JP2005251635A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単且つ経済的な構成で、各単セルの発電部とマニホールド部とにそれぞれ所望の荷重を確実に付与することを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタック10は、複数の単セル12が積層された積層体14を備え、前記積層体14とエンドプレート20bとの間に絶縁性のスペーサ部材22が介装される。スペーサ部材22は、額縁状に構成されており、発電部47aに対応して矩形状の凹部60を設けるとともに、この凹部60の略中央には、孔部62が形成される。凹部60には、ターミナルプレート16bが収容され、このターミナルプレート16bの端子部26bが孔部62に挿入される。
【選択図】図5

Description

本発明は、電解質の両側に電極を設けた電解質・電極構造体を、一対のセパレータで挟持する単セルを備え、複数の前記単セルが積層される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、電極触媒と多孔質カーボンからなるアノード側電極及びカソード側電極を対設して構成される電解質膜・電極構造体を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。
この燃料電池において、アノード側電極には、燃料ガス、例えば、主に水素を含有するガス(以下、水素含有ガスともいう)が供給される一方、カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば、主に酸素を含有するガスあるいは空気(以下、酸素含有ガスともいう)が供給される。アノード側電極に供給された燃料ガスは、電極触媒上で水素がイオン化され、電解質膜を介してカソード側電極側へと移動する。その間に生じた電子は外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。
通常、この燃料電池は、所望の発電力を得るために、所定数(例えば、数十〜数百)だけ積層した燃料電池スタックとして使用されている。この燃料電池スタックでは、燃料電池の内部抵抗の増大や反応ガスのシール性の低下等を阻止するために、積層されている各燃料電池同士を加圧保持する必要がある。
その際、燃料電池は、中央部に設けられる発電部と、該発電部の周囲に設けられる連通孔をシールするマニホールド部とを備えており、前記発電部と前記マニホールド部とでは、それぞれの最適締め付け荷重が異なっている。このため、例えば、特許文献1に開示されているように、マニホールド部が位置する領域を締め付ける第1の締め付け手段と、発電部が位置する領域を締め付ける第2の締め付け手段とを備えた固体高分子型燃料電池が知られている。
この特許文献1の燃料電池は、具体的には、図6に示すように、複数の単セル1が積層された燃料電池積層体2を備え、この燃料電池積層体2の積層方向両端に、エンドプレート3、4が配置されている。エンドプレート3、4は、締め付け板5a、5bに挟持されるとともに、前記締め付け板5a、5bは、ボルト6により積層方向に締め付けられている。
エンドプレート4は、発電部に臨む中央板部4aと、マニホールド部に臨む枠状板部4bとから分離構成されている。枠状板部4bは、ボルト6を介して締め付け板5a、5b間に付与される締め付け力によりマニホールド部に対して締め付け力を付与する一方、中央板部4aは、締め付け板5bに配置されている複数のボルト7を介して発電部に対して締め付け力を付与している。従って、発電部とマニホールド部とは、それぞれ適合した締め付け力を付与することができる、としている。
特開平8−88018号公報(図3)
しかしながら、上記の特許文献1では、発電部に所望の締め付け力を付与するために、締め付け板5bに配設された複数のボルト7の締め付け調整をしなければならず、各ボルト7の調整作業が相当に煩雑化し、作業性が低下するという問題が指摘される。さらに、ボルト7に代えて、複数の皿ばねや調整板又はベローズ等を用いることが開示されているが、部品数が増加するとともに、積層方向に長尺化するという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的な構成で、各単セルの発電部とマニホールド部とに、それぞれ所望の荷重を確実に付与することが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両側に電極を設けた電解質・電極構造体を、一対のセパレータで挟持する単セルを備え、複数の前記単セルが積層されるとともに、前記単セルは、中央部分に発電部が設けられる一方、該発電部の周囲に少なくとも反応ガスを前記単セルの積層方向に流す反応ガス連通孔を含むマニホールド部が設けられる燃料電池スタックである。
燃料電池スタックは、少なくとも単セルの積層方向一端側に配設され、マニホールド部に荷重を付与する絶縁性スペーサ部材と、前記絶縁性スペーサ部材の内側に配置され、発電部に荷重を付与するターミナル部材とを備えている。
また、絶縁性スペーサ部材の中央部に凹部が形成され、前記凹部にターミナル部材が収容されるとともに、前記ターミナル部材の厚さを調整することにより、発電部に付与される荷重が調整可能であることが好ましい。
