JP2009293142A - 手芸用帯部材または手芸用紐部材 - Google Patents
手芸用帯部材または手芸用紐部材 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】染色されてない麻糸を縒って作製された麻紐113,115と、前記麻紐113,115の周囲に染色されている巻糸121,122,123が組み込まれた麻紐111,114,116と、染色された麻紐116と、これらを所望の模様となるように並べられ、それぞれの間を接着する接着剤とからなる。前記巻糸121,122,123は、前記麻紐113,115と異なる色に染色されているとともに、前記麻紐113,115より細く縒られたものであり、前記麻紐113,115の周囲を所定間隔またはランダムの間隔で組み込まれている。前記巻糸121,122,123は、少なくとも1種類が前記麻紐113,115に巻き付けられている。複数の麻紐、巻糸が組み込まれた麻紐等は、接着剤等によって帯び状に成形される。
【選択図】図1
Description
第1発明の手芸用帯部材は、無着色の麻紐に対して、所定間隔またはランダムの間隔で、少なくとも1方向に組み込まれる前記無着色の麻紐に、異なる色に染色されている巻糸が組み込まれた麻紐と、麻糸を縒って作製された無着色麻紐と、麻糸を縒って作製された着色麻紐と、前記巻糸が組み込まれた麻紐、または前記無着色麻紐および着色麻紐の内の少なくとも一つが任意の模様を形成するように並べられ、それぞれの側部および表面を覆っている接着剤と、によって帯状に成形されていることを特徴とする。
第2発明の手芸用帯部材は、第1発明の無着色麻紐、着色麻紐、または巻糸が組み込まれた麻紐の間に前記麻紐と同じ太さの紙製紐が所望の模様となるように配置されていることを特徴とする。
第3発明の手芸用紐部材は、無着色の麻紐に対して、所定間隔またはランダムの間隔で、少なくとも1方向に組み込まれる前記無着色の麻紐に、異なる色に染色されている巻糸が組み込まれた麻紐と、麻糸を縒って作製された無着色麻紐と、麻糸を縒って作製された着色麻紐と、前記巻糸が組み込まれた麻紐、または前記無着色麻紐および着色麻紐の内の少なくとも一つが任意の模様を形成するように縒られて紐状になっていることを特徴とする。
第4発明の手芸用紐部材は、第3発明の紐の中心に紙製縒り芯が設けられていることを特徴とする。
第5発明の手芸用紐部材は、第3発明の紐に紙紐が加えられて任意の模様を形成するように縒られて紐状になっていることを特徴とする。
第6発明の手芸用部材において、第1発明から第5発明における巻糸は、綿糸または絹糸等からなる天然繊維の糸の内の少なくとも1種類であることを特徴とする。
第1発明の手芸用帯部材は、前記無着色麻紐の周囲に染色されている巻糸が組み込まれた麻紐と、無着色麻糸を縒って作製された麻紐と、着色された麻糸を縒って作製された麻紐または無着色麻紐を染色した麻紐と、これらを所望の模様となるように並べられ、それぞれの間を接着する接着剤とからなり、袋物等を手芸として作製し易い帯状に形成されている。前記巻糸は、前記麻紐と異なる色に染色されているとともに、前記麻紐より細く縒られたものであり、前記麻紐の周囲を所定間隔またはランダムの間隔で、少なくとも1方から組み込まれている。前記無着色麻紐は、天然の麻糸をそのまま縒って紐状になったものである。また、前記巻糸は、複数本とし、前記無着色麻紐に組み込まれる方向を変えることにより、一定方向のみに組み込まれるものと異なる模様にすることができる。
第2発明の手芸用帯部材において、第1発明の無着色麻紐、着色麻紐、または巻糸が組み込まれた麻紐の間に前記麻紐と同じ太さの紙製紐が所望の模様となるように配置される。少なくとも1本の紙製紐は、前記麻紐の間に挟むことにより、手芸用帯部材としての麻および紙、あるいは巻糸等の天然素材の質感および色合いを変えることができる。前記紙製紐は、天然または合成の紙を縒って所望の太さの紐になっている。
第3発明の手芸用紐部材は、第1発明および第2発明の帯状部材に成形する代わりに、紐状である点で異なっている。前記手芸用紐部材は、天然(無着色)の麻紐の色合い、前記麻紐に巻く染色された巻糸の色合い、前記麻紐の数、染色された巻糸が組み込まれた麻紐の数、これらの編み込み方によって、品位のある柄模様と、麻自体または巻糸自体の色および光沢等を組み合わせることにより、多くの種類からなる手芸用紐部材を得ることができる。
第4発明の手芸用紐部材は、紙製縒り芯が中心に入っている点で第3発明と異なっている。前記手芸用紐部材は、前記紙製縒り芯により、曲げに対する強度を高くしている。前記手芸用紐部材は、袋物が作製される場合、形状を保持する必要が高い場所に入れることにより、紐のみでは有することができない形状にできるとともに、色合いおよび模様を工夫することにより高い付加価値を持たせることができる。
