JP2001243970A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JP2001243970A
JP2001243970A JP2000054242A JP2000054242A JP2001243970A JP 2001243970 A JP2001243970 A JP 2001243970A JP 2000054242 A JP2000054242 A JP 2000054242A JP 2000054242 A JP2000054242 A JP 2000054242A JP 2001243970 A JP2001243970 A JP 2001243970A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性が高く、発電性能に優れた低コストの
燃料電池を提供する。 【解決手段】 セパレータ1A〜1Dで、電解質4を一
対の電極5、6で挟んだ電極ユニット3を挟持したセル
2を複数個積層した積層体10と、積層体10の積層方
向に燃料ガス、酸化剤ガス、冷却剤のいずれかの流体を
通流する流体通路15M、16Mと、積層体10の少な
くとも一方の端部に設けられ、流体通路15M、16M
に流体を給排する給排通路15Bを有する絶縁性の給排
部材22と、給排部材22と積層体10で挟持された集
電部材20と、積層体10間の流体通路15M、16M
および給排部材22の給排通路15Bの流体から集電部
材20を遮断する遮断手段25が設けられていることを
特徴とする燃料電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】大気の汚染をできる限り減らすために自
動車の排ガス対策が重要になっており、その対策の一つ
として電気自動車が使用されているが、充電設備や走行
距離などの問題で普及に至っていない。
【0003】燃料電池は、水素と酸素を使用して電気分
解の逆反応で発電し、水以外の排出物がなくクリーンな
発電装置として注目されており、燃料電池を使用した自
動車が最も将来性のあるクリーンな自動車であると見ら
れている。燃料電池の中でも固体高分子電解質型燃料電
池が低温で作動するため自動車用として最も有望であ
る。
【0004】燃料電池は、所定出力規模に必要な数だけ
セルを直列に積層して積層体を構成する。このセルは、
二つの電極(燃料極と酸化剤極)で電解質を挟んだ電極
ユニットを、燃料ガスまたは酸化剤ガスのガス流路を有
するセパレータで挟んだ構造をしている。固体高分子電
解質型燃料電池の場合、電解質として固体高分子電解質
膜を使用する。
【0005】セパレータのガス流路に燃料ガスまたは酸
化剤ガスを供給、排出するために、積層体の積層方向に
沿うガス供給マニホールドおよびガス排出マニホールド
が設けられている。また燃料電池の温度を適温に保持す
るために、セルに平行に流れる冷却剤流路が設けられ、
この冷却剤流路に冷却剤を供給、排出するために、積層
体の積層方向に沿う冷却剤供給マニホールドおよび冷却
剤排出マニホールドが設けられている。
【0006】これらの燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷却
剤の供給マニホールドおよび排出マニホールドは、通常
セパレータの外周部に設けられた穴を連通することによ
り形成される。燃料電池の出力は、積層体の両端部に設
けられた集電板から取り出される。この集電板の外側に
は絶縁板が設けられ、その絶縁板の外側には積層体を保
持するために積層体の中心方向に押圧する押圧部材が設
けられている。
【0007】集電板には発電した電力を外部回路に取り
出すための出力端子が設けられている。集電板および出
力端子の構造は、燃料電池が発電した電力を効率的に取
り出し、かつ燃料電池の信頼性を確保するために重要な
要素である。
【0008】従来技術1として、特開平9−26600
7号公報には、流体の供給マニホールドおよび排出マニ
ホールドを形成する穴部が設けられた、セルと平行な平
板状の集電板と、この集電板と一体で、セルと平行方向
に突出した出力端子を有する一般的な燃料電池が開示さ
