JP2005285402A - 燃料電池スタック - Google Patents

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高 小阪
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広行 田中
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Abstract

【課題】簡単且つ経済的な構成で、端部からの放熱を良好に阻止し、低温始動を迅速に行うことを可能にする。
【解決手段】積層体14の端部には、ターミナルプレート16a、16b、絶縁プレート18a、18b及びエンドプレート20a、20bが配設される。絶縁プレート18a、18bの中央部には、凹部60a、60bが設けられ、この凹部60a、60bにターミナルプレート16a、16bが収容される。凹部60a、60bの内壁面と、ターミナルプレート16a、16bの外周面との間には、所定の隙間を設けて断熱層として機能する空気室66a、66bが形成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体を、一対のセパレータで挟持する単セルを備え、複数の前記単セルが積層されるとともに、前記単セルの積層方向両端には、ターミナルプレート、絶縁部材及びエンドプレートが配設される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、電極触媒と多孔質カーボンからなるアノード側電極及びカソード側電極を対設して構成される電解質膜・電極構造体を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。
この燃料電池において、アノード側電極には、燃料ガス、例えば、主に水素を含有するガス(以下、水素含有ガスともいう)が供給される一方、カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば、主に酸素を含有するガスあるいは空気(以下、酸素含有ガスともいう)が供給される。アノード側電極に供給された燃料ガスは、電極触媒上で水素がイオン化され、電解質膜を介してカソード側電極側へと移動する。その間に生じた電子は外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。
通常、この燃料電池は、所望の発電力を得るために、所定数(例えば、数十〜数百)だけ積層した積層体を構成し、前記積層体の両端には、各燃料電池で発電された電力を集めるためのターミナルプレート、前記積層体及び前記ターミナルプレートを保持するためのエンドプレート、並びに前記ターミナルプレートと前記エンドプレートとを絶縁するための絶縁プレートが配設された燃料電池スタックとして使用されている。
この場合、ターミナルプレート、絶縁プレート及びエンドプレートは、略全面が密着するように積層されており、部品毎の熱伝達が向上して内部の熱が伝わり易い。従って、特に放熱性の高いターミナルプレートの周辺部から熱が放出され、燃料電池スタックの端部における放熱性が向上している。
ところが、燃料電池スタックの端部の放熱性が高いため、特に低温始動時において、積層体を構成する端部セルの温度が上昇しないおそれがある。このため、端部セルでは、放熱により適正作動温度まで昇温し難く、発電性能が低下するという問題がある。
そこで、低温下における燃料電池の起動を容易に行うことを目的として、特許文献1に開示されている燃料電池スタックが採用されている。図8に示すように、燃料電池スタック1は、電解質膜・電極構造体2を一対のセパレータ3で挟持する燃料電池4を備え、前記燃料電池4が複数積層されて積層体5が構成されている。
この積層体5の両端には、発熱体6a、6bを介して集電体7a、7bが積層されるとともに、この集電体7a、7bには、図示しない絶縁部材及びエンドプレートが積層されている。積層体5の両端には、端子8a、8bが電気的に接続されており、この端子8a、8bは、スイッチSW1、SW2を介して負荷系9に接続可能である。
このような構成において、燃料電池スタック1の低温始動時には、スイッチSW1、SW2がオフ状態となって発熱体6a、6bが通電状態となり、前記発熱体6a、6bが発熱する。この発熱によって、燃料電池スタック1の端部の温度が通常の始動時に比較して早く昇温し、前記燃料電池スタック1全体が通常発電を行い得る状態に昇温される、としている。
特開2003−308863号公報(図3)
しかしながら、上記の特許文献1では、燃料電池スタック1内に低温始動専用の発熱体6a、6bが組み込まれており、前記燃料電池スタック1全体が積層方向に大型化するという問題がある。しかも、セル温度を検出してスイッチSW1、SW2を切り替え制御しなければならず、制御が煩雑化するという問題が指摘される。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的な構成で、端部からの放熱を良好に阻止し、低温始動を迅速に行うことが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体を、一対のセパレータで挟持する単セルを備え、複数の前記単セルが積層されるとともに、前記単セルの積層方向両端には、ターミナルプレート、絶縁部材及びエンドプレートが配設される燃料電池スタックである。
