JP2007265597A - 光学素子送り装置の駆動方法および光ディスク装置 - Google Patents

光学素子送り装置の駆動方法および光ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ステッピングモーターの噛み込み検出とその後の復帰が可能な光ディスク装置を提供する。
【解決手段】球面収差補正用レンズ5を光軸方向に移動可能に支持する可動枠10と、可動枠10を光軸方向に付勢するバネと、レンズ5の基準位置を検出するセンサー8と、ステッピングモーター13と、ステッピングモーター13の回転を光軸方向に変換するリードスクリュウ4及びナット15を有する光学素子送り装置と;ステッピングモーター駆動回路17と;センサー8でレンズ5の基準位置を検出した後に駆動回路17からステッピングモーター13に駆動信号を出力しても、センサー8の出力に変化がない場合に動作異常と判断する動作異常判断回路21と;判断回路21からの異常信号でステッピングモーター13の駆動周波数を通常動作の周波数より下げた周波数に切り替える駆動周波数切替回路22を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ピックアップ装置の収差補正などに用いられるレンズ(光学素子)送り装置の駆動方法及び光ディスク装置に関する。
光ディスク記録/再生装置は、非接触、大容量、高速アクセス、低コストなどを特長とする光学的情報記録/再生装置であり、これらの特長を生かしてディジタル・オーディオ信号の記録/再生装置として、あるいはコンピュータの外部記憶装置などとして各種分野で使用されている。また、応用分野の拡大に伴い光ディスク記録/再生装置の高性能化が進められており、その光ディスク記録/再生装置に搭載される光ピックアップ装置の各種性能ならびに信頼性の向上が必要不可欠である。
光ディスク記録/再生装置の記録密度を向上するためには、光源波長を短波長化するとともに対物レンズの開口数を大きくすることが有効であり、レーザー波長400nm付近の青紫色レーザーを用いた高密度光ディスクの規格の1つに、開口数(NA)0.85の高NA対物レンズと記録層保護膜の厚さが0.1mmの光ディスクを用いたBD(Blu‐ray Disc)規格がある。
このブルーレイディスクは、1枚の光ディスク内にそのディスクの厚さ方向に第1の記録層と第2の記録層が所定の間隔をおいて配置されているため、一方の記録層から他方の記録層に切り替わる際に球面収差が発生する。この球面収差を補正するために、光ピックアップ装置の対物レンズの手前に可動レンズを設け、この可動レンズの位置をレンズ送り装置で微調整することにより球面収差の補正がなされている。
このレンズ送り装置は、前記可動レンズを可動枠に取り付けて、その可動枠の動力源としてステッピングモーターが用いられ、ステッピングモーターを回転駆動することにより可動枠(可動レンズ)を光軸方向に移動する構成になっている。
なお、光ピックアップ装置の送り装置に関しては、例えば下記のような特許文献1〜3を挙げることができる。またレンズ送り装置に関しては、例えば下記のような特許文献4などを挙げることができる。また光学機器のレンズ駆動装置として、例えば特許文献5を挙げることができる。
特開平05−081681号公報 特開平10−074369号公報 特開2000−30381号公報 特開平07−174955号公報 特開2004−151300号公報
従来のレンズ送り装置は、前記可動枠が移動中に何らかの原因で可動枠の近くの壁面に衝突した際、その可動枠を駆動しているステッピングモーターに衝撃力による噛み込みが発生して脱出できなくなることがある。特に可動枠の送りピッチが小さい場合に噛み込みが発生し易い。ステッピングモーターの噛み込みが発生すると復帰できないため、レンズ送り装置が使用できなくなり、動作信頼性に問題がある。
そのため従来は衝撃力を弱めるため、壁にスポンジなどの緩衝材を貼っていたが、最近のレンズ送り装置は送りピッチを更に小さくする傾向にあるため、前述の方法では回避できないことが多い。
本発明の目的は、ステッピングモーターの噛み込みの検出ならびにその後の復帰が可能な光学素子送り装置の駆動方法および光ディスク装置を提供することにある。
