JP6814125B2 - 編紐地 - Google Patents

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本発明は、布帛等の織物や皮革の代わりとして多用途多品種な縫製品に利用できる新規な表装資材としての編紐地に関するものである。
帽子用ブレードは古くから天然草で作られているが、草の特性のから「割れ」「ささくれ」などが有り、手で触れる物には適さないものである。
特許文献1では、所定幅員の1枚生地のブレード帯1を平面で螺旋状に巻回しながらブレード帯1の表裏面に配した上下の縫合糸3で縫合し、クラウン部C、つば部Lを一体状に縫製形成し、つば部Lの周縁には、柔軟性のある芯材2を封入してブレード帽子とするものである。
また、この文献では、製法も開示され、布帛を所定幅員の帯状に裁断し、連続させて長尺帯状のブレード帯1を形成し、このブレード帯1を、その一側縁に他側縁を重ね合せるように平面で螺旋状に巻回しながらブレード帯1の表裏面に配した上下の縫合糸3で縫合し、クラウン部C、つば部Lを一体状に縫製するのであり、クラウン部C、つば部Lを一体状に縫製した後に洗浄、乾燥するものである。
特開2005−187990号公報
前記特許文献1では、ブレード帯1は、所定幅員の一枚生地を用いるものであるから、色彩溢れる外観を出すこと及び一枚により豊かな触感が発揮させることも困難である。
また、開示される製法は、長尺帯状のブレード帯1により、クラウン部Cとつば部Lを一体状に縫製し、縫製後に洗浄、乾燥するものであるから、帽子の製造に活用できるが、多用途多品種な縫製品に対応するできないものである。
本特許出願人は、色彩が豊かで多様な外観・視覚的趣味感と、心地良い触感とが得られ、従来の帛織物や皮革の代わり、多用途多品種な縫製品に利用できる表装資材の提供を目的に本発明を案出したものである。
強度を保つためのフレーム糸を4本以上12本以下の選択された偶数本を使い、これらに表面に見える緯糸を3本以上33本以下の選択された奇数本により引き揃えして編んだ編紐を所要長に裁断し、それらを所要本数、直線で対応する一方の編紐の両側縁の表裏に形成される峰面の凸部を、他方の編紐の両側縁の表裏に形成される峰面の凸部の内側に形成される谷面の凹部に接合し、上下に貫通する連結糸により縫製結合してなる編紐地にある。
本発明の編紐地により、ポーチ、財布、ペンケース、アクセサリーなどの小物から、ベルト(時計のベルトなど)の服飾雑貨、そして衣料の部分的な使い方(ポケットやベストの前身頃)から、サンダルやルームシューズ、トレー、タペストリー、グラスカバー、クッションカバーなどの生活雑貨にも活用できるものである。
本発明の編み糸にシルク及びシルク混紡を使用した編紐地は、高級な質感と、独特の滑らかを生かし、革に変わる高級な小物に適している。
本発明の編紐地は、革小物に見劣りしない、カードケース、財布、ペンケースなどの小物から、ネクタイにもちいても、直線縫製を生かした柄が出せることもあり、利用活価値が高い。
本発明の編紐地は、シートを縦目に使う事により強度も上がるので、トートバッグなど、他の天然繊維、獣毛よりも強度が必要な商品にも適している。
本発明の編紐地は、アルバムや手帳の表紙など、紙の代わりとしての用途もある。
本発明の編み糸にウール及びウール混紡を使用した編紐地は、耐久性は劣るが軽さと温かみを生かした小物や服飾雑貨に適している。
本発明の編紐地は、化粧ポーチ、ストール、マフラーなど、冬用のシートの特性を生かした商品が作れる。
本発明の編み糸にモヘア及びモヘア混紡を使用した編紐地は、毛足の長さを視覚と触感に生かした手に触れる物に適している。
本発明の編み糸に合成繊維を使用したブレードシートは天然繊維や獣毛と違い、耐久性を必要とされる縫製品に適している。
本発明の編紐地が編紐を重合とその中間にフレーム糸のポリエステル糸を踏まないように縫製する事によって、伸縮性を具える素材の編紐地とすることができる。
本発明の編紐地を構成する編紐の実施例1の編み方を示す展開平面図である。 図1のX−X線で断面した編紐の編み方を示す説明断面図である。 本発明の編紐地を構成する実施例1の編紐の完成外観平面図である。 同じく実施例1の編紐の一部を解いて絡み具合とフレーム糸と編み糸の構成を説明する説明外観図である。 実施例1の編紐の数本が縫製連結されて編紐地が構成されることを示す横断面説明図である。 図3の実施例1の編紐による編紐地の所要枚が縫製連結されて広幅の編紐地が構成される実施例を示す平面図である。 本発明の編紐地を構成する編紐の実施例2の編み方を示す展開平面図である。
