JP2002302785A - 固体高分子水電解セル構造体 - Google Patents

固体高分子水電解セル構造体

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克雄 橋▲崎▼
Akira Hashimoto
彰 橋本
Hiroko Handa
博子 半田
Katsuaki Inoue
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層体への締付力の制御が行い易い固体高分
子水電解セル構造体を提供する。 【解決手段】 固体高分子電解質膜を用いたセル31
と、前記セルに積層されるセパレータ32と、前記セル
と前記セパレータとを含む積層体30を挟んで前記積層
体に締付力を付与するための第1および第2のフランジ
部36、37と、支持部材35と、前記支持部材に設け
られ、前記第1のフランジ部36の中央部の複数部位に
対して、それぞれ独立した制御の下に押圧力を付与可能
な複数の締付力調整部材44とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体高分子水電解
セル構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】固体高分子水電解セル構造体は、固体高
分子電解質を用いた電気化学的セル構造体であり、例え
ば、ソーダ電解に適用される。固体高分子水電解セル構
造体では、セルとセパレータとが交互に積層された構造
となっており、積層による内部抵抗の増加を抑制するた
めに、セル積層体を所定の圧力で締付けて接触性を高
め、接触抵抗を低く抑える必要がある。
【0003】従来、板状部材が多数重ねられた積層体に
ついて、両端面を所定の圧力で押圧して締付ける締付構
造としては、特開平11−97054号公報に開示され
た技術(第1従来技術)が知られている。図7を参照し
て、この第1従来技術について説明する。
【0004】図7に示すように、この積層体の締付構造
体は、板状部材110が積み重ねられた積層体101の
両端を一対のエンドプレート102で挟持し、該エンド
プレート102の貫通孔120にタイロッド130を挿
通し、該タイロッド130の両端から締付部材131を
用いてエンドプレート102を締め付ける積層体101
の締付構造に於て、少なくとも一方のエンドプレート1
02と積層体101の間に配備され、積層体101を押
圧する押圧プレート104と、基端部が押圧プレート1
04に固定され、先端部がエンドプレート102に形成
された貫通孔121から臨出する棒状の部材であって、
該エンドプレート102の貫通孔121の中を移動可能
に配備されて、押圧プレート104を支える支持棒10
5と、エンドプレート102と押圧プレート104の間
に配備され、圧縮作用に抗して反発力を有する弾性部材
107と、支持棒105の先端部に取り付けられ、弾性
部材107を所定の圧縮状態に保持する係止部材106
とを具えており、弾性部材107を所定の圧縮状態に保
持した状態で、タイロッド130の締付部材131を締
め付けてエンドプレート102を積層体101側へ移動
させることにより、押圧プレート104を介して積層体
101を徐々に締め付けていき、積層体101が所定の
締付状態に達すると、弾性部材107が所定の圧縮状態
よりもさらに圧縮されて、押圧プレート104とエンド
プレート102の間隔が狭まるようにしている。
【0005】次に、図7および図8を参照して、第1従
来技術の積層体の締付構造についての締付方法について
説明する。
【0006】[準備工程]まず、図8に示すように、押
圧プレート104の各ネジ穴40に支持棒105の端部
を螺着し、例えば所定枚数の皿バネ107を支持棒10
5に通した後、エンドプレート102の貫通孔121の
中に支持棒105を通す。次に、プレス装置を用いて、
エンドプレート102と押圧プレート104を所定の圧
力で押圧して皿バネ107を圧縮する。この圧縮状態を
維持するために、支持棒105の先端に取り付けたナッ
トなどの係止部材106を回して、エンドプレート10
2を係止する。次に、積層体101の一方側にエンドプ
レート102を当接し、積層体101の他方側に押圧プ
レート104を当接させる。両エンドプレート102の
貫通孔120にタイロッド130を挿通し、該タイロッ
ドの両端から、ナットなどの締付部材131を取り付け
る。
【0007】[締付工程]前記準備工程の後に締付工程
