JP2005251667A - 燃料電池 - Google Patents

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洋 岡▲崎▼
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Abstract

【課題】
ねじれに対する抵抗力が大きく、かつ、低コスト化が可能な燃料電池を提供すること。
【解決手段】
セル11を積層したセル積層体10の積層方向の一端側に配置された第1のエンドプレート50と、セル積層体の積層方向の他端側に配置された第2のエンドプレート51と、第1のエンドプレートの側端で螺合する複数のボルト81と、セル積層体の外側で積層方向に配置されるとともに、ボルトにて第1のエンドプレートの側端に締結される1又は2つ以上のテンションプレート80と、前記テンションプレートと一体に構成されるとともに、前記第2のエンドプレートを貫通する複数のロッド部80aと、第2のエンドプレートを貫通したロッド部の先端で螺合するナット82と、を備える。
【選択図】
図1

Description

本発明は、燃料電池に関し、特に、ねじれに対する抵抗力が大きく、かつ、低コスト化が可能な燃料電池に関する。
固体高分子電解質型燃料電池は、セルの積層体の積層方向両端に、ターミナル、インシュレータ、エンドプレートを配置してスタックを構成し、スタックを外側で積層方向に延びるテンションプレートにて締め付け、固定したものからなる。セルは、イオン交換膜からなる電解質膜と、この電解質膜の一面に配置された触媒層及び拡散層からなる電極(アノード、燃料極)と、電解質膜の他面に配置された触媒層及び拡散層からなる電極(カソード、空気極)と、から構成された膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assembly )を有するとともに、MEAの両外側に、アノードに燃料ガス(水素)を供給するための第1流体通路が形成された第1セパレータと、カソードに酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給するための第2流体通路が形成された第2セパレータと、を有する。
固体高分子電解質型燃料電池では、アノード側では、水素を水素イオンと電子にする反応が行われ、水素イオンは電解質膜中をカソード側に移動するとともに、カソード側では酸素と水素イオンおよび電子(隣りのMEAのアノードで生成した電子がセパレータを通してくる)から水を生成する反応が行われる。
アノード側:H2→2H++2e-
カソード側:2H++2e-+(1/2)O2→H2
上記の電気化学反応が正常に行われるには、スタックの締め付け荷重がスタックの電極部の横断面全域にわたって均一で、しかも大きく変動しないことが必要である。また、カソードでの水生成反応では熱が出るので、セパレータ間には、各セル毎にあるいは複数個のセル毎に、冷却媒体(通常は冷却水)が流れる流路が形成されており、燃料電池を冷却している。そのため、燃料電池の環境温度は、運転停止時の周囲温度(たとえば、20℃)と運転時の冷却媒体温度(約80℃)との間に繰り返し変化し、それによって締め付け荷重も変動する。また、膜、電極のクリープによっても荷重は変わる。
このような問題を解決するために、単セルを積層したスタックの下部を支持する下部ホルダと、スタックの頂部を押さえる上部ホルダと、この上部ホルダの上部に配置された押さえ材と、この押さえ材と下部ホルダを貫通し両端にナットが螺合する締付けロッドと、下部ホルダの下部に設けられたナットと下部ホルダの間に設けられ締付けロッドが内部を貫通しているバネと、押さえ材に螺合し先端が上部ホルダの頂部に当接する複数の締付け力調整ボルトと、を備えるものがある。これによれば、比較的簡単な構造でスタックを均一に締結することができるというものである。また、この構造では、ナットでバネの圧縮量を調整することが可能であり、組み付け方法の工夫によっては外部に設けた荷重センサで所望の圧縮力を与え、その状態を保つようにナットを締め付けることが可能である(特許文献1参照)。
