JP2009296727A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンデンサ配線インダクタンスを従来技術に比べて大きくすることなく、並列接続された半導体チップ間のインダクタンスのアンバランスの低減を体格の大型化をせずに実現することができる電力変換装置を提供する。
【解決手段】正極用配線部材27及び負極用配線部材28には、幅方向の両側で対を成す端子部が形成され、かつ、コンデンサの正極端子17a又は負極端子17bと接続される正極端子用接続部27d又は負極端子用接続部28dが正極用配線部材27の幅方向と平行に延びるように形成されている。正極端子用接続部27dの基端の近く及び負極端子用接続部28dの基端の近くに、正極端子用接続部27d又は負極端子用接続部28dから対を成す端子部の接合部27b又は接合部28bまでの電流経路の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように切り欠き溝41,42が形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、電力変換装置に係り、詳しくは複数の半導体チップが並列に接続され、コンデンサの正極端子に接続された板状導体製の正極用配線部材及び負極端子に接続された負極用配線部材を介して前記半導体チップに前記コンデンサから電流が供給される電力変換装置に関する。
直流を交流に変換する電力変換装置(インバータ装置)は、複数の半導体素子(半導体チップ)が並列接続された半導体モジュールを複数個(3相交流では6個、単相交流では4個)備えている。半導体チップを並列で使用する際、配線インダクタンスがアンバランスな状態にあると電流のアンバランスを引き起こし、電流集中による発熱や、サージ電圧による半導体チップの破損等が発生するため、配線インダクタンスをバランスさせることが重要である。また、大電力が使用される電力変換装置では、コンデンサと半導体チップとを電気的に接続する配線部材として板状導体(バスバー)が使用される。そして、コンデンサの正極端子に接続される正極用配線部材と負極端子に接続される負極用配線部材は、それぞれ平板形状を有するとともに互いに近接して対向するように配置され、また、互いに逆方向に電流が流れるように使用される。
従来、電力変換装置を大電力化するため、各半導体モジュールを構成する複数並列接続された半導体チップに流れる電流にアンバランスが生じないようにする電流変換装置の配線構造が提案されている(特許文献1参照)。この配線構造では、例えば、図7に示すように、電解コンデンサ60a,60bは、電解コンデンサ60a,60bのプラス(正)端子と、半導体モジュール(IGBTモジュール)61a,61bのP端子63a,64aとを電気的に接続するバスバー(ブスバー)62の一端と対応する位置に配置されている。半導体モジュール61a,61bはバスバー62の長手方向に沿って一列に配置されている。電解コンデンサ60a,60bのプラス端子から半導体モジュール61aのP端子63aまでと、半導体モジュール61bのP端子64aまでの距離とは等しくなっていない。同様に、電解コンデンサ60a,60bのマイナス(負)端子から半導体モジュール61aのN端子63bまでと、半導体モジュール61bのN端子64bまでの距離とは等しくない。即ち、構造的には半導体モジュール61aの方が電解コンデンサ60a,60bと近接している。しかし、バスバー(ブスバー)62にL字形のスリットSLが形成されている。そして、電解コンデンサ60a,60bのプラス端子から、半導体モジュール61aのP端子63aまでのインダクタンス値LP1は、LP1=L1+L2−M(相互インダクタンス)となり、半導体モジュール61bのP端子64aまでのインダクタンス値LP2は、LP2=L1+L3となる。したがって、スリットの長さを調整してL2−M=L3とすれば、LP1=LP2とすることができる。
同様に、図示しない負(マイナス)のバスバーに対してもかぎ形のスリットが形成されている。これにより、電解コンデンサ60a,60bのプラス極から、半導体モジュール61aのP端子63aまでの距離と、半導体モジュール61bのP端子64aまでの距離とを調整し、両者をほぼ等しくすることが可能となる。また、電解コンデンサ60a,60bのマイナス極から、半導体モジュール61aのN端子63bまでの距離と、半導体モジュール61bのN端子64bまでの距離とを調整し、両者をほぼ等しくすることが可能となる。
特開2006−203974号公報