が行なわれる。この工程では、タイロッド130の一方
の端部(図7では左側)からナット131を締め付ける
ことにより、エンドプレート102を積層体101の方
へ移動させる。このとき、弾性部材107は所定の圧縮
状態が維持された儘であり、この圧縮状態を維持する力
は、締付工程の最初の段階では、積層体101を締め付
けるのに要する力よりも大きいから、押圧プレート10
4は積層体101を押圧する。積層体101が所定の締
付力に達すると、今度は、弾性部材107を圧縮状態を
維持する力の方が小さくなり、弾性部材107は、所定
の圧縮状態よりもさらに圧縮されて、エンドプレート1
02と押圧プレート104との間の距離が狭まり、係止
部材106が緩み始める。この時点を以て、タイロッド
130におけるナット131の締付けを終了し、これに
より積層体101の締付けが完了する。
【0008】この第1従来技術では、準備工程におい
て、一方のエンドプレート102と押圧プレート104
が所定の圧力で押圧され且つ弾性部材107が圧縮され
て、支持棒105と係止部材106により押圧状態が維
持される。第1従来技術以前の従来の積層体の締付構造
では、皿バネなどの弾性部材が無負荷の状態から所定圧
力での圧縮状態となるまで、弾性部材の反発力に抗して
ナットを回す必要があるのに比べて、第1従来技術で
は、弾性部材が予め圧縮状態にあるから、弾性部材の反
発力に抗してナットを回す量が少なく、労力が低減され
る。また、準備工程により押圧状態を維持しているエン
ドプレート102および押圧プレート104は、所定の
締付力を示す指標となるから、積層体101の締付けに
際し、測定装置が不要である。
【0009】またさらに、他の従来技術として、特開2
000−208163号公報に開示された技術(第2従
来技術)が知られている。図9を参照して、この第2従
来技術について説明する。
【0010】第2従来技術では、スタックを均一に締結
できる燃料電池スタック締結装置が、次のように開示さ
れている。図9に示すように、単セルを積層したスタッ
ク210の下部を支持する下部ホルダ211と、スタッ
ク210の頂部を押さえる上部ホルダ212と、この上
部ホルダ212の上部に配置された押さえ材213と、
この押さえ材213と下部ホルダ211を貫通し両端に
ナット215が螺合する締付けロッド214と、下部ホ
ルダ211の下部に設けられたナット215と下部ホル
ダ211の間に設けられ締付けロッド214が内部を貫
通しているバネ216と、押さえ材213に螺合し先端
が上部ホルダ212の頂部に当接する複数の締付け力調
整ボルト217と、を備えている。
【0011】第2従来技術では、スタック210は変形
を防止するため、剛性の大きな下部ホルダ211に載置
され、頂部に同様に剛性の大きな上部ホルダ212が設
けられている。上部ホルダ212の上には下部ホルダ2
11に比べ剛性の小さな押さえ材213が設けられ、こ
の押さえ材213と下部ホルダ211とを締付けロッド
214が貫通し、この両端にナット215が螺合して、
押さえ材213と下部ホルダ211とを結合している。
下部ホルダ211とナット215の間には締付けロッド
214が内部を貫通しているバネ216が設けられてい
る。押さえ材213にはほぼ一様な間隔で締付け力調整
ボルト217が螺合され、その先端が上部ホルダ212
の上面に当接しスタック210に一様な締付け力を与え
るようになっている。
【0012】押さえ材213は剛性を小さくしているの
で、図9に示すように締付けロッド214で締め付ける
と撓むが、各締付け力調整ボルト217の締め付けトル
クを同じにすることにより、上部ホルダ212に均一な
押圧力を与えることができる。温度変化により各部材が
伸縮してもバネ216の働きにより、スタック210の
締め付け力の変化を防止することができる。
【0013】従来の固体高分子水電解セル構造体として
は、日本国特許第3040621号公報に開示された技
術が知られている。
【0014】以下、上記公報に記載の従来技術(第3従
来技術)を図10(A),(B),(C)を参照して説
明する。ここで、図10(A)はこの第3従来技術に係
る固体高分子電解セル構造体の正面図、図10(B)は
図1(A)の側面図、図10(C)は図10(B)を部
分的に拡大した図である。
【0015】図中の符号311は固体高分子電解質膜を
用いたセル(面積:40cm×40cm)を示し、両サ
イドに配置されたセパレータ312a、312bと積層
