JP2009283069A - 光ディスク装置、クリーニング方法及びプログラム - Google Patents

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考志 中村
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【課題】光ピックアップ全体をクリーニングする。
【解決手段】ステップ201では、制御部90は、RF信号の振幅レベルが所定幅以下であるか否かを判定する。ステップ203では、制御部90は、DSP50を介して、ステッピングモータドライバ70にステッピングモータ25を駆動させ、光ピックアップ10を、所定の位置に移動させる。ステップ205では、制御部90は、DSP50にクリーニング指令を送る。DSP50は、このクリーニング指令を受けて、所定値以上の駆動周波数で、ステッピングモータドライバ70を介して、ステッピングモータ25を駆動して脱調させる。この脱調により、光ピックアップ10全体がランダムに振動するようになり、対物レンズ14や光学系13などに付着した異物がふるい落とされる。
【選択図】図4

Description

本発明は、対物レンズを有する光ピックアップのクリーニングを行う光ディスク装置、光ピックアップのクリーニングを行うクリーニング方法及び光ピックアップのクリーニングを行う手順をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
従来より、光ピックアップの対物レンズのクリーニング方法としては、いわゆるクリーニングディスクなどのレンズクリーナを用いた接触式のものが一般的に採用されている。しかしながら、対物レンズにレンズクリーナを接触させると、対物レンズが傷ついたり、静電気破壊が発生するおそれがある。
そこで、光ピックアップの対物レンズを振動させることにより、非接触で、対物レンズをクリーニングする方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−15447号公報
しかしながら、異物は、対物レンズのみならず、光ピックアップ内部の他の光学系にも付着する。他の光学系に付着した異物は、レンズクリーナを用いても、対物レンズを振動させても、除去するのは困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、光ピックアップ内部の光学系など、光ピックアップ全体をクリーニングすることができる光ディスク装置、クリーニング方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る光ディスク装置は、光ピックアップと、前記光ピックアップを所定方向に送る送りモータと、任意の駆動周波数で前記送りモータを駆動することにより、前記光ピックアップの位置を制御する制御装置であって、前記光ピックアップのクリーニング時には、前記送りモータを脱調させる制御装置と、を備える。
また、本発明の第2の観点に係るクリーニング方法は、光ピックアップをクリーニングするクリーニング方法において、前記光ピックアップを所定方向に送る送りモータを脱調させる工程を含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の観点に係るプログラムは、光ピックアップをクリーニングする手順をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記光ピックアップを所定方向に送る送りモータを脱調させる手順を、コンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、光ピックアップ全体をクリーニングすることができる。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る光ディスク装置100の概略的な構成が示されている。光ディスク装置100は、光ディスク媒体200に記録されているデータを再生する再生装置である。
光ディスク装置100は、光ピックアップ10と、送り機構20と、RF回路30と、信号処理回路40と、レーザドライバ45と、デジタルサーボプロセッサ50(以下、「DSP50」と略述する)と、アクチュエータドライバ60と、ステッピングモータドライバ70と、スピンドルモータドライバ85と、スピンドルモータ86と、制御部90と、を備える。光ディスク装置100は、レーザ光の強度を制御するためのAPC(Automatic Power Control)回路をさらに備えているが、図1では、図面の錯綜を防止するために、その図示が省略されている。
光ピックアップ10は、例えば、波長405nmの青紫色レーザ光を、光ディスク媒体200の記録面に照射し、その反射光を受光する。光ピックアップ10は、反射光の受光強度に応じた電気信号を、RF回路30に出力する。すなわち、光ピックアップ10は、光ディスク装置100の再生ヘッドである。