さらに、絶縁性スペーサ部材の中央部に凹部が形成され、前記凹部にターミナル部材が収容されるとともに、前記ターミナル部材の厚さを調整することにより、マニホールド部に付与される荷重が調整可能であることが好ましい。
さらにまた、セパレータは、断面凹凸形状の反応ガス流路を形成する金属セパレータで構成されるとともに、複数の単セルが積層された積層体を収容する箱状ケーシングを備えることが好ましい。
本発明では、マニホールド部に荷重を付与する絶縁性スペーサ部材と、発電部に荷重を付与するターミナル部材とが個別に設けられており、前記マニホールド部と前記発電部とに、それぞれ所望の締め付け荷重を確実に付与することができる。これにより、簡単且つ小型な構成で、信頼性及び耐久性の向上を図ることが可能になるとともに、経済的である。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10の一部分解概略斜視図であり、図2は、前記燃料電池スタック10の概略斜視図であり、図3は、前記燃料電池スタック10の一部断面側面図である。
図1に示すように、燃料電池スタック10は、複数の単セル12が水平方向(矢印A方向)に積層された積層体14を備える。積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a、絶縁プレート18及びエンドプレート20aが外方に向かって、順次、配設される。
積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、絶縁性のスペーサ部材22及びエンドプレート20bが外方に向かって、順次、配設される。燃料電池スタック10は、四角形に構成されるエンドプレート20a、20bを端板として含む箱状ケーシング24により一体的に保持される。
ターミナルプレート16a、16bの略中央には、図1に示すように、積層方向外方に延在する端子部26a、26bが設けられる。端子部26a、26bは、絶縁性筒体28a、28bに挿入されて第1及び第2エンドプレート20a、20bの外部に突出する(図3参照)。
図3及び図4に示すように、各単セル12は、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)30と、前記電解質膜・電極構造体30を挟持する第1及び第2金属セパレータ32、34とを備える。第1及び第2金属セパレータ32、34は、金属製薄板を波形状やディンプル形状等にプレス加工することにより、断面凹凸形状を有している。
単セル12の長辺方向(図4中、矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔36a、冷却媒体を供給するための冷却媒体供給連通孔38a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔40bが設けられる。
単セル12の長辺方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔40a、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔38b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔36bが設けられる。
電解質膜・電極構造体30は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜42と、前記固体高分子電解質膜42を挟持するアノード側電極44及びカソード側電極46とを備える。
アノード側電極44及びカソード側電極46は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布された電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜42の両面に接合される。
単セル12では、アノード側電極44及びカソード側電極46を含む発電部47aが中央部に設けられる一方、該発電部47aの周囲に酸化剤ガス、燃料ガス及び冷却媒体を積層方向に流すマニホールド部47bが設けられる。
第1金属セパレータ32の電解質膜・電極構造体30に向かう面32aには、燃料ガス供給連通孔40aと燃料ガス排出連通孔40bとを連通する燃料ガス流路48が形成される。この燃料ガス流路48は、例えば、矢印B方向に延在する複数本の溝部により構成される。第1金属セパレータ32の面32bには、冷却媒体供給連通孔38aと冷却媒体排出連通孔38bとを連通する冷却媒体流路50が形成される。この冷却媒体流路50は、矢印B方向に延在する複数本の溝部により構成される。
第2金属セパレータ34の電解質膜・電極構造体30に向かう面34aには、例えば、矢印B方向に延在する複数本の溝部からなる酸化剤ガス流路52が設けられるとともに、この酸化剤ガス流路52は、酸化剤ガス供給連通孔36aと酸化剤ガス排出連通孔36bとに連通する。第2金属セパレータ34の面34bには、第1金属セパレータ32の面32bと重なり合って冷却媒体流路50が一体的に形成される。
第1金属セパレータ32の面32a、32bには、この第1金属セパレータ32の外周端部を周回して第1シール部材54が一体成形される。第1シール部材54は、面32aで燃料ガス供給連通孔40a、燃料ガス排出連通孔40b及び燃料ガス流路48を囲繞してこれらを連通させる一方、面32bで冷却媒体供給連通孔38a、冷却媒体排出連通孔38b及び冷却媒体流路50を囲繞してこれらを連通させる。第1シール部材54は、面32aに凸部55aを設けるとともに、面32bに凸部55bを設ける。
