソード側セパレータ11は、充分な導電性と強度と耐食性とを有する材料によって形成される。例えば、カーボン材料をプレス成形することや、また、充分な耐食性を実現可能であれば、金属など他の材料によって形成することとしてもよい。アノード側セパレータ9にはアノード5に燃料ガスを供給するための燃料ガス流路8が、カソード側セパレータ11にはカソード6に酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス流路10が形成される。さらにアノード側セパレータ9およびカソード側セパレータ11の内、少なくとも片方に単位セル2を冷却するための冷媒が流通する冷媒流路13が形成されている。
単位セル2には、積層方向に貫通し、燃料ガス流路8、酸化剤ガス流路10、冷媒流路13にそれぞれ連通する連通孔8a、10a、13aが形成され、単位セル2を積層することで各単位セル2に形成された連通孔8a、10a、13aが接続して、各ガス等が流通する連通流路を形成する。
ガスケット12は、シリコンゴム、EPDMまたはフッ素ゴム等のゴム状弾性材料によって形成されている。ガスケット12は、単品部品として説明したが、アノード側セパレータ9、カソード側セパレータ11あるいは弾性係数の大きい薄板材料等に一体的に構成されてもよい。弾性係数の大きい薄板材料は例えば、ポリカーボネ-ト、ポリエチレンテレフタレートのような材料で形成されており、電解質膜4に、例えば熱硬化型フッ素系あるいは熱硬化型シリコンのような液状シールによって接着される。
スタック1は、前述の単位セル2を所定数積層し、積層した単位セル2の積層方向(燃料電池積層方向)両端に、集電板14、エンドプレート16を配置して構成される。一対のエンドプレート16間に渡って長ネジ状のタイロッド3が設けられ、タイロッド3は、セル積層体の角部を貫通して設けられる。タイロッド3の一端には雄ネジが形成され、この雄ネジにナットを螺合することによりエンドプレート16間に設置されたセル積層体に圧縮荷重を負荷し、セル積層体を所定面圧で積層方向に締め付ける。ここで、タイロッド3は剛性を備えた材料、例えば鋼等の金属材料によって形成され、セル2同士の電気的短絡を防止するため、表面には絶縁の処理をした構造を有している。
なお、締結方法はタイロッド3がスタック1内部を貫通する構成とする必要はなく、積層体を挟んだ一対のエンドプレート16をテンションロッドで両側から抑えて、このテンションロッドをタイロッド3で締め付ける機構であっても良い。
集電板14は、緻密質カーボンや銅板などガス不透過な導電性部材によって形成されている。エンドプレート16は、剛性を備え且つ絶縁性に優れた材料、例えば樹脂材料によって形成されている。また、2枚の集電板14にはそれぞれ出力端子15が設けられており、スタック1で生じた起電力を出力可能となっている。
エンドプレート16および集電板14には、前述の単位セル2の連通孔8a、10a、13aに接続する連通孔23が形成されており、外部の図示しない供給源から燃料ガス、酸化剤ガス、冷媒が供給される。
次に本発明の発明のガスケット19およびガスケット19を用いた集電板14とエンドプレート16間のシール構造について説明する。ここでいうガスケット19は、集電板14とエンドプレート16とを連通して形成される、単位セル2に燃料ガス等を供給するための連通孔23からのガス等の漏洩を防止するためのガスケットである。なお、本発明のガスケット19は、本部位にのみ適用されるものでないことはいうまでもなく、作業性の向上と省スペース化が要求される部位に広く適用可能である。
本発明のガスケット19の詳細を図4に示す。ガスケット19は、磁石部20とゴム部21によりOリング状に形成される。環状の磁石部20は、ゴム部21の内部に設置され、その一部が外部に露出する。露出部20aは、ガスケット19が設置されるシール溝24の底面24cに面するように形成される。磁石部20に使用する磁石は、プラスチック磁石やゴム磁石、フェライト磁石や金属磁石等のゴム材より十分剛性の高い磁石が使用される。したがって、ガスケット19は、剛性を有する磁石部20を備えたため、ゴム部21に荷重が負荷して、変形してもガスケット19は位置ずれを生じることがない。また、ゴム部21は、シリコーンゴム、EPDM、フッ素ゴム、あるいは磁性ゴム等によって形成される。したがってゴム部21は、前述のタイロッド3による締結により変形し、当部位のシール性を確保することができる。
