JP2009289344A - 駆動制御装置、駆動制御方法および光ピックアップ装置 - Google Patents

駆動制御装置、駆動制御方法および光ピックアップ装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 小型かつ低価格で球面収差補正時にステッピングモータの脱調を回避することができる駆動制御装置、駆動制御方法および光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】 制御部22は、コリメータレンズ12を原点位置から、所定のパルスレートT1の駆動パルスで所定のクロック数Aだけ駆動して、コリメータレンズ12を移動する。パルスレートT1よりも高いパルスレートT2で、コリメータレンズ12を原点位置に戻し、戻すために要した駆動パルスのクロック数Bを計数する。制御部22は、クロック数Aとクロック数Bとが等しくなくなるまで、パルスレートT2を1段階ずつあげて、計数を繰り返す。制御部22は、クロック数Aとクロック数Bとが等しくないと、脱調があったと判断し、脱調があったと判断したパルスレートT2を1段階下げたパルスレートT2を球面収差補正動作のパルスレートに決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータの駆動を制御する駆動制御装置、駆動制御方法および光ピックアップ装置に関し、特に、半導体レーザを用いて光ディスクに対して情報の記録あるいは再生を行う光ピックアップ装置内のレンズを移動させるモータの駆動を制御する駆動制御装置、駆動制御方法および光ピックアップ装置に関する。
光ディスク装置は、従来から大容量の情報の記録および再生が可能な装置として知られている。光ディスク装置において情報の記録および再生を行なう光ピックアップ装置は、光源として半導体レーザを備えている。
光ディスク装置は、半導体レーザから出射されたレーザ光を光ディスクに照射させることによって、情報の記録および再生を行なう。光ピックアップ装置は、再生時には所定のパワーのレーザ光を光ディスクに集光し、光ディスクに記録されたピットを検出することによって、光ディスクに記録された情報を読み取る。光ピックアップ装置は、記録時には再生時よりも高いパワーで半導体レーザを発光させるとともに、記録する情報に応じてレーザパワーを変調して光ディスクにピットを形成する。
高い品質で情報の記録および再生を行なうためには、光ディスクに照射させる光スポットの球面収差を補正する必要がある。特に、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc;以下「BD」という)と呼ばれる光ディスクに対しては、高い開口数、たとえば開口数0.85の対物レンズを用いるので、光ディスクの保護層の厚み誤差の許容値は、数μm程度と厳しく、光ピックアップ装置(以下「光ピックアップ」ともいう)は、球面収差補正機能を有することが求められる。
コリメータレンズは、レーザ素子から発光される発散光を、平行光に変換するための光学部品であるが、対物レンズの球面収差は、たとえば、コリメータレンズを光軸方向に移動させることによって補正する方法があり、コリメータレンズの移動には、たとえばステッピングモータが用いられる。
このような球面収差を補正するための技術、およびステッピングモータを駆動するための技術が従来から提案されている。たとえば、特許文献1に記載される光ピックアップ装置は、圧電セラミックスを積層した圧電アクチュエータによって、コリメータレンズを移動させる。
特許文献2に記載される光ディスク装置は、光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動するためのステッピングモータの脱調を検出し、脱調が生じた場合、ステッピングモータの回転速度を低下させる。「脱調」は、ステッピングモータに指示されるパルス周波数が高くなった場合などに、ステッピングモータのトルクが不足し、ステッピングモータが、指示されるパルス電圧に応じて回転しない現象である。この光ディスク装置は、ステッピングモータの回転量を示すステッパポインタが上限を超えたとき、あるいはステッパポインタが示すアドレスと実際のアドレスとが相違するときに、脱調が生じたと判定する。実際のアドレスは、光ピックアップからの再生信号をデコーダでデコードすることによって得られる。
特許文献3に記載される光ピックアップ用レンズ駆動装置は、低温環境下でオイルの粘性抵抗が高くなることに起因する脱調を防止するために、ステッピングモータ周囲の温度に応じてステッピングモータの速度を使い分ける。たとえば、低温になると、回転数を小さくする。
特許文献4に記載される光ピックアップの駆動装置は、コリメータレンズを移動させることによって光ピックアップ装置の球面収差を補正する。コリメータレンズを支持し、コイルばねによって付勢される支持部材は、ステッピングモータによって移動するナット部材によって、基準位置からの移動距離が制御される。支持部材がストッパ部に当接した後、基準位置までの範囲では、ナット部材と支持部材とは、非接触状態である。ナット部材がストッパ部に当接すると、ステッピングモータが脱調し、ナット部材は基準位置で停止し、基準位置を決定することができる。このとき、コリメータレンズを支持する支持部材とナット部材とは、非接触であるので、脱調による光学部品への衝撃および振動を回避し、ならびにステッピングモータへの負荷の軽減を図っている。
特開2005−302118号公報 特開2007−257720号公報 特開2004−199780号公報 特開2006−155839号公報
対物レンズの球面収差補正は、高い精度でコリメータレンズを移動させること、高速でコリメータレンズを移動させること、あるいは、低価格・低消費電力で実現させることが望まれる。
しかしながら、特許文献1に記載される光ピックアップ装置は、圧電アクチュエータを用いてコリメータレンズを移動させるものであるが、圧電アクチュエータは、移動量が小さい場合には容易に適用することができるが、移動量が大きい場合には全移動範囲に渡って位置情報を得るための位置センサを設けて制御する必要がある。さらに、圧電アクチュエータはステッピングモータと比較して高価であるので、小型かつ低価格で実現することは困難であるという問題がある。