されて積層体が構成されている。この積層体は、両側に
絶縁板313a、313bを介して夫々配置されたエン
ドフランジ314a、314bにより挟まれている。こ
れらのエンドフランジ314a、314bは前記積層体
より一回り大きく、両エンドフランジ314a、314
bの4隅はセル締付け用ボルト315とこのボルト31
5と螺合するナット316により締結されている。前記
エンドフランジ314a、314bには、夫々端子板3
17a、317bが取り付けられている。前記端子板3
17a,317bの夫々の周囲の前記エンドフランジ3
14a,314bの中央付近にはネジ穴318が設けら
れ、これらネジ穴318に押付けねじ319が螺合され
ている。前記エンドフランジ314aの所定の位置に
は、HO入口320、H出口321、O出口32
2が夫々設けられている。
【0016】図10の固体高分子電解セル構造体によれ
ば、セル311とセパレータ312a,312bからな
る積層体を絶縁板313a,313bを介して挟むエン
ドフランジ314a,314bの中央部付近に、押付け
ねじ319を夫々設けた構成になっているため、絶縁板
313a,313bを介してセパレータ312a,31
2bを両側から押さえ付けることができ、もってセル3
11とセパレータ312a,312bとの接触性を従来
に比べて向上できる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記第1従来技術にお
いて、弾性部材107の力Fは、エンドプレート102
と押圧プレート104との距離xによって決まる。 F=kx. 但し、kは弾性部材107のバネ定数である。
【0018】図7および前述の説明から明らかなよう
に、上記第1従来技術では、支持棒105a〜105e
のそれぞれに相当する場所での距離xa〜xeを、独立
に制御することができない。このことから、積層体10
1の複数部位のそれぞれへの締付力を独立に制御するこ
とができない。よって、積層体101の内部での均一な
接触を確保できず、接触抵抗が大きいことがあった。
【0019】上記第2従来技術では、押さえ部材213
を締付けロッド214で締付けることで、押さえ部材2
13が撓んだときに、各締付け力調整ボルト217の締
め付けトルクを同じにすることにより、上部ホルダ21
2に均一な押圧力を与える旨が記載されているが、上記
第2従来技術において、スタック210に締付け力を付
与しているのは、各締付け力調整ボルト217のみであ
るから、各締付け力調整ボルト217は、基本的な締付
け力付与の機能と、締付け力の微調整という機能を併用
することになる。
【0020】積層体への締付力の制御が行い易いことが
望まれている。積層体への締付力の制御を高精度に行え
ることが望まれている。積層体への締付力を微調整する
ときの調整幅が大きいことが望まれている。積層体への
締付力が面に対して均一に作用することが望まれてい
る。特に、大面積の積層体への締付力が面に対して均一
に作用するために、面の中央部に与える押し付け量を調
整できることが望まれている。
【0021】積層体に付与する締付力(面圧)を上げ過
ぎることにより固体高分子電解質膜がいたむことを防ぐ
ことが望まれている。積層体の内部の圧力が高くても流
体のリークを抑制しつつ積層体への締付力の制御が行い
易いことが望まれている。積層体に供給される純水に、
積層体のブスバー(電極部)から溶出した金属イオンが
付くことにより、固体高分子電解質膜および水電解に悪
影響を及ぼすことを未然に防止できることが望まれてい
る。
【0022】本発明の目的は、積層体への締付力の制御
が行い易い固体高分子水電解セル構造体を提供すること
である。本発明の他の目的は、積層体への締付力の制御
を高精度に行うことができる固体高分子水電解セル構造
体を提供することである。本発明の更に他の目的は、積
層体への締付力を微調整するときの調整幅が大きい固体
高分子水電解セル構造体を提供することである。本発明
の更に他の目的は、積層体への締付力が面に対して均一
に作用する固体高分子水電解セル構造体を提供すること
である。本発明の更に他の目的は、特に、大面積の積層
体への締付力が面に対して均一に作用するために、面の
中央部に与える押し付け量を調整できる固体高分子水電
解セル構造体を提供することである。
【0023】本発明の更に他の目的は、積層体に付与す
る締付力(面圧)を上げ過ぎることにより固体高分子電
解質膜がいたむことを防ぐことができる固体高分子水電