れている。
【0009】従来技術2として、特開平9−92324
号公報には、積層体の積層方向の中央に燃料等給排部材
が設けられ、この燃料等給排部材の、積層体の積層方向
と直交する側面から燃料ガス、酸化剤ガス、冷却剤を供
給・排出し、流体の供給マニホールドおよび排出マニホ
ールドを形成する穴部がない集電板を有する燃料電池が
開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1は、流体の供給マニホールドおよび排出マニホール
ドを形成する穴部が集電板を貫通しているため、集電板
の一部は還元性の水素ガス、空気などの酸化性の酸化剤
ガスあるいは冷却水などの冷却媒体に曝され、高い耐食
性を有する材料を使用しなければならない。
【0011】高い耐食性を有する材料としてカーボン系
の材料があるが、コストが高い上、金属に比べて抵抗が
大きい問題がある。抵抗が大きいと燃料電池で発電した
電力の一部が集電板で消費され、燃料電池全体の発電効
率が低下する問題が生ずる。またカーボン系の材料を使
用すると、その出力端子と外部配線との接続が難しく、
かつ脆性材料であるため出力端子部を破損する恐れがあ
る。
【0012】これらの問題を解決するには、集電板を金
属材料を使用すればよいが、腐食の問題を解決しなけれ
ばならない。電極における水素と酸素の反応により排気
ガスの水分が含まれる上、固体高分子電解質膜を加湿す
るために燃料ガスや酸化剤ガスに水蒸気を含ませている
ため、ガスの腐食性は極めて大きい。また発電された起
電力により電気化学反応が起き、腐食される恐れも大き
い。このため集電板の腐食の問題を解決することは極め
て重要である。
【0013】集電板を金などの耐食性の材料で被覆する
ことが考えられるが、コストが高い上、ピンホールをま
ったくなくすことが難しく、長期にわたる耐久性を保証
することが困難である。流体の供給マニホールドおよび
排出マニホールドを形成する穴部の周囲をシールするガ
スケットを設けることも考えられるが、構造が複雑にな
る問題がある。
【0014】また従来技術2は、両端部の集電板はガス
などに触れない構造であるが、積層体の積層方向の中央
に設けられた燃料等給排部材には導電性の材料を使用す
る必要があり、かつ流体を通す穴が設けられているの
で、出力端子にかかわる問題はないが、それ以外は従来
技術1と同様の問題がある。さらに燃料等給排部材はそ
の機能上、各方向に向かって穴をあけた構造とする必要
があり、非常に複雑な構造であるので、製作が困難であ
り、コストの高いものになる。
【0015】本発明は上記課題を解決したもので、信頼
性が高く、発電性能に優れた低コストの燃料電池を提供
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、燃料ガス、
酸化剤ガス、冷却剤の少なくとも一つの流体流路を有す
るセパレータで、電解質を一対の電極で挟んだ電極ユニ
ットを挟持したセルを複数個積層した積層体と、該積層
体の積層方向に燃料ガス、酸化剤ガス、冷却剤のいずれ
かの流体を通流する流体通路と、前記積層体の少なくと
も一方の端部に設けられ、前記流体通路に流体を給排す
る給排通路を有する絶縁性の給排部材と、該給排部材と
前記積層体で挟持された集電部材と、前記積層体間の流
体通路および前記給排部材の給排通路の流体から前記集
電部材を遮断する遮断手段が設けられていることを特徴
とする燃料電池である。
【0017】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0018】すなわち、集電部材が腐食性のある流体か
ら遮断されているので、集電板が腐食されることがなく
信頼性の高い燃料電池ができる。腐食の恐れがないため
集電部材の材料として導電性に優れた金属を使用できる
ので、抵抗ロスが低減でき、発電性能に優れた燃料電池
ができる。また低コストの金属が使用でき、耐食性の被
覆も必要ないので、低コストの燃料電池ができる。さら
に集電部材にはシール部材が必要ないので、構造が簡単
となり低コストの燃料電池ができる。集電部材も小さく
できるので低コストの燃料電池ができる。
