JP2008521840A5

JP2008521840A5 -

Info

Publication number: JP2008521840A5
Application number: JP2007543706A
Authority: JP
Filing date: 2005-11-29
Publication date: 2009-01-29

Claims

式Ｉ’’’：
Z¹-R¹-(X²)-(X³)_n-Z²
で示される構造を有するGHS-R1Aリガンド化合物またはその医薬的に許容される塩
［式中、Z¹は所望により存在する保護基である；
R¹は以下から選ばれる：
a) βAla-または
b) βAla-X¹-または
c) GABA-または
d) GABA-X¹-または
e) アミノペンタノイル-X₁-または
f) ヒドロキシ酢酸(HAA)-または
g) HAA-X₁-、または
h) 以下に示す式Bを有する化合物：

ここで、X7は1-8化学結合の長さのスペーサーであり、X8は水素結合ドナー、例えばアミンまたはヒドロキシル基である；
X¹は、天然または合成アミノ酸から選ばれるアミノ酸である;
X²は、アンカー基、例えば天然または合成アミノ酸から選ばれるあらゆるアミノ酸であり、該アミノ酸は大きな基で修飾されている；
各X³は、独立して天然または合成アミノ酸から選ばれるアミノ酸から選ばれる；
X³は所望によりアンカー基であってよい；
Z²は所望により存在する保護基である；
nは、0または1〜35の範囲の整数である。］。
R¹が以下から選ばれる請求項1記載のGHS-R1Aリガンド化合物：
a) βAla-または
b) βAla-X¹-または
c) GABA-または
d) GABA-X¹-または
e) ヒドロキシ酢酸(HAA)-または
f) HAA-X¹-または
g) 以下に示す式Bを有する化合物：