強度を保つためのフレーム糸を4本以上12本以下の選択された偶数本を使い、これらに表面に見える緯糸を3本以上33本以下の選択された奇数本により引き揃えして編んだ編紐を所要長に裁断し、それらを所要本数、直線で対応する一方の編紐の両側縁の表裏に形成される峰面の凸部を、他方の編紐の両側縁の表裏に形成される峰面の凸部の内側に形成される谷面の凹部に接合し、上下に貫通する連結糸により縫製結合してなる編紐地。
以下、本発明に係る発明の実施例1及び実施例2について説明する。
図1〜図5を参照して本発明の実施例1を説明する。図1に示すように、4本のフレーム糸(経糸、以下、経糸は省略。)1a、1b、1c、1dに対して7本の編み糸(緯糸、以下、緯糸は省略。)2a、2b、2c、2d、2e、2f、2gを公知のブレート編み機3a(詳細は図示しない。)によりフレーム糸1a、1b、1c、1d絡ませて、タイトに編み上げ、図3及び図4に示すように、編紐4を構成するものである。
前記フレーム糸1a〜1dは、強度を得るため太番手の例えばポリエステル糸を使用している。
前記編み糸2a〜2gは、綿糸、絹糸、毛糸、麻糸等の各種及びそれらと他素材との混紡糸を含めて使用される。
また、前記編み糸2a〜2gは、同一素材の糸を二本以上の多数本又は多種素材の糸と組み合わせて二本以上の多数本を使用してもよいものである。
前記実施例1では、例えば編み糸2aは、二本のウール糸、一本のリネン糸から構成している。他の編み糸2b〜2gは、この実施例1では、同様の構成で使用されている。
前記編紐4は、所定長に裁断された編紐4a〜4hの8体を横に並列し、右端の編紐4aに対して次の左側の編紐4bを編紐4aの対応側縁に対して直線状で、かつその編紐4aの上面に所要幅重合させ、その中間を連結糸5により両者を一体に連結縫製する。この両者の直線状並置と所要幅重合と連結縫製を繰り返し、編紐4hまでを図5に示すように、一体に連結縫製して編紐地6とすることができるものである。
前記編紐4は、フレーム糸1a〜1dに対して編み糸2aが周回して外径に絡み付くため、編み糸2a〜2gの太さだけフレーム糸1a〜1dの部分が太くなって表裏に峰面4b1を形成するものである。それに対してフレーム糸1a〜1dの相互間の編み糸2a〜2gは、緊張されるため引きしめられて一重になって凹陥するので表裏に谷面4b2を形成するものである。
前記編紐は、フレーム糸1a〜1dの部分が峰面4b1に、フレーム糸1a〜1dの間の部分が谷面4b2になる形状の特徴があるから、前記のように編紐4の一方の側縁とこれに対応する他の編紐4の側縁とが上下に重合し、縫製するとき、両端の表裏に形成される峰面4b1の凸部と、その内側に形成される谷面4b2の凹部を接合して重合できるから、結合が自然で一枚もの外観を呈するものである。
前記編紐地6は、図5に示す実施例1のように、前記編紐4aに対して編紐4bを一体に連結縫製する要領で構成した編紐地6の二枚三枚を一体に構成し、さらに広幅の編紐地(図示しない。)を能率良く構成することもできるものである。
次に、図7を参照して本発明の実施例2を説明する。図7に示すように、8本のフレーム糸11a〜11hに対して15本の編み糸12a〜12oを公知のブレート編み機3b(詳細は図示しない。)によりフレーム糸11a〜11hに絡ませて、タイトに編み上げ、実施例1と同様に編紐7を構成するものである。
前記編紐7は、所定長に裁断された後、実施例1と同様に、対応する側縁を直線状で、かつ重合させ、その中間を連結糸により一体に連結縫製し、所要幅の実施例2の編紐地を構成するものである。
前記実施例2の編紐地は、前記編紐地6と同様に、その二枚三枚を一体に構成し、さらに広幅の編紐地(図示しない。)を一層に能率良く構成することもできるものである。
本発明の編紐地は、布帛等の織物や皮革の代わりとして多用途多品種な縫製品に対応出来る新規な編紐地を市場に提供でき、市場の活性化に寄与するものである。
1a〜1d フレーム糸
2a〜2g 編み糸
3a ブレート編み機
3b ブレート編み機
4 編紐
4a〜4h 編紐
4b1 峰面
4b2 谷面
5 連結糸
6 編紐地
7 編紐
11a〜11h フレーム糸
12a〜12o 編み糸

Claims (1)

  1. 強度を保つためのフレーム糸を4本以上12本以下の選択された偶数本を使い、これらに表面に見える緯糸を3本以上33本以下の選択された奇数本により引き揃えして編んだ編紐を所要長に裁断し、それらを所要本数、直線で対応する一方の編紐の両側縁の表裏に形成される峰面の凸部を、他方の編紐の両側縁の表裏に形成される峰面の凸部の内側に形成される谷面の凹部に接合し、上下に貫通する連結糸により縫製結合してなる編紐地。
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