特許文献2に記載される光ディスク装置は、ステッピングモータの脱調を検出するが、再生信号をデコーダでデコードすることによって光ディスクのアドレス情報を得る必要があり、小型化することができないという問題がある。この光ディスク装置のステッピングモータは、光ピックアップ自体を移動させるために用いられ、球面収差補正のためにコリメータレンズを移動させるものではない。さらに、脱調を検出したときに、回転速度を低下させることはできるが、脱調を防止することはできないという問題がある。
特許文献3に記載される光ピックアップ用レンズ駆動装置は、低温環境下でオイルの粘性抵抗が高くなることに起因する脱調を防止することはできるが、このステッピングモータは、特許文献2に記載される光ディスク装置と同様に、光ピックアップ自体を移動させるために用いられ、球面収差補正のためにコリメータレンズを移動させるものではなく、コリメータレンズの脱調を防止することはできないという問題がある。
特許文献4に記載される光ピックアップの駆動装置は、ステッピングモータの脱調によって、基準位置を把握するのであり、脱調を回避することはできないという問題がある。
本発明の目的は、小型かつ低価格で球面収差補正時にステッピングモータの脱調を回避することができる駆動制御装置、駆動制御方法および光ピックアップ装置を提供することである。
本発明は、光学部品を移動させる移動機構を、指示される移動速度で駆動する駆動部に対して、移動速度を変化させて指示する移動速度可変手段と、
移動速度可変手段によって駆動部に指示された移動速度の中から、駆動部が脱調した移動速度を検出する脱調検出手段と、
脱調検出手段によって検出された移動速度に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための移動速度を決定する決定手段とを含むことを特徴とする駆動制御装置である。
また本発明は、光学部品を移動させる移動機構を、指示される駆動電圧に応じた駆動トルクで駆動する駆動部に対して、駆動電圧を変化させて指示する駆動電圧可変手段と、
駆動電圧可変手段によって駆動部に指示された駆動電圧の中から、駆動部が脱調した駆動電圧を検出する脱調検出手段と、
脱調検出手段によって検出された駆動電圧に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための駆動電圧を決定する決定手段とを含むことを特徴とする駆動制御装置である。
また本発明は、光学部品を移動させる移動機構を、指示される移動速度で駆動する駆動部を制御する駆動制御方法であって、
駆動部に対して移動速度を変化させて指示する移動速度可変ステップと、
移動速度可変ステップで駆動部に指示された移動速度の中から、駆動部が脱調した移動速度を検出する脱調検出ステップと、
脱調検出ステップで検出された移動速度に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための移動速度を決定する決定ステップとを含むことを特徴とする駆動制御方法である。
また本発明は、光学部品を移動させる移動機構を、指示される駆動電圧に応じた駆動トルクで駆動する駆動部を制御する駆動制御方法であって、
駆動部に対して駆動電圧を変化させて指示する駆動電圧可変ステップと、
駆動電圧可変ステップで駆動部に指示した駆動電圧の中から、駆動部が脱調した駆動電圧を検出する脱調検出ステップと、
脱調検出ステップで検出された駆動電圧に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための駆動電圧を決定する決定ステップとを含むことを特徴とする駆動制御方法である。
また本発明は、前記駆動制御装置を備えることを特徴とする光ピックアップ装置である。
本発明によれば、移動速度可変手段によって、光学部品を移動させる移動機構を、指示される移動速度で駆動する駆動部に対して、移動速度が変化されて指示され、脱調検出手段によって、移動速度可変手段によって駆動部に指示された移動速度の中から、駆動部が脱調した移動速度が検出され、決定手段によって、脱調検出手段によって検出された移動速度に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための移動速度が決定される。
すなわち、高価な圧電素子およびデコーダを用いることなく、事前に駆動部が脱調する移動速度を検出し、検出した移動速度に基づいて脱調しない移動速度を決定することができる。したがって、小型かつ低価格で球面収差補正時にステッピングモータなどの駆動部の脱調を回避することができる。
また本発明によれば、駆動電圧可変手段によって、光学部品を移動させる移動機構を、指示される駆動電圧に応じた駆動トルクで駆動する駆動部に対して、駆動電圧が変化されて指示され、脱調検出手段によって、駆動電圧可変手段によって駆動部指示された駆動電圧の中から、駆動部が脱調した駆動電圧が検出され、決定手段によって、脱調検出手段によって検出された駆動電圧に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための駆動電圧が決定される。
すなわち、高価な圧電素子およびデコーダを用いることなく、事前に駆動部が脱調する駆動電圧を検出し、検出した駆動電圧に基づいて脱調しない駆動電圧を決定することができる。したがって、小型かつ低価格で球面収差補正時にステッピングモータなどの駆動部の脱調を回避することができる。
また本発明によれば、光学部品を移動させる移動機構を、指示される移動速度で駆動する駆動部を制御するにあたって、移動速度可変ステップでは、駆動部に対して移動速度を変化させて指示する。脱調検出ステップでは、移動速度可変ステップで駆動部に指示された移動速度の中ら、駆動部が脱調した移動速度を検出する。そして、決定ステップでは、脱調検出ステップで検出された移動速度に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための移動速度を決定する。
すなわち、高価な圧電素子およびデコーダを用いることなく、事前に駆動部が脱調する移動速度を検出し、検出した移動速度に基づいて脱調しない移動速度を決定することができる。したがって、本発明に係る駆動制御方法を適用すれば、小型かつ低価格で球面収差補正時にステッピングモータなどの駆動部の脱調を回避することができる。