解セル構造体を提供することである。本発明の更に他の
目的は、積層体の内部の圧力が高くても流体のリークを
抑制しつつ積層体への締付力の制御が行い易いことがで
きる固体高分子水電解セル構造体を提供することであ
る。本発明の更に他の目的は、積層体に供給される純水
に、積層体のブスバー(電極部)から溶出した金属イオ
ンが付くことにより、固体高分子電解質膜および水電解
に悪影響を及ぼすことを未然に防止できることができる
固体高分子水電解セル構造体を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、番号、記号等が添記されてい
る。その番号、記号等は、請求項対応の技術的事項と実
施の複数・形態のうちの少なくとも一つの形態の技術的
事項との一致・対応関係を明白にしているが、その請求
項対応の技術的事項が実施の形態の技術的事項に限定さ
れることを示されるためのものではない。
【0025】本発明の固体高分子水電解セル構造体は、
固体高分子電解質膜を用いたセル(31)と、前記セル
(31)に積層されるセパレータ(32)と、前記セル
(31)と前記セパレータ(32)とを含む積層体(3
0)を挟んで前記積層体(30)に締付力を付与するた
めの第1および第2のフランジ部(36、37)と、支
持部材(35)と、前記支持部材(35)に設けられ、
前記第1のフランジ部(36)の中央部の複数部位に対
して、それぞれ独立した制御の下に押圧力を付与可能な
複数の締付力調整部材(44)とを備えている。
【0026】本発明の固体高分子水電解セル構造体にお
いて、前記複数の締付力調整部材(44)は、前記第1
のフランジ部(36)の前記中央部の前記複数部位に対
して前記押圧力を付与した結果、前記第1および第2の
フランジ部(36、37)により付与される前記締付力
と協働して、前記積層体(30)に対して面方向に均一
な締付力が付与されるように機能する。
【0027】本発明の固体高分子水電解セル構造体にお
いて、更に、前記第1および第2のフランジ部(36、
37)のそれぞれを貫通し、前記第1および第2のフラ
ンジ部(36、37)を介して前記積層体(30)に前
記締付力を付与するための締付ロッド(47)を備えて
いる。
【0028】本発明の固体高分子水電解セル構造体にお
いて、前記積層体(30)は、前記第2のフランジ部
(37)に対して、水平に設置されている。
【0029】本発明の固体高分子水電解セル構造体にお
いて、前記積層体(30)は、電極部(51)を有し、
前記電極部(51)は、水が前記積層体(30)に導入
されるための入口(70)から離間した位置に設けられ
ている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の固体高分子水電解セル構造体の一実施の形態につい
て説明する。
【0031】図1は、本実施形態の固体高分子水電解セ
ル構造体の側断面図である。図2は、本実施形態の固体
高分子水電解セル構造体の正面図である。図3は、本実
施形態の固体高分子水電解セル構造体の水平断面図であ
る。図4は、本実施形態の固体高分子水電解セル構造体
の図1のA部拡大図である。
【0032】図1から図4を参照して、本実施形態の固
体高分子水電解セル構造体の構成について説明する。
【0033】図1において、符号31は、固体高分子電
解質膜を用いたセルである。固体高分子電解質膜を用い
たセル31の上下には、セパレータ32が配置されてい
る。固体高分子電解質膜を用いたセル31およびセパレ
ータ32は、複数積層されている。固体高分子電解質膜
を用いたセル31およびセパレータ32が複数積層され
てなる集合体の上下には、その集合体にそれぞれ接触す
るようにブスバー51が設けられている。ブスバー51
と上記集合体を挟むように絶縁板(例えばベークライ
ト)33a、33bが設けられいる。
【0034】積層体30は、固体高分子電解質膜を用い
たセル31、セパレータ32、ブスバー51および絶縁
板33a、33bを含んで構成される。
【0035】絶縁板33a、33bの中央部には、それ
ぞれ凹部33c、33dが形成されており、その凹部3
3c、33dにブスバー51、51が入っている。その
凹部33c、33dおよびブスバー51、51は、後述
するHO入口70、H/HO出口71、O/H
O出口72の場所までは、(図1において左右方向
に)延在しないように形成されている。これにより、H
O入口70からセル31に供給される純水(HO)