【0019】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、前記集電部材と連結された出
力端子が給排部材の内部を通って直接外部に突出されて
いることを特徴とする請求項1記載の燃料電池である。
【0020】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0021】すなわち、出力端子が給排部材の内部を通
って直接外部に突出されているので、電極の周囲を流体
の給排出孔で囲まれている場合にも出力端子を各流体か
ら遮断した状態で燃料電池の外部に突出させることがで
きる。これにより集電板と同様に出力端子として導電性
に優れた金属を使用でき、抵抗ロスが少なく、発電性能
が高い燃料電池ができる。また出力端子を金属にできる
ので、出力端子と外部回路を連結するときの接触抵抗を
低減できる。さらに出力端子を金属にできるので、出力
端子を破損する恐れがなく信頼性の高い燃料電池ができ
る。
【0022】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技
術的手段と称する。)は、前記出力端子が前記積層体の
積層方向の外部に突出していることを特徴とする請求項
2記載の燃料電池である。
【0023】上記第3の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0024】すなわち、出力端子を集電部材の中心に近
いところに設けることができるので、集電部と出力端子
の距離を近くできため、集電部材を薄くでき低コスト化
できる。また出力端子を通すための給排部材の構造を単
純にできるので、低コストの燃料電池ができる。
【0025】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項4において講じた技術的手段(以下、第4の技
術的手段と称する。)は、フランジ状張出部を有する給
排気管が設けられ、該給排気管のフランジ状張出部が、
前記給排部材の給排通路に流体が通流できるように前記
給排部材に当接され、前記フランジ状張出部を前記給排
部材方向に押圧し、かつ前記給排部材を前記積層体の中
心方向に押圧する押圧部材が設けられていることを特徴
とする請求項1記載の燃料電池である。
【0026】上記第4の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0027】すなわち、給排気管を給排部材と別体で製
造でき、簡単な構造で給排気管の給排通路と連結できる
ので、給排気管として最適な材料を選択でき、かつ低コ
スト化できる。またフランジ管はステンレスなどの耐食
性材の管を容易に加工できる形状であるので、耐食性の
給排気管を低コストで製造できる。
【0028】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項5において講じた技術的手段(以下、第5の技
術的手段と称する。)は、前記給排部材に前記出力端子
を挿入できる鞘部が設けられ、該鞘部が前記押圧部材を
貫通していることを特徴とする請求項3、4記載の燃料
電池である。
【0029】上記第5の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0030】すなわち、出力端子が絶縁性の鞘部の内部
にあるので、押圧部材として強度と剛性に優れた金属を
用いることができる。これにより燃料電池に供給される
流体によって生ずる内圧を支えることができ、複雑な形
状の押圧部材を低コストに製造できる。
【0031】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項6において講じた技術的手段(以下、第6の技
術的手段と称する。)は、前記押圧部材に、少なくとも
前記給排部材の一部を囲む外套部が設けられていること
を特徴とする請求項1〜5記載の燃料電池である。
【0032】上記第6の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0033】すなわち、外套部で給排部材を囲んでいる
