JP2009299945A - 電動コンプレッサの駆動装置、電動コンプレッサ、冷凍サイクル装置、および空調装置 - Google Patents
電動コンプレッサの駆動装置、電動コンプレッサ、冷凍サイクル装置、および空調装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】制御回路73は、冷房モードが実行されていると判定したときには、電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度が所定温度To以上であるとしてモータ温度保護領域Aを設定する。冷房モード以外のモードが実行されている場合には、電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度が所定温度To未満であるとしてモータ温度保護領域Bを設定する。モータ温度保護領域Bは、モータ温度保護領域Aに比べて、出力電流Imの下限値が高く、かつ回転数Ncの上限値が低く設定されている。吸入冷媒の温度が所定温度To未満である場合には、吸入冷媒の温度が所定温度To以上である場合に比べて、モータ運転可能領域を広げることができる。
【選択図】図6
Description
前記電流出力回路(72)から前記モータ(10b)に出力される出力電流を検出する電流検出手段(S100)と、
前記モータの回転数を検出する回転数検出手段(S101)と、
前記モータが高温異常になることを避けるために前記モータを保護すべきモータ温度保護領域内に前記モータの実際の状態が入っているか否かについて前記電流算出手段(S100)の検出値と前記回転数検出手段(S101)の検出値とに基づき判定するモータ領域判定手段(S203)とを備え、
前記モータ温度保護領域は、前記モータの回転数と前記出力電流とから設定されるものであり、
前記吸入冷媒の温度が所定温度以上であるか否かを判定する冷媒温度判定手段(S200、S220、S220a、S222)と、
前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であると前記冷媒温度判定手段(S200、S220、S220a、S222)が判定した場合には、前記吸入冷媒の温度が所定温度以上であると前記冷媒温度判定手段(S200、S220、S220a、S222)が判定した場合に比べて、前記モータ温度保護領域の前記出力電流の下限値を上げ、かつ前記モータ温度保護領域の前記モータ回転数の上限値を下げるように前記モータ温度保護領域を設定する保護領域設定手段(S201、S202)と、を備えることを特徴とする。
前記カウント手段(S210)によりカウントされたカウント数が所定数以上であるか否かを判定する回数判定手段(S212)と、
前記カウント数が所定回数以上であると前記回数判定手段(S212)が判定したとき、前記モータ(10b)を停止する停止手段(S204)と、を備えることを特徴とする。
前記モータ温度保護領域内に前記モータ(10b)の実際の状態が入っていると前記モータ領域判定手段(S203)が判定する毎に、前記カウント手段(S210)は前記カウント数を増やすようになっており、
前記減算手段が前記カウント数を減らした後に前記カウント手段(S210)は前記カウント数を増やして前記カウント数が所定回数以上であると前記回数判定手段(S212)が判定したとき、前記停止手段(S204)が前記モータ(10b)を停止することを特徴とする。
前記モータ領域判定手段(S203)は、前記吸入冷媒温度センサ(84)の検出値が所定温度未満であるか否かを判定することにより、前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であるかを判定することを特徴とする。
前記駆動装置(10c)は、前記圧縮機構(10a)により前記ハウジング(50)内に吸入された吸入冷媒により冷却されるようになっており、
前記駆動装置(10c)の温度を検出する駆動装置温度検出手段(75b)を備え、
前記冷媒温度判定手段(S222)は、前記駆動装置温度検出手段(75b)の検出値が閾値未満であるか否かを判定することにより、前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であるか否かを判定することを特徴とする。
前記冷媒温度判定手段(S200)は、前記受信手段で受信された前記冷媒温度信号に基づいて、前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であるであるか否かを判定することを特徴とする。