本発明の第1の態様に従えば、光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク装置であって、球面収差を補正するための光学素子を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記支持部材を光軸方向に付勢するための付勢部材と、前記光学素子の基準位置を検出する基準位置検出部と、一定の電圧が印加されて駆動されるステッピングモーターと、前記ステッピングモーターの回転を光軸方向に変換して前記光学素子に伝達する動力伝達部材と、を有する光学素子送り装置と;前記ステッピングモーターを駆動するステッピングモーター駆動回路と;前記基準位置検出部によって光学素子の基準位置を検出した後に、前記ステッピングモーター駆動回路から前記ステッピングモーターに対して駆動信号を出力しても、前記基準位置検出部の出力に変化がない場合に動作異常と判断する動作異常判断回路と;前記動作異常判断回路から出力される動作異常信号に基いて前記ステッピングモーターの駆動周波数を通常動作の周波数より下げた周波数で駆動するように駆動周波数の切り替えを行なう駆動周波数切替回路と;を有する光ディスク装置が提供される。
本発明の第1の態様の光ディスク装置においては、前記駆動周波数切替回路で低駆動周波数で前記ステッピングモーターを駆動して前記基準位置検出部の出力が変化した場合に、前記動作異常判断回路で異常動作から脱出したと判断して、前記駆動周波数切替回路により前記ステッピングモーターの駆動周波数を低駆動周波数から通常動作の周波数に切り替えることが好ましい。
本発明の第2の態様に従えば、光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク装置であって、球面収差を補正するための光学素子を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記光学素子の基準位置を検出する基準位置検出部と、一定の電圧が印加されて駆動されるステッピングモーターと、前記ステッピングモーターの回転を光軸方向に変換して前記光学素子に伝達する動力伝達部材と、を有する光学素子送り装置と;前記基準位置検出部により検出される基準位置から、前記光学素子が一定の範囲で移動するように前記ステッピングモーターを駆動するステッピングモーター駆動回路と;前記基準位置検出部によって光学素子の基準位置を検出した後に、前記ステッピングモーター駆動回路から前記ステッピングモーターに対して駆動信号を出力しても、前記基準位置検出部の出力に変化がない場合に動作異常と判断する動作異常判断回路と;前記動作異常判断回路から出力される動作異常信号に基いて前記ステッピングモーターの駆動周波数を通常動作の周波数より下げた周波数で駆動するように駆動周波数の切り替えを行なう駆動周波数切替回路と;を有する光ディスク装置が提供される。
本発明の第2の態様に従う光ディスク装置においては、前記光学素子送り装置は、更に、前記支持部材を光軸方向に付勢するための付勢部材を有することが好ましい。また、前記ステッピングモーター駆動回路は、前記ステッピングモーターの駆動開始の駆動周波数が、通常動作時の駆動周波数よりも低くなるように駆動周波数を切り換えることが好ましい。
本発明の第3の態様に従えば、光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク装置であって、球面収差を補正するための光学素子を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記光学素子の基準位置を検出する基準位置検出部と、一定の電圧が印加されて駆動されるステッピングモーターと、前記ステッピングモーターの回転を光軸方向に変換して前記光学素子に伝達する動力伝達部材と、を有する光学素子送り装置と;前記基準位置検出部により検出される基準位置から、前記光学素子が一定の範囲で移動するように前記ステッピングモーターを駆動するステッピングモーター駆動回路と;を有し、前記ステッピングモーター駆動回路は、前記ステッピングモーターの駆動開始の駆動周波数が、通常動作時の駆動周波数よりも低くなるように駆動周波数を切り換える光ディスク装置が提供される。
本発明の第4の態様に従えば、光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク装置であって、球面収差を補正するための光学素子を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記支持部材を光軸方向に付勢するための付勢部材と、前記光学素子の基準位置を検出する基準位置検出部と、一定の電圧が印加されて駆動されるステッピングモーターと、前記ステッピングモーターの回転を光軸方向に変換して前記光学素子に伝達する動力伝達部材と、を有する光学素子送り装置と;前記基準位置検出部により検出される基準位置から、前記光学素子が一定の範囲内で移動するように前記ステッピングモーターを駆動するステッピングモーター駆動回路と;を有し、前記ステッピングモーター駆動回路は、前記ステッピングモーターを第1の駆動周波数で駆動しても前記光学素子を光軸方向に移動できないとき、前記第1の駆動周波数よりも低い第2の駆動周波数で前記ステッピングモーターを駆動する光ディスク装置が提供される。