半導体チップを並列で使用する際、配線インダクタンスをバランスさせること(配線インダクタンスの均等化)は重要であるが、配線インダクタンスの値そのものについても、より低減することが損失の低減に直結するため発熱の低減につながる。また、配線自体も抵抗となるため断面積を確保して電気抵抗を低減する必要がある。配線インダクタンスをバランスさせるために、アンバランスしている経路の長さを調整する際、体格の大型化は避けたいという要求がある。
特許文献1の構成では、バスバーの大きさを変えずにスリットSLを形成することで、電解コンデンサ60a,60bのプラス端子又はマイナス端子から、半導体モジュール61a,61bのP端子及びN端子までの距離を調整しているため、体格の大型化は回避されている。しかし、バスバーにL字状のスリットSLを形成しているため、電流経路の幅が狭くなって断面積が小さくなり、電流経路の電気抵抗及びインダクタンスが大きくなるという問題がある。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、コンデンサ配線インダクタンスを従来技術に比べて大きくすることなく、並列接続された半導体チップ間のインダクタンスのアンバランスの低減を、体格の大型化をせずに実現することができる電力変換装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、複数の半導体チップが並列に接続された状態で絶縁基板上に実装され、相互に電気的に絶縁された状態で近接して重なるように配置されるとともに前記絶縁基板と平行に配置された板状導体製の正極用配線部材及び負極用配線部材を介してコンデンサから前記半導体チップに電流が供給される電力変換装置である。そして、前記コンデンサは、その正極端子及び負極端子が前記正極用配線部材の幅方向と直交する直線上に位置するように配置されている。前記正極用配線部材及び前記負極用配線部材には、幅方向の両側で対を成す端子部が形成され、かつ、前記コンデンサの正極端子又は負極端子と電気的に接続される正極端子用接続部又は負極端子用接続部が前記正極用配線部材の幅方向と平行に延びるように形成されている。前記正極用配線部材には前記正極端子用接続部から前記対を成す端子部の接合部までの電流経路の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように切り欠き溝が形成されている。前記負極用配線部材には前記負極端子用接続部から前記対を成す端子部の接合部までの電流経路の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように切り欠き溝が形成されている。
この発明では、正極用配線部材及び負極用配線部材は、幅方向の両側で対を成す端子部が形成され、かつ、コンデンサの正極端子又は負極端子と電気的に接続される正極端子用接続部又は負極端子用接続部が正極用配線部材の幅方向と平行に延びるように形成されている。そのため、コンデンサが正極用配線部材及び負極用配線部材の一端に配置された構成に比べて、コンデンサの正極端子から正極用配線部材の端子部の接合部までの電流経路及びコンデンサの負極端子から負極用配線部材の端子部の接合部までの電流経路の長さが短くなるとともに、一対の電流経路間の差も小さくなる。したがって、正極端子用接続部から対を成す端子部の接合部までの電流経路の短い方の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように形成される切り欠き溝の長さをそれほど長くしなくてもよくなる。その結果、インダクタンスの増加量がわずかでよくなる。負極端子用接続部から対を成す端子部の接合部までの電流経路の長さを調整する切り欠き溝に関しても同様である。したがって、コンデンサ配線インダクタンスを従来技術に比べて大きくすることなく、並列接続された半導体チップ間のインダクタンスのアンバランスの低減を、体格の大型化をせずに実現することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記正極用配線部材及び負極用配線部材には、前記切り欠き溝が形成された側の電流経路の幅を狭めて該電流経路のインダクタンスを大きくする孔が形成されている。この発明では、電流経路のインダクタンスを大きくするのに切り欠き溝を形成するだけでなく、切り欠き溝が形成された側の電流経路の幅を狭めることによってもインダクタンスを大きくするための調整が可能なため、インダクタンスを適切な値に調整する自由度が高くなる。
本発明によれば、コンデンサ配線インダクタンスを従来技術に比べて大きくすることなく、並列接続された半導体チップ間のインダクタンスのアンバランスの低減を、体格の大型化をせずに実現することができる電力変換装置を提供することができる。
以下、本発明を3相用のインバータ装置に具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
