JP2009292186A - 洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥用空気の噴出を、むら無く、騒音を小さく抑えて行える洗車機を提供する。
【解決手段】乾燥手段は、昇降自在なトップノズル装置21と左右一対のサイドノズル装置41を有し、いずれか少なくとも一方は、吸気部24,44と排気部25,45を有するノズル本体22,42内にクロスフローファン26,46を回転自在に配置し、駆動モータ31,51をノズル本体に設けた。クロスフローファン26,46の回転により噴出する乾燥用空気に気流のロスを生じることなく、排気部の長さ方向においてむら無く均一に行え、被洗浄車両に対する乾燥作業を常に十分に好適に行える。駆動モータ31,51に大型のものを採用する必要がないことから、騒音を小さく抑え得る。ノズル本体に駆動モータ31,51を直接取り付けたため、洗車機本体側に設置スペースが不要となり洗車機全体をコンパクトにでき、トップノズル装置21の昇降ストロークを大きく取れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえば給油所に設置され、洗車に使用される洗車機に関するものである。
従来、この種の洗車機の乾燥手段としては、次のような構成が提供されている。すなわち、水平のブロアケーシングと、ブロアケーシングに連結されたブロアと、ブロアケーシングと連通する水平の溝穴型ノズルとが、1ユニットとして構成されている。そして、このユニットを昇降させながら、ブロアからブロアケーシング内に供給された空気を、溝穴型ノズルから噴出させている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開昭62−120250号公報(第1−4頁、Fig.1) 特開平5−139258号公報
しかし、上記した従来構成によると、ブロアケーシングの両端にブロアを設けた形式であることから、ブロアから供給される乾燥用空気(風)は、ブロアケーシング内を一旦横に流れたのち、中間仕切壁に規制されて溝穴型ノズルから噴出されることになり、したがって気流のロスが発生するとともに、溝穴型ノズルからの噴出量は噴出位置によって大きなむらが生じ、以て乾燥が好適(均一状)に行えないことになる。また、乾燥を十分に行うために大型の(強力な)ブロアを採用したときには、大きな騒音が発生することになる。
そこで本発明の請求項1記載の発明は、乾燥用空気の噴出を、むら無く、騒音を小さく抑えて行える洗車機を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の洗車機は、被洗浄車両と洗車機本体とを相対移動させながら、洗浄手段および乾燥手段により洗車を行う洗車機であって、乾燥手段は、昇降自在なトップノズル装置と左右一対のサイドノズル装置とを有し、トップノズル装置とサイドノズル装置との少なくとも一方は、吸気部と排気部とを有するノズル本体内にクロスフローファンを回転自在に配置するとともに、このクロスフローファンに連動連結する駆動モータをノズル本体に設けて構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項1の発明によると、被洗浄車両と洗車機本体とを相対移動させながらの、乾燥手段による乾燥作業は、被洗浄車両の車両上面の形状に沿ってトップノズル装置を昇降移動させながら、車両上面に乾燥用空気(風)を噴出(吹き付け)させるとともに、左右側面に対して両サイドノズル装置から乾燥用空気を噴出させて行える。その際に、トップノズル装置と両サイドノズル装置との少なくとも一方からの乾燥用空気の噴出は、駆動モータの駆動回転をクロスフローファンに伝達して、このクロスフローファンをノズル本体内で回転させることによって、吸気部を通して外気(空気)をノズル本体内に取り込み、そして加圧した状態で排気部から噴出させて行える。
また本発明の請求項2記載の洗車機は、上記した請求項1記載の構成において、トップノズル装置とサイドノズル装置との両方が、その両端が閉塞された筒状のノズル本体と、このノズル本体に長さ方向に沿って設けられた吸気部ならびに排気部と、ノズル本体内に回転自在に設けられたクロスフローファンと、このクロスフローファンに連動連結してノズル本体に設けられた駆動モータとにより構成されていることを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、トップノズル装置の排気部を昇降させながら乾燥用空気の噴出を行って車両上面の乾燥作業を行えるとともに、両サイドノズル装置の排気部から乾燥用空気の噴出を行って左右側面の乾燥作業を行え、その際に、トップノズル装置や両サイドノズル装置の排気部から乾燥用空気の噴出は、長さ方向において均一状として行える。