また、エンドプレートに凹部を設け、プレッシャプレートに凸部を設けた燃料電池であって、エンドプレートとテンションプレートとをセレーション結合させ、エンドプレートに雌ねじ部と雄ねじ部からなる調整部を設け、荷重変動低減機構を設け、インシュレータに凹部を設け、プレッシャプレートを配置し、凸部を円筒面とし、荷重変動低減機構が複数組の皿ばねからなり、エンドプレートに皿ばねを配置し、プレッシャプレートに皿ばねを配置し、荷重センサを設け、皿ばねはスタック締結時に反転状態となり、皿ばねを受ける座面に傾斜をつけたものがある。これによれば、面圧がほぼ均一になるようにセル積層方向に加圧できるというものである。また、この構造では、テンションプレートをボルトでエンドプレートに締め付けているが、エンドプレート間の寸法がテンションプレートのボルト用の穴ピッチによって決まってしまうため、調整部と荷重センサを設けている。これによれば、積層したセル部の寸法のバラツキを吸収することができる(特許文献2)。
特開2000−208163号公報 特開2002−124291号公報 特開2001−135344号公報 特開2000−67903号公報 特開平2−68865号公報 特開2000−48850号公報
特許文献1に記載の構造では、スタックの締結に4本のロッドを使用しているため、ねじれに対して弱くなる。すなわち、4本のそれぞれのロッドは、スタックの積層方向のテンション荷重には十分な張力を持たせられるが、スタックの横方向への倒れる力に対しては抵抗力が小さいため、スタックは、ねじれに対して十分な抵抗力を持たない。
特許文献2に記載の構造では、スタックのテンション荷重をテンションプレートで受けているので、特許文献1のようなロッドを用いる場合と異なり、ねじれに対する抵抗力は大きいが、この構造では外部に設けた荷重センサでばね力を測定することができないため、荷重センサを搭載することが必須であり、低コスト化は困難である。
本発明の目的は、ねじれに対する抵抗力が大きく、かつ、低コスト化が可能な燃料電池を提供することである。
本発明の第1の視点においては、燃料電池において、セルを積層したセル積層体の積層方向の一端側に配置された第1のエンドプレートと、前記セル積層体の積層方向の他端側に配置された第2のエンドプレートと、前記第1のエンドプレートの側端で螺合する複数のボルトと、前記セル積層体の外側で積層方向に配置されるとともに、前記ボルトにて前記第1のエンドプレートの側端に締結される1又は2つ以上のテンションプレートと、前記テンションプレートと一体に構成されるとともに、前記第2のエンドプレートを貫通する複数のロッド部と、前記第2のエンドプレートを貫通した前記ロッド部の先端で螺合するナットと、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の視点においては、燃料電池において、セルを積層したセル積層体の積層方向の一端側に配置されるとともに、前記セル積層体と接する第1のエンドプレートと、前記セル積層体の積層方向の他端側に配置されるとともに、前記セル積層体と接するプレッシャプレートと、前記プレッシャプレートと間隔をおいて配置された第2のエンドプレートと、前記第1のエンドプレートの側端で螺合する複数のボルトと、前記セル積層体の外側で積層方向に配置されるとともに、前記ボルトにて前記第1のエンドプレートの側端に締結される1又は2つ以上のテンションプレートと、前記テンションプレートと一体に構成されるとともに、前記第2のエンドプレートを貫通する複数のロッド部と、前記第2のエンドプレートを貫通した前記ロッド部の先端で螺合するナットと、前記プレッシャプレートと前記第2のエンドプレートの間に配される1又は2つ以上の弾性部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の第3の視点においては、燃料電池において、セルを積層したセル積層体の積層方向の一端側に配置されるとともに、前記セル積層体と接する第1のエンドプレートと、前記セル積層体の積層方向の他端側に配置されるとともに、前記セル積層体と接する第2のエンドプレートと、前記第1のエンドプレートの側端で螺合する複数のボルトと、前記セル積層体の外側で積層方向に配置されるとともに、前記ボルトにて前記第1のエンドプレートの側端に締結される1又は2つ以上のテンションプレートと、前記テンションプレートと一体に構成されるとともに、前記第2のエンドプレートを貫通する複数のロッド部と、前記第2のエンドプレートを貫通した前記ロッド部の先端で螺合するナットと、前記第2のエンドプレートと前記ナットの間に配されるとともに、前記ロッド部が貫通する複数の弾性部材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の前記燃料電池において、前記テンションプレートは、所定角度に曲げられた1又は2以上の曲げ部を有することが好ましい。
本発明によれば、セル積層体(スタック)のテンション荷重をテンションプレートで受けているので、ねじれに対する抵抗力が大きく、しかも、ナットの締め付け調整により、外部に設けた荷重センサでバネ力を測定することができるので、一度所定のバネ力に設定してしまえば、荷重センサを外すことができるので、低コスト化が実現できる。