空調ケース(21)と、
前記空調ケース(21)内に空気を送風する送風機(24)と、
前記空調ケース(21)内に配置され、前記電動コンプレッサ(10)の吐出冷媒により前記送風機(24)から送風された空気を加熱する加熱用熱交換器(11)と、
前記空調ケース(21)内に配置され、前記加熱用熱交換器(11)の下流側冷媒により前記送風機(24)から送風された空気を冷却する冷却用熱交換器(18)と、
前記加熱用熱交換器(11)の下流側冷媒を前記冷却用熱交換器(18)をバイパスして前記電動コンプレッサ(10)の冷媒吸入口側に流すバイパス通路(17a)と、
前記バイパス通路(17a)を開閉する弁(17)と、
前記弁(17)を閉じて前記加熱用熱交換器(11)の下流側冷媒を前記冷却用熱交換器(18)に流す冷房モードと、前記弁(17)を開けて前記加熱用熱交換器(11)の下流側冷媒を前記バイパス通路(17a)を通して前記電動コンプレッサ(10)の冷媒吸入口側に流す前記冷房モード以外の他のモードのうちいずれか一方を実行する実行手段(S52、S53、S54)と、を備え、
前記送信手段(S55)は前記実行手段(S52、S53、S54)により実行されたモードを示す信号を前記冷媒温度信号として前記受信手段(76)に送信するものであり、
前記実行手段(S54)が前記冷房モードを実行しているとき、前記冷媒温度判定手段(S200)が前記吸入冷媒の温度が所定温度以上であると判定し、前記実行手段(S52、S53)が前記他のモードを実行しているとき、前記冷媒温度判定手段(S200)が前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であると判定することを特徴とする。
前記冷却用熱交換器(18)は、前記減圧器(16)により減圧された冷媒により前記送風機(24)から送風された空気を冷却するようになっており、
前記加熱用熱交換器(11)から前記減圧器(16)に流れる冷媒を通過させる第1の冷媒流路(15a)と、前記冷却用熱交換器(18)から前記電動コンプレッサ(10)に吸入される冷媒を通過させる第2の冷媒流路(15b)とを有し、前記第1の冷媒流路(15a)内の冷媒により前記第2の冷媒流路(15b)内の冷媒を加熱する冷媒加熱用熱交換器(11)を備え、
前記バイパス通路(17a)は、前記加熱用熱交換器(11)から出た冷媒を前記第1の冷媒流路(15a)、前記減圧器(16)、および前記冷却用熱交換器(18)をバイパスして前記電動コンプレッサ(10)の冷媒吸入口側に流すようになっていることを特徴とする。
前記電動コンプレッサ(10)から吐出された冷媒を冷却する冷却器(13b)と、
前記冷却器(13b)により冷却された冷媒を減圧する減圧器(16)と、
前記減圧器(16)からの冷媒の蒸発により送風機(24)からの送風空気を冷却する冷却用熱交換器(18)と、
前記冷却器(13b)の冷媒出口側の冷媒温度を検出する冷却器冷媒温度検出手段(86)と、
前記冷却用熱交換器(18)から吹き出される冷風温度を検出する空気温度検出手段(81)と、を備え、
前記冷媒温度判定手段(S220a)は、前記冷却器冷媒温度検出手段(86)の検出値と前記空気温度検出手段(81)の検出値とに基づいて、前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であるか否かを判定することを特徴とする。
図1に、本発明に係る車両用空調装置の第1実施形態の全体構成図を示す。
回転軸52は、ハウジング50内に配置され、軸受け52a、52bにより回転自在に支持されている。回転軸52は、ロータ53から受ける回転駆動力を圧縮機構10aに伝える。軸受け52aは、支持部60を介してハウジング50により支持されている。軸受け52bは、ハウジング50の底壁により支持されている。
空気温度Tamが一定温度未満であるときには、暖房モードを実行するべきであるとしてステップS51でYESと判定する。これに伴い、ステップS53に進んで暖房モードを実行する。
冷房モードでは、第1開閉弁14を開弁し、第1電動式膨張弁12を全閉状態とし、第2開閉弁17を閉弁する。
このモードでは、第1開閉弁14を閉弁させ、第2開閉弁17を開弁させ、第1電動式膨張弁16を全閉状態とする。このため、電動コンプレッサ10から吐出された高温高圧冷媒は、加熱用熱交換器11を通過後、第1電動式膨張弁12にて減圧される。
除湿モードでは、第1開閉弁14を閉弁し、第2開閉弁17を閉弁し、さらに第2電動式膨張弁16を全開する。
(モータ駆動処理)