本発明の第5の態様に従えば、球面収差を補正するための光学素子を光軸方向に移動させるための光学素子送り装置の駆動方法であって、前記光学素子送り装置は、前記光学素子を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記支持部材を光軸方向に付勢するための付勢部材と、前記光学素子の基準位置を検出する基準位置検出部と、一定の電圧が印加されて駆動されるステッピングモーターと、前記ステッピングモーターの回転を光軸方向に変換して前記光学素子に伝達する動力伝達部材とを有しており、前記ステッピングモーターに駆動信号を出力し、前記基準位置検出部により検出される基準位置を示す基準位置信号が変化しない場合に、動作異常を示す動作異常信号を出力し、前記動作異常信号に基いて前記ステッピングモーターの駆動周波数を通常動作の周波数より下げた周波数で駆動するように駆動周波数の切り替える駆動方法が提供される。
本発明によれば、ステッピングモーターの噛み込みの検出ならびにその後の復帰が可能となる。
次に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
図7に、本発明に従う光ディスク装置100の構成を模式的に示した。光ディスク装置100は、光ピックアップ装置32、第1制御部71、信号記録再生回路72、第2制御部73を有する。第1制御部71は、光ピックアップ装置内に設けられたレンズ送り装置70を制御することができる。第1制御部71は、ステッピングモーター駆動回路17、基準位置検出回路19、動作異常判断回路21、及び、駆動周波数切換回路22を有しており、これらの回路17、19、21、22については、後に詳しく説明する。第2制御部73は、光ディスク9を回転させるためのスピンドルモーター、光ピックアップ装置の送りモーター、対物レンズを移動させるためのアクチュエーターなどの制御を行うことができる。
図2は、光ピックアップ装置におけるレンズなどの光学素子の配置を示す概略構成図である。同図に示すようにレーザーダイオード1から出射したレーザー光Lはコリメータレンズ2に入り、回折格子3を透過して、偏光ビームスプリッター4に入る。そして可動レンズ5を通り、固定レンズ6に入り、ミラー7で90度方向が変えられて、対物レンズ8を通り、光ディスク9上に焦点を結ぶ構成になっている。図中の23は、偏光ビームスプリッター4から分岐したレーザー光Lを光検出器(図示せず)に導くための検出レンズである。
光ディスク9の中には記憶容量の増大を図るために、同一ディスク内に第1の記録層と第2の記録層をディスクの厚さ方向に重ねて設けたものがある。この種の光ディスク9は前記第1の記録層と第2の記録層をアクセスする場合は、カバーガラスの厚みが変化して、球面収差が発生する。そのためこれを補正するように、対物レンズ8に入る光を弱発散光にしたり、弱収束光にしたりして調整する必要がある。本実施形態では前記可動レンズ5を光軸方向に移動調整することにより、球面収差を補正する構成になっている。
ブルーレイディスク(Blu‐ray Disc)では、光ディスク9のカバーガラスの厚みが1μm変化すると、球面収差が約10mλ変化する。ここでmλ(ミリラムダ)は収差の単位であり、λは使用する光の波長である。光ディスク9における前記第1の記録層と第2の記録層の間隔は25μmであるため、球面収差は250mλ発生することになる。
本実施形態では、レンズ送り装置を用いて可動レンズ5を20μm移動させると、10mλの球面収差の補正が可能なレンズを使用している。そして球面収差の補正をより正確に行なうためには、前記可動レンズ5の送り量を小さくすることが必要になる。
図1は、その可動レンズ5を移動調整するためのレンズ送り装置の構成を説明するための図である。
可動レンズ5を取り付けた可動枠10は、図2に示すレーザー光Lの光軸方向に対して平行に配置された主軸11と副軸12の案内により、光軸方向に往復移動される。
ステッピングモーター13の出力軸にリードスクリュウ14が取り付けられ、そのリードスクリュウ14に回り止め(図示せず)を設けたナット15が螺合されている。前記リードスクリュウ14は、前記主軸11ならびに副軸12と平行に配置されている。
前記可動枠10の一部は前記リードスクリュウ14に遊嵌されて、前記主軸11に遊嵌したコイル状の与圧バネ16により前記ナット15側に弾性付勢されている。従って可動枠10(可動レンズ5)は、ステッピングモーター13(リードスクリュウ14)の回転に伴ってナット15と共に移動する。