ので、燃料電池の内圧が高い場合でも給排部材の破損を
防止でき、信頼性の高い燃料電池ができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面に基づいて説明する。
【0035】図1は本発明の実施例の積層体の一部を示
す説明断面図である。図2は実施例の燃料電池の部分断
面図であり、図3は実施例の集電板の平面図であり、図
4は実施例の集電板が当接するセパレータを集電板側か
ら見た平面図であり、図5は実施例の押圧部材の外観図
である。
【0036】固体高分子電解質膜4は、一対の電極(酸
化剤極5、燃料極6)で挟んで接合されている。前記固
体高分子電解質膜4は酸化剤極5および燃料極6より大
きい面積を有し、酸化剤極5および燃料極6の周囲端よ
りはみ出した構造で、このはみ出した部分に、エチレン
プロピレンゴム製のガスケット7が射出成形により一体
成形されている。前記固体高分子電解質膜4、酸化剤極
5、燃料極6およびガスケット7で電極ユニット3が構
成されている。
【0037】セパレータ1Aとセパレータ1Bで電極ユ
ニット3を挟持して一つのセル2aが形成され、またセ
パレータ1Bとセパレータ1Cで電極ユニット3を挟持
してもう一つのセル2bが形成されている。実施例の場
合セパレータ1Bはセル2aと2bで共用され、燃料電
池の小型化に寄与している。セル2a、2bが多数積層
されて積層体10が構成されている。
【0038】セパレータ1Aとセパレータ1Bで、また
セパレータ1Bとセパレータ1Cでそれぞれガスケット
7を挟持して、水素を主成分とする燃料ガス、空気など
の酸化剤ガスおよび冷却水などの冷却媒体をシールして
いる。セパレータ1Aとセパレータ1Cの間にもガスケ
ット7aを設け、燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷却媒体
をシールしている。
【0039】セパレータ1Aと電極ユニット3の間、セ
パレータ1Bと電極ユニット3の間を燃料ガスが通流す
る燃料ガス流路11aが、前記セパレータ1Aおよびセ
パレータ1Bにそれぞれ設けられている。セパレータ1
Bと電極ユニット3の間、セパレータ1Cと電極ユニッ
ト3の間を酸化剤ガスが通流する酸化剤ガス流路11b
が、前記セパレータ1Bおよびセパレータ1Cにそれぞ
れ設けられている。セパレータ1Aとセパレータ1Cの
間には電極ユニットがなく、冷却媒体が通流する冷却媒
体流路11cが、前記セパレータ1Cおよびセパレータ
1Aに設けられている。
【0040】図4はセパレータ1Dの平面図であるが、
セパレータ1A、1B、1Cでも流体の供給孔、排出孔
の構造は同じである。セパレータ1A〜1Dおよびガス
ケット7には、燃料ガス供給孔13、燃料ガス排出孔
9、酸化剤ガス供給孔15、酸化剤ガス排出孔16、冷
却媒体供給孔17および冷却媒体排出孔18が設けられ
ている。
【0041】燃料電池として組み立てられたとき、酸化
剤ガス供給孔15は積層体の積層方向に酸化剤ガスを通
流する酸化剤ガス通路である酸化剤ガス供給マニホール
ド15Mを形成する。同様に、燃料電池として組み立て
られたとき、酸化剤ガス排出孔16、燃料ガス供給孔1
3、燃料ガス排出孔9、冷却媒体供給孔17および冷却
媒体排出孔18は、積層体の積層方向にそれぞれの流体
を通流する流体通路である酸化剤ガス排出マニホールド
16M、燃料ガス供給マニホールド、燃料ガス排出マニ
ホールド、冷却媒体供給マニホールドおよび冷却媒体排
出マニホールドを形成する。
【0042】セパレータ1A〜1Dには、燃料電池に組
み立てられたとき、ガスケット7の凸部が当接して燃料
ガス、酸化剤ガス、冷却媒体をシールする溝部8が設け
られている。セパレータ1A〜1Dには、燃料電池に組
み立てるときにボルトを通すボルト穴14が4隅に設け
られている。セパレータ1Dには、集電板が当接する平
面である集電板当接面30が設けられている。積層体1
0の集電板当接面30に集電部材である集電板20が当
接されている。その外側に絶縁性のポリフェニレンサル
ファイド(PPS)製で造られた給排部材22が設けら
れ、集電板20が給排部材22と積層体10で挟持され