図2に示されるように、光ピックアップ10は、送り機構20により、光ディスク媒体200の半径方向に移動可能である。送り機構20は、リードスクリュー21と、ストッパ22、23と、ギア24と、送りモータとしてのステッピングモータ25と、を備える。リードスクリュー21は、自由に回転できるように一端が支持されていて、他端にギア(不図示)が形成されている。そして、その他端のギアは、ステッピングモータ25の回転軸に固定されたギア24と噛み合っている。これにより、ステッピングモータ25の回転軸が回転すると、リードスクリュー21が回転するようになる。
リードスクリュー21には、螺旋状のネジ溝が形成されている。また、光ピックアップ10には、リードスクリュー21のネジ溝に係合する歯部(不図示)が設けられている。これにより、リードスクリュー21が回転すると、光ピックアップ10が光ディスク媒体200の半径方向に移動する。したがって、ステッピングモータ25の回転軸が回転すると、リードスクリュー21が回転し、光ピックアップ10が光ディスク媒体200の半径方向に移動するようになる。光ピックアップ10の移動範囲は、ストッパ22、23によって制限されている。
ステッピングモータ25は、ステッピングモータドライバ70を介して駆動される。制御部90は、DSP50に、光ピックアップ10を、目的の位置まで移動させるように指示する。この指示を受けて、DSP50は、光ピックアップ10を、目的の位置まで移動させるための所定の速度プロファイルに従った駆動周波数のパルス信号を生成して、ステッピングモータドライバ70に供給する。ステッピングモータドライバ70は、ステッピングモータ25を駆動させるために、DSP50から出力されたパルス信号を増幅してステッピングモータ25に供給する。供給されたこのパルス信号に従って、ステッピングモータ25及びリードスクリュー21が回転し、光ピックアップ10が、目標とする光ディスク媒体200のトラックに対応する位置まで移動する。このような動作を一般に、シーク動作という。
シーク動作を行う際に、ステッピングモータ25に与えられるパルス信号の周波数、すなわち駆動周波数は、所定値以下に抑えられている。この所定値を超える駆動周波数が与えられると、ステッピングモータ25は、その駆動指令に追従することができなくなり、脱調する。
なお、ステッピングモータ25は、過負荷状態とすることによっても脱調する。例えば、光ピックアップ10を、リードスクリュー21の端部に設けられたストッパ22、23に当接させながら、ステッピングモータ25を駆動し続けるようにすれば、ステッピングモータ25は脱調する。
図3には、光ピックアップ10の具体的な構成が示されている。図3に示されるように、光ピックアップ10は、レーザダイオード11と、光学系13と、対物レンズ14と、フォトダイオード15と、アクチュエータ18と、を備える。
レーザダイオード11は、レーザドライバ45から電力の供給を受けて、例えば発振波長が405nmの青紫色レーザ光を発振出力する。レーザダイオード11からの青紫色レーザ光は、光学系13に入射する。光学系13は、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、λ/4板(いずれも不図示)などを備えている。光学系13は、レーザダイオード11からのレーザ光を、対物レンズ14に導くとともに、対物レンズ14から出射された光をフォトダイオード15に導く。
対物レンズ14は、光学系13からのレーザ光を、光ディスク媒体200の記録面に集光させてビームスポットを形成するとともに、その記録面からの反射光を入射して平行光に変換し、光学系13に出射する。
フォトダイオード15は、光学系13によって導かれた反射光を受光する。フォトダイオード15の光電変換により生成された電気信号は、RF回路30に出力される。
RF回路30は、光ピックアップ10を構成するフォトダイオード15から出力された電気信号に基づいて、FE(Focus Error)信号、TE(Tracking Error)信号及びRF信号等を生成する。これらの信号は、DSP50に出力される。
FE信号は、光ディスク媒体200の記録面におけるビームスポットのフォーカスずれを示す信号であり、TE信号は、光ディスク媒体200のトラックからのビームスポットのトラッキングずれを示す信号である。光ディスク媒体200の記録面に記録されたデータの再生を正確に行うためには、レーザ光のビームスポットを、その光ディスク媒体200の記録面上に合致させ、かつ、その記録面のトラックに追従させる必要がある。FE信号及びTE信号は、そのようなビームスポットのフォーカシング及びトラッキング制御に用いられる。
図3に示されるように、対物レンズ14は、アクチュエータ18によって、微動可能となっている。アクチュエータ18は、アクチュエータドライバ60から供給される駆動電力に応じて、対物レンズ14の位置をフォーカス方向とトラック方向とに微調整する。