前記ステッピングモーター13は、それに接続されたステッピングモーター駆動回路17によって回転駆動される。リードスクリュウ14の送りピッチを小さくすれば可動レンズ5の微小送りが可能となるから、本実施形態ではリードスクリュウ14の送りピッチは0.2mmの小さいものを使用している。前記球面収差を補正するため、本実施形態ではステッピングモーター13の1ステップで可動レンズ5が10μm移動できる構成になっている。
前述のようにリードスクリュウ14の送りピッチは小さい程可動レンズ5の微小送りが可能となるが、可動枠10を動かす駆動力も大きくなり、噛み込む力がより増大する。
ステッピングモーター13の噛み込みは、可動枠10がその近くの壁面(図示せず)に衝突してストップした場合、衝突した方向と逆方向にステッピングモーター13を回転させようとしても回転しない現象をいう。可動枠10の動作時は勢いがあるため強く壁に当り、噛み込みが発生して止まってしまい、ステッピングモーター13を逆方向に回転しても、ステッピングモーター13は脱調してリードスクリュウ14は回転せず、可動枠10は動かなくなる。
この噛み込み現象は次のようにして検出される。可動枠10の可動範囲の端部付近、すなわち可動枠10がその近くの壁面に衝突する付近に位置検出センサー18が設置されている。
本実施形態では、リードスクリュウ14のステッピングモーター13と反対側の端部付近に実線で示す位置検出センサー18が設置されているが、可動枠10がリードスクリュウ14のステッピングモーター13側の端部付近で壁面に衝突する場合は、位置検出センサー18は点線で示すようにリードスクリュウ14のステッピングモーター13側の端部付近に設置される。可動枠10がリードスクリュウ14の両端部付近で衝突する可能性がある場合は、リードスクリュウ14の両端部付近に位置検出センサー18が設置される。
本実施形態では位置検出センサー18としてフォトインターラプターを用いており、その位置検出センサー18の発光素子から受光素子(いずれも図示せず)への光路上を、可動枠10の端部から突出した遮光部20が通るようになっている。この遮光部20によって光が遮断されることにより位置検出センサー18の出力状態が変化し(本実施形態ではLowからHiに変化)、その信号変化が基準位置検出回路19に入力されて、可動枠10が基準位置にあると判断される。
図3は、この位置検出センサー18の出力信号を示した図である。本実施形態では位置検出センサー18にフォトインターラプターを用いており、光を遮断すれば信号出力が変化する。本実施形態では、HiとLowの中心値を超えた点を零点とするようにした。ステッピングモーター13の10ステップ程度でLowからHiへ変化する。前述のようにステッピングモーター13の1ステップで10μm移動できるため、10μmの移動で十分に検出できる。
ステッピングモーター13を駆動し可動枠10を例えば図1に示す位置まで移動して可動枠10が基準位置に到達したことを、位置検出センサー18からの信号変化に基いて基準位置検出回路19で検出する。そこを動作原点としてブルーレイディスクにおける例えば第1の記録層に対して情報の記録/再生の動作を行う。
前述のようにブルーレイディスクにおける第1の記録層と第2の記録層の間隔は25μmであるため、第1の記録層から第2の記録層に切り替えることにより球面収差は250mλ発生することになる。本実施形態では可動レンズ5として、それを20μm移動させると10mλの球面収差の補正が可能なレンズを使用している。
情報の記録/再生を前述の第1の記録層から第2の記録層に切り替えるとき、前記球面収差の補正をするために、ステッピングモーター駆動回路17からステッピングモーター13に対して所定のステップ数だけ回転するように駆動信号を出力する。この駆動信号は、後述する動作異常判断回路21にも出力される。
ステッピングモーター13が噛み込んでない正常の場合は、入力された駆動信号に基いてステッピングモーター13が回転して、可動枠10が移動し、それにより遮光部20が位置検出センサー18から外れて、位置検出センサー18の出力状態がHiからLowに変化する。可動枠10(可動レンズ5)が指示された位置まで移動すると停止し、その位置で第2の記録層に対して情報の記録/再生の動作が行なわれる。
前述のように可動枠10を図1に示した位置まで移動したときに可動枠10の一部が近くの壁面に衝突して、その衝撃力によりステッピングモーター13が噛み込んだ場合、ステッピングモーター駆動回路17からステッピングモーター13に対して所定のステップ数だけ回転するように駆動信号を出力しても、ステッピングモーター13は駆動せず、位置検出センサー18の出力状態はHiになったままで変化しない。そして基準位置検出回路19からは、動作異常判断回路21に対して基準位置検出信号が出力されたままの状態になっている。