ている。給排部材22の外側に、押圧部材であるAlダ
イカスト合金製のエンドプレート23が順に設けられて
いる。集電板20の大きさは電極の大きさとほぼ同じで
あり、流体をシールする溝部8より内側に配置されてい
る。集電板20は銅製で、銅製の出力端子21が結合さ
れている。出力端子21はL字型で、その一方の面が集
電板20に溶接されている。
【0043】一方(図2の右側)の給排部材22の上部
には酸化剤ガス供給マニホールド15Mに連通する酸化
剤ガス供給通路15Bが設けられている。また図示され
ていないが、上記の給排部材22には燃料ガス供給通
路、冷却媒体供給通路が設けられている。給排部材22
には出力端子21を取り囲むことができる鞘部22aが
設けられている。図示されていないが、他方の給排部材
の下方には、それぞれの排出マニホールドに連通する流
体排出通路が設けられ、出力端子21を取り囲むことが
できる鞘部が設けられている。
【0044】一方(図2の右側)のエンドプレート23
には、給排部材22の酸化剤ガス供給通路15B、燃料
ガス供給通路、冷却媒体供給通路に連通する給排気管で
あるフランジ管24、27、28を通すことができる穴
部23b、23c、23dが設けられている。他方のエ
ンドプレート23にも、他方の給排部材22の流体排出
通路に連通する給排気管であるフランジ管を通すことが
できる穴部が設けられている。これらのフランジ管は耐
食性のあるステンレス製である。
【0045】エンドプレート23には、鞘部22aを通
すことができる穴部23aが設けられ、給排部材22の
積層方向に沿う外形側を囲む外套部23fが設けられて
いる。また給排部材22、エンドプレート23にも、燃
料電池に組み立てるときにボルトを通すボルト穴が4隅
に設けられている。
【0046】集電板20、給排部材22、エンドプレー
ト23などの組み付け手順を説明する。図2の部分断面
図における右側の断面部分で説明する。積層体10の端
部に配置されたセパレータ1Dの集電板当接面30に集
電板20を当接し、セパレータ1Dの溝部8に遮断手段
であるシール部材25を配置する。次に給排部材22
を、酸化剤ガス供給通路15B、燃料ガス供給通路、冷
却媒体供給通路がそれぞれ酸化剤ガス供給マニホールド
15M、燃料ガス供給マニホールド、冷却媒体供給マニ
ホールドに連通し、その鞘部22aに出力端子21が収
まるように、かつ集電板20をセパレータ1D側に押さ
えるように配置する。
【0047】給排部材22の酸化剤ガス供給通路15B
とフランジ管24が連通するように、Oリング26を介
してフランジ管24のフランジ状張出部24aを給排部
材22に当接する。同様に、給排部材22の燃料ガス供
給通路、冷却媒体供給通路と対応するフランジ管27、
28が連通するように、Oリング26を介してフランジ
管27、28のフランジ状張出部を給排部材22に当接
する。次に給排部材22の外側からエンドプレート23
を、フランジ管24、27、28が穴部23b、23
c、23dに収まるように、かつ給排部材22の鞘部2
2aが穴部23aを通り、外套部23fで給排部材22
を取り囲むように配置する。
【0048】図2の左側の集電板20、給排部材22、
エンドプレート23なども同様に配置する。その後、セ
パレータ1A〜1D、給排部材22、エンドプレート2
3の4隅に設けられた4つの貫通孔にボルト29aを貫
通させ、ナット29bとで適当なトルクで締結する。こ
れにより集電板20、給排部材22、フランジ管24、
27、28が固定されると同時に、セパレータ1Dと集
電板20の間の接触抵抗を低減できる。また各種のシー
ル部で流体を確実にシールできる。
【0049】実施例の燃料電池の機能を説明する。図2
に示す燃料電池は、右側上方から酸化剤ガス(空気)、
燃料ガス、冷却剤(冷却水)が、フランジ管24、2
7、28から燃料電池に供給される。
【0050】燃料電池に供給された酸化剤ガスは、酸化
剤ガス供給マニホールド15Mを通流し、セパレータ1
B、1Cの酸化剤ガス流路11bに供給される。この酸
化剤ガス流路11bを通流する酸化剤ガス中の酸素が酸
化剤極5の反応に使われる。この反応に使われなかった