また本発明によれば、光学部品を移動させる移動機構を、指示される駆動電圧に応じた駆動トルクで駆動する駆動部を制御するにあたって、駆動電圧可変ステップでは、駆動部に対して駆動電圧を変化させて指示する。脱調検出ステップでは、駆動電圧可変ステップで駆動部に指示した駆動電圧の中から、駆動部が脱調した駆動電圧を検出する。そして、決定ステップでは、脱調検出ステップで検出された駆動電圧に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための駆動電圧を決定する。
すなわち、高価な圧電素子およびデコーダを用いることなく、事前に駆動部が脱調する駆動電圧を検出し、検出した駆動電圧に基づいて脱調しない駆動電圧を決定することができる。したがって、本発明に係る駆動制御方法を適用すれば、小型かつ低価格で球面収差補正時にステッピングモータなどの駆動部の脱調を回避することができる。
また本発明によれば、前記駆動制御装置を備えるので、駆動部の脱調を回避することができる。
図1は、本発明の実施の一形態である光ピックアップ装置1の構成の一部を模式的に示すブロック図である。光ピックアップ装置1は、光ピックアップ駆動装置10、センサ検出部21、制御部22およびパルス駆動回路23を含んで構成される。光ピックアップ駆動装置10は、ステッピングモータ11、コリメータレンズ12、リードスクリュー13、ナット部材14およびセンサ16を含んで構成される。
本発明の実施の一形態である駆動制御装置は、センサ16、センサ検出部21、制御部22およびパルス駆動回路23を含んで構成される。本発明に係る駆動制御方法は、駆動制御装置によって処理される。
駆動部であるステッピングモータ11は、リードスクリュー13を回転させるモータであり、パルス駆動回路23から指示される後述する駆動パルスに応じた回転速度でリードスクリュー13を回転する。光学部品であるコリメータレンズ12は、ナット部材14によって支持され、光源から出射された光を平行光にするレンズである。コリメータレンズ12は、光ディスクなどの光記録媒体の層厚の誤差に起因する球面収差を補正するためにX軸方向に移動される。
リードスクリュー13は、ステッピングモータ11によって回転され、回転方向によってナット部材14をX軸方向の前後に移動する。ナット部材14は、コリメータレンズ12を支持するとともに、リードスクリュー13と係合し、リードスクリュー13の回転に伴って、コリメータレンズ12をレーザ光束15の光軸方向あるいは、光軸方向と反対方向に移動する。さらに、ナット部材14は、リードスクリュー13を中心にして、コリメータレンズ12を支持する指示部と反対側に、遮光板17が設けられる。リードスクリュー13およびナット部材14は、移動機構である。
レーザ光束15は、コリメータレンズ12の移動によって僅かに発散光あるいは収束光に変位し、その変位によって球面収差が変化して補正される。コリメータレンズ12の移動範囲は、個々の光ピックアップ装置1の設計にもよるが、一般的には、数mm程度である。
センサ16は、たとえばフォトインタラプタによって構成され、コリメータレンズ12の位置を検出するために用いられる。センサ16は、ナット部材14が移動して、ナット部材14に設けられる遮光板17がフォトインタラプタのスロット内に挿入されて、光が遮られたとき、フォトインタラプタの出力電流が変化する。フォトインタラプタの出力電流は、センサ検出部21に送られる。センサ検出部21は、センサ16からの出力電流を2値化信号に変換して検出信号として制御部22に送る。
決定手段である制御部22は、たとえば中央処理装置(以下「CPU」という)および制御プログラムを記憶する半導体メモリなどの記憶装置を含んで構成され、CPUは、記憶装置に記憶される制御プログラムを実行することによって、パルス駆動回路23を制御する。制御部22は、センサ検出部21からの検出信号に基づいて、コリメータレンズ12が原点位置に位置付いたことを検出する。具体的には、制御部22は、センサ検出部21からの検出信号が、遮光板17がフォトインタラプタのスロット内に挿入されたことを示す2値化信号の値になったとき、コリメータレンズ12が原点位置に位置付いたことを検出する。制御部22は、図示しない上位制御システムと接続され、情報の送受信を行う。
制御部22は、クロック信号CLK、極性信号DIRおよびイネーブル信号ENによって、パルス駆動回路23を制御する。パルス駆動回路23は、出力OUT1〜OUT4の4種類のパルス駆動電圧(以下「駆動パルス」ともいう)によってステッピングモータ11を駆動する。クロック信号CLKは、駆動パルスOUT1〜OUT4の基準となる基準信号であり、極性信号DIRは、コリメータレンズ12を移動する方向を指示する信号であり、イネーブル信号ENは、駆動パルスOUT1〜OUT4の出力を許可する信号である。
図2は、ステッピングモータ11の駆動パルスを説明するための図である。図2に示したステッピングモータ11は、2相式のステッピングモータであり、コイルKおよびコイルLの2つのコイルを用いる。パルス駆動回路23は、位相が異なる4つの駆動パルスOUT1〜OUT4をステッピングモータ11に出力する。
クロック信号CLKは、制御部22から供給される周期Tの基準信号である。駆動パルス(図2では、「ドライバ出力」という)OUT1は、コイルKの一端に入力される信号であり、駆動パルスOUT2は、コイルKの他端に入力される信号であり、駆動パルスOUT3は、コイルLの一端に入力される信号であり、駆動パルスOUT4は、コイルLの他端に入力される信号である。
状態1では、コイルKおよびコイルLともに正の方向の電圧が印加される。状態2では、コイルKに正の方向の電圧が印加され、コイルLに負の方向の電圧が印加される。状態3では、コイルKおよびコイルLともに負の方向の電圧が印加される。状態2では、コイルKに負の方向の電圧が印加され、コイルLに正の方向の電圧が印加される。正の方向は、コイルKでは、OUT1がHIGHレベル、かつOUT2がLOWレベルであり、コイルLでは、OUT3がHIGHレベル、かつOUT4がLOWレベルである。負の方向は、コイルKでは、OUT1がLOWレベル、かつOUT2がHIGHレベルであり、コイルLでは、OUT3がLOWレベル、かつOUT4がHIGHレベルである。
パルス駆動回路23は、駆動パルスを状態1、状態2、状態3および状態4の順序で繰り返して、ステッピングモータ11に出力することによって、コリメータレンズ12を移動する。逆に、駆動パルスを状態4、状態3、状態2および状態1の順序で繰り返して、ステッピングモータ11に出力することによって、ステッピングモータ11の回転方向を逆転して、コリメータレンズ12を逆方向に移動する。