動作異常判断回路21では、ステッピングモーター駆動回路17からは所定のステップ数だけ回転するように駆動信号が入力されているにもかかわらず、基準位置検出回路19からは基準位置検出信号が入力されていると、動作異常、すなわちステッピングモーター13が噛み込んで(脱調して)、ステッピングモーター13が回転していないと判断する。
図4は、ステッピングモーターの定電圧駆動の特性を示した図である。同図に示す自起動周波数曲線は、ステッピングモーターの静止状態から駆動信号を入力してステッピングモーターが回転を始めるときの、駆動周波数(F)とそのときのステッピングモーターの出力トルク(T)との関係を示す曲線である。またスルー領域は、ステッピングモーターが駆動して後、その周波数まで追従する領域を示している。
定電圧駆動のステッピングモーターは前記自起動周波数曲線に示されているように、駆動周波数が低いほどステッピングモーターの出力トルクは大きいという特性を有している。本実施形態に係るステッピングモーター13はこの特性を利用したものである。
すなわち通常の可動枠10の移動動作時には、ステッピングモーター13の駆動周波数を800パルス/秒(PPS)〜1200パルス/秒(PPS)[本実施形態では1000パルス/秒(PPS)]としている。そして前記動作異常判断回路21からの動作異常信号が駆動周波数切替回路22(図1参照)に入力されると、ステッピングモーター13の駆動周波数を500パルス/秒(PPS)〜600パルス/秒(PPS)[本実施形態では500パルス/秒(PPS)]に切り替える。
図4に示した自起動周波数曲線から明らかなように、ステッピングモーター13の駆動周波数を通常動作時よりも下げることによりステッピングモーター13の出力トルクは大きくなる。本実施形態の場合、通常動作時のステッピングモーター13の駆動周波数は1000PPSで、そのときのステッピングモーター13の出力トルクは約1.70×10−4Nmであるが、ステッピングモーター13の駆動周波数を500PPSの落とすことによりステッピングモーター13の出力トルクは約1.92×10−4Nmとなり、出力トルクは通常動作時よりも約113%増大する。
従って図1において動作異常判断回路21で動作異常であると判断すると、動作異常判断回路21から駆動周波数切替回路22に対して動作異常信号を出力し、駆動周波数切替回路22ではその信号に基いてステッピングモーター13の駆動周波数を低い方に切り替える切替信号をステッピングモーター駆動回路17に与える。
そしてステッピングモーター13は脱調したときの回転方向とは反対の方向に駆動周波数を下げて回転駆動して(本実施形態では500PPS)、脱調したときよりも大きな出力トルクが得られ、それによって噛み込み状態から脱出することができる。
このようにして噛み込み状態から脱出すると可動枠10(遮光部20)が動き、それにより位置検出センサー18の出力状態が変わり、それを基準位置検出回路19で検出する。この検出信号は動作異常判断回路21に送られて噛み込み状態から脱出したと判断され、それに基いて動作異常判断回路21は駆動周波数切替回路22に対して動作異常の解除信号を出力し、駆動周波数切替回路22はその解除信号に基いてステッピングモーター13の駆動周波数を通常動作時に切り替えて(本実施形態では1000PPS)、通常動作に戻る。
前記実施形態ではレンズを移動するレンズ送り装置について説明したが、図5ならびに図6は光ピックアップの全体を移動する光ディスク装置の例を示している。図5はその光ディスク装置を上から視た斜視図、図6はその光ディスク装置を下から視た斜視図である。
図中の31はシャーシで、光ピックアップ32の往復移動を許容する開口部33が形成され、その開口部33内に対物レンズなどを搭載した通常の光ピックアップ32が配置されている。この光ピックアップ32の往復移動をガイドする2本のガイドシャフト34がシャーシ31に固定されている。
図6に示すように一方のガイドシャフト34と平行にリードスクリュ35が配置され、リードスクリュ35の基端部はステッピングモーター36に連結されている。このリードスクリュ35のスクリュ溝内には光ピックアップ32側に設けられた球状部材あるいは凸状部材が噛み合っており、ステッピングモーター36によるリードスクリュ35の回転により光ピックアップ32が往復移動する。この光ピックアップ32の基準位置は、シャーシ31に取り付けた例えばマイクロスイッチなどの位置検出センサー(図示せず)によって検出される。
またシャーシ31にはスピンドルモーター37が固定されており、そのスピンドルモーター37の回転軸に光ディスク(図示せず)を回転するターンテーブル38が固定されている。