第5発明の手芸用紐部材は、第3発明と第4発明に紙紐が任意の模様となるように縒られている。前記手芸用紐部材は、麻紐の中に紙紐が縒られることにより、異なった質感、異なった色合いを出すことができる。前記手芸用帯部材または手芸用紐部材は、編み込んで所望の形状の袋ものにすることができる。前記手芸用帯部材または手芸用紐部材は、麻素材自体の質感、巻糸素材の質感、組み合せの模様等組合せが無限にあり、袋物として編まれ場合、作製者の独自性を十分に発揮することができる。
第6発明の手芸用帯部材または手芸用紐部材において、第1発明から第5発明の巻糸は、綿糸または絹糸等からなる天然繊維の糸の内の少なくとも1種類である。綿糸または絹糸等からなる天然繊維の糸は、異なる色または同じ色に染色しても、それぞれ異なる光沢を有するため、これらの少なくとも1種類または複数種類によって、前記麻紐の周囲を等間隔、ランダム間隔、異なる方向で組み込むことにより、天然素材の色と光沢を生かした多種類の手芸用帯部材または手芸用紐部材を作製することが容易にできる。
111、113、114、115、116・・・麻紐
112・・・紙紐
121、122、123・・・巻糸
21、22・・・麻紐
211、212、221、222、223、224・・・巻糸
31・・・手芸用紐部材
311・・紙芯
312・・麻糸
313・・・巻糸
32・・・手芸用紐部材
41、42、43、44・・・ボビン
411、421、431、441・・・麻糸
45・・・麻紐
51〜56・・・箱
57・・・ローラ
58・・・第1接着剤槽
59・・・第2接着剤除去兼成形部
60・・・第2接着剤槽
61・・・第2接着剤除去兼成形部
62・・・回転ドライヤ
63・・・バーナ
64・・・炎
Claims (6)
- 無着色の麻紐に対して、所定間隔またはランダムの間隔で、少なくとも1方向に組み込まれる前記無着色の麻紐に、異なる色に染色されている巻糸が組み込まれた麻紐と、
麻糸を縒って作製された無着色麻紐と、
麻糸を縒って作製された着色麻紐と、
前記巻糸が組み込まれた麻紐、または前記無着色麻紐および着色麻紐の内の少なくとも一つが任意の模様を形成するように並べられ、それぞれの側部および表面を覆っている接着剤と、
によって帯状に成形されていることを特徴とする手芸用帯部材。 - 前記無着色麻紐、着色麻紐、または巻糸が組み込まれた麻紐の間に前記麻紐と同じ太さの紙製紐が所望の模様となるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載された手芸用帯部材。
- 無着色の麻紐に対して、所定間隔またはランダムの間隔で、少なくとも1方向に組み込まれる前記無着色の麻紐に、異なる色に染色されている巻糸が組み込まれた麻紐と、
麻糸を縒って作製された無着色麻紐と、
麻糸を縒って作製された着色麻紐と、
前記巻糸が組み込まれた麻紐、または前記無着色麻紐および着色麻紐の内の少なくとも一つが任意の模様を形成するように縒られて紐状になっていることを特徴とする手芸用紐部材。 - 中心に紙製縒り芯が設けられていることを特徴とする請求項3に記載された手芸用紐部材。
- 紙紐が加えられて任意の模様を形成するように縒られて紐状になっていることを特徴とする請求項3に記載された手芸用紐部材。
- 前記巻糸は、綿糸または絹糸等からなる天然繊維の糸の内の少なくとも1種類であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載された手芸用部材。
Priority Applications (1)
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JP2008145509A JP2009293142A (ja) | 2008-06-03 | 2008-06-03 | 手芸用帯部材または手芸用紐部材 |
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JP2008145509A Ceased JP2009293142A (ja) | 2008-06-03 | 2008-06-03 | 手芸用帯部材または手芸用紐部材 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108402563A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-08-17 | 浙江伟星实业发展股份有限公司 | 一种服饰用绳及其加工方法 |
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2008
- 2008-06-03 JP JP2008145509A patent/JP2009293142A/ja not_active Ceased
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