また、本発明によれば、テンションプレートと一方のエンドプレートとの寸法が合えば、当該テンションプレートと他方のエンドプレートとの寸法調整が可能であるので、テンションプレートの寸法のバラツキを吸収することができる。
また、本発明によれば、1又は2以上の曲げ部を有することにより、テンションプレートの強度が増強され、ねじれに対する抵抗力をさらに大きくすることができ、しかも、エンドプレートの形状に沿って曲げられた(折り曲げられた)テンションプレートを用いれば、1つテンションプレート用いるだけですむので、部品点数の減少により低コスト化が実現できる。
さらに、本発明によれば、第2のエンドプレートとテンションプレートを、第2のエンドプレートのロッド部と、当該ロッド部と螺合するナットと、によって接合することにより、ナットとエンドプレートとが積層方向で当接することでテンションプレートが固定されるため、第2のエンドプレートとテンションプレートの締結力が向上する。
本発明の実施形態1について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る燃料電池の構成を模式的に示した正面図である。図2は、本発明の実施形態1に係る燃料電池の構成を模式的に示した平面図である。図3は、本発明の実施形態1に係る燃料電池のセル積層体の細部の構成を模式的に示した部分断面図である。
この燃料電池1は、固体高分子電解質型燃料電池であり、例えば、燃料電池自動車に搭載される。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
燃料電池1は、セル積層体10と、第1のターミナル30と、第2のターミナル31と、第1のインシュレータ40と、第2のインシュレータ41と、第1のエンドプレート50と、第2のエンドプレート51と、プレッシャプレート60と、弾性部材70と、テンションプレート80と、ボルト81と、ナット82と、を有する(図1及び図2参照)。
セル積層体10は、セル11の積層体と、第1のターミナル30、第1のインシュレータ40、第2のターミナル31、第2のインシュレータ41よりなる(図1及び図2参照)。セル11は、イオン交換膜からなる電解質膜12と、この電解質膜12の一面に配置された触媒層13及び拡散層14からなる電極15(アノード、燃料極)と、電解質膜12の他面に配置された触媒層16及び拡散層17からなる電極18(カソード、空気極)と、から構成された膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assembly)を有するとともに、MEAの両外側に、電極15に燃料ガス(水素)を供給するための第1の流体通路19aが形成された第1のセパレータ19と、カソードに酸化ガス(酸素、通常は空気)を供給するための第2の流体通路20aが形成された第2のセパレータ20と、を有する(図3参照)。セル11の積層方向の一端に第1のターミナル30、第1のインシュレータ40が配置され、セル11の積層方向の他端に第2のターミナル31、第2のインシュレータ41が配置されている。
第1のターミナル30は、セル11の積層方向における一端と電気的に直接接続するための金具ないし端子であり、第2のターミナル31は、セル11の積層方向における他端と電気的に直接接続するための金具ないし端子である。第1のインシュレータ40は、第1のターミナル30と第1のエンドプレート50との間を絶縁する絶縁体であり、第2のインシュレータ41は、第2のターミナル31とプレッシャプレート60との間を電気的に絶縁する絶縁体である。
第1のエンドプレート50は、セル積層体10側からの押付圧力を受けるプレートであり、第1のエンドプレート50の側端にボルト81と螺合する複数の孔(図示せず)を有する。第1のエンドプレート50の外側の面には、空気の供給口50a及び排気口50b、燃料の供給口50c及び排気口50dを有する。
第2のエンドプレート51は、プレッシャプレート60と間隔をおいて配置されたプレートであり、テンションプレート80のロッド部80aが貫通する複数の孔(図示せず)を有する。第2のエンドプレート51は、弾性部材70の押付圧力を受ける。
プレッシャプレート60は、弾性部材70の押付けによってセル積層体10を第1のエンドプレート50側に押付けるプレートである。
弾性部材70は、プレッシャプレート60を介してセル積層体10に押付圧力を付与するための弾性体であり、第2のエンドプレート51とプレッシャプレート60との間に複数(図1及び図2では4つ)配されている。弾性部材70には、例えば、圧縮コイルスプリング、皿ばね等を用いることができる。