このように構成された光ディスク装置においては、特に起動初期には光ピックアップ32を高速で移動する必要があり、そのためにステッピングモーター36を高速回転する。このとき光ピックアップ32の一部が他の部材と衝突し、その衝撃力によりステッピングモーター36が脱調することがある。
本実施形態ではこのステッピングモーター36の脱調を検出して、脱調を解消するため、前記実施形態と同様に、ステッピングモーター36の回転により光ピックアップ32が基準位置に到達したことを位置検出センサー(図示せず)によって検出する。そしてステッピングモーター36の回転方向を反転した際に前記位置検出センサーの出力状態に変化がなければ、ステッピングモーター36に脱調が起きていると判断し、ステッピングモーター36の駆動周波数を通常運転時よりも約半分程度に下げ、それによってステッピングモーター36の出力トルクを増大して、ステッピングモーター36の脱調を解消することができる。
本発明に従う光ディスク装置では、ステッピングモーターの駆動開始時はいつも低い周波数で駆動し、その後、通常の駆動周波数にするように構成することもできる。ステッピングモーターを低い周波数で駆動することにより駆動力が高い状態で駆動できるため負荷変動に対して安定に駆動することができる。駆動速度は通常の速度の半分程度の速度にすることが望ましい。
本発明の実施形態に係るレンズ送り装置の構成を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る光ピックアップ装置における光学素子の配置を示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係る位置検出センサーの出力信号を示す図である。 本発明の実施形態に係るステッピングモーターの定電圧駆動の特性を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る光ディスク装置の上から視た斜視図である。 その光ディスク装置の下から視た斜視図である。 本発明に従う光ディスク装置の構成を模式的に示す図である。
符号の説明
1:レーザーダイオード、2:コリメータレンズ、3:回折格子、4:偏光ビームスプリッター、5:可動レンズ、6:固定レンズ、7:ミラー、8:対物レンズ8、9:光ディスク、10:可動枠、11:主軸、12:副軸、13:ステッピングモーター、14:リードスクリュウ、15:ナット、16:与圧バネ、17:ステッピングモーター駆動回路、18:位置検出センサー、19:基準位置検出回路、20:遮光部、21:動作異常判断回路、22:駆動周波数切替回路、23:検出レンズ、L:レーザー光、31:シャーシ、32:光ピックアップ、33:開口部、34:ガイドシャフト、35:リードスクリュウ、36:ステッピングモーター、37:スピンドルモーター、38:ターンテーブル。

Claims (8)

  1. 光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク装置であって、
    球面収差を補正するための光学素子を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記支持部材を光軸方向に付勢するための付勢部材と、前記光学素子の基準位置を検出する基準位置検出部と、一定の電圧が印加されて駆動されるステッピングモーターと、前記ステッピングモーターの回転を光軸方向に変換して前記光学素子に伝達する動力伝達部材と、を有する光学素子送り装置と;
    前記ステッピングモーターを駆動するステッピングモーター駆動回路と;
    前記基準位置検出部によって光学素子の基準位置を検出した後に、前記ステッピングモーター駆動回路から前記ステッピングモーターに対して駆動信号を出力しても、前記基準位置検出部の出力に変化がない場合に動作異常と判断する動作異常判断回路と;
    前記動作異常判断回路から出力される動作異常信号に基いて前記ステッピングモーターの駆動周波数を通常動作の周波数より下げた周波数で駆動するように駆動周波数の切り替えを行なう駆動周波数切替回路と;を有する光ディスク装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク装置であって、
    前記駆動周波数切替回路で低駆動周波数で前記ステッピングモーターを駆動して前記基準位置検出部の出力が変化した場合に、前記動作異常判断回路で異常動作から脱出したと判断して、前記駆動周波数切替回路により前記ステッピングモーターの駆動周波数を低駆動周波数から通常動作の周波数に切り替える光ディスク装置。
  3. 光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク装置であって、