コリメータレンズ12の移動量は、脱調がない状態では、ステッピングモータ11の回転量に比例するので、クロック信号CLKの駆動パルスのクロック数によって移動量を制御することができる。駆動パルスの周期は、クロック信号CLKの周期の4倍の周期である。
クロック信号CLKの周期(以下「パルスレート」ともいう)Tが短いと、ステッピングモータ11は、高速に回転し、コリメータレンズ12を高速に移動することができる。しかしながら、駆動パルスのパルスレートが短いと、駆動トルクが不足して、ステッピングモータ11の脱調が発生し易くなる。ステッピングモータ11が脱調すると、駆動パルスのクロック数と、コリメータレンズ12の移動量との関係が不定となり、コリメータレンズ12の位置制御が不能になる。
制御部22およびパルス駆動回路23は、移動速度可変手段である。センサ16、センサ検出部21、制御部22およびパルス駆動回路23は、脱調検出手段である。センサ16、センサ検出部21および制御部22は、位置検出手段である。
図3は、制御部22が実行する移動速度決定処理の一例を示すフローチャートである。移動速度決定処理は、球面収差を補正する動作を行うときのパルスレートを決定する処理であり、たとえば光ピックアップ装置1に光ディスクが装着されローディングされると、光ディスクの再生あるいは記録動作に先立って、ステップA1に移る。
ステップA1では、コリメータレンズ12を原点位置に移動する。具体的には、遮蔽板17がセンサ16のスロット内に挿入されて光を遮断するまで、パルス駆動回路23にステッピングモータ11を駆動させる。ステップA2では、コリメータレンズ12を移動する移動速度を決める。具体的には、ステッピングモータ11に指示するパルスレートを、コリメータレンズ12の移動速度が予め定める基準速度となる所定の値T1に設定する。パルスレートT1は、温度変動および経時変化によっても、ステッピングモータ11が脱調しない低速のパルスレート、たとえば600pps(パルス/秒)である。
ステップA3では、ステッピングモータ11を所定のクロック数A、たとえばクロック数100パルス分の駆動パルスだけ駆動し、コリメータレンズ12を予め定める距離、たとえば駆動パルス100パルス分の距離移動する。ステップA4では、パルスレートを値T2に設定する。1回目のパルスレートT2は、パルスレートT1よりも、1段階高速なパルスレートに設定される。ここで、1段階とは、たとえば100ppsであり、1回目のパルスレートT2は、700ppsとなる。この1段階の値が小さいほど、より細かく最適なパルスレート、換言すると、最適な移動速度を設定することが可能であるが、1段階の値が小さいほど移動速度を決定する動作に時間を要するので、個々の光ピックアップ装置1にとって適切な値が選ばれる。
ステップA5では、コリメータレンズ12を原点位置に移動する。このとき、移動に要した駆動パルスのクロック数Bを計数する。ステップA6では、クロック数Aとクロック数Bとが等しいか否かが比較される。クロック数Aとクロック数Bとが等しければ、パルスレートT2による駆動によって、脱調は無いと判断され、ステップA7に進む。クロック数Aとクロック数Bとが等しくなければ、パルスレートT2による駆動によって、脱調があったと判断され、ステップA8に進む。
ステップA7では、パルスレートT2を、1段階Upつまりさらに1段階高速なパルスレートに設定して、ステップA1に戻り、ステップA1〜ステップA6を繰り返す。ステップA8では、パルスレートT2を1段階Downつまり1段階下げる。ステップA9では、球面収差補正動作のパルスレートをT2に決定して設定し、移動速度決定処理を終了する。
ステップA1〜ステップA7は、ステッピングモータ11の脱調を検出する動作であり、ステップA8およびステップA9は、通常の球面収差補正を行う際のステッピングモータ11の移動速度を設定する動作である。
ステップA3で設定したパルスレートT1は、低速で駆動するパルスレートであるので、脱調は発生することなく、たとえば100パルス分の駆動によって100パルス分移動することができる。しかし、ステップA5で設定したパルスレートT2で脱調が発生すると、100パルス分の駆動では、原点位置、つまりセンサ16によって検出される位置には到達しない。換言すると、原点位置に到達したときの計数クロック数は、100パルスを上回るので、クロック数Aとクロック数Bとの差によって脱調の量を検出することが可能である。
このように、本発明に係る駆動制御装置は、ステッピングモータ11の回転によって位置付いた実際のアドレスを検出するデコーダ、あるいはコリメータレンズ12の全移動範囲にわたるセンサなどを用いることなく、2値検出のみでよい簡単なセンサ16あるいはスイッチを用いるだけで、脱調の有無を検出することができる。
さらに、ステッピングモータ11によってコリメータレンズ12を移動する移動速度は、脱調の発生しない範囲で最速の速度に設定することができる。ここで、ステップA8において、パルスレートT2を、たとえば2段階下げて設定すれば、脱調に対する耐性がより増すことになる。
このステッピングモータ11の移動速度を決定する動作は、光ピックアップ装置1を搭載する光ディスク装置の電源投入時、光ディスクの再生あるいは記録に先立って、または実施動作環境温度が変化したときに実施される。このように移動速度を決定することによって、常に最適のパルスレートで、ステッピングモータ11を駆動することができるので、安定かつ高速な球面収差補正を実現することができる。
図4は、制御部22が実行する移動速度決定処理の他の例を示すフローチャートである。図4に示した移動速度決定処理は、図3に示した移動速度決定処理に、脱調したときのパルスレートが小さいときに、エラー出力を行う処理を追加した例であり、たとえば光ピックアップ装置1に光ディスクが装着されローディングされると、光ディスクの再生あるいは記録動作に先立って、ステップB1に移る。ステップB1〜B7およびステップB9,B10は、それぞれ図3に示したステップA1〜A9と同じ処理であり、重複を避けるために説明は省略する。