。
X²が、修飾Ser、修飾Cys、および修飾Lysの群から選ばれる、例えばX²が修飾Serである請求項1に記載の化合物。
X²が以下から選ばれる請求項1に記載の化合物：
a) デセン酸(LまたはD型)
b) 5-ヘキセン酸(LまたはD型)
c) 6-ヘプテン酸(LまたはD型)
d) 7-オクテン酸(LまたはD型)
e) 8-ノネン酸(LまたはD型)
f) Ala-3-cp(LまたはD型)
g) Ala-3-cb(LまたはD型)
h) Phe-4-Me(LまたはD型)
i) Phe-4-Et(LまたはD型)
j) Phe-4-iPr(LまたはD型)
k) Phe-4-Ph(LまたはD型)
l) Beta-MeTrp(LまたはD型)
m) Ala[3-(3-キノリニル)](LまたはD型)
n) Ala[3-(2-ベンズイミダゾイル)](LまたはD型)
o) ベンゾTrp(LまたはD型)
p) 7-アザTrp(LまたはD型)
q) Trp(5-NH₂)(LまたはD型)。
GHS-R1Aリガンド化合物が以下の1またはそれ以上から選ばれる請求項1〜4のいずれかに記載の化合物：
式ＩＩ’’’: Z¹-βAla-(X²)-(X³)_n-Z²、
式ＩＩＩ’’’: Z¹-βAla-Ser-(X²)-(X³)_n-Z²、
式ＩＶ’’’: Z¹-GABA-(X²)-(X³)_n-Z²、
式Ｖ’’’: Z¹-GABA-Ser-(X²)-(X³)_n-Z²、
式ＶＩＩ’’’: Z¹-アミノペンタノイル-Ser-(X²)-(X³)_n-Z²、
式ＶＩＩＩ’’’: Z¹-HAA-Ser-(X²)-(X³)_n-Z²、
式ＩＸ’’’: Z¹-HAA-(X²)-(X³)_n-Z²
(ここで、Z¹およびZ²は所望により保護基である。)。
nが以下の範囲の整数である請求項1〜5のいずれかに記載の化合物：1-25、例えば1-24、例えば1-15、例えば1-10 。
nが以下の範囲の整数である請求項1〜5のいずれかに記載の化合物：10-25、例えば10-24、例えば15-25、例えば15-24。
(X ³ ) _n が以下に示す1またはそれ以上の配列から選ばれる配列を含む請求項1〜7のいずれかに記載の化合物：
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln (配列番号30)
Phe Leu Ser Pro Glu His (配列番号31)
Phe Leu Ser Pro Glu (配列番号32)
Phe Leu Ser Pro (配列番号33)
Phe Leu Ser (配列番号34)
Phe Leu
Phe。
(X ³ ) _n が以下に示す1またはそれ以上の配列から選ばれる請求項1〜8のいずれかに記載の化合物：
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser Lys Lys Pro Pro Ala Lys Leu Gln Pro Arg (配列番号35)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser Lys Lys Pro Pro Ala Lys Leu Gln Pro (配列番号36)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser Lys Lys Pro Pro Ala Lys Leu Gln (配列番号37)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser Lys Lys Pro Pro Ala Lys Leu (配列番号38)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser Lys Lys Pro Pro Ala Lys (配列番号39)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser Lys Lys Pro Pro Ala (配列番号40)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser Lys Lys Pro Pro (配列番号41)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser Lys Lys Pro (配列番号42)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser Lys Lys (配列番号43)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser Lys (配列番号44)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu Ser (配列番号45)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys Glu (配列番号46)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg Lys (配列番号47)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln Arg (配列番号48)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln Gln (配列番号49)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val Gln (配列番号50)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg Val (配列番号51)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln Arg (配列番号52)
Phe Leu Ser Pro Glu His Gln (配列番号30)
Phe Leu Ser Pro Glu His (配列番号31)
Phe Leu Ser Pro Glu (配列番号32)
Phe Leu Ser Pro (配列番号33)
Phe Leu Ser (配列番号34)
Phe Leu
Phe。
アンカー基が、C1-C35アシル基、例えばC1-C20アシル基、例えばC1-C15アシル基、例えばC6-C15アシル基、例えばC6-C12アシル基、例えばC8-C12アシル基から選ばれる先の請求項のいずれかに記載の化合物。
アンカー基が、C7アシル基、C8アシル基、C9アシル基、C10アシル基、C11アシル基、およびC12アシル基の群から選ばれる先の請求項のいずれかに記載の化合物。
アンカー基が、C8アシル基およびC10アシル基の群から選ばれる先の請求項のいずれかに記載の化合物。
アンカー基が、C7アシル基、C9アシル基、およびC11アシル基の群、例えばC9アシル基およびC11アシル基の群から選ばれる先の請求項のいずれかに記載の化合物。
配列番号8を有する請求項1に記載の化合物。
配列番号9を有する請求項1に記載の化合物。
配列番号19〜29のいずれかの配列からなる請求項1に記載の化合物。
請求項1〜16のいずれかに記載のGHS-R1Aリガンド化合物、またはその医薬的に許容される塩、および医薬的に許容される担体、ビークル、および/または賦形剤を含む医薬組成物。
さらに、輸送分子、例えばリポソーム、ミセル、イスコム、および/またはミクロスフェアを含む請求項17記載の医薬組成物。
請求項17または18に記載の医薬組成物の1またはそれ以上の用量単位を含む医療用パッケージ。
必要とする個体を治療するための医薬を製造するための、請求項1〜19のいずれかに記載のGHS-R1Aリガンド化合物またはその医薬的に許容される塩の使用。
該医薬が皮下投与用の製剤である請求項20記載の使用。
該医薬が凍結乾燥物としてGHS-R1Aリガンド化合物またはその塩を含み、さらに溶媒を含み、該凍結乾燥物および該溶媒が投与するまで別のコンパートメント中にある請求項20または21記載の使用。
該医薬がGHS-R1Aリガンド化合物またはその塩の溶液を含む請求項20〜22のいずれかに記載の使用。
溶媒が生理食塩水である請求項22または23に記載の使用。
請求項36記載の該医薬が食事前または食事の摂取中または食事前に投与される請求項20〜24のいずれかに記載の使用。
請求項1〜16のいずれかに記載のGHS-R1Aリガンド化合物をそれを必要とする個体に投与することを含む治療方法。