そこで、絶縁部材は、中央部に凹部が形成された枠形状に構成されており、前記凹部にターミナルプレートが収容されるとともに、前記凹部の内壁面と前記ターミナルプレートの外周面との間には、空気室が形成されている。
また、絶縁部材は、凹部の内壁面に複数のリブを設け、前記複数のリブによりターミナルプレートの外周面を位置決め支持することが好ましい。
本発明では、凹部の内壁面とターミナルプレートの外周面との間に形成された空気室が、断熱層として機能するため、特に放熱性の高い前記ターミナルプレートからの放熱を良好に抑制することができる。しかも、絶縁部材の凹部にターミナルプレートが収容されているだけであり、特別な発熱構造等が不要になる。
これにより、簡単且つ経済的な構成で、端部からの放熱を良好に阻止し、低温始動を迅速に行うことが可能になる。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10の一部分解概略斜視図であり、図2は、前記燃料電池スタック10の概略斜視図であり、図3は、前記燃料電池スタック10の一部断面側面図である。
図1に示すように、燃料電池スタック10は、複数の単セル12が水平方向(矢印A方向)に積層された積層体14を備える。積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a、絶縁プレート(絶縁部材)18a及びエンドプレート20aが外方に向かって、順次、配設される。
積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、絶縁プレート(絶縁部材)18b及びエンドプレート20bが外方に向かって、順次、配設される。燃料電池スタック10は、四角形に構成されるエンドプレート20a、20bを端板として含む箱状ケーシング24により一体的に保持される。
ターミナルプレート16a、16bの略中央には、図1に示すように、積層方向外方に延在する端子部26a、26bが設けられる。端子部26a、26bは、絶縁性筒体28a、28bに挿入されて第1及び第2エンドプレート20a、20bの外部に突出する(図3参照)。
図3及び図4に示すように、各単セル12は、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)30と、前記電解質膜・電極構造体30を挟持する第1及び第2金属セパレータ32、34とを備える。第1及び第2金属セパレータ32、34は、金属製薄板を波形状やディンプル形状等にプレス加工することにより、断面凹凸形状を有している。
単セル12の長辺方向(図4中、矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス供給連通孔36a、冷却媒体を供給するための冷却媒体供給連通孔38a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス排出連通孔40bが設けられる。
単セル12の長辺方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給連通孔40a、冷却媒体を排出するための冷却媒体排出連通孔38b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス排出連通孔36bが設けられる。
電解質膜・電極構造体30は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜42と、前記固体高分子電解質膜42を挟持するアノード側電極44及びカソード側電極46とを備える。
アノード側電極44及びカソード側電極46は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布された電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜42の両面に接合される。
第1金属セパレータ32の電解質膜・電極構造体30に向かう面32aには、燃料ガス供給連通孔40aと燃料ガス排出連通孔40bとを連通する燃料ガス流路48が形成される。この燃料ガス流路48は、例えば、矢印B方向に延在する複数本の溝部により構成される。第1金属セパレータ32の面32bには、冷却媒体供給連通孔38aと冷却媒体排出連通孔38bとを連通する冷却媒体流路50が形成される。この冷却媒体流路50は、矢印B方向に延在する複数本の溝部により構成される。
第2金属セパレータ34の電解質膜・電極構造体30に向かう面34aには、例えば、矢印B方向に延在する複数本の溝部からなる酸化剤ガス流路52が設けられるとともに、この酸化剤ガス流路52は、酸化剤ガス供給連通孔36aと酸化剤ガス排出連通孔36bとに連通する。第2金属セパレータ34の面34bには、第1金属セパレータ32の面32bと重なり合って冷却媒体流路50が一体的に形成される。
第1金属セパレータ32の面32a、32bには、この第1金属セパレータ32の外周端部を周回して第1シール部材54が一体成形される。第1シール部材54は、面32aで燃料ガス供給連通孔40a、燃料ガス排出連通孔40b及び燃料ガス流路48を囲繞してこれらを連通させる一方、面32bで冷却媒体供給連通孔38a、冷却媒体排出連通孔38b及び冷却媒体流路50を囲繞してこれらを連通させる。第1シール部材54は、面32aに凸状シール部55aを設けるとともに、面32bに凸状シール部55bを設ける。