に、ブスバー51、51から溶出した銅イオンが付い
て、固体高分子電解質膜セル31およびそれを用いた水
電解に悪影響を及ぼすことを未然に防止することができ
る。
【0036】後述するように、積層体30には、内フラ
ンジ部36および厚フランジ部37と、第2の支持ロッ
ド47を用いて所望の締付力の殆どが付与され、更に積
層体30に対して必要な締付力を得る(微調整する)と
きの、その締付力の補正(バックアップ)用に、ボルト
などの押込部材44と付勢手段41と外フランジ部35
と第1の支持ロッド38とを用いる。
【0037】図1に示すように、本実施形態の固体高分
子水電解セル構造体は、積層体30が水平に置かれ、積
層体30には鉛直方向から締付力が作用する。積層体3
0が水平に置かれることにより、積層体30の自重によ
り積層体30が押えられる。上記第1〜第3従来技術で
は、積層体が縦置きされていた(垂直方向に置かれてい
た)のに対して、本実施形態の積層体30を水平置きし
たのは、次の理由からである。
【0038】上記第1〜第3従来技術のように積層体を
縦置きにすると、その積層体に付与すべき締付力の向き
とその積層体に作用する自重の向きが90度異なる。そ
こで、自重により積層体(固体高分子電解質膜)が下方
向にずれないようにするためには、そのずれを防止可能
な程度まで、横方向からの締付力(面圧)を上げざるを
得ない。そうすると、その締付力の大きさに固体高分子
電解質膜等が耐えられずに、固体高分子電解質膜等がい
たむことがある。そこで、本実施形態では、積層体30
の自重により積層体30を押えることができ、積層体3
0のずれが無い、水平置き構造を採用している。この水
平置き構造は、特に、本実施形態のように、積層体30
の固体高分子電解質膜のセル31が大面積(例えば1m
×1m)の多層積層構造である場合に、上記効果が大き
い。
【0039】図1および図2に示すように、外フランジ
部35の外縁部の複数箇所(10箇所)には、第1の支
持ロッド38を挿通させる貫通孔35aが形成されてい
る。第1の支持ロッド38の両端には、ネジ部が形成さ
れている。第1の支持ロッド38の先端部のネジ部は、
厚フランジ部37のネジ穴37aに螺着されている。第
1の支持ロッド38の基端部のネジ部は、外フランジ部
35から突出する部分にて、ナットなどの締付部材39
を用いて締付けられる。
【0040】図1および図3に示すように、外フランジ
部35と積層体30との間には、積層体30を押圧する
ための内フランジ部36が配備される。内フランジ部3
6と外フランジ部35との間には、複数の付勢手段(弾
性部材、バネなど)41が設けられる。
【0041】図1および図2に示すように、外フランジ
部35の中央部には、9個の貫通孔42が形成されてい
る。貫通孔42には、雌ネジが刻設されている。貫通孔
42には、ボルトなどの押込部材44が挿通している。
押込部材44は、貫通孔42の雌ネジと螺合する雄ネジ
を有している。
【0042】図1および図4に示すように、押込部材4
4の先端部44aには、付勢手段41を収容する第1支
持部45が当接している。第1支持部45は、下方に開
口する有底円筒状に形成されている。押込部材44の先
端部44aは、第1支持部45の外底面45aに、その
垂直な方向(鉛直方向)から接触している。押込部材4
4を回転させることにより、押込部材44の先端部44
aの外フランジ部35からの突出量を調整することがで
きる。
【0043】図1および図4に示すように、内フランジ
部36の上面36aには、付勢手段41を収容する第2
支持部46が固設されている。第2支持部46は、上方
に開口する有底円筒状に形成されている。第2支持部4
6の外底面46aは、内フランジ部36に固定されてい
る。
【0044】第2支持部46の外径は、第1支持部45
の内径よりも小さく形成されている。付勢手段41の基
端部41aは、第2支持部46の内底面46bに固定さ
れ、付勢手段41の先端部41bは、第1支持部45の
内底面45bに固定されている。付勢手段41の伸縮量
は、外フランジ部35に対する押込部材44の押し込み
量によって決定される。付勢手段41が伸縮するとき
に、第1支持部45の内周面と第2支持部46の外周面
とは、互いに摺接しながら相対的に移動する。
【0045】図1から図3に示すように、内フランジ部
36の所定の位置には、HO入口70、H/H
出口71、O/HO出口72がそれぞれ設けられて
いる。HO入口70から積層体30に水(HO)が