エンドプレート16に形成されたガスケット19を組み付けるシール溝24の構成を図5に示す。シール溝24は、ガスケット19を設置するため、連通孔23を取り囲むように環状に形成される。シール溝24の底部24cには、リング状の磁性部材22が固定される。磁性部材22の材料は、ニッケル、鋼、フェライト等の強磁性を持つ磁性材料を使用する。本実施形態においては、エンドプレート16に磁性部材22を組み込んでいるが、磁性部材22を磁石で構成し、ガスケット19の磁石部20を磁性材料で形成するようにしてもよい。
図6は、ガスケット19によるエンドプレート16と集電板14との間のシール構成、およびエンドプレート16と連通孔23に燃料ガス、酸化剤ガス、冷媒を流通するための配管18との間のシール構成を示す。なお、セル2と集電板14との間のシール性確保のために本発明のガスケット19を用いてもよい。
前述のようにエンドプレート16に形成されたシール溝24には、磁性部材22が固定され、さらにガスケット19が、シール溝24に設置される。ガスケット19をシール溝24に組み付けた状態で、前述のタイロッド3により締め付けられて、ガスケット19が変形し、シール性が確保される。
ここで、ガスケット19の磁石部20は、ゴム部21の芯となっており、ガスケット19にタイロッド3により荷重を加え、荷重によりゴム部21が変形しても、前述のように変形が磁石部20により規制され、位置ずれの発生を防止できる。この位置ずれ防止作用により、ガスケット組み付け時の作業性を向上することができる。また、ガスケット19の露出部20aを磁性部材22に面して設置することにより、ガスケット19は磁石部20と磁性部材22との間に発生する磁力によりシール溝24から抜け落ちることがない。さらに、例えば誤った取り付け方法をしてしまった際においても、ガスケット19は磁力により吸着されている為、容易に取り付けのし直しが可能であり、作業性の向上が図られる。また、ガスケット19は、ゴム部21を一般的なゴム材で構成されているため、シール性確保に必要な面圧が従来のメタルガスケットのように高くなることがなく、集電板14やエンドプレート16の肉厚を増加させる必要がない。
ガスケット19が設置される磁性部材22の他の構成を図7に示す。
この実施形態の磁性部材22は、底部22cから積層方向に延出する鍔部22a、22bを有しており、この鍔部22a、22bは、シール溝24の内周面に接して固定される。このように、磁性部材22がシール溝24に固定されることで、シール溝24とエンドプレート外縁との間のシール溝縁部25が補強されることになる。この補強により、シール溝縁部25を薄肉化してもシール溝24の縁部25は所定の強度を確保でき、連通孔23の位置を端部側に追いやることで、燃料ガス等の流路を広く形成することができ、言い換えると発電スペース(図中Xで示す)を広くすることが出来る。
図8に示すガスケット19Aは、磁石部20Aとゴム部21Aとからなり、燃料ガスが流通する貫通孔と、酸化剤ガスが流通する貫通孔と、冷媒が流通する貫通孔とのそれぞれ設けていたガスケットを一体化させた構成である。ガスケットを3箇所に別々に設置させる工程を一回の工程に減少させ、作業性を向上させることが可能となる。
図9は、ガスケット19Bに用いられる磁石部20Bの配置の一例を示す図である。図4では、環状の磁石部20を説明したが、これに限らず、例えば、図に示すように部分的に磁石部20Bを配置するようにしてもよい。図9では、磁石部20Bをゴム部21Bの中に等間隔に4箇所に配置した例を示す。この配置は、磁石部20Bが生じる磁力と作業性とを考慮して設定する。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。例えば、エンドプレートの絶縁性が確保されていない場合には、エンドプレートと集電板の間に絶縁板を設け、この絶縁板に磁性部材22を取り付ける等の工夫により、本発明が適用できる。
燃料電池スタックの斜視図である。 単位セルの斜視図である。 燃料電池スタックの側面図である。 磁石を内蔵したガスケットの構造を示す図である。 シール溝の構成を示す図である。 連通孔のシール構造を示す図である。 シール溝の補強構造の一例を示す図である。 磁石を内蔵したガスケット19の一体化構造である。 ガスケットの磁石部の配置の一例を示す図である。
符号の説明
1 スタック
2 単位セル
3 タイロッド
4 電解質膜
5 アノード
6 カソード
7 膜−電極アッセンブリ
8 燃料ガス流路
9 アノード側セパレータ
10 酸化剤ガス流路
11 カソード側セパレータ
12 ガスケット
13 冷媒流路
14 集電板
15 出力端子
16 エンドプレート
18 配管部品
19 ガスケット
20 磁石部
21 ゴム部
22 磁性部材
23 連通孔
24 シール溝
25 シール溝の縁部

Claims (11)