テンションプレート80は、第1のエンドプレート50と第2のエンドプレート51を締結するための平板状のプレートであり、セル積層体10の外側で積層方向に配置され、ボルト81にて第1のエンドプレート50の側端に締結するための複数の孔(図示せず)を有し、第2のエンドプレート51の孔(図示せず)を貫通するロッドが溶接された複数のロッド部80aを有する。図1及び図2を参照すると、テンションプレート80は2つ存在し、1つのテンションプレート80につきロッド部80aが2つ存在し、1つのテンションプレート80につき第1のエンドプレート50に締結するための孔が2つ存在するが、これに限られるものではない(実施形態2を参照)。
ボルト81は、テンションプレート80を第1のエンドプレート50に取り付けるための取付部材であり、テンションプレート80の孔(図示せず)を貫通し、第1のエンドプレート50の側端の孔(図示せず)で螺合する。ナット82は、弾性部材70によって押付けられた第2のエンドプレート51を受けるための部材であり、第2のエンドプレート51の孔(図示せず)を貫通したロッド部80aの先端で螺合する。
実施形態1に係る燃料電池の組立方法の一例について説明する。テンションプレート80をボルト81で第1のエンドプレート50に取付けた後、セル積層体10を第1のエンドプレート50を載置し、プレッシャプレート60をセル積層体10上に載置し、プレッシャプレート60の板面に弾性部材70を配置する。次に、第2のエンドプレート51を孔(図示ぜず)にテンションプレート80のロッド部80aを差し込んで、エンドプレート51を荷重計(図示せず)を介して押圧する。所望の荷重になると圧縮を止め、ナットを軽く締めた後、荷重計を除去する。これにより、プレッシャプレート60には所望のバネ荷重が負荷される。
実施形態1によれば、板状のテンションプレート80で第1のエンドプレート50と第2のエンドプレート51を締結しているため、ねじれに対する抵抗力が大きい。また、テンションプレート80のロッド部80aの先端で螺合するナット82の締め付け調整により、外部に設けた荷重センサでバネ力を測定することができ、寸法のバラツキを吸収することができる。
次に、本発明の実施形態2について図面を用いて説明する。図4は、本発明の実施形態2に係る燃料電池の構成を模式的に示した正面図である。図5は、本発明の実施形態2に係る燃料電池の構成を模式的に示した左側面図である。
実施形態2に係る燃料電池1は、テンションプレート80の構成が実施形態1に係る燃料電池と異なる。すなわち、実施形態2に係る燃料電池のテンションプレート80は、1つであり、所定角度に曲げられた(折り曲げられた)2つの曲げ部80b(積層面方向の断面形状がコの字型)を有し、ロッド部80aを3つ有し、孔(図示せず)を6つ有する(図4及び図5参照)。その他の構成については、テンションプレート80に対応して第1のエンドプレート50の構成、第2のエンドプレート51の構成、ボルト81の数、及びナット82の数が異なる以外は、実施形態1に係る燃料電池の構成と同様である。なお、実施形態2に係る燃料電池のテンションプレート80は、2以上有していてもよく、2つの曲げ部80bに限らず1つの曲げ部(積層面方向の断面形状がLの字型)であってもよい。
実施形態2によれば、曲げ部80bを有するテンションプレート80で第1のエンドプレート50と第2のエンドプレート51を締結しているため、テンションプレート80自体のねじれに対する抵抗力が強化される。また、テンションプレート80のロッド部80aの先端で螺合するナット82の締め付け調整により、外部に設けた荷重センサでバネ力を測定することができ、テンションプレートの寸法のバラツキを吸収することができる。さらに、テンションプレート80の部品点数も1つで済ませることができるので、部品点数の減少により低コスト化が実現できる。
次に、本発明の実施形態3について図面を用いて説明する。図6は、本発明の実施形態3に係る燃料電池の構成を模式的に示した正面図である。図7は、本発明の実施形態3に係る燃料電池の構成を模式的に示した左側面図である。
実施形態3に係る燃料電池は、実施形態1に係る燃料電池のようなプレッシャプレート(図1の60参照)がなく、弾性部材70の配設位置が異なる。図6及び図7を参照すると、第2のエンドプレート51は、弾性部材70の押付けによってセル積層体10を第1のエンドプレート50側に押付ける。弾性部材70は、中心軸に孔を有する弾性体(例えば、コイルスプリング、皿ばね等)であり、第2のエンドプレート51の孔(図示せず)を貫通したロッド部80aの先端で螺合するナット82と第2のエンドプレート51の間に配され、かつ、弾性部材70の孔にロッド部80aが貫通するように配されている。
