JP2007089293A - 電力変換装置のスタック構造 - Google Patents

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道雄 玉手
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Abstract

【課題】直流中間コンデンサと半導体デバイスをブスバーにより結線する場合の、配線インダクタンス値のアンバランスを回避する。
【解決手段】並列接続されている直流中間コンデンサ3a,3bと、電力変換装置の図示されない半導体デバイスとを接続するP側ブスバー7とN側ブスバー8のそれぞれに「L字形」のスリット9を形成することにより、半導体デバイスのプラス(またはマイナス)極から、直流中間コンデンサ3a,3bのプラス(またはマイナス)極までの距離の調整を可能とし、配線インダクタンス値を互いにバランスさせる。
【選択図】図1

Description

この発明は、電力用半導体デバイスを使用したDC−AC(直流−交流)変換装置などの電力変換装置、特にそのスタック構造に関する。
図5にインバータ主回路の一般的な例を示す。1は交流電源回路、2はAC−DC変換装置(コンバータ)、3はエネルギーを蓄積するための直流中間コンデンサ、4はDC−AC変換装置(インバータ)、10はモータなどの負荷である。
近年、電力変換装置の大型化(大電力化)に伴い、直流中間コンデンサを並列接続して使用する場合がある。このとき、スイッチング時における半導体デバイスのサージ電圧を低く抑制するために、半導体デバイスと直流中間コンデンサとを接続する導体板を、ラミネート構造にして配線インダクタンスを低減することが、例えば特許文献1に開示されている。
図6に直流中間コンデンサの接続構成例を、図7にその等価回路を示す。
図6はDC−AC変換装置で直流中間コンデンサを、半導体デバイスの配列に対して縦(直角)方向に配置する場合を示しており、符号7は直流中間コンデンサ3a,3bのプラス(+)極と接続するブスバー、8は同じくマイナス(−)極と接続するブスバーである。この場合、直流中間コンデンサ3a,3bのプラス(またはマイナス)極から、DC−AC変換装置の半導体デバイスのプラス(またはマイナス)極までの距離が異なり、配線インダクタンスが異なることになる。
すなわち、直流中間コンデンサ3aの方が構造上半導体デバイスに近接していることから、図7の等価回路に示すように、半導体デバイスまでの配線インダクタンス5a,5b(5a+5b=La+Lc)に対し、6a,6b(6a+6b=La+Lb+Lc+Ld)の方が大きくなる。つまり、直流中間コンデンサ3a,3bの配置位置の関係から、配線インダクタンスにアンバランスが生じることになる。
特開2004−135444号公報
上述のように、図6のようなスタック構造では、並列接続される直流中間コンデンサのプラス(またはマイナス)端子から、半導体デバイスのプラス(またはマイナス)端子までの配線インダクタンス値の相違が原因で、直流中間コンデンサ3a,3bに流れる電流にアンバランスが発生する。これにより、電流分担率が高い直流中間コンデンサには熱が発生し、最悪の場合は電流定格を超え、直流中間コンデンサが破壊するおそれを生じると云う問題がある。
したがって、この発明の課題は、直流中間コンデンサと半導体デバイスをブスバーにより結線する場合の、配線インダクタンス値のアンバランスを回避することにある。
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、半導体デバイスを直流中間コンデンサとブスバーにより結線する電力変換装置のスタック構造において、
前記直流中間コンデンサを前記半導体デバイスに対して同じ方向にn(2以上の整数)個並列に接続するに当り、半導体デバイス側に最も近い第1の直流中間コンデンサと半導体デバイス間の電流経路、半導体デバイス側に2番目に近い第2の直流中間コンデンサと半導体デバイス間の電流経路、以下同様に、半導体デバイス側にn−1番目に近い第n−1の直流中間コンデンサと半導体デバイス間の電流経路、の各距離が互いにほぼ等しくなるように、前記ブスバーにn−1個のスリットを形成することを特徴とする。
この請求項1の発明においては、前記スリットは「L字形」または「U字形」もしくは「L字形の組み合わせ」,「U字形の組み合わせ」のいずれかとすることができる(請求項2の発明)。
この発明によれば、電力変換装置の半導体デバイスに対し、直流中間コンデンサを縦(同じ)方向に並列接続するブスバーにスリットを形成することで、上記配線インダクタンス値のアンバランスを回避でき、並列接続される直流中間コンデンサに流れる電流がバランスし、その結果、直流中間コンデンサの過熱や破壊を防ぐことができる。
図1はこの発明の第1の実施の形態を示す構成図で、直流中間コンデンサを2並列接続する場合の例である。図1(a)はP(プラス)側ブスバー、図1(b)はN(マイナス)側ブスバーを示す。