先ずインバータ装置の回路構成を説明する。図1(a)に示すように、インバータ装置11は、6個のスイッチング素子Q1〜Q6を有するインバータ回路12を備えている。各スイッチング素子Q1〜Q6には、MOSFET(metal oxide semiconductor 電界効果トランジスタ)が使用されている。インバータ回路12は、第1及び第2のスイッチング素子Q1,Q2、第3及び第4のスイッチング素子Q3,Q4、第5及び第6のスイッチング素子Q5,Q6がそれぞれ直列に接続されている。各スイッチング素子Q1〜Q6のドレインとソース間には、ダイオードD1〜D6が、逆並列に接続されている。第1、第3及び第5のスイッチング素子Q1,Q3,Q5及び各第1、第3及び第5のスイッチング素子Q1,Q3,Q5に接続されたダイオードD1,D3,D5の組はそれぞれ上アームと呼ばれる。また、第2、第4及び第6のスイッチング素子Q2,Q4,Q6及び第2、第4及び第6のスイッチング素子Q2,Q4,Q6に接続されたダイオードD2,D4,D6の組はそれぞれ下アームと呼ばれる。
第1、第3及び第5のスイッチング素子Q1,Q3,Q5のドレインが、配線13を介して電源入力用のプラス入力端子14に接続され、第2、第4及び第6のスイッチング素子Q2,Q4,Q6が、配線15を介して電源入力用のマイナス入力端子16に接続されている。配線13及び配線15間にはコンデンサ17が複数並列に接続されている。この実施形態ではコンデンサ17として電解コンデンサが使用され、コンデンサ17の正極(プラス)端子が配線13に接続され、コンデンサ17の負極(マイナス)端子が配線15に接続されている。
スイッチング素子Q1,Q2の間の接合点はU相端子Uに、スイッチング素子Q3,Q4の間の接合点はV相端子Vに、スイッチング素子Q5,Q6の間の接合点はW相端子Wに、それぞれ接続されている。各スイッチング素子Q1〜Q6のゲートは駆動信号入力端子G1〜G6に接続されている。各スイッチング素子Q1〜Q6のソースは信号端子S1〜S6に接続されている。図1(a)では各上アーム及び各下アームがそれぞれ、1個のスイッチング素子及び1個のダイオードで示されているが、各アームは、図1(b)に示すように、スイッチング素子QとダイオードDの組が複数並列に接続された構成になっている。この実施形態では各アームはそれぞれ4組のスイッチング素子Q及びダイオードDで構成されている。
次にインバータ装置11の構造を説明する。
図2に示すように、インバータ装置11は、銅製の金属ベース20上に複数の絶縁基板としてのセラミック基板21が接合され、セラミック基板21上に半導体チップ23が実装されている。半導体チップ23は、1個のスイッチング素子(MOSFET)及び1個のダイオードが一つのデバイスとして組み込まれている。即ち、半導体チップ23は、図1(b)に示される一つのスイッチング素子Q及び一つのダイオードDを備えたデバイスとなる。
金属ベース20はほぼ矩形状に形成され、セラミック基板21も矩形状に形成されている。セラミック基板21は12個設けられ、長手方向が金属ベース20の長手方向と直交する状態で各列6個となるように2列、6行に配置されている。そして、各行の2個のセラミック基板21上に配置された半導体チップ23がインバータ回路12の各アームを構成する。図4に示すように、この実施形態では、半導体チップ23は、各セラミック基板21上に2個ずつ実装されており、4個の半導体チップ23がそれぞれ1つのアームを構成する。即ち、複数の半導体チップ23が並列に接続された状態でセラミック基板21上に実装されている。なお、図4は第2アームの上アーム及び下アームを示している。
図2及び図4に示すように、セラミック基板21は、表面に回路パターン24a,24b,24c,24dを有し、裏面にセラミック基板21と金属ベース20とを接合する接合層として機能する金属板25(図3に図示)を有するセラミック板26で構成されている。セラミック板26は、例えば、窒化アルミニウム、アルミナ、窒化ケイ素等により形成され、回路パターン24a,24b,24c,24d及び金属板25は、例えば、アルミニウムや銅等で形成されている。セラミック基板21は、金属板25を介して半田(図示せず)で金属ベース20に接合されている。以下、この明細書では、金属ベース20をインバータ装置11の底部(下部)として説明する。
回路パターン24aはゲート信号用の回路パターン、回路パターン24bはドレイン用の回路パターン、回路パターン24cはソース用の回路パターン、回路パターン24dはソース信号用の回路パターンである。半導体チップ23は、ドレイン用の回路パターン24b上に半田で接合されている。図4に示すように、半導体チップ23は、ゲートとゲート信号用の回路パターン24aとの間、ソースとソース用の回路パターン24cとの間及びソースとソース信号用の回路パターン24dとの間をワイヤボンディングにより電気的に接続されている。