酸化剤ガスは酸化剤ガス排出マニホールド16Mを通流
して、図2に示す燃料電池の左側下方から燃料電池の外
部に排出される。
【0051】同様に、燃料電池に供給された燃料ガスは
燃料ガス供給マニホールドを通流し、セパレータ1A、
1Bの燃料ガス流路11aに供給される。この燃料ガス
流路11aを通流する燃料ガス中の水素が燃料極6の反
応に使われる。この反応に使われなかった燃料ガスは燃
料ガス排出マニホールドを通流して、図2に示す燃料電
池の左側下方から燃料電池の外部に排出される。
【0052】燃料電池に供給された冷却剤は冷却剤供給
マニホールドを通流し、セパレータ1A、1Cの冷却剤
流路11cに供給される。冷却剤流路11cに供給され
た冷却剤は燃料電池を発電に適した温度に制御し、冷却
剤排出マニホールドに排出され、図2に示す燃料電池の
左側下方から燃料電池の外部に排出される。
【0053】酸化剤極5、燃料極6の反応で電極ユニッ
ト3に0.5〜0.8Vの起電力が発生し出力電流を取
り出すことができる。所定の起電力が得られるように、
電極ユニットが多数直列に積層されている。積層された
各電極ユニット3の起電力の総計の起電力が、積層体1
0の両端部に配置されたセパレータ1Dに生ずる。この
起電力は、集電板20に伝達され、出力端子21を介し
て図示されない外部回路に出力電流を取り出すことがで
きる。燃料電池自動車の場合は、モータを回転する動力
や制御装置など補機の電力として使用される。
【0054】燃料電池の起電力は電極部だけに発生する
ため、集電板20の面積は電極5、6の面積だけあれば
十分であるが、各流体から集電板20が遮断できる面積
なら適宜適用できる。集電板20の面積の下限は特に限
定されないが、セパレータ1Dに生ずる起電力を効率的
に外部に伝達するためには電極5、6の面積の60%以
上ある方が好ましい。集電板20は、電極5、6とほぼ
同じ大きさであることが集電効率とコストのバランスの
上から好ましい。この集電板20は、従来の集電板に比
べて小さくできるので、低コスト化できる。
【0055】集電板20は遮断手段であるシール部材2
5により各流体から遮断されているため、酸化剤ガス、
燃料ガス、冷却媒体に接触することがないので、腐食さ
れることがなく信頼性が高い燃料電池ができる。このた
め集電板20の材料として導電性に優れた金属を使用で
き、抵抗ロスが低減できるので、発電性能に優れた燃料
電池ができる。また低コストのアルミ、鉄、銅などが使
用でき、耐食性の被覆も必要ないので、低コスト化でき
る。従来の集電板は、その両面にガスケットなどのシー
ル部材が配置されていたが、そのシール部材が不必要で
あるので、構造が簡単になり低コスト化できる。
【0056】出力端子21は給排部材22の内部を通っ
て、積層体10の積層方向の外部に直接突出されている
が、各流体から遮断されていれば、その形状や突出方向
に限定はない。例えば、集電板20と一体で形成され、
積層体10の積層方向と直交する方向に突出させること
もできる。図6は出力端子の形状を変えた変形例の部分
断面図である。セパレータ1E、出力端子21A、給排
部材22A、エンドプレート23Aの形状が変更されて
いるだけで、実施例と同じであるので、同じ部材には同
じ符号をつけ説明は省略する。
【0057】セパレータ1Eの構造は、燃料ガス排出孔
9、酸化剤ガス排出孔16、冷却媒体排出孔18が設け
られていないこと以外はセパレータ1Dと同じである。
出力端子21Aは集電板20と一体で形成され、燃料電
池の下方に突出されている。この出力端子21Aの突出
方向は、燃料電池の横の側面方向など、各流体から遮断
されていれば燃料電池の用途に合わせて適宜選択でき
る。
【0058】集電板20は、実施例と同様に、給排部材
22Aでセパレータ1E側に押さえられてる。また給排
部材22Aも、実施例と同様に、エンドプレート23A
により押圧されている。この変形例の場合は、給排部材
22Aに鞘部22aを設ける必要がなく、エンドプレー
ト23Aに穴部23aを設ける必要もないので、これら
の部材の構造が簡単になる。
【0059】実施例のように電極の周囲を流体の給排出
孔で囲まれている場合には、各流体から遮断した状態で