図5はモータ駆動処理を示すフローチャートである。制御回路73は、図5のフローチャートにしたがって、コンピュータプログラムを実行する。
(温度保護処理)
図6は温度保護処理を示すフローチャートである。制御回路73は、図6のフローチャートにしたがって、コンピュータプログラムを実行する。
冷房モードが実行されているか否かを判定することにより、電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度が所定温度To以上であるか否かを判定することになる。
次のステップS203において、モータ温度保護領域Bにモータ10bの実際の状態が入っているか否かについて、上述のステップS100で求めた出力電流Imおよび回転数Ncに基づいて判定する。
上述の第1実施形態では、モータ10bの実際の状態がモータ温度保護領域に入っていると判定すると、モータ10bを停止した例を示したが、これに代えて、モータ10bの実際の状態がモータ温度保護領域に入っていると判定した回数が所定回数に到達するとモータ10bを停止する本第2実施形態を示す。
上述の第1実施形態では、冷房モードが実行されているか否かを判定することにより、電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度が所定温度To以上であるか否かを判定する例を示したが、これに代えて、本実施形態では、電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度を検出する温度センサを用いて、この温度センサの検出値に応じて電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度が所定温度To以上であるか否かを判定する。
上述の第1実施形態では、室内空調ユニットにおいて冷却用熱交換器からの冷風を冷媒により加熱する加熱用熱交換器を用いた例を示したが、これに代えて、本実施形態では次のように構成されている。
上述の第4実施形態では、電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度を検出する温度センサを用いて、この温度センサの検出値に応じて電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度が所定温度To以上であるか否かを判定した例を示したが、これに代えて、電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度を推定し、この推定温度に応じて電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度が所定温度To以上であるか否かを判定する本第5実施形態を示す。
α、βは予め決められた定数が用いられている。
次のステップS220aにおいて、吸入冷媒温度TS’が所定温度To以上であるか否かを判定する。吸入冷媒温度TS’が所定温度To以上であるときには、吸入冷媒温度が所定温度To以上であるとしてステップS220aでYESと判定してステップS201でモータ温度保護領域Aを設定する。
上述の第4実施形態では、電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度を検出する温度センサを用いて、この温度センサの検出値に応じて電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度が所定温度To以上であるか否かを判定した例を示したが、これに代えて、本第6実施形態では、駆動回路70(図2参照)自体の温度を検出する温度センサ75bの検出値を用いて、電動コンプレッサ10の吸入冷媒温度が所定温度To以上であるか否かを判定する。
10 電動コンプレッサ
11 加熱用熱交換器
12 第1電動式膨張弁
13 室外熱交換器
14 第1開閉弁
15 内部熱交換器
16 第2電動式膨張弁
17 第2開閉弁
18 冷却用熱交換器
19 アキュムレータ
10a 圧縮機構
10b モータ
10c 駆動装置
70 駆動回路
72 インバータ回路
72b 負極側母線
72a 正極側母線
73 制御回路
74 メモリ、
75a 電流センサ
75b 温度センサ
76 通信回路
Claims (11)
- ハウジング(50)内に配置されて冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮機構(10a)と、前記ハウジング(50)内に配置されて前記圧縮機構(10a)を駆動するモータ(10b)とを備え、前記圧縮機構(10a)により前記ハウジング(50)内に吸入された吸入冷媒により前記モータ(10b)を冷却するように構成された電動コンプレッサ(10)の駆動装置であって、