基板の上方には配線部材として板状導体で形成された正極用配線部材27及び負極用配線部材28が、金属ベース20と平行に、かつ相互に絶縁された状態で近接して重なるように配置されている。正極用配線部材27及び負極用配線部材28の間には、両者の電気的絶縁性を確保するための絶縁部材(図示せず)が配置されている。この実施形態では、正極用配線部材27の上側に負極用配線部材28が配置され、負極用配線部材28上には、複数(この実施形態では4個)のコンデンサ17が正極端子及び負極端子が下向きになる状態で配置されている。
正極用配線部材27は図1(a)における配線13を、負極用配線部材28は図1(a)における配線15をそれぞれ構成する。インバータ装置11の小型化を図るため、各アームを構成するセラミック基板21が正極用配線部材27及び負極用配線部材28を中心にして対称な位置に配置され、複数のコンデンサ17が負極用配線部材28の上側で一直線上に位置するレイアウト構造となっている。
正極用配線部材27及び負極用配線部材28には、それぞれ幅方向の両端部に端子部27a,28aが複数(この実施形態では3対6個)形成されている。各端子部27a,28aは、それぞれ正極用配線部材27及び負極用配線部材28の幅方向の端部からセラミック基板21側に向かって屈曲し、さらに回路パターン24b,24cに接合されている接合部27b,28bが各配線部材27,28と平行に延びるように屈曲形成されている。なお、正極用配線部材27及び負極用配線部材28には、幅方向の端部両側に、各端子部27a,28aの一部と連続するとともに互いに重なる状態で配置される垂下部(図示せず)が形成されている。
図2に示すように、金属ベース20には、その周縁に沿うように電気的絶縁性の支持枠30が、全てのセラミック基板21を枠内に収容する状態に固定されている。正極用配線部材27の長手方向の一端部には、外部電源入力用のプラス入力端子14が、一部が支持枠30の外側に位置するように配置されている。負極用配線部材28には、その長手方向の正極用配線部材27のプラス入力端子14が形成された側と反対側の端部に、外部電源入力用のマイナス入力端子16が形成され、一部が支持枠30の外側に位置するように配置されている。
図2及び図3に示すように、インバータ装置11の3つの出力電極部材32U,32V,32Wは、板状導体製で側面ほぼL字状に形成されるとともに、上方に向かって延びる部分が支持枠30の近くに位置し、横方向に延びる部分が正極用配線部材27の下方においてその長手方向と直交する状態で配置されている。そして、各出力電極部材32U,32V,32Wは、2個の接合部35が水平に延びる部分の先端両側で、2個の接合部35が屈曲部寄りでそれぞれ下側に突出するように形成されている。
出力電極部材32Uは、第1のスイッチング素子Q1及びダイオードD1で構成される上アームのソース用の回路パターン24cと、第2のスイッチング素子Q2及びダイオードD2で構成される下アームのドレイン用の回路パターン24bとに超音波接合されている。出力電極部材32Vは、第3のスイッチング素子Q3及びダイオードD3で構成される上アームのソース用の回路パターン24cと、第4のスイッチング素子Q4及びダイオードD4で構成される下アームのドレイン用の回路パターン24bとに超音波接合されている。出力電極部材32Wは、第5のスイッチング素子Q5及びダイオードD5で構成される上アームのソース用の回路パターン24cと、第6のスイッチング素子Q6及びダイオードD6で構成される下アームのドレイン用の回路パターン24bとに超音波接合されている。
各アームに対応するそれぞれ2個のセラミック基板21のうち、出力電極部材32U,32V,32Wの先端側と対応するセラミック基板21のゲート信号用の回路パターン24aには、駆動信号入力端子G1〜G6の第1端部が、ソース信号用の回路パターン24dには信号端子S1〜S6の第1端部が、それぞれ接合されている。各端子G1〜G6,S1〜S6は、第2端部が支持枠30から突出するように、支持枠30を貫通する状態で支持枠30に一体成形されている。なお、各アームを構成する2個のセラミック基板21上に形成された、回路パターン24a同士及び回路パターン24d同士はそれぞれワイヤボンディング(図4に図示)で電気的に接続されている。
なお、支持枠30内には半導体チップ23の絶縁性確保や保護及び正極用配線部材27と出力電極部材32U,32V,32Wとの絶縁確保のためにシリコーンゲル(図示せず)が充填、硬化されている。