導入され、セル31での水電解の結果のHおよびH
Oが、H/HO出口71から排出され、Oおよび
Oが、O/HO出口72から排出される。
【0046】図1から図3に示すように、内フランジ部
36の外縁部の複数箇所(32箇所)には、第2の支持
ロッド47を挿通させる貫通孔49が形成されている。
第2の支持ロッド47の両端には、ネジ部が形成されて
いる。第2の支持ロッド47の先端部のネジ部は、厚フ
ランジ部37のネジ穴37bに螺着されている。第2の
支持ロッド47の基端部のネジ部は、内フランジ部36
から突出する部分にて、ナットなどの締付部材48を用
いて締付けられる。
【0047】次に、本実施形態の固体高分子水電解セル
構造体の締付方法について説明する。
【0048】まず、厚フランジ部37の上面の所定位置
に積層体30を載置する。その積層体30の周囲に位置
する厚フランジ部37の各ネジ穴37bに、第2の支持
ロッド47の先端部を螺着する。次いで、第2の支持ロ
ッド47の基端部を、内フランジ部36の貫通孔49に
挿通させた後に、内フランジ部36を積層体30の上部
に載置する。次いで、内フランジ部36から突出してい
る第2の支持ロッド47の基端部のネジ部に締付部材4
8を螺合させることにより、内フランジ部36によっ
て、積層体30に所望の締付力の殆どを付与する。
【0049】次に、厚フランジ部37の外縁部の各ネジ
穴37aに、第1の支持ロッド38の先端部を螺着す
る。次に、第1の支持ロッド38の基端部を、外フラン
ジ部35の貫通孔35aに挿通させた後に、外フランジ
部35を第1支持部45の外底面45aの上に載置す
る。次いで、第1の支持ロッド38の基端部のネジ部
に、締付部材39を螺着させる。このとき、第1の支持
ロッド38に螺合した後の締付部材39は、外フランジ
部35とは接触しておらず、外フランジ部35との間に
は、隙間が空いている。
【0050】次に、9本の押込部材44(44a、44
b、44c…)のそれぞれを、外フランジ部35の各貫
通孔42に挿通させ、各押込部材44を外フランジ部3
5に対して押し込んでいく。各押込部材44の押し込み
量は、内フランジ部36および第2の支持ロッド47に
よって積層体30に付与された締付力の面方向の不均一
性を補正するために必要な量に設定される。
【0051】この各押込部材44の押し込みを進めるに
連れて、第1支持部45の外底面45aと外フランジ部
35とが漸次離間して、締付部材39に対して外フラン
ジ部35が接近していくと同時に、各押込部材44の先
端部は、第1支持部45を介して、各付勢手段41を押
圧する。
【0052】その後、各押込部材44の押し込みを更に
進めると、外フランジ部35が締付部材39に接触す
る。その接触後に、各押込部材44の押し込みを更に進
めると、その押し込み量だけ第1支持部45が下がっ
て、その付勢手段41による押圧力が積層体30に対す
る締付力として伝達される。各押込部材44の押し込み
によって積層体30が締付けられる結果、内フランジ部
36と締付部材48との間には、若干の隙間が形成され
ることがある。
【0053】本実施形態によれば、9本の押込部材44
(44a、44b、44c…)のそれぞれを任意に所望
の押込量だけ押し込むことが可能であるため、積層体3
0の複数部位のそれぞれへの締付力を独立に制御でき
る。これは、図5に示すように、外フランジ部35が第
1の支持ロッド38による締付力によって撓んだとき
に、特に有効である。
【0054】第1従来技術では、図7および上記説明か
ら明らかなように、積層体101への締付力が面に対し
て均一に作用するために、面の中央部に与える押し付け
量を任意に調整するという本実施形態の技術思想が開示
されていない。また、第1従来技術では、エンドプレー
ト202が図5の外フランジ部35のように撓んだとき
であっても、積層体101を均一に締付けるという技術
思想は開示されていない。第1従来技術では、積層体1
01の締付けが完了したとき、係止部材106は緩んで
おり、エンドプレート102から離間している。一般
に、工作精度の関係から、プレートの面を精密な平面に
形成することは困難であるが、第1従来技術によれば、
押圧プレート130の面が精密な平面でない限り、積層
体101の面に均一に押圧することは不可能である。こ
れに対し、本実施形態によれば、内フランジ部36の面
が仮に精密な平面でなくても、複数の押込部材44およ
び付勢手段41を個別に操作することにより、積層体3