DSP50は、RF回路30から出力されたFE信号及びTE信号に位相補償を施し、位相が補償されたFE信号及びTE信号に基づいて、アクチュエータ18の制御信号を生成して、アクチュエータドライバ60に出力する。アクチュエータドライバ60は、この制御信号に基づいて、アクチュエータ18に駆動電圧を供給する。この駆動電圧によりアクチュエータ18が駆動され、青紫色レーザ光のビームスポットが光ディスク媒体200の記録面上で維持されるようになり、そのビームスポットが光ディスク媒体200のトラックに追従するようになる。
さらに、DSP50は、RF信号から同期信号を抽出する。そして、DSP50は、抽出された同期信号と、制御部90によって定められた基準信号との位相差に応じたスピンドルモータ86の制御信号を生成する。生成された制御信号は、スピンドルモータドライバ85に出力される。
スピンドルモータドライバ85は、スピンドルモータ86を駆動させるために、DSP50から出力された制御信号に応じた電力をスピンドルモータ86に供給する。スピンドルモータ86は、スピンドルモータドライバ85より供給された電力に応じて、光ディスク媒体200を回転駆動する。
RF回路30は、RF信号を、信号処理回路40にも出力している。信号処理回路40は、RF回路30から出力されたRF信号をデコードして、データ信号を生成する。生成されたデータ信号は、制御部90に出力される。制御部90は、信号処理回路40から出力されたデータ信号に基づいてデータを再生する。
一連のデータ再生動作は、制御部90の制御によって実現される。制御部90は、不図示のCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等から構成されている。制御部90は、例えばROMに格納された制御プログラムを、CPUが実行することにより、光ディスク装置100全体を統括制御する。実際には、制御部90は、信号処理回路40及びDSP50に対して動作指令を出力することにより、光ディスク装置100全体を統括制御する。
より具体的には、制御部90は、DSP50に対してシーク動作指令を送る。シーク動作指令を受けて、DSP50は、ステッピングモータドライバ70を介してステッピングモータ25を回転させ、光ディスク媒体200の目的とするトラック上へ光ピックアップ10を移動させる。シーク動作が完了すると、制御部90は、信号処理回路40及びDSP50に対して、データ再生指令を送る。この指令を受けて、信号処理回路40は、レーザダイオード11の制御信号をレーザドライバ45に出力し、レーザダイオード11に青紫色レーザ光を発振出力させる。また、この指示を受けて、DSP50は、上述したように、フォーカシング、トラッキング及びスピンドル制御を行う。制御部90は、信号処理回路40から出力されたデータ信号に基づいてデータを再生する。
本実施形態では、信号処理回路40は、データ再生中のRF信号の振幅レベルが所定幅以下であるか否かを検出している。RF信号の振幅レベルの低下の一因としては、光ピックアップ10のレーザダイオード11、光学系13、対物レンズ14、フォトダイオード15への異物の付着が考えられる。そこで、本実施形態では、制御部90は、RF信号の振幅レベルが所定幅以下であるか否かを検出し、所定幅以下である場合には、光ピックアップ10のクリーニングを行う。なお、RF信号の振幅レベルの閾値としては、データ読み取り限界を考慮し、装置ごとに個別に設定可能となっている。
RF信号の振幅レベルが所定幅以下である場合には、信号処理回路40は、制御部90に、その旨を通知する。制御部90は、その通知を受けると、所定のフラグをセットすることにより、その通知を受けたことを記憶し、クリーニング動作を行うことが可能となったタイミングで、ステッピングモータ25を脱調させ、光ピックアップ10を振動させることにより、光ピックアップ10のクリーニングを行う。
脱調とは、モータの駆動負荷が大きすぎたり、モータへの駆動周波数(パルス周波数)が高すぎる場合に、モータが負荷を駆動しきれず、入力パルスにモータの回転が追従できなくなる現象をいう。モータが脱調すると、そのモータや、その駆動負荷には、ランダムな振動が発生する。本実施形態では、この振動を利用して、光ピックアップ10のクリーニングが行われる。ステッピングモータ25を脱調させるには、所定値以上の非常に高い駆動周波数でステッピングモータ25を駆動するか、光ピックアップ10の移動を制限した状態で、ステッピングモータ25を駆動すればよい。
次に、本実施形態に係る光ディスク装置100のクリーニング動作について説明する。図4には、クリーニング動作を行う際の制御部90の処理のフローチャートが示されている。図4に示される処理は、例えば、データ再生終了後などに実行される。図4に示されるように、まず、ステップ201において、制御部90は、RF信号の振幅レベルが所定幅以下であるか否か、すなわち信号処理回路40から上記通知を受けた旨のフラグがセットされているか否かを判定する。制御部90は、この判定が肯定されれば、ステップ203に進み、否定されれば処理を終了する。