図5(a)は、コンデンサ17の正極端子17a及び負極端子17b、正極端子用接続部27d、負極端子用接続部28d、正極用配線部材27及び負極用配線部材28の接合部27b,28bの関係を示す部分模式図である。コンデンサ17は、その正極端子17a及び負極端子17b(二点鎖線で図示)が正極用配線部材27及び負極用配線部材28の幅方向(図5(a)の左右方向)と直交する方向に延びる直線上に位置するように配置されている。そして、正極用配線部材27及び負極用配線部材28にそれぞれ形成された正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dは、正極用配線部材27及び負極用配線部材28の幅方向と平行に延びるように形成されている。即ち、正極用配線部材27及び負極用配線部材28には正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dの先端部及び両側部の周縁に孔27e,28eが形成されている。これにより、正極用配線部材27及び負極用配線部材28と正極端子17a及び負極端子17bとの絶縁距離を確保した状態でインバータ装置11の小型化が図られる。
図3に示すように、正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dは、先端側が一段低い状態で金属ベース20と平行に延びるように屈曲形成されている。正極端子17a及び負極端子17bは、正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dの先端部に電気的に接続されている。
なお、一組の上アーム及び下アームに対応して設けられた一対の接合部27bを介してその上アームの半導体チップ23に電流が供給されるときには、その下アームの半導体チップ23に電流が流れることはなく接合部28bにも電流は流れない。そして、その接合部28bを介して電流がコンデンサ17に戻る(流れる)のは、他の組の上アームの半導体チップ23に電流が供給されるときである。図5(a)は、正極端子用接続部27dから対を成す端子部27aの接合部27bまでの電流経路の長さと、負極端子用接続部28dから対を成す端子部28aの接合部28bまでの電流経路の長さとを示すためのものであり、接合部27bと接合部28bとの位置関係は、実際の位置関係を反映したものではない。
正極用配線部材27には正極端子用接続部27dから対を成す端子部27aの接合部27bまでの電流経路37,38の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように切り欠き溝41が形成されている。切り欠き溝41は、正極端子用接続部27dの基端の近くに一定幅で正極端子用接続部27dの延びる方向と平行に延びるように形成されている。また、負極用配線部材28には負極端子用接続部28dから対を成す端子部28aの接合部28bまでの電流経路39,40の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように、負極端子用接続部28dの基端の近くに切り欠き溝42が形成されている。切り欠き溝42は、一定幅で負極端子用接続部28dの延びる方向と平行に延びるように形成されている。なお、電流経路37〜40は実線の矢印で図示している。また、図5(b)は、比較のため、切り欠き溝41,42を形成しない場合における図5(a)に対応する模式図である。
次に前記のように構成されたインバータ装置11の作用を説明する。
インバータ装置11は、例えば、車両の電源装置の一部を構成するものとして使用される。インバータ装置11は、プラス入力端子14及びマイナス入力端子16が直流電源(図示せず)に接続され、U相端子U、V相端子V及びW相端子Wがモータ(図示せず)に接続され、駆動信号入力端子G1〜G6及び信号端子S1〜S6が制御装置(図示せず)に接続された状態で使用される。
上アームの第1、第3及び第5のスイッチング素子Q1,Q3,Q5及び下アームの第2、第4及び第6のスイッチング素子Q2,Q4,Q6がそれぞれ所定周期でオン、オフ制御されることによりモータに交流が供給されてモータが駆動される。コンデンサ17から電流経路37,38を経て接合部27bに供給された電流は、回路パターン24b、半導体チップ23、回路パターン24c、対応する出力電極部材32U,32V,32Wのいずれかを介してモータに供給される。モータを流れた電流は、その後、対応する出力電極部材32U,32V,32Wのいずれか、回路パターン24b、半導体チップ23、回路パターン24cを介して接合部28bに供給され、電流経路39,40を経てコンデンサ17に戻る。