0に対し面に均一な締付力を付与することができる。ま
た、本実施形態によれば、内フランジ部36の厚さを薄
く形成することができる。
【0055】第2の支持ロッド47によって、内フラン
ジ部36と厚フランジ部37とを連結するのは、次の理
由からである。固体高分子水電解セル構造体において、
/HO出口71から排出されるHは、例えば、
水素吸蔵合金に吸着させるために、所定の高圧(例えば
0.6MPa)で排出される必要がある。電気自動車に
搭載される燃料電池の場合には、その燃料電池の積層体
の内部圧力が、例えば0.3MPa程度であることを考
えると、固体高分子水電解セル構造体の積層体30の内
部圧力は、かなりの高圧である。この内圧を保持するた
めには、スタックが大面積になるに従って、フランジを
開く力が大きくなるため、締付力を大きくする必要があ
る。しかし、過大な締付力は積層体30の固体高分子電
解質膜を破損させたり、シール材を塑性変形させてリー
クを発生させる危険性がある。しかし、流体(O、H
、HO)がリークしないように、積層体30のシー
ル性を確保する必要がある。
【0056】次に、図6を参照して、本実施形態の効果
について説明する。
【0057】図6に示すように、従来の方法では、積層
体に対する締付圧力を6MPaまで上げないと、積層体
の接触抵抗を0.2mΩまで下げることができなかった
のに対し、本実施形態によれば、積層体30への締付圧
力が2MPaで積層体30の接触抵抗を0.2mΩまで
下げることができた。本実施形態によれば、接触性の改
善により従来の約1/3の締付圧力で抵抗が安定化する
ことが確認できた。
【0058】次に、図11を参照して、厚フランジ部3
7の板厚について説明する。 (考え方)第2および第1の支持ロッド(ボルト)4
7、38による加圧に耐えるようにする。 (モデル)図11に示すような梁に中央集中荷重がかか
るモデルを仮定し、曲げ応力が制限値以内に入るように
する。 (材料)材料はSUS304(δy≧20.9kgf/
mm)である。 (応力)撓みが大きくならないよう、応力の制限値δ
を5kgf/mmとする。以下の4つの式から厚フラ
ンジ部37の必要板厚hは、50mmであることが分か
る。
【数1】
【数2】
【数3】
【数4】
【0059】次に、外フランジ部35の板厚について説
明する。応力の制限値以外は、厚フランジ部37と同じ
である。(考え方)、(モデル)、(材料)は、厚フラ
ンジ部37と同じである。 (応力)応力の制限値δを10kgf/mmとす
る。以下の式から外フランジ部35の必要板厚hは、3
5mmであることが分かる。
【数5】
【0060】次に積層体の中央を押すボルト(押込部材
44)のサイズと数について説明する。ボルト材質を通
常用いるSCM3とすると、 ・ボルト5本の場合、1本当たり5tonf/5本=1
tonfの荷重を負担する。 ・ボルト3本の場合、1本当たり5tonf/3本=
1.7tonfの荷重を負担する。
【0061】以上、本実施形態は、固体高分子水電解セ
ル構造体であるとして説明したが、固体高分子水電解セ
ル構造体に限定されることなく、その他の積層体の締付
構造にも適用可能である。所定の締付力で締め付けるこ
とが重要とされる積層体を対象とするものであり、例え
ば燃料電池におけるセル積層体のように、板状の単位セ
ルが多数重ねられたものを挙げることができる。なお、
その他の積層体として、電気自動車などに使用される大
型の二次電池、プレート式熱交換器、大容量コンデンサ
等がある。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シール材および内圧に対する締付力は内側の締結ボルト
で保持し、固体高分子膜への均一締付力調整を外側ボル
トと弾性体付き押しボルトで調整することにより、積層
体への締付力の制御が行い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の固体高分子水電解セル構造体
の一実施の形態の側断面図である。
【図2】図2は、本実施形態の固体高分子水電解セル構
造体の正面図である。
【図3】図3は、本実施形態の固体高分子水電解セル構
造体の水平断面図である。
【図4】図4は、本実施形態の固体高分子水電解セル構
造体の図1のA部拡大図である。
【図5】図5は、本実施形態の効果の一つを説明するた
めの一部を誇張した側断面図である。
【図6】図6は、本実施形態の効果の一つを説明するた