ステップB8では、パルスレートT2が所定のパルスレートよりも大きいか否かを判定する。パルスレートT2が所定のパルスレートよりも大きくないと、ステップB11に進み、パルスレートT2が所定のパルスレートよりも大きいと、ステップB9に進む。ステップB11では、エラーを出力して、移動速度決定処理を終了する。すなわち、所定のパルスレート以下のパルスレートで脱調が発生する場合には、異状を検出したと判断し、エラーを出力して、移動速度決定処理を終了する。
予め定めるエラー速度である所定のパルスレートは、球面収差補正の動作に支障をきたすような低速なパルスレートである。エラー出力は、制御部22が、上位制御システムに異常であることを示すエラー情報を送信し、上位制御システムが、受信したエラー情報を出力することによって行われる。光ピックアップ装置1は、上位制御システムにエラー情報を出力することによって、光ディスク装置の使用者に、使用環境の改善あるいは修理を促すことができる。
図3に示したステップA2,A4または図4に示したステップB2,B4は、移動速度可変ステップであり、図3に示したステップA3または図4に示したステップB3は、第1の計数ステップであり、図3に示したステップA5または図4に示したステップB5は、第2の計数ステップであり、図3に示したステップA6または図4に示したステップB6は、脱調検出ステップであり、図3に示したステップA9または図4に示したステップB10は、決定ステップである。
このように、制御部22およびパルス駆動回路23によって、コリメータレンズ12を移動させるリードスクリュー13およびナット部材14を、指示される移動速度で駆動するステッピングモータ11に対して、移動速度が変化されて指示され、センサ16、センサ検出部21、制御部22およびパルス駆動回路23によって、制御部22およびパルス駆動回路23によってステッピングモータ11に指示された移動速度の中から、ステッピングモータ11が脱調した移動速度が検出され、制御部22によって、センサ16、センサ検出部21、制御部22およびパルス駆動回路23によって検出された移動速度に基づいて、コリメータレンズ12を移動することによる球面収差補正のための移動速度が決定される。
すなわち、高価な圧電素子およびデコーダを用いることなく、事前にステッピングモータ11が脱調する移動速度を検出し、検出した移動速度に基づいて脱調しない移動速度を決定することができる。したがって、小型かつ低価格で球面収差補正時にステッピングモータ11の脱調を回避することができる。
さらに、制御部22およびパルス駆動回路23によって、予め定める基準速度、具体的にはパルスレートT1と、パルスレートT1とは異なる少なくとも1つの移動速度、具体的にはパルスレートT2とがステッピングモータ11に指示されるので、脱調が発生しないパルスレートT1から徐々にパルスレートT2を増加させて脱調するパルスレートT2を検出することができ、脱調するパルスレートT2を精度高く検出することができる。
さらに、センサ16、センサ検出部21、制御部22およびパルス駆動回路23によって、所定のパルスレート以下のパルスレートで脱調が検出されたとき、ステッピングモータ11が異常であることを示すエラー情報が出力される。すなわち、ステッピングモータ11は遅いパルスレートでも脱調するので、エラー情報を出力してユーザに異常を報知することができる。
さらに、コリメータレンズ12を移動させるリードスクリュー13およびナット部材14を、指示される移動速度で駆動するステッピングモータ11を制御するにあたって、図3に示したステップA2,A4または図4に示したステップB2,B4では、ステッピングモータ11に対して移動速度を変化させて指示する。図3に示したステップA6または図4に示したステップB6では、図3に示したステップA2,A4または図4に示したステップB2,B4でステッピングモータ11に指示された移動速度の中から、ステッピングモータ11が脱調した移動速度を検出する。そして、図3に示したステップA9または図4に示したステップB10では、図3に示したステップA6または図4に示したステップB6で検出された移動速度に基づいて、コリメータレンズ12を移動することによる球面収差補正のための移動速度を決定する。
すなわち、高価な圧電素子およびデコーダを用いることなく、事前にステッピングモータ11が脱調する移動速度を検出し、検出した移動速度に基づいて脱調しない移動速度を決定することができる。したがって、本発明に係る駆動制御方法を適用すれば、小型かつ低価格で球面収差補正時にステッピングモータ11の脱調を回避することができる。
さらに、ステッピングモータ11は、指示される駆動パルスに応じてリードスクリュー13およびナット部材14を駆動し、図3に示したステップA2,A4または図4に示したステップB2,B4では、予め定める基準速度、具体的にはパルスレートT1と、パルスレートT1とは異なる少なくとも1つの移動速度、具体的にはパルスレートT2とをステッピングモータ11に指示する。図3に示したステップA3または図4に示したステップB3では、前記指示されたパルスレートT1でコリメータレンズ12が予め定める距離、たとえば駆動パルス100パルス分の距離移動したときに、ステッピングモータ11に指示された駆動パルスのパルス数を計数する。図3に示したステップA5または図4に示したステップB5では、前記指示されたパルスレートT1とは異なる少なくとも1つのパルスレートT2でコリメータレンズ12が予め定める距離移動したときに、ステッピングモータ11に指示された駆動パルスのパルス数を計数する。そして、図3に示したステップA6または図4に示したステップB6では、図3に示したステップA3または図4に示したステップB3で計数されたパルス数と、図3に示したステップA5または図4に示したステップB5で計数されたパルス数との差に基づいて、脱調を検出するので、パルス数を計数するだけで脱調しないパルスレートT2を決定することができる。
図5は、本発明の実施の他の形態である光ピックアップ装置2の構成の一部を模式的に示すブロック図である。光ピックアップ装置2は、光ピックアップ駆動装置10、センサ検出部21、制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24を含んで構成される。図1に示した光ピックアップ装置1の構成要素と同じ構成要素については、同じ参照符号を付して、重複を避けるために説明は省略する。