正極用配線部材27及び負極用配線部材28には、スイッチング素子Q1〜Q6のスイッチング時に急峻に立ち上がる電流又は立ち下がる電流が流れ、その電流は正極用配線部材27及び負極用配線部材28で逆方向となる。正極用配線部材27及び負極用配線部材28は板状導体製で、互いに近接して平行に配置されているため、相互インダクタンスの効果により配線インダクタンスが低減する。また、垂下部も平行に近接して配置されているため、垂下部が存在しない場合に比較して、配線インダクタンスがより低減する。
各スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6は、それぞれ並列に接続された複数の半導体チップ23で構成され、各スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6を構成する半導体チップ23は、それぞれ2つのセラミック基板21の回路パターン24b上に実装されている。コンデンサ17の正極端子17a及び負極端子17bは、正極用配線部材27及び負極用配線部材28の幅方向と直交する方向に延びる直線上に位置するように配置され、正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dは、正極用配線部材27及び負極用配線部材28の幅方向と平行に延びるように形成されている。そのため、単に正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dを形成したのでは、図5(b)に示すように、正極端子17aから一方の上アームの接合部27bまでの電流経路37の長さと、正極端子17aから他方の上アームの接合部27bまでの電流経路38の長さとが異なる状態になる。また、負極端子17bから一方の下アームの接合部28bまでの電流経路39の長さと、負極端子17bから他方の下アームの接合部28bまでの電流経路40の長さとが異なる状態になる。具体的には電流経路38が電流経路37より長くなって電流経路38のインダクタンスが電流経路37のインダクタンスより大きくなり、電流経路40が電流経路39より長くなって電流経路40のインダクタンスが電流経路39のインダクタンスより大きくなる。
しかし、この実施形態では、図5(a)に示すように、正極用配線部材27には正極端子用接続部27dから対を成す端子部27aの接合部27bまでの電流経路37,38の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように、正極端子用接続部27dの基端の近くに切り欠き溝41が形成されている。そのため、切り欠き溝41がない状態ではインダクタンスが小さかった電流経路37が切り欠き溝41を避けて遠回りすることになり、電流経路38と配線インダクタンスをあわせ込むことができ、電流経路37,38の長さが均等になり、電流経路37,38のインダクタンスも均等になる。また、負極用配線部材28には負極端子用接続部28dから対を成す端子部28aの接合部28bまでの電流経路39,40の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように、負極端子用接続部28dの基端の近くに切り欠き溝42が形成されている。そのため、切り欠き溝42がない状態ではインダクタンスが小さかった電流経路39が切り欠き溝42を避けて遠回りすることになり、電流経路40と配線インダクタンスをあわせ込むことができ、電流経路39,40の長さが均等になり、電流経路39,40のインダクタンスも均等になる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)板状導体製の正極用配線部材27及び負極用配線部材28は、相互に電気的に絶縁された状態で近接して重なるように配置されるとともにセラミック基板21と平行に配置され、負極用配線部材28の上側にコンデンサ17が配置されている。正極用配線部材27及び負極用配線部材28には、幅方向の両側で対を成す端子部27a,28aが形成され、かつ、コンデンサ17の正極端子17a又は負極端子17bと電気的に接続される正極端子用接続部27d又は負極端子用接続部28dが正極用配線部材27の幅方向と平行に延びるように形成されている。正極用配線部材27には正極端子用接続部27dから対を成す端子部27aの接合部27bまでの電流経路37,38の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように切り欠き溝41が形成されている。負極用配線部材28には負極端子用接続部28dから対を成す端子部28aの接合部28bまでの電流経路39,40の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように、切り欠き溝42が形成されている。