前記モータ(10b)を駆動するために前記モータ(10b)に電流を出力する電流出力回路(72)と、
前記電流出力回路(72)から前記モータ(10b)に出力される出力電流を検出する電流検出手段(S100)と、
前記モータの回転数を検出する回転数検出手段(S101)と、
前記モータが高温異常になることを避けるために前記モータを保護すべきモータ温度保護領域内に前記モータの実際の状態が入っているか否かについて前記電流算出手段(S100)の検出値と前記回転数検出手段(S101)の検出値とに基づき判定するモータ領域判定手段(S203)とを備え、
前記モータ温度保護領域は、前記モータの回転数と前記出力電流とから設定されるものであり、
前記吸入冷媒の温度が所定温度以上であるか否かを判定する冷媒温度判定手段(S200、S220、S220a、S222)と、
前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であると前記冷媒温度判定手段(S200、S220、S220a、S222)が判定した場合には、前記吸入冷媒の温度が所定温度以上であると前記冷媒温度判定手段(S200、S220、S220a、S222)が判定した場合に比べて、前記モータ温度保護領域の前記出力電流の下限値を上げ、かつ前記モータ温度保護領域の前記モータ回転数の上限値を下げるように前記モータ温度保護領域を設定する保護領域設定手段(S201、S202)と、
を備えることを特徴とする電動コンプレッサの駆動装置。 - 前記モータ温度保護領域内に前記モータ(10b)の実際の状態が入っていると前記モータ領域判定手段(S203)が判定した回数をカウントするカウント手段(S210)と、
前記カウント手段(S210)によりカウントされたカウント数が所定数以上であるか否かを判定する回数判定手段(S212)と、
前記カウント数が所定回数以上であると前記回数判定手段(S212)が判定したとき、前記モータ(10b)を停止する停止手段(S204)と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電動コンプレッサの駆動装置。 - 前記モータ(10b)の実際の状態が前記温度保護領域から外れていると前記モータ領域判定手段(S203)が判定する毎に前記カウント数を減らす減算手段(S211)を備え、
前記モータ温度保護領域内に前記モータ(10b)の実際の状態が入っていると前記モータ領域判定手段(S203)が判定する毎に、前記カウント手段(S210)は前記カウント数を増やすようになっており、
前記減算手段が前記カウント数を減らした後に前記カウント手段(S210)は前記カウント数を増やして前記カウント数が所定回数以上であると前記回数判定手段(S212)が判定したとき、前記停止手段(S204)が前記モータ(10b)を停止することを特徴とする請求項2に記載の電動コンプレッサの駆動装置。 - 前記モータ温度保護領域内に前記モータ(10b)の実際の状態が入っていると前記モータ領域判定手段(S203)が判定したとき、前記モータ(10b)を停止する停止手段(S204)を備えることを特徴とする請求項1に記載の電動コンプレッサの駆動装置。
- 前記吸入冷媒の温度を検出する吸入冷媒温度センサ(84)を備え、
前記モータ領域判定手段(S203)は、前記吸入冷媒温度センサ(84)の検出値が所定温度未満であるか否かを判定することにより、前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であるかを判定することを特徴とする請求項1に記載の電動コンプレッサの駆動装置。 - 請求項1に記載の電動コンプレッサの駆動装置(10c)を前記ハウジング(50)の外側に配置されてなる電動コンプレッサ(10)であって、
前記駆動装置(10c)は、前記圧縮機構(10a)により前記ハウジング(50)内に吸入された吸入冷媒により冷却されるようになっており、
前記駆動装置(10c)の温度を検出する駆動装置温度検出手段(75b)を備え、
前記冷媒温度判定手段(S222)は、前記駆動装置温度検出手段(75b)の検出値が閾値未満であるか否かを判定することにより、前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であるか否かを判定することを特徴とする電動コンプレッサ。 - 前記駆動装置(10c)の発熱量が多いほど前記冷媒温度判定手段(S222)で用いられる前記閾値を大きくする閾値設定手段(S230)を備えることを特徴とする請求項6に記載の電動コンプレッサ。