ステップ203では、制御部90は、DSP50を介して、ステッピングモータドライバ70にステッピングモータ25を駆動させ、光ピックアップ10を、所定の位置に移動させる。この位置としては、光ピックアップ10が振動しても、他の部位と接触することのない位置とするのが望ましい。
そして、次のステップ205では、制御部90は、DSP50にクリーニング指令を送る。DSP50は、このクリーニング指令を受けて、ステッピングモータドライバ70を介して、高い駆動周波数でステッピングモータ25を駆動して脱調させる。この脱調により、ステッピングモータ25が振動し、その振動が、ギア24、リードスクリュー21を介して、光ピックアップ10に伝わり、光ピックアップ10全体が振動するようになる。光ピックアップ10が振動すると、レーザダイオード11、光学系13、対物レンズ14、フォトダイオード15などに付着した異物がふるい落とされて、それらがクリーニングされるようになる。なお、この脱調の際に、光ピックアップ10がストッパ22、23に衝突することのないように、光ピックアップ10の移動方向を適当に切り替えるようにしてもよい。
なお、ステップ203では、上述した動作を行う代わりに、制御部90が、DSP50を介して、ステッピングモータドライバ70にステッピングモータ25を駆動させ、光ピックアップ10を、ストッパ22(又は23)に当接する位置に移動させるようにしてもよい。この位置に移動させることによって、ステッピングモータ25は、ストッパ22(又は23)に当接し、それを越えた方向への光ピックアップ10の移動が制限されるようになる。
そして、次のステップ205では、上述した動作を行う代わりに、クリーニング指令を受けて、DSP50が、光ピックアップ10が当接したストッパ22(又は23)の方向にさらに進む方向に、ステッピングモータ25を駆動する。この駆動により、ステッピングモータ25は、過負荷となって脱調する。この脱調により、ステッピングモータ25が振動し、前述と同様にして、光ピックアップ10全体がクリーニングされるようになる。なお、この場合、ステッピングモータ25の駆動周波数は、通常の範囲内の駆動周波数でよい。
次のステップ207では、制御部90は、所定時間経過するまで待つ。所定時間経過すると、制御部90は、ステップ209に進む。ステップ209では、制御部90は、クリーニング停止指令をDSP50に送る。DSP50は、ステッピングモータドライバ70を介してステッピングモータ25の駆動を停止する。これにより、ステッピングモータ25が脱調状態から通常の状態に復帰し、クリーニング動作が完了する。
この一連のクリーニング動作により、RF信号の振幅レベルが所定幅以上に回復し、データ読み取り余裕が確保されるようになる。ステップ209終了後は、制御部90は、処理を終了する。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、制御部90は、光ピックアップ10を光ディスク媒体200の半径方向に送るステッピングモータ25を脱調させる。これにより、光ピックアップ10全体が振動するようになり、その中のすべての光学系に付着した異物をふるい落とすことができるようになる。この結果、対物レンズ14だけでなく、ビームスプリッタなどの内部の光学系13もクリーニングすることができるようになる。
ステッピングモータ25を脱調させるようにすれば、光ピックアップ10の振動は、不規則なものとなる。このようにすれば、同じ駆動周波数で光ピックアップ10を振動させたり、あるいは、駆動周波数を規則的に変動させて光ピックアップ10を振動させたりするよりも、光学系に付着した異物をふるい落としやすくなるので、より高いクリーニング効果を期待することができる。
また、本実施形態では、非接触で、光ピックアップ10のクリーニングが行われるので、クリーニングにより、対物レンズの傷つきや、静電気破壊などが発生することもない。また、クリーニングのための別部材を設ける必要がないので、装置の小型化が可能で、製造コストも低減される。また、クリーニングディスクを挿入する必要がなくなるので、ユーザの作業負担が軽減される。
また、本実施形態によれば、RF信号の振幅レベルの所定幅を、適切に設定すれば、データの読み取りができなくなる前に、光ピックアップ10のクリーニングを行うことができるようになるので、データ再生を一旦停止する必要がなくなる。この結果、ユーザに不快感を与えないようにすることができる。
なお、本実施形態によれば、ステッピングモータ25を脱調させる間に、トラッキングやフォーカシングを行うためのアクチュエータ18を用いて、対物レンズ14を、例えば40Hz〜50Hz程度の周波数で振動させるようにしてもよい。このようにすれば、対物レンズ14に付着した異物をふるい落とす力がさらに大きくなり、クリーニング効果をさらに高めることができるようになる。