したがって、切り欠き溝41,42の長さをそれほど長くしなくても、正極端子用接続部27dあるいは負極端子用接続部28dから対を成す端子部27a,28aの接合部27b,28bまでの電流経路の短い方の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるようにすることができ、インダクタンスの増加量がわずかでよくなる。その結果、コンデンサ配線インダクタンスを従来技術に比べて大きくすることなく、並列接続された半導体チップ23間のインダクタンスのアンバランスの低減をインバータ装置11の体格の大型化をせずに実現することができる。また、インダクタンスのアンバランスを改善することで電流のアンバランスを低減でき、結果的に電力損失を抑えることができる。また、特定の半導体チップ23における電流負担の集中がなくなり、スイッチングスピードを上げても温度上昇の抑制が可能になる。
(2)正極用配線部材27及び負極用配線部材28に切り欠き溝41,42を形成することでインダクタンスを調整するため、試作後に体格を変更することなく加工のみで適切なインダクタンスに調整することが実施可能である。そのため、机上検討では分からない(見えない)アンバランスを、現物においてインダクタンスを合わせてバランス化することができる。
(3)切り欠き溝41,42は、正極用配線部材27の正極端子用接続部27dの基端の近く及び負極用配線部材28の負極端子用接続部28dの基端の近くにそれぞれ一定幅で正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dの延びる方向と平行に形成されている。したがって、電流経路37,38あるいは電流経路39,40の長さをそれぞれインダクタンスが大きな方の電流経路に近づける際、切り欠き溝41,42を形成することによる電流経路長の変化を推測し易い。
(4)コンデンサ17は、正極端子17a及び負極端子17bが正極用配線部材27の幅方向と直交する方向に沿って延びる直線上に位置するように配置され、正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dが正極用配線部材27の幅方向と平行に延びるように形成されている。したがって、複数のコンデンサ17を1列に配置する際にその間隔を近づけて配置することができ、インバータ装置11の小型化に寄与する。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 電流経路37の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路38に近づけるための切り欠き溝41及び電流経路39の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路40に近づけるための切り欠き溝42は、正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dの延びる方向と平行に形成される構成に限らない。例えば、図6(a)に示すように、切り欠き溝41,42が正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dの延びる方向と直交する方向に延びるように形成してもよい。
○ 電流経路37,39のインダクタンスを大きくするのに切り欠き溝41,42を形成するだけでなく、図6(b)に示すように、正極用配線部材27及び負極用配線部材28に切り欠き溝41,42が形成された側の電流経路37,39の幅を狭めて該電流経路37,39のインダクタンスを大きくする孔43を形成してもよい。この場合、電流経路のインダクタンスを大きくするのに切り欠き溝41,42を形成するだけでなく、切り欠き溝41,42が形成された側の電流経路の幅を狭めることによってもインダクタンスを大きくするための調整が可能なため、インダクタンスを適切な値に調整する自由度が高くなる。
○ 切り欠き溝41,42を形成する位置は、正極端子用接続部27dの基端の近く及び負極端子用接続部28dの基端の近くに限らず、例えば、正極端子用接続部27d及び負極端子用接続部28dの先端寄りに設けてもよい。
○ コンデンサ17の正極端子17a及び負極端子17bと接合部27b,28bとの位置関係はコンデンサ17の配置位置によって異なる。そのため、切り欠き溝41,42を設ける前の状態において、必ずしも図3において左側に位置する接合部27b,28bまでの電流経路37,39が図3において右側に位置する接合部27b,28bまでの電流経路38,40より短くなるとは限らない。電流経路37,39が電流経路38,40より長くなる場合は、電流経路38,40側に切り欠き溝41,42を設ける。