実施形態3によれば、部品点数を減少させつつ、実施形態1と同様に、ねじれ抵抗力を得ることができ、寸法のバラツキを吸収することができる。
本発明の実施形態1に係る燃料電池の構成を模式的に示した正面図である。 本発明の実施形態1に係る燃料電池の構成を模式的に示した平面図である。 本発明の実施形態1に係る燃料電池のセル積層体の細部の構成を模式的に示した部分断面図である。 本発明の実施形態2に係る燃料電池の構成を模式的に示した正面図である。 本発明の実施形態2に係る燃料電池の構成を模式的に示した左側面図である。 本発明の実施形態3に係る燃料電池の構成を模式的に示した正面図である。 本発明の実施形態3に係る燃料電池の構成を模式的に示した平面図である。
符号の説明
1 燃料電池
10 セル積層体
11 セル
12 電解質膜
13 触媒層
14 拡散層
15 電極
16 触媒層
17 拡散層
18 電極
19 第1のセパレータ
19a 第1の流体通路
20 第2のセパレータ
20a 第2の流体通路
30 第1のターミナル
31 第2のターミナル
40 第1のインシュレータ
41 第2のインシュレータ
50 第1のエンドプレート
50a 供給口
50b 排気口
50c 供給口
50d 排気口
51 第2のエンドプレート
60 プレッシャプレート
70 弾性部材
80 テンションプレート
80a ロッド部
80b 曲げ部
81 ボルト
82 ナット

Claims (4)

  1. セルを積層したセル積層体の積層方向の一端側に配置された第1のエンドプレートと、
    前記セル積層体の積層方向の他端側に配置された第2のエンドプレートと、
    前記第1のエンドプレートの側端で螺合する複数のボルトと、
    前記セル積層体の外側で積層方向に配置されるとともに、前記ボルトにて前記第1のエンドプレートの側端に締結される1又は2つ以上のテンションプレートと、
    前記テンションプレートと一体に構成されるとともに、前記第2のエンドプレートを貫通する複数のロッド部と、
    前記第2のエンドプレートを貫通した前記ロッド部の先端で螺合するナットと、
    を備えることを特徴とする燃料電池。
  2. セルを積層したセル積層体の積層方向の一端側に配置されるとともに、前記セル積層体と接する第1のエンドプレートと、
    前記セル積層体の積層方向の他端側に配置されるとともに、前記セル積層体と接するプレッシャプレートと、
    前記プレッシャプレートと間隔をおいて配置された第2のエンドプレートと、
    前記第1のエンドプレートの側端で螺合する複数のボルトと、
    前記セル積層体の外側で積層方向に配置されるとともに、前記ボルトにて前記第1のエンドプレートの側端に締結される1又は2つ以上のテンションプレートと、
    前記テンションプレートと一体に構成されるとともに、前記第2のエンドプレートを貫通する複数のロッド部と、
    前記第2のエンドプレートを貫通した前記ロッド部の先端で螺合するナットと、
    前記プレッシャプレートと前記第2のエンドプレートの間に配される1又は2つ以上の弾性部材と、
    を備えることを特徴とする燃料電池。
  3. セルを積層したセル積層体の積層方向の一端側に配置されるとともに、前記セル積層体と接する第1のエンドプレートと、
    前記セル積層体の積層方向の他端側に配置されるとともに、前記セル積層体と接する第2のエンドプレートと、
    前記第1のエンドプレートの側端で螺合する複数のボルトと、
    前記セル積層体の外側で積層方向に配置されるとともに、前記ボルトにて前記第1のエンドプレートの側端に締結される1又は2つ以上のテンションプレートと、
    前記テンションプレートと一体に構成されるとともに、前記第2のエンドプレートを貫通する複数のロッド部と、
    前記第2のエンドプレートを貫通した前記ロッド部の先端で螺合するナットと、
    前記第2のエンドプレートと前記ナットの間に配されるとともに、前記ロッド部が貫通する複数の弾性部材と、
    を備えることを特徴とする燃料電池。
  4. 前記テンションプレートは、所定角度に曲げられた1又は2以上の曲げ部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の燃料電池。
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