図からも明らかなように、図6に示される従来例に対し、並列接続されている直流中間コンデンサ3a,3bと、電力変換装置の半導体デバイスとを接続するP側ブスバー7とN側ブスバー8のそれぞれに「L字形」のスリット9を形成した点が特徴である。これにより、半導体デバイスのプラス(またはマイナス)極から、直流中間コンデンサ3a,3bのプラス(またはマイナス)極までの距離の調整が可能となる。
つまり、図1(a)のP側ブスバー7では、半導体デバイスのプラス極から直流中間コンデンサ3aのプラス極までのインダクタンス値LP1は、LP1=L1+L2であり、同じく直流中間コンデンサ3bのプラス極までのインダクタンス値LP2は、LP2=L1+L3である。従って、スリット9の長さを調整してL2=L3とすれば、LP1=LP2とすることができる。
同様に、図1(b)のN側ブスバー8についても、半導体デバイスのプラス極から直流中間コンデンサ3aのマイナス極までのインダクタンス値LN1は、LN1=L1+L2であり、同じく直流中間コンデンサ3bのマイナス極までのインダクタンス値LN2は、LN2=L1+L3である。従って、スリット9の長さを調整してL2=L3とすれば、LN1=LN2とすることができる。
以上により、並列接続直流中間コンデンサの配線インダクタンス値が等しくなり(LP1+LN1=LP2+LN2)、電流バランス化を実現できる。
図2はこの発明の他の実施形態を示す構成図である。
図1との相違は、並列接続されている直流中間コンデンサ3a,3bと、電力変換装置の半導体デバイスとを接続するP側ブスバー7とN側ブスバー8のそれぞれに形成するスリット9を、「L字形」から「U字形」に形成した点にある。
図2(a)のP側ブスバー7でも、半導体デバイスのプラス極から直流中間コンデンサ3aのプラス極までのインダクタンス値はLP1=L1+L2であり、同じく直流中間コンデンサ3bのプラス極までのインダクタンス値はLP2=L1+L3である。従って、スリット9の長さを調整してL2=L3とすれば、LP1=LP2とすることができる。
同様に、図2(b)のN側ブスバー8にもスリットを入れることで、並列接続直流中間コンデンサの配線インダクタンス値が等しくなり、電流バランス化を実現できる。
図3は図1の変形例を示す構成図で、並列接続される直流中間コンデンサが3つの場合である。
これは、並列接続されている直流中間コンデンサ3a,3bと、電力変換装置の半導体デバイスとを接続するP側ブスバー7とN側ブスバー8のそれぞれに、2つの「L字形」のスリット9を形成した点が特徴である。このとき、第1のスリット9は図1と同様に形成し、第2のスリット9は、半導体デバイスから2番目に近い直流中間コンデンサ3a,3bの接続端子を囲むように形成する。
図4は図2の変形例を示す構成図で、並列接続される直流中間コンデンサが3つの場合である。
これは、並列接続されている直流中間コンデンサ3a,3bと、電力変換装置の半導体デバイスとを接続するP側ブスバー7とN側ブスバー8のそれぞれに、2つの「U字形」のスリット9を形成した点が特徴である。このとき、第1のスリット9は図1と同様に形成し、第2のスリット9を第1のスリット9内に収まるように、逆向きに形成する。
以上と同様にして、並列接続される直流中間コンデンサがn個の場合は、U(L)字形の第1のスリット内に第2のスリットを逆向きに、第2のスリット内に第3のスリットを逆向きに、以下同じく第n−2のスリット内に第n−1のスリットを逆向きに、それぞれ入れる。これにより、並列素子の配線インダクタンス値が等しくなり、電流バランスを図ることが可能となる。
以上では、主としてDC−AC変換装置について説明したが、この発明は電力変換装置一般に用いることができる。
この発明の実施形態を示す構成図 この発明の他の実施形態を示す構成図 この発明のさらに他の実施形態を示す構成図 この発明の別の実施形態を示す構成図 一般的なインバータの構成図 スタック構造の従来例を示す構成図 図5の1相分の等価回路図
符号の説明
1…交流電圧回路、2…AC−DC変換装置、3,3a,3b,3c…直流中間コンデンサ、4…DC−AC変換装置、5a,5b,6a,6b,L1〜L8,La〜Ld…インダクタンス、7,8…ブスバー、9…スリット、10…負荷。

Claims (2)

  1. 半導体デバイスを直流中間コンデンサとブスバーにより結線する電力変換装置のスタック構造において、
    前記直流中間コンデンサを前記半導体デバイスに対して同じ方向にn(2以上の整数)個並列に接続するに当り、半導体デバイス側に最も近い第1の直流中間コンデンサと半導体デバイス間の電流経路、半導体デバイス側に2番目に近い第2の直流中間コンデンサと半導体デバイス間の電流経路、以下同様に、半導体デバイス側にn−1番目に近い第n−1の直流中間コンデンサと半導体デバイス間の電流経路、の各距離が互いにほぼ等しくなるように、前記ブスバーにn−1個のスリットを形成することを特徴とする電力変換装置のスタック構造。
  2. 前記スリットは「L字形」または「U字形」もしくは「L字形の組み合わせ」,「U字形の組み合わせ」のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置のスタック構造。

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