○ 各アームを構成するスイッチング素子Q及びダイオードDの組は4組に限らず、偶数組であれば、各アームを流れる電流量の大きさによって2組にしたり、6組以上にしたりしてもよい。
○ コンデンサ17の数は4個に限らず、インバータ装置11の定格電流値及び使用するコンデンサの容量により決まり、3個以下でも5個以上でもよい。
○ セラミック基板21に代えて、絶縁基板として金属基板の表面に絶縁層を形成し、絶縁層上に回路パターン24a,24b,24c,24dを形成した構成の物を使用してもよい。
○ 各アームの各スイッチング素子を構成するため並列に接続された複数の半導体チップ23は2つのグループに同数ずつ分けられた状態でセラミック基板21(絶縁基板)の回路パターン24b上に実装されていればよく、2個のセラミック基板21上に形成された回路パターン24b上に実装される構成に限らない。例えば、2個のセラミック基板21が連続する長さの1個のセラミック基板21上に、回路パターン24b,24cをそれぞれ2個形成し、回路パターン24a,24dは連続した1個のパターンとしてもよい。
○ インバータ装置11は、3相交流を出力する構成に限らず、単相交流を出力する構成としてもよい。単相交流を出力する構成では上アーム及び下アームの組が2組存在する。
○ 半導体チップ23はMOSFETに限らず、他のパワートランジスタ(例えば、IGBT(絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ))やサイリスタを使用してもよい。
以下の技術的思想(発明)は前記実施形態から把握できる。
(1)請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記切り欠き溝は、前記正極用配線部材の前記正極端子用接続部の基端の近く及び前記負極用配線部材の前記負極端子用接続部の基端の近くにそれぞれ一定幅で前記正極端子用接続部及び前記負極端子用接続部の延びる方向と平行に形成されている。
(a)はインバータ装置の回路図、(b)は1組のアームの回路図。 インバータ装置のカバーを省略した模式平面図。 (a)は図2のA−A線断面図、(b)は(a)の一部省略部分拡大図。 1組のアームの回路パターン、半導体チップ及び接合部等の関係を示す模式図。 (a)は正極端子、負極端子、正極端子用接続部、負極端子用接続部、正極用配線部材及び負極用配線部材の接合部の関係を示す部分模式図、(b)は同じく切り欠き溝を設けない場合の模式図。 (a),(b)は別の実施形態の模式図。 従来技術の模式図。
符号の説明
11…電力変換装置としてのインバータ装置、17…コンデンサ、17a…正極端子、17b…負極端子、21…絶縁基板としてのセラミック基板、23…半導体チップ、27…正極用配線部材、27a,28a…端子部、27b,28b…接合部、27d…正極端子用接続部、28…負極用配線部材、28d…負極端子用接続部、37,38,39,40…電流経路、41,42…切り欠き溝、43…孔。

Claims (2)

  1. 複数の半導体チップが並列に接続された状態で絶縁基板上に実装され、相互に電気的に絶縁された状態で近接して重なるように配置されるとともに前記絶縁基板と平行に配置された板状導体製の正極用配線部材及び負極用配線部材を介してコンデンサから前記半導体チップに電流が供給される電力変換装置であって、
    前記コンデンサは、その正極端子及び負極端子が前記正極用配線部材の幅方向と直交する直線上に位置するように配置され、
    前記正極用配線部材及び前記負極用配線部材には、幅方向の両側で対を成す端子部が形成され、かつ、前記コンデンサの正極端子又は負極端子と電気的に接続される正極端子用接続部又は負極端子用接続部が前記正極用配線部材の幅方向と平行に延びるように形成され、
    前記正極用配線部材には前記正極端子用接続部から前記対を成す端子部の接合部までの電流経路の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように切り欠き溝が形成され、
    前記負極用配線部材には前記負極端子用接続部から前記対を成す端子部の接合部までの電流経路の長さをインダクタンスの大きな方の電流経路に近づけるように切り欠き溝が形成されていることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記正極用配線部材及び負極用配線部材には、前記切り欠き溝が形成された側の電流経路の幅を狭めて該電流経路のインダクタンスを大きくする孔が形成されている請求項1に記載の電力変換装置。
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