  1. 固体高分子電解質膜をアノードとカソードとにより挟持して構成される膜−電極アセンブリを、燃料ガス流路を成形したアノード側セパレータと、酸化剤ガス流路を成形したカソード側セパレータにより狭持することにより構成される単位セルを複数個積層した積層体と、
    前記積層体を積層方向に挟持する一対のエンドプレートと、
    このエンドプレートと前記積層体との間に設けられる集電板と、
    前記積層体、エンドプレートおよび集電板を積層方向に貫通するとともに、前記燃料ガス流路に流通させる燃料ガス、酸化剤ガス流路に流通させる酸化剤ガス、および前記積層体を冷却するための冷媒を流通させる流路を備えた燃料電池スタックにおいて、
    前記積層体と集電板との間、および前記エンドプレートと集電板との間に前記流路を流通する前記燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷媒の漏洩を防止するガスケットを設け、
    このガスケットは、弾性部材と磁石とから構成され、
    前記ガスケットが設置される前記積層体と集電板の一方、または前記エンドプレートと集電板の一方には、前記ガスケットと接する磁性材を設置することを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 前記ガスケットは、前記磁石が前記弾性部材に覆われつつ、その一部が外部に露出するように構成され、
    前記磁性材が、この露出した磁石に吸着されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池スタック。
  3. 前記ガスケットが設けられる前記積層体、集電板またはエンドプレートには、前記ガスケットを設けるシール溝が前記流路を取り囲むように設けられ、
    前記磁性体が、前記シール溝内に固定され、
    前記磁性体と前記ガスケットの磁石とが吸着することを特徴とする請求項2に記載の燃料電池スタック。
  4. 前記ガスケットの磁石は、環状の磁石であることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池スタック。
  5. 固体高分子電解質膜をアノードとカソードとにより挟持して構成される膜−電極アセンブリを、燃料ガス流路を成形したアノード側セパレータと、酸化剤ガス流路を成形したカソード側セパレータにより狭持することにより構成される単位セルを複数個積層した積層体と、
    前記積層体を積層方向に挟持する一対のエンドプレートと、
    このエンドプレートと前記積層体との間に設けられる集電板と、
    前記積層体、エンドプレートおよび集電板を積層方向に貫通するとともに、前記燃料ガス流路に流通させる燃料ガス、酸化剤ガス流路に流通させる酸化剤ガス、および前記積層体を冷却するための冷媒を流通させる流路を備えた燃料電池スタックにおいて、
    前記積層体と集電板との間、および前記エンドプレートと集電板との間に前記流路を流通する前記燃料ガス、酸化剤ガスおよび前記冷媒の漏洩を防止するガスケットを設け、
    このガスケットは、弾性部材と磁性部材とから構成され、
    前記ガスケットが設置される前記積層体と集電板の一方、または前記エンドプレートと集電板の一方には、前記ガスケットと接する磁石を設置することを特徴とする燃料電池スタック。
  6. 前記ガスケットは、前記磁性部材が前記弾性部材に覆われつつ、その一部が外部に露出するように構成され、
    前記磁石が、この露出した磁性部材を吸着することを特徴とする請求項5に記載の燃料電池スタック。
  7. 前記ガスケットが設けられる前記積層体、集電板またはエンドプレートには、前記ガスケットを設けるシール溝が前記流路を取り囲むように設けられ、
    前記磁石が、前記シール溝内に固定され、
    前記磁石と前記ガスケットの磁性部材とが吸着することを特徴とする請求項6に記載の燃料電池スタック。
  8. 前記ガスケットの磁性部材は、環状の磁性部材であることを特徴とする請求項5または6に記載の燃料電池スタック。
  9. 前記ガスケットは、前記燃料ガスの流路に設けられるガスケットと、前記酸化剤ガスの流路の設けられるガスケットと、前記冷媒の流路に設けられるガスケットのうち、少なくとも2つを一体的に形成することを特徴とする請求項1または5に記載の燃料電池スタック。
  10. 前記ガスケットの弾性体は、ゴム材で形成されることを特徴とする請求項1または5に記載の燃料電池スタック。
  11. 前記磁石には、プラスチック磁石、ゴム磁石、フェライト磁石や金属磁石を用いることを特徴とする請求項1または5に記載の燃料電池スタック。


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