そして本発明の請求項3記載の洗車機は、上記した請求項1または2記載の構成において、トップノズル装置は、洗車機本体側に設けられた昇降手段に連動された昇降体に、その長さ方向を左右方向として筒状のノズル本体が取り付けられていることを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、トップノズル装置による車両上面の乾燥作業は、昇降手段により、昇降体とともにノズル本体を車両上面の形状に沿って昇降移動させながら、排気部から車両上面に乾燥用空気を噴出させて行える。
さらに本発明の請求項4記載の洗車機は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、サイドノズル装置は、洗車機本体側に、その長さ方向を上下方向として筒状のノズル本体が取り付けられていることを特徴としたものである。
したがって請求項4の発明によると、サイドノズル装置による両側面の乾燥作業は、洗車機本体側にノズル本体を安定して取り付けた状態で、その長さ方向を上下方向とした排気部から、車両側面に乾燥用空気を上下方向において均一状に噴出させて行える。
上記した本発明の請求項1によると、被洗浄車両と洗車機本体とを相対移動させながらの、乾燥手段による乾燥作業は、被洗浄車両の車両上面の形状に沿ってトップノズル装置を昇降移動させながら、車両上面に乾燥用空気(風)を噴出(吹き付け)させるとともに、左右側面に対して両サイドノズル装置から乾燥用空気を噴出させて行うことができる。その際に、トップノズル装置と両サイドノズル装置との少なくとも一方からの乾燥用空気の噴出は、駆動モータの駆動回転をクロスフローファンに伝達して、このクロスフローファンをノズル本体内で回転させることによって、吸気部を通して外気(空気)をノズル本体内に取り込み、そして加圧した状態で排気部から噴出させて行うことができる。
したがって、クロスフローファンの回転による排気部からの乾燥用空気の噴出は、気流のロスが発生することなく、排気部の長さ方向においてむら無く均一状に行うことができ、以て被洗浄車両に対する乾燥作業を常に十分に好適に行うことができる。また駆動モータとして大型の(強力な)ものを採用する必要がないことから、騒音を小さく抑えることができる。しかも、ノズル本体に駆動モータを直接に取り付けた構成によって、洗車機本体側は設置スペースが不要となって洗車機全体をコンパクトにできるとともに、トップノズル装置の昇降ストロークを大きく取ることができる。
また上記した本発明の請求項2によると、トップノズル装置の排気部を昇降させながら乾燥用空気の噴出を行って車両上面の乾燥作業を行うことができるとともに、両サイドノズル装置の排気部から乾燥用空気の噴出を行って左右側面の乾燥作業を行うことができ、その際に、トップノズル装置や両サイドノズル装置の排気部から乾燥用空気の噴出は、長さ方向において均一状として行うことができる。
そして上記した本発明の請求項3によると、トップノズル装置による車両上面の乾燥作業は、昇降手段により、昇降体とともにノズル本体を車両上面の形状に沿って昇降移動させながら、排気部から車両上面に乾燥用空気を噴出させて行うことができる。
さらに上記した本発明の請求項4によると、サイドノズル装置による両側面の乾燥作業は、洗車機本体側にノズル本体を安定して取り付けた状態で、その長さ方向を上下方向とした排気部から、車両側面に乾燥用空気を上下方向において均一状に噴出させて行うことができる。
[実施の形態1]
以下に、本発明の実施の形態1を、移動式の洗車機に採用した状態として、図に基づいて説明する。
図1〜図6に示すように、門形の洗車機本体10は複数個の車輪11を介して床側のレール1上に載置されており、走行駆動装置(図示せず)の作動により前後方向Aの一定経路上で往復走行される。洗車機本体10には、被洗浄車両(普通乗用車など)5の洗浄手段の一例として、第1洗浄水ノズル12と、第1洗剤ノズル13と、第2洗浄水ノズル14と、撥水コート剤ノズル15と、第2洗剤ノズル16と、ワックスノズル17とが、前部から後部に亘って、この順で配設されている。ここで各ノズル12〜17は、たとえばアーチ状に構成されている。そして洗車機本体10には、被洗浄車両5のブラッシング手段の一例として、サイドブラシ18やロッカーブラシ19やトップブラシ20が配設されている。
さらに洗車機本体10には、被洗浄車両5の乾燥手段の一例として、昇降自在なトップノズル装置21と、左右一対のサイドノズル装置41とが設けられている。ここでトップノズル装置21と両サイドノズル装置41とは、それぞれ、吸気部24,44と排気部25,45とを有するノズル本体22,42内にクロスフローファン26,46を回転自在に配置するとともに、このクロスフローファン26,46に連動連結する駆動モータ31,51をノズル本体22,42に設けて構成されている。