出力端子を燃料電池の側面方向に突出させることはでき
ない。この場合、実施例のように出力端子21を給排部
材22の内部を通って外部に突出させれば、各流体から
遮断した状態で出力端子21を燃料電池の外部に突出さ
せることができる。腐食の心配がないので、出力端子2
1として導電性の金属を使用でき、抵抗ロスが少ない燃
料電池ができる。出力端子21が金属製であれば、出力
端子21と外部回路を連結するときの接触抵抗が小さく
でき、出力端子21が破損する恐れもない。
【0060】出力端子21Aを燃料電池の側面方向に突
出させる変形例の形状であると、集電部と出力端子21
Aの距離が遠くなり、また近い部分と最も遠い部分の差
が大きくなるため、その差が問題にならないように十分
抵抗を低くする必要から、集電板20の厚さを厚くしな
ければならない。しかし、実施例ののように出力端子2
1を給排部材22の内部を通って外部に突出させれば、
出力端子21を集電板20の中心に近いところに設ける
ことができるので、集電部と出力端子21の距離が近い
ため、集電板20は薄くできる。
【0061】積層体10の積層方向の外部に出力端子2
1を突出させている実施例の構造を採用したばあい、給
排部材22の積層方向に穴を設けるという単純な構造で
出力端子を通すことだできるので、低コストの燃料電池
ができる。
【0062】給排部材22、22Aは絶縁性のPPS製
であるが、絶縁性で、耐熱性、耐薬品性にすぐれた材料
であれば特に限定されない。しかし給排通路や鞘部22
aなどを有する複雑な形状の給排部材22、22Aを低
コストで成形できるフェノール樹脂、エポキシ樹脂など
の熱可塑性樹脂、PPS、変性ポリフェニレンオキシド
樹脂などの熱硬化性樹脂などが適している。中でも本実
施例のPPS製は、耐薬品性、耐熱強度が高いので適し
ている。給排部材22は一体で成形されているが、鞘部
22aで分割することもできる。この場合も出力端子が
給排部材の内部を通って外部に突出する構造のうちに含
まれる。
【0063】実施例では給排気管として給排部材22、
22Aと別体のフランジ管24、、27、28を使用し
ているが、給排気管を給排部材22、22Aと一体で成
形してもかまわない。しかし、別体であれば給排気管の
材質を適宜選択でき、外部管路との連結とそれに必要な
強度を考慮した材料を選択できる。
【0064】また給排気管はフランジ管でなくとも、例
えばねじ込み式の管でもよいが、腐食性のある流体が通
流するので、耐食性に優れた材質でなければならない。
フランジ管はステンレスなどの耐食性材の管を容易に加
工できる形状であるので、耐食性の給排気管を低コスト
で製造できる。
【0065】エンドプレート23、23Aを使用せず
に、給排部材22、22Aが押圧部材を兼ねることも可
能であるが、燃料電池に供給される流体によって生ずる
内圧を支えるための強度と剛性を有する材料を適宜選択
できるので、給排部材と押圧部材を別体にする利点があ
る。また給排部材と押圧部材を別体にすれば、給排気管
をフランジ管24にしたときのフランジ管24のフラン
ジ状張出部24aを給排部材22方向に押圧する部材を
押圧部材(エンドプレート23、23A)が兼ねること
ができる。
【0066】エンドプレート23、23Aには給排部材
22を囲む外套部23fが設けられているので、燃料電
池の内圧が高い場合でも給排部材が破損する恐れがな
い。また出力端子21が給排部材22に設けられた鞘部
22aに挿入され、この鞘部22aが押圧部材23に設
けられた穴部23aに挿入されて押圧部材23を貫通し
ているので、押圧部材の材料として絶縁性でないAl合
金や鉄系合金などの金属を使用できる。金属を使用すれ
ば、燃料電池に供給される流体によって生ずる内圧を支
えるための強度と剛性を有し、複雑な形状を製造できる
ので有利である。押圧部材の材料としては充分な強度と
剛性を有するエンジニアリングプラスチックも利用でき
る。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明は、燃料ガス、酸
化剤ガス、冷却剤の少なくとも一つの流体流路を有する
セパレータで、電解質を一対の電極で挟んだ電極ユニッ