また、上記実施形態によれば、RF信号の振幅レベルが所定幅を下回った場合に、データ再生終了後に光ピックアップ10のクリーニングを行ったが、定期的に、例えば、電源投入時に、光ピックアップ10のクリーニングを行うようにしてもよい。電源投入時に、毎回クリーニングを行うようにすれば、光ピックアップ10へ付着した異物がその光学系に堆積するのを防止することができる。
また、上記実施形態に係る光ディスク装置100は、再生装置であったが、光ディスク媒体200への記録を行う記録装置、再生/記録装置にも、本発明を適用することができるのは勿論である。
また、上記実施形態では、光ピックアップ10のレーザダイオード11を、青紫色レーザ光を発振出力するものとしたが、本発明は、レーザ光の波長に制限されないのは勿論である。例えば、光ピックアップが、青紫色レーザ光を発振出力するレーザダイオードと、他の色のレーザ光を発振出力するレーザダイオードを複数備えていてもよいのは勿論である。
また、上記実施形態では、制御プログラムが、ROMに予め記憶されているものとして説明した。この制御プログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical disc)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布され、光ディスク装置にインストールされるようになっていてもよい。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示す概略図である。 図1の送り機構の構成を示す図である。 図1の光ピックアップの概略的な構成を示す図である。 クリーニング動作のフローチャートである。
符号の説明
10 光ピックアップ
11 レーザダイオード
13 光学系
14 対物レンズ
15 フォトダイオード
18 アクチュエータ
20 送り機構
21 リードスクリュー
22、23 ストッパ
24 ギア
25 ステッピングモータ
30 RF回路
40 信号処理回路
45 レーザドライバ
50 デジタルサーボプロセッサ
60 アクチュエータドライバ
70 ステッピングモータドライバ
85 スピンドルモータドライバ
86 スピンドルモータ
90 制御部
100 光ディスク装置
200 光ディスク媒体

Claims (8)

  1. 光ピックアップと、
    前記光ピックアップを所定方向に送る送りモータと、
    任意の駆動周波数で前記送りモータを駆動することにより、前記光ピックアップの位置を制御する制御装置であって、前記光ピックアップのクリーニング時には、前記送りモータを脱調させる制御装置と、を備える光ディスク装置。
  2. 前記光ピックアップは、
    対物レンズと、
    前記光ピックアップ内における前記対物レンズの位置を微調整するアクチュエータと、を備え、
    前記制御装置は、
    前記送りモータを脱調させる間に、
    前記アクチュエータを駆動して前記対物レンズを振動させることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記光ピックアップからのRF信号の振幅が所定幅を下回った場合に、
    前記光ピックアップのクリーニングを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記制御装置は、
    電源投入時に、
    前記光ピックアップのクリーニングを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  5. 前記制御装置は、
    所定値以上の駆動周波数で前記送りモータを駆動することにより、前記送りモータを脱調させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光ディスク装置。
  6. 前記制御装置は、
    前記光ピックアップの移動が制限された状態で前記送りモータを駆動することにより、前記送りモータを脱調させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光ディスク装置。
  7. 光ピックアップをクリーニングするクリーニング方法において、
    前記光ピックアップを所定方向に送る送りモータを脱調させる工程を含むことを特徴とするクリーニング方法。
  8. 光ピックアップをクリーニングする手順をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記光ピックアップを所定方向に送る送りモータを脱調させる手順を、コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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