すなわちトップノズル装置21のノズル本体22は、図1、図7、図8に示すように、その上部側にスリット状の吸気部24が長さ方向(左右方向)に沿って設けられるとともに、下部側で接線方向には下向き嘴状の排気部25が長さ方向に沿って設けられた状態で筒状に形成され、そして長さ方向の両端が端板23によって閉塞されている。またノズル本体22内に回転自在に設けられるクロスフローファン26は、長さ方向(左右方向)の両端に位置される円板体27と、これら円板体27間で周方向の複数箇所に設けられる羽根板28と、一方の円板体27の外面に取り付けられた外嵌連結体29と、他方の円板体27の外面に取り付けられた長さ方向(左右方向)に沿ったファン軸30などにより構成されている。そして一方の端板23の外面に前記駆動モータ31が取り付けられるとともに、そのモータ軸32は、一方の端板23を貫通して前記外嵌連結体29に嵌め込み連結されている。また前記ファン軸30は、他方の端板23の外面に取り付けられた軸受部33に回転自在に支持されている。
以上の22〜33などにより、トップノズル装置21の一例が構成される。かかる構成のトップノズル装置21は、洗車機本体10側に設けられた昇降手段(後述する。)に連動された昇降体に、その長さ方向を左右方向として筒状のノズル本体22が取り付けられている。
また両サイドノズル装置41は、上述したトップノズル装置21と同様に構成されている。すなわちノズル本体42は、図1、図9に示すように、その外部側にスリット状の吸気部44が長さ方向(上下方向)に沿って形成されるとともに、内部側で接線方向には内向き嘴状の排気部45が長さ方向に沿って設けられた状態で筒状に構成され、そして長さ方向の両端が端板43によって閉塞されている。また、ノズル本体42内に回転自在に設けられるクロスフローファン46は、長さ方向(上下方向)の両端に位置される円板体47と、これら円板体47間で周方向の複数箇所に設けられる羽根板48と、上位の円板体47の上面に取り付けられた外嵌連結体49と、下位の円板体28の下面に取り付けられた長さ方向(上下方向)に沿ったファン軸50などにより構成されている。そして上位の端板23の上面に前記駆動モータ51が取り付けられるとともに、そのモータ軸52は、上位の端板23を貫通して前記外嵌連結体49に嵌め込み連結されている。また前記ファン軸50は、下位の端板23の下面に取り付けられた軸受部53に回転自在に支持されている。
以上の42〜53などにより、サイドノズル装置41の一例が構成される。かかる構成のサイドノズル装置41は、その長さ方向を上下方向としかつ駆動モータ51を上端位置として、筒状のノズル本体42が洗車機本体10側に取り付けられている。
前記トップノズル装置21の昇降は、洗車機本体10側に設けられた昇降手段61によって行われる。すなわち図4〜図7に示すように、洗車機本体10の上部には、車幅方向(左右方向)Bに沿った昇降用駆動軸62が回転自在に設けられ、この昇降用駆動軸62の一端は、モータなどからなる正逆駆動部63に巻き掛け伝動装置64を介して連動連結されている。前記昇降用駆動軸62の両端には、伝動輪体(スプロケットなど)65が設けられ、これら伝動輪体65に対向されて洗車機本体10における左右の縦枠部の下部には遊転輪体(スプロケットなど)66が設けられ、そして上下で対向される輪体65,66間には回動体(チェーンなど)67が設けられている。
前記洗車機本体10における左右の縦枠部には、それぞれ上下方向のガイド体68が設けられ、これらガイド体68にガイドローラ69と振れ防止ローラ70とを介して案内される左右一対の枠体71が設けられている。そして枠体71は、対応される回動体67に連結されている。左右の枠体71間には軸受72を介して回転軸(昇降体の一例)73が設けられ、この回転軸73に前記ノズル本体22の外面が連結されている。
前記回転軸73の両外端部分には、それぞれレバー体74と被ストッパー体75とが設けられ、そして被ストッパー体75が上方から当接自在なストッパー体76が前記枠体71側に設けられている。さらにレバー体74と枠体71側との間には、被ストッパー体75をストッパー体76に当接させるべく回転軸73を回転付勢するスプリング77が設けられている。また回転軸73の一端側に設けられたレバー体74と枠体71側との間には、スプリング77に抗して回転軸73を回転させるシリンダー装置78が設けられている。
なお回転軸73の外端部分間には、車長方向(前後方向A)における各部分の車頂検出を行う光電センサー79が設けられている。ここで光電センサー79は、前記トップノズル装置21の下端面に対して所定距離下方を検出レベルとして設定されている。以上の62〜79などにより昇降手段61の一例が構成される。