電圧可変回路24は、電源電圧Vccをパルス駆動回路23に印加する。電圧可変回路24は、制御部22からの指示に従って、印加する電源電圧Vccを変化させることによって、パルス駆動回路23が出力する駆動パルスの電圧(以下「波高値」ともいう)を制御する。波高値は、電源電圧Vccとほぼ同じ電圧であり、電圧可変回路24での電圧降下分、たとえば0.1V低い電圧である。以下、電源電圧を「駆動電圧」ともいう。駆動電圧が低いと、ステッピングモータ11の駆動するために必要な電力は少なくてよいが、駆動トルクが不足し、ステッピングモータ11の脱調が発生しやすくなる。ステッピングモータ11が脱調すると、コリメータレンズ12の移動量との関係が不定となり、コリメータレンズ12の位置制御ができなくなる。
制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24は、駆動電圧可変手段である。センサ16、センサ検出部21、制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24は、脱調検出手段である。制御部22は、決定手段である。センサ16、センサ検出部21および制御部22は、位置検出手段である。
図6は、制御部22が実行する駆動電圧決定処理の一例を示すフローチャートである。駆動電圧決定処理は、球面収差を補正する動作を行うときの駆動電圧を決定する処理であり、たとえば光ピックアップ装置2に光ディスクが装着されローディングされると、光ディスクの再生あるいは記録動作に先立って、ステップC1に移る。
ステップC1では、コリメータレンズ12を原点位置に移動する。具体的には、遮蔽板17がセンサ16のスロット内に挿入されて光を遮断するまで、パルス駆動回路23にステッピングモータ11を駆動させる。ステップC2では、ステッピングモータ11の駆動電圧を予め定める基準電圧である所定の値Vcc1に設定する。駆動電圧Vcc1は、温度変動あるいは経時変化によっても、ステッピングモータ11が脱調しない高い電圧、たとえば5V(ボルト)の電圧である。
ステップC3では、ステッピングモータ11を所定のクロック数A、たとえばクロック数100パルス分の駆動パルスだけ駆動し、コリメータレンズ12を予め定める距離、たとえば駆動パルス100パルス分の距離移動する。ステップC4では、駆動電圧を値Vcc2に設定する。1回目の駆動電圧Vcc2は、駆動電圧Vcc1よりも、1段階低い電圧に設定される。ここで、1段階とは、たとえば0.1Vであり、1回目の駆動電圧Vcc2は、4.9Vとなる。この1段階の値が小さいほど、より細かく最適な駆動電圧を設定することが可能であるが、1段階の値が小さいほど駆動電圧を決定する動作に時間を要するので、個々の光ピックアップ装置1にとって適切な値が選ばれる。
ステップC5では、コリメータレンズ12を原点位置に移動する。このとき、移動に要した駆動パルスのクロック数Bを計数する。ステップC6では、クロック数Aとクロック数Bとが等しいか否かが比較される。クロック数Aとクロック数Bとが等しければ、駆動電圧Vcc2による駆動によって、脱調は無いと判断され、ステップC7に進む。クロック数Aとクロック数Bとが等しくなければ、駆動電圧Vcc2による駆動によって、脱調があったと判断され、ステップC8に進む。
ステップC7では、駆動電圧Vcc2を、1段階Downつまりさらに1段階低い電圧に設定して、ステップC1に戻り、ステップC1〜ステップC6を繰り返す。ステップC8では、駆動電圧Vcc2が予め定めるエラー電圧である所定の駆動電圧よりも小さいか否かを判定する。駆動電圧Vcc2が所定の駆動電圧よりも小さいと、ステップC9に進み、駆動電圧Vcc2が所定の駆動電圧よりも小さくないと、ステップC11に進む。
ステップC9では、駆動電圧Vcc2を1段階Upつまり1段階上げる。ステップC10では、球面収差補正動作の駆動電圧をVcc2に決定して設定し、駆動電圧決定処理を終了する。ステップC11では、エラーを出力して、駆動電圧決定処理を終了する。すなわち、所定の駆動電圧以上の駆動電圧で脱調が発生する場合には、異状を検出したと判断し、エラーを出力して、駆動電圧決定処理を終了する。
ステップC1〜ステップC7は、ステッピングモータ11の脱調を検出する動作であり、ステップC9およびステップC10は、通常の球面収差補正を行う際のステッピングモータ11の駆動電圧を設定する動作である。
ステップC3で設定した駆動電圧Vcc1は,高い電圧での駆動であるので、脱調は発生することなく、たとえば100パルス分の駆動によって100パルス分移動することができる。しかし、ステップC5で設定した駆動電圧Vcc2で脱調が発生すると、100パルス分の駆動では、原点位置、つまりセンサ16によって検出される位置には到達しない。すなわち、原点位置に到達したときの計数クロック数は、100パルスを上回るので、クロック数Aとクロック数Bとの差によって脱調の量を検出することが可能である。
このように、本発明に係る駆動制御装置は、ステッピングモータ11の回転によって位置付いた実際のアドレスを検出するデコーダ、あるいはコリメータレンズ12の全移動範囲にわたるセンサなどを用いることなく、2値検出のみでよい簡単なセンサ16あるいはスイッチを用いるだけで、脱調の有無を検出することができる。
さらに、コリメータレンズ12を移動するステッピングモータ11に出力する駆動パルスの電圧は、脱調の発生しない範囲で、最も消費電力の小さい電圧に設定することができる。ここで、ステップC9において、駆動電圧Vcc2を、たとえば2段階上げて設定すれば、脱調に対する耐性がより増すことになる。
図6に示したステップC2,C4は、移動速度可変ステップであり、図6に示したステップC3は、第1の計数ステップであり、図6に示したステップC5は、第2の計数ステップであり、図6に示したステップC6は、脱調検出ステップであり、図6に示したステップC10は、決定ステップである。
図4に示した異常を検出するための所定のパルスレートあるいは図6に示した異常を検出するための所定の駆動電圧は、使用するステッピングモータあるいは光学設計によって異なるが、たとえばブルーレイディスクの2層ディスクで、層間をジャンプする動作の場合、数十m秒以下の高速で、各層にあった球面収差補正を行う必要がある。数十m秒以下の高速で動作するためには、最低限の値、たとえばパルスレートは1000pps程度であり、駆動電圧は3V程度である。