めの締付荷重と抵抗との関係を示すグラフ図である。
【図7】図7は、第1従来技術を示す側面図である。
【図8】図8は、第1従来技術における支持棒、係止部
材および弾性部材を示す要部断面図である。
【図9】図9は、第2従来技術を示す側面図である。
【図10】図10は、第3従来技術を示し、図10
(A)は正面図、図10(B)は側面図、図10(C)
は図10(B)の一部を拡大した図である。
【図11】図11は、本発明の固体高分子水電解セル構
造体の一実施形態において、フランジ部の板厚を説明す
るためのモデルを示す図である。
【符号の説明】
30 積層体 31 固体高分子電解膜を用いたセル 32 セパレータ 33a 絶縁板 33b 絶縁板 33c 凹部 33d 凹部 35 外フランジ部 35a 貫通孔 36 内フランジ部 36a 上面 37 厚フランジ部 37a ネジ穴 37b ネジ穴 38 第1の支持ロッド 39 締付部材 41 付勢手段 41a 基端部 41b 先端部 42 貫通孔 44 押込部材 44a 先端部 45 第1支持部 45a 外底面 45b 内底面 46 第2支持部 46a 外底面 46b 内底面 47 第2の支持ロッド 48 締付部材 49 貫通孔 51 ブスバー 70 HO入口 71 H/HO出口 72 O/HO出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋▲崎▼ 克雄 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 橋本 彰 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 半田 博子 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 井上 克明 長崎県長崎市深堀町五丁目717番1号 三 菱重工業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 4K021 AA01 BA02 CA04 DB04 DB48 DC01 DC03 EA02 5H026 AA06 CV00 CX08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体高分子電解質膜を用いたセルと、 前記セルに積層されるセパレータと、 前記セルと前記セパレータとを含む積層体を挟んで前記
    積層体に締付力を付与するための第1および第2のフラ
    ンジ部と、 支持部材と、 前記支持部材に設けられ、前記第1のフランジ部の中央
    部の複数部位に対して、それぞれ独立した制御の下に押
    圧力を付与可能な複数の締付力調整部材とを備えた固体
    高分子水電解セル構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の固体高分子水電解セル構
    造体において、 前記複数の締付力調整部材は、前記第1のフランジ部の
    前記中央部の前記複数部位に対して前記押圧力を付与し
    た結果、前記第1および第2のフランジ部により付与さ
    れる前記締付力と協働して、前記積層体に対して面方向
    に均一な締付力が付与されるように機能する固体高分子
    水電解セル構造体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の固体高分子水
    電解セル構造体において、 更に、 前記第1および第2のフランジ部のそれぞれを貫通し、
    前記第1および第2のフランジ部を介して前記積層体に
    前記締付力を付与するための締付ロッドを備えた固体高
    分子水電解セル構造体。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    固体高分子水電解セル構造体において、 前記積層体は、前記第2のフランジ部に対して、水平に
    設置されている固体高分子水電解セル構造体。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    固体高分子水電解セル構造体において、 前記積層体は、電極部を有し、 前記電極部は、水が前記積層体に導入されるための入口
    から離間した位置に設けられている固体高分子水電解セ
    ル構造体。
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