したがって上記構成の昇降手段61によると、検出に基づく制御装置の制御によって正逆駆動部63を正逆駆動させ、巻き掛け伝動装置64や昇降用駆動軸62などを介して回動体67を正逆回動させることで、左右一対の枠体71を、ガイド体68に案内されながら同期して昇降動させ得る。これにより、左右方向の回転軸73を介してトップノズル装置21を昇降動させ得、以てトップノズル装置21における下向きの排気部(噴出口)25の上下位置を変更し得る。
さらに、制御装置の制御によってシリンダー装置78を伸展動させることで、左右の枠体71に対して回転軸73をスプリング77に抗して回転させ得、以てトップノズル装置21の向き(角度)を変更し得る。なお図7に示すように、シリンダー装置78を収縮動(または伸展圧力を開放動)させることで、左右の枠体71に対して回転軸73を、スプリング77の弾性力も利用して逆回転させ得、以てトップノズル装置21を下向きに戻し得る。その際に、スプリング77の弾性力などによって被ストッパー体75がストッパー体76に当接することで、トップノズル装置21の下向き姿勢を一定状に規制し得る。
図2、図3に示すように、前記洗車機本体10における右側の縦枠部の前面には操作パネル81が設けられ、そして操作パネル81の裏面側には、各部の動作を司る制御装置82が設けられている。また洗車機本体10内の上部には車高センサー(図示せず。)が設けられている。なお図10に示すように、車両上面6は、その前部から後部に亘って、ボンネット部6a、フロントガラス部6b、ルーフ部6c、リヤガラス部6d、トランク部6eが、この順で位置されることで形成されている。
以下に、上記した実施の形態1における作用を説明する。
洗車を行うに際して、まず被洗浄車両5を停止させた状態で運転者または作業者が操作パネル81を操作し、以て希望する一つの洗車コース(洗浄条件)が設定される。この状態で洗車スタートスイッチをオン操作することで、洗車機本体10を往復走行させながら、回転により拡がった各ブラシ18,19,20の接近離間動、洗浄水ノズル12,14を介しての水(洗浄水)の供給、洗剤ノズル13,16を介しての希釈した洗剤の供給、撥水コート剤ノズル15を介しての希釈した撥水コート剤の供給、ワックスノズル17を介しての希釈したワックスの供給、ならびに各ノズル装置21,41からの乾燥用空気(風)Cの噴出(吹き付け)、などを適宜に組合せて作動させ、以て被洗浄車両5に対する所期の基本的な洗浄工程と乾燥工程とが行えることになる。このような洗車工程を遂行する際に、車高センサーや適宜の検出手段により車高や車長などが検出され、制御装置82などを介して、前述した各作動部が好適に作動される。
このようにして所期の洗車を行えるのであり、その際に、トップノズル装置21の昇降は、車高センサーの検出に基づいて、制御装置82の制御によって正逆駆動部63を正逆駆動させ、巻き掛け伝動装置64や昇降用駆動軸62などを介して回動体67を正逆回動させて、左右一対の枠体71をガイド体68に案内されながら同期して昇降動させることで、左右の回転軸73を介して行える。さらにトップノズル装置21における排気部25の向き(角度)の変更は、制御装置82の制御によってシリンダー装置78を伸展動させ、左右の枠体71に対して回転軸73を、スプリング77に抗して回転させることで行える。
これにより図8、図10に示すように、被洗浄車両5の車両上面6の形状に沿ってトップノズル装置21を昇降移動させながら乾燥用空気(風)Cの噴出(吹き付け)を行うことで、無駄のない好適な乾燥作業を行えることになる。その際に、ルーフ部(上面)6cなどに対しては排気部25を下向きとし、そしてリヤガラス部6dなどに対しては排気部25を好適な向き(角度)に変更した状態で乾燥作業を行えることになる。
このようにして、トップノズル装置21の排気部25を移動させながら乾燥用空気(風)Cの噴出(吹き付け)を行って被洗浄車両5の車両上面6の乾燥作業を行うとともに、両サイドノズル装置41の排気部45から乾燥用空気(風)Cの噴出(吹き付け)を行って被洗浄車両5の左右側面の乾燥作業を行える。その際に図8〜図10に示すように、トップノズル装置21の排気部25や両サイドノズル装置41の排気部45から乾燥用空気(風)Cの噴出は、長さ方向において均一状として行える。
すなわち、駆動モータ31,51の駆動によるモータ軸32,52の駆動回転を、外嵌連結体29,49を介してクロスフローファン26,46に伝達し得、これにより他方側(下位側)のファン軸30,50を軸受部33,53により支持した状態で、クロスフローファン26,46をノズル本体22,42内で安定して回転し得る。このクロスフローファン26,46の回転、すなわち羽根板28,48群の回転によって、吸気部24,44を通して外気(空気)をノズル本体22,42内に取り込み、そして加圧した状態で排気部25,45から噴出し得る。
