JP2009292810A5

JP2009292810A5 -

Info

Publication number: JP2009292810A5
Application number: JP2009104886A
Authority: JP
Filing date: 2009-04-23
Publication date: 2012-01-26
Anticipated expiration: 2029-04-23

Claims

２〜１８個の腫瘍関連ペプチドを含む製薬組成物であって；
その各ペプチドは、８〜２２のアミノ酸長であり；
該ペプチドは、90%の酢酸に少なくとも2.7mg/mLで溶解性を示し；
マンニトール及びポロキサマー188を含む場合、該ペプチド：マンニトール：ポロキサマー188の重量比は1:5:1.5 〜 1:8:2.2の範囲であり；または
マンニトール及びTween 80（登録商標）を含む場合、該ペプチド：マンニトール：Tween 80（登録商標）の重量比は、1:2:1.5 〜 1:8:2.2の範囲である、製薬組成物。
ペプチド：マンニトール：ポロキサマー188の重量比は1:0:2 〜 1:0:2.2の範囲である、請求項１に記載の製薬組成物。
製薬組成物が、少なくとも２つのペプチドを含むものであって、該ペプチドが、配列番号１〜１０または配列番号１２〜２３から成るグループから選択されるアミノ酸配列を含むものであり、該製薬組成物が、配列番号１、２、１２もしくは１３、またはそれらの変異体もしくは塩を含むペプチドを少なくとも１つ含むものであり、かつ、マンニトール及びポロキサマー188をさらに含み、ペプチド：マンニトール：ポロキサマー188の重量比が1:5:1.5 〜 1:8:2.2の範囲である、請求項１に記載の製薬組成物。
ペプチド：マンニトール：ポロキサマー188の重量比は1:0:2 〜 1:0:2.2の範囲である、請求項３に記載の製薬組成物。
製薬組成物が、少なくとも２つのペプチドを含むものであって、該ペプチドが、配列番号１〜１０または配列番号１２〜２３から成るグループから選択されるアミノ酸配列を含むものであり、該製薬組成物が、配列番号１、２、１２もしくは１３、またはそれらの変異体もしくは塩を含むペプチドを少なくとも１つ含むものであり、かつ、マンニトール及びTween 80（登録商標）をさらに含み、ペプチド：マンニトール：Tween 80（登録商標）の重量比が1:2:1.5 〜 1:8:2.2の範囲である、請求項１に記載の製薬組成物。
ペプチドが全長９〜１６のアミノ酸長である、請求項１〜５のいずれかに記載の製薬組成物。
少なくとも１つのペプチドが非ペプチド結合を含む、請求項１〜６のいずれかに記載の製薬組成物。
製薬組成物が、配列番号１及び／または配列番号２に記載のアミノ酸配列から成るペプチドを含み、さらに配列番号３〜１０のいずれか１つに記載のアミノ酸配列から成るペプチドを少なくとも１つ含む、請求項１〜７のいずれかに記載の製薬組成物。
製薬組成物が、配列番号１２及び／または配列番号１３に記載のアミノ酸配列から成るペプチドを含み、さらに配列番号１４〜２３のいずれか１つに記載のアミノ酸配列から成るペプチドを少なくとも１つ含む、請求項１〜８のいずれかに記載の製薬組成物。
製薬組成物が、配列番号１１に記載のアミノ酸配列を含むペプチドをさらに含み、該ペプチドは全長腫瘍関連ポリペプチドでない、請求項１〜９のいずれかに記載の製薬組成物。
製薬組成物中に含まれるペプチド量が、組織、癌、及び／または患者特異的である、請求項１〜１０のいずれかに記載の製薬組成物。
製薬組成物が、少なくとも１つの適切なアジュバントをさらに含む、請求項１〜１１のいずれかに記載の製薬組成物。
請求項１〜１２のいずれかに記載の製薬組成物の抗癌ワクチンとしての使用。
以下を含むキット：
(a)請求項１〜１３のいずれかに記載の製薬組成物を、溶液または凍結乾燥の形で含む容器；
(b) 任意で、希釈剤、もしくは凍結乾燥組成物の再構成液、及び／または少なくとも１つのアジュバントを含む第２容器；及び
(c) 任意で、(i)溶液の使用、もしくは(ii)再構成、及び／または凍結乾燥組成物の使用のための説明書。
(i)バッファー、(ii)希釈剤、(iii)フィルタ、(iv)針、(v)注射器の１以上をさらに含む、請求項１４に記載のキット。