- 前記吸入冷媒の温度を示す冷媒温度信号を送信手段(S55)から受信する受信手段(76)を備え、
前記冷媒温度判定手段(S200)は、前記受信手段で受信された前記冷媒温度信号に基づいて、前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であるであるか否かを判定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電動コンプレッサの駆動装置。 - 請求項8に記載の電動コンプレッサの駆動装置(10c)を備える空調装置(1)であって、
空調ケース(21)と、
前記空調ケース(21)内に空気を送風する送風機(24)と、
前記空調ケース(21)内に配置され、前記電動コンプレッサ(10)の吐出冷媒により前記送風機(24)から送風された空気を加熱する加熱用熱交換器(11)と、
前記空調ケース(21)内に配置され、前記加熱用熱交換器(11)の下流側冷媒により前記送風機(24)から送風された空気を冷却する冷却用熱交換器(18)と、
前記加熱用熱交換器(11)の下流側冷媒を前記冷却用熱交換器(18)をバイパスして前記電動コンプレッサ(10)の冷媒吸入口側に流すバイパス通路(17a)と、
前記バイパス通路(17a)を開閉する弁(17)と、
前記弁(17)を閉じて前記加熱用熱交換器(11)の下流側冷媒を前記冷却用熱交換器(18)に流す冷房モードと、前記弁(17)を開けて前記加熱用熱交換器(11)の下流側冷媒を前記バイパス通路(17a)を通して前記電動コンプレッサ(10)の冷媒吸入口側に流す前記冷房モード以外の他のモードのうちいずれか一方を実行する実行手段(S52、S53、S54)と、を備え、
前記送信手段(S55)は前記実行手段(S52、S53、S54)により実行されたモードを示す信号を前記冷媒温度信号として前記受信手段(76)に送信するものであり、
前記実行手段(S54)が前記冷房モードを実行しているとき、前記冷媒温度判定手段(S200)が前記吸入冷媒の温度が所定温度以上であると判定し、前記実行手段(S52、S53)が前記他のモードを実行しているとき、前記冷媒温度判定手段(S200)が前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であると判定することを特徴とする空調装置。 - 前記加熱用熱交換器(11)から出た冷媒を減圧する減圧器(16)を備え、
前記冷却用熱交換器(18)は、前記減圧器(16)により減圧された冷媒により前記送風機(24)から送風された空気を冷却するようになっており、
前記加熱用熱交換器(11)から前記減圧器(16)に流れる冷媒を通過させる第1の冷媒流路(15a)と、前記冷却用熱交換器(18)から前記電動コンプレッサ(10)に吸入される冷媒を通過させる第2の冷媒流路(15b)とを有し、前記第1の冷媒流路(15a)内の冷媒により前記第2の冷媒流路(15b)内の冷媒を加熱する冷媒加熱用熱交換器(11)を備え、
前記バイパス通路(17a)は、前記加熱用熱交換器(11)から出た冷媒を前記第1の冷媒流路(15a)、前記減圧器(16)、および前記冷却用熱交換器(18)をバイパスして前記電動コンプレッサ(10)の冷媒吸入口側に流すようになっていることを特徴とする請求項9に記載の空調装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電動コンプレッサの駆動装置(10c)を備える冷凍サイクル装置であって、
前記電動コンプレッサ(10)から吐出された冷媒を冷却する冷却器(13b)と、
前記冷却器(13b)により冷却された冷媒を減圧する減圧器(16)と、
前記減圧器(16)からの冷媒の蒸発により送風機(24)からの送風空気を冷却する冷却用熱交換器(18)と、
前記冷却器(13b)の冷媒出口側の冷媒温度を検出する冷却器冷媒温度検出手段(86)と、
前記冷却用熱交換器(18)から吹き出される冷風温度を検出する空気温度検出手段(81)と、を備え、
前記冷媒温度判定手段(S220a)は、前記冷却器冷媒温度検出手段(86)の検出値と前記空気温度検出手段(81)の検出値とに基づいて、前記吸入冷媒の温度が所定温度未満であるか否かを判定することを特徴とする冷凍サイクル装置。
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