トを挟持したセルを複数個積層した積層体と、該積層体
の積層方向に燃料ガス、酸化剤ガス、冷却剤のいずれか
の流体を通流する流体通路と、前記積層体の少なくとも
一方の端部に設けられ、前記流体通路に流体を給排する
給排通路を有する絶縁性の給排部材と、該給排部材と前
記積層体で挟持された集電部材と、前記積層体間の流体
通路および前記給排部材の給排通路の流体から前記集電
部材を遮断する遮断手段が設けられていることを特徴と
する燃料電池であるので、信頼性が高く、発電性能に優
れた低コストの燃料電池を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の積層体の一部を示す説明断面
【図2】実施例の燃料電池の部分断面図
【図3】実施例の集電板の平面図
【図4】実施例の集電板が当接するセパレータを集電板
側から見た平面図
【図5】実施例の押圧部材の外観図
【図6】出力端子の形状を変えた変形例の部分断面図
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D、1E…セパレータ 2…セル 3…電極ユニット 4…固体高分子電解質膜(電解質) 5…酸化剤極(電極) 6…燃料極(電極) 8…溝部(シール部) 10…積層体 11a…燃料ガス流路(流体流路) 11b…酸化剤ガス流路(流体流路) 11c…冷却媒体流路(流体流路) 15B…酸化剤ガス供給通路(給排通路) 15M…酸化剤ガス供給マニホールド(流体通路) 16M…酸化剤ガス排出マニホールド(流体通路) 20…集電板(集電部材) 21、21A…出力端子 22、22A…給排部材 22a…鞘部 23、23A…エンドプレート(押圧部材) 23a…穴部 23f…外套部 24、27、28…フランジ管 24a、27a、28a…フランジ状張出部 30…集電板当接面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガス、酸化剤ガス、冷却剤の少なく
    とも一つの流体流路を有するセパレータで、電解質を一
    対の電極で挟んだ電極ユニットを挟持したセルを複数個
    積層した積層体と、該積層体の積層方向に燃料ガス、酸
    化剤ガス、冷却剤のいずれかの流体を通流する流体通路
    と、前記積層体の少なくとも一方の端部に設けられ、前
    記流体通路に流体を給排する給排通路を有する絶縁性の
    給排部材と、該給排部材と前記積層体で挟持された集電
    部材と、前記積層体間の流体通路および前記給排部材の
    給排通路の流体から前記集電部材を遮断する遮断手段が
    設けられていることを特徴とする燃料電池。
  2. 【請求項2】 前記集電部材と連結された出力端子が給
    排部材の内部を通って直接外部に突出されていることを
    特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  3. 【請求項3】 前記出力端子が前記積層体の積層方向の
    外部に突出していることを特徴とする請求項2記載の燃
    料電池。
  4. 【請求項4】 フランジ状張出部を有する給排気管が設
    けられ、該給排気管のフランジ状張出部が、前記給排部
    材の給排通路に流体が通流できるように前記給排部材に
    当接され、前記フランジ状張出部を前記給排部材方向に
    押圧し、かつ前記給排部材を前記積層体の中心方向に押
    圧する押圧部材が設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の燃料電池。
  5. 【請求項5】 前記給排部材に前記出力端子を挿入でき
    る鞘部が設けられ、該鞘部が前記押圧部材を貫通してい
    ることを特徴とする請求項3、4記載の燃料電池。
  6. 【請求項6】 前記押圧部材に、少なくとも前記給排部
    材の一部を囲む外套部が設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜5記載の燃料電池。
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