第2金属セパレータ34の面34a、34bには、この第2金属セパレータ34の外周端部を周回して第2シール部材56が一体成形される。第2シール部材56は、面34aで酸化剤ガス供給連通孔36a、酸化剤ガス排出連通孔36b及び酸化剤ガス流路52を囲繞してこれらを連通させる一方、面34bで冷却媒体供給連通孔38a、冷却媒体排出連通孔38b及び冷却媒体流路50を囲繞してこれらを連通させる。第2シール部材56は、面34aに凸部58を設ける。
図1及び図5に示すように、スペーサ部材22は、絶縁性材料、例えば、ポリカーボネート(PC)やフェノール樹脂等で形成されている。スペーサ部材22は、額縁状に構成されており、発電部47aに対応して矩形状の凹部60を設けるとともに、この凹部60の略中央には、孔部62が形成される。凹部60には、ターミナルプレート16bが収容され、このターミナルプレート16bの端子部26bが絶縁性筒体28bを介装して孔部62に挿入される。
スペーサ部材22の厚さT1は、矢印A方向に積層されているマニホールド部47bに所望の締め付け荷重を付与可能な厚さに設定される一方、前記スペーサ部材22の凹部60に収容されたターミナルプレート16bと該スペーサ部材22との積層厚さT2は、矢印A方向に積層されている発電部47aに所望の締め付け荷重を付与可能な厚さに設定される。実際上、スペーサ部材22の凹部60の深さは、予め設定されており、積層厚さT2は、ターミナルプレート16bの厚さT3を変更することによって設定される。
なお、スペーサ部材22の厚さT1を予め一定の厚さに設定しておき、ターミナルプレート16bの厚さT3を変更することにより、マニホールド部47bに所望の締め付け荷重を付与することも可能である。
ケーシング24は、図1に示すように、端板であるエンドプレート20a、20bと、積層体14の側部に配置される複数の側板70a〜70dと、前記側板70a〜70dの互いに近接する端部同士を連結するアングル部材(例えば、Lアングル)72a〜72dと、前記エンドプレート20a、20bと前記側板70a〜70dとを連結するそれぞれ長さの異なる連結ピン74a、74bとを備える。
エンドプレート20a、20bの上下各辺には、それぞれ2つの第1連結部76a、76bが突出形成されるとともに、両側の各辺には、それぞれ1つの第1連結部76c、76dが突出形成される。エンドプレート20a、20bの両側の各辺下端には、マウント用ボス部78a、78bが形成される。このボス部78a、78bが、図示しない搭載部位にボルト等を介して固定されることにより、燃料電池スタック10を、例えば、車両に搭載する。
積層体14の横方向両側に配置される側板70a、70cの長手方向両端には、第2連結部80a、80bが2つずつ形成される。積層体14の上下両側に配置される側板70b、70dの長手方向両端には、第2連結部82a、82bが3つずつ形成される。
側板70a、70cの各第2連結部80a、80b間には、エンドプレート20a、20bの両側の各辺の第1連結部76c、76dが配置されるとともに、これらに短尺な連結ピン74aが一体的に挿入されて、前記側板70a、70cが前記エンドプレート20a、20bに取り付けられる。
同様に、側板70b、70dの第2連結部82a、82bがエンドプレート20a、20bの上辺及び下辺の第1連結部76a、76bと交互に配置されるとともに、これらに長尺な連結ピン74bが一体的に挿入されて、前記側板70b、70dが前記エンドプレート20a、20bに取り付けられる。
側板70a〜70dには、短手方向両端縁部にそれぞれ複数のねじ孔84が形成される一方、アングル部材72a〜72dの各辺には、前記ねじ孔84に対応して孔部86が形成される。各孔部86に挿入される各ねじ88がねじ孔84に螺合することにより、アングル部材72a〜72dを介して側板70a〜70d同士が固定される。これにより、ケーシング24が構成される(図2参照)。
なお、アングル部材72a〜72dにねじ孔を形成する一方、側板70a〜70dに孔部を形成し、前記アングル部材72a〜72dを前記側板70a〜70dの内方に配置した状態で、これらを一体的にねじ止めしてもよい。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図2に示すように、燃料電池スタック10では、エンドプレート20aの酸化剤ガス供給連通孔36aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス供給連通孔40aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体供給連通孔38aに純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。このため、積層体14では、矢印A方向に重ね合わされた複数の単セル12に対し、酸化剤ガス、燃料ガス及び冷却媒体が、それぞれ矢印A方向に供給される。
図4に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔36aから第2金属セパレータ34の酸化剤ガス流路52に導入され、電解質膜・電極構造体30のカソード側電極46に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔40aから第1金属セパレータ32の燃料ガス流路48に導入され、電解質膜・電極構造体30のアノード側電極44に沿って移動する。