このように、制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24によって、コリメータレンズ12を移動させるリードスクリュー13およびナット部材14を、指示される駆動電圧に応じた駆動トルクで駆動するステッピングモータ11に対して、駆動電圧が変化されて指示され、センサ16、センサ検出部21、制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24によって、制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24によってステッピングモータ11に指示された駆動電圧の中から、ステッピングモータ11が脱調した駆動電圧が検出され、制御部22によって、センサ16、センサ検出部21、制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24によって検出された駆動電圧に基づいて、コリメータレンズ12を移動することによる球面収差補正のための駆動電圧が決定される。
すなわち、高価な圧電素子およびデコーダを用いることなく、事前にステッピングモータ11が脱調する駆動電圧を検出し、検出した駆動電圧に基づいて脱調しない駆動電圧を決定することができる。したがって、小型かつ低価格で球面収差補正時にステッピングモータ11の脱調を回避することができる。
さらに、制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24によって、予め定める基準電圧、具体的には駆動電圧Vcc1と、駆動電圧Vcc1とは異なる少なくとも1つの駆動電圧、具体的には駆動電圧Vcc2とがステッピングモータ11に指示されるので、脱調が発生しない駆動電圧Vcc1から徐々に駆動電圧Vcc2を低下させて脱調する駆動電圧Vcc2を検出することができ、脱調する駆動電圧Vcc2を精度高く検出することができる。
さらに、センサ16、センサ検出部21、制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24によって、所定の駆動電圧以上の駆動電圧Vcc2で脱調が検出されたとき、ステッピングモータ11が異常であることを示すエラー情報が出力される。すなわち、ステッピングモータは高い駆動電圧でも脱調するので、エラー情報を出力してユーザに異常を報知することができる。
さらに、コリメータレンズ12を移動させるリードスクリュー13およびナット部材14を、指示される駆動電圧に応じた駆動トルクで駆動するステッピングモータ11を制御するにあたって、図6に示したステップC2,C4では、ステッピングモータ11に対して駆動電圧を変化させて指示する。図6に示したステップC6では、図6に示したステップC2,C4でステッピングモータ11に指示した駆動電圧の中から、ステッピングモータ11が脱調した駆動電圧を検出する。そして、図6に示したステップC10では、図6に示したステップC6で検出された駆動電圧に基づいて、コリメータレンズ12を移動することによる球面収差補正のための駆動電圧を決定する。
すなわち、高価な圧電素子およびデコーダを用いることなく、事前にステッピングモータ11が脱調する駆動電圧を検出し、検出した駆動電圧に基づいて脱調しない駆動電圧を決定することができる。したがって、本発明に係る駆動制御方法を適用すれば、小型かつ低価格で球面収差補正時にステッピングモータ11の脱調を回避することができる。
さらに、ステッピングモータ11は、指示される駆動パルスに応じてリードスクリュー13およびナット部材14を駆動し、図6に示したステップC2,C4では、予め定める基準電圧、具体的には駆動電圧Vcc1と、駆動電圧Vcc1とは異なる少なくとも1つの駆動電圧、具体的には駆動電圧Vcc2とをステッピングモータ11に指示する。図6に示したステップC3では、前記指示された駆動電圧Vcc1でコリメータレンズ12が予め定める距離、たとえば駆動パルス100パルス分の距離移動したときに、ステッピングモータ11に指示された駆動パルスのパルス数を計数する。図6に示したステップC5では、前記指示された駆動電圧Vcc1とは異なる少なくとも1つの駆動電圧Vcc2でコリメータレンズ12が予め定める距離移動したときに、ステッピングモータ11に指示された駆動パルスのパルス数を計数する。そして、図6に示したステップC6では、図6に示したステップC3で計数されたパルス数と、図6に示したステップC5で計数されたパルス数との差に基づいて、脱調を検出するので、パルス数を計数するだけで脱調しない駆動電圧を決定することができる。
さらに、ステッピングモータ11によって、指示される駆動パルスに応じてリードスクリュー13およびナット部材14が駆動され、センサ16、センサ検出部21、制御部22およびパルス駆動回路23、またはセンサ16、センサ検出部21、制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24によって、コリメータレンズ12を予め定める距離移動させるために、ステッピングモータ11に指示された駆動パルスのパルス数を計数することによって脱調が検出されるので、パルス数を計数するだけで脱調を検出することができる。
さらに、センサ16、センサ検出部21および制御部22によって、コリメータレンズ12の位置が検出され、センサ16、センサ検出部21、制御部22およびパルス駆動回路23、またはセンサ16、センサ検出部21、制御部22、パルス駆動回路23および電圧可変回路24によって、センサ16、センサ検出部21および制御部22によって検出される位置を基準にして、パルス数が計数されるので、基準位置からの距離でパルス数を計数することができる。
さらに、光ピックアップ装置1は、前記駆動制御装置を備えるので、ステッピングモータ11の脱調を回避することができる。
本発明の実施の一形態である光ピックアップ装置1の構成の一部を模式的に示すブロック図である。 ステッピングモータ11の駆動パルスを説明するための図である。 制御部22が実行する移動速度決定処理の一例を示すフローチャートである。 制御部22が実行する移動速度決定処理の他の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の他の形態である光ピックアップ装置2の構成の一部を模式的に示すブロック図である。 制御部22が実行する駆動電圧決定処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2 光ピックアップ装置