    球面収差を補正するための光学素子を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記光学素子の基準位置を検出する基準位置検出部と、一定の電圧が印加されて駆動されるステッピングモーターと、前記ステッピングモーターの回転を光軸方向に変換して前記光学素子に伝達する動力伝達部材と、を有する光学素子送り装置と;
    前記基準位置検出部により検出される基準位置から、前記光学素子が一定の範囲で移動するように前記ステッピングモーターを駆動するステッピングモーター駆動回路と;
    前記基準位置検出部によって光学素子の基準位置を検出した後に、前記ステッピングモーター駆動回路から前記ステッピングモーターに対して駆動信号を出力しても、前記基準位置検出部の出力に変化がない場合に動作異常と判断する動作異常判断回路と;
    前記動作異常判断回路から出力される動作異常信号に基いて前記ステッピングモーターの駆動周波数を通常動作の周波数より下げた周波数で駆動するように駆動周波数の切り替えを行なう駆動周波数切替回路と;を有する光ディスク装置。
  4. 請求項3に記載の光ディスク装置であって、
    前記光学素子送り装置は、更に前記支持部材を光軸方向に付勢するための付勢部材を有する光ディスク装置。
  5. 請求項3に記載の光ディスク装置であって、
    前記ステッピングモーター駆動回路は、前記ステッピングモーターの駆動開始の駆動周波数が、通常動作時の駆動周波数よりも低くなるように駆動周波数を切り換える光ディスク装置。
  6. 光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク装置であって、
    球面収差を補正するための光学素子を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記光学素子の基準位置を検出する基準位置検出部と、一定の電圧が印加されて駆動されるステッピングモーターと、前記ステッピングモーターの回転を光軸方向に変換して前記光学素子に伝達する動力伝達部材と、を有する光学素子送り装置と;
    前記基準位置検出部により検出される基準位置から、前記光学素子が一定の範囲で移動するように前記ステッピングモーターを駆動するステッピングモーター駆動回路と;を有し、
    前記ステッピングモーター駆動回路は、前記ステッピングモーターの駆動開始の駆動周波数が、通常動作時の駆動周波数よりも低くなるように駆動周波数を切り換える光ディスク装置。
  7. 光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク装置であって、
    球面収差を補正するための光学素子を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、前記支持部材を光軸方向に付勢するための付勢部材と、前記光学素子の基準位置を検出する基準位置検出部と、一定の電圧が印加されて駆動されるステッピングモーターと、前記ステッピングモーターの回転を光軸方向に変換して前記光学素子に伝達する動力伝達部材と、を有する光学素子送り装置と;
    前記基準位置検出部により検出される基準位置から、前記光学素子が一定の範囲内で移動するように前記ステッピングモーターを駆動するステッピングモーター駆動回路と;を有し、
    前記ステッピングモーター駆動回路は、前記ステッピングモーターを第1の駆動周波数で駆動しても前記光学素子を光軸方向に移動できないとき、前記第1の駆動周波数よりも低い第2の駆動周波数で前記ステッピングモーターを駆動する光ディスク装置。
  8. 球面収差を補正するための光学素子を光軸方向に移動させるための光学素子送り装置の駆動方法であって、
    前記光学素子送り装置は、
    前記光学素子を光軸方向に移動可能に支持する支持部材と、
    前記支持部材を光軸方向に付勢するための付勢部材と、
    前記光学素子の基準位置を検出する基準位置検出部と、
    一定の電圧が印加されて駆動されるステッピングモーターと、
    前記ステッピングモーターの回転を光軸方向に変換して前記光学素子に伝達する動力伝達部材とを有しており、
    前記ステッピングモーターに駆動信号を出力し、
    前記基準位置検出部により検出される基準位置を示す基準位置信号が変化しない場合に、動作異常を示す動作異常信号を出力し、
    前記動作異常信号に基いて前記ステッピングモーターの駆動周波数を通常動作の周波数より下げた周波数で駆動するように駆動周波数の切り替える光学素子送り装置の駆動方法。
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