第2金属セパレータ34の面34a、34bには、この第2金属セパレータ34の外周端部を周回して第2シール部材56が一体成形される。第2シール部材56は、面34aで酸化剤ガス供給連通孔36a、酸化剤ガス排出連通孔36b及び酸化剤ガス流路52を囲繞してこれらを連通させる一方、面34bで冷却媒体供給連通孔38a、冷却媒体排出連通孔38b及び冷却媒体流路50を囲繞してこれらを連通させる。第2シール部材56は、面34aに凸状シール部58を設ける。
図1及び図5に示すように、絶縁プレート18a、18bは、絶縁性材料、例えば、ポリカーボネート(PC)やフェノール樹脂等で形成されている。絶縁プレート18a、18bは、額縁状に構成されており、中央部には矩形状の凹部60a、60bが設けられるとともに、この凹部60a、60bの略中央に孔部62a、62bが形成される。凹部60a、60bには、ターミナルプレート16a、16bが収容され、前記ターミナルプレート16a、16bの端子部26a、26bが絶縁性筒体28a、28bを介装して孔部62a、62bに挿入される。
図6及び図7に示すように、絶縁プレート18a、18bの凹部60a、60bは、ターミナルプレート16a、16bの外周形状よりも大きな開口面積を有しており、前記凹部60a、60bの内壁面には、前記ターミナルプレート16a、16bを位置決め支持するために複数のリブ64a、64bが膨出形成される。
ターミナルプレート16a、16bが、リブ64a、64bに支持されて凹部60a、60bに収容された状態で、前記凹部60a、60bの内壁面と、前記ターミナルプレート16a、16bの外周面との間には、所定の間隙を有して空気室66a、66bが形成される。空気室66a、66bは、ターミナルプレート16a、16bからの放熱を抑制するための断熱層としての機能を有している。
ケーシング24は、図1に示すように、端板であるエンドプレート20a、20bと、積層体14の側部に配置される複数の側板70a〜70dと、前記側板70a〜70dの互いに近接する端部同士を連結するアングル部材(例えば、Lアングル)72a〜72dと、前記エンドプレート20a、20bと前記側板70a〜70dとを連結するそれぞれ長さの異なる連結ピン74a、74bとを備える。
エンドプレート20a、20bの上下各辺には、それぞれ2つの第1連結部76a、76bが突出形成されるとともに、両側の各辺には、それぞれ1つの第1連結部76c、76dが突出形成される。エンドプレート20a、20bの両側の各辺下端には、マウント用ボス部78a、78bが形成される。このボス部78a、78bが、図示しない搭載部位にボルト等を介して固定されることにより、燃料電池スタック10を、例えば、車両に搭載する。
積層体14の横方向両側に配置される側板70a、70cの長手方向両端には、第2連結部80a、80bが2つずつ形成される。積層体14の上下両側に配置される側板70b、70dの長手方向両端には、第2連結部82a、82bが3つずつ形成される。
側板70a、70cの各第2連結部80a、80b間には、エンドプレート20a、20bの両側の各辺の第1連結部76c、76dが配置されるとともに、これらに短尺な連結ピン74aが一体的に挿入されて、前記側板70a、70cが前記エンドプレート20a、20bに取り付けられる。
同様に、側板70b、70dの第2連結部82a、82bがエンドプレート20a、20bの上辺及び下辺の第1連結部76a、76bと交互に配置されるとともに、これらに長尺な連結ピン74bが一体的に挿入されて、前記側板70b、70dが前記エンドプレート20a、20bに取り付けられる。
側板70a〜70dには、短手方向両端縁部にそれぞれ複数のねじ孔84が形成される一方、アングル部材72a〜72dの各辺には、前記ねじ孔84に対応して孔部86が形成される。各孔部86に挿入される各ねじ88がねじ孔84に螺合することにより、アングル部材72a〜72dを介して側板70a〜70d同士が固定される。これにより、ケーシング24が構成される(図2参照)。
なお、アングル部材72a〜72dにねじ孔を形成する一方、側板70a〜70dに孔部を形成し、前記アングル部材72a〜72dを前記側板70a〜70dの内方に配置した状態で、これらを一体的にねじ止めしてもよい。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図2に示すように、燃料電池スタック10では、エンドプレート20aの酸化剤ガス供給連通孔36aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス供給連通孔40aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体供給連通孔38aに純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。このため、積層体14では、矢印A方向に重ね合わされた複数の単セル12に対し、酸化剤ガス、燃料ガス及び冷却媒体が、それぞれ矢印A方向に供給される。