従って、各電解質膜・電極構造体30では、カソード側電極46に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極44に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる(図3参照)。
次いで、カソード側電極46に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔36bに沿って流動した後、エンドプレート20aから外部に排出される。同様に、アノード側電極44に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔40bに排出されて流動し、エンドプレート20aから外部に排出される。
また、冷却媒体は、冷却媒体供給連通孔38aから第1及び第2金属セパレータ32、34間の冷却媒体流路50に導入された後、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体30を冷却した後、冷却媒体排出連通孔38bを移動してエンドプレート20aから排出される。
この場合、本実施形態では、図1及び図5に示すように、エンドプレート20bに近接してスペーサ部材22が配設されるとともに、このスペーサ部材22は、中央部に矩形状の凹部60を設け、この凹部60にターミナルプレート16bが収容されている。
このため、発電部47aとマニホールド部47bとには、ターミナルプレート16bとスペーサ部材22とを介して、個別に所望の締め付け荷重を付与することができる。その際、それぞれの締め付け荷重を調整するためには、スペーサ部材22の厚さT1とターミナルプレート16bの厚さT3とを選択するだけでよく、簡単且つ小型な構成で、信頼性及び耐久性の向上を図ることが可能になるとともに、経済的であるという効果が得られる。
しかも、本実施形態では、スペーサ部材22をケーシング24内に収容するだけでよい。従って、スペーサ調整用ボルトや皿ばね、調整板又はベローズ等の部品が不要になり、部品点数の削減を図ることができ、経済的であるという利点がある。
なお、本実施形態では、ターミナルプレート16bをスペーサ部材22の凹部60に収容しているが、ターミナルプレート16aにおいても、前記ターミナルプレート16bと同様に構成することが可能である。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの一部分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの一部断面側面図である。 前記燃料電池スタックを構成する単セルの要部分解斜視図である。 前記燃料電池スタックの要部断面説明図である。 特許文献1の燃料電池の一部断面説明図である。
符号の説明
10…燃料電池スタック 12…単セル
14…積層体 16a、16b…ターミナルプレート
18…絶縁プレート 20a、20b…エンドプレート
22…スペーサ部材 24…箱状ケーシング
30…電解質膜・電極構造体 32、34…金属セパレータ
42…固体高分子電解質膜 44…アノード側電極
46…カソード側電極 47a…発電部
47b…マニホールド部 48…燃料ガス流路
50…冷却媒体流路 52…酸化剤ガス流路
54、56…シール部材 60…凹部
62…孔部 70a〜70d…側板
72a〜72d…アングル部材 74a、74b…連結ピン

Claims (4)

  1. 電解質の両側に電極を設けた電解質・電極構造体を、一対のセパレータで挟持する単セルを備え、複数の前記単セルが積層されるとともに、前記単セルは、中央部分に発電部が設けられる一方、該発電部の周囲に少なくとも反応ガスを前記単セルの積層方向に流す反応ガス連通孔を含むマニホールド部が設けられる燃料電池スタックであって、
    少なくとも前記単セルの積層方向一端側に配設され、前記マニホールド部に荷重を付与する絶縁性スペーサ部材と、
    前記絶縁性スペーサ部材の内側に配置され、前記発電部に荷重を付与するターミナル部材と、
    を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記絶縁性スペーサ部材の中央部に凹部が形成され、前記凹部に前記ターミナル部材が収容されるとともに、
    前記ターミナル部材の厚さを調整することにより、前記発電部に付与される荷重が調整可能であることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記絶縁性スペーサ部材の中央部に凹部が形成され、前記凹部に前記ターミナル部材が収容されるとともに、
    前記ターミナル部材の厚さを調整することにより、前記マニホールド部に付与される荷重が調整可能であることを特徴とする燃料電池スタック。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記セパレータは、断面凹凸形状の反応ガス流路を形成する金属セパレータで構成されるとともに、
    複数の前記単セルが積層された積層体を収容する箱状ケーシングを備えることを特徴とする燃料電池スタック。

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