10 光ピックアップ駆動装置
11 ステッピングモータ
12 コリメータレンズ
13 リードスクリュー
14 ナット部材
15 レーザ光束
16 センサ
17 遮光板
21 センサ検出部
22 制御部
23 パルス駆動回路
24 電圧可変回路

Claims (13)

  1. 光学部品を移動させる移動機構を、指示される移動速度で駆動する駆動部に対して、移動速度を変化させて指示する移動速度可変手段と、
    移動速度可変手段によって駆動部に指示された移動速度の中から、駆動部が脱調した移動速度を検出する脱調検出手段と、
    脱調検出手段によって検出された移動速度に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための移動速度を決定する決定手段とを含むことを特徴とする駆動制御装置。
  2. 光学部品を移動させる移動機構を、指示される駆動電圧に応じた駆動トルクで駆動する駆動部に対して、駆動電圧を変化させて指示する駆動電圧可変手段と、
    駆動電圧可変手段によって駆動部に指示された駆動電圧の中から、駆動部が脱調した駆動電圧を検出する脱調検出手段と、
    脱調検出手段によって検出された駆動電圧に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための駆動電圧を決定する決定手段とを含むことを特徴とする駆動制御装置。
  3. 前記移動速度可変手段は、予め定める基準速度と、前記予め定める基準速度とは異なる少なくとも1つの移動速度とを前記駆動部に指示することを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  4. 前記駆動電圧可変手段は、予め定める基準電圧と、前記予め定める基準電圧とは異なる少なくとも1つの駆動電圧とを前記駆動部に指示することを特徴とする請求項2に記載の駆動制御装置。
  5. 前記駆動部は、指示される駆動パルスに応じて前記移動機構を駆動し、
    前記脱調検出手段は、前記光学部品を予め定める距離移動させるために、前記駆動部に指示された駆動パルスのパルス数を計数することによって脱調を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の駆動制御装置。
  6. 前記脱調検出手段は、前記光学部品の位置を検出する位置検出手段を含み、位置検出手段によって検出される位置を基準にして、パルス数を計数することを特徴とする請求項5に記載の駆動制御装置。
  7. 前記脱調検出手段は、予め定めるエラー速度以下の移動速度で脱調を検出したとき、前記駆動部が異常であることを示すエラー情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  8. 前記脱調検出手段は、予め定めるエラー電圧以上の駆動電圧で脱調を検出したとき、前記駆動部が異常であることを示すエラー情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の駆動制御装置。
  9. 光学部品を移動させる移動機構を、指示される移動速度で駆動する駆動部を制御する駆動制御方法であって、
    駆動部に対して移動速度を変化させて指示する移動速度可変ステップと、
    移動速度可変ステップで駆動部に指示された移動速度の中から、駆動部が脱調した移動速度を検出する脱調検出ステップと、
    脱調検出ステップで検出された移動速度に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための移動速度を決定する決定ステップとを含むことを特徴とする駆動制御方法。
  10. 光学部品を移動させる移動機構を、指示される駆動電圧に応じた駆動トルクで駆動する駆動部を制御する駆動制御方法であって、
    駆動部に対して駆動電圧を変化させて指示する駆動電圧可変ステップと、
    駆動電圧可変ステップで駆動部に指示した駆動電圧の中から、駆動部が脱調した駆動電圧を検出する脱調検出ステップと、
    脱調検出ステップで検出された駆動電圧に基づいて、前記光学部品を移動することによる球面収差補正のための駆動電圧を決定する決定ステップとを含むことを特徴とする駆動制御方法。
  11. 前記駆動部は、指示される駆動パルスに応じて前記移動機構を駆動し、
    前記移動速度可変ステップでは、予め定める基準速度と、前記予め定める基準速度とは異なる少なくとも1つの移動速度とを前記駆動部に指示し、
    前記指示された基準速度で前記光学部品が予め定める距離移動したときに、駆動部に指示された駆動パルスのパルス数を計数する第1の計数ステップと、
    前記指示された基準速度とは異なる少なくとも1つの移動速度で前記光学部品が予め定める距離移動したときに、駆動部に指示された駆動パルスのパルス数を計数する第2の計数ステップとをさらに含み、
    前記脱調検出ステップでは、第1の計数ステップで計数されたパルス数と、第2の計数ステップで計数されたパルス数との差に基づいて、脱調を検出することを特徴とする請求項9に記載の駆動制御方法。
  12. 前記駆動部は、指示される駆動パルスに応じて前記移動機構を駆動し、
    駆動電圧可変ステップでは、予め定める基準電圧と、前記予め定める基準電圧とは異なる少なくとも1つの駆動電圧とを前記駆動部に指示し、
    前記指示された基準電圧で前記光学部品が予め定める距離移動したときに、駆動部に指示された駆動パルスのパルス数を計数する第1の計数ステップと、
    前記指示された基準電圧とは異なる少なくとも1つの駆動電圧で前記光学部品が予め定める距離移動したときに、駆動部に指示された駆動パルスのパルス数を計数する第2の計数ステップとを含み、
    前記脱調検出ステップでは、第1の計数ステップで計数されたパルス数と、第2の計数ステップで計数されたパルス数との差に基づいて、脱調を検出することを特徴とする請求項10に記載の駆動制御方法。
  13. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の駆動制御装置を備えることを特徴とする光ピックアップ装置。
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