図4に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給連通孔36aから第2金属セパレータ34の酸化剤ガス流路52に導入され、電解質膜・電極構造体30のカソード側電極46に沿って移動する。一方、燃料ガスは、燃料ガス供給連通孔40aから第1金属セパレータ32の燃料ガス流路48に導入され、電解質膜・電極構造体30のアノード側電極44に沿って移動する。
従って、各電解質膜・電極構造体30では、カソード側電極46に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極44に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる(図3参照)。
次いで、カソード側電極46に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス排出連通孔36bに沿って流動した後、エンドプレート20aから外部に排出される。同様に、アノード側電極44に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス排出連通孔40bに排出されて流動し、エンドプレート20aから外部に排出される。
また、冷却媒体は、冷却媒体供給連通孔38aから第1及び第2金属セパレータ32、34間の冷却媒体流路50に導入された後、矢印B方向に沿って流動する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体30を冷却した後、冷却媒体排出連通孔38bを移動してエンドプレート20aから排出される。
この場合、本実施形態では、図5〜図7に示すように、額縁状に構成される絶縁プレート18a、18bの凹部60a、60bには、ターミナルプレート16a、16bが収容されるとともに、この凹部60a、60bの内壁面と前記ターミナルプレート16a、16bの外周面との間には、所定の隙間を設けて空気室66a、66bが形成されている。
このため、空気室66a、66bは、断熱層として機能し、特に放熱性の高いターミナルプレート16a、16bからの放熱を良好に抑制することができる。しかも、絶縁プレート18a、18bの凹部60a、60bにターミナルプレート16a、16bが収容されるだけであり、積層体14の両端部を強制的に加熱するための特別な発熱構造等が不要になる。
これにより、燃料電池スタック10は、簡単且つ経済的な構成で、端部からの放熱を良好に阻止し、低温始動を迅速に行うことが可能になるという効果が得られる。
なお、本実施形態では、絶縁部材として絶縁プレート18a、18bを用いているが、これに限定されるものではなく、例えば、ターミナルプレート16a、16bに絶縁部材を一体成形してもよい。その際、ターミナルプレート16a、16bの外周面には、所定の間隙を有して空気室を形成すればよい。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの一部分解概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの概略斜視図である。 前記燃料電池スタックの一部断面側面図である。 前記燃料電池スタックを構成する単セルの要部分解斜視図である。 前記燃料電池スタックの要部断面説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する一方の絶縁プレートと、一方のターミナルプレートとの分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する他方の絶縁プレートと、他方のターミナルプレートとの分解斜視説明図である。 特許文献1の燃料電池スタックの断面説明図である。
符号の説明
10…燃料電池スタック 12…単セル
14…積層体 16a、16b…ターミナルプレート
18a、18b…絶縁プレート 20a、20b…エンドプレート
24…箱状ケーシング 30…電解質膜・電極構造体
32、34…金属セパレータ 42…固体高分子電解質膜
44…アノード側電極 46…カソード側電極
47a…発電部 47b…マニホールド部
48…燃料ガス流路 50…冷却媒体流路
52…酸化剤ガス流路 54、56…シール部材
60a、60b…凹部 62a、62b…孔部
64a、64b…リブ 66a、66b…空気室
70a〜70b…側板 72a〜72d…アングル部材
74a、74b…連結ピン

Claims (2)

  1. 電解質の両側に一対の電極を設けた電解質・電極構造体を、一対のセパレータで挟持する単セルを備え、複数の前記単セルが積層されるとともに、前記単セルの積層方向両端には、ターミナルプレート、絶縁部材及びエンドプレートが配設される燃料電池スタックであって、
    前記絶縁部材は、中央部に凹部が形成された枠形状に構成され、
    前記凹部に前記ターミナルプレートが収容されるとともに、前記凹部の内壁面と前記ターミナルプレートの外周面との間には、空気室が形成されることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記絶縁部材は、前記凹部の内壁面に複数のリブを設け、前記複数のリブにより前記ターミナルプレートの外周面を位置決め支持することを特徴とする燃料電池スタック。

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