その際に、クロスフローファン26,46の回転による排気部25,45からの乾燥用空気(風)Cの噴出は、気流のロスが発生することなく、排気部25,45の長さ方向においてむら無く均一状に行うことができ、以て被洗浄車両5に対する乾燥作業を常に十分に好適に行うことができる。また駆動モータ31,51として大型の(強力な)ものを採用する必要がないことから、騒音を小さく抑えることができる。しかも、ノズル本体22,42に駆動モータ31,51を直接に取り付けた構成によって、洗車機本体10側は設置スペースが不要となって洗車機全体をコンパクトにできるとともに、トップノズル装置21の昇降ストロークを大きく取ることができる。
上記した実施の形態1では、洗車機本体10のみを移動させることで、洗車機本体10と被洗浄車両5を相対移動させて、被洗浄車両5の洗車を行う形式が示されているが、これは、洗車機本体を固定状態とし、コンベヤ(車両移動装置)を用いて被洗浄車両を連続移動させて、相対移動するようにした形式、また洗車機本体を、洗浄手段を備えた前部本体と乾燥手段を備えた後部本体とに分離し、これら前部本体と後部本体とを各別に移動可能とした形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、トップノズル装置21と両サイドノズル装置41との両方が、それぞれクロスフローファン26,46などを有している形式が示されているが、これはトップノズル装置21のみクロスフローファン26などを有しており、両サイドノズル装置は従来のブロア方式である形式、または両サイドノズル装置41のみクロスフローファン46などを有しており、トップノズル装置は従来のブロア方式である形式などであってもよい。
上記した実施の形態1では、ルーフ部(上面)6cなどに対してはトップノズル装置21を下向きとし、そしてリヤガラス部6dなどに対してはトップノズル装置21を好適な向き(角度)に変更した状態で乾燥作業を行う形式が示されているが、これはトップノズル装置21の向きを一定の下向きとした形式などであってもよい。
本発明の実施の形態1を示し、洗車機における各ノズル装置を配置した状態の斜視図である。 同洗車機の側面図である。 同洗車機の正面図である。 同洗車機における乾燥手段部分の側面図である。 同洗車機における乾燥手段部分の正面図である。 同洗車機における乾燥手段部分の平面図である。 同洗車機における昇降手段の要部の一部切り欠き正面図である。 同洗車機におけるトップノズル装置の縦断側面図である。 同洗車機におけるサイドノズル装置の一部切り欠き平面図である。 同洗車機におけるトップノズル装置の動作説明図である。
符号の説明
5 被洗浄車両
6 車両上面
10 洗車機本体
18 サイドブラシ
19 ロッカーブラシ
20 トップブラシ
21 トップノズル装置
22 ノズル本体
23 端板
24 吸気部
25 排気部
26 クロスフローファン
27 円板体
28 羽根板
29 外嵌連結体
30 ファン軸
31 駆動モータ
41 サイドノズル装置
42 ノズル本体
43 端板
44 吸気部
45 排気部
46 クロスフローファン
47 円板体
48 羽根板
49 外嵌連結体
50 ファン軸
51 駆動モータ
61 昇降手段
62 昇降用駆動軸
63 正逆駆動部
64 巻き掛け伝動装置
73 回転軸(昇降体)
78 シリンダー装置
A 前後方向
B 車幅方向(左右方向)
C 乾燥用空気(風)

Claims (4)

  1. 被洗浄車両と洗車機本体とを相対移動させながら、洗浄手段および乾燥手段により洗車を行う洗車機であって、乾燥手段は、昇降自在なトップノズル装置と左右一対のサイドノズル装置とを有し、トップノズル装置とサイドノズル装置との少なくとも一方は、吸気部と排気部とを有するノズル本体内にクロスフローファンを回転自在に配置するとともに、このクロスフローファンに連動連結する駆動モータをノズル本体に設けて構成されていることを特徴とする洗車機。
  2. トップノズル装置とサイドノズル装置との両方が、その両端が閉塞された筒状のノズル本体と、このノズル本体に長さ方向に沿って設けられた吸気部ならびに排気部と、ノズル本体内に回転自在に設けられたクロスフローファンと、このクロスフローファンに連動連結してノズル本体に設けられた駆動モータとにより構成されていることを特徴とする請求項1記載の洗車機。
  3. トップノズル装置は、洗車機本体側に設けられた昇降手段に連動された昇降体に、その長さ方向を左右方向として筒状のノズル本体が取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載の洗車機。
  4. サイドノズル装置は、洗車機本体側に、その長さ方向を上下方向として筒状のノズル本体が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗車機。
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